クリソベリル(競走馬)

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クリソベリル
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写真一覧
抹消  鹿毛 2016年2月10日生
調教師音無秀孝(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績11戦[8-0-0-3]
総賞金13,260万円
収得賞金18,250万円
英字表記Chrysoberyl
血統 ゴールドアリュール
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ニキーヤ
クリソプレーズ
血統 ][ 産駒 ]
エルコンドルパサー
キャサリーンパー
兄弟 マリアライトリアファル
市場価格
前走 2021/09/29 日本テレビ盃 G2
次走予定

クリソベリルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/09/29 船橋 11 日本テレビ盃 G2 ダ1800 11--------6** 牡5 58.0 川田将雅音無秀孝 546
(--)
1.54.3 0.8----サルサディオーネ
20/12/06 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 168151.414** 牡4 57.0 川田将雅音無秀孝 554
(+12)
1.49.9 0.637.3チュウワウィザード
20/11/03 大井 10 JBCクラシ G1 ダ2000 15--------1** 牡4 57.0 川田将雅音無秀孝 542
(--)
2.02.5 -0.5----オメガパフューム
20/06/24 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 14--------1** 牡4 57.0 川田将雅音無秀孝 540
(--)
2.05.3 -0.4----オメガパフューム
20/02/29 サウ 8 サウジカップ G1 ダ1800 14--------7** 牡4 57.0 C.スミヨ音無秀孝 --1.51.8 1.3----マキシマムセキュリティ
19/12/01 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 16354.421** 牡3 55.0 川田将雅音無秀孝 550
(+11)
1.48.5 -0.035.4④④ゴールドドリーム
19/09/23 船橋 11 日本テレビ盃 G2 ダ1800 8--------1** 牡3 55.0 川田将雅音無秀孝 539
(--)
1.52.1 -0.8----ロンドンタウン
19/07/10 大井 11 ジャパンDD G1 ダ2000 14--------1** 牡3 56.0 川田将雅音無秀孝 538
(--)
2.06.1 -0.6----デルマルーヴル
19/05/02 園田 10 兵庫CS G2 ダ1870 12--------1** 牡3 56.0 C.ルメー音無秀孝 544
(--)
1.57.3 -0.9----ヴァイトブリック
19/03/02 阪神 6 3歳500万下 ダ1800 11111.611** 牡3 56.0 川田将雅音無秀孝 540
(+16)
1.52.2 -1.237.0⑧⑧⑦アヴァンセ
18/09/17 阪神 6 2歳新馬 ダ1800 11791.211** 牡2 54.0 川田将雅音無秀孝 524
(--)
1.55.3 -1.138.0⑥⑤④ハギノオムイデアル

クリソベリルの関連ニュース

★「ダート路線の王者決定戦」中京に舞台を移し、今年が節目の10回目

12月3日、中京ではチャンピオンズCが実施される。同レースは、2013年までジャパンCダートとして実施されてきたが、14年からは舞台を中京へと移し、名称もチャンピオンズCに改称され、現名称での実施は今年で10回目となる。

今年は19頭の登録があり、今年のフェブラリーS勝ち馬レモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)、GⅠ・JpnⅠで3勝を挙げているテーオーケインズ(牡6歳、栗東・高柳大輔厩舎)、JpnI3勝のメイショウハリオ(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎)などダートGI(JpnⅠ含む)勝ち馬は5頭が出走を予定している。また、芝とダート双方GI制覇がかかるジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)、ドゥラエレーデ(牡3歳、栗東・池添学厩舎)も登録馬に名を連ねており、多彩なメンバーが顔を揃えそうだ。果たして今年のチャンピオンズCを制すのはどの馬だろうか。なお、チャンピオンズCでは舞台を中京に移した14年以降、ダートGI勝ち馬が8年連続で1着となっていたが、昨年はダートのGI初挑戦となったジュンライトボルトが勝利を挙げている。

★3歳馬が勝てば2019年クリソベリル以来4年ぶり セラフィックコール、ドゥラエレーデ、ゼットリアンが登録

今年のチャンピオンズCには、デビューから5連勝でみやこSを制したセラフィックコール(牡、栗東・寺島良厩舎)、昨年のホープフルS勝ち馬で芝・ダート双方のGI制覇を狙うドゥラエレーデ(牡、栗東・池添学厩舎)、大府特別と観月橋Sを連勝したゼットリアン(牡、栗東・吉田直弘厩舎)と3頭の3歳馬が登録している。3歳馬が勝てば、2019年クリソベリル以来4年ぶり6頭目となるが、今年の3歳勢はダート路線の強豪が集うチャンピオンズCでどのような走りを見せるのだろうか。

ドゥラエレーデセントライト記念8着以来の出走となる。前走で芝のレースに出走していた馬がチャンピオンズCを勝てば、02年イーグルカフェ以来(※当時のレース名はジャパンCダート)21年ぶり2頭目となるが、ホープフルSに続く2つ目のGIタイトルを獲得できるだろうか。

