シャドウディーヴァ(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2016年2月29日生
調教師斎藤誠(美浦)
馬主株式会社 スリーエイチレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績31戦[3-5-3-20]
総賞金19,502万円
収得賞金7,000万円
英字表記Shadow Diva
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ダイヤモンドディーバ
血統 ][ 産駒 ]
Dansili
Vivianna
兄弟 ハウメアネイビーアッシュ
市場価格7,776万円(2017セレクトセール)
前走 2022/12/17 ターコイズステークス G3
次走予定

シャドウディーヴァの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/12/17 中山 11 ターコイズS G3 芝1600 1651058.81413** 牝6 56.0 D.イーガ斎藤誠 480
(-2)
1.34.1 0.634.3⑨⑭⑭ミスニューヨーク
22/11/27 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 18612259.01612** 牝6 55.0 松山弘平斎藤誠 482
(-4)
2.24.9 1.234.5⑯⑮⑯⑰ヴェラアズール
22/10/15 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 1581415.457** 牝6 55.0 北村友一斎藤誠 486
(0)
1.44.9 0.433.5⑮⑮⑭イズジョーノキセキ
22/06/12 東京 11 エプソムC G3 芝1800 121110.268** 牝6 56.0 坂井瑠星斎藤誠 486
(+4)
1.47.2 0.534.6⑦⑧⑦ノースブリッジ
22/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1881789.9169** 牝6 55.0 坂井瑠星斎藤誠 482
(+2)
1.32.8 0.632.9⑮⑮ソダシ
22/03/13 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 135723.3712** 牝6 54.0 福永祐一斎藤誠 480
(+4)
1.58.6 1.435.4⑤⑤⑤⑥ジャックドール
21/12/26 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16612144.51312** 牝5 55.0 横山典弘斎藤誠 476
(-2)
2.34.3 2.338.4④⑤⑩エフフォーリア
21/11/28 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 1861176.4117** 牝5 55.0 横山典弘斎藤誠 478
(-4)
2.25.6 0.934.8コントレイル
21/10/16 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 18478.841** 牝5 54.0 福永祐一斎藤誠 482
(+2)
1.45.6 -0.033.1⑭⑬⑭アンドラステ
21/08/15 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 18238.227** 牝5 54.0 福永祐一斎藤誠 480
(+4)
1.33.2 0.534.2⑦⑦ロータスランド
21/06/20 阪神 11 マーメイドS G3 芝2000 163510.163** 牝5 55.0 福永祐一斎藤誠 476
(-2)
2.00.5 0.135.1⑥⑥⑥⑤シャムロックヒル
21/03/13 中山 11 中山牝馬S G3 芝1800 163511.585** 牝5 54.0 岩田康誠斎藤誠 478
(-2)
1.55.1 0.339.1⑮⑮⑬⑬ランブリングアレー
21/02/07 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 166117.233** 牝5 54.0 岩田康誠斎藤誠 480
(+2)
1.32.6 0.233.6⑩⑩カラテ
20/11/15 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 1811115.9148** 牝4 56.0 内田博幸斎藤誠 478
(-4)
2.11.0 0.734.3⑦⑦⑨⑭ラッキーライラック
20/10/17 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 86618.162** 牝4 54.0 内田博幸斎藤誠 482
(+8)
1.49.0 0.536.0⑦⑤⑥サラキア
20/08/02 札幌 11 クイーンS G3 芝1800 1481432.794** 牝4 55.0 内田博幸斎藤誠 474
(0)
1.46.1 0.234.9⑪⑫⑫⑧レッドアネモス
20/06/14 東京 11 エプソムC G3 芝1800 1861215.9716** 牝4 54.0 M.デムー斎藤誠 474
(+2)
1.51.0 3.338.1⑫⑬⑮ダイワキャグニー
20/05/17 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 182386.01010** 牝4 55.0 池添謙一斎藤誠 472
(+8)
1.32.2 1.633.4⑫⑬アーモンドアイ
20/04/11 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 165912.2512** 牝4 54.0 池添謙一斎藤誠 464
(-6)
1.33.7 0.834.3⑩⑨サウンドキアラ
20/02/09 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 1661214.262** 牝4 54.0 岩田康誠斎藤誠 470
(-4)
1.33.1 0.133.3⑫⑪プリモシーン

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シャドウディーヴァの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は府中牝馬S2023・血統予想をお届けします!


ディープインパクト産駒が【1.4.2.27】、キングカメハメハ産駒が【1.0.1.13】。日本競馬を牽引してきた二大種牡馬が1勝ずつにとどまっていることが最大の特徴といっても過言ではなく、世間から人気に推されるような主流血統は苦戦しやすい傾向にある。ディープインパクト産駒として初勝利を飾ることになった2020年サラキアにおいても、その人気自体は7番人気と低評価だった。

一方、現行コースでは古くからDanzigの血を引く馬が幅を利かせているが、近年は2018年1着ディアドラ、2020年2着&2021年1着シャドウディーヴァと「父または母の父がDansili系」となる馬の活躍が目立つ。

プレサージュリフトは、父ハービンジャー×母シュプリームギフト(母の父ディープインパクト)。父は好相性を示すDansiliの直仔にあたる種牡馬で、同産駒からは18年1着ディアドラが出た。一方、直仔が不振なディープインパクトも、母の父としてはアンドヴァラナウトが3人気3着、ゴルトベルクが15人気14着、と初出走を果たした昨年はほぼ人気どおりに入線している。本馬は東京で「2-0-1-1」、オークスで5着の実績からも軽視はできない。

ルージュエヴァイユは、父ジャスタウェイ×母ナッシングバットドリームズ(母の父Frankel)。同産駒は初出走となるものの、父系祖父ハーツクライは実頭数で3頭の好走馬を出している。それらを本馬の血脈と比較すれば、シャドウディーヴァとはデインヒルが、マジックタイムリスグラシューとはSadler's Wellsが母系で共通。ほか、Danzig有意なレース傾向を鑑みれば、本馬はデインヒルを意欲的に配した母の血統構成も評価に値する。

イズジョーノキセキは、父エピファネイア×母キングダンサー(母の父キングカメハメハ)。昨年は12人気という人気薄で勝利をつかむことになったが、全5勝のうち4勝を芝1800mで挙げる巧者であり、非根幹距離では21年エリザベス女王杯で5着、22年有馬記念で4着とG1の舞台でも存在感を放つ。もとよりリピート好走が目立つ傾向のほか、昨年は「父または母の父がキングカメハメハ」で上位を独占していたことからも動向を注視したい。


【血統予想からの注目馬】
プレサージュリフト ⑤ルージュエヴァイユ ⑫イズジョーノキセキ

【セレクトセール2023】シャドウディーヴァ半弟のキタサンブラック産駒が1億7000万円 2023年7月10日(月) 13:52

北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催されている国内最大の競走馬セリ市、「セレクトセール2023」。初日の10日は1歳馬セクションに世界から注目を集める若駒が222頭上場されている。

上場番号81番の「ダイヤモンドディーバの2022」(父キタサンブラック、牡)は、1億7000万円(税抜き)でロデオジャパンが落札した。同馬の姉シャドウディーヴァ(父ハーツクライ)はGⅡ府中牝馬S勝ち馬。母ダイヤモンドディーバは米GⅡキャッシュコールマイル招待Sを勝っている。

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グローリーヴェイズなど5頭が登録抹消 シャドウディーヴァは繁殖入りへ 2022年12月21日(水) 23:56

香港スプリント12着ジャンダルム(栗東・池江泰寿厩舎、牡7歳)が19日付で。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる予定。通算30戦7勝(うち海外1戦0勝)で重賞は17年GⅡデイリー杯2歳S、22年GⅢ夕刊フジ賞オーシャンS、GⅠスプリンターズSの3勝。総獲得賞金4億1551万2000円(うち海外0円)。

香港ヴァーズ3着グローリーヴェイズ(美浦・尾関知人厩舎、牡7歳)が20日付で。今後は北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬になる予定。通算20戦6勝(うち海外5戦2勝)で、重賞は2019&21年GⅠ香港ヴァーズ、19年GⅡ日経新春杯、20年GⅡ京都大賞典の4勝。総獲得賞金7億3283万7500円(うち海外4億2385万9500円)。

