ピースワンパラディ(競走馬)

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ピースワンパラディ
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ピースワンパラディ
写真一覧
抹消  鹿毛 2016年1月24日生
調教師大竹正博(美浦)
馬主長谷川 成利
生産者高山牧場
生産地日高町
戦績19戦[5-4-2-8]
総賞金14,355万円
収得賞金4,600万円
英字表記Peace One Paradis
血統 ジャングルポケット
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ダンスチャーマー
クリアソウル
血統 ][ 産駒 ]
アグネスデジタル
キャトルセゾン
兄弟 シゲルヒラマサクリアショット
市場価格756万円(2017北海道サマーセール)
前走 2023/06/11 エプソムカップ G3
次走予定

ピースワンパラディの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/06/11 東京 11 エプソムC G3 芝1800 1747102.41316** 牡7 57.0 大野拓弥大竹正博 474
(-6)
1.47.4 1.936.2⑬⑪⑪ジャスティンカフェ
23/05/07 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 1671328.1108** 牡7 57.5 丹内祐次大竹正博 480
(0)
2.06.3 2.538.0⑩⑨カラテ
23/02/05 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 1651057.41213** 牡7 57.0 菅原明良大竹正博 480
(+4)
1.32.9 1.133.9⑯⑯ウインカーネリアン
23/01/05 中京 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 16235.934** 牡7 57.5 松山弘平大竹正博 476
(0)
1.33.0 0.334.7⑤⑧⑦イルーシヴパンサー
22/10/22 東京 11 富士S G2 芝1600 163514.846** 牡6 56.0 戸崎圭太大竹正博 476
(+2)
1.32.7 0.733.9⑭⑪セリフォス
22/08/14 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 1481442.4115** 牡6 56.0 石橋脩大竹正博 474
(+4)
1.33.7 0.433.2ウインカーネリアン
21/01/05 中京 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 16243.622** 牡5 56.0 福永祐一大竹正博 470
(+4)
1.33.2 0.133.9④④⑤ケイデンスコール
20/11/28 東京 11 キャピタルS (L) 芝1600 13453.211** 牡4 56.0 戸崎圭太大竹正博 466
(+4)
1.32.8 -0.234.3⑤⑤ロードマイウェイ
20/10/04 中京 11 ポートアイS (L) 芝1600 166124.212** 牡4 56.0 丸山元気大竹正博 462
(-4)
1.33.0 0.033.8⑪⑬⑬ドナウデルタ
20/09/06 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 18237.947** 牡4 55.0 池添謙一大竹正博 466
(+4)
2.00.4 0.532.9⑪⑪ブラヴァス
20/06/14 東京 11 エプソムC G3 芝1800 18355.027** 牡4 56.0 津村明秀大竹正博 462
(-4)
1.48.1 0.435.7⑫⑩⑩ダイワキャグニー
20/05/16 東京 10 湘南S 3勝クラス 芝1600 108103.211** 牡4 57.0 川田将雅大竹正博 466
(+4)
1.33.2 -0.033.5アドマイヤスコール
20/03/08 中京 11 トリトンS 3勝クラス 芝1600 138122.112** 牡4 57.0 M.デムー大竹正博 462
(+2)
1.38.8 0.236.4⑨⑤⑤ペプチドバンブー
19/11/24 東京 8 オリエンタル 2勝クラス 芝1800 12111.811** 牡3 55.0 C.スミヨ大竹正博 460
(0)
1.48.6 -0.334.5⑥⑥⑥ジョブックコメン
19/10/27 東京 8 精進湖特別 2勝クラス 芝2000 8772.313** 牡3 55.0 丸山元気大竹正博 460
(-8)
2.02.0 0.032.7⑤⑤⑤アトミックフォース
19/10/05 新潟 11 魚沼特別 2勝クラス 芝2000 7221.312** 牡3 55.0 丸山元気大竹正博 468
(+16)
2.02.0 0.132.8⑥⑤エリティエール
19/04/27 東京 11 青葉賞 G2 芝2400 16356.733** 牡3 56.0 戸崎圭太大竹正博 452
(0)
2.25.3 0.335.3⑥⑥⑦⑥リオンリオン
19/03/09 中京 10 Fウォーク賞 500万下 芝1600 11116.331** 牡3 56.0 丸山元気大竹正博 452
(-6)
1.34.8 -0.233.0⑪⑩⑩ブルスクーロ
19/01/26 中京 5 3歳新馬 芝1600 168155.931** 牡3 56.0 丸山元気大竹正博 458
(--)
1.37.3 -0.233.8⑦⑥⑥ノンストップ

