ウシュバテソーロ(競走馬)

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ウシュバテソーロ
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ウシュバテソーロ
写真一覧
現役 牡7 鹿毛 2017年3月4日生
調教師高木登(美浦)
馬主了徳寺健二ホールディングス 株式会社
生産者千代田牧場
生産地新ひだか町
戦績34戦[11-3-5-15]
総賞金11,988万円
収得賞金108,580万円
英字表記Ushba Tesoro
血統 オルフェーヴル
血統 ][ 産駒 ]
ステイゴールド
オリエンタルアート
ミルフィアタッチ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
シジェームサン
兄弟 カサーレサンディアタッチ
市場価格2,700万円(2017セレクトセール)
前走 2024/03/30 ドバイワールドカップ G1
次走予定

ウシュバテソーロの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/30 アラ 9 ドバイWC G1 ダ2000 12--------2** 牡7 57.0 川田将雅高木登 --2.03.8 1.5----ローレルリバー
24/02/24 サウ 9 サウジカップ G1 ダ1800 14--------2** 牡7 57.0 川田将雅高木登 --1.49.5 0.0----セニョールバスカドール
23/12/29 大井 9 東京大賞典 G1 ダ2000 9--------1** 牡6 57.0 川田将雅高木登 522
(--)
2.07.3 -0.1----ウィルソンテソーロ
23/11/04 アメ 9 BCクラシッ G1 ダ2000 12--------5** 牡6 57.0 川田将雅高木登 --0000 ------ホワイトアバリオ
23/09/27 船橋 11 日本テレビ盃 G2 ダ1800 11--------1** 牡6 58.0 川田将雅高木登 530
(--)
1.51.7 -0.5----テンカハル
23/03/25 アラ 9 ドバイWC G1 ダ2000 15--------1** 牡6 57.0 川田将雅高木登 --2.03.2 ------アルジールス
23/02/01 川崎 11 川崎記念 G1 ダ2100 10--------1** 牡6 57.0 横山和生高木登 523
(--)
2.16.0 -0.1----テーオーケインズ
22/12/29 大井 9 東京大賞典 G1 ダ2000 14--------1** 牡5 57.0 横山和生高木登 523
(--)
2.05.0 -0.3----ノットゥルノ
22/11/27 阪神 11 カノープスS OP ダ2000 16233.011** 牡5 56.5 横山和生高木登 524
(+6)
2.03.7 -0.437.3⑬⑬⑪⑩ヒストリーメイカー
22/10/23 東京 11 ブラジルC (L) ダ2100 156112.811** 牡5 55.0 木幡巧也高木登 518
(-2)
2.10.0 -0.335.5⑩⑩⑩⑨バイシュラバナ
22/09/18 中山 11 ラジオ日本賞 OP ダ1800 167138.243** 牡5 56.0 木幡巧也高木登 520
(-2)
1.50.7 0.436.2⑮⑮⑫⑩アシャカトブ
22/04/30 東京 9 横浜S 3勝クラス ダ2100 1461015.671** 牡5 57.0 横山和生高木登 522
(-2)
2.08.1 -0.734.0⑬⑬⑬⑫ペプチドナイル
22/04/03 中山 11 美浦S 3勝クラス 芝2000 96616.066** 牡5 57.0 横山和生高木登 524
(-2)
2.02.3 0.235.5④④エヴァーガーデン
22/02/05 東京 11 早春S 3勝クラス 芝2400 143425.5811** 牡5 54.0 江田照男高木登 526
(+2)
2.26.8 1.735.1⑬⑬⑭⑧ハーツイストワール
22/01/10 中山 10 迎春S 3勝クラス 芝2200 1561024.6105** 牡5 57.0 戸崎圭太高木登 524
(+4)
2.15.1 0.434.7⑩⑩⑩⑨スマイル
21/12/25 中山 11 グレイトフル 3勝クラス 芝2500 107713.654** 牡4 54.0 黛弘人高木登 520
(0)
2.34.3 0.335.4⑨⑨ヴェローチェオロ
21/11/07 福島 12 三陸特別 2勝クラス 芝2600 165911.561** 牡4 55.0 黛弘人高木登 520
(+4)
2.40.9 -0.036.0⑤⑤④ウォルフズハウル
21/10/16 東京 8 3歳以上2勝クラス 芝2400 8119.154** 牡4 57.0 戸崎圭太高木登 516
(-2)
2.29.0 0.334.0④④⑤プリュムドール
21/10/03 中山 10 茨城新聞杯 2勝クラス 芝1800 121112.856** 牡4 55.0 戸崎圭太高木登 518
(-2)
1.47.6 0.634.4⑨⑨⑨⑨ヴァリアメンテ
21/05/08 新潟 8 4歳以上1勝クラス 芝2200 11671.911** 牡4 57.0 鮫島克駿高木登 520
(+2)
2.15.8 -0.537.5⑨⑨⑥④ポールトゥウィン

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ウシュバテソーロの関連ニュース

IFHA(国際競馬統括機関連盟)は12日、ロンジンワールドベストレースホースランキングを発表した。今年の1月1日から4月7日までに行われた世界の主要レースを対象にレーティング118ポンド以上の25頭を掲載。日本調教馬は5頭がランクインし、最高位はドバイシーマクラシック2着のシャフリヤール(栗・藤原、牡6)と、ドバイワールドC2着で前回3位タイだったウシュバテソーロ(美・高木、牡7)の120ポンドで5位タイ。1位はドバイワールドCを勝ったローレルリバー(UAE=B・シーマー、牡6)の128ポンドだった。

【4歳以上次走報】ウシュバテソーロは日本テレビ盃からブリーダーズCに向かう予定 2024年4月2日(火) 23:57

ドバイワールドC2着ウシュバテソーロ(美・高木、牡7)は、4日に帰国。秋は日本テレビ盃(9月25日、船橋、JpnⅡ、ダ1800メートル)から、米GⅠ・ブリーダーズCクラシック(11月2日、デルマー、ダ2000メートル)に向かう予定。