香港カップ9着レイパパレ(栗東・高野友和厩舎、牝5歳)は21日付で。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬に。通算15戦6勝(うち海外2戦0勝)で重賞は20年GⅢチャレンジC、21年GⅠ大阪杯の2勝。総獲得賞金4億111万9100円(うち海外797万2100円)。

香港マイルの出走を取り消したサリオス(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)は21日付で。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬に。通算15戦5勝(うち海外1戦0勝)で重賞は19年GⅢサウジアラビアロイヤルC、GⅠ朝日杯FS、20&22年GⅡ毎日王冠の4勝。総獲得賞金4億9217万7100円(うち海外3454万6100円)。

ターコイズS13着シャドウディーヴァ(美浦・斎藤誠厩舎、牝6歳)も21日付で。今後はノーザンファームで繁殖馬に。通算31戦3勝で重賞は21年GⅡ府中牝馬Sの1勝。総獲得賞金1億9502万円。

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【ROBOTIPの勝率予測】ターコイズS2022 血統指数解析からはフィアスプライドとあの関西馬による一騎打ち様相 2022年12月16日(金) 18:55


こんにちは!ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの孫権です。
本日は17(土)に行われるG3ターコイズSを予想していきたいと思います。

まず、孫権のROBOTIP設定は「血統」の能力指数を100%重視しています。レース条件に応じて、必要な場合には他の能力指数(競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者)を配合しますが、基本的には「血統」指数オンリーで展開します。
そして、適性については、血統の「距離適性」「トラック適性」「周回方向適性」「G前の坂の有無適性」を配合します。
以上が、私孫権のROBOTIP設定の基本方針です。

今週のターコイズSも、設定だけでアジャストできる条件でもないため、純粋な血統指数のみ(適性配合全てゼロ)で臨みたいと思います。補正については、ハンデ戦ということで「斤量補正」をOFFに切り替え、「調教評価」のみONとします。
これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。


孫権ROBOTIPが弾き出したターコイズS全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑯フィアスプライド  10.95%
2 ⑪ライティア     10.64%
3 ⑦シャーレイポピー  7.83%
4 ⑫ローザノワール   7.47%
5 ⑩シャドウディーヴァ 7.08%
6 ⑭エリカヴィータ   6.89%
7 ⑧レイハリア     6.77%
8 ⑥アナザーリリック  6.45%

9 ①フラーズダルム    5.49%
10 ④サブライムアンセム 4.85%
11 ⑤アブレイズ     4.76%
12 ⑮ウインシャーロット 4.49%
13 ③スカイグルーヴ   4.30%
14 ⑨フェルミスフィア  4.27%
15 ②ママコチャ     3.89%
16 ⑬ミスニューヨーク  3.87%


ROBOTIPの基本的な考え方として、平均勝率(16頭立ての場合は6.25%)を上回る馬のみを馬券対象にしますので、今回のターコイズSでは上位8頭までが馬券の対象ということに。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

 ⑯⑪>>⑦⑫⑩⑭⑧⑥


ここは、1位、2位は僅差ですが、その下に大きな開きがある構成。⑯フィアスプライド、⑪ライティアのツートップのような形で考えたい、そんな状況です。
前走好枠から内を突いて鮮やかに差し切った⑯フィアスプライドに、好戦府中牝馬Sを前受けで健闘してみせた⑪ライティアと、いずれ劣らぬ楽しみな妙味どころ2頭ですがどうなるでしょうか。
今回は、以下の馬連、単勝、ワイド計16点(10,000円)で勝負とします。


【孫権のターコイズS勝負馬券】

馬連フォーメーション
⑪⑯-⑥⑦⑧⑩⑪⑫⑭⑯
13点×400円=5,200円

単勝
⑪⑯
2点×1500円=3,000円

ワイド
⑪-⑯
1点×1800円=1,800円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
**************************************

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【重賞データ分析】ターコイズS2022 エリカヴィータを最上位に、ミスニューヨークら減点なし4頭が続く 2022年12月16日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!ターコイズステークス・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
重賞に昇格した2015年以降(過去7年)の3着以内馬延べ21頭の馬齢をみると、3歳から6歳の間で収まっている。その一方、5歳以上の2着連対圏入りは前走が1ケタ着順だった馬のみ。前走で10着以下の大敗を喫していた、5歳以上の馬に手を出すのはリスクが高い。

(減点対象馬)
スカイグルーヴ ⑤アブレイズ ⑩シャドウディーヴァ ⑫ローザノワール

【前走使用競馬場】
2015年以降の1~3着馬延べ21頭の前走使用競馬場を大まかに分けると、東京、中山、京都、阪神、地方の5通りに集約される。京都開催がなかった昨年も、この傾向は続いていた。今年も東京、中山、阪神、地方の4組を優先したほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
ママコチャ ⑨フェルミスフィア

【前走使用距離】
2015年以降の3着以内馬延べ21頭の前走使用距離を検証すると、1400mから2200mまで幅広い。ただし、前走1400m組の複勝圏入りは、G1で3着以内の好走歴を持つ実績上位馬に限定される。その点には注意を払いたい。

(減点対象馬)
スカイグルーヴ ④サブライムアンセム ⑧レイハリア ⑨フェルミスフィア ⑩シャドウディーヴァ ⑮ウインシャーロット

【前走の上がり3ハロン順位】
2014年以降の1~2着馬は、いずれも前走の上がり3ハロンタイム順位が2位以下だった。トリッキーな中山マイルの重賞ということもあってか、前走で見せた決め脚が今走につながらないケースが多い。気に留めておきたい傾向だ。

(減点対象馬)
フラーズダルム ⑯フィアスプライド


【データ予想からの注目馬】
上記4項目で減点がないのは、⑥アナザーリリック、⑦シャーレイポピー、⑪ライティア、⑬ミスニューヨーク、⑭エリカヴィータの5頭。

トップには⑭エリカヴィータを推す。2015年以降、馬齢別で勝率トップの3歳馬に該当。前走クラス別で最多4勝を挙げている、前走G1組に当てはまることも加点材料だ。

前年度覇者という舞台実績を評価して、⑬ミスニューヨークを次位にピックアップ。ほか、⑥アナザーリリック、⑦シャーレイポピー、⑪ライティアらも大きな差はない。

<注目馬>
エリカヴィータ ⑬ミスニューヨーク ⑥アナザーリリック ⑦シャーレイポピー ⑪ライティア

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【ターコイズS】シャドウディーヴァ中2週も疲れなし、新星イーガンが導く! 2022年12月16日(金) 11:24

シャドウディーヴァは果敢にジャパンCに挑んで12着。ダメージが気になるが、「中2週になるけど疲れはないし、けいこの動きも良かったね」と相田助手。

牝馬同士で相手はグッと楽になり、「GⅡを勝っているのでハンデ56キロは仕方ないでしょう。ゲート練習をしているし、中山マイルにも対応してくれると思うよ」と同助手。先週いきなり4勝をあげた新星イーガンもカンフル剤となる。(夕刊フジ)

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シャドウディーヴァの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月27日(日)東京12R 第42回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
ジャパンカップは第12Rです。

【登録頭数:23頭(外国馬6頭)】(フルゲート:18頭)


<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中3週)

ダノンベルーガ(3着、500kg(+6kg))<A>
前走の天皇賞(秋)時は、大柄な馬の休み明けらしく追い切りでモタモタしているようなところがあり、好評価にはしなかった。ただ、乗り込み量は豊富で、無理に馬を追い込むことをしていなかったので見た目以上に仕上がりは良かったのかもしれない。パドックではまだ余裕がある馬体だったので、100%に近い状態ではなかったとは思うが直線しっかり追い込んでの3着は能力の高さ。前走時にしっかり乗り込まれ、この中間には坂路にも入れての調整。1週前追い切りでは、ムーア騎手騎乗でダービーの1週前のように無理に馬を追い込むことはせず、馬なりで相手に併せていく内容と、理想的に状態を上げきている印象。前走からの上積みに十分期待が持てそう。

シャフリヤール(5着、456kg(前々走海外出走))<C>
前走時のパドックでは、馬体は仕上がっていたもののややテンション高さが感じられた。今回、芝コースでの1週前追い切りでもかなり行きたがる面を見せていて、不安が残る。今回は強力な逃げ馬もいないので、もう少しリラックスして走れていないと、レースでの折り合い面が心配に。