ピースワンパラディの関連ニュース

◆木幡巧騎手(レクセランス4着)「出していきましたが、馬が賢くて自分のリズムで走ろうとしていました。最後まで伸びていますし、この距離でやれたのは収穫です」

◆田辺騎手(エアロロノア5着)「二の脚がつきませんでした。最後は詰めているのですが…。条件を変えてみるとチャンスがあるのでは」

◆三浦騎手(ヤマニンサルバム6着)「返し馬から馬場が少しでも悪いと良くないと感じましたが、力でリカバリーしてくれました」

◆ルメール騎手(インダストリア7着)「道中が一生懸命過ぎました。馬場の影響もあって伸びきれなかったです」

◆杉原騎手(ヤマニンサンパ8着)「最後に外へ出したときの脚はすごく良かった。重賞を勝てるだけの背中をしています」

◆菅原明騎手(フィアスプライド9着)「ゲートを出過ぎました。休み明けでハミがかりが良かったです。もう少し脚をためられれば結果は違いました」

◆石橋騎手(ガロアクリーク10着)「1年ぶりでも見せ場を作ってくれました。無事に行ければまた期待できます」

◆戸崎騎手(エアファンディタ11着)「進みが良くなくて、位置取りが後ろに。手応えが怪しくて直線では内に行きましたが厳しかったです」

◆レーン騎手(レインフロムヘヴン12着)「リズム良く運べて直線も手応えはありましたが、馬場を気にしたのか最後は甘くなりました」

◆松山騎手(カワキタレブリー13着)「勝ち馬と一緒に上がっていけそうでしたが、距離のせいか最後は苦しくなりました」

◆松岡騎手(ラストドラフト14着)「雰囲気は良かったけど、前に馬を置かなければいけないタイプで外枠は厳しかったです」

吉田豊騎手(ショウナンマグマ15着)「うまくスタートが決まってハナに行けたし、道中も力まず運べたのですが、その割にはさっぱりでした。馬場も合うと思ったのですが…」

◆大野騎手(ピースワンパラディ16着)「終始手応えがなかったです。馬場の悪いところを通らされた影響もあったかも」

◆木幡育騎手(トーラスジェミニ17着)「コーナーで外から来られるとやめる感じに。最近では一番流れに乗れたのですが…」

【有名人の予想に乗ろう!】エプソムC2023 大久保先生、ジャンポケ・斉藤さんほか多数!競馬通の芸能人・著名人が全力ジャッジ! 2023年6月11日() 06:30

 
※当欄ではエプソムCについて、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。
 
 

【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑮ジャスティンカフェ
○③インダストリア
▲⑦ピースワンパラディ
△②マテンロウスカイ
△⑤レインフロムヘヴン
△⑪ヤマニンサルバム

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎①エアロロノア
単勝


【DAIGO】
◎⑮ジャスティンカフェ

【井森美幸】
◎③インダストリア

【鈴木淑子】
◎②マテンロウスカイ

【林修】
注目馬
エアファンディタ

【神部美咲】
◎④カワキタレブリー

【キャプテン渡辺】
◎⑮ジャスティンカフェ
単勝

馬連
⑮-⑤レインフロムヘヴン
3連単フォーメーション
⑤⑮→⑤⑮→①⑨

【長岡一也】
◎②マテンロウスカイ
○⑮ジャスティンカフェ
▲⑰ルージュエヴァイユ
△①エアロロノア
△③インダストリア
△④カワキタレブリー
△⑤レインフロムヘヴン

【原奈津子】
◎③インダストリア
○⑰ルージュエヴァイユ
▲⑫エアファンディタ

【船山陽司】
◎②マテンロウスカイ

【粗品(霜降り明星)】
◎⑮ジャスティンカフェ
馬連流し
⑮-②③⑤
ワイド流し
⑮-①⑨⑪⑰

【ゴルゴ松本(TIM)】
ワイドボックス
エアロロノア
マテンロウスカイ
カワキタレブリー
エアファンディタ
ジャスティンカフェ

【レッド吉田(TIM)】
◎⑨ガロアクリーク
単勝・複勝


【杉本清】
◎②マテンロウスカイ

【小木茂光】
◎①エアロロノア
3連単フォーメーション
①⑤⑧→①②③⑤⑧⑪⑫⑮⑰→①⑤⑧

【福原直英】
注目馬
エアファンディタ

【田中裕二(爆笑問題)】
◎⑧フィアスプライド

【橋本マナミ】
◎⑮ジャスティンカフェ

【横山ルリカ】
◎⑮ジャスティンカフェ

【じゃい(インスタントジョンソン)】
◎②マテンロウスカイ

【中野雷太】
注目馬
ジャスティンカフェ
エアファンディタ

【清水久嗣】
◎①エアロロノア

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑮ジャスティンカフェ

【熊崎晴香(SKE48)】
◎②マテンロウスカイ

【栗林さみ】
注目馬
ガロアクリーク

【熊切あさ美】
◎③インダストリア

【天童なこ】
◎⑮ジャスティンカフェ
○⑰ルージュエヴァイユ
▲②マテンロウスカイ
☆①エアロロノア
△⑧フィアスプライド
△③インダストリア
△④カワキタレブリー
△⑨ガロアクリーク
△⑤レインフロムヘヴン



ウマニティ重賞攻略チーム

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【重賞データ分析】エプソムC2023 減点ナシ4頭の中から、4歳馬カワキタレブリーを首位指名 2023年6月10日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!エプソムC・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から7歳までの間。ただし、7歳の最高着順は3着にとどまっている。その点には注意したい。

(減点対象馬)
ピースワンパラディ ⑬トーラスジェミニ ⑯ラストドラフト

【負担重量】
負担重量が前回から2キロ以上増えていた馬は苦戦傾向にあり、2013年以降の連対(2着以内)馬はゼロとなっている。該当馬は過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
マテンロウスカイ ③インダストリア ⑧フィアスプライド ⑨ガロアクリーク

【前走距離】
2013年以降の1~3着馬延べ30頭の前走使用距離を検証すると、芝1400m、芝1600m、芝1800m、芝2000mの4パターンに集約される。これ以外のステップで臨む馬は評価を控えめにしたい。

(減点対象馬)
レクセランス ⑯ラストドラフト

【前走人気】
2013年以降の1~2着馬20頭のうち、19頭は前走で単勝6番人気以内の支持を集めていた。例外は前走が香港のチャンピオンズマイルだった、2014年の2着馬マイネルラクリマだけ。前走が国内戦、かつ前走の単勝人気が7番人気以下だった馬は劣勢を強いられている。

