レクセランス(競走馬)

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レクセランス
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写真一覧
抹消  鹿毛 2017年3月16日生
調教師池添学(栗東)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績17戦[3-1-1-12]
総賞金7,613万円
収得賞金2,100万円
英字表記L'Excellence
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
エクセレンス2
血統 ][ 産駒 ]
Champs Elysees
Xanadu Bliss
兄弟 エクセランフィーユルヴェルディ
市場価格
前走 2023/06/11 エプソムカップ G3
次走予定

レクセランスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/06/11 東京 11 エプソムC G3 芝1800 17714250.8164** 牡6 57.0 木幡巧也池添学 484
(-2)
1.45.8 0.334.4⑩⑭⑮ジャスティンカフェ
23/02/18 東京 11 ダイヤモンド G3 芝3400 164813.155** 牡6 56.0 T.バシュ池添学 486
(-2)
3.29.8 0.736.5④④⑤⑤ミクソロジー
23/01/05 中京 10 万葉S OP 芝3000 166125.424** 牡6 56.0 D.イーガ池添学 488
(+4)
3.03.9 0.535.4⑪⑪⑪⑩ミクソロジー
22/10/23 東京 11 ブラジルC (L) ダ2100 151148.01213** 牡5 55.0 三浦皇成池添学 484
(-4)
2.12.8 2.837.8⑮⑮⑮⑭ウシュバテソーロ
22/02/19 東京 11 ダイヤモンド G3 芝3400 146103.719** 牡5 55.0 横山武史池添学 488
(-6)
3.31.4 1.335.9⑩⑨⑤④テーオーロイヤル
22/01/05 中京 10 万葉S OP 芝3000 137105.832** 牡5 54.0 C.デムー池添学 494
(+16)
3.04.3 0.035.1⑧⑧⑧⑧マカオンドール
21/11/07 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 151126.494** 牡4 54.0 戸崎圭太池添学 478
(-8)
2.32.9 0.533.8⑧⑨⑨⑨オーソリティ
21/09/18 中京 11 ケフェウスS OP 芝2000 1371017.886** 牡4 54.0 松山弘平池添学 486
(-2)
2.01.6 0.434.0⑫⑫⑫⑪アラタ
21/04/11 阪神 10 大―ハンC OP 芝2600 142210.943** 牡4 54.0 吉田隼人池添学 488
(0)
2.35.3 0.233.4⑨⑨⑨⑩ミスマンマミーア
21/01/17 中京 11 日経新春杯 G2 芝2200 1681549.81115** 牡4 54.0 西村淳也池添学 488
(+8)
2.14.5 2.737.6⑥⑥⑦⑫ショウリュウイクゾ
20/10/25 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 18612140.61516** 牡3 57.0 松山弘平池添学 480
(-4)
3.09.2 3.738.4⑦⑭コントレイル
20/09/27 中京 11 神戸新聞杯 G2 芝2200 1824102.8137** 牡3 56.0 松山弘平池添学 484
(+4)
2.13.4 0.936.3⑭⑭⑮⑩コントレイル
20/05/31 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 1824213.51815** 牡3 57.0 石橋脩池添学 480
(-2)
2.25.7 1.634.6⑮⑰⑯⑰コントレイル
20/04/19 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 181262.9911** 牡3 57.0 北村友一池添学 482
(-4)
2.02.1 1.436.1⑭⑭⑮⑬コントレイル
20/03/01 阪神 10 すみれS (L) 芝2200 6442.111** 牡3 56.0 川田将雅池添学 486
(-4)
2.12.7 -0.034.8⑤⑤⑤⑤アリストテレス
20/01/05 京都 9 福寿草特別 1勝クラス 芝2000 7775.031** 牡3 56.0 川田将雅池添学 490
(+6)
2.03.5 -0.035.0⑥⑦アメリカンシード
19/10/20 京都 5 2歳新馬 芝1800 13692.311** 牡2 55.0 川田将雅池添学 484
(--)
1.50.9 -0.035.2⑥⑤グリーンハイパワー

レクセランスの関連ニュース

関越Sを予定していたレクセランス(栗・池添、牡6)が、右前繋部浅屈腱炎を発症し、引退することが20日、分かった。同馬を所有するシルクレーシングがホームページで発表した。今後は乗馬となる予定。

19日の調教後に右前脚がモヤッとして、この日もスッキリしないことから獣医師の診断を受けて判明。復帰までにかなり時間を要すため、関係者が協議して引退が決まった。

ディープインパクト産駒の同馬は、2019年10月にデビューし、福寿草特別、すみれSと無傷の3連勝。その後は勝ち星に見放されたが、コントレイル世代で皐月賞11着、日本ダービー15着、菊花賞16着とクラシック3冠に出走した。6月のエプソムC4着が最後のレースとなった。通算17戦3勝。

【霧プロの重賞レースおさらい帳】エプソムC2023 待望、悲願……しかし中身は当然の勝利! 2023年6月12日(月) 13:00


例年通り、G3クラスの常連がずらりと顔を揃えたエプソムカップ
力の拮抗したメンバー構成になることが多く、“1番人気が勝ちにくい重賞”というイメージが強かったが、今年の覇者はその1番人気馬・ジャスティンカフェ。G2やG1でもその存在感を示していた実力馬が、ようやく重賞初制覇を成し遂げた。

前向きな気性ゆえの待機策と、それに伴う進路取りの難しさ、展開に左右されるリスクに苦しんできたジャスティンカフェだが、今回も自分の形は変えず、序盤から後方に控える戦法。他馬を壁にするわけでもなく常に外々を回っていたが、今回は道中の挙動が本馬としては穏やか。しっかりと脚が溜まっていた。
そのまま前に遮る者のいない状態で直線を向けば、あとは力自体が一枚上。今回が初めての重賞制覇だったことで、各メディアには”待望”や”悲願”といった文言が並んだが、中身は”当然”の勝利だったと言えるだろう。
今回が本馬への初騎乗となった横山和生騎手の手綱捌きも見事。
前がそれなりに引っ張る展開も向いたのは確かだが、素人目にも乗り難しそうに見える気性の馬をしっかりと御し、外を回っても差し切れるという能力を正確に把握していたことが、結果的に本馬にとって最もロスなく走れる状況を作り出した。
本馬の末脚特化の競馬を開花させたのは横山典弘騎手だったが、それを重賞タイトルに繋げたのが息子の和生騎手だった辺り、横山ファミリーの血の凄さ、思い切りの良さを実感する。
そしてジャスティンカフェにとっては、ここからが試金石。G2、G3の常連で終わるのか、G1制覇を意識できるだけの成長を見せるのか、次走以降に示すパフォーマンスがどの程度のものか注目していきたい。

2着には先行策からしぶとく粘り込んだルージュエヴァイユ
あまりいいスタートではなかったものの、急加速して二番手の位置を確保。折り合いを欠いて自滅のリスクもありそうな出方だったが、そこからさっと折り合いが付く辺り、高い操縦性を示した格好と言える。もしこれまで通り控える競馬に出ていた場合、外枠だったこともあり道中のロスは大きかったはず。これまでとは全く違う戦法に出た石川騎手の判断も光った。
凱旋門賞を圧勝した超名牝・デインドリームから連なる母系の出身で、血統的にも期待の大きかった馬だが、それに応えるように着実にレースレベルを上げている。このまま上昇カーブを描き続けるようなら、牝馬路線の一線級に名を連ねる可能性もあるだろう。

このルージュエヴァイユと同じような位置から進めた3着馬・マテンロウスカイは、逃げて結果を出してきた近走と異なる形で苦しい競馬。道中のかなりの部分を力みながら走っていたように映る。
それでも最後までしっかりと脚は使っており、展開を考えれば負けて強しと言える内容。今年に入ってからのレースレベル上昇は目覚ましく、晩成の父モーリスの血が前面に出てきたか。父同様、マイル~中距離路線の安定勢力になっていくのではないだろうか。

4着には人気薄のレクセランスが飛び込んだ。
人気薄だったとはいえ、元々長距離では重賞級の走りを見せている馬。血統的には長距離と言うよりは2000~2400m辺りが向くイメージなので、1800mで好走してもあまり違和感はない。
今回の好走でレース選択の幅は大きく広がったと言えるが、最後に少し詰めてきて微妙に届かないというレースぶりはどんな距離になっても変わらず。狙い時が難しい。