★自身初のJRA年間100勝まであと「5」 レモンポップに騎乗予定の坂井瑠星騎手

チャンピオンズCでレモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)に騎乗予定の坂井瑠星騎手は、11月27日現在、今年のJRA競走で95勝を挙げており、自身初のJRA年間100勝まであと5勝に迫っている。レモンポップと坂井騎手のコンビは、前走の南部杯では同馬のデビュー以来初めて逃げる形を取り、そのまま後続を寄せ付けずに圧勝した。チャンピオンズCが中京で実施されるようになった2014年以降、逃げ切り勝ちはないが、レモンポップと坂井騎手のコンビはどのような戦法で挑むのだろうか。

レモンポップを管理する田中博康調教師は開業6年目の今年、根岸SでJRA重賞初制覇、フェブラリーSでJRA・GI初制覇を遂げるなどJRA重賞5勝を挙げる活躍を見せている(※11月27日現在)。なお、田中博調教師&坂井騎手のコンビは11月27日現在、今年のJRA競走で4戦3勝、3着1回という成績を残している。

★調教師としてJRA・GI初制覇なるか 騎手時代1500勝超の河内洋四位洋文調教師

アイコンテーラー(牝5歳)を管理する河内洋調教師(栗東)、ハギノアレグリアス(牡6歳)を管理する四位洋文調教師(栗東)には、JRA・GI初制覇がかかる。河内調教師は騎手時代JRA通算2111勝、四位調教師は騎手時代JRA通算1586勝を挙げ、ジョッキーとして多くのJRA・GIを制しているが、調教師としてもビッグタイトルを獲得することができるだろうか。なお、アイコンテーラーJBCレディスクラシック1着以来、ハギノアレグリアスシリウスS1着以来の出走で、アイコンテーラーには2015年サンビスタ以来8年ぶり2頭目の牝馬によるチャンピオンズC制覇がかかる(※牝馬はアーテルアストレア(4歳、栗東・橋口慎介厩舎)も登録)。

★4年目・原優介騎手が2度目のJRA・GI挑戦 交流重賞3勝のウィルソンテソーロに騎乗予定

今年のかきつばた記念マーキュリーC、白山大賞典を制したウィルソンテソーロ(牡4歳、美浦・小手川準厩舎)には、原優介騎手が騎乗を予定している。原騎手は2020年のデビュー以来JRA通算58勝を挙げており、今年はキャリアハイの25勝をマークしている(※いずれも11月27日現在)。原騎手はJRA重賞での勝利経験はなく、JRA・GI騎乗は今回が2回目となるが、デビュー4年目で初のビッグタイトルを手にすることができるだろうか。勝てば、ウィルソンテソーロを管理する小手川調教師も開業4年目でJRA・GI初制覇となる。

今回、原騎手はウィルソンテソーロに初めて騎乗する。同騎手はJRA通算58勝のうち20勝をテン乗りの馬で挙げているが(※新馬戦での勝利は除く)、ウィルソンテソーロとのコンビで勝利を挙げることができるだろうか。

★歴代最多のJRA・GⅠ実施機会12連勝中 JRA・GⅠ通算200勝に王手のノーザンファーム

生産牧場ノーザンファームは、5月14日のヴィクトリアマイルソングライン)から11月26日のジャパンCイクイノックス)まで生産馬がJRA・GⅠ実施機会12連勝中で、生産牧場のJRA・GⅠ実施機会歴代最多連勝記録を更新中だ。

12月3日に実施されるチャンピオンズCには、グロリアムンディ(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)、ジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)、セラフィックコール(牡3歳、栗東・寺島良厩舎)、ドゥラエレーデ(牡3歳、栗東・池添学厩舎)と4頭のノーザンファーム生産馬が登録しているが、連勝を伸ばすことができるか。なお、ノーザンファームはジャパンCでのイクイノックスの勝利がJRA・GⅠ通算199勝目で、チャンピオンズCを勝てば、史上初のJRA・GⅠ通算200勝となる。







クリソベリルが喘鳴症で引退、種牡馬入り 2021年10月13日(水) 16:02

 2019年チャンピオンズCなどGI4勝を挙げ、同年の最優秀ダートホースに輝いたクリソベリル(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)が喘鳴症のために引退することが13日、分かった。馬主のキャロットクラブがホームページで発表した。今後は社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬入りする。

 9カ月半ぶりの復帰戦だった日本テレビ盃で6着に敗れた後は滋賀県のノーザンファームしがらきで調整されていたが、息遣いが改善されなかったために内視鏡で喉の状態を検査。その結果、ステージ4の喘鳴症が判明した。競走能力に影響を及ぼすレベルの症状で、手術を行っても確実に改善される保証がないため、関係者が協議した結果、現役引退が決まった。

 音無調教師は「検査の結果を聞いて大変ショックを受けています。確かに息遣いはあまり良くありませんでしたが、喘鳴症と言えるほどのものではないと思えましたし、あるいは長い時間をかけて徐々に悪化していったのかもしれません。結果的には日本テレビ盃のパフォーマンスも喉が影響していたのでしょう。素晴らしい能力を持つ馬ですし、故障から復帰してこれから使いつつ本来の走りを取り戻して欲しいという気持ちだっただけに残念ですが、これまでの活躍はずっと忘れませんし、馬には心から感謝しています」とコメントした。

 通算成績は11戦8勝(うち地方6戦5勝、海外1戦0勝)で獲得総賞金は3億7960万2000円。重賞は19年交流GII兵庫チャンピオンシップ、交流GIジャパンダートダービー、交流GII日本テレビ盃、GIチャンピオンズC、20年交流GI帝王賞、交流GIJBCクラシックの6勝。