★ダービー卿CT勝ちのパラレルヴィジョン(美・国枝、牡5)は、安田記念(6月2日、東京、GⅠ、芝1600メートル)が視野に。

大阪杯6着プラダリア(栗・池添、牡5)は、宝塚記念(6月23日、京都、GⅠ、芝2200メートル)に直行する。

★阪神C13着ダノンスコーピオン(栗・福永、牡5)は、京王杯SC(5月11日、東京、GⅡ、芝1400メートル)で復帰予定。鞍上は戸崎騎手の見込み。キタサンブラックCを勝ったスズハローム(栗・牧田、牡4)も、同レースを視野に入れる。

★御堂筋Sを勝ったスマートファントム(栗・石橋、牡4)は、天皇賞・春(28日、京都、GⅠ、芝3200メートル)に藤岡康騎手とのコンビで向かう。

★ポラリスS3着フルム(栗・浜田、牡5)は、欅S(5月25日、東京、OP、ダ1400メートル)に向かう。4着サトノテンペスト(栗・高橋亮、牡6)は、天王山S(20日、京都、OP、ダ1200メートル)を視野に入れる。

★BSN賞4着オディロン(栗・浜中、牡5)は、平城京S(5月4日、京都、OP、ダ1800メートル)を目標にする。




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【川崎記念2024】山崎エリカのDG攻略 穴馬候補は前年名古屋グランプリの入着馬 2024年4月2日(火) 13:25

 川崎記念は1月末または2月初旬に行われていたが、今年から4月上旬に移動。5月にかしわ記念、6月に帝王賞が行われる状況下での4月初旬の移動は、春のチャンピオンロードの第一戦を意味するもの。これまでの川崎記念は、昨年の優勝馬ウシュバテソーロのように、ドバイワールドCを目指す実績馬が度々出走していたが、ドバイワールドCと同時期の開催となったことで、今後は上がり馬が帝王賞を目指す舞台となりそうだ。

 また川崎記念ダイオライト記念の順番が入れ替わり、ダイオライト記念が川崎記念のトライアルレースに設定されたことで、今後はダイオライト記念の上位馬が活躍する舞台になっていくのだろう。今後、ダイオライト記念の上位馬は要警戒だ。

 ちなみにこれまでの川崎記念の1番人気馬の過去10年の成績は、【6・4・0・0】と連対率100%。しかし、今後は上がり馬の対戦図式となることで、データクラッシュが想定される。そこで1番人気馬の内訳を見ていくと、前走の東京大賞典3着以内馬だった馬が8頭。前走のチャンピオンズCで4着以内だった馬が2頭。

 もちろん、前走の東京大賞典で3着以内だった馬の中には、チャンピオンズCで4着以内だった馬も含まれるが、全ての連対馬がどちらかの条件を満たしていた。今後も前記の条件を満たした馬が1番人気に支持された場合は、最有力となるだろう。

 次に前年のチャンピオンズCの4着以内だった馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【5・3・0・0】。1着の該当馬は、2014年、2015年のホッコータルマエ、2018年のケイティブレイブ、2021年、2022年のチューワウィザード。2着の該当馬は、2016年、2017年のサウンドトゥルー、2023年のテーオーケインズである。また前年のチャンピオンズCで5着だったアウォーディーが、このレースで3着に好走している。このことから馬券圏内を狙うのであれば、チャンピオンズC5着まで視野に入る。

 さらに前年のJBCクラシックの連対馬も有力で、過去10年の成績は【3・4・1・1】。1着の該当馬は、2014年のホッコータルマエ、2020年のチュウワウィザード、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2016年のサウンドトゥルー、2019年のケイティブレイブ、2021年のオメガパフューム、2023年のテーオーケインズ。3着の該当馬は、2018年のアウォーディー。2018年のサウンドトゥルーこそ、行った、行ったの展開もあって5着に敗退しているが、おおむね信頼できる。

 今度は穴馬候補を紹介しよう。一番は前年の名古屋グランプリで3着以内の馬だ。該当馬は2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ、2018年のミツバ、2020年の3着馬デルマルーヴル、2022年の3着馬ヴェルテックス。過去10年は3着ばかりだが、2008年のフィールドルージュ、2007年のヴァーミリアン名古屋グランプリを勝って、このレースも優勝している。

 さらに大穴を狙うのであれば、コーナーがきつくてペースが上がりにくい川崎らしく、逃げ馬の一発だ。逃げ馬はシンプルに強いこともあり、2018年のケイティブレイブなどの1番人気馬も優勝しているが、2017年には中央の準オープンを勝ち上がったばかりの5番人気馬オールブラッシュが逃げ切り勝ちを決めている。

 他に逃げて3着以内だった馬を挙げると、2014年のトウショウフリーク(2番人気・3着)、2015年のサミットストーン(6番人気・3着)、2019年のオールブラッシュ(2番人気・3着)、2021年のカジノフォンテン(4番人気・1着)。過去10年で逃げ馬が6頭も馬券に絡んでいる。

 またコーナーがきついコースは内枠有利になるので、馬番1番も穴メーカーとなる。該当馬は2016年のサウンドトゥルー(2番人気・2着)、2021年のカジノフォンテン(4番人気・1着)、2022年のエルデュクラージュ(9番人気・2着)、2023年にニューモニュメント(5番人気・3着)の4頭。遡れば2012年にランフォルセが5番人気で2着、2013年にグラッツィアが3番人気で3着と善戦している。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前走の東京大賞典3着以内か、前走のチャンピオンズカップで4着以内の1番人気馬。
 ・前年のチャンピオンズCで5着以内の馬。
 ・前年のJBCクラシックの連対馬。
 ・ダイオライト記念の上位馬。

 ●穴馬候補
 ・前年の名古屋グランプリで3着以内の馬。
 ・逃げ馬。
 ・馬番1番。

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【ドバイワールドC】ウシュバテソーロ連覇ならずも日本馬歴代賞金王! 秋はBCクラシックに再挑戦 2024年4月1日(月) 06:08

