レッドルレーヴ(競走馬)

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レッドルレーヴ
写真一覧
抹消  鹿毛 2017年2月16日生
調教師藤沢和雄(美浦)
馬主株式会社 東京ホースレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 6戦[1-2-0-3]
総賞金2,204万円
収得賞金1,100万円
英字表記Red le Reve
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
ラストグルーヴ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
エアグルーヴ
兄弟 レッドモンレーヴランフォザローゼス
市場価格
前走 2020/11/14 ユートピアステークス
次走予定

レッドルレーヴの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
20/11/14 東京 10 ユートピアS 3勝クラス 芝1800 181131.1915** 牝3 53.0 北村宏司藤沢和雄 442
(-10)
1.47.9 1.335.1⑨⑧⑧リンディーホップ
20/09/12 中山 11 紫苑S G3 芝2000 182323.6915** 牝3 54.0 三浦皇成藤沢和雄 452
(+14)
2.03.5 1.436.7⑥⑥⑥⑨マルターズディオサ
20/04/26 東京 11 フローラS G2 芝2000 176115.237** 牝3 54.0 M.デムー藤沢和雄 438
(-8)
1.59.5 0.836.2⑤④ウインマリリン
20/03/20 中山 11 フラワーC G3 芝1800 148148.642** 牝3 54.0 L.ヒュー藤沢和雄 446
(+4)
1.48.3 0.136.3⑧⑧⑧⑥アブレイズ
20/01/13 中山 5 3歳未勝利 芝2000 15221.311** 牝3 54.0 C.ルメー藤沢和雄 442
(+6)
2.01.7 -0.137.0⑦⑦⑥コトブキテティス
19/10/19 東京 5 2歳新馬 芝2000 13113.522** 牝2 54.0 C.ルメー藤沢和雄 436
(--)
2.01.8 0.134.2④④⑥フィリオアレグロ

レッドルレーヴの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフラワーカップ2021・血統予想をお届けします!


昨年はキズナ産駒の12番人気アブレイズが単勝79.3倍の低評価を覆す走りで重賞初制覇。なお、17年ファンディーナ、18年カンタービレ、19年コントラチェックキズナの父にあたるディープインパクトの産駒が2017~2019年まで3連覇を果たしていたことを踏まえると、今後はディープインパクト系として孫世代の動向にも注視すべきだろう。

ほか、過去5年の勝ち馬5頭含め、3着以内に好走した15頭のうち11頭がSadler's WellsまたはFairy King(=全兄弟)、それらの叔父にあたるNureyevの血脈を抱えていた。ディープインパクト系の瞬発力に加えて、Sadler's Wells系を筆頭に欧州血統の底力を求められることにも気を配りたい。


イズンシーラブリーは、父ディープインパクト×母ブルーミンバー(母の父ファルブラヴ)。トーセンブレスの全妹、カタマチボタンやニジブルームの姪にあたる血統で、母ブルーミンバーは1200mで7勝を挙げたスプリンター。本馬は父がディープインパクト、母の父がFairy King直仔のファルブラヴなので、レース傾向に合致する血統構成と言えるだろう。なお、先述した全姉トーセンブレスも18年フラワーCでは上がり3F最速となる末脚を駆使して2着(勝ち馬とはクビ差)に好走していた。

エトワールマタンは、父ルーラーシップ×母ノーブルコロネット(母の父ディープインパクト)。ノーブルジュエリーの姪にあたる血統で、2代母ノーブルステラは06年ニューヨークBCH-米G2など重賞を4勝した中距離馬。本馬は昨年2着のレッドルレーヴキングカメハメハディープインパクトエアグルーヴの血脈が共通する血統構成を強調しやすい。なお、キングカメハメハ経由でNureyevの血を引く。一戦ごとにレースぶりも成長しており、これからの伸びしろにも期待が持てそうだ。

グローリアスサルムは、父キズナ×母グローリアスレイ(母の父チチカステナンゴ)。トリオンフの姪にあたる血統で、2代母メジロトンキニーズは06年ダイヤモンドSの2着馬。本馬は昨年の勝ち馬アブレイズと同じキズナ産駒となるが、母の父がGrey Sovereignの直系という点でも共通する。Sadler's Wellsに所縁ある血脈は持たないものの、母の父チチカステナンゴが現役時にフランスの中長距離で実績を残しており、スタミナと底力に富むメジロの牝系であれば杞憂だろう。

【血統予想からの注目馬】
イズンシーラブリー エトワールマタン グローリアスサルム

【有名人の予想に乗ろう!】紫苑S2020 1~3着馬に秋華賞の優先出走権!あの人の◎は!? 2020年9月12日() 05:30


※当欄では紫苑Sについて、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。




【杉本清】
◎⑩マルターズディオサ
○⑰ウインマイティー
▲⑬ホウオウピースフル
☆②マジックキャッスル
△③レッドルレーヴ
△⑪スカイグルーヴ
△⑫クロスセル
△⑯シーズンズギフト

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑬ホウオウピースフル

【目黒貴子】
◎⑬ホウオウピースフル



ウマニティ重賞攻略チーム

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【紫苑S】厩舎の話 2020年9月11日(金) 04:56

 ◆ウインマイティー・五十嵐助手 「背が伸びて体の成長は感じる。CWコースで時計は出ているし動きは悪くない」

 ◆クロスセル・和田郎師 「気分良く走らせることを重点に。仕上がりはいいし、この相手でも通用する力はある」

 ◆コトブキテティス・田島師 「未勝利勝ちに時間はかかったが、状態面は悪くない。うまく展開が向いてくれれば」

 ◆ショウナンハレルヤ・矢野師 「稽古の動きは良かったし、能力的にはここでもやれていい。距離が延びるのは歓迎。雨が降り過ぎなければ」

 ◆シーズンズギフト・黒岩師 「折り合い良く、しまいの脚を使えていた。春よりもトモ(後肢)に力がついてフォームも良化」

 ◆スカイグルーヴ・木村師 「追い切りは難しい面を出さずに、よく頑張っている。力さえ出し切れば」

 ◆ストリートピアノ・武藤師 「脚抜きのいいダートで連勝しているし、芝適性はありそう」

 ◆スマートリアン・石橋師 「しまい重点で順調。初の2000メートルがどうかも、折り合いはつくからクリアしてほしい」

 ◆チェーンオブラブ・小笠師 「成長を感じるし力を出せる仕上がり。流れが向いてくれれば」

 ◆パラスアテナ・高柳瑞師 「動きに硬さがあったが調教をするたびに良くなっていった。春のいい頃に戻ってきた」

 ◆フェルマーテ・戸田師 「中1週になるが、夏に強いのでカイ食いや調子落ちはみられない。坂も苦にしないし、1勝馬だけど期待している」

 ◆ホウオウエミーズ・津村騎手 「乗り手に従順で操縦性が高い。しまいの反応も良かった」

 ◆ホウオウピースフル・池添騎手 「右回りで少し外に張るところは見せたが、動きはすごく良かった」

 ◆マジックキャッスル・国枝師 「単走で軽くやるつもりが、スイスイ動いていた。息さえできていれば大丈夫」

 ◆マルターズディオサ・手塚師 「いい感じに仕上がったね。2000メートルも守備範囲だと思う」

 ◆ミスニューヨーク・加藤騎手 「一段と力強さが出ていますし、本格化してきました。折り合いは問題ないので初距離でも不安はないです」

 ◆ラヴユーライヴ・坂井騎手 「前走、余力残しで勝てたのは良かった。体調は問題ない」

 ◆レッドルレーヴ・藤沢和師 「前走後はここを目標にしてきた。動きは良かったし、体も増えていい感じ」



紫苑Sの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【紫苑S】厩舎の話 2020年9月10日(木) 11:10