一方、2番人気に推されたインダストリアは直線で伸びきれず7着。
かねてより東京よりも中山向きという評価が多く、結果でそれを証明してしまった格好だが、舞台適性云々よりも、近走は直線を向くまでの道中で一生懸命に走り過ぎている印象を受ける。血統的には1800mや1600mでも問題なくこなせるが、気性的な部分で少しずつ距離適性が短くなっているのかもしれない。
陣営が今後どのようなローテーションを組んでくるかは分からないが、個人的には短めの距離を試しても面白いのではと感じている。

3番人気のレインフロムヘヴンも見せ場らしい見せ場がなく12着に惨敗。
重賞実績のなさを考えれば、この人気は少々過剰気味だったとも言えるが、近走の条件戦におけるレースレベルは高く、重賞制覇を意識できるだけの力をつけているのは確か。
鞍上によれば馬場を気にしていたとのことだが、確かにこれまでも、少しでも馬場が渋るとパフォーマンスを落とす傾向があった。雨の気配が一つもないパンパンの良馬場でこその馬と言えるかもしれない


○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

霧プロの最新予想ページはこちら
※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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【エプソムC 村瀬プレイバック&次は買い】◎ジャスティンカフェ順当V、やはり目指すはGⅠ 2023年6月12日(月) 09:35

エプソムCの◎ジャスティンカフェがようやく力を出し切った。安田記念に出るべきだった馬で、前半5ハロン58秒3という馬場を思えばタフな流れになったことで力の差が如実に出た格好だ。やはり目指すはGⅠだろう。驚かされたのが4着レクセランス。速い流れが味方したとはいえ、長距離砲のイメージを覆す差し込み。もう一度これくらいの距離で見てみたくなる好走劇だった。

函館SSの◎トウシンマカオは3着。①番枠で伸び伸び走れず、余計に58キロが足かせになった。圧勝だった夕刊フジ杯オパールSが大外⑯番、京阪杯が16頭立ての⑭番枠。次は外枠がほしい。(夕刊フジ)

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【エプソムC】レースを終えて…関係者談話 2023年6月12日(月) 04:57

◆木幡巧騎手(レクセランス4着)「出していきましたが、馬が賢くて自分のリズムで走ろうとしていました。最後まで伸びていますし、この距離でやれたのは収穫です」

◆田辺騎手(エアロロノア5着)「二の脚がつきませんでした。最後は詰めているのですが…。条件を変えてみるとチャンスがあるのでは」

◆三浦騎手(ヤマニンサルバム6着)「返し馬から馬場が少しでも悪いと良くないと感じましたが、力でリカバリーしてくれました」

◆ルメール騎手(インダストリア7着)「道中が一生懸命過ぎました。馬場の影響もあって伸びきれなかったです」

◆杉原騎手(ヤマニンサンパ8着)「最後に外へ出したときの脚はすごく良かった。重賞を勝てるだけの背中をしています」

◆菅原明騎手(フィアスプライド9着)「ゲートを出過ぎました。休み明けでハミがかりが良かったです。もう少し脚をためられれば結果は違いました」

◆石橋騎手(ガロアクリーク10着)「1年ぶりでも見せ場を作ってくれました。無事に行ければまた期待できます」

◆戸崎騎手(エアファンディタ11着)「進みが良くなくて、位置取りが後ろに。手応えが怪しくて直線では内に行きましたが厳しかったです」

◆レーン騎手(レインフロムヘヴン12着)「リズム良く運べて直線も手応えはありましたが、馬場を気にしたのか最後は甘くなりました」

◆松山騎手(カワキタレブリー13着)「勝ち馬と一緒に上がっていけそうでしたが、距離のせいか最後は苦しくなりました」

◆松岡騎手(ラストドラフト14着)「雰囲気は良かったけど、前に馬を置かなければいけないタイプで外枠は厳しかったです」

吉田豊騎手(ショウナンマグマ15着)「うまくスタートが決まってハナに行けたし、道中も力まず運べたのですが、その割にはさっぱりでした。馬場も合うと思ったのですが…」

◆大野騎手(ピースワンパラディ16着)「終始手応えがなかったです。馬場の悪いところを通らされた影響もあったかも」

◆木幡育騎手(トーラスジェミニ17着)「コーナーで外から来られるとやめる感じに。最近では一番流れに乗れたのですが…」

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【重賞データ分析】エプソムC2023 減点ナシ4頭の中から、4歳馬カワキタレブリーを首位指名 2023年6月10日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!エプソムC・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から7歳までの間。ただし、7歳の最高着順は3着にとどまっている。その点には注意したい。

(減点対象馬)
ピースワンパラディ ⑬トーラスジェミニ ⑯ラストドラフト

【負担重量】
負担重量が前回から2キロ以上増えていた馬は苦戦傾向にあり、2013年以降の連対(2着以内)馬はゼロとなっている。該当馬は過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
マテンロウスカイ ③インダストリア ⑧フィアスプライド ⑨ガロアクリーク

【前走距離】
2013年以降の1~3着馬延べ30頭の前走使用距離を検証すると、芝1400m、芝1600m、芝1800m、芝2000mの4パターンに集約される。これ以外のステップで臨む馬は評価を控えめにしたい。

(減点対象馬)
レクセランス ⑯ラストドラフト

【前走人気】
2013年以降の1~2着馬20頭のうち、19頭は前走で単勝6番人気以内の支持を集めていた。例外は前走が香港のチャンピオンズマイルだった、2014年の2着馬マイネルラクリマだけ。前走が国内戦、かつ前走の単勝人気が7番人気以下だった馬は劣勢を強いられている。

(減点対象馬)
ショウナンマグマ ⑦ピースワンパラディ ⑧フィアスプライド ⑨ガロアクリーク ⑬トーラスジェミニ ⑯ラストドラフト

【前走馬体重】
2013年以降の2着以内馬20頭中17頭は、前走の馬体重が500キロ以内。500キロを超えていた3頭はいずれも、芝1800mのOPクラスにおける1着歴、なおかつ東京芝での1着経験があった。相応の実績がない大型馬は、連対(2着以内)候補として狙いづらい印象を持つ。

(減点対象馬)
ヤマニンサルバム

【オープン実績】
2013年以降の1~3着馬延べ30頭すべてに、芝1600~2200mのOPクラスにおける4着以内の善戦・好走経験があった。掲示板外から巻き返して複勝圏入りを果たした馬が13頭に至る、前走の着順に寛容なレースではあるが、先述した程度の実績は必要と考えたい。

(減点対象馬)
レインフロムヘヴン ⑩ヤマニンサンパ ⑰ルージュエヴァイユ


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、①エアロロノア、④カワキタレブリー、⑫エアファンディタ、⑮ジャスティンカフェの4頭。

トップには④カワキタレブリーを抜擢したい。2013年以降、4歳馬は【6.5.4.21】と主力を形成。直近7年連続で勝利を収めている、前走東京・新潟組に該当することも好印象だ。

毎日王冠2着というコース実績を考慮して、⑮ジャスティンカフェを2番手評価。ほか、①エアロロノア、⑫エアファンディタらに対するマークも怠れない。

<注目馬>
カワキタレブリー ⑮ジャスティンカフェ ①エアロロノア ⑫エアファンディタ

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【ROBOTIPの勝率予測】エプソムC2023 血統指数が見据える決着はマテンロウスカイからの中波乱!? 2023年6月10日() 12:00


こんにちは!ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの孫権です。
本日は11(日)に行われるG3エプソムCを予想していきたいと思います。

まず、孫権のROBOTIP設定は「血統」の能力指数を100%重視しています。レース条件に応じて、必要な場合には他の能力指数(競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者)を配合しますが、基本的には「血統」指数オンリーで展開します。
そして、適性については、血統の「距離適性」「トラック適性」「周回方向適性」「G前の坂の有無適性」を配合します。
以上が、私孫権のROBOTIP設定の基本方針です。

今週は、純粋な血統指数100%(適性配合ナシ)で、「斤量補正」「調教評価補正」をオンとして臨みます。
これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。