カラテ(6着、528kg(-4kg))<D>
かなり大きな馬だが、前走時のパドックでは太め感なく馬体はできていた感じだった。今回、距離延長で追い切りでは行きたがるところを押さえ込んでの調整となっているが、首が高くなってしまい走りに余裕がない。日曜日の坂路での時計も良い時には好時計が出ていたが、ここ2戦は平凡な時計で。

ユーバーレーベン(8着、476kg(-22kg))<C>
前走時は大きく馬体が減っていたが、通常に戻ってきた感じ。ただ、追い切りで強めに追われていることが多かったので当日のパドックではかなりテンションが高かった。この中間も1週前に強めに追われているので、直前は馬なりでの調整が理想的だが。




<前走:京都大賞典出走馬>(中6週)

ヴェラアズール(1着、518kg(+8kg))<B>
大型馬の休み明けで迎えた前走時のパドックでは、馬体こそ増えていたがそれほど太め感はなくドッシリと構えている感じだった。この中間も2週前、1週前とCWで好時計が出ていて、大きく良くなったという印象は受けないものの上積みは窺える。

ボッケリーニ(2着、472kg(+8kg))<D>
休み明けの前走時のパドックでは肩の出が硬く感じた。この中間、1週前追い切りでもモタモタした感じがあり、物足りない動きだった。




<前走:その他のレース出走馬>

デアリングタクトエリザベス女王杯:6着、486kg(+2kg)中1週)<C>
前走時は追い切りの動き、パドックでの馬の様子と決して悪くはなかった。ここ2戦は前半から力みがあり、その分終いの伸び切れなさにつながっている感じで、ペースが速くなって気分よく追走できれば直線の伸びも変わってきそう。

ユニコーンライオン福島記念:1着、530kg(-2kg)中1週)<B>
福島記念からの中1週でこの中間は軽めの調整。前走時のパドックでは、硬い感じも太め感はなく良い仕上りだった。

ハーツイストワールアルゼンチン共和国杯:2着、478kg(+4kg)中2週)<B>
この中間は、間隔が詰まっているため軽めの調整。前走時に目を向けると、追い切りは坂路で平凡な時計も動き自体悪く見せず、パドックではトモの筋肉こそ寂しく映ったが毛艶はかなり冴え、出来良く見せていた。

テーオーロイヤルアルゼンチン共和国杯:6着、458kg(-2kg)中2週)<C>
前走時の追い切りでは、モタれる面を見せていて終いの時計もかかっていた。こちらもこの中間は軽めの調整。坂路、CWと速い時計の出る馬なので、休み明け3戦目でどこまで上がってくるか。

ヴェルトライゼンデオールカマー:7着、494kg(-2kg)中8週)<B>
前走時も坂路で好時計が出ていたが、当時は走りやすそうな馬場で時計ほど伸びている感じはなかった。この中間は、乗り込み量も多く、1週前追い切りではジョッキー騎乗で終いの伸びも良好。変わり身が期待できそう。

シャドウディーヴァ(府中牝馬S:7着、486kg(±0kg)中5週)<D>
前走時の追い切りでは、重心が高く首も上がっている感じだった。この中間も、乗り込み少なく坂路での時計も平凡と評価しづらい。

トラストケンシン(オクトーバーS:11着、468kg(+4kg)中5週)<D>
この中間乗り込み量は多いが、併走遅れ、坂路での時計も平凡と大きな変わり身なし。

リッジマン(桂樹杯:7着、475kg(+7kg)中10週)<E>
JRA所属時は重賞勝ちもあったが、前走盛岡の芝でのレースで凡走と昔の勢いはない。


<外国招待馬>

オネスト(凱旋門賞:10着、中7週)<B>
終いの脚を活かす馬だが切れるという馬でもなく、スローの切れ脚勝負になると厳しそう。ただ、ルメール騎手が騎乗予定で日本の馬場、レースにあった乗り方をしてくる可能性もあり注意は必要。

グランドグローリー(凱旋門賞:5着、中7週)<C>
昨年好走してその後も好成績の1年だったが、日本のレースでは昨年以上は期待できそうもない。

シムカミル(ニエル賞:1着、中10週)<C>
ニエル賞ではドウデュースに先着も、フラつく場面もあり東京の馬場ではもっと甘くなりそう。

テュネス(バイエルン大賞:1着、中2週)<A>
デビュー戦で敗れているが、2戦目から5連勝。今年3戦は長距離のレースを使い、6馬身、8馬身、10馬身とタフな馬場を重い斤量を背負って先行しての圧勝続き。ヨーロッパでももっともタフな馬が多いドイツの馬で、日本馬に一番足りないものを持っており能力はかなり高そう。来年のヨーロッパでは、大きなレースをいくつか勝つ馬になっているか。今回のジャパンカップに関しては、馬場が向くかどうかに焦点が集まっているが、これだけ圧勝できる馬なので未知の魅力のほうが勝るとの印象。


<出走回避馬>
ブルーム、マジカルラグーン、ウインマリリンウインマイティーゴールドスミス


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ダノンベルーガ、テュネス、ヴェラアズールの3頭をあげておきます。


◇今回は、ジャパンカップ編でした。
ジャパンカップ過去10年の連対馬は関西馬15頭に関東馬5頭。それらの馬の調教内容を見てみると、連対した5頭の関東馬はカレンブーケドールの1週前追い切りが坂路だった以外、すべて南Wでの追い切りでした。その南Wでの追い切りも、1回目にアーモンドアイが勝った時の最終追い切りが終い仕掛けられていたのみで、あとは1週前、最終追い切りいずれも馬なりという調整過程。関東馬に関しては、休み明け2戦目で中間に南Wで追われ、そこで馬なりで好時計をマークというのが理想的な調教パターンと言えそうです。
そして、連対馬の多くを占める関西馬に関しては、坂路、CWが半分くらいずつではあるものの、勝利した8頭だけに絞ると坂路での追い切り6頭、CWでの追い切り2頭と、坂路調教馬の活躍が目立っています。ただ、坂路での追い切りも一杯に追われた馬はなく、馬なりもしくは終い仕掛けられて伸ばす内容となっています。関西馬に関しては、天皇賞(秋)同様に輸送を控えているため1週前までに仕上げておき、直前は馬なりもしくは軽く終いを伸ばす程度の調整というのが理想的なようです。
最後に近年不振が続く外国招待馬に関しては、シンプルに日本で追い切られている本数が多いか強めに追われて好時計をマークしている馬が好走しています。東京競馬場に検疫用の厩舎ができたことで、今年から来日後に東京での調整が可能に。追い切りの本数が多く好時計の出ている馬に関しては、注意が必要かもしれません。


※ジャパンC出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2022年6月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬の体調は多くのポイントの一つにすぎない/エプソムカップ展望
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安田記念は4番人気のソングラインが外から伸びて差し切り勝ち。不利が響き5着に敗れたヴィクトリアマイルから見事に巻き返しを決めた。2着のシュネルマイスターは直線で馬群に突っ込んで伸び、勝ち馬に迫った。終わってみれば同舞台で行われた昨年のNHKマイルCの1~2着が入れ替わる結果。ハイレベルといわれる昨年の3歳世代だが、正確には芝路線、それもマイル路線のレベルが高かった。それを証明するワンツー決着だった。

また、外が伸びる馬場も上位勢には味方した。3着サリオスは8枠17番。最終予想でサリオスを本命にしたのも、馬場傾向が合うと考えたため。昨年の安田記念ほど顕著に外が伸びる馬場ではなかったが、それでも終盤開催になり外がやや有利な状況。とりわけ芝の1400m~1600mは枠なりの競馬になりやすく、馬場傾向の影響をモロに受けていた。

実際に先週の東京芝1400m~1600mは合計7レース行われたが、枠順の傾向は以下の通り。

1~4枠(1-3-1-38)
5~8枠(6-4-6-44)

一目瞭然、明らかに外が優勢だった。

~大幅馬体重減で人気が落ちたサリオス

なお、サリオスに関しては調教後馬体重がマイナス22キロと大きく減らしており、その影響で不安説が流れたことも狙う後押しとなった。もちろん馬の体調は予想をする上で重要なポイントではあるが、あくまでもポイントの一つでしかない。馬場なり、枠順なり、騎手なり、そもそもの適性なり、その他諸々多くの要素が折り重なってレースを行うのが競馬で、極論すれば体調が悪くても馬は走ってしまう。

