オセアグレイト(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2016年5月29日生
調教師菊川正達(美浦)
馬主XIAOジャパン
生産者下屋敷牧場
生産地新ひだか町
戦績20戦[5-2-2-11]
総賞金13,109万円
収得賞金5,500万円
英字表記Ocea Great
血統 オルフェーヴル
血統 ][ 産駒 ]
ステイゴールド
オリエンタルアート
ブルーダヌーブ
血統 ][ 産駒 ]
Bahri
Shinko Hermes
兄弟 カフジリバーブルーナイル
市場価格1,674万円(2017セレクトセール)
前走 2021/10/10 京都大賞典 G2
次走予定

オセアグレイトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/10/10 阪神 11 京都大賞典 G2 芝2400 1471269.2146** 牡5 57.0 野中悠太菊川正達 492
(-4)
2.24.9 0.436.0⑩⑩⑨⑩マカヒキ
21/05/02 阪神 11 天皇賞(春) G1 芝3200 1781541.2913** 牡5 58.0 横山典弘菊川正達 496
(0)
3.17.5 2.839.0⑰⑰⑭⑪ワールドプレミア
21/03/27 中山 11 日経賞 G2 芝2500 15589.956** 牡5 57.0 横山典弘菊川正達 496
(+2)
2.33.9 0.635.2ウインマリリン
20/12/27 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16815183.4159** 牡4 57.0 横山典弘菊川正達 494
(-2)
2.35.9 0.936.8⑤⑤⑦⑧クロノジェネシス
20/12/05 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 1561113.871** 牡4 56.0 横山典弘菊川正達 496
(+2)
3.52.0 -0.034.8タガノディアマンテ
20/11/08 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 1871426.3811** 牡4 55.0 三浦皇成菊川正達 494
(+6)
2.32.8 1.235.9オーソリティ
20/07/12 福島 11 七夕賞 G3 芝2000 1671419.11112** 牡4 55.0 野中悠太菊川正達 488
(0)
2.03.9 1.438.2⑦⑨⑥⑨クレッシェンドラヴ
20/05/31 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 188164.826** 牡4 55.0 C.ルメー菊川正達 488
(+2)
2.30.2 0.636.0⑥⑦⑦⑤キングオブコージ
20/05/09 東京 10 メトロポリタ (L) 芝2400 11223.415** 牡4 56.0 野中悠太菊川正達 486
(+2)
2.26.0 0.233.3⑤⑥⑦⑧ウラヌスチャーム
20/02/22 東京 11 ダイヤモンド G3 芝3400 16114.923** 牡4 54.0 野中悠太菊川正達 484
(-4)
3.32.0 0.838.7④④ミライヘノツバサ
20/01/11 中山 11 迎春S 3勝クラス 芝2200 13447.241** 牡4 56.0 野中悠太菊川正達 488
(0)
2.14.4 -0.434.5⑤⑤⑤⑤サトノエルドール
19/09/16 中山 11 セントライト G2 芝2200 18477.1414** 牡3 56.0 野中悠太菊川正達 488
(+4)
2.13.1 1.637.1⑦⑦⑤リオンリオン
19/07/13 福島 10 信夫山特別 2勝クラス 芝2600 12551.811** 牡3 53.0 野中悠太菊川正達 484
(-4)
2.40.2 -0.335.3④④プラチナアッシュ
19/06/15 東京 9 稲城特別 1勝クラス 芝2400 10893.821** 牡3 53.0 野中悠太菊川正達 488
(+2)
2.33.9 -0.235.6⑤④ゴットフルール
19/05/19 東京 4 3歳未勝利 芝2400 11223.521** 牡3 54△ 野中悠太菊川正達 486
(0)
2.26.0 -0.734.1エクスプローシブ
19/04/21 東京 3 3歳未勝利 芝2400 9891.512** 牡3 54△ 野中悠太菊川正達 486
(0)
2.27.2 0.134.7プルクラ
19/03/30 中山 5 3歳未勝利 芝2000 158148.432** 牡3 54△ 野中悠太菊川正達 486
(0)
2.02.6 0.135.4レッドサイオン
19/03/10 中山 5 3歳未勝利 芝2200 16246.545** 牡3 56.0 三浦皇成菊川正達 486
(-4)
2.16.2 0.535.6⑪⑩⑩⑧スマイル
19/02/11 東京 5 3歳未勝利 芝2400 141114.033** 牡3 56.0 三浦皇成菊川正達 490
(-4)
2.29.9 0.433.8⑥⑦⑦⑧ローズテソーロ
19/01/20 中京 5 3歳新馬 芝2000 1871544.6107** 牡3 53▲ 木幡育也菊川正達 494
(--)
2.04.0 0.834.5⑪⑪⑬⑬クールウォーター

