デアリングタクト(競走馬)

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デアリングタクト
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写真一覧
抹消  青鹿毛 2017年4月15日生
調教師杉山晴紀(栗東)
馬主株式会社 ノルマンディーサラブレッドレーシング
生産者長谷川牧場
生産地日高町
戦績13戦[5-1-3-4]
総賞金61,091万円
収得賞金18,700万円
英字表記Daring Tact
血統 エピファネイア
血統 ][ 産駒 ]
シンボリクリスエス
シーザリオ
デアリングバード
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
デアリングハート
兄弟 マオノジーナスデアリングオウカ
市場価格1,296万円(2018セレクトセール)
前走 2022/11/27 ジャパンカップ G1
次走予定

デアリングタクトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/11/27 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 184813.054** 牝5 55.0 T.マーカ杉山晴紀 484
(-2)
2.23.9 0.233.7⑫⑬⑭⑭ヴェラアズール
22/11/13 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 18244.316** 牝5 56.0 松山弘平杉山晴紀 486
(+2)
2.14.0 1.036.5⑧⑧⑧⑨ジェラルディーナ
22/09/25 中山 11 オールカマー G2 芝2200 13682.016** 牝5 54.0 松山弘平杉山晴紀 484
(+4)
2.13.7 1.035.7⑨⑪⑪⑧ジェラルディーナ
22/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 18477.343** 牝5 56.0 松山弘平杉山晴紀 480
(-6)
2.10.3 0.636.0⑩⑩⑧⑧タイトルホルダー
22/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18118.456** 牝5 55.0 松山弘平杉山晴紀 486
(+22)
1.32.7 0.533.6⑥⑥ソダシ
21/04/25 香港 8 QE2世C G1 芝2000 7--------3** 牝4 55.5 松山弘平杉山晴紀 464
(--)
2.01.4 0.2----ラヴズオンリーユー
21/03/14 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 10111.412** 牝4 55.0 松山弘平杉山晴紀 470
(-4)
2.01.8 0.036.1⑥⑥⑥⑥ギベオン
20/11/29 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 15353.733** 牝3 53.0 松山弘平杉山晴紀 474
(-6)
2.23.2 0.234.4⑦⑦⑦⑦アーモンドアイ
20/10/18 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 187131.411** 牝3 55.0 松山弘平杉山晴紀 480
(+14)
2.00.6 -0.235.8⑬⑬⑧⑤マジックキャッスル
20/05/24 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18241.611** 牝3 55.0 松山弘平杉山晴紀 466
(0)
2.24.4 -0.133.1⑪⑫⑫⑬ウインマリリン
20/04/12 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18594.221** 牝3 55.0 松山弘平杉山晴紀 466
(0)
1.36.1 -0.236.6⑬⑫レシステンシア
20/02/08 京都 10 エルフィンS (L) 芝1600 12684.831** 牝3 54.0 松山弘平杉山晴紀 466
(+2)
1.33.6 -0.734.0⑨⑩ライティア
19/11/16 京都 5 2歳新馬 芝1600 11334.821** 牝2 54.0 松山弘平杉山晴紀 464
(--)
1.37.7 -0.234.8ノーセキュリティ

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2022年スターズオンアース、2023年リバティアイランドと、2022~2023年はドゥラメンテ産駒が2連覇を達成。それら2頭は父系祖父がキングカメハメハとなるが、2018年アーモンドアイ(父ロードカナロア)、2020年デアリングタクト(母の父キングカメハメハ)、2021年ソダシ(母の父キングカメハメハ)と、近年の勝ち馬の多くがキングカメハメハの孫世代であることは特筆に値する。

ほか、2016年ジュエラー(父ヴィクトワールピサ)、2020年デアリングタクト(父エピファネイア)の勝ち馬2頭は初年度産駒となるが、昨今のリーディングを争うロードカナロアや稀代の名馬ディープインパクトも種牡馬としての初G1制覇が桜花賞であったように、期待の種牡馬が箔を付けるレースともいえるだろう。

セシリエプラージュは、父ブリックスアンドモルタル×母アットザシーサイド(母の父キングカメハメハ)。父はアメリカ年度代表馬として鳴り物入りで導入された期待の新種牡馬。一方、本馬は母がキングカメハメハの直仔であるとともに、16年桜花賞で3着に好走している実績も評価しやすい。その母同様にフィリーズレビューからの臨戦であることも興味深く、今回と同じ阪神芝1600mで未勝利を勝ちあがった戦歴にも注意を払うべきだろう。

ステレンボッシュは、父エピファネイア×母ブルークランズ(母の父ルーラーシップ)。同産駒からは20年1着デアリングタクトが出ているが、同馬とは「母の父がキングカメハメハ系種牡馬」となる配合も共通。また、ドゥラメンテ産駒が目下2連覇中であることを考えれば、その叔父にあたるルーラーシップが母の父であることも強調できるだろう。阪神JFではメンバー最速となる上がり3Fを披露しており、逆転の余地はじゅうぶんにある。

チェルヴィニアは、父ハービンジャー×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。「母の父キングカメハメハ」は近年のトレンドといっても過言ではなく、20年1着デアリングタクト、21年1着ソダシ、23年2着コナコーストが該当し、ソダシにおいては阪神芝1600mのコースレコードをも更新。本馬は母が16年優駿牝馬オークス)で2着、伯父コディーノが13年皐月賞で3着とクラシックを賑わせている血統背景も申し分ない。

【血統予想からの注目馬】
セシリエプラージュ ⑫ステレンボッシュ ⑱チェルヴィニア

【有馬記念】ジャスティンパレスを管理する杉山晴紀調教師 独占手記「有馬記念を見据えたローテーション」 2023年12月19日(火) 09:58

今年の天皇賞・春を制したジャスティンパレス(牡4歳)を出走させる杉山晴紀調教師(41)=栗東=が、本紙に独占手記を寄せた。ファン投票では3位ながら出走馬のなかでは最上位の支持。今年JRAで53勝をあげ、全国リーディングを快走するトレーナーが、大一番に懸ける思いをつづった。



サンスポ読者のみなさま、ジャスティンパレスを管理するJRA調教師の杉山晴紀です。国民的なレースといえる有馬記念に実力のある馬で出られることは、調教師冥利に尽きると思っています。

この馬にとって、今年はここまでローテーションが崩れることなく、しっかりと勝ち負けをしてくれています。今、4歳ですが、ただただ成長力に驚かされるばかり。もちろんスタッフも一生懸命やってくれていますし、放牧先でも手をかけてもらっています。

3歳の夏を越え、古馬らしい体つきになり、乗ることによって感じる芯といいますか、見た目にはわからない内面の部分が良くなりました。また、3歳春まではステッキを入れるとヨレていたのがなくなり、真っすぐ走れるようになりました。3歳秋の2戦は、鮫島克駿(かつま)騎手がうまくゲートが出るように教えてくれて、その努力も今につながっていると思います。

昨年の有馬記念(7着)は期待して臨みましたが、古馬の一線級と力差があったかなと思います。今年は秋2戦目で余力がありますし、正直なところ、有馬記念を見据えたローテーションでもあります。昨年は秋3戦目でしたから、その反省も踏まえてのことです。

厩舎の名前を広めてくれた(2020年無敗で牝馬3冠を制した)デアリングタクトが満身創痍(そうい)だったときに、ジャスティンパレスが出てきてくれました。厩舎のモチベーション的にも救われたなというところはあります。ファン投票で3位となり、出走馬の中では最上位となりました。多くの支持に対して、恥ずかしくない状態で競馬に出さないと…という責任を感じています。