これは人間に置き換えれば想像できることで、例えば体調が多少悪い中で出社(コロナ禍の現状ではあまりないかもしれないが…)したとして、ではまったく仕事にならないかといえばそうとも限らないはずである。体調が悪くても悪いなりに仕事はこなせるだろうし、必ずしも極端にパフォーマンスが落ちるわけでもない。人間と馬を同一視するのは少々強引かもしれないが、結局馬の体調など馬に聞いてみないとわからない面もあるのだから、レースに行ってしまえば多少不安があっても枠なり馬場なりに恵まれてしまえば走れてしまうものでもある。

サリオスに関していえばやはり外枠のアシストは大きかったし、レーン騎手との相性の良さもプラスとなった。一方で絶好調時なら突き抜けるくらいの能力があるはずで、そういう意味ではやはり万全ではなかったのかもしれない。いずれにしても不安説は過剰に人気落ちを生むこともあるので、時にはむしろ買い材料となる。馬の体調に関するネガティブコメントにはついつい過敏に反応してしまいがちだが、話半分くらいで受け止めるのが適切な対応かもしれない。

なお、東京芝は今週末までCコース。基本的には先週の傾向を引き継ぐはずで、特に騎手が対応する前の土曜日は外が狙いになるはずだ。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】フォーチュンテラー(日曜中京8レース・3歳上1勝クラス/3着)

3歳勢が大挙出走してきたハイレベル戦。メンバーが揃った上に厳しい内枠だったが、それでも直線はキッチリ伸びた。馬群も問題ないシニスターミニスター産駒で、レースぶりには安定感がある。ダート1400mならクラス上位は明らか、引き続き軸での信頼度は高い。

エプソムカップ展望

では、いつも通り週末の注目馬で締めたい。今週末はG1ひと休みで、東京ではエプソムカップが行われる。注目馬はコチラ。

シャドウディーヴァ坂井瑠星騎手)

前走のヴィクトリアマイルでは前が残る流れの中で後方からの競馬になってしまったが、それでもラストは最速タイの32秒9の脚で伸びて来た。今回は距離が延びて、前走時よりは馬場も荒れて差しが届きやすくなっているのは有利。昨年の府中牝馬Sを制した得意舞台で、そろそろ巻き返しに期待できそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年5月13日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】最低人気で激走!ムラマサノヨートーとカワキタレブリーの共通点とは?/ヴィクトリアマイル展望
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NHKマイルカップはなかなか衝撃的な結末だった。

勝ったのは大外枠で4番人気のダノンスコーピオン。淀みない流れをスムーズに追走し、直線早めの抜け出しから後続を完封。ダノックス×安田隆厩舎×ロードカナロア産駒×川田騎手といえばダノンスマッシュが浮かぶが、ダノンスコーピオンも今後マイル路線での活躍に期待できそうだ。

2着には後方待機のマテンロウオリオン。横山典騎手らしくじっくり脚を溜めると、直線は大外に出して伸びて来た。9レースのマイル戦でも横山典騎手はジャスティンカフェに騎乗し大外一気を決めており、その時の感覚を上手く生かした。

しかし、衝撃は3着のカワキタレブリー。単勝229.1倍、18頭立て18番人気での大激走だった。

~極端な枠順は不利が発生しやすい

NHKマイルカップにおける最低人気馬の激走といえば、15年前のムラマサノヨートーを思い浮かべた方も多いのではないだろうか? このときのNHKマイルカップは、単勝1番人気のローレルゲレイロでも5.5倍という超がつく大混戦。どの馬にもチャンスがある一戦で、勝ったのは17番人気のピンクカメオ、2着にローレルゲレイロが入り、3着にムラマサノヨートー。3連単は973万という、超がつく大波乱の結末だった。

そのムラマサノヨートーと、今回のカワキタレブリー。ともにフルゲート18頭立て18番人気での3着大激走だったが、実は地味な共通点がある。それは…

「前走が大外枠だった」

ということである。ムラマサノヨートーは前走がニュージーランドTで、16頭立て16番枠で14着。カワキタレブリーは前走アーリントンカップで18頭立て18番枠で11着。枠順のイメージ通りともにロスの大きな競馬でまったく力を出せていなかった。ちなみに両馬とも2走前にはマイル戦で勝利しており、前々走で勝利を挙げていながらも、前走の凡走で人気が急落していたパターンだった。

もちろん、だから買えたなどといいたいわけではない。ただ、大外枠や最内枠といった”極端な条件”は、不利が発生しやすい。馬柱を見る際にそういった条件において着順を落としている馬は、何かしらの不利が起きている場合も多いので、意識しておくだけで穴馬を拾えることがある。

是非次回は、カワキタレブリーのような大穴馬を押さえて的中した上で、上記のような能書きを語れたら最高なのだが…。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】ウインシャーロット(日曜東京9レース・湘南S/2着)

いつも通りの好スタートから今回は逃げの手。スンナリ先手を取り悠々と直線に向いたが、ジャスティンカフェの強襲に屈して2着止まり。それでも上位勢はすべて差し馬という状況の中で2着に粘り込んだのは地力の証。先日のマイラーズCを制したソウルラッシュとも再三の接戦を演じて来た実力馬で、何よりデビュー戦4着以降はこれで10戦連続馬券圏内という超堅実派でもある。もう現級突破は時間の問題で、先々はマイル重賞でも好勝負できる素質馬。引き続き軸での信頼度は高いだろう。

ヴィクトリアマイル展望

さて、今週末はヴィクトリアマイル。3冠馬デアリングタクトや白毛のG1ホース・ソダシの参戦で盛り上がりそうな一戦だが、いずれも盤石とはいえず波乱含み。ココでは、例によって注目馬を一頭挙げて締めたい。

シャドウディーヴァ坂井瑠星騎手)

狙いたいのはシャドウディーヴァ。近走は見せ場を作れていないが、ずっと中長距離戦を使われており、流れに乗れないレースが続いた。過去の戦績や折り合い面を考えても、ベストは左回りのマイル~1800mあたり。既に差しが届き始めている馬場状態も追い風で人気も恐らくかなり落ちそうなので、ヒモにはぜひ加えておきたい一頭だ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年12月22日(水) 16:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+特別版『佐藤洋一郎の馬に曳かれて半世紀別伝』 有馬記念2021
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。

そして、後半では『佐藤洋一郎の馬に曳かれて半世紀別伝』として佐藤洋一郎プロに特別編を執筆いただきました。そちらもどうぞお楽しみください。


12月26日(日)中山11R 第66回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:16頭)


<ファン投票上位馬>

エフフォーリア(前走514kg(+4kg)、中7週)<B>
前走時は、追い切りでは抑えきれないくらいの手応えを見せ、パドックでも大きな馬に割にスッキリ見せて好仕上がりだった。この中間は、これまで通り1週前に横山武騎手が騎乗して追われ、特に強く追うこともなく手応えを確認するような内容で仕上りは良さそう。個人的には、左回りのほうが動きが良く感じた。

クロノジェネシス(前走海外、3ヶ月)<A>
宝塚記念当時も海外帰りだったが、1週前にルメール騎手が騎乗して強く追い過ぎた感じがあった。今回は、団野騎手が騎乗して終いの時計はほぼ同じだが全体の時計は3秒ほど抑えられていて、予定通りの調整ができている印象。2週前、1週前の動きを見ても、抑えきれないくらいの手応えをアピールしていて、宝塚記念時よりも良い状態とみて良さそう。

タイトルホルダー(前走464kg(-2kg)、中8週)<C>
この馬は併せ馬になると力んでしまうところがあり、単走で気分よく追われることが多いが、この中間は放馬があって2週前追い切りは土曜に行われている。1週前はホープフルSの1週前以来の3頭併せでの追い切り。単走だと気分よく走り過ぎてしまうところがあるので、オーバーワークにならないようにするとの意図もあるのかもしれないが、いずれにしても調整の狂いを取り戻せるかが課題になりそう。

アカイイト(前走514kg(±0kg)、中5週)<D>
大きな馬だが、この中間は坂路での時計が平凡で1週前追い切りでは舌を出しながら終い伸びきれず。走りやすそうな馬場で伸びきれていないので、疲れが残っているような動きに見えた。