(減点対象馬)
ショウナンマグマ ⑦ピースワンパラディ ⑧フィアスプライド ⑨ガロアクリーク ⑬トーラスジェミニ ⑯ラストドラフト

【前走馬体重】
2013年以降の2着以内馬20頭中17頭は、前走の馬体重が500キロ以内。500キロを超えていた3頭はいずれも、芝1800mのOPクラスにおける1着歴、なおかつ東京芝での1着経験があった。相応の実績がない大型馬は、連対(2着以内)候補として狙いづらい印象を持つ。

(減点対象馬)
ヤマニンサルバム

【オープン実績】
2013年以降の1~3着馬延べ30頭すべてに、芝1600~2200mのOPクラスにおける4着以内の善戦・好走経験があった。掲示板外から巻き返して複勝圏入りを果たした馬が13頭に至る、前走の着順に寛容なレースではあるが、先述した程度の実績は必要と考えたい。

(減点対象馬)
レインフロムヘヴン ⑩ヤマニンサンパ ⑰ルージュエヴァイユ


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、①エアロロノア、④カワキタレブリー、⑫エアファンディタ、⑮ジャスティンカフェの4頭。

トップには④カワキタレブリーを抜擢したい。2013年以降、4歳馬は【6.5.4.21】と主力を形成。直近7年連続で勝利を収めている、前走東京・新潟組に該当することも好印象だ。

毎日王冠2着というコース実績を考慮して、⑮ジャスティンカフェを2番手評価。ほか、①エアロロノア、⑫エアファンディタらに対するマークも怠れない。

<注目馬>
カワキタレブリー ⑮ジャスティンカフェ ①エアロロノア ⑫エアファンディタ

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【ROBOTIPの勝率予測】エプソムC2023 血統指数が見据える決着はマテンロウスカイからの中波乱!? 2023年6月10日() 12:00


こんにちは!ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの孫権です。
本日は11(日)に行われるG3エプソムCを予想していきたいと思います。

まず、孫権のROBOTIP設定は「血統」の能力指数を100%重視しています。レース条件に応じて、必要な場合には他の能力指数(競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者)を配合しますが、基本的には「血統」指数オンリーで展開します。
そして、適性については、血統の「距離適性」「トラック適性」「周回方向適性」「G前の坂の有無適性」を配合します。
以上が、私孫権のROBOTIP設定の基本方針です。

今週は、純粋な血統指数100%(適性配合ナシ)で、「斤量補正」「調教評価補正」をオンとして臨みます。
これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。


孫権ROBOTIPが弾き出したエプソムC全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ②マテンロウスカイ   10.04%
2 ⑧フィアスプライド   9.26%
3 ⑭レクセランス     7.61%
4 ①エアロロノア     7.47%
5 ⑩ヤマニンサンパ    7.42%
6 ⑤レインフロムヘヴン  7.34%
7 ⑨ガロアクリーク    6.84%
8 ③インダストリア    6.60%

9 ⑫エアファンディタ    5.65%
10 ⑯ラストドラフト    5.51%
11 ⑬トーラスジェミニ   4.66%
12 ⑪ヤマニンサルバム   4.26%
13 ⑦ピースワンパラディ  4.24%
14 ④カワキタレブリー   4.16%
15 ⑰ルージュエヴァイユ  4.11%
16 ⑮ジャスティンカフェ  2.76%
17 ⑥ショウナンマグマ   2.08%


ROBOTIPの基本的な考え方として、平均勝率(17頭立ての場合は5.88%)を上回る馬のみを馬券対象にしますので、今回のエプソムCでは上位8頭までが馬券の対象ということに。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

 ②⑧>⑭①⑩⑤⑨


1位②マテンロウスカイ、2位⑧フィアスプライド間の差は大きくなく、その下に少し開きが見られる構図。
ここは、前走同条件で好内容2着の②マテンロウスカイがかなり人気を集めるであろうことから、そう手は広げられないか。
今回は、以下の馬連、ワイド計7点(10,000円)勝負とします。
⑤③が相手の場合のトリガミ補完策でもある1位2位ワイドにも少々期待しつつ、あとは何とか天気がもってくれるよう祈っておきたいと思います。


【孫権のエプソムC勝負馬券】

馬連ながし
②-①⑤⑧⑨⑩⑭
6点×1500円=9,000円

ワイド通常
②-⑧
1点×1000円=1,000円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
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【レーティングとモノサシで考える重賞予想】エプソムC2023 軸はジャスティンカフェでほぼ不動! 2023年6月9日(金) 18:00


今週のメインはエプソムカップ。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう。(直近13カ月以内の最高値を採用。)


116 ジャスティンカフェ
115 エアロロノア
114 カワキタレブリー
111 インダストリアショウナンマグマ
108 エアファンディタピースワンパラディラストドラフトルージュエヴァイユ
107 ガロアクリーク
105 ヤマニンサルバム
104 レクセランス
103 マテンロウスカイ
102 ヤマニンサンパ
101 フィアスプライド
100 トーラスジェミニ

レインフロムヘヴンは格付なし)

エプソムカップの例年の勝ち馬の基準は108前後。重賞としてはそもそも強い馬が集まらないレースだ。昨年2着のガロアクリークが107なので比較はこれ以上の上位10頭に絞りたい。