【ドバイ(UAE)31日=綿越亮介】メイダン競馬場で30日、国際諸競走が行われた。メインのワールドCで連覇を目指したウシュバテソーロは2着に終わったが、3億円以上の賞金を獲得。イクイノックスを抜いて、日本馬の歴代賞金トップとなることが確実になった。また、UAEダービーではフォーエバーヤングがデビュー5連勝を飾り、陣営は改めて米GⅠケンタッキーダービー(5月4日、チャーチルダウンズ、ダ2000メートル)挑戦の意向を示した。



価値ある〝銀メダル〟だ。前年のチャンピオンとして臨んだウシュバテソーロは、前走・サウジCに続いて2着。サンダースノー(2018・19年)に次ぐ史上2頭目の連覇はならなかった。

「とても具合良く競馬を迎えられて、彼らしく走ってくれたのですが、はるか先に勝ち馬がいました」

川田騎手は悔しさを抑え、冷静な表情で敗戦を受け止めた。昨年と同様に道中は最後方でじっと脚を温存。3コーナーすぎから徐々に進出し、直線では大外から持ち味の豪脚を繰り出したが、逃げたローレルリバーとの差は詰まらない。サウジCで敗れたセニョールバスカドールは捕まえたものの、勝ち馬に8馬身半差でゴール。高木調教師は「力は出してくれました。勝った馬が強かったです。前が止まりませんでしたね」と素直に兜を脱いだ。

2度目の世界一には届かなかったが、これで〝日本一〟の称号を手にした。2着賞金の240万米ドル(3億3936万7500円、JRAの換算式で計算)を加算し、総賞金は22億1567万8200円となる見込み。あのイクイノックス(22億1544万6100円)を抜き、日本馬歴代トップに輝くことが確実となった。「(賞金は)あとからついてくるものですが、光栄なことですね」と指揮官。世界を股にかけるオルフェーヴル産駒が、日本の競馬史に金字塔を打ち立てた。

今後は昨年5着に敗れたBCクラシック(11月2日、デルマー、米GⅠ、ダ2000メートル)を目標に据える。「昨年サンタアニタではいい結果を得ることができなかったですが、今年のデルマーはこの馬に合うコース形態だと思っているので、改めてチャレンジしたいです」と鞍上は力を込めた。日本馬歴代賞金王の栄誉をつかみ取ったが、まだ道半ば。さらなる栄光を目指すウシュバテソーロの旅は、まだまだ続いていく。

◆ドバイ売り上げ ドバイワールドカップデーに実施された海外馬券発売の売り上げは71億2102万4000円で、昨年の61億円超を上回り、ドバイでの過去最高を更新。2022年凱旋門賞(64億9599万2800円)で記録した一日の海外馬券の最高売り上げも、大きく上回った。内訳はワールドCが20億5801万1700円、シーマクラシックが21億9765万3900円、ターフが17億9842万3700円、ゴールデンシャヒーンが10億6693万4700円だった。

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【ドバイワールドC】前年覇者ウシュバテソーロは2着で国内歴代賞金王に 地元UAEのローレルリバーが圧勝 2024年3月31日() 17:32

ドバイワールドカップデーが30日(日本時間同日深夜から31日未明)、UAEドバイ・メイダン競馬場で行われ、ドバイワールドカップ(GⅠ、北半球産4歳以上・南半球産3歳以上、ダート・左2000メートル、1着賞金696万ドル=約9億8414万円=国際的な取り決めによる年初の主要通貨換算通年レートの1ドル141.4円で換算)は、地元UAEのローレルリバーが圧勝した。タイムは2分2秒31(良)。

前年の覇者ウシュバテソーロは直線外から脚を伸ばしたが8馬身半差の2着が精いっぱいだった。同馬は2着賞金240万ドル(約3億3936万円)を加算し、総獲得賞金は約22億1567万円となり、イクイノックスの22億1544万6100円を抜いて国内歴代1位となった。

同じく日本から参戦したウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川準厩舎)は4着、ドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学厩舎)は5着、クリストフ・ルメール騎手の落馬負傷によりオイシン・マーフィー騎手に乗り替わったデルマソトガケ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)は6着だった。

高木登調教師(2着 ウシュバテソーロ)「力は出してくれました。2着という結果は残念でしたが、勝った馬が強かったです。前が止まりませんでしたね。それでもサウジCで勝たれたセニョールバスカドールを差し返したし、そこは偉かったです。(2着で日本馬の歴代賞金王)後からついてくるものですが、光栄なことですね。秋はまたアメリカに行こうと思っています。衰えもないし、これだけ世界の強豪と戦ってくれている。また頑張ります」

原優介騎手(4着 ウィルソンテソーロ)「馬はいい状態で持ってきてもらったのですが、(位置取りが)だいぶ後ろになってしまったので、もう一列前に行けていたらよかったかなと思います。国内に戻ってから、しっかり結果を出せるよう頑張っていきたいと思います」

小手川準調教師(同)「悔しいですね。この景色を一度味わったら…。でもここまで来たということは、チャンスがないわけではない。優介と一緒にGⅠ取りたいですね。(担当の)榊原さんが倒れそうなぐらい頑張ってくれました」

◆バウルジャン・ムルザバエフ騎手(5着 ドゥラエレーデ)「内側のポジションから今日はとてもいい走りをしてくれたと思います」

池添学調教師(同)「やりたいレースはできました。外の勝った馬に早目に前に行かれて、キックバックがどうかと思いましたが、かからないようジョッキーが乗ってくれました。結果的には残念でしたが、馬の力は出せたのではないかと思います」

◆オイシン・マーフィー騎手(6着 デルマソトガケ)「よく反応してくれたが、もう少し前でキックバックのないところを走りたかった。機会をいただいて感謝しています。ルメール騎手の無事を祈っています」

音無秀孝調教師(同)「ゲートの中がうるさかったんですよね。今までなかったから、そこはちょっと誤算でしたね。その前にルメールさんが乗れないということで突然オイシンさんに乗ってもらいましたけど、これも考える暇もなく乗せられたので、ちょっと走る馬だとは分かっていても考える余裕がなかった。ゲートの中までは僕らも想像していなかったです。ゲートはいちから直さないといけないですね。ゲートで後手に回った時点であーあと思いましけどね。本当はハナに行ってもいいので、と言いましたけどね。昨年は逃げ切っていますし、行ってほしかったんですけど、あのゲートではいけない。3コーナーくらいから手応えが怪しいなと思っていました。だからいろいろ精神的な状態がどうだったかなというのはちょっと分からないですね。馬はまだ来年ありますので、また頑張ってほしいと思います。秋のBCクラシックを目標にしています」