 ウインマイティー・五十嵐助手「体の成長を感じる。時計は出ているし、動きも悪くない」

 クロスセル・和田郎調教師「休み明けでも仕上がりはいい。この相手でも通用する力はある」

 ショウナンハレルヤ・矢野調教師「少しずつ成長。ここでもやれるし、距離が延びるのは歓迎」

 シーズンズギフト・黒岩調教師「トモに力がついてきた。体も10キロほど増えて成長を感じる」

 スカイグルーヴ・木村調教師「追い切りで難しい面を出さずに頑張っている。力を出し切れば」

 ストリートピアノ・武藤調教師「脚抜きのいいダートで連勝してきた馬。芝適性はありそう」

 スマートリアン・石橋調教師「順調。初距離がどうかも、折り合いはつく。クリアしてほしい」

 チェーンオブラブ・小笠調教師「成長を感じるし、力を出せる仕上がりにある。流れが向けば」

 パラスアテナ・高柳瑞調教師「調教をするたびに動きが良化。春のいいころに戻ってきた」

 ホウオウエミーズ・津村騎手「相変わらず乗り手に従順で操縦性が高い。反応も良かった」

 ホウオウピースフル・池添騎手「動きは上々。背中もいいし、楽しみな馬の依頼をいただけた」

 マジックキャッスル・国枝調教師「軽めのつもりがスイスイ動いた。息ができていれば大丈夫」

 マルターズディオサ・手塚調教師「前2週で乗った田辺が先週よりいいと。距離も守備範囲」

 ミスニューヨーク・加藤騎手「一段と力強さが増して本格化してきた。初距離でも不安はない」

 ラヴユーライヴ・坂井騎手「前走を余力残しで勝てた。体調は問題ないし、息づかいもいい」

 レッドルレーヴ・藤沢和調教師「ここを目標にしてきた。動きは良く、体も増えていい感じ」

(夕刊フジ)



紫苑Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【紫苑S】追って一言 2020年9月10日(木) 04:50

 ◆ウインマイティー・五十嵐助手 「背が伸びて体の成長は感じる。CWコースで時計は出ているし動きは悪くない」

 ◆クロスセル・和田郎師 「気分良く走らせることを重点に。仕上がりはいいし、この相手でも通用する力はある」

 ◆ショウナンハレルヤ・矢野師 「稽古の動きは良かったし、能力的にはここでもやれていい。距離が延びるのは歓迎。雨が降り過ぎなければ」

 ◆スカイグルーヴ・木村師 「追い切りは難しい面を出さずに、よく頑張っている。力さえ出し切れば」

 ◆ストリートピアノ・武藤師 「脚抜きのいいダートで連勝しているし、芝適性はありそう」

 ◆スマートリアン・石橋師 「しまい重点で順調。初の2000メートルがどうかも、折り合いはつくからクリアしてほしい」

 ◆チェーンオブラブ・小笠師 「成長を感じるし力を出せる仕上がり。流れが向いてくれれば」

 ◆パラスアテナ・高柳瑞師 「動きに硬さがあったが調教をするたびに良くなっていった。春のいい頃に戻ってきた」

 ◆ホウオウエミーズ・津村騎手 「乗り手に従順で操縦性が高い。しまいの反応も良かった」

 ◆ホウオウピースフル・池添騎手 「右回りで少し外に張るところは見せたが、動きはすごく良かった」

 ◆マジックキャッスル・国枝師 「単走で軽くやるつもりが、スイスイ動いていた。息さえできていれば大丈夫」

 ◆マルターズディオサ・手塚師 「いい感じに仕上がったね。2000メートルも守備範囲だと思う」

 ◆ミスニューヨーク・加藤騎手 「一段と力強さが出ていますし、本格化してきました。折り合いは問題ないので初距離でも不安はないです」

 ◆ラヴユーライヴ・坂井騎手 「前走、余力残しで勝てたのは良かった。体調は問題ない」

 ◆レッドルレーヴ・藤沢和師 「前走後はここを目標にしてきた。動きは良かったし、体も増えていい感じ」

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【紫苑S】レース展望 2020年9月7日(月) 15:43

 秋競馬の開幕を飾るのは、重賞に昇格して5年目となる紫苑S(12日、中山競馬場、GIII、芝2000メートル)。1~3着馬に秋華賞(10月18日、京都、GI、芝2000メートル)の優先出走権が与えられる。2016年2着のヴィブロスと17年勝ち馬のディアドラは本番で勝利を収めており、秋華賞に直結するケースが増えてきた。打倒デアリングタクトに名乗りをあげるのはどの馬か、今年も見逃せない一戦になる。

 オークス3着のウインマイティー(栗東・五十嵐忠男厩舎)が最有力か。忘れな草賞を勝って臨んだオークスでは粘って3着を確保し、13番人気の低評価を覆した。直線でいったん先頭に立ち、デアリングタクトにかわされても渋太く食らいついていったレースぶりは評価できる。ここを勝って、デアリングタクトにリベンジしたい。

 スカイグルーヴ(美浦・木村哲也厩舎)はサンケイスポーツ賞フローラS5着以来の実戦となる。2戦目の京成杯で牡馬相手に2着に健闘。今回はその京成杯と同じ中山で牝馬相手なら好レースが期待される。

 マルターズディオサ(美浦・手塚貴久厩舎)はチューリップ賞の勝ち馬で、実績はメンバー中で上位。前走のオークスは10着に敗れたが、少し距離が長かった印象で、2ハロンの距離短縮はプラスに出るだろう。

 サンスポ賞フローラS2着馬のホウオウピースフル(美浦・大竹博之厩舎)はオークス8着からの巻き返しを図る。今回から父オルフェーヴル、半兄ブラストワンピースをGI勝利に導いた池添騎手とコンビを組む点も興味深い。

 ローズSとの両にらみだが、出走すれば必ずマークしておきたいのがラヴユーライヴ(栗東・矢作芳人厩舎)だ。3番人気に推された前走の1勝クラスのレースでは、2着に3馬身差をつけて楽々と逃げ切り勝ち。2着馬は次走で勝ち上がっており、レースレベルも決して低くない。GI勝ち馬リアルスティールラヴズオンリーユーの全妹という良血馬で、手綱を取った坂井騎手が「修正するところはあるけど、素質はかなり高いです」と評価する逸材だ。牝馬3冠最後の一冠に向けて、権利を確保したい。

 他にはオークス5着のマジックキャッスル(美浦・国枝栄厩舎)を筆頭に、6着のチェーンオブラブ(美浦・小笠倫弘厩舎)や、フラワーC2着のレッドルレーヴ(美浦・藤沢和雄厩舎)、折り合いが鍵になるがフラワーC3着とニュージーランドトロフィー2着の重賞実績があるシーズンズギフト(美浦・黒岩陽一厩舎)、牡馬相手のラジオNIKKEI賞で4着パラスアテナ(美浦・高柳瑞樹厩舎)など多彩なメンバーが虎視眈々と勝機をうかがっている。



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レッドルレーヴの関連コラム

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 サンケイスポーツ賞 フローラステークス 2020年04月26日(日) 東京芝2000m


<ピックアップデータ>

【前走の馬体重別成績(2015年以降)】
○450kg未満 [0-2-0-31](3着内率6.1%)
×450kg以上 [5-3-5-41](3着内率24.1%)

 今年は馬格が明暗を分けそうなメンバー構成。前走の馬体重が450kg未満だった馬は期待を裏切りがちでした。該当馬はたとえ実績上位でも評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ウインマリリンクロスセルショウナンハレルヤ
主な「×」該当馬→アカノニジュウイチスカイグルーヴレッドルレーヴ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年2月以降、かつJRA、かつ1600m以上、かつ1勝クラス以上のレース”において3着以内となった経験がある」馬は2015年以降[5-4-4-24](3着内率35.1%)
主な該当馬→クロスセルレッドルレーヴ

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2020年3月19日(木) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】エーポスは岩田騎手の得意技がハマった/週末の重賞展望
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先週末は1年の中でもそれほど多くない4重賞の週末。

その中でも春のG1へ向けて、という意味では金鯱賞サートゥルナーリア。1.3倍の断然人気ではあったが、超スローの流れを問題なく折り合い直線は難なく抜け出して完勝、まずは今季初戦で順当なスタートを切った。