ここまで順調に調整して、前走よりも馬は良くなっているように感じます。すごくいい状態で競馬にいけるでしょう。当週は、坂路で調整程度の追い切りをしてレースに行くつもり。去年の有馬記念で、近場への輸送と違うなと馬体の張りなどを見て思ったので、天皇賞・秋でもそうだったように、坂路での最終追い切りにする予定です。

改めてになりますが、まずは支持していただいたファンの方々に感謝したいと思います。それに報いるためにも、厩舎スタッフと一緒に精いっぱい頑張っていきますので当日、応援のほど、よろしくお願いいたします。(JRA調教師)

■杉山 晴紀(すぎやま・はるき) 1981(昭和56)年12月24日生まれ、41歳。神奈川県出身。2004年7月から栗東・武宏平厩舎で厩務員、同8月に調教助手。武宏平調教師の定年、厩舎解散に伴い14年から栗東・高橋康之厩舎へ。16年に調教師免許を取得し、同年10月に栗東で開業。20年にはデアリングタクトで史上初となる無敗の牝馬3冠制覇を達成した。18日現在、JRA53勝をあげて、全国リーディング首位。JRA通算2360戦249勝(うち重賞はGⅠ5勝を含む17勝)。

◆月曜は自厩舎で静養 ジャスティンパレスは全休日の18日、自厩舎で静養した。池水助手は「いつもの月曜日という感じで穏やか」と好気配を伝える。天皇賞・秋はメンバー最速の上がりで2着。秋2走目で状態はさらに上がっている。「体に張りがあって走りのバランスが良くなっています。ずっと強い馬を相手にいい競馬をしているし、チャンスはあると思います」と力を込めた。

◆バースデーVなるか 杉山晴調教師は今年の有馬記念当日の12月24日が42歳の誕生日。レース当日に誕生日を迎えたトレーナーがJRA・GⅠを勝てば、2008年スプリンターズSスリープレスナイトで制した橋口弘次郎元調教師以来15年ぶり、1984年のグレード制導入以降で2人目となる。ジャスティンパレスが優勝して自らのバースデーを祝うことができるか。

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【ジャパンC】ノーザンファーム副代表・吉田俊介氏を直撃!イクイノックスとリバティアイランドどちらが強いですか? 2023年11月21日(火) 05:00

ついに激突! 今週のジャパンCで、世界No1ホースのイクイノックス(美・木村、牡4)と3冠牝馬リバティアイランド(栗・中内田、牝3)が初めて対戦する。両馬を生産したノーザンファームの副代表・吉田俊介氏(49)を直撃。リバティを所有するサンデーレーシングの代表も務める同氏に、勝つのはどっちだと思います?!と直撃した。(聞き手・増本隆一朗)

──生産者のノーザンファーム副代表として、リバティアイランドにもイクイノックスにも深い関わりがある立場。対決実現を前に、今の心境は

リバティアイランドは3冠を取った時点でジャパンCしかないと思っていました。その後、イクイノックスが(天皇賞・秋で)強い勝ち方をしてくれたので、すごく楽しみになりましたね。(2012年の)オルフェーヴルジェンティルドンナが戦ったときぐらい、楽しみにしています」

──リバティは圧倒的な強さで牝馬3冠を達成。どのあたりから、これくらいの器だと思っていた

「そこまで強いかは走ってみないと分からないところでしたが、小さな頃からバランスがずっと良くて、きれいな馬でしたので、期待していました」

──リバティの完成度は今、どれくらい?

「3歳の夏でだいぶ成長したと思います。春先は牝馬らしい線の細さを気にしながらでしたが、だいぶたくましくなってきました。まだ成長する余地もあると思いますが、これまでもずっと強いですからね」

──イクイは今年、世界ランク1位に成長。想像していた?

「していなかったですね(笑)。キタサンブラックの初年度産駒で、骨格はすごく立派なのですが、幼少期は特に薄手の馬体で頼りなさを感じるところがありました。一生懸命走ってくれる馬で、2歳時には1回使うごとに体へのダメージがあり、続けて使えないところはありました。本当に立派な馬になって、能力をいかんなく発揮してくれるようになったなと思います」

──先ほど話に出た12年ジャパンCはジェンティルがオルフェを競り落としたが、当時はどっちが勝つと思っていた?

オルフェーヴルですね。当時のトップホースでしたし、負けたとはいえ、凱旋門賞でいい走りをして、世界中の人が知っている馬でしたから。その馬に胸を借りる立場で挑んだのがジェンティルドンナ。当時は3歳牝馬がジャパンCに行くんだ…という感じでしたが、3歳の一番強い馬がジャパンCに行ってワクワクするというのを作ったのがあの馬です。あのレースがあったからアーモンドアイデアリングタクトの参戦が盛り上がったと思います。あの馬が当時、最強だった馬に勝ったから、3歳牝馬でも通用するんだというのが作れたと思っています」

──今回もファン待望の対決。正直、どっちが強いと思います?

「やはりイクイノックスではないでしょうか。今年のケンタッキーダービーブリーダーズCを見てきたのですが、世界中の人が知っていて、注目している馬ですから。リバティアイランドは相当強いと思うけど、どの距離が一番強いのかを探っている段階で、胸を借りる立場。どれぐらいやれるのか期待しています。僕自身はみんなに反対されながら、春からずっとジャパンCでこの対決を見たかったんです。私が一番、この戦いを楽しみにしています」

■吉田 俊介(よしだ・しゅんすけ) 1974(昭和49)年4月13日生まれ、49歳。北海道出身。慶応大経済学部を卒業後、ノーザンファームに入社。米国研修から帰国後、ノーザンファーム空港牧場場長に就任。2007年から一口馬主法人サンデーレーシング代表。15年からノーザンファーム副代表を兼任。ノーザンファーム代表・吉田勝己氏の長男。

★2012年のジャパンC

この年、牝馬3冠を達成したジェンティルドンナは、前年にクラシック3冠を制したオルフェーヴルジャパンCで初対戦。オルフェは前走・凱旋門賞で小差2着と世界トップ級の実力を証明していた。ジェンティルは3番人気、オルフェは1番人気。レースは好位で進めたジェンティルに対し、オルフェは後方を追走。4コーナーで一気に追い上げてきたオルフェが一瞬、先に抜け出されたが、ジェンティルは内から馬体を併せてラスト100メートルは息詰まる叩き合い。最後はジェンティルがハナ差抜け出した。

★斤量さは最大4キロ

過去、牝馬3冠を制した年にジャパンCに挑んだ馬は2012年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイ、20年デアリングタクトの3頭で、それぞれ1、1、3着。デアリングが先着を許したのは、2年先輩のアーモンドと同期の3冠馬コントレイルだった。牝馬3冠を達成するほどの実力を持っていれば、最大4キロの斤量差があることもあり、年長の牡馬相手でも十分に通用する。

★生産馬がGI11連勝中

ノーザンファームの生産馬は今年、ヴィクトリアマイルソングライン)からGⅠ実施機会で11連勝中。19日のマイルCSで同牧場が19年に記録したJRA最長記録を更新した。今週、「12」に伸びるかどうか注目される。イクイノックスリバティアイランド以外にドウデュースダノンベルーガショウナンバシットも同牧場の生産馬だ。