第2のモノサシはマテンロウオリオン。同馬は昨年NHKマイルカップマイルCS東京新聞杯、マイラーズカップに出走したがNHKマイルカップではカワキタレブリーが敗れ、その差は0.1秒クビ差だった。マイルCSではエアロロノアジャスティンカフェが先着し、その差は両馬とも-0.7秒。その後東京新聞杯で再び2頭と戦ったがこの時も2頭が先着し、差はジャスティンカフェ-0.3秒、エアロロノア-0.2秒だった。マイラーズカップではマテンロウオリオンが先着し、その差は2頭とも+0.2秒。また、ダービー卿CTではインダストリアジャスティンカフェが1,2着で先着し、その差はインダストリア-0.4秒、ジャスティンカフェ-0.3秒であった。

先着回数が多いエアロロノアジャスティンカフェに比較優位が認められ、カワキタレブリーは比較劣位と考える。また東京新聞杯にはピースワンパラディショウナンマグマの2頭も出走していたが、こちらはピースワンパラディマテンロウオリオン+0.7秒、ショウナンマグマ⇒+1.0秒という大敗であったためこの2頭も中心からは外す。

第3のモノサシは血統を含めた「重適性」。週末の府中の天気予報は「曇り時々雨」。金曜から続いての予報のため、当日馬場は渋る可能性が高い。残る7頭の重適性を比べると、ジャスティンカフェは過去3回走り不良馬場だった新馬戦を上がり最速で勝ったほか、昨年エプソムカップでも4着に敗れたが上がりは最速だった(2位に0.4秒、3位に0.7秒差)。エアファンディタは過去稍重以下のコンディションで4回走ったが重馬場で1勝クラスを勝った以外は全て着外。インダストリアは未経験、ラストドラフトは稍重以下で4回走り3着が2回。いずれもAJCCで、うち1回は不良馬場であった。ルージュエヴァイユは稍重以下を2回走り、稍重の新馬戦のみ勝っている(残る一回は愛知杯12着)。

インダストリアは母系にアレミロードが入り、父リオンディーズも重適性は高いため未経験でもマイナス評価なしとし、ジャスティンカフェラストドラフトはプラス評価、牝馬2頭は減点対象とする。
諸々の比較から本命はジャスティンカフェ。良馬場の時計勝負でも府中芝1800mの持ち時計は圧倒的1位で57kgならば中心はほぼ不動だ。対抗をインダストリアとし▲がルージュエヴァイユ。△はエアロロノアで馬券は◎からの3頭で組みたい。

【モノサシ比較による注目馬】
ジャスティンカフェ ○インダストリア ▲ルージュエヴァイユ △エアロロノア

モノサシの正誤判定は6/11(日)だ。


(文:のら~り)

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【ズバリ!調教診断(最終版)】エプソムC2023 筆頭はインダストリア!フィアスプライドも上位評価! 2023年6月9日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はエプソムC・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われるエプソムCの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

エアロロノア【B】
栗東坂路単走。上がり重点の内容。頭の高い走りは相変わらず。とはいえ、直線の中盤以降は鞍上の促しに応えてスムーズに加速。ラストの伸びも悪くなかった。厳しく見れば、迫力が足りないような気もするが、大きく割り引くほどではない。それなりに整えてきた印象を持つ。

マテンロウスカイ【B】
栗東坂路単走。この中間は単走オンリーだが、中2週の再東上、かつ季節的な要素を考慮すれば致し方ないか。濃霧のため確認できたのは直線の中盤以降だけだが、体幹しっかりのフォームで登坂するさまから、デキ落ちの心配はなさそう。良い意味での平行線とみたい。

インダストリア【A】
美浦南W単走。コーナーでは少し力みも見られたが、直線に入って手前を綺麗に替えると、重心を下げて四肢を大きく広げた走りに。前後左右のバランスが良く、脚元の動きも実にパワフル。ラストの促しに対する反応も悪くなかった。上々の仕上がりだろう。

カワキタレブリー【C】
栗東坂路併走。首の位置が高く、四肢の可動域も狭め。ただ、今回よりも動きが緩慢だった、昨年のNHKマイルCでは3着に奮闘している。見映えがそれほど良くないため、評価はCにとどめておくが、判断するに悩ましい1頭であるのは確かだ。

レインフロムヘヴン【B】
美浦南W併走。首周辺の発汗が目立つが、この厩舎の馬にはよくあること。深刻に捉える必要はない。最後は外の僚馬に体勢不利の形となったが、もともと稽古はあまり良く見せない馬でもある。それなりに体を使って走れていたし、促しに対する反応も悪くなかった。及第点のデキとみたい。

ショウナンマグマ【B】
美浦南W単走。コーナーでは気負いがちだったが、直線に入ってからは集中を切らすことなく駆け抜けた。もう少しラストの鋭さが増せば文句なしだが、全体的に見ればバランスのいい走り。気分を損ねず運ぶことができれば、面白い存在になるかもしれない。

ピースワンパラディ【C】
美浦南W併走。コーナーでの走りは悪くないのだが、直線に入ってからの鞍上の仕掛けに対する反応が渋い。最後は盛り返して同入に持ち込んだものの、3歳未勝利馬2頭に手応えは劣勢。評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。

フィアスプライド【A】
美浦南W併走。相手の動きが良かったため、そのぶん地味に映るが、道中のバネがきいたフットワークはなかなかのもの。休み明けにありがちな硬さは見受けられず、最後まで集中力も途切れていない。このひと追いでさらに上向く可能性もある。高く評価したい1頭だ。

ガロアクリーク【B】
美浦南W単走。手前替えの際にバランスを崩す場面も。だが、立て直したあとは、相応の反応を示した。今回と同じ長期休養明けだった、昨年の中山記念の中間時に比べると、動きの質は若干落ちるが、大きく減点するほどでもない。まずまずの仕上がり具合ではないか。