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世界最高賞金額、サウジCが来年から国際GIに 2021年10月7日(木) 04:38

 世界最高の賞金額を誇るサウジCが2022年から国際GIに格付けされることが6日、分かった。国際競馬統括機関連盟(IFHA)がホームページで発表した。

 IFHAはサウジアラビアがパートIII国からパートII国に昇格することを発表し、同国の6レースの国際格付けを承認した。新たに国際GIとなるサウジCは20年に創設され、1着賞金が世界最高の1000万ドル(約11億円)ということでも話題に。2月下旬にキングアブドゥルアジーズ競馬場のダート1800メートルで争われている。日本からは20年にゴールドドリーム(6着)とクリソベリル(7着)が、今年はチュウワウィザード(9着)が挑戦した。

 また、今年コパノキッキングが勝ったリヤドダートスプリント、昨年はフルフラット、今年はピンクカメハメハが勝ったサウジダービーなど、サウジCデーに行われるアンダーカードはGIIIに格付けされる。

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【日本テレビ盃】サルサディオーネが逃げ切り重賞6勝目 2021年9月30日(木) 04:36

 日本テレビ盃が29日、船橋競馬場で11頭によって争われ、矢野騎乗で2番人気のサルサディオーネ(大井)がマイペースの逃げに持ち込み、ダノンファラオ(JRA)の追い上げを振り切って半馬身差で重賞6勝目を飾った。タイム1分53秒5(良)。2着から1馬身差の3着にメイショウダジン(JRA)が入り、1番人気のクリソベリル(JRA)は6着に敗れた。

 ◆矢野貴騎手(サルサディオーネ1着)「最後に止まった感じもあったけど、よく踏ん張ってくれた。ここで勝てたのは馬にとっても自信になる」

 ◆横山武騎手(ダノンファラオ2着)「ゲートでの駐立が課題だけど、砂をかぶりながらも、よく頑張ってくれた」

 ◆幸騎手(メイショウダジン3着)「この相手でもやれるめどが立った。ゲートさえ普通に出れば、今後も楽しみ」

 ◆菅原明騎手(ラストマン4着)「最後にじわじわと伸びたし、差もなかった。前が残るペースでよく頑張った」

 ◆川田騎手(クリソベリル6着)「(約)1年ぶりで、息がしんどかったですね。それでも競馬を楽しんでいる様子があったので、うれしく思いました」



 ■サルサディオーネ 父ゴールドアリュール、母サルサクイーン、母の父リンドシェーバー。栗毛の牝7歳。大井・堀千亜樹厩舎所属。青森県・荒谷牧場の生産馬で、馬主は菅原広隆氏。戦績43戦11勝(うち中央19戦4勝)。獲得賞金2億6152万7000円(うち中央7737万7000円)。重賞は2020年SIII報知グランプリC、交流GIIIマリーンC、交流GIIIクイーン賞、21年交流GIIIスパーキングレディーC、SIIIスパーキングサマーCに次いで6勝目。日本テレビ盃は堀千亜樹調教師、矢野貴之騎手ともに初勝利。

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【日本テレビ盃】大井の7歳牝馬サルサディオーネが会心の逃げ切りV! 2021年9月29日(水) 20:23

 9月29日の船橋11Rで行われた第68回日本テレビ盃(3歳以上オープン、交流GII、ダート・左1800メートル、別定、11頭立て、1着賞金=3200万円)は、矢野貴之騎手騎乗の2番人気サルサディオーネ(牝7歳、大井・堀千亜樹厩舎)が10番の外枠スタートから内に切り込んでハナを奪いレースを進めると、直線では二の脚を使って逃げ切り先頭でゴール。JBCクラシックを占う注目の一戦を制した。タイムは1分53秒5(良)。



 半馬身差の2着には直線で猛烈に追い込んだダノンファラオ(3番人気)、さらに1馬身遅れた3着にメイショウダジン(5番人気)が入った。なお、10カ月ぶりの復帰戦となった1番人気のクリソベリルは2番手追走から直線伸び切れず6着に敗れた。



 日本テレビ盃を勝ったサルサディオーネは、父ゴールドアリュール、母サルサクイーン、母の父リンドシェーバーという血統。青森県・荒谷牧場の生産馬で、馬主は菅原広隆氏。



★【日本テレビ盃】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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元気です、クリソベリル。日本テレビ盃での復帰へ調整中 2021年9月13日(月) 17:25

 ダートGI4勝(中央1勝、地方3勝)を誇るクリソベリル(栗東・音無厩舎、牡5歳)が、日本テレビ盃(29日、船橋、交流GII、ダ1800メートル)での復帰に向けて調整を続けている。

 8月26日から調教時計を出し始め、9月9日には栗東坂路で4ハロン51秒6-12秒7の上々のタイムをマーク。現段階の馬体重は560キロほど。550キロ前後でのレース出走が見込まれている。右後肢の繋ぎ部分のじん帯を傷めて休養していたが、今はまったく問題がない。

 浜田助手は「脚もとを気にする様子はありません。帰厩後の立ち上げも早かった。牧場スタッフさんのケアのおかげですね。追い切るたびに息遣いも良化。出走する以上、いい競馬をしないといけない馬と思っています」と近況を含めて伝えた。昨年12月のチャンピオンズC4着以来となるスターホースの登場は、大いに注目を集めそうだ。