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【秋華賞】史上7頭目!リバティアイランド3冠達成に主戦・川田将雅騎手感涙「心から、感動しています」 2023年10月16日(月) 05:32

牝馬3冠最終戦の秋華賞が15日、京都競馬場で行われ、単勝1.1倍という断然の1番人気に支持されたリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎、3歳)が中団追走から差し切り、2020年デアリングタクト以来となる史上7頭目の牝馬3冠を達成。この日が38歳のバースデーだった川田将雅騎手=栗東・フリー=は、史上4人目の3歳GⅠ完全制覇という偉業も成し遂げた。



スタンドからの大歓声に、涙をこらえることができなかった。リバティアイランドとの偉業達成に、派手なガッツポーズなど要らない。川田騎手はゴール後、静かにスッと左手で3本の指を立てて、〝女王ここにあり〟を誇示した。2020年デアリングタクト以来となる史上7頭目の牝馬3冠。デビューから全6戦で手綱を取ってきた鞍上は、感極まった表情でウイニングランを終えた。

「心から、感動しています。ジョッキー生活20年目で、神様がくれた最大のプレゼントだなと思っています」

スタートを五分に出ると、いつでも抜け出せる6、7番手でレースを進めた。馬群に包まれながらもリズム良く追走し、3コーナー手前から進路を外へ。

「向こう正面でどこから出していこうかと選択するなかで、外に進路を作ることができたので。3コーナーで道を作れた段階で、負けることはないなと思いました」

リバティの力を信じ、勝つための選んだ最善の策。抜群の手応えで直線に向くと早めに先頭に立ち、ライバルをあっという間に置き去りにして栄光のゴールへ飛び込んだ。

デビュー20年目。通算1953勝のうち、GⅠは25勝を数える。この日のVで史上4人目となる3歳GI完全制覇も達成した。12年にオークスを勝ったジェンティルドンナ、16年の日本ダービーを制したマカヒキなど数々の名馬にまたがってきたが、デビューから苦楽をともにしてこれだけの実績を残すのはリバティが初めてだ

「僕が乗せていただいてきたなかで、新馬から成績を挙げながらここまで歩みを進めているのはこの馬だけなので。新馬前の段階で、将来を想像していました」

底知れないポテンシャルの高さを感じていたからこそ、今まで培ってきた経験の全てを注入。厩舎スタッフらとともに競馬を教え込み、単勝1.1倍の圧倒的人気を背負うプレッシャーをものともせず偉業達成へと導いた。

「3冠を取ったことで日本の歴史にも名を残すことができるようになりました。ここを勝ち切れるようにという思いで作ってきましたけど、もう一つ良くなれるなと、返し馬でも感じました」

くしくもこの日、38歳のバースデーだった川田騎手。最高の誕生日プレゼントをくれたリバティアイランドのさらなる成長が楽しみで仕方ない様子だ。今後はジャパンC(11月26日、東京、GⅠ、芝2400メートル)も視野に入るが、伝説はまだ道の途中。競馬界を担う絶対女王の歩みは止まらない。(長田良三)

★川田騎手TALK

──レース前の雰囲気は

「厩舎スタッフの方からパドックで〝落ち着いているし、大丈夫だよ〟という話を聞きました。実際、またがってみて、いつも通り穏やかな状態に持ってきてくれていました」

──稍重の馬場状態だった

「馬場を歩いていても、〝これなら大丈夫だな〟と思いましたし、これなら問題ないと思える馬場でした」

──レースプランは

「競馬をどう作っていこうかというのは、あまり意識せず、彼女が気分よく走れるようにという思いで、4コーナーで早めに〝もう行っていいよ〟というのを伝えました」

──直線はどんな思いだった

「無事にゴールまでたどり着くように、バランスを崩さないように、気持ち良く走れるようにというところでした」

──ゴール後、リバティアイランドに声をかけたか

「何よりも一番は感謝ですよね。本当に素晴らしい仕事をしてくれたという感謝の思いです」




★父子ともに誕生日…10月15日は川田騎手だけでなく、佐賀競馬で調教師をしている父の孝好さんにとっても67歳の誕生日だった。「さがけいば」の公式X(旧ツイッター)は、指を3本立てて息子の3冠達成を祝福する孝好さんの画像を投稿。「先週は孫(純煌=ぎんじ=くん)が東京競馬場でジョッキーベイビーズで日本一になり大喜びしました。今週は将雅の3冠が懸かった秋華賞ということで重い気持ちで過ごしていましたが関係者の皆様の努力と、将雅自身が単勝1.1倍のプレッシャーを跳ね退け、見事3冠を達成してくれて最高のプレゼントを貰いました」(原文ママ)という感謝の言葉がつづられた。

★歴代2位!…リバティアイランド秋華賞での単勝支持率は67.3%で、これは2002年ファインモーション(1着)の72.0%(1.1倍)に次ぐ、レース歴代2位。牝馬3冠を達成した馬の中では12年ジェンティルドンナ(61.3%)、18年アーモンドアイ(60.1%)を抜く最高の支持をファンから得ていたことになる。ジェンティルとアーモンドアイはのちに牡馬の一線級をも破る歴史的名牝へと飛躍した。リバティアイランドがこれらの名牝に追いつき、追い越す可能性も十分だ。

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無敗牝馬3冠デアリングタクトが競走馬登録を抹消 繁殖入りへ 2023年10月12日(木) 14:20

JRAは12日、2020年に無敗で牝馬3冠を制したデアリングタクト(栗・杉山晴、牝6)の競走馬登録を抹消した。通算13戦5勝(うち海外1戦0勝)。重賞は同年の桜花賞オークス秋華賞(すべてGI)の3勝。獲得賞金は6億4413万2400円(うち海外3321万7400円)。今後は北海道新ひだか町の岡田スタッドで繁殖馬となる予定。

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【秋華賞 ズバッと!言いたい放題】大王、潜在能力突出!リバティアイランド 2023年10月12日(木) 10:25

しの 3歳牝馬ラスト1冠。20年デアリングタクト以来、史上7頭目の3冠馬誕生なるかで大いに盛り上がりそうです。

大王 リバティアイランドオークスは2着に6馬身差のワンサイドゲーム。ポテンシャルは同世代では突出している。

しの 桜花賞の上がり3ハロン32秒9にもビックリでしたが、オークスはさらに上をいく強さ。私も逆らえないと思います。

水谷 「放牧から帰ったときが520キロと驚くほど増えていた。今は490キロ前後。次を考えず、ここで結果を出すためにジョッキーに2週連続で乗ってもらった」と中内田調教師。

大王 オークス2着のハーパーは2月にマイルのクイーンCを制覇。成長力のあるハーツクライ産駒だし、2ハロンの距離短縮で反撃を狙う。

水谷 大江助手は「オークスからの直行になるが、放牧明けでパフォーマンスが落ちる馬ではない。体幹がしっかりし、スピードに乗りやすい重心になってきた」と態勢万全を強調しとったで。