ヤマニンサンパ【B】
栗東坂路併走。メンバー唯一の木曜日追い切り。直線序盤は後肢が流れ気味だったが、スピードが乗ってきた中盤以降はスムーズに登坂。ラストの反応と伸びも悪くなかった。長期休養明けだが、この稽古の動きを確認する限り、その影響はさほど窺えない。侮れない存在だ。

ヤマニンサルバム【C】
栗東坂路併走。四肢のさばきはスムーズ。体の使い方も悪くない。ただ、鞍上がステッキを抜いて仕掛けると頭を上げてしまうなど、そこからのもうひと踏ん張りがきかない印象。先着した勝負根性は評価できるものの、好調時の気配には及ばないように思える。

エアファンディタ【B】
栗東坂路単走。上体が高めの走法はいつものこと。軽めの内容ゆえに派手さはないが、この馬とすればキビキビと素軽く走れていた。もう少し躍動感があれば、といったところだが、もとより稽古映えしないタイプ。それを思えば許容範囲の類だろう。この馬なりに順調と判断したい。

トーラスジェミニ【C】
美浦南W併走。道中の行きっぷりや、僚馬と併せた際の競る気配は良い頃に近づきつつある。その一方、鞍上のステッキに対する反応が薄く、しまいの伸びはひと息。ラストの反応だけなら、前回のほうが良かったかも。評価は上げづらい。

レクセランス【C】
栗東坂路単走。実質的な本追い切りを4日に施しているので、今回は整える程度の内容。ハミ受けは悪くないのだが、四肢のさばきに軽さがなく、緩い内容の割に余裕があまり感じられない。本当に良くなるのは、ここを叩いてからではないか。

ジャスティンカフェ【B】
栗東CW単走。当該週を単走で済ませるのは珍しいが、2日にジョッキー騎乗で併せ馬を施しており、これで十分という陣営の判断なのだろう。リズム重視の内容ゆえ迫力こそないが、四肢の運びに淀みはなく、それなりに折り合いもついている。順調と捉えてもいいのではないか。

ラストドラフト【B】
美浦南W単走。良い前進気勢を見せているし、ストライドも広い。整ったフォームを最後まで保てている様子から、体調面の不安はなさそう。最近の成績はひと息だが、もっと着順を上げてきても、おかしくない攻め気配ではある。

ルージュエヴァイユ【B】
美浦南W併走。舌を出しながらの走りで、手前替えもひと息。その点はいただけないが、3頭併せの真ん中で両サイドから圧を受けながらも、怯む様子はなく脚どりもしっかりしていた。デキ落ちという印象はなく、あとは実戦に行っての集中力次第。それが焦点となろう。


【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。筆頭は③インダストリアとする。体を大きく使った力強い走りは目を引くものがあった。重厚感のあるフットワークから、硬めの馬場よりもソフトなコンディションのほうが合いそうなタイプ。中間の雨がプラスに働く可能性もある。府中でも相応の警戒が必要だろう。

次点は⑧フィアスプライド。弾むようなフットワークで、ゴールまでしっかり伸びる姿が印象的。集中力も高く、約半年の休養明けながら気配は上々。スムーズに流れに乗ることができれば、牡馬相手の重賞でも台頭の余地はある。

<注目馬>
インダストリア ⑧フィアスプライド

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 東京新聞杯 2023年02月05日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【血統別成績(2017年以降)】
○父がヘイルトゥリーズン系種牡馬 [5-6-3-35](3着内率28.6%)
○父がキングカメハメハ系種牡馬 [1-0-3-14](3着内率22.2%)
×父がキングカメハメハ系・ヘイルトゥリーズン系以外の種牡馬 [0-0-0-21](3着内率0.0%)

 血統に注目したい一戦。2017年以降の3着以内馬18頭は、いずれも父にキングカメハメハ系種牡馬かヘイルトゥリーズン系種牡馬を持つ馬でした。主要な父系に属する種牡馬の産駒を重視するべきでしょう。

主な「○」該当馬→シュリファルコニアマテンロウオリオン
主な「×」該当馬→ナミュールピースワンパラディプレサージュリフト


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走のコースが国内、かつ前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内」だった馬は2017年以降[5-4-3-22](3着内率35.3%)
主な該当馬→ピースワンパラディプレサージュリフト

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2023年1月6日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】2023年復権に期待している騎手/フェアリーS展望
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新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年暮れのホープフルSは◎トップナイフが2着好走。もっとも、勝利したドゥラエレーデ、3着キングズレインはともに3列目だったため、大的中とはいかず悔しい結果に。それでも横山典騎手らしい変幻自在の騎乗を見ることができた。

年明け最初の重賞中山金杯で期待したのはバシュロ騎手のラーゴム。スタートでやや後手を踏んで流れに乗れずに終わってしまったが、正月開催から同騎手は3勝。早速存在感を見せている。3勝はすべて500キロ超の大型馬で、欧州ジョッキーらしくビッシリ追えるのは強みだ。

勝ったラーグルフモーリス産駒。クラシックでは通用しなくてもその後成長するのが同産駒の特徴で、ラーグルフも良い成長曲線に乗ってきている。

京都金杯は上手くインで溜めたイルーシヴパンサーが馬群を捌いて抜け出し。岩田望来騎手らしい馬場読み力と思い切りが光った好騎乗だった。期待した◎ピースワンパラディは最後に伸び切れず4着止まり。

というわけで、東西重賞は本命馬が馬券に絡めずのスタート。中山金杯は波乱の想定をしていたので、4番手クリノプレミアムからのタテ目を少しだけ押さえておいたことで、負けは最低限に留めることができた。今年もしぶとく、買い方を工夫して、勝負所の強弱をつけて1年間戦っていきたい。