孫権ROBOTIPが弾き出したエプソムC全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ②マテンロウスカイ   10.04%
2 ⑧フィアスプライド   9.26%
3 ⑭レクセランス     7.61%
4 ①エアロロノア     7.47%
5 ⑩ヤマニンサンパ    7.42%
6 ⑤レインフロムヘヴン  7.34%
7 ⑨ガロアクリーク    6.84%
8 ③インダストリア    6.60%

9 ⑫エアファンディタ    5.65%
10 ⑯ラストドラフト    5.51%
11 ⑬トーラスジェミニ   4.66%
12 ⑪ヤマニンサルバム   4.26%
13 ⑦ピースワンパラディ  4.24%
14 ④カワキタレブリー   4.16%
15 ⑰ルージュエヴァイユ  4.11%
16 ⑮ジャスティンカフェ  2.76%
17 ⑥ショウナンマグマ   2.08%


ROBOTIPの基本的な考え方として、平均勝率(17頭立ての場合は5.88%)を上回る馬のみを馬券対象にしますので、今回のエプソムCでは上位8頭までが馬券の対象ということに。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

 ②⑧>⑭①⑩⑤⑨


1位②マテンロウスカイ、2位⑧フィアスプライド間の差は大きくなく、その下に少し開きが見られる構図。
ここは、前走同条件で好内容2着の②マテンロウスカイがかなり人気を集めるであろうことから、そう手は広げられないか。
今回は、以下の馬連、ワイド計7点(10,000円)勝負とします。
⑤③が相手の場合のトリガミ補完策でもある1位2位ワイドにも少々期待しつつ、あとは何とか天気がもってくれるよう祈っておきたいと思います。


【孫権のエプソムC勝負馬券】

馬連ながし
②-①⑤⑧⑨⑩⑭
6点×1500円=9,000円

ワイド通常
②-⑧
1点×1000円=1,000円


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ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
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レクセランスの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


【登録頭数:29頭】(フルゲート:18頭)


ヴェルトライゼンデ (動きC 時計A)中3週
予定がズレた前走で、ほぼ直線だけの競馬で2着まで追い上げ、能力を感じさせる内容だった。この中間は、1週前追い切りでは併せ馬で強めに追われて先着も、硬さがある感じでもうひと伸び足りない感じだった。

ガロアクリーク (動きA 時計B)中4週
休み明けの前走時も、大きな馬ではあるものの太め感はなく力強い動きだった。この中間も、2週前、1週前と長めから追われ、やや首が高いところこそあるが動きは力強くバネのある走りで、上積みがある印象を受けた。

コントレイル (動きB 時計A)中3週
前走時は、しっかり乗り込まれていて仕上がりも良かった。この中間は馬なりでの調整も、1週前追い切りでは力強い走りを披露し、好仕上がり。

サトノフラッグ (動きC 時計B)中4週
この中間は1週前に南Wで併せ馬。内に併せているので時計は速くなったが、動きに関しては併せた外2頭のほうが手応えに余裕があり、物足りない動きだった。

バビット (動きA 時計B)中4週
この中間は1週前追い切りをCWでの併せ馬に変えてきた。力強い走りで、迫力のある良い動きだった。

ロバートソンキー (動きA 時計B)中3週
この中間は馬なりでの調整。ここ2戦で馬体が減っていて、今回も輸送を控えあまり強く追えない感じはする。1週前追い切りを見ると、前走時のような力みがなく動き自体は良くなっていた印象だが。

ディープボンド (動きB 時計B)中3週
休み明けの前走時、調教内容は良かったもののパドックでは気合いが入り過ぎている感じで、レースでも最後伸びきれなかった。大きな馬で、この中間もしっかり乗り込まれ1週前追い切りでは力強い動きを披露と、引き続き状態は良さそう。

サトノインプレッサ (動き映像なし 時計なし)中1週
毎日王冠から中1週と間隔が詰っており、この中間は軽めの調整。前走時、あまり良い内容ではなかったので変わり身はどうか。

ビターエンダー (動きA 時計B)中3週
休み明けの前走時は追い切りの動きも良く、馬体こそ大きく増えていたものの太め感はなく好仕上がりに映った。この中間も、1週前追い切りでは力強く、しっかり伸びていて前走以上に動きは良く見えた。

レクセランス (動きB 時計B)中3週
前走から中3週。1週前追い切りでは、手応え良く力強い走りで終いしっかりと伸びた。休み明けを一度使われての上積みがありそう。

ヴァルコス (動きC 時計B)中4週
この中間は2週前、1週前と3頭併せで追い切られて乗り込み量は豊富。ただ、1週前追い切りでは鞍上の手が激しく動く割に伸びきれず、モタモタした動きに映った。

ブラックホール (動きC 時計C)中8週
札幌記念から中8週。2週前、1週前と強めに追われているが、1週前追い切りを見ると力強さに欠け、併走馬に一瞬で抜かれて伸びきれず。

マンオブスピリット (動きE 時計D)中3週
1週前追い切りではジョッキー騎乗で3頭併せの中に併せて強く追われるも、伸びきれず。

キメラヴェリテ (動きB 時計C)中2週
シリウスSからの中2週で、1週前追い切りでは坂路を馬なりで力強い走りを見せた。前走時は終い脚が上がっていたが、今回は馬なりでも最後までしっかり走れている感じ。


<以下、抽選対象馬(4/6)>

アリストテレス (動きB 時計B)中4週
休み明けを2連勝中と勢いのある馬。音無厩舎の馬だがCWを中心に追い切る馬で、そのあたりには何かがありそう。1週前追い切りの動きを見ると、春に比べ馬体に身が入って力強さが増している印象を受けた。

アンティシペイト (動きA 時計B)3ヶ月
3ヶ月の休み明けだが、1週前追い切りではサトノフラッグダノングロワールを相手に先行して抜かせない動きの良さを見せている。状態は良さそう。

ココロノトウダイ (動き映像なし 時計D)中4週
セントライト記念の追い切りではまだフラフラするようなところがあった馬。この中間は、1週前追い切りでワーケアに先着を果たしているが、時計は物足りず。

ダノングロワール (動きB 時計B)中3週
1週前追い切りでは、サトノフラッグアンティシペイトを相手に終いしっかりと伸びてみせた。叩き2戦目での上積みがありそうな動きだった。

ターキッシュパレス (動きD 時計D)中3週
1週前追い切りでは3頭併せの外に併せるが力強さがなく、直線の伸びはイマイチ。

ディアマンミノル (動き映像なし 時計C)中1週
休み明けを2連勝し、この中間は中1週で軽めの調整。長距離戦を使われてきた馬で、嵐山S2着から中1週で菊花賞を制した父の母父メジロマックイーンを思い起こさせる。


<以下、除外対象馬>

サトノゴールド (D)中2週
1週前追い切りでは終い伸びきれず、使われてきている割に上積みがない。

アイアンバローズ (F)中3週
1週前追い切りでは走りやすそうな馬場で先着も、時計が平凡で。

イロゴトシ (F)連闘
坂路では時計の出る馬だが、ここ2戦はこの馬としてはいかにも物足りない時計で、出来はイマイチ。

エンデュミオン (B)中3週
この中間はCWを長めから3本時計を出していて、1週前追い切りの動きにも勢いあり。状態は良さそう。

コロンドール (D)中4週
この馬としては、中間の時計が物足りない。

トウカイデュエル (F)連闘
秋3戦使い詰めできていて、連闘となると上積みはない。

ヒートオンビート (B)中4週
この中間は2週前、1週前と前走以上の時計が出ていて、叩き2戦目での上積みがありそう。

ラインハイト (B)中4週
CWでの1週前追い切りでは外に併せて先着。重心が低い走りで、出来が良さそうに映った。

タイセイモンストル (E)3ヶ月
1週前追い切りではコントレイルの調教パートナーを務めたが直線に入るところではもう脚が上がってしまった。休み明けの割に乗り込み量も少ない。