キセキ(前走514kg(+6kg)、中3週)<B>
2走前の京都大賞典時は、調教もパドックもかなり良かったが、前走時は間隔が空いていたぶん調整が難しかったようで動きも硬く出来もイマイチだった。間隔が詰まっているほうが良い印象があって、この中間は昨年よりも強めの追い切りができていて出来は上向き。1週前追い切りを見ても、前走時よりも動きが良化していて、あとは残り1週でどこまで持っていけるかといったところ。

ディープボンド(前走海外、3ヶ月)<C>
帰国後初戦となるこの中間は、3週連続強めに追われて1週前には併せ馬で先着。疲れを感じさせない動きだが、やや迫力が足りなくも映る。

ステラヴェローチェ(前走494kg(-12kg)、中8週)<D>
この秋は神戸新聞杯を勝ったが、太め残りの状態で道悪での競馬とレース後は反動が出ていたかもしれない。これまで坂路中心の調教だった馬だが、この中間から日曜日も含めてCW中心での調整に変えてきているところを見るに何かありそう。ただ、1週前の内容は、速い時計は出ているものの持ったままの併走相手に完全に見劣り、動きの重さは否めず。状態面での不安が残る。

アリストテレス(前走480kg(+8kg)、中3週)<C>
出来の良かった京都大賞典当時と比べると何かピリッとしない感じ。1週前追い切りでも、持ったままの相手に対してモタつきながらの併せ馬で、動きが重い。

メロディーレーン(前走354kg(+10kg)、中7週)<D>
かなり小柄な牝馬で、休み明けの前走で10㎏増えていても350㎏ほど。3ヶ月以上空けたほうが成績は良く、この中間も追い切りの時計が良い訳ではなく、相手も前走から一気に強くなるので厳しい戦いになる。

ウインキートス(前走470kg(-2kg)、中5週)<A>
前走は初めての関西圏輸送で、もともとパドックではテンションが高い馬だがいつも以上にうるさかった。この中間は、1週前に長めから強めに追われて併せ馬にならないくらい一気に突き離す走りを披露していて状態は良さそう。相性の良い中山に変わるので、パドックでテンションが高くならないように直前は軽く流す程度で十分。


<以下、賞金上位馬>

モズベッロ(前走488kg(+6kg)、中3週)<B>
この秋は3戦してすべて13着と振るわない成績も、使われるごとに馬体も増えていて、1週前には前走時よりも多少動き良化を伝える内容を示した。

ユーキャンスマイル(前走506kg(+6kg)、中3週)<A>
1週前追い切りではCWでジョッキーを乗せて追い切ることがほとんどだった馬だが、この中間は体重の重そうな調教助手を乗せて坂路でビッシリ追われてきた。前走時のパドックでも緩さがある感じだったので、このぐらいビシッと追って気合いも入ってくれば変わり身もあるかもしれない。

ペルシアンナイト(前走502kg(+12kg)、中2週)<B>
前走時の追い切りは大外を力強く伸びて良い動きで、当日のパドックでも馬体を大きく見せて出来自体良さそうだった。この中間は間隔も詰まっているので軽めの調整だが、使ってくるだけあって調子落ちはなさそう。

シャドウディーヴァ(前走478kg(-4kg)、中3週)<C>
前走時のパドックでは重心が高く力強さに欠ける印象だった。この中間は、南Wを長めから2本強めに追われて距離を意識した調整内容。中3週なので大きく変わることはなさそうだが、2本長めから追えているだけでも調子自体は悪くはなさそう。

パンサラッサ(前走474kg(-2kg)、中5週)<B>
前走は速いペースでの逃げ切り勝ちだったが、叩き2戦目で追い切りで好時計、パドックでも気合乗り○毛艶○と、出来自体がかなり良かった。この中間は、1週前追い切りを坂路からCWに変えてきていて、動きは良かったが距離延長を意識してのコース変更でプラス材料ではない。

アサマノイタズラ(前走492kg(-6kg)、中8週)<A>
これまで中山を中心に使われてきた馬で、重賞勝ちもあり相性は良い。前走の菊花賞でも直線内に潜り込んだとはいえ、最後方からメンバー最速の上りでしっかり伸びていて終いの脚を活かす競馬がしっかりできるようになった感じ。出来に関しても、乗り込み豊富で、2週前、1週前は南Wで好時計と、前走時よりも上かもしれない。


<以下、除外対象馬>

エブリワンブラック(前走486kg(-2kg)、中1週)<E>
キタサンブラックの弟だが芝での勝ち鞍はなく、使い詰めでの中1週で使ってきてもそれほど良い出来では出走できそうもない。



※このコラムからの推奨馬はクロノジェネシスアサマノイタズラウインキートスユーキャンスマイルの4頭をあげておきます。


<出走予定馬の近走追い切り参考VTR(宝塚記念/菊花賞/天皇賞(秋)/エリザベス女王杯/ジャパンカップ)>








◇今回は有馬記念編でした。
ふと見た有馬記念1週前の競馬週刊誌に、過去30年の勝ち馬の馬名が乗っていました。30年前がダイユウサク。初めて生の有馬記念を中山で観たレースでした。この年の秋、不運が続いた王者メジロマックイーンが勝利する場面を見るために出かけて行ったのですが、あっと驚くダイユウサクの勝利を見せつけられ、強い馬でも簡単には勝たせてもらえないものだと競馬の難しさを思い知らされたレースでした。




それでも、10数年後にドリームジャーニーオルフェーヴルゴールドシップと、孫たちがしっかりと父の無念を晴らしてくれるのですから競馬は面白いものです。ダービーと同じで、有馬記念の勝ち馬を見ているとその時代の思い出がよみがえり、立ち止まってみると30年以上も競馬を観続けていることに驚くばかり。そして積み重ねてきた思い出は、どれも大事な宝物です。あとどれだけ競馬を観続けることができるのかは分かりませんが、そんな宝物がひとつまたひとつと増えて行くことに、幸せを感じながら今年も有馬記念を楽しみたいものです。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。



そして、今回は佐藤洋一郎さんにお願いして『馬に曳かれて半世紀別伝』として最新版を書いて頂きました。競馬の世界も動画を使った予想が多くなってきておりますが読み物として文章に残して行くことも必要だと思います。コロナなんかどこ吹く風、復活した洋一郎さんはとても元気でパワーが有り余っている感じでした。ウマニティでは洋一郎さんのお世話係をしております私としてはイベントやオフ会などが開催できない状況が続いていて生の洋一郎さんを会員の方々のところに連れて行くことがなかなかできないのが残念ですがその分たくさん文章を書いてもらうようこのコラムで登場してもらうことが増えるかもしれませんのでご期待下さい。

洋一郎節満載の復活コラムです、お楽しみ下さい。


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『馬に曳かれて半世紀別伝』

  コロナ・五輪戦争の功罪 


 遊びをせんとや生まれけん
 戯れせんとや生まれけん
       (梁塵秘抄) 

 鳥は飛びながら歌を覚え
 人は遊びながら年老いていく
        (寺山修司)

 Stay foolish stay hungly
(Steve Jobs)

 ー競馬(馬券・予想)を始めた理由(口実、弁明)。 
 ーその現実。
 ー永遠にそうでなければならないという決意、願望。

 「手にてなすなにごともなし」(啄木)状態で暇をもてあまし、あえ理不尽な「コロナ・五輪戦争」の矢面に立って孤剣を翳して一年半余、ついに開眼して達観の境地を拓いた。霞の彼方に消えていたヒラメキ(霊感)も突如復活、蘇生した。

 英語圏ではコールドムーン(冷月)と呼ぶ、今年最後(12月19日)の満月。その様子を見ようと3日前の木曜日に夜空をあおいだとき、今年最小(最大は5月26日)という未熟の満月でも、開眼した網膜には凍れる月面ばかりか、コンパスで描いたような稜線までもくっきリ反映された。あらためて、

 What A Wonderful World !!