ジョッキー界も若手騎手が伸びて来ている上に、福永騎手は2月で引退。またコロナ禍前のように短期免許の外国人騎手の来日が増える可能性が高く、同時に斤量規定も変わった。

いろいろと変化のある一年を楽しんでいきたい。個人的には、昨年後半から巻き返し気配がみられる戸崎騎手の復権に大いに期待している。

~今週末の注目馬~

では、いつも通り今回も週末の注目馬で締めたい。今週末はシンザン記念が行われるが、7頭立てと少頭数になったので、3日間開催最終日のフェアリーSを取り上げたい。注目馬はコチラ。

ヒップホップソウル松山弘平騎手)

今回の注目はヒップホップソウル

デビュー戦が今回と同じ中山芝1600mで強い競馬。出遅れたがコーナーワークは自在で、大型馬ながら父キタサンブラック譲りの器用さを見せてくれた。最後は余力十分に抜け出し。初戦の内容ならば重賞でも戦えるはずだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年1月1日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年01月01日号】特選重賞データ分析編(339)~2023年京都金杯
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<次週の特選重賞>

G3 スポーツニッポン賞京都金杯 2023年01月05日(木) 中京芝1600m


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつJRA、かつG1・G2のレース”において9着以内となった経験の有無別成績(2018年以降)】
○あり [5-4-4-31](3着内率29.5%)
×なし [0-1-1-34](3着内率5.6%)

 格の高いレースを主戦場としてきた馬が中心。2018年以降の3着以内馬15頭中13頭は、前年にG1かG2で9着以内となったことのある馬でした。G3やオープン特別、条件クラスのレースを中心に使ってきた馬は過信禁物と見ておいた方が良いかもしれません。

主な「○」該当馬→イルーシヴパンサーオニャンコポンピースワンパラディマテンロウオリオン
主な「×」該当馬→ウインカーネリアンベレヌス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が10着以内」だった馬は2018年以降[5-5-4-38](3着内率26.9%)
主な該当馬→オニャンコポンピースワンパラディベレヌスマテンロウオリオン

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2022年8月7日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年08月07日号】特選重賞データ分析編(318)~2022年関屋記念
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<次週の特選重賞>

G3 関屋記念 2022年08月14日(日) 新潟芝1600m外


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつ中央場所、かつ1600mのレース”において2着以内となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [5-5-5-34](3着内率30.6%)
×なし [0-0-0-34](3着内率0.0%)

 中央場所、かつ今回と同じ距離のレースにおける実績がポイント。2017年以降の3着以内馬15頭は、いずれも“前年以降、かつ中央場所、かつ1600mのレース”において2着以内となった経験のある馬でした。ローカル場のレースや今回と異なる距離のレースを主戦場としてきた馬は、疑ってかかった方が良いかもしれません。

主な「○」該当馬→ウインカーネリアンワールドバローズ
主な「×」該当馬→シュリスカイグルーヴディヴィーナピースワンパラディ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の条件が重賞、かつ前走の距離が1400m超」だった馬は2017年以降[5-5-4-36](3着内率28.0%)
主な該当馬→ディヴィーナピースワンパラディ

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2021年1月8日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】2021年になっても騎手の特徴は変わらない/シンザン記念展望
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中央競馬開幕となった金杯デーは東西とも波乱のスタート。とりわけ大波乱となったのは、中京で行われた京都金杯。

まったく想定していなかったエントシャイデンの逃げで始まったが、隊列はすんなり落ち着き先行イン有利の競馬に。結果逃げた14番人気のエントシャイデンが3着に逃げ粘り、1枠2番の12番人気ケイデンスコールが好位から差して勝利、2着は4番枠のピースワンパラディ

終わってみれば”逃げ馬&内枠”という、現代競馬の波乱パターンのセオリー通りの結末となった。予想としてはかすりもせず…のスタートになってしまったので、今週末の3日間開催で改めて仕切り直しをしたい。

~東西金杯で改めて見えた騎手の特徴

そして、年が明けても変わらないのは騎手の特徴だ。驚きの逃げを見せた川須騎手は、決して上手くはないがとにかく積極性が武器のジョッキー。今回も持ち味を引き出す思い切った好騎乗だった。

勝った岩田騎手は昨年のカツジでも見せたような思い切った騎乗で健在ぶりをアピール。インを回ってズバッと差して来るパターンには、まだまだ注意が必要だ。白髪の上に白帽子(1枠)の岩田騎手には要注意だ。

エントシャイデンにハナを譲る形になったボンセルヴィーソ鮫島克駿騎手も、特徴通り。カデナ小倉大賞典を制した時のように、溜めて差す競馬では上手さを見せるが、反面積極性が足りないところがある。昨年のレパードSでも、楽に行けそうだったタイガーインディで控えてしまい惨敗を喫している。

東の中山金杯に目を転じても、ヒシイグアスの松山騎手は乗れる騎手としてさらに腕に磨きをかけているし、3着ウインイクシードは、やはり追う力においてはJRAの中ではトップクラスの力があるところを改めて見せてくれた。

5着に敗れたとはいえ、昨年プチ・ブレイクしたアールスターの長岡騎手の自在な立ち回りも目を引いたし、カデナの三浦騎手のある意味自分の馬のことだけを考えた騎乗も変わらなかった。

2021年に変わっても、基本的に何かが極端に変わることはない。上手い騎手は上手いし、積極的な騎手は積極的だし、逆に若手でもない限りはイマイチな騎手が劇的に上手くなることもないだろう。我々は騎手に過度な期待をすることなく、どう動くかを観察し、上手く予想に取り入れて行きたい。