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 地方競馬の最高賞金額を誇るJBCクラシック。2011年から昨年までは1着賞金8000万円だったが、昨年より2010年の大井開催以来となる1億円に増額された。一昨年はミューチャリーが史上初の地方馬V。中央の降級制度の廃止の影響もあり、地方勢が中距離路線も底上げしているだけに、目が離せない。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典と続く秋ダート三冠の一冠目に当たる。このため先を見据えて帝王賞から直行するなど、休養明けで出走してくる馬も多数。このため休養明けの実績馬vs前哨戦の日本テレビ盃マイルチャンピオンシップ南部杯の上位の上がり馬という対戦図式となる。

 しかし、休養明けかどうかに関係なく、もっとも活躍しているのが同年のフェブラリーSの優勝馬だ。ダ2000m以上のJpnⅠ・GⅠで連対実績がある、同年のフェブラリーSの優勝馬に限れば、【2・0・0・0】と信頼できる。1着の該当馬は、2014年、2015年のコパノリッキー。遡れば2008年にヴァ―ミリアンが優勝し、2011年にトランセンドが強豪スマートファルコンを相手に2着と好走している。

 さらに同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・0・0・0】。1着の該当馬は2016年のアウォーディーと、2018年のケイティブレイブだが、遡れば2011年のスマートファルコンが優勝、2010年のフリオーソこそ2着と好走している。近年は中距離路線が激戦で、JBCクラシック路線の連勝馬が滅多にいないが、出走してくれば当然、本命候補となる。

 他では前々走で平安Sに出走し、優勝した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・1・0】。1着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2022年のテーオーケインズ。2着の該当馬は2020年のオメガパフューム 3着の該当馬は2018年のサンライズソアである。また連対したチュウワウィザードオメガパフュームは前走帝王賞からの直行だった。

 他では帝王賞の連対馬がここに直行してくる馬の成績も案外と良く、過去10年の成績は【2・2・2・1】。1着の該当馬は、2019年のオメガパフューム、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2020年のオメガパフューム。3着の該当馬は、2014年のワンダーアキュート、2015年のホッコータルマエ。2021年のテーオーケインズこそ4着に敗れたが、勝ち馬と0.4秒差だった。

 また前記の2019年、2020年のオメガパフュームクリソベリルチュウワウィザードワンダーアキュートホッコータルマエ帝王賞までにJpnⅠ・GⅠ勝ちがあったのに対して、テーオーケインズ帝王賞が初めてのJpnⅠ勝ちだった。つまり、帝王賞が初めてのJpnⅠ勝ちではないことを条件に加えると【2・2・2・0】で複勝率100%となる。

 最後に比較的に本命サイトで決着するこのレースでもっとも人気薄で好走しやすいパターンを紹介しよう。前走の日本テレビ盃で4角先頭から押し切って3着以内だった馬が人気以上の成績を収めていることが多い。2015年にコパノリッキーが3番人気で優勝。2013年にソリタリーキングも5番人気で3着と好走している。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSの優勝馬(ダ2000m以上のJpnⅠ・GⅠで連対実績があることが条件)。
 ・同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬。
 ・前々走で同年の平安Sに出走して優勝した馬。
 ・前走で同年の帝王賞に出走し、連対した馬(前走が初JpnⅠ制覇だった馬を除く)。
 
 ●穴馬候補
 ・前走の日本テレビ盃で4角先頭から3着以内に好走した馬。


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2023年9月26日(火) 22:25 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~日本テレビ盃2023~
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 日本テレビ盃は2003年~2019年までの16年間も1~4番人気馬が3着以内を独占し、全て馬複3桁配当で決着。2019年まで12年連続で1番人気馬が3着以内という恐ろしい…、クソ堅いレースだったが、2020年から一転して1番人気馬が3着以下に沈み、波乱の傾向となっている。

 これは2021年にクリソベリルが競走馬にとっては致命的な帯損傷による長期休養明けで出走し、馬群に沈んだ背景もあるが、古馬の実績馬の不出走がもたらした影響が大きい。

 しかし、実績馬が出走してくれば当然ながら有力。滅多に出走してこないが、一度はGⅠ・Jpnを含むダートグレードの2連勝以上の馬の過去10年のこのレースでの成績は、【1・0・1・0】と活躍している。1着の該当馬は、2019年のクリソベリル、2015年のコパノリッキー。近年は該当馬は少ないが、遡れば2010年の2着馬フリオーソ、2011年のスマートファルコンがそれに該当している。

 さらに同年の帝王賞に出走かつ、前年のJBCクラシックで3着以内だった馬も活躍しており、過去10年のこのレースでの成績は、【2・2・3・0】となっている。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2017年のサウンドトゥルー。3着の該当馬は、2015年のコパノリッキー、2016年と2018年のサウンドトゥルーだ。

 また帝王賞の3着以内馬も出走してくれば有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・4・0】と、こちらも複勝率100%となっている。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2015年のクリソライト。3着馬の該当馬は、2016年と2018年のサウンドトゥルー、2017年のケイティブレイブ、2019年のノンコノユメだ。