オセアグレイトの関連ニュース

2020年GⅡステイヤーズSを制したオセアグレイト(美・菊川、牡7、父オルフェーヴル、母ブルーダヌーブ)が15日付で競走馬登録を抹消した。通算20戦5勝(うち重賞1勝)で、獲得賞金は1億3109万9000円。今後は北海道沙流郡日高町のヴェルサイユリゾートファームで種牡馬となる予定。

【血統アナリシス】ステイヤーズS2023 猛威を振るうオルフェーヴル、「Kingmambo×Sadler's Wells」の配合にも注目 2023年12月1日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はステイヤーズS2023・血統予想をお届けします!


近年、顕著な活躍を見せているのがオルフェーヴル。産駒初出走となった2020年に1着オセアグレイト、2着タガノディアマンテ、5着ヒュミドールと出走全頭が5着以内に入線し、2021年にも3頭が出走して2着アイアンバローズ、3着シルヴァーソニックと2頭が馬券圏内に好走。2022年には1着シルヴァーソニック、4着アイアンバローズ、5着メロディーレーンと再び出走全頭が掲示板を確保する活躍を見せ、シルヴァーソニックは前年からのリピート好走、メロディーレーンは11番人気での健闘だった。延べ9頭が出走して掲示板外1頭とあればぞんざいには扱えず、今後の動向も大いに注視すべきだろう。

ほか、2021年にはワークフォース産駒のディバインフォースが勝ち、同種牡馬の産駒としてJRA重賞初制覇を飾ることになった。なお、同馬は翌2022年にも3着と好走。かつてエルコンドルパサー産駒のトウカイトリックが、2006年2着&2011年3着&2012年1着&2013年3着と長年にわたるリピート好走で存在感を示したが、ワークフォースとエルコンドルパサーには「父Kingmambo系×母の父Sadler's Wells」という配合に共通点を見いだせる。

アイアンバローズは、父オルフェーヴル×母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。21年2着、22年4着とステイヤーズSで上位争いを繰り広げる常連となっているが、半兄Palace Maliceは13年ベルモントS、半弟ジャスティンパレスは23年天皇賞(春)に勝つなど、スタミナ勝負には絶対的な自信を持つファミリーである。近年の勢いが目覚ましいオルフェーヴル産駒であることのほか、リピート好走が目立つ傾向からも軽視はできない。

ヒュミドールは、父オルフェーヴル×母アヴェクトワ(母の父チチカステナンゴ)。長らく馬券圏内の好走からは遠ざかっていたが、今年のダイヤモンドSでは13番人気で2着と激走。20年ステイヤーズSでも5着の実績はあったが、改めて長距離適性の高さを示す結果となった。なお、2代母キストゥヘヴンは全5勝のうち4勝が中山競馬場、そのうち3勝が重賞の巧者だった。父系と母系の双方からノーザンテーストを引く配合にも好感を覚える。

キングズレインは、父ルーラーシップ×母タッチングスピーチ(母の父ディープインパクト)。同産駒は19年エイシンクリックが11番人気3着と波乱を演出。また、ルーラーシップは、半兄フォゲッタブルが09年ステイヤーズSの勝ち馬であることも特筆できるだろう。本馬においては、父系にKingmambo、母系にSadler's Wellsを配された血統構成も興味深く、叔父に19年菊花賞2着のサトノルークスがいる血統背景から長丁場も合いそうだ。


【血統予想からの注目馬】
アイアンバローズ ④ヒュミドール ①キングズレイン

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【血統アナリシス】ダイヤモンドS2023 キングカメハメハ、ステイゴールド、ハーツクライの直系で三つ巴 2023年2月17日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はダイヤモンドステークス2023・血統予想をお届けします!