なお、騎手の特徴については『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』を見て頂けると理解が進むと思うので、興味のある方は是非読んでみてほしい。

シンザン記念展望

さて、今週末は京都金杯が行われた中京芝1600mでシンザン記念が行われる。天候にも恵まれ、引き続き先週同様の馬場状態で行われば、再び紛れが生じる可能性もある。

昨年のアルテミスSソダシの2着に好走し、さらにルメール騎手が騎乗するククナ朝日杯FSで差のない競馬をしたバスラットレオンあたりに人気が集まりそうだが、伏兵の出番もありそうだ。

現時点での注目はセラフィナイト。デビュー戦は不良馬場で全く持ち味を生かせなかったが、良馬場だった2戦目では馬群を縫って鋭く伸びて勝利。多頭数の競馬にも対応できそうな器用さもあり、立ち回りひとつでチャンスがありそう。丸山騎手は中山金杯でもココロノトウダイで2着に突っ込むなど好調なスタートを切っており、ココでも手綱捌きに注目したい。

シンザン記念の本命馬は、『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年1月4日(月) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】2021年も印や点数を絞らず狙い続ける/東西金杯展望
閲覧 2,317ビュー コメント 0 ナイス 6

読者の皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年は有馬記念で見せ場が作れず少々残念な締め括り。サラキアのような馬をキッチリ買える2021年にしたいものです…。

それはさておき、2020年のJRAの某大手競馬ポータルサイトN(大人の事情で一応伏せる)での公開予想は最終的に、

的中率 21%
回収率 117%

にて終了。プラスで終われたことには満足しているが、前述の有馬記念もそうだがビッグレースでの的中が少なく、その点では消化不良であった。野球でいえば得点圏や目立つところでヒットが打てず、打率は良くても印象には残らない…という感じだろうか。2021年は記録にも記憶にも残る予想を目指したいが、あまり力んでも仕方ないのでこれまでのやり方を踏襲したい。

これまでの私のやり方、それをひとことで言えば、

「より難解なレースを見つけ、そこで大きく勝負する」

というものだ。

通常であれば難解なレースよりわかりやすいレースを選びたくなるが、わかりやすいレースは多くのその他大勢のファンにもわかりやすいので、優位性を持ちづらい。一方、難解なレースを自分だけが多少でも読み解ければ優位性を持てる、さらに大きな配当も期待できるというのがその理由だ。

そして、難解なレースで馬券を買う上で心がけることは、

1、予想印だけでなく買い方を精査し
2、無理に印や点数を絞らない

という2点である。

現時点で回収率を上げるにはこの方法が自分のスタイルには合っている。理由はいくつかあるが、性格的に能力通りで決まる堅いレースにドカンと張ることや、単勝や複勝に大きく張ることは自分に”合わない”ためである。

この”合わない”というのはとても大事で、したがって私がこの場で述べていることは必ずしもあなたにとっての正解ではない。なぜなら、馬券における正解というのは馬券を買うプレイヤーの数だけあるためだ。

ネット掲示板のような場所では常に「我こそが正解である」と言わんばかりの不毛な議論が繰り広げられているが、上記の理由から、その多くは時間の無駄である。議論は、同程度の思考力や価値観、考え方、何より相手への信頼があって初めて成り立つ。個人的な話になるが、東京大賞典の帰り道、友人と馬券の買い方や考え方について議論をしたが、その場が成り立つのはお互い同程度の理解力や思考力、そして信頼があるためである。それがない上での議論は成り立たないので、私の書いていることもあくまでも一つの選択肢に過ぎず、正解ではなく、かといって不正解でもない。合うか、合わないかだけである。合う方に少しでも届けば良いのである。

という長い前提の上で、2021年も難解なレース、荒れるレースを見つけ、そこで勝負することを続けて行きたい。馬券は絞ってナンボ…というのがどちらかといえば競馬予想の世界の定説になっているが、常に少数派が勝てるのがギャンブルの不変の法則であるから、その定説があるうちは反主流の方法で引き続き取り組んでいくつもりだ。

~東西金杯の注目馬

さて、2021年も東西金杯でスタート。ココでは東西の注目馬を一頭ずつ挙げてみたい。

テリトーリアル(中山金杯)

上がりが掛かる立ち回りに2000mがベスト条件。前走の中日新聞杯はこの馬には上がりが速すぎた。中山戻りで再び低速戦に戻る今回は、立ち回りひとつでチャンスがある。積極的な石川裕紀人騎手とも手が合う印象だ。

ピースワンパラディ(京都金杯)

今年は中京で行われる京都金杯だが、マイル戦にしては先行勢が多くない組み合わせ。そこでスローでも差せるピースワンパラディの決め手が有利。中京マイルでは(2-2-0-0)と崩れておらず、決め手を引き出せる福永騎手とは手が合いそうなタイプだ。

どちらかといえば中山金杯の方が波乱度が高そう。荒れるレースの見極めがテーマと書いたので、本稿執筆時点では中山金杯に重きを置いて買おうと考えている。

※重賞の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ピースワンパラディの口コミ


口コミ一覧
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★エプソムC

近10年のデータから

★A……ZI値3位以内が連対7/10年、3着以内9/10年、4位以内が連対9/10年
⇒〇1位15ジャスティンカフェ、2位3インダストリア、3位2マテンロウスカイ
4位12エアファンディタ