 2010年にフリオーソが、2011年にスマートファルコンが帝王賞とこのレースを連覇したこともあったが、上半期に海外で賞金の高いレースが創設されたことで、実績馬が帝王賞に出走することが本当に減った。今後は海外組が活躍するようになっていくのだろう。

 また前走でダートのGⅠ・JpnⅠに出走して3角先頭で3着以内か、GⅡ・JpnⅡ、GⅢ、JpnⅢに出走して3角先頭で連対した馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は【2・2・1・0】と、こちらも複勝率100%である。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2014年のクリソライト。2着の該当馬は、2013年ソリタリーキング、2015年の2015年のクリソライト。3着の該当馬は、2014年のランフォルセだ。

 さらに夏場に順調にレースを使われている馬もわりと活躍している。2014年に当時JpnⅡのブリーダーズゴールドカップが牝馬限定戦へと様変わりして以降、このレースに中央の地方経由馬が出走することが少なくなったのは事実だが、そのぶん7月末に行われるマーキュリーカップのレベルが向上し、同レースの連対馬がこのレースで活躍を見せるようになった。

 同年のマーキュリーカップの連対馬の過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・1】。1着の該当馬は、2014年のクリソライト。2着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2020年のデルマルーヴル。唯一の4着以下は、2016年のタイムズアロー(5着)だが、同馬はそれまでにダートグレードで連対したことがなかった。

 一方、マーキュリーカップで連対した前記3頭には、以前にダートグレードで優勝した実績があった。よって、ダートグレード勝ちの実績がある、同年のマーキュリーカップの連対馬なら信頼できることになる。またクリソライトとデルマルーヴルは当時4歳だったことから、古馬になってダートグレードで勝ったり、負けたりを繰り返している馬よりも、勢いある4歳馬のほうが狙いが立つのも事実だ。

 さて、最後にこのレースの穴馬を紹介しよう。4番人気以下で3着以内だった馬たちを見ていくと、「逃げ馬」という共通項があった。2014年のグラッツィア(4番人気・3着)、2019年のロンドンタウン(4番人気・2着)は、このレースで逃げた馬だ。遡れば2012年にマグニフィカ(4番人気・3着)。また前記3頭には過去にダートグレード勝ちの実績があることが共通項だ。馬場がタフになった過去2年でも逃げたサルサディオーネが一昨年は1着、昨年は3着に善戦していることから、この傾向は変わらなそうだ。


 まとめるとこうなる!
 
 ●本命候補
 ・一度はGⅠ・Jpnを含むダートグレードを2連勝以上の馬。
 ・同年の帝王賞出走かつ、前年のJBCクラシックで3着以内の馬。
 ・同年の帝王賞で3着以内の馬。
 ・前走でダートのGⅠ・JpnⅠに出走して3角先頭で3着以内か、GⅡ・JpnⅡ、GⅢ、JpnⅢに出走して3角先頭で連対した馬。
 ・同年のマーキュリーカップの連対馬。
  (ダートグレード勝ちの実績があることが条件)

 
 ●穴馬候補
 ・今回逃げる可能性が高い馬。
  (ダートグレード勝ちの実績があることが条件)

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2023年7月11日(火) 10:40 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~ジャパンダートダービー2023~
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 3歳ダートチャンピオン決定戦のジャパンダートダービー。このレースは南関東馬にとっては羽田盃、東京ダービーから続く、3歳クラシックの最終関門。東京ダービーと同距離コースの大井2000mが舞台となることや中央の実績馬の中には8月のレパードSを目標としている馬も少なくないため、意外と南関東馬が活躍しているのがポイント。

 実際に過去10年で南関東馬が優勝したのは、昨年に12番人気で大金星を挙げたキャッスルトップと2017年のヒガシウィルウィンの2頭。2014年にはハッピースプリントが2着。遡れば2010年にマグニフィカが優勝しており、2007年には中央の強豪を抑えて、南関東のフリオーソ、アンパサンドがワン、ツーを決めている。

 前記の馬たちの共通項は、キャッスルトップとマグニフィカ以外は前走の東京ダービーで2着以内ということ。またキャッスルトップとマグニフィカが優勝した年は、東京ダービーの2着以内馬が不出走という共通項もあった。他にこのレースで3着と好走した2015年のラッキープリンスや2019年のミューチャリーも、前走の東京ダービーで2着以内だったことから、南関東馬の取捨は東京ダービー2着以内が対象となる。

 逆に有力なのは、当たり前と言われそうだが、ダートグレード勝ちの実績があるダートでは無敗の馬だ。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・1・0・0】と連対率100%となっている。1着の該当馬は2018年のクリソべリル、2着の該当馬は2015年のハッピースプリントだ。

 他では前走の兵庫チャンピオンシップで0.9秒差以上の圧勝を収めた馬も有力。過去10年の成績は【1・2・1・0】。1着の該当馬は、2019年のクリソベリル。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガーと2016年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2022年のブリッツファング。前記4頭の中でもっとも着差が小さかったクリソベリルが優勝している辺りに、前哨戦では消耗させない大切さが窺える。

 あとは兵庫チャンピオンシップで3~4角先頭で連対した馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・3・0・1】。1着の該当馬は、2020年のダノンファラオ。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガー、2016年のケイティブレイブ、2021年のゴッドセレクション。2014年に兵庫チャンピオンシップで逃げて3着だったエスメラルディーナも、次走の関東オークスを制している。