このあと、当初は香港遠征を予定していたようだが、昨今のコロナの影響で果たして次走はどうなるか。大阪杯に出走してくれば当然有力候補の一頭になる。

一方、同じ日曜日のフィリーズレビューエーポスが勝利。岩田騎手の十八番ともいえる、インに入れてズバッと差す競馬で完勝だったが、メンバーレベルはかなり低かった。ココの組は桜花賞戦線ではよほどのことがないと厳しそうだ。基本的には阪神JF組&チューリップ賞組&クイーンC組という構図だろう。

ちなみに鞍上の岩田騎手は内を突くイメージがあるが、実は2019年は1枠(白帽子)で42回騎乗したが未勝利だった。1枠だと流れに乗れず差し損ねることが多く、今回のエーポスのように極端にイン過ぎないところ(3枠5番)から内に入れてリズムを取っていくのがもっとも確率の高いパターンで、そういう意味で狙いどころでもあった。


~上位が固まってきた牝馬路線、混戦模様の牡馬路線

さて、今週末は金土日の変則開催となる。先週末は重賞×4レース、そして中4日で3日間開催というのはなかなか忙しない気がするが、桜花賞裏街道の最終切符を賭けたフラワーC、さらに阪神大賞典スプリングSと3つの重賞が行われる。

フラワーCはメンバー構成自体やや小粒な印象。ここでどれだけの内容を示してチューリップ賞組はクイーンC組に食い込んでいけるかどうかという一戦だろう。素質ならレッドルレーヴは上位に位置するが、タイプ的には桜花賞というよりはオークス路線で注目したい。

一方、牝馬より混沌としているのが牡馬路線。コントレイルサトノフラッグあたりの候補はいるが、全体にはまだ小粒でその他の路線にもチャンスがありそうだ。

スプリングS出走馬の中で面白そうなのはココロノトウダイ。クラシックというタイプではないだろうが、中山の1800mは条件的には合いそう。前走はイマイチ溜めが利かない競馬になってしまったが、今度は小回りに替わって巻き返しがあるか。

あとは人気でもヴェルトライゼンデには注目。弥生賞を見てもホープフルS組は全体的にイマイチな印象で、本馬はここでどれだけの結果を出せるか。小回りへの対応力も高いドリームジャーニー産駒で、ダービーよりは皐月賞向きと思えるだけに、今回の結果次第では本番でも期待できそうだ。

なお、3日間開催は油断しているとお金を使い過ぎてしまう(自分だけ?)ので、きちんと準備をして、狙いどころをあらかじめ定めてから臨みたい。2場での3日間なので、馬場が読めるところ、狙いやすいところから上手く絞っていきたい。


※重賞の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2019年10月2日(水) 11:32 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第9回注目馬ランキング100の近況~
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9月中旬から10月中旬の間に施行されるJRAの2歳限定重賞は、今週末10月5日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)のみ。大量のポイントを獲得するのは難しく、順位が変動しにくい時期です。ただ、10月下旬以降は10月26日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)を皮切りとして毎週のように2歳限定重賞が施行されます。そもそも、年末の2歳G1を狙うならばさすがに勝ち上がっていないと厳しいタイミングですし、年明け以降のビッグレースに照準を合わせているような馬も、そろそろデビューや勝ち上がりの目途をつけてほしいところ。将来的な順位を左右するような争いが水面下で繰り広げられる、地味ながらも重要なシーズンと言えるでしょう。

 今回は注目POG馬ランキング(2019/10/01 16:00更新)の上位100頭を対象として、各馬の近況をまとめてみました。10月下旬以降の重賞戦線に向けた現状分析や、今後の入札を検討するうえでの参考資料としてご活躍ください。

 既に勝ち上がりを果たしている馬は34頭。ちなみに、注目POG馬ランキング40位以内の馬に限ると、過半数の21頭が勝ち上がっています。スペシャル以外のワールドでは引き続き仮想オーナー募集枠が順次開放されるものの、これらの馬は激しい争奪戦になることを覚悟しておかなければなりません。

●1位 アブソルティスモ(ラドラーダの2017) 2戦1勝
●3位 リアアメリア(リアアントニアの2017) 1戦1勝
●4位 ブルトガング(タピッツフライの2017) 1戦1勝
●5位 ラインベックアパパネの2017) 2戦2勝
●6位 サリオス(サロミナの2017) 1戦1勝
●13位 ポタジェ(ジンジャーパンチの2017) 1戦1勝
●15位 モーベットアイムユアーズの2017) 2戦1勝
●17位 ヴェルトライゼンデ(マンデラの2017) 1戦1勝
●18位 マイラプソディ(テディーズプロミスの2017) 2戦2勝
●19位 ワーケア(チェリーコレクトの2017) 1戦1勝
●20位 アルジャンナ(コンドコマンドの2017) 1戦1勝
●21位 カトゥルスフェリス(ステファニーズキトゥンの2017) 1戦1勝
●22位 ビアンフェ(ルシュクルの2017) 3戦2勝
●23位 ジュンライトボルト(スペシャルグルーヴの2017) 2戦1勝
●25位 ライティア(シンハリーズの2017) 1戦1勝
●27位 エカテリンブルク(ファイナルスコアの2017) 1戦1勝
●28位 ギルデッドミラー(タイタンクイーンの2017) 2戦1勝
●31位 アルファウェーブ(Wavebandの2017) 3戦1勝
●35位 タイセイビジョン(ソムニアの2017) 2戦1勝
●36位 サクセッション(アディクティドの2017) 2戦2勝
●38位 ミッキーメテオ(メテオーリカの2017) 1戦1勝
●43位 フェアレストアイル(スターアイルの2017) 1戦1勝
●44位 サトノゴールド(マイジェンの2017) 2戦1勝
●57位 ウーマンズハート(レディオブパーシャの2017) 2戦2勝
●61位 ゴルコンダ(ゴレラの2017) 3戦1勝
●62位 オーソリティ(ロザリンドの2017) 2戦2勝
●69位 ホウオウピースフル(ツルマルワンピースの2017) 1戦1勝
●70位 アルムブラスト(ヴァンフレーシュの2017) 3戦2勝
●72位 レッドヴェイパー(レジェンドトレイルの2017) 2戦1勝
●74位 サンクテュエール(ヒルダズパッションの2017) 1戦1勝
●80位 レッドベルジュール(レッドファンタジアの2017) 1戦1勝
●87位 ブルーミングスカイブルーミンバーの2017) 2戦1勝
●91位 レインカルナティオ(リビングプルーフの2017) 3戦1勝
●93位 ダーリントンホール(Miss Kentonの2017) 2戦1勝

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は23頭。こちらも新馬や未勝利で惜敗したことのある馬はそれなりに人気を集めそうですが、勝ち上がりを果たした馬よりは指名しやすいはずです。獲得のチャンスがありそうな素質馬を見逃さないよう、これまでのレースぶりや人気の度合いをひと通りチェックしておきましょう。

●7位 リメンバーメモリー(フィオドラの2017) 3戦0勝
●9位 シルヴェリオ(シルヴァースカヤの2017) 2戦0勝
●26位 レーヴドゥロワレーヴディソールの2017) 1戦0勝
●34位 クロスキー(リッチダンサーの2017) 1戦0勝
●37位 アドマイヤミモザ(キラモサの2017) 1戦0勝
●39位 ゴールドティア(ヒストリックスターの2017) 1戦0勝
●41位 バトーデュシエル(エルダンジュの2017) 1戦0勝
●42位 ヴェルテックスシーイズトウショウの2017) 1戦0勝
●45位 ミレニアムクロス(アドマイヤテレサの2017) 1戦0勝
●50位 ヴィクターバローズ(モスカートローザの2017) 2戦0勝
●53位 チェルヴィーノ(スネガエクスプレスの2017) 1戦0勝
●55位 ルリアン(フレンチバレリーナの2017) 1戦0勝
●58位 ロジアイリッシュ(クイーンビー2の2017) 3戦0勝
●59位 アブルハウル(Kitten's Dumplingsの2017) 1戦0勝
●63位 セントオブゴールド(キューティゴールドの2017) 1戦0勝
●66位 ファートゥアアロマティコの2017) 3戦0勝
●76位 エレガントチャーム(オリエントチャームの2017) 1戦0勝
●78位 レッドブロンクス(レッドソンブレロの2017) 3戦0勝
●83位 ラヴィンフォール(クロフォードの2017) 1戦0勝
●84位 アンティシペイト(アンチュラスの2017) 2戦0勝
●89位 アイアンバローズ(パレスルーマーの2017) 1戦0勝
●97位 マイルポスト(アンプレヴーの2017) 2戦0勝
●99位 キングサーガ(ディアマイベイビーの2017) 1戦0勝