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【ドバイワールドカップ2024】レース展望 デルマソトガケ一閃!BCクラシック、サウジカップの雪辱を期待 2024年3月30日() 09:40

世界最高賞金はサウジカップに譲ったものダートレースとしてはサウジカップとともに世界最高連峰にあるドバイワールドカップには我らが日本のデルマソトガケが登頂を果たします。
サウジカップが創設されて6年、リヤド→ドバイは世界ダート路線の国道一号線となりました。隣国であり移動距離も短いものの、この国道一号線は高く険しい道です。それはダートの質が大きく異なるからです。

サウジからドバイに転戦した某厩舎関係者は匿名を条件にこう語ってくれました。
「今年のサウジのダートは深いばかりか重すぎた。サウジからドバイに到着したほとんどの馬は疲労困憊。特に昨年のパンサラッサのハイペースを上回る超ハイペースでサウジカップを駆け抜けた馬にその傾向が強いんですよ」

昨年のUAEダービー以来、ソトガケの主戦となったC.ルメールは27日朝、メイダン競馬場の外埒でこう語りました。
「今年のドバイのダートはサウジよりも軽い」
ドバイは3月8日夜から9日にかけて激しい雷と豪雨に襲われ街中が冠水。ダートコースの上層が流されてしまったためと思われます。サウジ、ドバイのダートコース差は今年更に拡大したようです。

ならばソトガケもサウジカップを激走していますが、他馬とは少々事情が異なるようです。クリストフは前走をこう振り返りました。
「ゲートを出てすぐに他馬に前を遮られ、思い通りの位置を取れなかった。直線最後で伸びてきてくれただけに残念でならない」

また、音無秀孝師はソトガケがサウジカップでは万全でなかったと明かしてくれました。
「サウジへの空輸中、他馬に顔を噛まれて到着後の調整に大きな狂いが出ました。レースにもその影響が大きく出て、全力を尽くすことはできませんでした。ドバイへの移動後は顔の傷も癒えて極めて順調です」
いつも飄々としている音無師の表情からはサウジの仇をドバイで討つことに自信が垣間見えました。

再びクリストフに話は戻りますが、内外各社の単独インタビューを終えてホテルへ急ぐ彼を追いました。乗り替わりの昨年UAEダービーでは誰もが予想しなかった逃げの手に出て大金星をあげましたが、もう一丁あるのか、と訊ねると何も答えずウィンクをしてくれました。

UAEダービーは1800m、ドバイワールドカップは2000m。ソトガケの1800m通過ラップはドバイワールドカップのそれよりも8秒も早かったのです。去年のUAEダービーと同じペースでハナを切って逃げられれば最後の200mを8秒で歩いたとしてもウシュバテソーロの前にいる計算になります。

さて、相手ですがサウジカップ勝ち馬のセニョールバスカドールです。ウシュバテソーロはハイペースでこそ足が切れる典型的な追い込み馬。ソトガケが自分のペースで逃げれば脚を余してしまう恐れが十分あります。またこの2頭は深いばかりか重すぎたサウジのダートで激走していて、その疲れを癒やし切れていない恐れもあります。この2頭以外からソトガケの相手を見つけ出したいと今夜は徹夜を覚悟しました。日本時間土曜公開の甘粕代三の大予想にご期待下さい。

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 地方競馬もクライマックス。いよいよ年の瀬恒例の一年の総決算、東京大賞典が行われる。ダートの王道路線は、秋は10月のJBCクラシックから始まり、続いてチャンピオンズカップ、そして最終戦がこのレースとなる。例年、JBCクラシックチャンピオンズカップの上位馬が集うため、年によってはチャンピオンズカップ以上のハイレベルな戦いになることもある。

 本来は秋のGⅠ戦ではもっとも賞金が高い中央のチャンピオンズカップを大目標とし、東京大賞典は消化レースでもいいはずだが、こちらのほうがハイレベルになることもある理由は大きく二つ。有終の美を飾るのが好きな日本人の国民性と、大井ダ2000mのほうが中京ダ1800mと比べて癖のないコースだからだろう。

 最有力は同年のJBCクラシックやダ2000mのJpnⅠでも連対実績のあるJBCスプリントの連対馬だが、前走のチャンピオンズカップで凡退しているような馬はさすがに狙えない。同年のJBCクラシックの連対馬である2014年のクリソライトと2015年のコパノリッキーが、前走のチャンピオンズカップで7着以下に敗れていたことから、前走でチャンピオンズカップに出走している場合は、6着以内を目安に狙いたい。

 同年のJBCクラシックか、ダ2000mのJpnⅠでも連対実績のある同年のJBCスプリントの連対馬がここに直行か前走のチャンピオンズカップで6着以内だった場合の過去10年のこのレースでの成績は【6・4・1・0】。1着の該当馬は、2013年、2016年のホッコータルマエ、2015年のサウンドトゥルー、2017年のコパノリッキー、2018年、2019年、2020年のオメガパフューム。2着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2015年のホッコータルマエ、2016年のアウォーディー、2017年のサウンドトゥルー。3着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。遡れば2011年の覇者スマートファルコンも、前記に該当していた。

 また同年の帝王賞の連対馬も当然有力。ただし、秋のJBCクラシックチャンピオンズカップともに3着以下だった2014年の帝王賞馬ワアンダーアキュート、2016年の帝王賞コパノリッキーは4着以下だったことから、次の2点を条件としたい。(1)同年のJBCクラシックチャンピオンズカップともに使われ、どちらかで連対している。(2)同年の11月以降、JBCクラシックチャンピオンズカップのみに出走。

 前記の(1)か(2)を満たした帝王賞連対馬の過去10年のこのレースでの成績は【5・3・4・0】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2018年、2019年、2020年、2021年のオメガパヒューム。2着の該当馬は、2014年のコパノリッキー、2015年のホッコータルマエゴールドドリーム。3着の該当馬は、2013年のニホンピロアワーズ、2017年、2018年のケイティブレイブ、2022年のメイショウハリオ。遡れば2011年の東京大賞典の優勝馬スマートファルコン、2010年の東京大賞典の2着馬フリオーソも前記に該当している。