杉の森に囲まれた美浦トレセンに滞在するようになって10年くらい経ったころから、杉花粉症の洗礼を受けていることに気づいた。
 その症状は治まるどころか年々悪化して、ダニ・カビ、粉塵などのハウスダストや黄砂や大気汚染も荷担して目、口、鼻、耳にも浸潤(コロナウイルスも同じはず)し、視力(半盲状態)、味覚、嗅覚、聴力(重度の外耳炎による難聴)の5感中4感を阻害した。
 さらに誤嚥性肺炎になりかけて、気管支喘息の発作まで引き起こすという出口なしの絶望的状況(生命保険の切り替えもNG、却下!)に追い込まれた。
 どうあがいても、先は見えない。あしたは明日の風が吹く、そのうちなんとかなるだろう…式の楽天オヤジも迫り来る「終わりの日」を痛感し、10年の計を立てて本気で体質改善に邁進する決意をかためた。
 といっても、自己流のノウハウの中枢はすでに確立していた。
 純水(逆浸透膜濾過水)を軸にした無農薬、無添加、減塩、節脂(種類)の自然食を旨とし、とくに多彩な発酵食品摂取による腸能力(抗菌、免疫力)の強化には30年以上の年期が入っている。
 花粉などのアレルゲンの進入をガードするためのマスクは箱買いで備蓄していた。そのマスクのふがいなさ(可視できるほど大粒の花粉や粉塵でも完璧には防御できず、アレルゲンが体内に蓄積されて余病を併発)を知って、春、秋の花粉最盛期や外室時には鼻孔にガーゼを巻いた二枚重ね、静電気でアレルゲンを吸い寄せるための塩化ビニール繊維など
を忍ばせたケミカル?マスクなどを考案し、就寝時にも薄いマスクを掛け続け歯磨きのときだけ外すといった、徹底的なアンチアレルゲンストラテジー(抗アレルギー戦略)を展開していた。
  そうした切実な実戦キャリアからも、電子顕微鏡でしか見えない微小なウイルスに、マスクなんて効くわけがない!と吐き捨てて、ノーマスクの顰蹙を買わないために、花粉対策用の贋マスクで大手を振って町中を闊歩しながら、コロナごときに負けてどうする。こちとらサケとバケンで何度も死に損ねている。
矢でも鉄砲でも持ってきやがれ!
クソッタレ、バッキャロォ~!と息巻いて、確信のガッツポーズを突き出した。
 そうしたの虚勢は「コロナの特効薬発見! ワクチン不要」という、かみさんが2月に受信した一通のメールの内容にサポートされていた。
 自分が探索し試行錯誤してきたアンチ・ウイルス特効・予防飲食材(生ニンニク、ネギ、ニラ(硫化アリル=アリシン)など、強い匂いを持つ植物・果実(ドクダミ、ヨモギ、ミント、マンゴー、ドリアン…)の酵素が風邪に効くのと同様に、コロナウイルスをも直撃する。
 乳酸菌やらチーズ菌(青黴はペニシリンの元)、火入れしていない酒(どぶろく、酒粕)、酸化防止剤を添加していない赤ワイン、さらに強烈な植物を駆使(香料)にしたアンゴスチュラビタス(熱帯雨林キナの樹液=マラリアの特効薬キニーネ)、竜舌蘭のテキーラ、ニガヨモギのアブサン(ペルノー類)などの酒精、蒸留酒もエタノールの手指消毒以上に、口内、喉のウイルスを撃滅する。

 酒はまぎれもない百薬の長なのである。

 といった、長く厳しいVsアレルギーの最後の障害・ゴールの白内障手術をワクチン無摂取(今も)で受けた2度のPCR検査無条件パス(陰性)で完勝!
 2日後に眼帯を外し、両裸眼で眺めた空の青、木々の緑、浮き雲の形状や立て看板の絵や文字までが別世界に迷い込んだかのような鮮烈な光彩を放っていた。拡大鏡をかざしても読みとれなかったエイトの馬柱や細字さえも、くっきり明晰に判読できる。
 まともな会話ができず、テレビの音声も聞き取れなかった聴力もほぼ正常に戻ってきたし、無味無臭だった味覚や嗅覚も回復しているのを感じる…。
 そして最後の満月週12月18、19の予想を目前にして、なぜか発明王エジソンが言ったという「天才とは99%の発汗(努力)と1%の霊感(インスピレーション)」を思い出していた。
 ひょっとすると、その霊感がオレにも蘇生するかもしれない…。
 
 ◎⑤ニシノベイオルフ(18日阪神4R障害オープン)。なんらかの精神的な障害があるのか、とにかく箸にも棒にもかからないムラ馬が初めてブリンカーを着けた。そのときの行きっぷりの良さが脳裏に焼き付いていて、そろそろ大駆けがあるぞ…と狙い定めて、ブリンカーを外して連闘してきた前走で【◎】を打ったが何もできず(せず?)に大敗。
 何? 今回はまたブリンカーを着けてきた? やばい! こりゃテイヘンだ!!
 とひらめいた通りの逃げ切り楽勝で単105・6倍&3複ゲット(なぜ3単にしなかったアホンダラ!)

 ★(バクダン)①ソッサスプレイ(19日中山11RディセンバーS)。以前高配当をしとめた(?)記憶がコロシアム投票直前にひらめいて、とっさに★総流し敢行。なんと51万9610円が転がり込んだ。3単は…オレにだって、ちょっと、無理だよな。

 でも。有馬もホープフルも、その周辺レースも残っている。10年がかりで復活、新生した不死身のダンゴ打ちだぜ。もう1%くらいの霊感は、きっと降りて来る、よな。な。
 
インスパイアザネクスト!!

佐藤洋一郎
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2021年11月25日(木) 14:05 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンカップ2021
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月28日(日) 東京12R 第41回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)

【登録頭数:21頭(外国馬3頭)】(フルゲート:18頭)※今年のジャパンカップは第12Rです。


コントレイル(A)中4週
休み明けの前走時は、乗り込み量が多くパドックでも太め感はなくかなり良い仕上がりだった。この中間もレース1週間後には乗り出していて、1週前追い切りの動きも素軽さがあって良い動きだった。休み明けの前走時にしっかり乗り込まれていたので反動はなく、上積みが期待できそう。

シャフリヤール(B)中8週
この中間を見ると、4週前の動きは硬さが感じられたが、1週前には併せて先着を果たし終いの伸びも上々の内容を披露した。

カレンブーケドール(-)中4週 ※脚部不安のため出走回避

キセキ(C)中6週
当初はアルゼンチン共和国杯を使うプランもあり、その1週前追い切りがかなり良い動きで、そこを使っていた方が良かったかもしれない。使われて良くなってくる馬で、目標が中途半端に変わったためか、先週(1週前追い切り)ではジョッキーの手が激しく動くも、伸び脚は物足りず。

ユーバーレーベン(C)中5週
秋華賞からの中5週で、乗り込み量は豊富。ただ、1週前追い切り(計測不能)では、終い伸びきれず外の2頭に突き離されていて、動きを見るに変わり身が感じられない。

ワグネリアン(D)中4週
前走時は良い仕上がりだったが、この中間は乗り込み量が少なく1週前追い切りも軽めという内容。友道厩舎本来の調教内容とは程遠い印象で、プラスになる要素がない。

マカヒキ(B)中6週
前走京都大賞典で久しぶりの勝利。この中間も乗り込み量は豊富で、1週前追い切りでも終い追われるとしぶとく喰らいついてみせた。遅れたとはいえ内容的には悪くなく、出来自体は引き続き良さそう。

アリストテレス(A)中6週
前走時の追い切りでは終いの伸びがやや足りない感じに見えたが、この中間の1週前追い切りでは手応えに余裕があり一度使われての上積みが期待できそう。

オーソリティ(A)中2週
昨年は有馬記念に向かったが、今年は中2週でこちらに。休み明けの前走時はパドックでは+12キロも太め感はなく好仕上りをアピールしていた。そのレース後の翌週土曜には坂路で時計を出し始めていて、疲れはない。この中間も1週前には単走馬なりで追われ、滑らかな走りで跳びも大きく、休み明けを使われて状態はさらに上向き。

モズベッロ(B)中3週
前走時はCWでの調整と普段とは違う調教内容だったが、この中間は坂路に戻して時計もしっかり出るようになってきた。映像がなかったので動きは見られなかったが、少なくともここ2戦よりは良くなっているはず。