大王 オークス3着ドゥーラクイーンSで古馬を一蹴し、成長した姿をアピール。斎藤騎手はコンビで全3勝と手の内に入れているし、どのくらい差を詰められるか。

水谷 ジョッキーは「前走はここを意識した競馬をして横綱相撲で強い勝ち方。1頭強い馬がいるが、この馬も強いと思う」と前向きやった。

大王 マスクトディーヴァはTRローズSをレコードV。スピードと瞬発力は脅威だ。

しの さすがに日本レコードだと反動が気になるところ。

水谷 辻野調教師は「前走が想像以上のパフォーマンス。すごい馬だと思った。まだ良くなる感じがあるし、使っての上積みに期待」やて。

大王 中山でのTR紫苑Sを勝ったのはモリアーナ。京都内回りの2000メートルは合っていそう。

東京サンスポ・片岡 「中4週あったので余裕を持って仕上げてきた」と武藤調教師。気配はさらにアップしとるよ。

大王 紫苑S2着のヒップホップソウルは先行力が持ち味。これもコース適性がありそうだ。

東京サンスポ・内海 調整は順調そう。「前走は負けて強しの内容だったと思います。強い馬がたくさんいますが、頑張りたい」と横山武騎手。

しの 紫苑S3着で出走権を得たシランケドは回避ですね。

水谷 前走は◎やったけど、本番で狙いたいのは12着のソレイユヴィータ。京都替わりはプラスやし、前でさばくレーススタイルが大本命の対局に位置するのもええな。

しの リバティはオークスで自在性もあることを証明しましたけど…。

水谷 舞台は〝マギレ〟が生じやすい京都内回りやで。穴党なら夢馬券を狙わなアカンやろ♪(夕刊フジ)

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先週末から春の中京開催がスタート。3週目には高松宮記念が控えている。

開幕週を飾る金鯱賞は、外からプログノーシスが豪快に差し切り勝ち。不完全燃焼だった中日新聞杯4着から見事に巻き返した。2着以下は内を通った組が有利な流れ。逃げたフェーングロッテンが2着、最内枠からラチ沿いを追走したアラタが3着。

2年前にはギベオンが圧倒的人気のデアリングタクトを振り切って逃げ切るなど、春の中京開催の芝コースは内有利が定番化している。それもそのはずで、前開催のラスト2週はBコース使用。温存されていたAコースがこの開催では復活するとあって、やはり荒れていないインを通れる組が有利になる。昨年の高松宮記念では1枠2番を生かし馬群を捌いて差して来たナランフレグが勝利。外を回らされた人気のメイケイエールグレナディアガーズは馬券にすら絡むことができなかった。今年も枠順には大いに注目したい。そういう意味では、運に左右される開催となる。

一方ダートは、最近の傾向通り外の伸びが良かった。これは以前のコラムでも書いたが、2022年あたりから中京ダートは特に乾くと外有利、差し有利になるケースが増えている。先週は差し有利とまでは言えなかったが、先行勢でも外を通る組が有利。

例えば2022年以降の中京良馬場ダートでの最内枠と大外枠の馬の成績を比べてみても顕著な違いがある。

・2022年~先週末終了時点

中京ダート良馬場&最内枠 勝率7.6% 複勝率19.2% 複勝回収値56円
中京ダート良馬場&大外枠 勝率11.8% 複勝率28.1% 複勝回収値95円

ご覧の通り明らかに最内枠よりも大外枠の方が良いことがわかる。データはデータで万能なものではないが、大まかな傾向として覚えておきたい。

今年は早くもソメイヨシノの開花の便りが届き、3月は好天が続きそうな気配で、そこまで大きな傾向の変化はなさそうだ。中京芝とダートの傾向を覚えておけば有利な戦いができるはず。1カ月後のコラムで自慢できるくらい、私自身も頑張りたいと思う。

~今週末の注目馬~

今週末は4重賞。その中でも今年は頭数が揃いそうな阪神大賞典を取り上げたい。注目馬はこの馬。

ジャスティンパレス(ルメール騎手)

注目はジャスティンパレス&ルメール騎手。近走は鮫島駿騎手が主戦だったが前走はマーカンド騎手、そして今回がルメール騎手の騎乗となる。率直に言って前回のマーカンド騎手はやや強引な面がありあまり手が合う印象はなかったが、今回のルメール騎手とは間違いなく手が合いそう。実際これまで2度手綱を取りいずれも勝利を挙げている。芝の長丁場にも滅法強い騎手でもあり、相性的にはピッタリだ。人気にはなるだろうが、素直に信頼していいと考えている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2022年11月24日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンカップ2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月27日(日)東京12R 第42回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
ジャパンカップは第12Rです。

【登録頭数:23頭(外国馬6頭)】(フルゲート:18頭)


<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中3週)

ダノンベルーガ(3着、500kg(+6kg))<A>
前走の天皇賞(秋)時は、大柄な馬の休み明けらしく追い切りでモタモタしているようなところがあり、好評価にはしなかった。ただ、乗り込み量は豊富で、無理に馬を追い込むことをしていなかったので見た目以上に仕上がりは良かったのかもしれない。パドックではまだ余裕がある馬体だったので、100%に近い状態ではなかったとは思うが直線しっかり追い込んでの3着は能力の高さ。前走時にしっかり乗り込まれ、この中間には坂路にも入れての調整。1週前追い切りでは、ムーア騎手騎乗でダービーの1週前のように無理に馬を追い込むことはせず、馬なりで相手に併せていく内容と、理想的に状態を上げきている印象。前走からの上積みに十分期待が持てそう。

シャフリヤール(5着、456kg(前々走海外出走))<C>
前走時のパドックでは、馬体は仕上がっていたもののややテンション高さが感じられた。今回、芝コースでの1週前追い切りでもかなり行きたがる面を見せていて、不安が残る。今回は強力な逃げ馬もいないので、もう少しリラックスして走れていないと、レースでの折り合い面が心配に。

カラテ(6着、528kg(-4kg))<D>
かなり大きな馬だが、前走時のパドックでは太め感なく馬体はできていた感じだった。今回、距離延長で追い切りでは行きたがるところを押さえ込んでの調整となっているが、首が高くなってしまい走りに余裕がない。日曜日の坂路での時計も良い時には好時計が出ていたが、ここ2戦は平凡な時計で。

ユーバーレーベン(8着、476kg(-22kg))<C>
前走時は大きく馬体が減っていたが、通常に戻ってきた感じ。ただ、追い切りで強めに追われていることが多かったので当日のパドックではかなりテンションが高かった。この中間も1週前に強めに追われているので、直前は馬なりでの調整が理想的だが。




<前走:京都大賞典出走馬>(中6週)

ヴェラアズール(1着、518kg(+8kg))<B>
大型馬の休み明けで迎えた前走時のパドックでは、馬体こそ増えていたがそれほど太め感はなくドッシリと構えている感じだった。この中間も2週前、1週前とCWで好時計が出ていて、大きく良くなったという印象は受けないものの上積みは窺える。

ボッケリーニ(2着、472kg(+8kg))<D>
休み明けの前走時のパドックでは肩の出が硬く感じた。この中間、1週前追い切りでもモタモタした感じがあり、物足りない動きだった。




<前走:その他のレース出走馬>

デアリングタクトエリザベス女王杯:6着、486kg(+2kg)中1週)<C>
前走時は追い切りの動き、パドックでの馬の様子と決して悪くはなかった。ここ2戦は前半から力みがあり、その分終いの伸び切れなさにつながっている感じで、ペースが速くなって気分よく追走できれば直線の伸びも変わってきそう。

ユニコーンライオン福島記念:1着、530kg(-2kg)中1週)<B>
福島記念からの中1週でこの中間は軽めの調整。前走時のパドックでは、硬い感じも太め感はなく良い仕上りだった。