 4着以下だったのは、2017年のノーブルサターンで5着だが、本馬は前々走のダ1800mのオープンで2.6秒差と大敗していた。前走が兵庫チャンピオンシップだった場合で、そこで勝負を掛けた感のある馬は狙いにくいが、前走でダ1800mのオープン&リステッドで3着以内か、兵庫チャンピオンシップ後に一戦していた馬ならここでの連対が期待できる。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・ダートグレード勝ちの実績があるダート無敗馬。
 ・前走の兵庫チャンピオンシップで0.9秒差以上の圧勝馬。
 ・兵庫チャンピオンシップで3~4角先頭で連対した馬。
  (前走でダ1800mのオープン&リステッドで3着以内か、兵庫チャンピオンシップ後に一戦していることが条件)

 ●穴馬候補
 ・東京ダービーの連対馬。
  (東京ダービーの連対馬が出走していない場合は、3着馬が対象)

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2022年11月2日(水) 19:50 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCクラシック2022~
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 地方競馬の最高賞金額を誇るJBCクラシック。2011年から昨年までは1着賞金8000万円だったが、今年は2010年の大井開催以来となる1億円に増額された。昨年はミューチャリーが史上初の地方馬V。中央の降級制度の廃止の影響もあり、地方勢が中距離路線も底上げしているだけに、目が離せない。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典と続く秋ダート三冠の1冠目に当たる。このため先を見据えて帝王賞から直行するなど、休養明けで出走してくる馬も多数。このため休養明けの実績馬vs前哨戦の日本テレビ盃マイルチャンピオンシップ南部杯の上位の上がり馬という対戦図式となる。

 しかし、休養明けかどうかに関係なく、もっとも活躍しているのが同年のフェブラリーSの優勝馬だ。過去10年では2012年のテスタマッタこそ5着だったが、同馬はダ2000mのGⅠで連対実績がなかった馬。ダ2000mのGⅠで連対実績がある、同年のフェブラリーSの優勝馬に限れば、【2・0・0・0】と信頼できる。1着の該当馬は、2014年、2015年のコパノリッキー。遡れば2008年にヴァ―ミリアンが優勝し、2011年にトランセンドが強豪スマートファルコンを相手に2着と好走している。

 さらに同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・0・0・0】。1着の該当馬は2016年のアウォーディーと、2018年のケイティブレイブだが、遡れば2011年のスマートファルコンが優勝、2010年のフリオーソこそ2着と好走している。近年は中距離路線が激戦で、JBCクラシック路線の連勝馬が滅多にいないが、出走してくれば当然、本命候補となる。

 他では前々走の平安S平安Sに出走し、優勝していた馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2019年のチュウワウィザード、2着の該当馬は2020年のオメガパフューム 3着の該当馬は2018年のサンライズソアである。また連対したチュウワウィザードオメガパフュームは前走帝王賞からの直行だった。

 他では帝王賞の連対馬がここに直行してくる馬の成績も案外と良く、過去10年の成績は【2・2・2・1】。1着の該当馬は、2019年のオメガパフューム、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2020年のオメガパフューム。3着の該当馬は、2014年のワンダーアキュート、2015年のホッコータルマエ。2021年のテーオーケインズこそ4着に敗れたが、勝ち馬と0.4秒差だった。

 また前記の2019年、2020年のオメガパフュームクリソベリルチュウワウィザードワンダーアキュートホッコータルマエ帝王賞までにGⅠ(jpnⅠ)勝ちがあったのに対して、テーオーケインズ帝王賞が初めてのjpnⅠ勝ちだった。つまり、帝王賞が初めてのjpnⅠ勝ちではなかったことを条件に加えると【2・2・2・0】で複勝率100%となる。

 最後に比較的に本命サイトで決着するこのレースでもっとも人気薄で好走しやすいパターンを紹介しよう。前走の日本テレビ盃で4角先頭から押し切って3着以内だった馬が人気以上の成績を収めていることが多い。2015年にコパノリッキーが3番人気で優勝。2013年にソリタリーキングも5番人気で3着と好走している。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSの優勝馬。
  (ダ2000m以上のGⅠで連対実績があることが条件)
 ・同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬。
 ・前々走で同年の平安Sに出走して優勝した馬。
 ・前走で同年の帝王賞に出走し、2着以内だった馬。
  (前走が初jpnⅠ制覇だった馬を除く)
 
 ●穴馬候補
 ・前走の日本テレビ盃で4角先頭から3着以内に好走した馬。

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2022年7月12日(火) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~ジャパンダートダービー2022~
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 3歳ダートチャンピオン決定戦のジャパンダートダービー。このレースは南関東馬にとっては羽田盃、東京ダービーから続く、3歳クラシックの最終関門。東京ダービーと同距離コースの大井2000mが舞台となることや中央の実績馬の中には8月のレパードSを目標としている馬も少なくないため、意外と南関東馬が活躍しているのがポイント。

 実際に過去10年で南関東馬が優勝したのは、昨年に12番人気で大金星を挙げたキャッスルトップと2017年のヒガシウィルウィンの2頭。2014年にはハッピースプリントが2着。遡れば2010年にマグニフィカが優勝しており、2007年には中央の強豪を抑えて、南関東のフリオーソ、アンパサンドがワン、ツーを決めている。