このコラムからの推奨馬はコントレイルガロアクリークバビットビターエンダーアンティシペイトディアマンミノルの6頭を挙げておきます。


◇今回は菊花賞編でした。
競馬の世界にいると不思議な巡り合せということがよくあるものです。
3年前の夏に20数年ぶりに北海道へ旅行に行った時のこと。オグリキャップの眠る優駿スタリオンステーションから、今はなきスーパークリークの過ごした日高スタリオンステーションのあった場所を目指し車を走らせました。その場所にあったスーパークリークのお墓はなくなっていて、引き継いだ牧場の敷地となっていました。暑い夏の昼間で放牧されている馬もなく、人の気配もなくとても静かで、寂しさだけが今も心の中に残っています。スーパークリークのお墓がないことは分かっていたものの、そこに行けば誰かが何かを知っていて、分かることもあるのではないかという思いで、この場所に遠く1000キロ以上車を運転してやってきましたが、結局何も分からないまま。数時間前にはオグリキャップヤエノムテキなどの懐かしい馬たちのお墓詣りをしたばかりだったので、スーパークリークのお墓詣りができなかったことは心残りでした。物事にはそれぞれ事情があるハズで、すべてを知ることが幸せではないのかもしれない――そう思うことにして、その日はその場所を後にしました。ただすべてが変わってしまった訳ではありませんでした。名前こそ変わっていましたが、海の見える放牧場は20数年前に訪れた時と変わらぬまま。お墓はなくなってしまっても、スーパークリークが晩年を過ごしたこの景色が残っている。それだけでも幸せで、彼の魂はここにずっといるはず・・・、この景色を見にまた訪れたいと思ったものでした。
それから3年が過ぎ、当時私が牧場を訪れる半年前にその牧場で産声を上げた仔馬が、新馬戦を勝ち、皐月賞、ダービーに出走し、そして今週末の菊花賞に出走を予定しています。
ガロアクリーク。歴史的名馬となるであろうコントレイルの三冠一色の今年の菊花賞ですが、出走馬すべてにドラマがあり、チャンスがあるのが競馬。スーパークリークの見ていた景色と同じ景色を見て育った馬に、クリークという名前がついて菊花賞に出走します。クリーク(くりーく)という名前を巡る物語は、コントレイル相手に奇跡(ガロアクリークの父はキンシャサノキセキ)を起こすことができるのか。歴史的名馬の走りとともに、そんな1つのストーリーにもほんの少し注目してみて下さい。

それでは次回、天皇賞(秋)(予定)編でお会いしましょう。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2020年10月20日(火) 09:00 覆面ドクター・英
菊花賞・2020
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秋華賞は、無敗三冠牝馬誕生の瞬間を目の当たりにできて良かったです。馬券的には、本命1着、ヒモが3着、4着(このコラムでも推奨)で残念でした。3着と4着が9番人気、12番人気だっただけに悔しいですが、こればかりは仕方のないところ。
菊花賞も絶対王者の連勝継続で(前哨戦で超新星は出現せず)、ヒモ荒れ期待のレースではないかと思っています。調教の動きがあてにならない長距離戦だけに、今週は水曜の調教を見ずに早め公開としました。それでは恒例の全頭診断へ。


<全頭診断>
1番人気想定 コントレイル:2歳王者にして、皐月賞とダービーを制覇、そして前哨戦の神戸新聞杯も圧勝で、無敗での三冠に王手のかかった一戦。本質的に3000m向きステイヤーではないのだろうが、能力で同世代なら負けないのでは。牡牝揃っての無敗三冠馬の誕生は堅いとみる。

2番人気想定 ヴェルトライゼンデ:ダービー3着や神戸新聞杯2着など世代上位の馬。ただ、コントレイルには4戦4敗で着差の少なかったホープフルSや神戸新聞杯も惜しい感じはなく、向こうにはまだ余裕があっただけに逆転は難しい。

3番人気想定 バビット:4月の未勝利勝ちから怒涛の4連勝でセントライト記念も逃げ切ってみせた。ナカヤマフェスタ×タイキシャトルという安かった馬の活躍は痛快だが、中距離の逃げ馬という印象が強く、菊の舞台で強いコントレイルに早めに来られると残せないのではないか。逃げ馬は個人的に大好きなのだが、人気薄でこそであり、ここは間違いなく人気だけに消す方向で。

4番人気想定 サトノフラッグ:弥生賞馬で、皐月賞やダービーは人気の割に凡走が続いた。秋になって、休み明けとはいえバビットあたりに逃げ切られているようでは、コントレイル逆転に名乗りをあげるほどの成長力ではなさそう。

5番人気想定 アンティシペイト:3連勝で夏の札幌2600m勝ちと、よくあるステイヤーの上昇パターン(マンハッタンカフェもそうだった)。ベタだが、国枝厩舎の本番にあわせてくる力は秋華賞でも見事で、買っていい馬では。

6番人気想定 アリストテレス:春は若駒S2着、すみれS2着と勝ち切れなかったが、ここ2戦は1勝クラスと2勝クラスとはいえ、きっちり勝ち切れるようになっての菊花賞への登録。母母グレースアドマイヤのおなじみの活躍馬多数血統で、ルメール騎手を確保したように通用する能力のある馬。

7番人気想定 ヴァルコス:ヴのつく大魔神・佐々木+友道厩舎の活躍パターンだが、父ノヴェリストは(どうも底力に乏しいようで)上級馬がなかなか出ていない現況。母母ウインドインハーヘアという良血(母がディープインパクトの半妹)ではあるが、セントライト記念5着では物足りず、良くなるのはまだ先では。

8番人気想定 ガロアクリークキンシャサノキセキ産駒だけに常に距離のことを言われがちなこの馬。ただ、キンシャサノキセキ自体はスプリンターでも、血統背景は中距離馬でも全然問題ないものだし、ガロアクリーク自身は母父キングマンボであるように、この距離で血統的に嫌われるようなら引き続き買いたい馬。皐月賞で3着したように世代上位の実力はあり、同世代同士の勝負なら。

9番人気想定 ディープボンド京都新聞杯勝ちがあり、ダービー5着、神戸新聞杯はキレ負けして4着と、瞬発力不足で負けてはいるが、ズブめステイヤーであり、ここも好勝負可能。

10番人気以下想定
ロバートソンキー神戸新聞杯は1勝馬ながら14番人気3着と激走した。母母がトウカイテイオーの全妹で底力があるのかもしれないし、伊藤工騎手(まだ30歳というのは少々意外)も普段地味なだけに頑張って欲しいところだが、前走のように控えて終いバキュンというのは通用しない舞台だけに……。

ダノングロワール:2勝クラスの中山2500mを勝っての登録。春にも東京2400m勝ちがあり、距離適性はハーツクライ産駒だけに高そうだがまだ力が少し足りないのでは。

レクセランス:春はすみれSを勝ち皐月賞に臨むも11着、ダービーも15着、神戸新聞杯では出遅れもあり7着と、実力の面で少し心許ないか。

ブラックホール:札幌2歳S勝ち馬だが、以降いまひとつ。ダービー7着で思ったより強い馬なのかと思わせつつ、札幌記念は9着と得意なはずの舞台でもぱっとせず。ここでの一変はないと思われる。

サトノインプレッサ毎日杯勝ち馬で、ダービー4着したように超良血馬だけに能力はあるのだろうが、毎日王冠10着とまじめに走らず。去勢もありではと考えてしまうくらいだが、いずれにしても現状は気持ちの面だろう。

ビターエンダー:プリンシパルSの勝ち馬だがダービー10着、神戸新聞杯11着と差しても先行してもイマイチな状況。

マンオブスピリット京都新聞杯2着で臨んだダービーは16着。秋になっても神戸新聞杯9着とトップクラスとは差がありそう。

アイアンバローズ神戸新聞杯は不利がありながら8着まで来たが、良くなるのはもう少し先の印象。

ラインハイト:未勝利と1勝クラスを連勝して臨んだセントライト記念で4着まで来たが、スパッとは伸びず、G1では足りない感じ。

ココロノトウダイ:母系はトゥザ○○軍団多数輩出の良血馬といえるが、道悪にならないと厳しいのでは。

ディアマンミノル:1勝クラスと2勝クラスを連勝してきた。母母にイソノルーブルのいる長距離向き型なのだろうが、まだトップレベルとは差がある。

キメラヴェリテ:北海道2歳優駿で逃げ切り勝ちのあるキズナ産駒で、若葉S2着するも以後は不発。前走は、ダートに戻してシリウスSを使うも逃げて13着と物足りない結果。要らない。

サトノゴールド:新馬勝ちして札幌2歳Sで2着した時には、「ゴールドシップ産駒を、サトノ軍団が買うなんて意外だけど、走る馬はわかるんだろうなあ」と思ったくらいだったが、以降は不発。