ハーツイストワールアルゼンチン共和国杯:2着、478kg(+4kg)中2週)<B>
この中間は、間隔が詰まっているため軽めの調整。前走時に目を向けると、追い切りは坂路で平凡な時計も動き自体悪く見せず、パドックではトモの筋肉こそ寂しく映ったが毛艶はかなり冴え、出来良く見せていた。

テーオーロイヤルアルゼンチン共和国杯:6着、458kg(-2kg)中2週)<C>
前走時の追い切りでは、モタれる面を見せていて終いの時計もかかっていた。こちらもこの中間は軽めの調整。坂路、CWと速い時計の出る馬なので、休み明け3戦目でどこまで上がってくるか。

ヴェルトライゼンデオールカマー:7着、494kg(-2kg)中8週)<B>
前走時も坂路で好時計が出ていたが、当時は走りやすそうな馬場で時計ほど伸びている感じはなかった。この中間は、乗り込み量も多く、1週前追い切りではジョッキー騎乗で終いの伸びも良好。変わり身が期待できそう。

シャドウディーヴァ(府中牝馬S:7着、486kg(±0kg)中5週)<D>
前走時の追い切りでは、重心が高く首も上がっている感じだった。この中間も、乗り込み少なく坂路での時計も平凡と評価しづらい。

トラストケンシン(オクトーバーS:11着、468kg(+4kg)中5週)<D>
この中間乗り込み量は多いが、併走遅れ、坂路での時計も平凡と大きな変わり身なし。

リッジマン(桂樹杯:7着、475kg(+7kg)中10週)<E>
JRA所属時は重賞勝ちもあったが、前走盛岡の芝でのレースで凡走と昔の勢いはない。


<外国招待馬>

オネスト(凱旋門賞:10着、中7週)<B>
終いの脚を活かす馬だが切れるという馬でもなく、スローの切れ脚勝負になると厳しそう。ただ、ルメール騎手が騎乗予定で日本の馬場、レースにあった乗り方をしてくる可能性もあり注意は必要。

グランドグローリー(凱旋門賞:5着、中7週)<C>
昨年好走してその後も好成績の1年だったが、日本のレースでは昨年以上は期待できそうもない。

シムカミル(ニエル賞:1着、中10週)<C>
ニエル賞ではドウデュースに先着も、フラつく場面もあり東京の馬場ではもっと甘くなりそう。

テュネス(バイエルン大賞:1着、中2週)<A>
デビュー戦で敗れているが、2戦目から5連勝。今年3戦は長距離のレースを使い、6馬身、8馬身、10馬身とタフな馬場を重い斤量を背負って先行しての圧勝続き。ヨーロッパでももっともタフな馬が多いドイツの馬で、日本馬に一番足りないものを持っており能力はかなり高そう。来年のヨーロッパでは、大きなレースをいくつか勝つ馬になっているか。今回のジャパンカップに関しては、馬場が向くかどうかに焦点が集まっているが、これだけ圧勝できる馬なので未知の魅力のほうが勝るとの印象。


<出走回避馬>
ブルーム、マジカルラグーン、ウインマリリンウインマイティーゴールドスミス


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ダノンベルーガ、テュネス、ヴェラアズールの3頭をあげておきます。


◇今回は、ジャパンカップ編でした。
ジャパンカップ過去10年の連対馬は関西馬15頭に関東馬5頭。それらの馬の調教内容を見てみると、連対した5頭の関東馬はカレンブーケドールの1週前追い切りが坂路だった以外、すべて南Wでの追い切りでした。その南Wでの追い切りも、1回目にアーモンドアイが勝った時の最終追い切りが終い仕掛けられていたのみで、あとは1週前、最終追い切りいずれも馬なりという調整過程。関東馬に関しては、休み明け2戦目で中間に南Wで追われ、そこで馬なりで好時計をマークというのが理想的な調教パターンと言えそうです。
そして、連対馬の多くを占める関西馬に関しては、坂路、CWが半分くらいずつではあるものの、勝利した8頭だけに絞ると坂路での追い切り6頭、CWでの追い切り2頭と、坂路調教馬の活躍が目立っています。ただ、坂路での追い切りも一杯に追われた馬はなく、馬なりもしくは終い仕掛けられて伸ばす内容となっています。関西馬に関しては、天皇賞(秋)同様に輸送を控えているため1週前までに仕上げておき、直前は馬なりもしくは軽く終いを伸ばす程度の調整というのが理想的なようです。
最後に近年不振が続く外国招待馬に関しては、シンプルに日本で追い切られている本数が多いか強めに追われて好時計をマークしている馬が好走しています。東京競馬場に検疫用の厩舎ができたことで、今年から来日後に東京での調整が可能に。追い切りの本数が多く好時計の出ている馬に関しては、注意が必要かもしれません。


※ジャパンC出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年11月20日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年11月20日号】特選重賞データ分析編(333)~2022年ジャパンカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 ジャパンカップ 2022年11月27日(日) 東京芝2400m


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつ東京、かつG1のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [5-4-5-10](3着内率58.3%)
×なし [0-1-0-54](3着内率1.8%)

 コース適性が最大のポイント。2017年以降の3着以内馬15頭中14頭は、前年以降に東京のG1で3着以内となった経験がある馬でした。今年はこの条件をクリアしている馬が極端に少ないため、ある程度は柔軟に評価したいところ。それでも、中山・阪神のレースやローカル場のレースがベストと思しき馬は疑ってかかるべきでしょう。

主な「○」該当馬→シャフリヤールユーバーレーベン
主な「×」該当馬→ヴェラアズールデアリングタクトハーツイストワールボッケリーニ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「“同年4月以降、かつJRA、かつ出走頭数が12頭以上、かつG1・G2のレース”において3着以内となった経験がない」馬は2017年以降[0-0-1-44](3着内率2.2%)
主な該当馬→シャフリヤールユーバーレーベン

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2022年11月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】キャリアを重ねながら一気に本格化するモーリス産駒/マイルCS展望
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エリザベス女王杯は大外枠のジェラルディーナが突き抜けて完勝。連続開催のAコースに加えて雨が降ったことで一気にタフ化&外伸び化した馬場を利して、勝ち馬以下、外を回した組が上位を独占した。

2着ライラック、同着のウインマリリン、4着アカイイト、5着ナミュールまでいずれも2ケタ馬番&外を回したことが好走に繋がった。逆に外枠から内にこだわったルビーカサブランカは実にもったいなかった。残念ながら6着に敗れたデアリングタクトはむしろ健闘といっていい内容で、次走以降に希望を持たせた。

勝ったジェラルディーナは父モーリス、そして母はジェンティルドンナ。血統背景からもデビュー時から注目を集めていたが、4歳秋を迎えてようやく本格化。前走のオールカマーで待望の重賞初制覇を果たすと、一気にG1も射止めてみせた。

考えてみればモーリス自身も早期から期待を集め2歳重賞でも1番人気に支持されるほどだったが、結局3歳シーズンは目立った活躍をできず、本格化は4歳になってから。怒涛の7連勝で春秋のマイルG1に加えて香港マイル、さらにはチャンピオンズマイルを制し、5歳秋には天皇賞(秋)香港カップと中距離G1タイトルを獲得した。