昨年は2着に11番人気のランフォザローゼスが入線して高配当を演出していたが、同馬は伯父に10年ダイヤモンドSの勝ち馬フォゲッタブルがおり、同じく伯父にあたるルーラーシップも種牡馬として21年1着グロンディオーズを出している勢いがあった。もとよりトニービンの血を引く馬が活躍する傾向にあることを鑑みても、3頭は名牝エアグルーヴ(父トニービン)を介して同血脈を保持することに重きを置くことができるだろう。

また、近年はキングカメハメハステイゴールドハーツクライの直系で三つ巴状態にあり、20年に最低人気となる単勝325.5倍のオッズをつけて勝利したミライヘノツバサステイゴールド直系のドリームジャーニー産駒だった。ステイゴールドに所縁ある馬の好走例は多く、16年には直仔トゥインクルが勝利するほか、14・15・18年と同一重賞3勝の偉業を果たしたフェイムゲームも近親(母がステイゴールドの従姉)にあたる。

ベスビアナイトは、父ルーラーシップ×母モルガナイト(母の父アグネスデジタル)。キングカメハメハの直系は2連覇中、昨年はワンツー決着と存在感を示しており、本馬はエアグルーヴを介してトニービンの血脈を持つことも評価しやすい。本馬は14年4着&17年2着とダイヤモンドSで上位入線を果たしたラブラドライトの甥でもあり、重賞好走馬がズラリと並ぶ血統背景を踏まえても、一発があって不思議ない魅力を感じさせる存在だ。

ミクソロジーは、父オルフェーヴル×母スターエンジェル(母の父アフリート)。父はステイゴールドの直仔で、ドリームジャーニーの全弟。これまで同産駒は5頭が出走して、いずれも人気を下回っている懸念はあるが、20年3着オセアグレイト、21年2着オーソリティと4歳牡馬は馬券に絡む活躍を見せている。本馬の前走万葉Sは格上挑戦ながら後続に2馬身差をつける完勝。この父系らしい勢いは侮れず、長距離戦線の新星として注視したい。

シルブロンは、父トーセンジョーダン×母グレイシアブルー(母の父サンデーサイレンス)。父は、ジャングルポケット、トニービンへと遡る父系で、同父系の近親には8歳にしてG1初制覇を飾ったカンパニーがいる血統。父は12年天皇賞(春)で2着になるなど長距離適性も高く、本馬も距離を伸ばすにつれて一段と持ち味が活きている印象を受ける。父系も母系も成長力に富む血統であることから、今の充実ぶりも本格化とみて差し支えないだろう。


【血統予想からの注目馬】
ベスビアナイト ④ミクソロジー ②シルブロン

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11日美浦でショウナンラグーンの半妹など4頭の3歳馬がゲート合格 2023年1月11日(水) 16:28

1月11日(水)の美浦トレセンでは、3歳馬4頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

オッドナンバー(母ゴールデンナンバー、牝、萩原清

レイクトロシュナ(母メジロシャレード、牝、萩原清)=半兄ショウナンラグーンは青葉賞・GⅡ勝ち

エナジーブルーの2020(牝、天間昭)

グランブルーの2020(牝、嘉藤貴)=おじオセアグレイトステイヤーズS・GⅡ勝ち~現役

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【血統アナリシス】ステイヤーズS2022 昨年はワークフォース産駒がJRA重賞初制覇、健闘続くオルフェーヴル産駒にも注目 2022年12月2日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はステイヤーズS2022・血統予想をお届けします!


昨年はワークフォース産駒の6番人気ディバインフォースが勝ち、同種牡馬の産駒としてもJRA重賞初制覇を飾ることになった。かつてエルコンドルパサー産駒が08年1着エアジパング、06年2着&11年3着&12年1着&13年3着と長年にわたってリピート好走したトウカイトリックと存在感を示していたが、「父キングズベスト(その父Kingmambo)×母の父Sadler's Wells」というワークフォースの配合は同種牡馬を想起させるものだろう。

ほか、直近2年で顕著な活躍をみせるのがオルフェーヴル。産駒初出走となった20年に1着オセアグレイト、2着タガノディアマンテ、5着ヒュミドールと全頭が5着以内に入線し、昨年も3頭が出走して2着アイアンバローズ、3着シルヴァーソニックと2頭が馬券圏内に好走している。いずれも4番人気以下という人気薄ばかりでの健闘でもあり、今後も動向を注視していきたい存在だ。