 次いで有力なのは、近3走以内にダ1700m以上のオープンやリステッドかグレードレースを2勝した、前走ダ1800m以上戦に出走の中央馬だ。ただし、前走のチャンピオンズCで1.8秒差に敗れていた2017年のロンドンタウンがこのレースで5着に敗れていることから、前走でチャンピオンズCに出走していた場合は、着差1.7秒差までとしたい。

 この条件を加えると、過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】となる。1着の該当馬は2022年のウシュバテソーロ、2着の該当馬は2016年のアウォーディー、3着の該当馬は、2017年のケイティブレイブだ。遡れば2012年の優勝馬ローマンレジェンドや2010年と2011年の優勝馬スマートファルコン、2010年の2着馬フリオーソも前記に該当していた。

 さらに同年のジャパンダートダービーで連対した馬も有力。ただし、前走でチャンピオンズカップ以外のレースで敗れていた2014年のハッピースプリント、2017年のヒガシウィルウィン、2021年の キャッスルトップは大敗しているので、前走でチャンピオンズカップに出走しているか、前走で勝利していることを条件で狙いたい。

 また2007年にジャパンダートダービーから直行したアンパサンドが敗れていることから、ジャパンダートダービー後にレースを使われていることも条件としたい。すると過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】となる。1着の該当馬は2018年のオメガパヒューム、2着の該当馬は2022年のノットゥルノ、3着の該当馬はケイティブレイブである。遡れば2012年のこのレースの2着馬ハタノヴァンクール、地方馬では2007年のこのレースの2着馬フリオーソも前記に該当していた。

 その他、稀にしか出走してこないが、同年のみやこSの勝ち馬でチャンピオンズカップで5着以内だった馬も有力。過去10年の該当馬は、2016年のアポロケンタッキーのみだが、2012年の東京大賞典の優勝馬ローマンレジェンドも前記に該当している。GⅠ、JpnⅠ勝ちの実績があると人気になるが、みやこSの優勝馬は上がり馬が大半のはず。穴メーカーにもなるので、覚えておきたい。前記のアポロケンタッキーは5番人気だった。

 あとは地方競馬全体が底上げしているだけに、今後は東京大賞典の前哨戦である南関東の重賞、勝島王冠組にも注意したい。ノンコノユメとモジアナフレイバーも勝島王冠の連対馬だった。また2020年の東京大賞典の2着馬も、前走の勝島王冠勝ちのカジノフォンテンである。同馬は9番人気での好走だった。

 また2016年のアポロケンタッキーもそうだが、全体の傾向として前走のチャンピオンズカップで3~6着だった馬は、このレースで人気が落ちる傾向がある。2015年の3着馬ワンダーキュートは、同年のかしわ記念勝ちの実績があったが、それ以降のGⅠ、JpnⅠで連対実績がなかったことが嫌われたようで、前走のチャンピオンズカップで6着ながら、6番人気でこのレースでは3着と巻き返している。

 このようにこのレースは、チャンピオンズカップの3~6着から巻き返して来ることがままある。GⅠ、jpnⅠ勝ちの実績がなかったり、その手前の成績がひと息だったりすると一気に人気が落ちるので、それらをヒモに加えると、高配当をGETできるかもしれない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のJBCクラシックか、ダ2000mのJpnⅠでも連対実績のある同年のJBCスプリントの連対馬(ここに直行か前走チャンピオンズカップで6着以内が条件)。
 ・次のどちらかの条件を満たしていた同年の帝王賞の連対馬。
 (1)同年のJBCクラシックチャンピオンズカップともに使われ、どちらかで連対している。
 (2)同年の11月以降、JBCクラシックチャンピオンズカップのみに出走。
 ・近3走以内にダ1700m以上のオープンやリステッドかグレードレースを2勝した、前走ダ1800m以上戦に出走の中央馬(前走でチャンピオンズカップに出走していた場合は、着差1.7秒差以内が条件)。
 ・同年のジャパンダートダービーの連対馬(前走でチャンピオンズカップに出走していること、その他のレースなら勝利していること、直行ではないことが条件)。
 ・同年のみやこSを勝利した、前走チャンピオンズカップ5着以内馬。

 ●穴馬候補
 ・前走の勝島王冠で連対していた馬。
 ・前走のチャンピオンズカップで3~6着だった馬。


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2023年12月1日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今後は数十年に1頭の名馬が数年に1頭は出現する/チャンピオンズC展望
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ジャパンカップイクイノックスが人気に応えて完勝。スタートからゴールまで、まったく隙のない勝利でG1・6連勝を飾った。中山でも、阪神でも、海外でもまったく崩れなかったイクイノックスにとって唯一の不安といえば中3週のローテーションだったが、それもすべて杞憂だったということ。

さて、その後の動向に注目が集まったが、さる木曜日に引退→種牡馬入りが発表された。有馬記念に出てきてくれるならば久々の秋G1・3冠が楽しみでもあったが、出て来ないのであれば、それはそれで無事の種牡馬入りを喜び、同時に有馬記念は混戦になり予想の面では面白くなる。個人的にはどちらでも楽しみだなぁと思って続報を待っていたが、連戦の疲れも考慮し、無理する局面ではなかったということだろう。月並みではあるが、産駒のデビューを楽しみに待ちたい。

それにしても、サンデーサイレンスの血がブラックタイドからキタサンブラック、そしてイクイノックスと繋がっていくことに競馬の面白さを感じる。ブラックタイドは言うまでもなくディープインパクトのひとつ年上の同血兄になるわけだが、現役時のパフォーマンスは派手に追い込んだスプリングSの勝利があるくらいで、どちらかといえば人気や期待が先行した存在だった。それが、種牡馬として数少ない可能性の中からキタサンブラックを輩出し、そのキタサンブラックの初年度産駒が世界最強馬にまで上り詰めるのだからおもしろい。