コロンドール:1勝クラスを勝ったばかりのタートルボウル産駒で、出走できないだろう。

イロゴトシ:九州産馬ということで、未勝利と一応オープンである(実質1勝クラスレベルの)ひまわり賞を連勝したが、能力が足りない。

トウカイデュエル:2勝クラスを勝てない現状では出走できないだろう。

タイセイモンストル:未勝利勝ちのみで、前走1勝クラスで12着とさっぱりな状況。

ターキッシュパレス神戸新聞杯で17番人気ながら5着まで押し上げてきたが、瞬発力がなく菊花賞向きではない長距離馬。

エンデュミオン:春は惜敗が多かったが、神戸新聞杯で6着まできたように実力を伸ばしている印象はある。ただ、本当に良くなるのは年が明けてからか。

ヒートオンビート:未勝利と1勝クラス連勝の後は、2勝クラスで2着、3着と惜敗が続く。スタミナはあるが、力がまだ足りなさそう。


<まとめ>
有力:コントレイル

ヒモに:ヴェルトライゼンデアンティシペイトアリストテレスガロアクリークディープボンド

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2020年9月24日(木) 14:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 神戸新聞杯2020 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月27日(日) 第68回神戸新聞杯(3歳G2・芝2200m)

【登録頭数:18頭】(フルゲート:18頭)

<地方馬>

シンボ(B)中6週
4月から月1ペースで5戦してきたが、ここ2戦とも馬体が増えていて2走前のパドックではまだ緩く見えたほど。前走時は馬体も締まって好馬体に映った。そこから間隔もほど良く空けての出走となるので、あとは本州までの長距離輸送が気になるところ。


<賞金上位順>

コントレイル(B)4ヶ月
この中間はダービー前と同じような2週前が坂路、1週前がCWで長めからという過程。ともに併せ先着を果たしており、皐月賞時の休み明けとの比較でも内容は良いほうだろう。ただし、動きを見ると坂路もCWもフワフワした感じで春のような力強い走りまでは戻っておらず、いかにも休み明けといった感じ。

ヴェルトライゼンデ(C)4ヶ月
熱発で2週前追いは軽めの調整にとどめた。1週前はCW長めからというメニューで併せ先着も、前脚の出が悪い。休み明けと熱発による調整の狂いは多少なりともあるか。

ディープボンド(A)4ヶ月
日本ダービー当時は使い詰めで軽めの調整だったが、今回は休み明けで長めからビッシリ追われている。動きにも力強さがあって状態は良さそう。

マイラプソディ(B)4ヶ月
友道厩舎の馬は基本的にはコースで長めから追い切られることが多いが、この中間は2週前と1週前に坂路で強めに追われていてこの調整過程がどう出るか。休み明けで乗り込み量も多く、1週前追い切りの動きからは力強さが感じ取れ、春よりも良く見えた。これがレースでも良いほうに出てくれれば、能力のある馬だけに期待も膨らむところ。

ビターエンダー(B)4ヶ月
休み明けのこの中間は2週前、1週前と南Wを併せ馬で追われ、1週前には好時計で先着。追い切りの動きを見ると、左回りのほうが伸び脚が良い印象で今年の中京でのトライアルはこの馬には良さそう。

レクセランス(B)4ヶ月
皐月賞当時もトライアルを使わなかったくらいの馬なので、間隔を詰めて使うことと長距離輸送に不安を感じていたのかもしれない。今回は、休み明けで中京での競馬とこの馬にとってはプラス材料が揃う。この中間は2週前、1週前と追い切りには松山騎手が騎乗して併せ馬でも先着していて、今回はまともな競馬をしてくれそう。

マンオブスピリット(D)4ヶ月
休み明けでこの中間の乗り込み量は豊富。ただ、併せ馬では遅れていて伸び脚もイマイチ。

パンサラッサ(B)3ヶ月
ここ2戦は好走していたものの坂路での時計は物足りない感じだった。矢作厩舎の馬なので、休み明けとしては乗り込み量は少ないものの、坂路での時計は前走時以上に出ていて仕上りは良さそう。

ターキッシュパレス(D)中6週
休み明けを3戦して2勝をはたすも、この中間は間隔に余裕がある割に追い切り時計は平凡で物足りない。

アイアンバローズ(B)4ヶ月
休み明けで乗り込みは入念。週中は2週前、1週前とCWを長めから追い切られ、週末は坂路で時計を出しと、角居厩舎らしい調教内容。最終追い切りに関しては、坂路よりもCWで追い切られるほうがプラスと考えた方が良い。

イロゴトシ(E)4ヶ月
九州産馬にしては坂路で好時計の出ていた馬だが、休み明けのこの中間はこの馬としては物足りない内容。

エンデュミオン(A)中4週
休み明けの馬が多いなか、夏場も使われてきた馬。前走時のパドックで、ふっくらした馬体を披露していて、毛艶も良く当時から状態は良く映った。この中間も、強めに追われており疲れはなさそう。引き続き良い状態を維持できている印象。

グランデマーレ(D)10ヶ月
骨折による長期休養明けで、今回何よりもまず出来が気になるところだが、坂路で乗り込まれて好時計が出ている。ただこれまで、最終追い切りはコースで追われてきた馬で、坂路専門の馬ではないので、骨折後の長期ブランクのことを考えると2週前か1週前にはコースで併せ馬を行うくらいの余裕がほしかったところ。まだ足元のこともあるので、慎重に調整されてきているとの印象が強い。

ファルコニア (B)4ヶ月半
春は一歩足りずクラシック出走は叶わなかった。休み明けのこの中間は乗り込み量豊富で好時計も出ている。1週前追い切りの動きを見ても終いしっかりと伸びており、仕上りは良さそう。

メイショウボサツ(C)4ヶ月
休み明けでこの中間は2週前、1週前とCWを長めから併せ馬で一杯に追われて入念な調整。中京は3戦2勝と相性の良いコースなので、最終追い切りで坂路好時計をマークしてくるようなら好走も期待できそう。

ディープキング(B)3ヶ月
この中間は乗り込み豊富で2週前、1週前と併せ馬で先着し時計も優秀。1週前は強めに追われてのものであり仕上りが良さそう。

ロバートソンキー(B)中6週
この中間も坂路で好時計が出ていて、1週前追い切りでは坂路で併せて先着。これまでの追い切りでも、併せ馬では併入か先着と遅れたことがなく、キャリアは少ないが素質はありそう。


このコラムからの推奨馬はディープボンドエンデュミオンの2頭を挙げておきます。


◇今回は神戸新聞杯編でした。
いよいよ3冠に向けてコントレイルが始動します。無観客での無敗の2冠馬となり、このまま京都開催も無観客での開催が続くようなら最初で最後の無観客での3冠馬となる可能性もあります。いろいろな意味で歴史に残る名馬となるかもしれません。ただ競馬に絶対はなく、周りが勝たせたい気持ちが強くなればなるほど人気も集中して、当たり前に勝つものだと錯覚するようになってしまいます。ディープインパクトアーモンドアイも負けることがあるのが競馬です。3冠確実と思いながらも、どこかで冷静に馬を判断できるようにはしておきたいものです。

それでは次回、毎日王冠編(予定)でお会いしましょう。


神戸新聞杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2020年5月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】オークスは「実は強かった馬」、ダービーは「恵まれた馬」が穴をあけるレース
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オークスデアリングタクトが無敗での2冠を達成。レース前にはかなりイレ込みが見られ、道中の位置取りも戦前に思い浮かべたものとは違っていたかもしれない。それでもキッチリ勝ち切ったところに価値がある。松山騎手も上手く乗れなかったという趣旨の発言をしていたが、もともとこの馬にとって2400mは、「上手く乗りづらい条件」でもあったと思う。そんな状況下でも結果を出したのは見事といって良い。いよいよ無事に夏を越せば、無敗での3冠も見えてきそうだ。

一方、デアリングタクト以外の桜花賞上位勢は軒並み失速。タフな馬場でのレースはそれなりにダメージの残るものだったかもしれない。そう考えると、より一層デアリングタクトの2冠は価値がある。