産駒も父に近い成長曲線をたどることが多く、ピクシーナイトは3歳春から活躍したものの、NHKマイルCでは見せ場なく敗れ、G1を制したのはやはり秋になってから。ジャックドールもクラシックには間に合わなかったものの、怒涛の5連勝で金鯱賞を制し、今後のさらなる活躍が期待されている。

これから…という意味ではラーグルフも注目の存在。ホープフルS3着と2歳時から素質の一端を見せたものの、クラシックでは出番がなく、ココからが本番といったところだろう。来年の今ごろは中距離重賞、あるいはG1戦線に再度乗ってきているかもしれない。

最近は休養を挟み目標へ向けて調整するパターンが主流になっているが、使いつつ力をつけて行く「反主流のモーリス産駒」の活躍には今後も期待したい。

~マイルCS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はマイルチャンピオンシップ。注目馬はコチラ。

ソウルラッシュ松山弘平騎手)

注目はソウルラッシュ&松山騎手。
春の安田記念では13着と大敗を喫しているが、有利な外枠から内に入れてしまい、3コーナー、さらに直線で再三の不利を受けてのもので度外視OK。もともと急坂コース向きのパワータイプで、重賞を制している阪神芝1600mはベスト条件だろう。荒れ馬場も向いており、前走から騎乗する松山騎手もソツがなく、外国人騎手相手でも互角の戦いを挑める。人気は中穴程度に留まりそうだが、好勝負になる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年11月10日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック エリザベス女王杯2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月13日(日)阪神11R 第47回エリザベス女王杯(3歳以上G1・牝・芝2200m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


<前走:秋華賞出走馬>(中3週)

スタニングローズ(1着、488kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場で行われた1週前追い切りでは、硬さが見られ前走時ほどの迫力がなく、上積みまではどうか。

ナミュール(2着、446kg(+20kg))<A>
前走は+20キロと馬体が増えていて、坂路での動きもやや重かった。この中間も坂路で追い切られているが、1週前追い切りでは迫力満点で力強く坂路を駆け上がる姿をアピール。前走からの上積みはかなり大きい。

ライラック(10着、432kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で今回も輸送が控えるが、この中間も長めから3本好タイムを計時、1週前には強めに追われて好時計をマークした。小柄な馬でこれだけ追えているだけでも、出来が良い証。




<前走:府中牝馬S出走馬>(中3週)

イズジョーノキセキ(1着、466kg(+6kg))<A>【優先出走馬】
追い切りではやや重さが残る動きだった前走を勝利。この中間、1週前追い切りでは初コンビを組むルメール騎手が騎乗して追われることはなかったが騎乗で追われたが、持ったままで楽に先着と出来は前走以上。

アンドヴァラナウト(3着、448kg(+14kg))<C>
馬体重の増減が大きい馬で、前走+14キロも馬体が戻っただけで、パドックではトモが寂しく細く映った。この中間は、1週前追い切りはCWで強めに追われて好時計をマークしている。ただ、日曜日の坂路での追い切りがいつもよりも軽めになっているあたりからすると、ちょっと強くやり過ぎたか。

クリノプレミアム(8着、496kg(+12kg))<C>
1週前は単走で動きは悪くなかったが、ここ2戦と比べると追い切りの時計が控えめ。あまり経験のない関西への輸送があるので、いつも通りではない点がマイナスになりそう。

アカイイト(10着、528kg(+16kg))<E>
昨年の勝ち馬で府中牝馬Sからのローテーションも一緒。相当大柄な馬で、昨年も今年も府中牝馬Sではかなり太く余裕がある馬体だった。昨年と違う点は、前走後の追い切り内容。府中牝馬S後に坂路でビシビシと強めに追われて好時計を連発していた昨年に対し、今年は馬なりでの調整のみとなっている。時計も平凡な内容のみで、明らかに昨年とは調整過程が異なっている。

ローザノワール(15着、476kg(+2kg))<C>
もともと追い切りでは速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは坂路で一杯に追われて好時計。ただ動きのほうに目を向けると、スピードが勝ったタイプとの印象はぬぐえず、初距離の2200mは長い感じがする。




<前走:オールカマー出走馬>(中6週)

ジェラルディーナ(1着、464kg(+6kg))<B>
この中間もCWで好時計が出ていて出来は変わりなく良さそう。ただ首が高めの走りで時計ほど終いの伸びはない感じ。

ウインキートス(3着、476kg(+2kg))<D>
昨年と同じオールカマーからの参戦も、1週前追い切りではいつもは使わないPコースでの追い切り。ここにきて、いつもと違う調整過程での仕上げはプラスにならない。

デアリングタクト(6着、484kg(+4kg))<A>
休み明けの前走時は単走での調整ばかりだったが、この中間は1週前に3頭併せで追い切られ、終い抜かせない勝負根性を示して良い動きを披露していた。前走を叩いての上積みが感じられる。




<前走:クイーンS出走馬>(3ヶ月半)

テルツェット(1着、436kg(+4kg))<C>
昨年同様クイーンSを勝っての参戦。1週前追い切りでは南Wで併せ馬で追われたが、終い伸びきれておらず、物足りない動きに感じられた。

ルビーカサブランカ(4着、474kg(-2kg))<D>
追い切りでは好時計が出て、併せ馬で先着することも多い馬だが、この中間は併せ馬での遅れが多い。1週前追い切りでも、軽量の見習い騎手が騎乗しているにもかかわらず、動きが重くモタモタした感じで、良い時の状態にはなさそう。




<前走:その他のレース出走馬>

ウインマリリン札幌記念:3着、488kg(+12kg)3ヶ月)<B>
札幌記念からの参戦で、この中間はかなり乗り込まれている。時計も優秀で出来は良さそう。ただ、関西圏での競馬は実績がなく割引。

フィオリキアリ札幌記念:8着、458kg(+8kg)3ヶ月)<D>【除外対象馬】
除外対象で、間隔が空いている割に乗り込み量が少なすぎる。

ウインマイティー京都大賞典:3着、486kg(+2kg)中4週)<B>
この中間もDPコースでいつも通りの調整。叩き2戦目での上積みも期待できそう。

ピンハイ(西宮S:1着、414kg(+12kg)中3週)<C>
前走では馬体が増えていたがそれでも小柄な馬で、この中間も坂路での時計は物足りない。上積みはあまり期待できそうにない。

マジカルラグーン(ヨークシャーオークス:5着、3ヶ月)<C>【外国馬】
外国馬でこの中間は速い時計は出していない。最終追い切りを芝コースで追われ、そこで良い動きを見せてくるようなら押さえたいところだが。

ホウオウエミーズ(新潟牝馬S:1着、448kg(±0kg)中2週)<A>
関東馬で、南Wコースで追われた1週前には、大外を手応え抜群に通って、併走相手を楽に突き放してみせた。前走勝ちの勢いそのままに、ここも出来良く迎えられそう。

ソフトフルート(新潟牝馬S:7着、502kg(+18kg)中2週)<D>【除外対象馬】
前走時馬体が大きく増えていた割に、この中間は金曜に馬なりでの追い切り1本。上積みは感じられない。

シャムロックヒル(新潟牝馬S:9着、510kg(+4kg)中2週)<C>【除外対象馬】
休み明け2戦目で、1週前追い切りでは好時計マークも、追われてからの反応がまだ鈍い。

サンテローズ(関ケ原S:1着、510kg(+10kg)中5週)<B>【除外対象馬】
この中間も坂路で好時計。速い時計を出す厩舎だが、動きも力強く出来は引き続き良さそう。