また、名馬の引退は時に喪失感も覚えるかもしれないが、その点は問題ない。今の日本競馬のレベルならば、イクイノックス級の名馬は3~5年に1頭くらいは出現すると考えていいだろう。

こんなことをいうと、

「いやいや、世界最強馬で、史上最強クラスの名馬、そう簡単には現れない」
「数10年に1頭の存在だ」

とでも言われそうだが、少なくとも令和を跨いだ馬だけを見渡しても、G1・8勝のアーモンドアイ、無敗の3冠馬コントレイルなどが出現しているし、ダートに目を転じてもドバイを制したウシュバテソーロ、BCディスタフを制したマルシュロレーヌなど、続々と超一線級が出現している。それだけ今の日本競馬は血統面、調整面含めて総合的にレベルが上がっている上に、使うレース数も減っているので、無敗や、それに準ずる成績で圧倒的なパフォーマンスを見せる大物が登場しやすくなっている。かつてなら何割かは故障で離脱するようなケースもあったかもしれないが、今はそういったことも肌感覚レベルにはなるが減っているように思える。

もちろんそれは現場の多くの馬に携わる方の不断の努力によって成し得ていることなので、結果だけを見て今後も同じように続くと簡単に言い切れるものではないかもしれない。だが少なくとも出てきている結果だけを見るならば、今後も同じクラスの名馬が一定スパンの間に出現すると考えるのが自然だろう。

イクイノックス、お疲れ様。そして、また新たな名馬の出現を楽しみに待ちたい。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はチャンピオンズカップから。

テーオーケインズ松山弘平騎手)

注目はテーオーケインズ松山弘平騎手。
JBCクラシックは伸び切れなかったが、新しい大井の馬場も合わなかったのかもしれい。道中は少し力みも見られた。もともとベテランが強いダート路線で、まだまだ衰えを心配する段階ではない。昨年は断然人気で4着に敗れたが、今年は内枠を引けたのも好材料。巻き返しに期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年6月2日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】タスティエーラ、そして現役ドラフト、環境の変化が新たな可能性を引き出す/安田記念展望
閲覧 1,417ビュー コメント 0 ナイス 2


日本ダービーは期待通り◎タスティエーラが好位から抜け出し、接戦を制した。今回はレーン騎手への乗り替わりが大きな買い材料だったが、レースも完璧な運びだった。

今回、皐月賞2着馬にレーン騎手が騎乗した割に人気がなかったのもポイント。テン乗りでの勝利がないというデータも多少は人気を抑制したのかもしれないが、何より、直近2週のレーン騎手に対するファンの印象も悪かったのかもしれない。

2週前のヴィクトリアマイルではソダシに騎乗し、連覇の期待に応えられず2着。それだけでなく、スタート直後の斜行によって過怠金5万円を科されるオマケつき。1週前はオークスコナコーストに騎乗し大敗。ともにデビュー以来吉田隼人騎手、鮫島克駿騎手が騎乗してきた馬だけに、ファンの心証も悪かったのかもしれない。

もちろん何でもかんでも上位騎手に乗り替わればいいとは思わないが、一方で、何でもかんでも同じ騎手が乗り続ければいいとも思えない。とりわけソダシの場合は近走結果が出ていなかったことは事実だし、何よりデビュー以来同じ騎手が乗り続けることはメリットもある一方、パターンが決まってしまうデメリットもある。

今、プロ野球の世界では「現役ドラフト」で移籍した選手の活躍が目立っている。本稿で野球の話を長々するのもアレなので詳細は「大竹耕太郎」選手や、「細川成也」選手について興味があれば調べていただきたいが、もともといたチームでは燻っていた、あるいは出番がなかった選手が、異なるチームへ移籍し大活躍する。もちろん馬も人もベースとして能力があってこそではあるが、環境の変化がもたらす恩恵は大きい。

タスティエーラはデビュー戦がムーア騎手。その後福永騎手、そして弥生賞~皐月賞は松山騎手、日本ダービーではレーン騎手が騎乗した。各レースを観ると、それぞれのジョッキーの特徴がよく見える。初戦からビッシリ気合を入れるムーア騎手、教育を重視する福永騎手、正攻法の松山騎手、そしてムーア騎手に近いが、やや柔らかさもあるレーン騎手。走るのは馬、されど走らせるのは人。人によって引き出す馬の長所もそれぞれだ。

テン乗りでの日本ダービー制覇はなんと69年ぶりらしい。もっとも、2年前にはシャフリヤールが乗り替わりとして36年ぶりの日本ダービー制覇を果たしている。時代は変化していることを感じさせる日本ダービーだった。今後も既存のコンビにこだわらず、乗り替わりによって引き出される新たな可能性を楽しみに競馬を観て行きたい。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は安田記念の注目馬で締めたい。

ソダシ川田将雅騎手)

注目はソダシ川田将雅騎手。
デビュー以来コンビを組んできた吉田隼人騎手からレーン騎手に乗り替わった前走は、道中2番手から抜け出す形。近走はやや位置取りが下がることも多かった本馬にとって、乗り替わりによって再び位置を取る競馬をできたことは大きな収穫だった。今回は川田騎手。川田騎手はダノンスマッシュラヴズオンリーユーウシュバテソーロなど、完成期を迎えた古馬への乗り替わりに強いジョッキー。キレるというよりはバテないしぶとさを武器とするソダシとも手が合うはずで、人気でも有力だろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年3月25日() 12:00 甘粕代三
【ドバイワールドカップデー2023】レース展望④ドバイシーマクラシック・ドバイワールドカップ
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ドバイワールドカップデー展望第3回を公開した直後、ドバイターフの大本命に推したドウデュースが突如出走を取り消しました。その速報が伝えられたドバイのプレスルームは騒然。それもそうです。友道調教師とは夜明け前にメイダン競馬場で会ってドウデュースに自信満々のコメントを聞いていたのですから。取消発表の後、友道調教師とは会っていませんが、JRAの発表によれば左肢に跛行が原因。大本命に推していただけに残念でなりませんが、前途ある馬だけに出走取消を決めた友道調教師の決断を支持せざるを得ません。