その中で健闘を見せたのが別路線を歩んだ”ウイン”の2頭。ウインマリリンは持ち味の立ち回りの上手さ、そして操縦性の高さを生かした好走だったが、何より横山典騎手の誘導が見事だった。道中は外からスッとインに入れると、直線もラチ沿いで我慢し、スマイルカナとラチの間を突いて伸びて来た。恐らくこういう騎乗を期待されていたのだとは思うが、それをテン乗りで見事に、一見すると容易くやり遂げてしまうところが凄い。同時に、この立ち回りの上手さは、秋華賞でも怖い存在になるかも…と思わせるものだった。

3着ウインマイティーも和田騎手らしいファイト溢れる騎乗が目立った。和田騎手は高松宮記念でのクリノガウディーの降着などもあったが、大一番では常に警戒すべきジョッキー。今回も持ち味を出し切り、馬の能力を最大限に引き出した。


〜穴馬には2つのパターンがある

さて、唐突だが穴馬にはものすごく大雑把に分類すると2つのパターンがあると思う。

1、気づかれていないが実は強かった
2、何らかの条件に恵まれた

先週のオークスでいえば2〜3着馬は確かに立ち回りが上手く行った面もあるかもしれないが、何より思われているよりも強かったということだろう。ウインマリリンフローラS勝ち馬、3着ウインマイティーは忘れな草賞の勝ち馬。まだキャリアが浅く短期間で成長する若い馬の場合は、往々にしてこういうケースがあり得る。

1のパターンでわかりやすいのは昨年の2着だったカレンブーケドールオークス時点では単勝94.1倍、12番人気という低評価だったが、その後の戦績を見れば実は強かったのだ。

一方、2のパターンは、例えば明らかに馬場に恵まれた、展開に恵まれたといったようなケースだ。今週末行われる日本ダービーでいえば、例えば2年前のコズミックフォース、5年前のサトノラーゼン、6年前のマイネルフロストなどは、明らかに恵まれた好走だったと思う。その後の戦績を見ても、ダービーで好走した戦績にふさわしい活躍をしたとは言い難いからだ。昨年のロジャーバローズがどちらだったかはその後引退してしまったのでわからないが、どちらかといえば2のパターンだったように思う。

誤解のなきよう書くが、だから価値がないというわけではない。ただ、どちらかといえばオークスの穴馬は、1のような「実は強かったパターン」が多く、ダービーでの穴馬は2のような「恵まれたパターン」が多いということだ。


〜ダービーは”恵まれた馬”が穴をあけるレース

というわけで、今週末はいよいよ日本ダービーだが、やはりこれまでの歴史を振り返っても、”恵まれたパターン”の馬を狙い撃つべきではないか? そして、その恵まれの最大要因こそが、枠順である。

ロジャーバローズは1枠1番、コズミックフォースは4枠7番、サトノラーゼンは1枠1番、マイネルフロストは2枠3番。すべて内枠だったのだ。

「そんなの知ってる」

と言われそうだが、わかっていてもなお、やはり内枠が良い、それが近年の日本ダービーということである。ちなみに6番人気以下で馬券に絡んだ馬のうち真ん中より外枠だったのは、2012年に14番枠から7番人気の低評価を覆し3着に好走したトーセンホマレボシが最後だ。以後、同人気で3着以内に入った4頭はすべて真ん中より内枠、そのうち3頭までは1〜3番枠だった。

2011年のウインバリアシオン、2007年のアサクサキングス、古くは1992年のライスシャワーのように、ダービーにおいても「実は強かった」という1のパターンも散見されるが、立ち回り戦になることが増えた近年のダービーは、そういう馬に夢を見るよりも、セコセコと内を回ってくるようなタイプを買った方が良い歴史は物語っている。

そんなことを考えているタイミングでちょうど手元のスマートフォンにダービーの枠順確定の連絡が来たのだが、内枠に入れば…と考え狙っていたウインカーネリアンは大外枠、ヴァルコスは17番枠、マイラプソディは14番枠と揃いも揃って外に行ってしまった。

逆に内枠に入ったのは、1番枠サトノインプレッサ、2番枠アルジャンナ、3番枠ワーケア、4番枠レクセランス、5番枠コントレイル、6番枠ヴェルトライゼンデ…。

心情的にはそれでも外枠に入った「買いたかった馬たち」を狙いたいのだが、過去の傾向に沿うならば、やはりその気持ちを抑えて内枠の馬を狙うべきなのだろう。

能力上位でかつ内枠に入ったコントレイルはともかくとして、それ以外なら、やはり3番枠のワーケアが怖い、というのを一応の結論としたい。ワーケアは穴馬じゃないじゃん、ってことならば、3枠6番に入ったヴェルトライゼンデでどうだろう。東京はあまり合うイメージがないが、今思えばマイネルフロストだってとても合いそうもなかったのだし、そんなことよりも内枠に入ることが大事というレースなのかもしれない。

日本ダービーの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年5月28日(木) 16:00 覆面ドクター・英
日本ダービー・2020
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オークスは本命を打ったデアリングタクトは、人気でも予想通り強かったですし、2着のウインマリリンまでは良かったのですが、3着ウインマイティーが道悪要員と考えていたので……。忘れな草賞勝ち馬は、昔は重要でも最近は以前ほどではないと軽視したのが、やはり失敗でした。和田騎手の前で長く脚を使わせる騎乗も巧かったですしね。ただ馬連・馬単が結構ついたのはありがたく、2番人気11着デゼル、3番人気15着クラヴァシュドール、4番人気7着ミヤマザクラあたりを軽視できたところが奏功しました。ダービーは3連単でビシッと当てられるよう頑張ります。


<全頭診断>
1番人気想定 コントレイル:4戦全勝で、ここ2戦はホープフルS、皐月賞とG1を連勝している。前走は、福永騎手にしては珍しく、大胆というか大雑把な外を回す騎乗であっさり勝っており、力が上ということを分かっての騎乗か。別路線の強豪も現れず、連勝は止まらなそうで、ここも最有力。

2番人気想定 サリオス:前走皐月賞ではコントレイルに半馬身競り負けたが、朝日杯FS勝ち馬で距離不安を指摘されながらの好走。「いざ得意の東京で」と今回は巻き返しに気合いの入るところだろうが、相手は強く、逆転はないのでは(コントレイルさえいなければ・・・というタイプで、毎度善戦するも勝てずというタイプになりそう)。

3番人気想定 サトノフラッグ:弥生賞勝ちで臨んだ皐月賞では2番人気5着といまひとつ。あまり速い脚を使う感じではなく、ここは人気で評価を下げるべきタイプか。今年は弥生賞のレベルが低かったと思われ、皐月賞5着というのは妥当な位置づけなのでは。

4番人気想定 ワーケア:ホープフルS3着、レベルが低かったとみられる既出の弥生賞2着と人気で消して妙味か。デビュー前後は大物と言われていたが、人気先行で正直そう強い馬でないのでは。

5番人気想定 ヴェルトライゼンデ:ホープフルSでコントレイルの2着だったが、相手は持ったままの楽勝。そして皐月賞では8着と、上位陣とは少し差があるとみる。前走時は正直、もう少しやれるかと見ていたが。馬場のせいだったのかもしれないが、今回消して妙味か。

6番人気想定 ガロアクリーク皐月賞3着で美味しい馬券を運んでくれたが、上位2頭とは3馬身半の差。逆転は厳しそうだが、キンシャサノキセキ産駒だからとなめられそうでまた3着は十分ありえる存在。母父キングマンボで距離は問題なくこなせそう。軽い馬場のスピード勝負なら引き続きやれて良く、ここも人気を落としての妙味があるのでは。

7番人気想定 アルジャンナ:東スポ杯2歳Sはコントレイルの2着だったが、相手は5馬身差の楽勝。その後、きさらぎ賞3着、毎日杯2着とそれなりに頑張ってはいるが、大駆けはあまり期待できなさそう。

8番人気想定 ビターエンダー:あまりレベルの高くなかったプリンシパルS勝ち馬で、皐月賞での先行して14着を見ても実力が足りない。

9番人気想定 ダーリントンホール皐月賞は6着までだったが、共同通信杯勝ちがあるように“大箱”で巻き返しがあるかもしれない存在。調教もよく、穴で期待できる。

10番人気以下想定
サトノインプレッサ:NHKマイルCは多頭数の外枠など色々大変だったにせよ惨敗で、この距離になって激走ということもないのでは。

ディープボンド京都新聞杯では断然人気のアドマイヤビルゴを倒したが、皐月賞が10着だったように今年の京都新聞杯のレベルは高くなかった。

ヴァルコス:大物感のないノヴェリスト産駒という点が残念な感じはあるが、母母がウインドインハーヘア(ディープインパクトの母)でもあり、この距離が得意な友道厩舎の育成もあり、ここで通用するだけの力があるのでは。