★★B……3人気以内が連対7/10年、5人気以内が毎年連対
⇒〇1人15番、2人3番、3人2番、4人5レインフロムヘヴン、5人12番

C……3着以内馬は、前2走でaG2で3着以内2/30、bG3で3着以内5/30
cOPで3着以内8/30、d3勝級で勝ち4/30、eOP以上で3人気以内6/30
f例外5頭は、14年マイネルラクリマ(ラジオNIKKEI賞2,富士3,七夕1)
ダークシャドウ(11年勝ち)16年マイネルミラノ(新潟記念2)
ダッシングブレイズ(マイルOP2勝)22年ガロアクリーク(さつき3,スプリング1
=重賞連対かマイルOP2勝以上
⇒○aなし、
  ★b3番、8フィアスプライド、9ガロアクリーク、15番
  ★c2番、12番、
  d4カワキタレブリー、5番、
  ★e10ヤマニンサンバ、14レクセランス、17ルージュエヴァイユ
  f1エアロロノア(京都金杯2、マイルOP2勝)6ショウナンマグマ
(ラジオNIKKEI賞2)7ピースワンパラディ(京都金杯2)
13トーラスジェミニ(七夕賞1)16ラストドラフト(中日新聞杯2)

★D……連軸は、前2走で3人気以内でOP以上連対か前走3勝級勝ち9/10年
⇒○3,4,5,12,15番

★E……東京芝G1連対実績馬、以上の該当馬を除く7歳以上(0-0-0-40)
⇒×7,13,16番

※F……当日5番人気以内、以上の該当馬を除く前走OP特別だった馬(0-0-0-45)
⇒×10,17番

★※G……前走4角5番手以内14/30頭、8/10年連対
⇒○2,5,6,9,12,14番

★H……当日不良馬場以外は9番人気以下(0-0-0-67)
⇒×6,7,8,9,10,11,13,14,16番

★×単勝オッズ30.0倍以上(0-0-0-62)
⇒×9,11,7,6,10,16,14,13番

★△7歳以上(0-0-1-41)
⇒7,13,16番

★×関西馬で当日8番人気以下(0-0-0-34)
⇒×4,10,11,14番

★△前走重賞で10番人気以下(0-0-1-22)
⇒7,8,13,16番

※×前走OP特別で10着以下(0-0-0-12)
⇒×17番

×前走OP特別で5番人気以下(0-0-0-45)
⇒×なし

★I……前走重賞3着以内(0/1/3/10)4着以下(5/4/4/45)
⇒○1,6,7,11,13,14,17番
 ※△3,8,9,15番

★※J……前走OP3着以内(3/3/1/27)4着以下(1/1/0/36)
⇒○2,12番
 △10,17番

★★★K……4才(6/5/4/21)5才(3/2/2/35)6才(1/3/3/30)7才以上(0/0/1/41)
⇒○4才2,3,4,6,11,17番
 ▲5才5,8,10,15番

★★L……勝ち馬は、重賞初勝利8/10年、近5年は重賞2,3着実績馬が勝ち、また
新馬⇒1勝級連勝経験5/5頭
⇒◎1,4,6,7,8,15番
 ○7,14,16,17番

★M……6年の良馬場で5人気以下の連対2頭も稍重以上道悪4年だと3回5頭
⇒稍重1-7-4人

※N……6番より内が連対7/10年、2桁馬番のワンツー3回とも良馬場、
道悪の3/4年は1桁馬番のワンツー
⇒○1~6番


圏内は、2,5番、次いで3,15番、押さえに1,4,12番と
昨年2着の休み明けで人気落ちの9番
5人気以下だと1,4,12番に9番

馬連2→1,3,4,5、12,15各三百円
5→1,3,4,12,15各三百円計9点
三連複(2,5)=(1,3,4,12,15)ー9、※5人気以下が絡まないのは
1/10年で、12-15の組み合わせは消して計30点
三連単(2,5)→(1,2,3,4,5)
→(1,2,3,4,5,9,12,15)フォーメーション各百円
※5人気以下は必ず入れて、10万馬券は1/10年なので消して計30点
複勝勝負は、絞れず難解で見送り
≫≫15-17-2
逃げ馬の番手マークで2,17番が直線抜け出すも後方から外を15番が追い込む
先行9番、好位3番、中団4,5番は伸びず、1番も追い込むも切れ負け
17番が大外から切れ込んで先行するとは誤算で前走1人気は侮るべからず
データ的には項目CでOKだったが、4,5才重視と項目Lで17番が拾えた
だけに馬塲と枠順がトレンドから外れて難しかった
予想外に流れて15番が追い込んだが2,3着は先行で展開も誤算
やはり芝の道悪では一筋縄でいかない

 サクラ007 2023年6月10日() 23:44
エプソムカップ
閲覧 192ビュー コメント 0 ナイス 1

◎17 ルージュエヴァイユ
○10 ヤマニンサンバ
▲15 ジャスティンカフェ
☆7 ピースワンパラディ

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 おっちゃんパパ 2023年6月10日() 20:34
エプソムカップ
閲覧 161ビュー コメント 0 ナイス 2

◎ルージュエヴァイユ○ピースワンパラディ

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ピースワンパラディの掲示板

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コメント一覧
8:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:68人 2022年8月13日() 21:50:25
マイナぽイントは
長期休み明けのみ

くー
7:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年9月5日() 23:21:59
十郎、抑え、
6:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年9月5日() 23:13:29
夢、気性△、池添が巧く制御してくれれば

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ピースワンパラディの厩舎情報 VIP

2023年6月11日エプソムカップ G316着
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自信
厩舎の
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ピースワンパラディの取材メモ VIP

2023年5月7日 新潟大賞典 G3 8着
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