 前記の馬たちの共通項は、キャッスルトップとマグニフィカ以外は前走の東京ダービーで2着以内ということ。また、キャッスルトップとマグニフィカが優勝した年は、東京ダービーの2着以内馬が不出走という共通項もあった。他にこのレースで3着と好走した2015年のラッキープリンスや2019年のミューチャリーも、前走の東京ダービーで2着以内だったことから、南関東馬の取捨選択は東京ダービー2着以内が対象となってくる。

 逆に中央馬で有力なのは、当たり前と言われそうだが、ダートでは無敗の馬。その中でも中央のダ1800mのオープンか、ダートグレード勝ちの実績があることを条件に加えると、過去10年で【2・1・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は、2012年のハタノヴァンクールと2018年のクリソべリル。2着の該当馬は、2015年のハッピースプリントだ。

 他では前走の兵庫チャンピオンシップで0.9秒差以上の圧勝を収めた馬も有力で、過去10年の成績は【1・2・0・0】。1着の該当馬は、2019年のクリソベリル。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガーと2016年のケイティブレイブである。兵庫チャンピオンシップは消耗度の高いレースになりやすいせいか、前記3頭の中でもっとも着差が小さかったクリソベリルのみが優勝している。しかし、連対率が100%なのは明確な強調材料である。

 さらにデビューからダートの連対率が100%の馬も有力。しかし、地方馬よりもキャリアが浅い中央馬は、そのタイプが何頭も出走していることが多い。しかし、「ダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ちの実績のある馬」という条件を加えると、対象馬はかなり絞れる。

 前記の該当馬の過去10年のこのレースでの成績は【3・0・0・2】。優勝馬は2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、2018年のルヴァンスレーヴ。遡れば2011年のグレープブランデー、2008年の優勝馬サクセスブロッケン、2006年の優勝馬フレンドシップもそのタイプだ。

 4着以下に敗れた馬は、2016年のストロングバローズ(7着)と2017年のドンフォルティス(6着)の2頭だが、勝ち馬の3頭が前走も今走も1番人気に支持されていたのに対し、ストロングバローズとドンフォルティスは前走、今走ともに1番人気ではなかった。前走も今走も1番人気に支持されるような馬であれば、本命候補となるだろう。

 あとは兵庫チャンピオンシップで3~4角先頭だった馬も有力。その成績は過去10年で、【1・3・0・2】。1着の該当馬は、2020年のダノンファラオ。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガー、2016年のケイティブレイブ、2021年のゴッドセレクション。2014年に兵庫チャンピオンシップで逃げて3着だったエスメラルディーナも、次走の関東オークスを制している。遡れば2010年のバーディバーディ、2009年のゴールデンチケット兵庫チャンピオンシップを逃げ切り勝ちし、このレースでも3着に好走している。

 4着以下だったのは、2011年のエーシンブラン(9着)と、2017年のノーブルサターン(5着)だが、前記2頭は良馬場のこのレースで、5F通過62秒0以下の速いタイムで逃げた馬。過去10年でここまで5F通過タイムが速くなったことが3度あるが、そのうち2度が前記の馬が逃げたレースである。

 唯一、5F通過61秒8で逃げて2着に粘ったのが、2016年の2着馬ケイティブレイブだが、同馬は後に帝王賞JBCクラシックを制するほどの実力馬であり、それでもこのレースで勝ち馬キョウエイギアに4馬身もちぎられている。つまり、あまりに同型揃いでペースが上がると見ている場合には狙いにくいが、そこまで速くないと推測しているのであれば、狙いが立つことになる。あわよくば6番人気で優勝した、2020年のダノンファラオのような馬にぶち当たるかもしれないので、少々リスクを背負ってみるのも悪くない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・ダートでは無敗の馬。
  (中央のダ1800mのオープンか、ダートグレード勝ちの実績があることが条件)
 ・前走の兵庫チャンピオンシップで0.9秒差以上の圧勝馬。
 ・ダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ちの実績のある馬。
  (前走、今走ともに1番人気に支持されていることが条件)
 ・兵庫チャンピオンシップで3~4角先頭だった馬。
  (ジャパンダートダービーが5F通過62秒1以上の遅いペースが理想)

 ●穴馬候補
 ・東京ダービーの連対馬。
  (東京ダービーの連対馬が出走していない場合は、3着馬が視野に入る)

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2021年6月29日(火) 13:58 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~帝王賞2021~
閲覧 2,961ビュー コメント 0 ナイス 5

 いよいよ上半期の総決算・帝王賞。かつてはマキバスナイパー(2001年)、ネームヴァリュー(2003年)、アジュディミツオ―(2006年)ボンネビルレコード(2007年)、フリオーソ(2008年)がこのレースを制すなど、地方勢、特に船橋所属馬の活躍が目立っていた。しかし、近年はJRAのダート番組が充実。早期からダート路線に転向する馬が目立つようになったことや、地方の中距離レースが減ったこと等から、地方馬の活躍が激減。2011年度以降は地方馬の連対ゼロとなっている。