 残る43頭は現時点で未出走。ただし、JRA-VANによると下記の20頭は10月1日時点で入厩済みとなっていました。おそらく近日中にデビューする予定でしょうし、これから「ウマニティPOG」に参加する方や、手持ちのPOGポイントにあまり余裕がない方は、まずこのあたりを入札候補として検討するのが得策だと思います。

●2位 リリレフア(リリサイドの2017) 0戦0勝
●8位 サトノエスペランサフサイチパンドラの2017) 0戦0勝
●12位 ディアスティマ(スウィートリーズンの2017) 0戦0勝
●16位 サトノフラッグ(バラダセールの2017) 0戦0勝
●30位 ダブルアンコール(ドナブリーニの2017) 0戦0勝
●40位 ルナシオン(ピラミマの2017) 0戦0勝
●46位 スパングルドスター(スタセリタの2017) 0戦0勝
●47位 カイザーラインアヴェンチュラの2017) 0戦0勝
●54位 クロミナンス(イリュミナンスの2017) 0戦0勝
●60位 オールザワールド(エピックラヴの2017) 0戦0勝
●71位 パイネ(ミスアンコールの2017) 0戦0勝
●73位 ダノングロワール(ソーメニーウェイズの2017) 0戦0勝
●79位 エボカシオン(カルディーンの2017) 0戦0勝
●85位 エブリワンブラック(シュガーハートの2017) 0戦0勝
●86位 レッドルレーヴ(ラストグルーヴの2017) 0戦0勝
●90位 タイミングハート(リッスンの2017) 0戦0勝
●92位 リンドブラッド(ゴールデンドックエーの2017) 0戦0勝
●94位 ストーンリッジ(クロウキャニオンの2017) 0戦0勝
●95位 フィリオアレグロ(ジョコンダ2の2017) 0戦0勝
●100位 ヒュッゲ(ムーンライトダンスの2017) 0戦0勝

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。一発逆転狙いの指名候補としては魅力的な存在ですが、近況やデビューの目途に関する情報を可能な限りチェックしておきたいところです。

●10位 ルリエーヴル(ライラックスアンドレースの2017) 0戦0勝
●11位 レヴィオーサヴィルシーナの2017) 0戦0勝
●14位 プラトン(ロベルタの2017) 0戦0勝
●24位 リズムオブラヴ(ミュージカルウェイの2017) 0戦0勝
●29位 ファーストフォリオシーザリオの2017) 0戦0勝
●32位 ヴァンタブラック(プチノワールの2017) 0戦0勝
●33位 ゴルトベルク(グルヴェイグの2017) 0戦0勝
●48位 アドマイヤベネラ(ライフフォーセールの2017) 0戦0勝
●49位 ダノンレガーロ(キングスローズの2017) 0戦0勝
●51位 モシーンの2017 0戦0勝
●52位 ヴァーダイト(クリソプレーズの2017) 0戦0勝
●56位 アドマイヤビルゴ(イルーシヴウェーヴの2017) 0戦0勝
●64位 インディアナギャルの2017 0戦0勝
●65位 ラスティングソングの2017 0戦0勝
●67位 ヒメノカリス(ドバイマジェスティの2017) 0戦0勝
●68位 クラヴェルディアデラマドレの2017) 0戦0勝
●75位 シルヴィスラキシスの2017) 0戦0勝
●77位 メジロジェニファーの2017 0戦0勝
●81位 ダーヌビウスドナウブルーの2017) 0戦0勝
●82位 ヒートオンビートマルセリーナの2017) 0戦0勝
●88位 スカイグルーヴアドマイヤセプターの2017) 0戦0勝
●96位 レジネッタの2017 0戦0勝
●98位 アドマイヤヴェラ(コズミックショアの2017) 0戦0勝

 ルリエーヴル(ライラックスアンドレースの2017)は9月の段階で一旦入厩し、ゲート試験に合格。現在はノーザンファームしがらきへ放牧に出ているとのことですが、デビューはそう遠くないと見て良いんじゃないでしょうか。
 プラトン(ロベルタの2017)も一旦は厩舎で調整が進められたものの、晩成血統ということもあり放牧に出された模様。デビューの時期は気になりますが、獲得するならば今がチャンスなのかもしれません。
 リズムオブラヴ(ミュージカルウェイの2017)は残念ながら夏に骨折が判明。デビューはかなり遅れてしまうものと思われます。
 ファーストフォリオシーザリオの2017)は9月のゲート試験に合格して放牧中。態勢が整えば帰厩してきそうです。

 注目POG馬ランキングで101位以下となっている馬の中にも、今後の重賞戦線を賑わせるような馬は必ずいるはず。じっくり検討してみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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 今週は3歳牝馬クラシックの第1弾「桜花賞」に向けて有力馬候補が対決する最終戦「フラワーカップG3」が開催されます。先週まで3連続で『中山記念G2』→『弥生賞G2』→『フィリーズレビューG2』と、出走馬たちが、どんな成績でこれらのレースに出走してきたのかを過去10年間の傾向を分析することを重視して予想を進めてきました。

 『中山記念G2』と『弥生賞G2』の予想は、1着~3着馬に全て印を打つことができましたが、先週の『フィリーズレビューG2』は3着馬のみに印という惨敗予想でした。猛省

 そこで、今週は予想スタイルを次のように真逆でしてみようと思います。
【先週まで】
  10年間のデータ分析→今年の出走馬の中でデータに当てはまる馬の選択→予想(印)の判断

【今週】
  今年の出走馬の成績から仮予想(印) → (印)の馬に過去10年間のデータがどの程度当てはまるか分析 → 予想(印)の最終判断

 それでは早速、最終登録の成績表から(直感で) 仮予想(印)を表記してみます。

◎ ユーバーレーベン  (1-1-1-1) ①→②⑨③→阪神JF G1 3着
○ ホウオウイクセル  (1-1-1-0) ③→②  →フェアリーS G3 2着
▲ レーヴドゥラブレリ (1-1-0-1) ⑨→×  →2歳未勝利 1着
△ イズンシーラブリー (1-0-1-1) ③→⑤  →クイーンC G3 5着
△ オメガロマンス   (1-0-0-0) ①→×  →新馬戦 1着(直行) ※除外
△ アイリッシュムーン (1-2-2-3) ⑤→×  →未勝利 1着    ※除外
× エトワールマタン  (1-0-1-1) ⑨→×  →未勝利 1着
× ルース       (2-0-1-4) ⑧→×  →デイジー賞(1勝クラス) 1着
× リフレイム     (2-0-0-2) ①→⑤⑬ →クイーンC G3 13着
注 タウンゼントシェーン(1-0-0-2) ①→⑮  →アルテミスS G3 15着

馬名 全成績( )の右側の表記は、新馬戦成績→重賞経験(有無・着順)→前走成績

次に、(印)の馬に過去10年間のデータがどの程度当てはまるか分析を試みたいと思います。

1.ユーバーレーベン  (1-1-1-1) ①→②⑨③→阪神JF G1 3着について
  過去10年間に、新馬戦1着の馬で、前走阪神JFの複勝圏内からの出走馬の成績はどうか