コトブキテティスアルゼンチン共和国杯:12着、444kg(±0kg)連闘)<D>【除外対象馬】
先週出走で、パドックでは好馬体を見せていた。ただ軽ハンデであの結果では、ここに入っても厳しい。



※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ナミュールイズジョーノキセキデアリングタクトホウオウエミーズの4頭をあげておきます。



◇今回は、エリザベス女王杯編でした。
エリザベス女王杯過去10年の連対馬を、ローテーションから見てみると最も間隔が空いていた馬が2020年勝ち馬のラッキーライラックで3ヶ月。その他の馬たちは、中6週以内にレースを使われていて、古馬は府中牝馬S勢が中心(10頭)、オールカマーが3頭の状況。3歳馬に関しては、秋華賞経由がほとんどで5頭、鳴滝特別からが1頭という結果になっていました。春からの休み明けで使ってくる馬が多くいる天皇賞(秋)秋華賞とは違い、前哨戦を一度使われて本番に臨んでくる馬が多い菊花賞に似た感じの傾向があるレースという印象です。
調教に関しては、連対馬20頭のうち、1週前に強めに追われていた馬は11頭、馬なりでの調整は9頭。そして最終追い切りに関しては、強めに追われていた馬が6頭、馬なりでの調整が14頭という内訳に。さらに過去10年の勝ち馬のみに絞って見てみると、1週前に強めに追われていた馬5頭、馬なり5頭、最終追い切りを強めに追われていた馬2頭、馬なり8頭となっています。
この結果から見えてくる、勝ち馬に向いている理想的な調整は、1週前に強めに追われて直前は馬なりで余裕を持たせた内容、ということになりそうです。なお、過去10年の勝ち馬の中で、最終追い切りで強めに追われていたクイーンズリングアカイイトに関しては、1週前、最終追い切りともに前走時から時計がガラリと良化し、明らかに変わり身が感じられるデキとなっていました。直前で強めに追われてきている馬に関しては、前走時の調教内容を上回っていることが条件となりそうです。
そして今年は、海外調教馬が1頭出走予定ですので、過去の外国馬の調教内容に関しても少し触れておきます。調べてみるとこのレースを連覇したスノーフェアリーは、2年連続京都の芝コースで追い切られていました。ダートコースで追い切られていたその他の外国馬は見せ場なく敗れていますので、外国馬に関してはレースと同コースで好内容の調教が行われていた場合に好走可能性ありとみて良いのかもしれません。
最後に今年の出走予定馬を見てみても、過去10年同様に秋華賞、府中牝馬S、オールカマーといった前哨戦を使われて本番に臨む馬が半分以上を占めており、上記ローテーション・データに当てはまる馬の好走が期待できそうです。予想の参考の一つにしていただければと思います。

👑今年のエリザベス女王杯は、競馬を最後まで愛されていたエリザベス女王陛下も日本の空の上から楽しんで頂ける、そんなレースになるのではないかと思っています。



エリザベス女王杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年11月6日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年11月06日号】特選重賞データ分析編(331)~2022年エリザベス女王杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 エリザベス女王杯 2022年11月13日(日) 阪神芝2200m内


<ピックアップデータ>

【調教師の所属別成績(2018年以降)】
×美浦 [0-0-0-22](3着内率0.0%)
○栗東 [4-4-4-36](3着内率25.0%)

 美浦所属の調教師が管理する馬は、2016年以降まで集計対象を広げても[0-0-0-28](3着内率0.0%)。2021年は該当馬6頭のうち4頭が単勝5番人気以内の支持を集めたものの、アカイトリノムスメの7着が最高着順でした。今年も関東馬は強調できません。

主な「○」該当馬→イズジョーノキセキウインマイティーデアリングタクト
主な「×」該当馬→ウインキートスクリノプレミアムテルツェット


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「前走のレースが府中牝馬ステークス以外、かつ前走の条件が“牝馬限定もしくは重賞以外”・前走の距離が2200m以上」だった馬は2018年以降[0-1-1-43](3着内率4.4%)
主な該当馬→ウインキートスウインマイティーデアリングタクトテルツェット

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デアリングタクトの口コミ


口コミ一覧
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おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

もう、12月(師走)ですか?
1年が、“アッ”と言う間に過ぎて逝きます。
しかし、ポジティブに考えれば、まだ31日も!?
年内に出来ることは、済ませたい!

とりあえず年賀状から始めます!?

【2023週間スケジュール】

一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 検討中??
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  

宜しくお願い致します。

【重賞レース予想 第11期 最終結果】
第11期(11月04日~11月26日)8日間(京王杯2歳S~ジャパンカップ)12戦

最終週末競馬は、当てる事ができたのか!?

25日(土)京都2歳S(G3)では7番ギャンブルルームを推奨!
複勝(7番ギャンブルルーム) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

25日(土)京都2歳S(G3)で推奨馬ギャンブルルーム(2人気)は、スタート良く先団後方6番手から3角では4番手まで押し上げ直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 騎手に追い出されても反応が無く馬群へと沈み込んで11着惨敗…残念。

レースは、後方から徐々に進出し、直線で馬群を捌いて伸びたシンエンペラー(1人気)が、中団から脚を伸ばしたプレリュードシチー(10人気)を差し切り、1/2馬身差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にサトノシュトラーセ(3人気)が入り、ヒモ荒れ決着!!

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 過去のデータ通りなら推奨馬ギャンブルルームで良かったはずが、騎手の技量格差を見誤った?? この時期、外国人騎手(短期免許)による騎乗が増えている中、当レースにJ.モレイラ騎手騎乗馬シンエンペラーが1頭いた。結果は、同馬が優勝!? では何故?? シンエンペラーが優勝できたのか?? 同馬は、後方から競馬を進め、直線では力強く馬群の真ん中を突き抜け優勝!? まさしく「モレイラマジック」としか言いようがないレース展開?? 2戦しか実戦を経験していない同馬は、まだまだ適性自体が不明であり、折合いが付けにくいだけに騎手次第(J.モレイラ騎手と同等クラス)で、今後の結果にも影響??

26日(日)ジャパンカップ(G1)では2番イクイノックスを推奨!
馬単2→(4,7,9,10,17)/ 3連単 2→(4,7,9,10,17)→1
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

26日(日)ジャパンカップ(G1)で推奨馬イクイノックス(1人気)は、3番手追走から直線で先頭に立ち、後続を突き放し、2着のリバティアイランド(2人気)に4馬身差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にスターズオンアース(5人気)が入り、大本命決着!!

馬券は、2着に外人騎手(短期免許)を狙い、ハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、馬券種の選択?? っていうより、素直に1点勝負(イクイノックスVSリバティアイランド)すれば儲かった…残念。では何故?? リバティアイランドは2着にきたのか?? 同馬のスタートは、イクイノックスより反応よく前に出ようとするも騎手に押さえ込まれて4番手確保!! スタート直後からイクイノックスの背後でピタリとマークし、直線では目標にするイクイノックスをめがけて加速も、逆に引き離されて2着。以前(2020年)のアーモンドアイvsコントレイルvsデアリングタクト以来の記憶に残る"競馬の祭典"だったと思う。ただ、3歳牝馬としてのダメージは、人間が考えるほど軽いものではないはずで、デアリングタクトの二の舞いになら無ければよいのだが…。

26日(日)京阪杯(G3)では10番ルガルを推奨!
複勝(10番ルガル) 
結果は、的中!(複勝160円)

26日(日)京阪杯(G3)で推奨馬ルガル(1人気)は、スタート良く先団5番手追走から直線で一気に突き抜け優勝…のはずが??  中団でレースを進めたトウシンマカオ(4人気)が、直線で外から一気に突き抜け、ルガルに2馬身差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にエイシンスポッター(6人気)が入り、ほぼ本命決着!?