ユーキャンスマイル(B)中3週
昨年よりは1週余裕があるので追い切り本数は2本多い。映像はなかったが坂路、CWと時計は優秀で出来は良さそう。

シャドウディーヴァ(B)中5週
この中間も1週前に坂路で好時計が出ていて好調キープ。相手は強くなるが出来は変わらず順調。

サンレイポケット(B)中3週
ここ2戦の追い切りではともに重さの残る走りに見えたが、1週前追い切りでは先行したこともあるのか前走時よりも動きが軽くなった感じ。

ムイトオブリガード(C)中3週
秋2戦を使われて追い切りの時計は良くなってきているが、1週前追い切りの動きを見るとまだ終い伸びきれていない。

ロードマイウェイ(D)中2週
前走時のパドックではある程度仕上がっている感じだった。馬体重はこれ以上減らしたくなく輸送もあるので、強めに追えないのかもしれない。


<外国馬>

グランドグローリー(C)中7週
これまでイタリアのレースには出走したことがあるが、日本までの長距離輸送は初めてで調整には不安あり。レースまでに速い追い切りができるかどうか。

ジャパン(B)中2週
前走から中2週での遠征も、ブルームと一緒なので精神的な不安はなさそう。前走直線に向くところで前が壁になりブレーキをかける場面があったので、4着でもまともに走っていたらブルームとの差はそれほどなかったハズ。

ブルーム(B)中2週
前走初めてのアメリカ遠征で2着に好走と、中2週での輸送も問題なさそう。その前走は、早め先頭もゴール前で甘くなったところを見ると、脚の使いどころが鍵になりそう。


<除外対象馬>

ウインドジャマー(B)中6週
前走で3勝クラスを勝って一気の相手強化。間隔は空いているので乗り込み豊富で南Wでも好時計が出ていて、出来自体は良さそう。

ゴーフォザサミット(C)6ヶ月半
休み明けで乗り込み豊富も、終いの時計がややかかっていていきなりはどうか。

トラストケンシン(B)中4週
使われつつ馬体が増えており、この中間も1週前には坂路で併せて先着と状態は良さそう。


※このコラムからの推奨馬は、オーソリティコントレイルアリストテレスの3頭をあげておきます。



◇今回は、ジャパンカップ編でした。
今年はコロナ過ではあるものの、外国馬3頭が出走します。1頭でも多くの外国馬が出走してくれることは良いことだと思います。ジャパンブルームは、日本人関係の外国馬とはいえA.オブライエン厩舎の2頭で、このようなヨーロッパの一流厩舎の馬が毎年出走してくれるようになるだけでも意義のあること。そして、このパイプをしっかりと繋いでおくことは、今後のジャパンカップの盛り上げのために重要になってくると感じています。日本馬が海外のレースに出走して馬券も買えるようになった今、それらのレースに出走してきた外国馬が一堂に会して対決するレースがジャパンカップであってほしいものです。

ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2020年11月14日() 08:30 覆面ドクター・英
エリザベス女王杯・2020
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前回の当コラムでは、フィエールマンアーモンドアイクロノジェネシスの3頭を推奨。その通りの3頭で決まったわけですが、あとはフィエールマンアーモンドアイを差し切って帯封ゲットとなるはずも、結果はご存知の通り......。そう甘くはないですね(笑) ただ、勝てたこと自体は良かったので、今週こそはガチっと稼ぎたいものです(北海道はコロナがまた増えてきていて、結構大変な状況です)。


<全頭診断>
1番人気想定 ラッキーライラック:昨年のこのレースの勝ち馬でもあり、G1 3勝していて、春には牡馬相手に大阪杯勝ちもあり当然有力。調教の動きも鋭く、ここも当然有力。ただ札幌記念を見ると、若干力が落ちてきているのでは(落ち目のペルシアンナイトに1馬身半も負けるのはちょっと......。)。

2番人気想定 ノームコア:昨年のヴィクトリアマイル勝ちもあり、夏の札幌記念ではラッキーライラックにも先着し勝利。半妹のクロノジェネシスも秋の天皇賞で3着と活躍を示し、血統的にも勢いがある。実績がややマイル寄りであることと、関西への輸送で結果が出ていないあたりが問題か。

3番人気想定 ラヴズオンリーユー:昨年のオークス馬で、昨年のこのレースでも1番人気(結果は3着)に推された。今年は、正直合うところを使えず距離不足で結果を出せていない状況が続いている印象。ここに向けては、調教万全で、本番にあわせてくる矢作厩舎の力量はさすが。この人気なら頭を期待したいくらい。

4番人気想定 センテリュオ:昨年このレースで4着以降はいまひとつだったが、前走のオールカマーで久々の勝利。ただ今年は全て渋った馬場でのレースばかりで、評価は正直難しい馬。

5番人気想定 サラキア毎日王冠を圧勝したサリオスの半姉で、府中牝馬Sで3馬身差の圧勝をみせての参戦。血統的にもこの時期が良い可能性もあり、楽しみ。

6番人気想定 リアアメリア:ローズSは強い勝ち方だったが、ある程度予測された使って2戦目の秋華賞を惨敗(2番人気13着)して迎える。能力の高さと脆さがあり、この距離もそう向かなそうで妙味はあまりない。

7番人気想定 ソフトフルート:当コラム(秋華賞編)でも、2勝クラス圧勝を高評価した1頭で、当日の9番人気は意外だった。今年の3歳世代はトップ以外は弱いと言われており、斤量差を生かしてどこまでやれるか......。

8番人気想定 エスポワール:牝馬重賞で今年3戦全戦1番人気に推されているように期待されているのだろうが、3着、12着、2着と実態はオープン勝ちがないのに人気先行感の強い馬。強い相手のほうがいい走りをする可能性もあるが、妙味はあまりないか。

9番人気想定 ウラヌスチャーム:前走新潟2200mの新潟牝馬S勝ちでの参戦となる。長めの距離で実績を残しているルーラーシップ産駒だが、阪神2200mの今年は損している側では。

10番人気以下想定
ウインマリリン:春は絶好調でオークスでも2着したが、秋は体調が整わず、ぶっつけの秋華賞でも15着と予想通りの凡走。ここもまだ良化途上に見えて、要らないのでは。

ウインマイティー:春は忘れな草賞を勝って臨んだオークスでも3着と好走したが、秋は紫苑Sも秋華賞も人気で凡走している(6着と9着)。叩いて上昇してきており、同じウインでも買えるのはこちらか。

ミスニューヨーク:紫苑S5着、秋華賞5着とそれなりの結果の今秋だが、弱いと言われている3歳世代にあって瞬発力のないキングズベスト産駒だけに、馬券的には要らないのでは。

サトノガーネット小倉記念で2着と激走したが、展開的にはまった部分もあり、ここは追い込みが通用しない舞台。

シャドウディーヴァ:府中牝馬Sで2着と、人気はないが穴では面白い馬では。

サムシングジャスト:府中牝馬Sで3着まで来たが、渋った馬場で瞬発力不足を補えたヴィクトワールピサ産駒で、ここでの激走は期待薄。

ロサグラウカ:昨年12月に3勝クラスを勝ちオープン入りしたがその後はさっぱり。前走の新潟牝馬S7着も惜しくない結果で狙えない。

リュヌルージュ:6月はマーメイドSで3着と好走したが、七夕賞8着からのぶっつけは厳しい。

カーロバンビーナ:3勝クラスですら凡走している現状では厳しい。


<まとめ>
有力:ラヴズオンリーユーラッキーライラック

ヒモに:ノームコアサラキアソフトフルート

穴で:シャドウディーヴァ

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シャドウディーヴァの口コミ


口コミ一覧
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新しいAIに報知杯フィリーズレビューの
勝ち馬を聞いた結果!(*_*)


新しいAIが使えるようになったので
勝馬を聞いてきました。。。

でも、途中から「ん?」となるので
注意してください。。。💦



∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴

Q.報知杯フィリーズレビューの
 勝ち馬の傾向を教えてください


回答.報知杯フィリーズレビューは、
芝1400メートルで行われる
3歳牝馬限定の重賞レースです。
桜花賞のトライアルとしても注目されます。
勝ち馬の傾向を教えますね。

過去10年で芝1400メートル以上での
勝利歴がなかった馬は優勝していません。

芝1200メートルのレースだけに使われてきた馬は不利です。
過去15年で勝ち馬16頭(1着同着があったので)は
すべて違う種牡馬の産駒でした。

同じ種牡馬から2頭以上出走する場合は注意が必要です。
過去10年で人気別に見ると、
1番人気が4回、2番人気が3回、3番人気が1回と
上位人気馬が強い傾向にあります。