(2011年 マイネイサベル  ①→新潟2歳S1着,ファンタジーS9着→阪神JF6着→クイーンC2着から→4着)
 2017年 ディーパワンサー ①→中京2歳S1着、デイリー杯2歳S4着→阪神JF G1 4着から→6着
(2018年 トーセンブレス  ①→アルテミスSG3 6着 →阪神JF G1 5着から→7着)
 2014年 クリスマス    ①→函館2歳S1着、アルテミスS7着→阪神JF G1 4着から→7着
(2013年 カラフルブロッサム①→函館2歳S5着、500万下3着→阪神JF4着→500万下2着から→7着)
(2013年 レッドマニッシュ ⑦→未勝利5着、1着→阪神JF14着→500万下5着から→8着)
 2013年 トーセンレディ  ①→新潟2歳S9着、500万下6着アルテミスS6着→阪神JF12着から→9着
(2012年 マイネボヌール  ②→未勝利5,4、芝1600m1着→阪神JF G1 9着→OP2着から→10着)
 2018年 ロックディスタウン①→札幌2歳S G3 1着 →阪神JF G1 9着から→13着
(2016年 ペルソナリテ   ①→ダリア賞OP 1着,新潟2歳S4着,阪神JF6着→クイーンC10着から→13着)
(2011年 マリアビスティー ①→500万下10,5着→阪神JF12着→京成杯11着→500万下5着から→14着)

2.ホウオウイクセル  (1-1-1-0) ③→②  →フェアリーS G3 2着について
  過去10年間に、複勝率100%で、前走フェアリーS G3複勝圏から出走した馬の成績はどうか

(2019年 パシフィックギャル①→アスター賞500万下2着,OP3着→アルテミスSG3 2着から→2着同着)
(2019年 シャドウディーヴァ②→フリージア賞500万下3着から→4着)
 2020年 ポレンティア ①→フェアリーS G3 3着から→7着
(2018年 ノーブルカリナン③→未勝利勝ち→エルフィンS OP 2着から→7着)
(2014年 チョコレートバイン①→エルフィンS OP 3着から→8着)
(2019年 エフティイーリス②→未勝利勝ち→フェアリーS G3 4着から→9着)


3.レーヴドゥラブレリ (1-1-0-1) ⑨→×  →2歳未勝利 1着について
  過去10年間に、新馬戦掲示板外の馬で、前走未勝利勝ちからの1勝馬の成績はどうか

(2012年 トレンドハンター②→未勝利ダ1800m1着→500万下ダ1800m1着から→1着)
 2013年 エバーブロッサム⑥→未勝利芝2000m1着から→2着
 2012年 メイショウスザンナ⑥→未勝利9,1着→500万下17,3,2着、芝1800m1着から→2着
(2012年 サンキューアスク⑧→未勝利6,2,3,1着→500万下5,7、芝1800m7着から→3着)
(2012年 キャトルフィーユ⑨→未勝利芝1600m1着→500万下6,2着から→5着)
(2015年 ローデッド ⑥→未勝利7着、芝2000m1着→フェアリーS G32着から→5着)
 2015年 カゼルタ  ⑦→未勝利6着、芝2000m1着から→10着
 2011年 メロウメロディ⑥→未勝利7,ダ1700m1着から→10着
 2015年 ココ    ⑥→未勝利2,5,3着、ダ1700m1着から→11着
(2012年 ミヤコマンハッタン②→未勝利2,2,2,1着→500万下5,3着から→12着)
(2019年 レオンドーロ②→未勝利芝2000m1着から→13着)
(2015年 エグランティーナ ⑥→未勝利5,7,3,3,1着→500万下ダ1800m5着から→13着)
 2015年 アフェクシオン⑧→未勝利12,2着、芝1600m1着から→14着
 2013年 ハヤブサユウサン⑥→未勝利6,6,5着、ダ1800m1着から→14着


4.イズンシーラブリー (1-0-1-1) ③→⑤  →クイーンC G3 5着について
 
  過去10年間に、新馬戦複勝圏の馬で、重賞を経験した1勝馬の成績はどうか

 2012年 オメガハートランド①→500万下3,1着→フェアリーS 4着→クイーンC 9着→1着
 2014年 マイネグレヴィル ①→OP3着→札幌2歳S2着、アルテミスS6着、OP9着→京成杯5着から→2着
 2017年 ドロウアカード  ②→⑥ファンタジーS G3→白菊賞500万下3着から→3着
 2015年 ロッカフラベイビー①→500万下3着→クイーンC G3 7着から→4着
 2012年 ヘレナモルフォ  ④→未勝利2,1着→クイーンC G3 10着→500万下1着から→4着
(2013年 エクスパーシヴ  ④→未勝利1着→OP⑪,500万下6,5,3着→フェアリーS⑩,チューリップ賞⑬から→4着)
 2017年 ハイレナムーン  ①→⑤クイーンC G3 5着から→5着
 2017年 サンティール   ③→未勝利1着→京成杯 G3 G3 7着から→7着
 2016年 ラルク      ①→シンザン記念G3 13着→500万下6着から→10着
 2014年 ニシノアカツキ  ③→未勝利1着→500万下8,11着→フェアリーS2着, クイーンC 3着から→10着
 2016年 ヴィブロス    ②→未勝利1着→チュ-リップ賞G3 12着から→12着
(2016年 フジマサアクトレス④→未勝利1着→京王杯2歳S⑨,フェアリーS⑨→500万下7着から→13着)
(2016年 ゴッドカリビアン ⑤→未勝利4,1着→サウジアラビアRC⑨→500万下2,5着から→14着)
(2017年 モリトシラユリ  ⑧→未勝利2,2,1着→フェアリーS G33着、クイーンC G38着から→9着)
(2015年 ノットフォーマル ⑥→未勝利1着→OP3着,500万下4,3,8着,G3⑫ フェアリーS 1着から→12着)


5.オメガロマンス 除外(1-0-0-0) ①→×  →新馬戦 1着(直行)について
  過去10年間に、新馬戦1着の馬が直行で出走した場合の成績はどうか

 2020年 アブレイズ    1着から→1着
 2013年 サクラプレジール 1着から→1着
 2011年 ライブインベガス 1着から→5着
 2019年 アイスフィール  1着から→6着
 2011年 サトノフローラ  1着から→7着
 2011年 サトノフォワード 1着から→8着
 2019年 メイショウハナグシ1着から→11着
 2020年 トリンカデイラ  1着から→14着
 2014年 ベストリーダー  1着から→14着
 2015年 サトノフラッシュ 1着から→15着
 2011年 ケイジーシオン  1着から→16着
 2011年 アフロディーテ  1着から→17着


6.アイリッシュムーン除外(1-2-2-3) ⑤→×  →未勝利 1着について
過去10年間に、新馬戦で掲示板以内の敗退した馬が未勝利戦1着から出走した場合の成績はどうか

 2018年 カンタービレ   ②→未勝利2着→芝1800m1着から→1着
 2016年 エンジェルフェイス③→未勝利2着→芝1800m1着から→1着
 2020年 レッドルレーヴ  ②→芝2000m 1着から→2着
 2015年 アースライズ   ④→未勝利14着、芝1800m 1着から→2着
 2013年 リコラサージュ  ③→未勝利6,2着→未勝利ダ1800m1着から→3着
(2011年 マヒナ      ③→未勝利4,芝1600m1着→500万下芝1600m12着から→3着)
 2016年 ギモーヴ     ②→未勝利3着→未勝利芝2000m1着から→4着
 2014年 マローブルー   ③→未勝利芝1800m1着から→4着
 2016年 エテルナミノル  ②→未勝利ダ1700m1着から→5着
(2014年 ショウナンパンドラ②→未勝利芝2000m1着→エルフィンS OP2着から→5着)
 2016年 アオイサンシャイン②→未勝利芝1600m1着から→6着
 2011年 シナル      ③→未勝利3,13、ダ1700m1着→OP芝1400m2着から→6着
 2012年 セシリア     ②→未勝利2,5、芝1800m1着から→7着
 2015年 ジュエルメーカー ⑤→未勝利ダ1800m1着から→8着
 2018年 カラリエーヴァ  ③→未勝利 1着から→9着
 2014年 リーサルウェポン ②→未勝利2着、芝1600m1着から→9着
 2012年 ラスヴェンチュラス②→未勝利芝2000m1着から→9着
(2013年 ロゼラニ     ⑤→未勝利3着→未勝利ダ1800m1着→500万下7着から→10着)
 2018年 インヴィジブルワン④→未勝利2,6,4,2,1着から→11着
 2016年 フェイズベロシティ②→未勝利3着→未勝利芝1800m1着から→11着
(2014年 ディルガ     ②→未勝利2,3,2,1着→500万下9着から→11着)
 2013年 アルファアリア  ②→未勝利5着→未勝利芝1800m1着から→11着
 2017年 ブライトムーン  ⑤→未勝利芝1800m 1着から→12着
(2011年 イトククリ    ②→未勝利5,2、芝1200m1着→500万下2着から→12着)
 2014年 ホクラニミサ   ③→未勝利2,2着、芝1600m1着から→13着
 2011年 バレドクール   ③→未勝利芝1400m1着から→13着
(2012年 スカーレル    ②→未勝利ダ1400m1着→500万下ダ1400m2着から→15着)
 2014年 スマイルシャワー ⑤→未勝利5,3,5着、芝1400m1着から→16着