コルテジアきさらぎ賞勝ち馬だが、皐月賞で7着と力落ちる。

マイラプソディ:昨秋は、新馬勝ちに続いてオープンの野路菊S、京都2歳Sと3連勝したが、共同通信杯4着、皐月賞13着と下降。最近、増えてきた早い時期から走るが、すぐしぼむハーツクライ産駒では。

ウインカーネリアン皐月賞では17番人気という人気薄で4着と激走したがフロックでなく、じわじわ力をつけてきた感じがあって、再度の好走も期待できる。

レクセランス:すみれS勝ち直後の皐月賞では11着と惨敗で、スタートが良くなかったにしても逆転は期待薄。

マンオブスピリット京都新聞杯2着馬だが、まだ幼い感じがあり良くなるのは秋か。

ブラックホール:札幌2歳S勝ち馬だが、その後はぱっとしない感じで激走は期待できず。


<まとめ>
皐月賞上位馬+青葉賞最先着(2着)の馬で決着するのではとの枠順確定前(本稿執筆時点)での見立て。あとは京都新聞杯1、2着馬が食い込んでくるか程度では(食い込んでこない可能性の方が高いと思うが)。

最有力:コントレイル(相当な不利など無ければ、この相手には負けないのでは)

ヒモに:サリオスガロアクリーク

穴で:ヴァルコスウインカーネリアンダーリントンホール

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2020年5月27日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2020日本ダービー(東京優駿)
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月31日(日)東京11R 第87回日本ダービー東京優駿) (3歳G1・芝2400m)


【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


<優先出走馬>

ヴァルコス [動きA時計A] 中3週 (新馬480キロ→前走498キロ)
青葉賞からの中3週となるが、この中間も2週前、1週前、そして間の日曜日と本数をかなり乗られている。前走の疲れを心配するどころか、前走を使われての上積みが期待できそうな内容。1週前追い切りも素軽さが出て、前走時以上に良い動きに見えた。

ウインカーネリアン [動きD時計B] 中5週 (新馬476キロ→前走484キロ)
今年に入って使い詰めできていて、今回は中5週と間隔には余裕あり。ただ、単走馬なりでの追い切りばかりで、疲れがあるかもしれない。あとは左回りでの追い切りの動きを見ると、右回りほど手応えがなく、右回りのほうが向いている馬かもしれない。

ガロアクリーク [動きB時計B] 中5週 (新馬500キロ→前走498キロ)
この中間も前走時と同じような調整内容。1週前追い切りでは、終い伸びて先着したものの、まだ動きが重い感じあり。

コントレイル [動きA時計A] 中5週 (新馬456キロ→前走462キロ)
この中間は、2週前が坂路で先着、1週前がCWを長めから終い追われて好時計で先着。休み明けの前走を使われて、反応が良くなった印象で上積みアリ。

サトノフラッグ [動きA時計C] 中5週 (新馬494キロ→前走488キロ)
この中間も南Wを中心に乗り込まれてきているが、これまでと比べると時計がかかっている。ただ、1週前の動きを見ると素軽さがあり楽に先着していて、悪い感じはない。左回りのほうが動きが良い印象を受ける。

サリオス [動きB時計B] 中5週 (新馬534キロ→前走536キロ)
これまでもトレセンでは豊富に乗り込まれて出走してきた馬。この中間も、3週前から追い切られて乗り込み量は十分。大きな馬で、前走時のパドックではお腹のあたりにまだ余裕を感じさせていたが、1週前に先行して素軽い動きを見せており、使われて良くなっている印象。ただ、これまでは併せ馬で強めに追われて遅れたことがなかった馬なので、まだ馬体に余裕があるということかもしれない。それでも、追い切りの動きからは、左回りでスムーズに走れている感じがする。

ビターエンダー [動き映像なし時計D] 中2週 (新馬466キロ→前走464キロ)
この中間は、間隔も詰っていて1週前は坂路で軽く乗られて、日曜日も南Wで馬なりというメニュー。前走時のパドックではスッキリと仕上がった馬体だったので、これ以上減らしたくないところだろう。


<賞金上位馬>

ヴェルトライゼンデ [動きC時計B] 中5週 (新馬490キロ→前走486キロ)
この中間も、追い日以外にも日曜、火曜と時計を出して入念な乗り込み。ただ1週前の映像からは、終いもうひと伸びほしい印象を受ける。

ディープボンド [動きB時計B] 中2週 (新馬486キロ→前走482キロ)
中1週、中2週、中2週と間隔が詰まったローテーションが続き、馬体も減り続けているが、1週前には坂路を軽めに乗られて日曜日にはCWで時計を出してと、疲れを感じさせない内容と動き。

サトノインプレッサ [動き映像なし時計C] 中2週 (新馬484キロ→前走482キロ)
前走時はソエを気にしていたようで、坂路での時計も物足りないものが多かった。今回、中2週と間隔も詰まり、1週前は金曜日に時計を出しているが坂路には入れず。少なからずまだソエの影響は残っている感じはある。

マイラプソディ [動きB時計B] 中5週 (新馬502キロ→前走504キロ)
皐月賞から中5週と余裕のあるローテーションで使われていて、この中間も乗り込み豊富。1週前には3頭併せの中から終い伸びて先着と、前走時と比べると良くなっている印象

コルテジア [動きA時計A] 中5週 (新馬450キロ→前走460キロ)
この中間は2週前、1週前と併せ馬で先着。1週前追い切りでは手応え抜群で終いもしっかり伸びていて、前走からの上積みが期待できそう。

ダーリントンホール [動きB時計B] 中5週 (新馬516キロ→前走516キロ)
この中間も追い切りでは速い時計が出ているが、気合いが乗り過ぎているところがあり、もう少しリラックスして走れないと距離が延びることがマイナスになってしまう可能性もある。

ワーケア [動きD時計C] 3ヶ月 (新馬484キロ→前走494キロ)
皐月賞を使わず弥生賞からの参戦で、間隔に余裕。そのため乗り込み量は豊富だが、2週前はオークス出走組と併せて物足りない動きだった。1週前も、併走相手の手応えと比べると見劣り、終いも伸びきれず。

レクセランス [動きE時計C] 中5週 (新馬484キロ→前走482キロ)
この中間もCWを中心に乗り込まれていて、1週前追い切りでは終い伸びきれず併走遅れ。坂路では速い時計の出ない馬で、パドックでも馬体重の割にトモが寂しく映り、そのあたりが成長してこないと厳しい印象を受ける。

ブラックホール [動きC時計B] 中5週 (新馬418キロ→前走432キロ)
この中間もしっかり追い切られていて状態は良さそうだが、このメンバーの中に入ると小柄な馬で、まだ力強さが足りない印象がある。

マンオブスピリット [動きE時計D] 中2週 (新馬488キロ→前走490キロ)
この中間は、間隔も詰っているので馬なりでの調整で時計も平凡。動きに関しても力強さがなく、終い首が上がり気味で前走の疲れが抜けきれていない感じ。

アルジャンナ [動きD時計C] 中8週 (新馬460キロ→前走456キロ)
この中間も坂路での調整。1週前は伸びきれず重い感じの走りだった。


<除外対象馬>

キメラヴェリテ [動きD時計D] 中5週 (新馬512キロ→前走538キロ)
この中間は、坂路での時計がこの馬としては物足りない。

ダノンファラオ [動き映像なし時計E] 連闘 (新馬526キロ→前走520キロ)
先週京都で出走。芝のレースは走ったことがなく、先週の追い切りの時計も物足りない

ブラックマジック [動き映像なし時計D] 中4週 (新馬434キロ→前走440キロ)
連勝中も、この中間はDコース、Pコースで軽めの調整と、南Wでの調整ではなく時計も平凡。

メイショウボサツ [動きC時計C] 中3週 (新馬442キロ→前走462キロ)
今年の入っての3戦は調教で好時計が出ていたが、この中間は速い時計が出なくなっており、疲れもありそう。