気を取り直して残る2レースを展望します。最後の1回に2レース、字数も限られているため急ぎ足になってしまうことをお許し下さい。


ドバイシーマクラシック(芝2410m)
僅か10頭立てと寂しい顔ぶれとなってしまいましたが、これは昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4・木村哲也)と昨年の覇者シャフリヤール(牡4・藤原英明)2頭が名乗りを上げたためではないでしょうか。当地21日、イクイノックスドバイワールドカップ出走の厩友ジオグリフの最終追い切りを終えた木村調教師は自信満々に語りました。
イクイノックスはいい動き、追い切りは上手く行った。美浦にいる時と同じくいい状態で、厩舎の仕上げは計画通りに出来た。ドバイの芝への適性は未知数だが、昨日午後雨が降って、その後も相当散水している。馬場も押し固めているようだ。気候、環境ともドバイは日本よりも良好。馬場の心配はしていない」
単勝2倍を確実に切る人気を背負うことになるでしょうが、この馬を抜きにこのレースを考えることはできません。

相手一番手も昨年の覇者シャフリヤールをおいてありません。追い切りに騎乗したかつての主戦、合格したばかりの福永祐一調教師に今朝(24日)シャフリヤールの状態を確認したところ、連覇に自信満々との由。イクイノックスシャフリヤール2頭を軸に考えれば、勝負馬券は3連単以外にありません。

もう一席も日本勢を中心にせざるを得ません。昨年12月香港ヴァーズを勝ってG1女王となったウインマリリン(牝6・手塚貴久)は世界一高速馬場の日本では時計半分足りないものの、日本よりも時計半分から一つ重い香港シャティンの芝で本懐を遂げたように、シャティン芝に極めて近いメイダンへの適性はイクイノックスシャフリヤールよりも上。逆転の可能性を否定することはできません。

ドバイの経済低迷から不振をかこつゴドルフィンですが、この舞台に取って置きの切り札を送り込んできました。レベルスロマンス(英・セ5・C.アップルビー)です。一昨年のUAEダービー勝ち馬が昨年6月から芝、それも2400mの選手権距離を使い始めるとリステッドレースからブリーダーズカップターフまで破竹の5連勝で芝ダート兼用のG1ホースに上り詰めました。芝も重い欧州、軽い北米と兼用、メイダンの芝に一転の心配もありません。純正のゴドルフィン生産馬とし上記日本馬を一気に交わす爆発力があることに留意しなければなりません。日本勢が人気を集める日本で人気薄になるようであれば、単勝の妙味に千両以上の魅力を感じています。

上記4頭に迫る可能性を唯一持つのは昨年のアイルランドダービー馬ウエストオーバー(愛・牡4・R.ベケット)までと見ています。この5頭をどう3連単に組み立てるか、このレースの焦点はこの一点に絞られます。


ドバイワールドカップ(ダート2000m)
日本勢が出走15頭の過半数となる8頭を占めました。ダート馬天国の北米勢に圧倒されてきたドバイワールドカップの歴史を振り返ると正に隔世の感があります、日本馬でここで凱歌を上げられたのは、ヴィクトワールピサ。2011年東日本大震災のあの年まで遡らなくてはなりません。

さて字数も尽きつつあるので、まずは私の本命から手短に書かせて下さい。サウジカップからここの連覇を狙うパンサラッサ(牡6・矢作芳人)です。当地22日夜、枠順抽選会からホテルへの帰途、担当の池田厩務員と同じバス、それも隣席に乗り合わせました。昨年ドバイターフで長い写真判定をパドックの中で待ち、同着となって共に歓喜の涙を流して以来、一年ぶりに言葉を交わしました。サウジからの転戦で疲労が心配ではないか、と訊ねました。
「ドバイは厩舎の周りが静か。日本では車の僅かなエンジン音、鳥の声にも敏感で煩くなるパンサラッサがドバイでは落ち着きはらって状態は更によくなっているよ。何なら明日(23日)朝、パンサラッサを触らせてあげようか?」

余裕綽々の笑顔でした。しかし、枠順は逃げ馬には致命的な大外枠。これを今朝(24日)、朝食で一緒になった矢作調教師にぶつけました。
「中途半端な競馬はしない。何が何でもハナに立たせる。それでも保つのがパンサラッサですから」
ときっぱり。パンサラッサはハナ切れなければ後はどこにもいないという一介の逃げ馬ではありません。この馬を抜きに馬券を組み立てることはできない、と2人の談話から結論を得ました。

さて、パンサラッサを脅かす一番手はサウジカップ直線で日本勢上位独占の夢を打ち砕いたカントリーグラマー(米・牡6・B.バファート)。今回パンサが大外を引いてしまった分は前回の着差を詰めてくることでしょう。この2頭のほかにはカフェファラオ(牡6・堀宣行)、ジオグリフ(牡4・木村哲也)、クラウンプライド(牡4・新谷功一)のサウジカップ上位馬にダートでは底を見せていないウシュバテソーロ(牡6・高木登)、昨年のサウジカップ覇者エンブレムロード(サウジ・牡5・M.アルムロワ)までを相手に馬券を組み立てたいと考えています。明日25日(土)の予想公開をお楽しみに!

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースのドバイWCデー4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2022年5月5日(木) 14:00 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(4/30~5/1) シムーンプロ4週連続、豚ミンCプロとスガダイプロは3週連続プラスを達成
閲覧 641ビュー コメント 0 ナイス 1



1(日)に行われたG1天皇賞(春)ほか様々な的中がマークされた先週。
好成績を収めた注目プロ予想家をご紹介していきたいと思います。
 
 
 
☆☆☆注目プロ →シムーンプロ
30(土)は、阪神5R3歳1勝クラスを、「前走は2着以下の全馬がその後未勝利を脱出しておらず低レベルに見えるが、この馬だけはモノが違う印象(中略)底を見せておらずここでも通用すると見て昇級即の一発にかける」とした◎マルカアトラスでの13万5000円払戻し、東京9R横浜Sウシュバテソーロ的中、阪神10R芦屋川Sサトノファビュラス的中と絶好調。さらに、1(日)には「距離短縮で変わる可能性はある。芝のスプリンターと見ている」とした◎ケリアテソーロ的中を決めた勝負予想福島12R4歳以上1勝クラスのほか、東京3R3歳未勝利的中などで、週末大幅プラスを達成。土日2日間トータルでは、回収率157%、収支13万9150円プラスをマークし、4週連続プラスとしています。
 