7.エトワールマタン  (1-0-1-1) ⑨→×  →未勝利 1着について
過去10年間に、新馬戦で掲示板外に敗退した馬が前走未勝利戦1着から出走した場合の成績はどうか

 2013年 エバーブロッサム⑥→未勝利芝2000m1着から→2着
(2012年 メイショウスザンナ⑥→未勝利9,1着→500万下17,3,2着、芝1800m1着から→2着)
(2012年 サンキューアスク⑧→未勝利6,2,3,1着→500万下5,7、芝1800m7着から→3着)
(2012年 キャトルフィーユ⑨→未勝利芝1600m1着→500万下6,2着から→5着)
(2015年 ローデッド ⑥→未勝利7着、芝2000m1着→フェアリーS G32着から→5着)
 2015年 カゼルタ  ⑦→未勝利6着、芝2000m1着から→10着
 2011年 メロウメロディ⑥→未勝利7,ダ1700m1着から→10着
 2015年 ココ    ⑥→未勝利2,5,3着、ダ1700m1着から→11着
(2012年 ミヤコマンハッタン②→未勝利2,2,2,1着→500万下5,3着から→12着)
(2019年 レオンドーロ②→未勝利芝2000m1着から→13着)
(2015年 エグランティーナ ⑥→未勝利5,7,3,3,1着→500万下ダ1800m5着から→13着)
  2015年 アフェクシオン⑧→未勝利12,2着、芝1600m1着から→14着
2013年 ハヤブサユウサン⑥→未勝利6,6,5着、ダ1800m1着から→14着

8.ルース       (2-0-1-4) ⑧→×  →デイジー賞(1勝クラス) 1着について

過去10年間に、2勝馬が1勝クラス戦1着から出走した場合の成績はどうか

2017年 ファンディーナ ①→つばき賞芝1800m 1着から→1着
2019年 コントラチェック③→菜の花賞 芝1600m 1着から→1着
2015年 アルビアーノ  ①→芝1400m500万下1着から→1着
2014年 バウンスシャッセ①→札幌2歳S 14着、アルテミスS 10着→寒竹賞500万下1着から→1着
2012年 トレンドハンター②→未勝利ダ1800m1着→500万下ダ1800m1着から→1着
2019年 エールヴォア  ②→エリカ賞 芝2000m 1着から→2着
2016年 ゲッカコウ   ①→OP 7着,500万下3,5着,OP 5着,500万下3,1着から→2着
2020年 シーズンギフト ①→若竹賞 芝1800m 1着から→3着
2018年 ノームコア   ①→アスター賞 芝1600m1着から→3着
2015年 ディアマイダーリン⑥→未勝利3着、芝1400m500万下1着から→3着
2018年 メサルティム  ③→未勝利1着→500万下1着から→6着
2020年 ミアマンテ   ①→ベゴニア賞 芝1600m 1着から→6着
2014年 マイネオーラム ⑥→未勝利1着→OP4着→500万下6,5,8,1着から→6着
  2011年 ヤマノラヴ    →OP3着,500万下14,4着→フェアリーS5着→500万下1着から→9着
2017年 デアレガーロ  ①→500万下1着から→11着
2020年 ショウナンハレルヤ①→セントポーリア賞 芝1800m 1着から→12着
2012年 チャーチクワイヤア③→未勝利3,1着→500万下9着、芝1400m1着から→14着
2011年 ミヤジメーテル  ③→未勝利7,1着→500万下6,3,7、ダ1200m1着から→15着
2015年 ホワイトフーガ ①→ダ1800m500万下2着、1着から→16着
2011年 クラウンリバー ⑨→未勝利16,1着→500万下ダ1500m1着から→18着


9.リフレイム     (2-0-0-2) ①→⑤⑬ →クイーンC G3 13着について
過去10年間に、新馬戦1着の2勝馬が、重賞で惨敗から出走した場合の成績はどうか

(2014年 バウンスシャッセ ①→札幌2歳S 14着、アルテミスS 10着→寒竹賞500万下1着から→1着)
(2019年 ジョディー①→赤松賞500万下1着→クイーンC3着から→5着)
2017年 トウホウアイレス ①→サフラン賞500万下1着→アルテミスS12着・クイーンC9着から→8着
(2016年 ルフォール    ①→クイーンC G38着から→8着)

10.タウンゼントシェーン(1-0-0-2) ①→⑮  →アルテミスS G3 15着について
過去10年間に、新馬戦1着の1勝馬が、重賞で惨敗から出走した場合の成績はどうか

(2011年 バブルバブル   ①→500万下芝1400m4着から→2着)
  2016年 ウインクルサルーテ①→OP 4着→アルテミスS G3 9着,京都2歳SG35着→500万下7着から→3着
  2012年 ターフデライト  ①→フェアリーS G39着、クイーンC G37着から→8着
 (2015年 ジャポニカーラ  ①→500万下10着から→5着)


 以上、直感で印を付けた馬たちと共通する出走過程の馬たち(10年間のデータから)のフラワーCにおける成績を列挙してみました。なお、出走過程と若干異なるものの、参考になる似通った出走過程には( )を付して表示しています。

 その結果、最初に付けた印が妥当なのか、それぞれの馬たちの成績の可能性を探りながら最終的な予想(印)を考えてみたいと思います。

1.新馬戦1着の馬で、前走阪神JFの複勝圏内からの出走馬の成績はどうか
 これまで、阪神JFに出走したのは10年間で11頭。その内、直行してきたのは4頭(4着、4着、9着、12着から)で間に1戦挟んできたのが6頭、2戦挟んだのが1頭の内訳になっています。

 掲示板に載った馬が5頭(4着からが4頭、5着からが1頭)いるにもかかわらず複勝圏内に結果を残せないという残念な状況です。

 この臨戦過程の馬は「切る」べきなのかもしれません。しかし、阪神JFの3着馬が参戦するのは過去10年間では今回が初めてのことなので、「ユーバーレーベン」が複勝圏内に初めて結果を残せるのかもしれません。◎から若干評価を下げる必要を感じます。


2.複勝率100%で、前走フェアリーS G3複勝圏から出走した馬の成績はどうか
 フラワーC出走時に複勝率100%は5頭。前走フェアリーSG3だったのは2018年のノーブルカリナンだけで、3着からの参戦で7着に敗れています。(複勝圏100%と僅差のフェアリーS4着の2019年エフティイーリスも9着敗退)

  前走が500万下やOP、他の重賞だった複勝圏100%の4頭の内、2019年パシフィックギャルだけが2着同着の結果を残しているので、『複勝圏100%』の観点で「ホウオウイクセル」を評価すれば、こちらの馬も○の評価を若干下げざるを得ません。

 ただし、『フェアリーSG3』はフラワーCとの相性が良くありません。他の臨戦過程を含めてフェアリーSに出走してきた馬は9頭いますが、直行してきた4頭は、1着から参戦した「2015年ノットフォーマル」も12着に、2着から参戦してきた「2015年ローデッド」も5着に、この成績を下回るすべての馬たちも敗退しています。