エヒト [動き映像なし時計C] 中3週 (新馬470キロ→前走448キロ)
前走未勝利勝ちも、デビュー戦から大きく馬体が減っていてこれ以上減らしたくない。追い切りも金曜日まで時計を出しておらず、上積みはなさそう。



◇今回は東京優駿日本ダービー)編でした。
今年のダービーは無観客での開催となり、私にとっても第60回から毎年東京競馬場で観戦し続けてきた記録が途切れてしまう年となりました。これまで27年続けてきたことなので、残念ではありますが、2月29日から無観客での開催が始まった時点でこのようなこともあり得るとは覚悟していました。今は、気持ちを切り替えてこのように思うことにしています。
来年から、また東京競馬場で観戦できるようになれば、生きている限りあと何年、何十年か、毎年東京競馬場に観戦を続けていくことに。そう考えると、今年が自宅でテレビ観戦する最後のダービーになるかもしれない――と。
思えば、競馬を観るようになって、テレビ観戦したダービーはアイネスフウジントウカイテイオーミホノブルボンの3回のみ。だいぶ前になりますが、どの年も昨日のことのように記憶に残っています。その頃と比べれば、今は積み重ねてきたたくさんの歴史によって、ダービーの重みをさらに感じることができます。今年は、違う意味で、貴重で、記憶に残るダービーとなりそうです。皆様にとっても良いダービーになりますように!!

『ダービー@ホーム』
福永祐一騎手

D.レーン騎手


『a beautiful race』


それでは次回、宝塚記念(予定)編でお会いしましょう。

日本ダービー出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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レクセランスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 186ビュー コメント 0 ナイス 7

【函館スプリントS】
◯キミワクイーン1着
△ジュビリーヘッド2着
無トウシンマカオ3着
で馬連のみ的中(´ω`)まぁヨシ

【エプソムC】
思い切った本命レクセランスはクビ差の4着(>Д<;)
もうちょいだったなぁ
長い距離使われてちとじり足だったか
重い馬場ならイケそうだったけどなぁ
まぁ見てる分には楽しめました、残念

来週のマーメイドSとか全く当たる気がしないので
ユニコーンSに全力投球か⁈

宝塚記念は指定席券の抽選に申し込んで
当たれば現地に行こうかと画策中ですので
軍資金は事前に増やしたいぞぉ

 ken1 2023年6月11日() 16:50
エプソムC、枠順展開が道悪でも誤算
閲覧 129ビュー コメント 0 ナイス 4

★エプソムC

近10年のデータから

★A……ZI値3位以内が連対7/10年、3着以内9/10年、4位以内が連対9/10年
⇒〇1位15ジャスティンカフェ、2位3インダストリア、3位2マテンロウスカイ
4位12エアファンディタ

★★B……3人気以内が連対7/10年、5人気以内が毎年連対
⇒〇1人15番、2人3番、3人2番、4人5レインフロムヘヴン、5人12番

C……3着以内馬は、前2走でaG2で3着以内2/30、bG3で3着以内5/30
cOPで3着以内8/30、d3勝級で勝ち4/30、eOP以上で3人気以内6/30
f例外5頭は、14年マイネルラクリマ(ラジオNIKKEI賞2,富士3,七夕1)
ダークシャドウ(11年勝ち)16年マイネルミラノ(新潟記念2)
ダッシングブレイズ(マイルOP2勝)22年ガロアクリーク(さつき3,スプリング1
=重賞連対かマイルOP2勝以上
⇒○aなし、
  ★b3番、8フィアスプライド、9ガロアクリーク、15番
  ★c2番、12番、
  d4カワキタレブリー、5番、
  ★e10ヤマニンサンバ、14レクセランス、17ルージュエヴァイユ
  f1エアロロノア(京都金杯2、マイルOP2勝)6ショウナンマグマ
(ラジオNIKKEI賞2)7ピースワンパラディ(京都金杯2)
13トーラスジェミニ(七夕賞1)16ラストドラフト(中日新聞杯2)

★D……連軸は、前2走で3人気以内でOP以上連対か前走3勝級勝ち9/10年
⇒○3,4,5,12,15番

★E……東京芝G1連対実績馬、以上の該当馬を除く7歳以上(0-0-0-40)
⇒×7,13,16番

※F……当日5番人気以内、以上の該当馬を除く前走OP特別だった馬(0-0-0-45)
⇒×10,17番

★※G……前走4角5番手以内14/30頭、8/10年連対
⇒○2,5,6,9,12,14番

★H……当日不良馬場以外は9番人気以下(0-0-0-67)
⇒×6,7,8,9,10,11,13,14,16番

★×単勝オッズ30.0倍以上(0-0-0-62)
⇒×9,11,7,6,10,16,14,13番

★△7歳以上(0-0-1-41)
⇒7,13,16番

★×関西馬で当日8番人気以下(0-0-0-34)
⇒×4,10,11,14番

★△前走重賞で10番人気以下(0-0-1-22)
⇒7,8,13,16番

※×前走OP特別で10着以下(0-0-0-12)
⇒×17番

×前走OP特別で5番人気以下(0-0-0-45)
⇒×なし

★I……前走重賞3着以内(0/1/3/10)4着以下(5/4/4/45)
⇒○1,6,7,11,13,14,17番
 ※△3,8,9,15番

★※J……前走OP3着以内(3/3/1/27)4着以下(1/1/0/36)
⇒○2,12番
 △10,17番

★★★K……4才(6/5/4/21)5才(3/2/2/35)6才(1/3/3/30)7才以上(0/0/1/41)
⇒○4才2,3,4,6,11,17番
 ▲5才5,8,10,15番

★★L……勝ち馬は、重賞初勝利8/10年、近5年は重賞2,3着実績馬が勝ち、また
新馬⇒1勝級連勝経験5/5頭
⇒◎1,4,6,7,8,15番
 ○7,14,16,17番

★M……6年の良馬場で5人気以下の連対2頭も稍重以上道悪4年だと3回5頭
⇒稍重1-7-4人

※N……6番より内が連対7/10年、2桁馬番のワンツー3回とも良馬場、
道悪の3/4年は1桁馬番のワンツー
⇒○1~6番


圏内は、2,5番、次いで3,15番、押さえに1,4,12番と
昨年2着の休み明けで人気落ちの9番
5人気以下だと1,4,12番に9番

馬連2→1,3,4,5、12,15各三百円
5→1,3,4,12,15各三百円計9点
三連複(2,5)=(1,3,4,12,15)ー9、※5人気以下が絡まないのは
1/10年で、12-15の組み合わせは消して計30点
三連単(2,5)→(1,2,3,4,5)
→(1,2,3,4,5,9,12,15)フォーメーション各百円
※5人気以下は必ず入れて、10万馬券は1/10年なので消して計30点
複勝勝負は、絞れず難解で見送り
≫≫15-17-2
逃げ馬の番手マークで2,17番が直線抜け出すも後方から外を15番が追い込む
先行9番、好位3番、中団4,5番は伸びず、1番も追い込むも切れ負け
17番が大外から切れ込んで先行するとは誤算で前走1人気は侮るべからず
データ的には項目CでOKだったが、4,5才重視と項目Lで17番が拾えた
だけに馬塲と枠順がトレンドから外れて難しかった
予想外に流れて15番が追い込んだが2,3着は先行で展開も誤算
やはり芝の道悪では一筋縄でいかない

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 赤萬坊 2023年6月11日() 09:29
函館スプリントS & エプソムC おおざっぱ予想
閲覧 183ビュー コメント 0 ナイス 3

【函館スプリントS】
◎ ヴァトレニ
◯ キミワクイーン
▲ ディヴィナシオン
△ ジュビリーヘッド
△ ジャスパークローネ

単勝14
馬連BOX→7.9.11.14.15
三連複BOX→7.9.11.14.15

【エプソムC】
◎ レクセランス
◯ インダストリア
▲ フィアスプライド
△ レインフロムヘヴン
△ エアファンディタ

単勝と複勝14
馬連BOX→3.5.8.12.14
三連複BOX→3.5.8.12.14

エプソムカップは思い切ってレクセランス◎(`・ω・´)
英ダービーをオーギュストロダンが勝ったし
ディープ産駒に賭けてみる!
英国繋がりというだけである(´・ω・`)イイダロ

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2023年6月11日エプソムカップ G34着
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2023年6月11日 エプソムカップ G3 4着
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