逆に5番人気以下は2回しか連対していません。
以上のことから、報知杯フィリーズレビューでは、
芝1400メートル以上で実績のある
上位人気馬を中心に考えると良さそうです。
また、種牡馬も多様性を重視すると有利かもしれません。


Q.報知杯フィリーズレビューの勝ち馬を予想してください

回答.報知杯フィリーズレビューの勝ち馬を
予想するのは難しいですが、私なりに考えてみました。

特別登録馬の中で、
芝1400メートル以上で勝利歴があるのは、
アンタノバラード、イコノスタシス、
カミノマジック、キャンディバローズ、
クリスティーナ、サトノエルドール、
サトノレイナス、シャイニーマジック、
シャドウディーヴァ、
ダイアナヘイローの10頭です。

この中で種牡馬が重複しているのは
サトノエルドールとサトノレイナス(父ディープインパクト)、
シャイニーマジックとシャドウディーヴァ(父キズナ)です。
過去の傾向からするとこの4頭は不利かもしれません。
人気に関してはまだ分かりませんが、
前走が重賞やオープン特別だったのは
アンタノバラード(京都牝馬S3着)、
カミノマジック(フェアリーS2着)、
キャンディバローズ(フェアリーS3着)、
クリスティーナ(クイーンC2着)、
ダイアナヘイロー(クイーンC3着)の5頭です。
この中ではカミノマジックと
クリスティーナが上位人気になる可能性が高そうです。
以上を踏まえて私が予想する勝ち馬は
カミノマジックです。

芝1400メートルで2勝しており距離適性は抜群です。
前走も強い競馬を見せており好調さを維持しています。
種牡馬も多様性を持つエピファネイア産駒です。
鞍上も安定感のある川田将雅騎手です。
これらの要素から私はカミノマジックに期待します。

もちろん他の馬にもチャンスはありますし、
競馬は何が起こるか分かりません。
あくまで私個人の予想なので
ご参考程度にしてくださいね。


本命◎カミノマジック

∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴




(TT)ぁらー

 競馬が大好き(複勝男 2022年12月15日(木) 23:24
ターコイズステークス
閲覧 258ビュー コメント 0 ナイス 5

ターコイズステークス

12月17日 土 中山競馬場 右回り Aコース
芝1600M GⅢ 3歳以上牝馬 ハンデ戦
 
過去10年

サンデーサイレンス系    8-5-4   7頭
ミスタープロスペクター系  2-2-2   5頭
ノーザンダンサー系     0-2-2   1頭
ナスルーラ系        0-1-0   0頭
ヘイルトゥリーズン系    0-0-2   3頭 計16頭

このレースの傾向として(競馬ブック参考)


○ 重賞連対かGⅠ5着以内ありか
○ 前走凡走(人気で凡走か二桁着順)
○ 3~4歳
○ 3番人気以下の方がいい。

出走馬の個人的な評価

56

アナザーリリック 競馬ブック印◎○▲◬合計ポイント 2.5ポイント 8位
(前走はダートで参考外。今回巻き返しは期待したいが56Kgなので楽ではないかな。手だ今回は追えるマーカンド騎手なので距離短縮で脚が溜まれば1発あると思う。今年まだそんなに使っていない分、他よりフレッシュでレースに出られそう。)

アブレイズ  2ポイント 9位
(前走の天皇賞秋より相手が弱くなるのでチャンスは出てくると思う。距離短縮にもなるしコースも問題ないので、56kgだけが気になるがうまく進めれば面白いかなと思う。)

シャドウディーヴァ 1ポイント 12位
(小回りに向いていないが前走のジャパンカップよりメンバーが弱くなるので地力は上位と思う。課題はここ2戦後ろ過ぎるので距離短縮で道中ついて行けるかどうか?狙いづらいですね。)

レイハリア 0点 16位
(400M距離延長でどうか?逃げれそうな気がするけどフルゲートで小回りなので展開的に厳しくなるかも。この距離だと直線の急坂も厳しくなりそうですね。)

55

ミスニューヨーク 19.5ポイント 2位
(去年勝っているのでコース実績もあるし展開も向きそうなので、後は去年より2Kg増加した分で差し脚が鈍る可能性があるので。)

スカイグループ 7.5ポイント 3位
(前走の負けが柚須と大外枠が堪えたのかなと、今回は距離延長は不安ですが中山コースなのでチャンスは出てくると思う。真ん中から内枠なら信頼度も上がるかなと。)

ウインシャーロット 5.5ポイント 4位
(ここ3戦は保田利回りですが中山も問題ない馬なので、後は先行力もあるから小回り向き。ただ多頭数で先行出来てもペース次第でしんどくなる可能性もあるので。)


54

ライティア 3ポイント 6位
(先行か逃げが出来る馬で前走は1800MでGⅡだったから相手が強かったのもある。今回は距離短縮で実績のある距離になるし小回りで着戦も短くなるので粘れそうな感じですね。あとは右回りになるのが不安かなと。)

エリカヴィータ 3ポイント 7位
(ここ2戦はGⅠなので今回GⅢで巻き返したいがまだ3歳なので初めての古馬相手にもなるのでどうなるか?距離短縮で力は出せそうですが小回りコースでどうかはあるので微妙。)

ローザノワール 1.5ポイント 10位
(逃げるしかないので多頭数でも積極的に逃げたいところ。単騎逃げになって展開が緩くなれば粘れると思うが、そうはなりにくいと思っているので厳しそうかな。)

サブライムアンセム 0ポイント 14位
(前走のスワンステークスでも7着でそんなに負けてはいないので、今回の牝馬限定戦ならチャンスは上がりそうですが?距離も少し不安だし輸送も気になっているので、小回りは向いてそうなんですけどね。)

53

ママコチャ 25ポイント 1位
(3連勝中で勢いはあるしソダシの全妹だからマイルはかなり強いと思っているが3連勝した競馬場と今回違うので地力は上位と思うし先行押し切りだからそれが出来れば強いが、揉まれて位置取りが思っているよりも後ろだと小回り中山のコースの餌食になりそうなので。)

フィアスプライド 5ポイント 5位
(昇級初戦で今回もコースは変わらないから問題はなさそうですね。ただ前走は追い込みの競馬で今回乗り替わりでどういう作戦になるか?相手強化はしているし前走より斤量1Kg増加も気になるところ。)

フラーズダルム 1ポイント 11位
(昇級初戦で相手強化で輸送があるので気になるところ。乗り替わりの戸崎騎手で中山熟知しているからプラスと思うし、ただ馬は、ここ2戦の上がりの脚が33.0と33.1を使っているので、強いと思うけど中山コースでは生かせるかどうかが難しそうなので。)

フェルミスフィア 0ポイント 13位
(ずっと左回りを使ってきていて今回右回りになるから不安はある。重賞で相手強化にもなっているので、距離延長もプラスになればいいんですが斤量も1Kg増えているので楽ではないかな。)

シャーレイポピー 0ポイント 15位
(ここ3戦着外ですが着差はそんなにないので穴馬と思う。今回横山武騎手になるのも魅力は十分あると思う。斤量1Kg増えてはいるが展開が上手くいってスムーズに進めればチャンスはあると思う。)

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 競馬戦略研究所所長 2022年12月14日(水) 22:59
確定前研究所指数注目馬
閲覧 165ビュー コメント 0 ナイス 3

朝日杯FS

オールパルフェ

シンリョクカ

ダノンタッチダウン



ターコイズS

アブレイズ

シャドウディーヴァ

アナザーリリック

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コメント一覧
5:
  HELPRO   フォロワー:2人 2021年8月15日() 16:00:26
これがこの鞍上の実力。
親お陰の馬鹿息子とは言い得て妙。
世界からバカにされても国内だけは敵なしの憐れ者。
シャドウディーヴァを任せた厩舎も間抜けだ。
4:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月2日() 02:39:43
うまな、洋芝適正、夏成績○
3:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月1日() 00:29:32
w実績、先行積極性、秋華賞4着

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2022年12月17日ターコイズステークス G313着
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2022年12月17日 ターコイズステークス G3 13着
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