 間に1戦挟んだ「2012年オメガハートランド」がフェアリーS4着の次走にクイーンC9着を挟んで1着と結果を残していますので、印を打てるかどうか悩むところです。


3.新馬戦掲示板外の馬で、前走未勝利勝ちからの1勝馬の成績はどうか
 新馬戦惨敗で、最上位の勝ち鞍(格)が未勝利勝ちの参戦は14頭。その内、未勝利直後の参戦は8頭で、2着になったのが2頭。この臨戦過程にフォーカスすれば連対率25.0%で、新馬戦で結果を残せなかった馬でも可能性を残していると言えます。

 未勝利勝ちの直後でない6頭の中からも、「2012年のトレンドハンター」は未勝利ダ1800m1着から500万下ダ1800m1着と連勝して、フラワーCでも1着。これは例外中の例外で、新馬戦でも2着と惨敗していませんし、そもそも最上位の勝ち鞍(格)が未勝利勝ちではなく、500万下1着からの参戦じゃないかと突っ込まれそうですね。

しかし、「2012年サンキューアスク」は正真正銘、新馬戦8着で、未勝利4戦目で勝ち上がり、500万下では3戦して5,7、芝1800m7着からフラワーCで3着と結果を出しました。

 今年の「レーヴドゥラブレリ」は、未勝利2戦して2着、1着で、見方によっては評価したい1頭です。


4.過去10年間に、新馬戦複勝圏の馬で、重賞を経験した1勝馬の成績はどうか
新馬戦複勝圏内から重賞を経験し、1勝馬としてフラワーCに出走してきたのは10頭。その内、フラワーCで1着になったのは「2012年 オメガハートランド(2.の項で前出)」新馬戦1着→500万下3,1着→フェアリーS 4着→クイーンC 9着→フラワーC 1着。

また、2着になったのは、「2014年 マイネグレヴィル」新馬戦1着→OP3着→札幌2歳S2着、アルテミスS6着、OP9着→京成杯5着から→フラワーC2着

 どちらも新馬勝ちしていることと、重賞から直行してきたことが共通点です。また、「2017年 ドロウアカード」は新馬戦2着から→ファンタジーS G36着という成績で重賞を経験し、1戦(白菊賞500万下3着)挟んで3着となっています。

この路線からは3頭がフラワーカップで、複勝圏内の成績を残しています。ただし、連対するなら新馬戦勝ちから、複勝圏候補なら新馬戦2着までというのが、データから読み取れます。

今年の「イズンシーラブリー」は、新馬戦3着と微妙な成績の1勝馬として、クイーンC 5着から参戦してくるので悩むところです。

では、この路線に当てはまる他の2頭はどうなのか、検討してみたいと思います。

 「クールキャット」は新馬戦1着なので、この点は評価できますが、アルテミスS G3 5着→フェアリーSG3 10着からの参戦となり、相性の悪いフェアリーSの2桁着順では???の評価になります。

 もう1頭の「タウンゼントシェーン」の場合も新馬戦では1着ですが、1勝クラスで5着、アルテミスSG3 15着とブービーからの参戦では評価できないという考え方になります。

 まだ「イズンシーラブリー」の方が評価できるのではないかと考えています。


5.新馬戦1着の馬が直行で出走した場合の成績はどうか
 「オメガロマンス」が除外となり、新馬戦勝ちから直行する馬がいなくなりますので、この項のコメントは割愛いたします。


6.新馬戦で掲示板以内の敗退した馬が未勝利戦1着から出走した場合の成績はどうか
 「アイリッシュムーン」が除外となり、この路線から出走する馬がいなくなりますので、この項のコメントは割愛いたします。(過去のデータでは、複勝圏に結果を残す可能性が比較的高めだっただけに残念ですが・・・)


7.新馬戦で掲示板外に敗退した馬が前走未勝利戦1着から出走した場合の成績はどうか
 この臨戦過程の内、未勝利勝ちからフラワーCに直行してきたのは6頭。この中で、「2013年 エバーブロッサム」は新馬戦6着(ギリ掲示板外)→未勝利芝2000m1着から→フラワーC2着と、唯1頭結果を残していますが、他の5頭はすべて10着以下と大惨敗しています。

 未勝利1着後に、500万下のレースを何戦か使い、勝利できなかった1勝馬は、4頭いて「2012年 サンキューアスク」だけが新馬戦8着→未勝利6,2,3,1着→500万下5,7着、芝1800m7着から→フラワーC3着と、1頭だけ複勝圏内で、他の3頭は敗退しています。

 参考までに、この路線で500万下を3戦して、4戦目に500万下で2勝目を挙げた「2012年 メイショウスザンナ」も新馬戦6着で「2013年 エバーブロッサム」と共通しており、2勝馬としてフラワーCで2着になっています。

 もう1頭参考として、未勝利勝ちの後、重賞に挑戦した「2015年 ローデッド(3.の項で先述)」はフェアリーSで2着となりながら、フラワーCでは5着と敗れ、フェアリーSがフラワーCと相性が悪いことの象徴になっています。

では、今年の「エトワールマタン」はどうなのかというと、新馬戦9着と負けすぎの感が否めないものの、「2013年 エバーブロッサム」と同じ未勝利2000mで勝ち星を挙げていることと、3.の項で評価した「レーヴドゥラブレリ」とほぼ同じ成績(新馬戦はどちらも9着、未勝利の1戦目は2着と3着でほぼ互角。2戦目で勝ち上がったことも共通点)であることから、こちらも見方によって評価することが必要かもしれません。

 ただし、「レーヴドゥラブレリ」が1着となった未勝利戦で直接対決して3着に敗れていることから、「エトワールマタン」を下位に見ることが妥当と思われます。


8.2勝馬が1勝クラス戦1着から出走した場合の成績はどうか
 この臨戦過程は、過去10年間で20頭が参戦しています。その内、フラワーCで1着になったのは5頭(5/10年)で50%の勝率という高い数値を示していると見ることもできます。(5/20頭という見方をすれば勝率25%)

 また、2着になったのは2頭で、3着になったのは3頭おり、4着以下が残りの10頭という成績の分布になっています。

 過去10年間の複勝率は(10頭/30頭)33.3%。あるいは、10年間で複勝圏内に2頭が入った年が2015年と2019年の2回で、1頭の年は2012年と2014年・2016年・2017年・2018年2020年の5回・・・と考えると、10年間に8回の複勝率80%という見方もできます。

 今年の出走馬「ルース」は新馬戦8着で、2戦目の未勝利戦で勝ち上がり、シンザン記念を含め4戦後に1勝クラスのデイジー賞で2勝目を挙げ、フラワーCに出走してきます。これは「2016年 ゲッカコウ」がフラワーCで2着になった臨戦過程と同じ1勝目と2勝目の間に4戦を挟んだのと同じで、可能性がないとは言えません。

 懸念材料は、「ゲッカコウ」は新馬戦1着だったのに対して「ルース」は新馬戦8着であることと、中2週での出走とレース間隔が短いことです。

この臨戦過程で1着になったのは新馬戦1着が3頭、新馬戦2着が1頭、新馬戦3着が1頭で、新馬戦で上位に入賞した馬に限られているということです。

「ルース」に重い印を打つことに不安を感じるなら、最初の直感による印を付けなかった「エンスージアム」にも印を打ちたいと考えます。

「エンスージアム」は、新馬戦4着で、2戦目の未勝利を勝ち、1勝クラスで掲示板5着を挟み4戦目で2勝目を挙げています。常識的には、こちらの方がレース間隔にも余裕(2ヵ月半)があります。

 大穴を狙うなら、この2頭に重い印を打つことになります。


9.新馬戦1着の2勝馬が、重賞で惨敗から出走した場合の成績はどうか
 新馬戦勝ちをして2勝目を挙げた馬が、その後、重賞敗退の経験からフラワーCに出走する例は少ないのですが、いずれもクイーンC G3で3着、8着、9着の成績で、フラワーCの成績は5着、8着、8着といすれも複勝圏外に敗れています。

この路線からの今年の出走馬「リフレイム」は、新馬戦1着から1勝クラス1着と連勝した後、京王杯5着→クイーンC 13着。これまでに出走した3頭と比較して上回る成績を上げられるとは思えないと考えますので、評価を下げることになります。すっぱり「切る」のが妥当と考えます。