 このようにJRA勢の独壇場が続く帝王賞だが、一昨年の帝王賞で4歳馬のオメガパフュームチュウワウィザードがワン、ツーを決め、さらに昨年も4歳馬のクリソベリルが優勝したように、案外と新興勢力である4歳馬の活躍が目立っている。特に海外のレースを除く、近2走で一度はダートグレードレースを優勝の2連勝以上馬に限れば、過去10年で【2・1・0・0】と連対率100%。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、チュウワウィザードだ。近年は王者不在でダートの中距離路線が低迷しているせいか、この傾向が顕著だ。本命視するのもありだろう。

 それでも前年のJBCクラシックと東京大賞典の連対馬が、このレースの上位の大半を占め、特に前年のJBCクラシックと東京大賞典ともに連対した馬は、データー上有力となている。2010年に前年のJBCクラシック1着、東京大賞典2着のヴァーミリアンこそ9着に敗れたが、同馬は休養明けだった。

 しかし、前年のJBCクラシック、東京大賞典でともに連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬に限れば、過去10年で【2・1・0・0】と連対率100%を誇る。1着の該当馬は、2011年のスマートファルコン、2014年のワンダーアキュート。2着の該当馬は、2020年のオメガパフュームだ。遡れば2009年のヴァーミリアンも優勝しているだけに、このタイプも有力視したい。

 他では、前々走でダートレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝を収めていた馬も有力。過去10年で【1・2・0・0】とこちらも連対率100%である。1着の該当馬は、2011年のスマートファルコン。2着の該当馬は、2017年のクリソライト、2019年のチューワウィザードである。ただし、これらは前走で同年5月のダイオライト記念か、平安Sに出走しており、休養明けでないことが共通項である。

 他では、日本馬代表として、同年のドバイワールドカップに挑戦した馬たち。2017年にドバイワールドカップ・5着のアウォーディーが1番人気を裏切ったことから、ドバイワールドカップの上位馬には素直に飛びつけないファンもいるだろう。しかし、世界のトップクラスが相手のドバイワールドカップで5着以内だった馬は、2015年のホッコ―タルマエが1着、遡れば2006年のカネヒキリが2着と、このレースで結果を残せている。アウォーディーも人気には応えられなかったが3着だった。

 逆に穴パワーン馬は、4番人気以下で連対した2015年クリソライト(4番人気・2着)、2017年クリソライト(5番人気・2着)の直近の成績を見れば一目瞭然。同年の川崎記念の連対馬かダイオライト記念の優勝馬で、前走でかしわ記念に出走して2着以下に敗れているという共通があった。2010年フリオーソ(5番人気・1着)も前記に該当している。2019年のダイオライト記念の優勝馬チューワウィザードのように、前走で適性距離を使われてそこでも優勝していると人気に支持されるが、不適距離のかしわ記念で敗れて、適性距離に戻る馬は一考する価値がある。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・海外のレースを除く、近2走で一度はダートグレードレースを優勝の2連勝以上の4歳馬。
 ・前年のJBCクラシックと東京大賞典で連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬。
 ・前々走でダートグレードレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝を収めた、同年の5月以降出走馬。
 ・同年のドバイワールドカップで5着以内の馬。

 
 ●穴馬候補
 ・前走のかしわ記念で2着以下に敗れた、同年の川崎記念の連対馬かダイオライト記念の優勝馬。

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クリソベリルの口コミ


口コミ一覧

クリソベリル引退は残念

 正義の魂 2021年10月14日(木) 01:09

閲覧 227ビュー コメント 0 ナイス 5

ダートで頂点まで昇った、クリソベリルが、
のどの病気で、残念ながら引退となったらしい。

世界最強の騎手を背に、私に何度も、
単勝実馬券を獲らせてくれた馬だけに、
引退がとても惜しまれる。

今後は種牡馬となるようであるが、
ダートはもちろん、芝でも走る馬も、
どんどん出して欲しいものである。

 ブルースワン 2021年10月13日(水) 15:37
クリソベリル 引退
閲覧 197ビュー コメント 0 ナイス 21

喘鳴症で見通しが立たず引退

先日はクラージュゲリエに驚き

今日はクリソベリルに驚く😱

社台スタリオンステーションにて

種牡馬の予定みたいです。

連敗してるだけに

巻き返しに期待してる方いたと思いますが

残念ですね。

お疲れ様でした😢

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 爆音小僧 2021年10月2日() 04:41
土曜の障害戦
閲覧 128ビュー コメント 0 ナイス 2

9月29日 日本テレビ盃
朝予想し◎は1・ダノンファラオ
に決定。
3連複で2・8・9・10・11に流すことにしましたが
買おうとしたら口座に弾が少ししかない。

仕方ないので2・クリソベリルとの2頭軸の3連複に変更。
相手も8・9・10・11の4頭にして見ていてがっかり。
弾がもう少しあれば買えたのに。


ホントに弾切れはきついです。


初障害初出走馬今年通算【3 8 12 156】

単回収率46.87%
複回収率44.97%

複80.5 単83.9


土曜中山1R未勝利戦初障害馬は02.08の2頭です。

今週も頑張りましょうね。

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コメント一覧
7:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:68人 2022年10月13日(木) 21:19:52

マリアライト
6:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年12月5日() 16:42:32
スガダイ、ニゲ、
5:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年12月4日(金) 22:40:06
関係、合格点

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2020年12月6日チャンピオンズカップ G14着
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2020年12月6日 チャンピオンズカップ G1 4着
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