反省点として、馬券種の選択?? 個人的には、荒れる傾向が強いレースだけに、伏兵馬絡みの結果を…残念。では何故?? トウシンマカオは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く中団先行7番手追走のまま、直線で一気に突き抜け優勝。前半が速くなかったが、後半600mも11.0-11.3-11.4、33.7と速くなく、開催最終日らしい少しタフな馬場だった。最近はスタートも良く、前につける競馬ができるようになっている馬で、来年の高松宮記念では期待したい1頭!?

【総 評】
最終週末、3戦1勝2敗…最後まで”金欲”に負けたみたいな感じ。ジャパンカップは、素直に1点勝負(イクイノックスVSリバティアイランド)すれば馬連180円 / 馬単260円 を獲りにいけば…反省。自分が狙った(17番スターズオンアースが2着だった場合)のは、5点勝負(馬単11.3倍 / 3連単25.3倍)…残念。ただ、イクイノックスの今後、有馬記念、ここ(ジャパンカップ)が最後ということも含めて、正式発表を待つしかないが、まだ牡4での引退は早過ぎでしょう??

とりあえず、第11期が終了。当然ながら、大幅なマイナス(重賞成績表を参照)…反省。勝負を賭けたレースで、ことごとく返討ちでは、仕方がありません。来年を見越して、馬券種の変更で今年最後の勝負を!? 年初から複勝を基本に置いてきましたが、単勝へ切り替えます。当然ながら、的中率は下がりますが、回収率は上がるはず…不安しかない。来期(第12期)は、今年最後の競馬でもあり、一気に突き抜けたい!! 頑張ります。


【先週重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(京都2歳S)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
5番シンエンペラーが該当=結果1着的中!(複勝170円) 

(ジャパンカップ)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
5番ドウデュースが該当=結果4着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(京阪杯)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
2番ビッグシーザーが該当=結果5着ハズレ…(ノД`)・゜・。


【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(ステイヤーズS)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ3位”

*無条件
過去10年内(1-3-2-4/10)
勝率10%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値52/複勝回収値112
近5年 (0-2-1-2/5)
勝率0%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値0/複勝回収値122

昨年は、中団のインでレースを進めたシルヴァーソニック(3人気)が、直線でもインを通って抜け出し、追い込んだプリュムドール(5人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にディバインフォース(4人気)が入り、中波乱決着!?
【1着=3人気=指数6位
         ⇒2着=5人気=指数5位 ⇒ 3着=4人気=指数3位】
競馬では基本的に、馬体重の重い馬の成績が良い傾向がある。ただ、長距離戦では筋肉量の多さは燃費の悪さにつながるだけに、軽量馬が多い。実際、500㌔以上[0-2-1-28]と苦戦。最も好走率が高い460~479㌔[6-6-3-30]。複勝回収率もベタ買い95%と高く、馬体重で長距離適性を判断したい!?

推薦推し指数3位は、昨年(3着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


(チャレンジC)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ1位”

*無条件
過去10年内(4-1-1-4/10)
勝率40%/連対率50%/複勝率60%/単勝回収値81/複勝回収値80
近5年 (3-0-0-2/5)
勝率60%/連対率60%/複勝率60%/単勝回収値104/複勝回収値68

昨年は、縦長馬群の中団から進出したソーヴァリアント(1人気)が、直線で抜け出し、間を割って追い込んだルビーカサブランカ(4人気)に1.3/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にエヒト(8人気)が入り、中波乱決着!?
【1着=1人気=指数1位
         ⇒2着=4人気=指数7位 ⇒ 3着=8人気=指数5位】
当レースが行われる時期は各国の有力騎手(短期免許)が多く集う。そのため、有力馬の多くが外国人騎手に渡り、日本人騎手の優先順位は下降気味??
実際、外国人騎手(短期免許)[1-2-1-5]と安定しており、JRA所属の外人騎手C.ルメール騎手[3-2-0-3]、M.デムーロ騎手[3-0-1-2]と活躍が目立つ。

推薦推し指数1位は、昨年(1着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


(チャンピオンズC)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ4位”

*無条件
過去10年内(2-2-2-4/10)
勝率20%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値238/複勝回収値173
近5年 (1-1-1-2/5)
勝率20%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値158/複勝回収値170

昨年は、中団後方からレースを進めたジュンライトボルト(3人気)が、直線半ばで進路を見出してから鋭く追い込み、抜け出していたクラウンプライド(4人気)をゴール寸前で差し切って、これにクビ差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にハピ(6人気)が入り、中波乱決着!?
【1着=3人気=指数4位
         ⇒2着=4人気=指数2位 ⇒ 3着=6人気=指数6位】
近年は外厩施設の充実・美浦の新坂路コース等により、芝に関しては西高東低が是正されてきたなか、ダートはまだまだ関西馬が強い。実際、関東[2-1-2-20]に対して関西馬[8-9-8-102]と数で圧倒しているが、そろそろ関東馬の反撃には注意が必要になってくる!?

推薦推し指数4位は、昨年(1着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

 金環闇蝕 2023年6月30日(金) 12:51
ウマ娘になっている現役馬はデアリングタクトだけじゃなかった 
閲覧 132ビュー コメント 0 ナイス 3

大井9R⑪ウマダユウサク

まあトウカイテイオーなんですけどね。

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 ユウキ先生 2023年6月25日() 06:04
☆宝塚記念パート3(昨年のメンバーが)☆
閲覧 190ビュー コメント 0 ナイス 12

おはようございます(^^)

今日は宝塚記念☆

好メンバーが揃いその戦いをワクワクして待っています♪

好メンバーといえばタイトルホルダーが勝った昨年のレース17頭中今年も出走してくる馬はなんとただ1頭のみ☆

それがディープボンドなんですよね〜

昨年は4着と馬券には絡めませんでしたが勝ったタイトルホルダー、2着のヒシイグアス、3着のデアリングタクトは皆実力馬(^^)

昨年の舞台を経験しているディープボンドも侮れません♪

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コメント一覧
10:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年11月13日() 15:52:39
もう是で引退すべき。これ以上は杉山師でも同馬を復活させる事は出来ないので大事な繁殖牝馬として長く良い仔を産む事に専念させるべし。杉山、お宅はクラシック勝てる器じゃない。2流調教師は幸でも乗せてお茶を濁してろボンクラテキ!
9:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年9月25日() 15:51:34
松山起用でこの態では馬が終わってる証拠。大事な繁殖牝馬なので故障する前に引退させるべき。
8:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年5月15日() 15:58:24
1年ぶりのレースでも良く馬は頑張った。最悪見せ場すらないかと思ってたので最内を上がってきた時は一瞬的中まで感じさせた。杉山厩舎はデアリングタクトを上手く育成出来ないのでここに挑戦するしか手が無かったのが悔やまれる。馬は良く走ってるのでこれ以上三冠牝馬に無理させてはいけない。杉山は己の分を良く弁えて調整すべき。おそらくデアリングタクト以上の馬は作れないのだから!

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