10. 新馬戦1着の1勝馬が、重賞で惨敗から出走した場合の成績はどうか
 新馬戦勝ちの1勝馬が重賞に挑戦する例も「9.の項」で述べたのと同様に極めて希で2頭のみでした。

「2016年 ウインクルサルーテ」は、アルテミスS 9着と京都2歳SG35着と重賞を2戦敗退して、その後500万下に出走してからフラワーCで3着になっています。

「2012年 ターフデライト」もフェアリーS G39着とクイーンC G37着と重賞を2戦敗退してフラワーCで8着に敗れています。

 この臨戦過程の場合、重賞敗退後に間隔を開けてフラワーCに直行するより、レース間隔を適切なものにするため条件戦に出走させて調子を上げてからフラワーCに出走させる方が結果(成績)を出すことができると思われます。

この路線から今年出走する「タウンゼントシェーン」は3戦目に重賞に挑戦し、アルテミスS G3 15着。前走として負け過ぎていることとレース間隔も開きすぎていることから、こちらもすっぱり「切る」のが妥当と考えます。


 最後に、新馬戦での成績別の勝率と複勝率で比較すると

        フラワーC1着  2着  3着  4着以下 
新馬戦 1着馬   6頭     5頭  4頭  42頭
  〃  2着馬   2頭     2頭  1頭  25頭
  〃  3着馬   2頭     0頭  2頭  14頭
  〃 4・5着馬   0頭     2頭  0頭  13頭
  〃 6~9着馬   0頭     1頭  2頭  21頭
  〃10~18着馬   0頭     0頭  0頭   3頭
  〃 未出走馬   0頭     0頭  0頭   3頭


          勝率       複勝率
新馬戦1着馬   10.5%(6/57頭)  26.3%(15/57頭)
  〃 2着馬   6.7%(2/30頭)  16.7%( 5/30頭)
  〃 3着馬  11.1%(2/18頭)  22.2%( 4/18頭)
  〃 4着以下  0.0%(0/40頭)  12.5%( 5/40頭)






 先週のフィリーズレビューと比較するとフラワーCの複勝率は、フィリーズレビューがほぼ同率といっても良いくらいの僅差でしたが、新馬戦1着馬が高く、3着馬がそれに続き、2着馬が若干低くなっています。

 さらに2つの不思議なことに気付かされます。
(1) 新馬戦3着になった馬がフラワーCでは2着になったためしがない。
(2) 新馬戦3着になった馬がフラワーCでは勝率が一番高い。


 これらのデータを踏まえて予想を組み立てると

◎ エンスージアム   (2-0-0-2) ④→×  →1勝クラス芝1800m 1着
○ ユーバーレーベン  (1-1-1-1) ①→②⑨③→阪神JF G1 3着
▲ レーヴドゥラブレリ (1-1-0-1) ⑨→×  →2歳未勝利 1着
△ ルース       (2-0-1-4) ⑧→×  →デイジー賞(1勝クラス) 1着
△ イズンシーラブリー (1-0-1-1) ③→⑤  →クイーンC G3 5着
△ ホウオウイクセル  (1-1-1-0) ③→②  →フェアリーS G3 2着
× エトワールマタン  (1-0-1-1) ⑨→×  →未勝利 1着
注 タウンゼントシェーン(1-0-0-2) ①→⑮  →アルテミスS G3 15着
注 オレンジフィズ   (1-0-0-1) ①→⑭  →アルテミスS G3 14着

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 プラス1 2020年11月13日(金) 21:04
自作プログラム予想(2020/11/14(土))
閲覧 626ビュー コメント 0 ナイス 3

福島①

6ティルピッツ,1アスカノミライ,4メルテミア

福島②

1スコルピウス,7スプリットロック,3エースレイジング

福島③

5スバラシイヒビ,4アイリッシュムーン,15ボラヘ

福島④

14キャンビー,16インヴァネス,4クレマチステソーロ

福島⑤

2スナークタイカン,5フォックススリープ,9スリンシンガポール

福島⑥

15インペリアルフィズ,5マイネルコロンブス,9ピースディオン

福島⑦

9ヤップヤップヤップ,7ミッキーハッスル,14グレートベースン

福島⑧

16メイショウアマギ,4アイアムスゴスギル,10クリノクノイチ

福島⑨

9シシリエンヌ,7イザラ,1カゼノタニノアヤカ

福島⑩

5フォワードアゲン,10コスモギンガ,1ナンヨーマーズ

福島⑪

15グッドマックス,6ウィズ,3シセイヒテン

福島⑫

13ミステリオーソ,4グランドビクトリー,11カフェプリンス

東京①

8ショウナンナビ,1エコロナデシコ,6コトブキアルニラム

東京②

5ジュリオ,2フーラリ,12ミヤビハイディ

東京③

11フミチャン,2エスコバル,7スノームーン

東京④

1プレミアエンブレム,6ホウオウルバン,4ケイアイイモーテル

東京⑤

4ブルースコード,2タイガースネーク,9サンランシング

東京⑥

5ルージュアドラブル,3ホウオウマルゴー,4マツヨイヒメ

東京⑦

15ウインドジャマー,10トランスポーター,2マイネルレンカ

東京⑧

2ヴィクターバローズ,5オーロアドーネ,3レッドラルジュ

東京⑨

10プロバーティオ,5バクシン,6シーオブドリームス

東京⑩

13ドナアトラエンテ,1レッドルレーヴ,2エクセランフィーユ

東京⑪

2モズアスコット,1フィードバック,13デュードヴァン

東京⑫

4カミノコ,3コマノゼニト,16リワードノルン

阪神①

8メイショウツワブキ,1ザベストデイ,6ダイメイイースター

阪神②

3メイショウキリモン,14タイキドミニオン,10レスペディーザ

阪神③

15アイアンムスメ,1テイエムトッキュウ,7サトノアイ

阪神④

10ベンチャーアウト,7ヒヤ,16ヴォルガ

阪神⑤

12エリカステラ,8ブレスオブライフ,1キネシクス

阪神⑥

11ブレーヴジャッカル,8ビップランバン,2パレドジュスティス

阪神⑦

12セカンドエフォート,10フィナールショコラ,2エールショー

阪神⑧

4オジュウチョウサン,5スズカプレスト,1タガノエスプレッソ

阪神⑨

7マイネルウィルトス,3ポタジェ,9イノセントミューズ

阪神⑩

8スマートフルーレ,2テーオーケインズ,16アルコレーヌ

阪神⑪

2レッドベルオーブ,1ホウオウアマゾン,6カイザーノヴァ

阪神⑫

9ジュビリーヘッド,5ルガーサント,8セントウル




結果(着順)

福島①

12-4-3

福島②

2-9-1

福島③

3-4-8

福島④

9-6-7

福島⑤

11-5-9

福島⑥

4-8-1

福島⑦

2-8-16

福島⑧

7-10-6

福島⑨

6-3-10

福島⑩

1-9-13

福島⑪

12-9-5

福島⑫

1-6-4

東京①

4-6-2

東京②

4-2-1

東京③

5-1-12

東京④

2-3-5

東京⑤

1-3-4

東京⑥

1-3-9

東京⑦

2-6-8

東京⑧

17-15-4

東京⑨

13-1-2

東京⑩

2-15-16

東京⑪

7-15-14

東京⑫

4-12-7

阪神①

2-7-5

阪神②

2-1-6

阪神③

13-1-2

阪神④

9-2-7

阪神⑤

4-10-3

阪神⑥

2-1-7

阪神⑦

2-12-6

阪神⑧

3-5-1

阪神⑨

3-1-7

阪神⑩

5-1-12

阪神⑪

1-2-5

阪神⑫

7-1-6

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 ユウキ先生 2020年9月12日() 12:30
☆紫苑Sパート4(結論)☆
閲覧 320ビュー コメント 0 ナイス 9

こんにちは☆

今日は秋華賞トライアル・紫苑S♪

3着までに入れば本番への道が開けます(o^^o)

◎スカイグルーヴ

〇レッドルレーヴ

この2頭を軸に狙っていきます☆

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