☆☆☆注目プロ →豚ミンCプロ
30(土)の阪神5R3歳1勝クラスマルカアトラスメイショウキッド的中1,357%回収マークのほか、同阪神10R芦屋川S、1(日)G1天皇賞(春)などの的中で好調をアピール! 週末トータルでは、回収率142%をマークし、3週連続週末プラスとしています。
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
30(土)東京2R3歳未勝利での◎○▲パーフェクト的中で先週も好発進とすると、東京9R横浜Sでは◎▲○1,281%回収の一発を披露。1(日)にも阪神12R陽春S▲◎○的中などの活躍を披露し、土日2日間トータル回収率111%、3週連続週末プラスをマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →真田理プロ
30(土)のG2青葉では、○プラダリア-◎ロードレゼル(「長い直線こなす、歩幅が大きく長距離向きの走りなので距離延長プラス」)で的中。翌1(日)は、まず東京2R3歳未勝利で「今回は積極策の見立て。スタート決めロスの少ない競馬が出来れば上位のチャンス。渋った馬場、長い直線、距離短縮はこなす」とした◎プレミアムクイーン(単14.4倍)的中を決めると、福島12R4歳以上1勝クラス◎▲的中で先週の勝利を確定。週末2日間トータルでは回収率139%で終えています。
 
 
 
この他にも、回収率予報官プロ(128%)、にしのけいごプロ(125%←2週連続週末プラス)、3連複プリンセスプロ(109%)が回収率100%超をマークしています。
 
今週も「プロ予想MAX」にぜひご注目下さい。

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2021年11月12日(金) 10:00 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(11/6~11/7) 田口啄麻プロ、V5達成の岡村信将プロなどが週末プラス10万オーバーを記録
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6(土)に行われたG2京王杯2歳S、G3ファンタジーS、7(日)のG2アルゼンチン共和国杯、G3みやこSほか様々な的中がマークされた先週。
好成績を収めた注目プロ予想家をご紹介していきたいと思います。
 
 
 
☆☆☆注目プロ →田口啄麻プロ
6(土)に福島1R2歳未勝利トモノボーイ福島12R飯坂温泉特別オリンピックデイなどの的中を披露すると、7(日)も東京1R2歳未勝利阪神1R2歳未勝利などの的中をマーク! 土日2日間トータル回収率128%、収支20万2000円プラスで終えています。
 
☆☆☆注目プロ →岡村信将プロ
6(土)は、東京2R2歳未勝利を、「安定性では勝ちまで視野に入れてのレディナビゲーターロジレットは一度使われての上昇が大きく、単勝で狙いたいところだが、それでもレディナビゲーターが上回ってくる可能性が低いとも言えず」との見立てで◎○馬連1点勝負的中、さらにG3ファンタジーSで「スーパーホース候補生。期待値は恐ろしく高い」とした◎ウォーターナビレラなどを仕留め快勝。続く31(日)には、東京9R百日草特別◎○的中、勝負予想G2アルゼンチン共和国杯オーソリティ的中(「完全な格上馬で、ハンデもむしろ恵まれているぐらいなので、この馬を避けての勝ち筋があるとは思えないところ」)、福島12R三陸特別ウシュバテソーロ的中などで、連日のプラス収支を記録。週末トータルでは回収率125%、収支12万8000円プラスをマークし、5週連続週末プラスを達成しています。
 
☆☆☆注目プロ →にしのけいごプロ
先週は、6(土)G2京王杯2歳Sで3連複×◎○的中計5万7390円払戻し(1,082%回収)をマーク。7(日)は勝負予想福島12R三陸特別、同阪神12R3歳以上2勝クラスなどを仕留め、週末2日間トータルプラス(回収率102%)を計上しています。3週連続週末プラスを達成。
 
 
 
この他にも、エース2号【予想マイレージクラブ限定】プロ(164%)、【U指数】3連単プリンスプロ(128%)、ジョアプロ(118%)、ゼット1号プロ(115%)、【U指数】3連複プリンセスプロ(110%)、エース1号プロ(103%)が回収率100%超をマークしています。
 
 
今週も「プロ予想MAX」にぜひご注目下さい。

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ウシュバテソーロの口コミ


口コミ一覧
閲覧 75ビュー コメント 0 ナイス 3

2着だったせいでなんかしっくり来ないけどおめでとう!

まさかオルフェーヴル産駒からダート路線で賞金日本一の馬が出るとは種牡馬入りした時、いや、ラッキーライラックやエポカドーロが現役だった時は想像もしてなかったな。それも5歳の9月からダート転向した馬が。オルフェーヴルはいつも私たちを良くも悪くも裏切ってくる

 ネアルコとハイペリオ 2024年3月31日() 01:51
ウシュバテソーロ2着
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ウシュバテソーロ、もう直線入った時に既にどうにもならないくらい差がついてしまっていたな。ただあんな前いて失速しないんだからローレルリバーがそもそも強かった

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 ユウキ先生 2024年3月31日() 01:48
☆ドバイワールドC(連覇ならず)☆
閲覧 77ビュー コメント 0 ナイス 10

日本の総大将で昨年の覇者・ウシュバテソーロは最後の直線で追い込みましたが2着まで。

勝ったのは地元UAEのローレルリバー!!

まんまと逃げきりました☆

ホント世界は広いですね~こんなに日本を代表する1流馬が勝てないなんて・・・。

でも楽しく見させて頂きました(^^)/

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ウシュバテソーロの掲示板

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コメント一覧
2:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:68人 2023年3月26日() 02:32:55
ドバイワールドカップ優勝馬
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年10月23日() 14:56:08
死んでも勝てよ、バカ息子!

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ウシュバテソーロの厩舎情報 VIP

2022年11月27日カノープスステークス1着
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ウシュバテソーロの取材メモ VIP

2022年11月27日 カノープスステークス 1着
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