ディバインフォースは、父ワークフォース×母ツクバビューティ(母の父ゼンノロブロイ)。19年目黒記念を勝ったルックトゥワイスの甥。先述の通り、エルコンドルパサー産駒が幅を利かせていたことを考えると、やはり本馬にもリピーターとしての資質があるだろう。もとより19年菊花賞では16番人気ながら4着に好走。追い込み一手の脚質だけに、展開に左右されることは否めないが、距離は長ければ長いほど持ち前のスタミナを発揮しやすい。

シルヴァーソニックは、父オルフェーヴル×母エアトゥーレ(母の父トニービン)。「母の父にトニービンを配されたサンデーサイレンスの直系」という観点では、09年1着フォゲッタブルや13&14年と2連覇したデスペラードと共通。瞬発力勝負では分が悪い一方で、長くいい脚を使える強みがあるのは、「トニービン×Lyphard」という母の影響か。姉兄3頭が重賞勝ちの実績を持つだけに、本馬も昨年3着以上の結果に期待したいところだろう。

メロディーレーンは、父オルフェーヴル×母メーヴェ(母の父Motivator)。母の父にSadler's Wells系種牡馬を配された牝馬といえば、05年にアタマ差2着の惜敗を喫したエルノヴァ。本馬においては好調ぶりが目に留まるオルフェーヴル産駒であるとともに、やはり半弟がタイトルホルダーであることは特筆できるだろう。21年古都Sでディバインフォースに先着勝利していることを鑑みても、長丁場の重賞では一考する余地が十分にありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ディバインフォース ⑦シルヴァーソニック ④メロディーレーン

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ステイヤーズS回避のオセアグレイトは左前繋部浅屈腱炎 2021年12月4日() 11:20

 JRAは4日、昨年のステイヤーズSの覇者オセアグレイト(美浦・菊川正達厩舎、牡5歳)が左前繋部浅屈腱炎で9カ月以上の休養を要する見込みと発表した。同馬はステイヤーズS連覇に向けて、今週出走を予定していたが、追い切り後に左前肢に違和感を発症して同レースを回避していた。

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オセアグレイトの関連コラム

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先週の東西重賞は波乱の結末。

3歳限定のハンデ重賞・ラジオNIKKEI賞は、4番人気ヴァイスメテオールが2馬身半差の完勝。今後に期待を抱かせる内容だった。もっとも、馬券的に波乱の主役は11番人気2着のワールドリバイバル。鞍上の津村騎手はテン乗りだったが、スタートから気合を付けて先行すると、直線もじわじわ脚を伸ばし持ち味を引き出した。

カレンブーケドールは合っていた

津村騎手といえば最近はカレンブーケドールとのコンビのイメージが強い。同馬とはこれまで合計8回騎乗し、(1-5-1-1)と安定した成績を残している。その後残念ながら乗り替わりになってしまったが、今思えば持久力系の同馬にとって津村騎手は合っていたように思える。宝塚記念における戸崎騎手の弱気な騎乗を目の当たりにしたからこそ、なおさらそう感じるのかもしれないが…。

津村騎手はカレンブーケドールとのコンビのイメージ通り、コーナーからの強気の仕掛けが武器。馬の持久力を引き出すという点においては優れており、反面決め手を引き出すという点では早仕掛けの分、ゴール前脚が上がってしまうことが多い。

好例がカレンブーケドールとのコンビならば、逆に悪い例は今年のクールキャットで挑んだフェアリーSだろう。やや気性の難しい馬で掛かる面があるが、そこを無理に抑えないのが津村騎手らしさ。2番人気と期待された中でのレースだったが、スタート直後に掛かるそぶりを見せると、折り合いを諦めて一気にマクって先頭へ。この動きが差し馬の台頭を許し、自身は2番人気ながら10着と大敗した。

クールキャット自身はその後、横山典騎手が抑える競馬を試みたフラワーCで5着と見せ場を作り、その教育を経て出走したフローラSではルメール騎手を背に重賞制覇を成し遂げた。

もちろん、悪い面ばかりではなく、強気に動くからこそ馬の持久力を引き出す。ラジオNIKKEI賞のワールドリバイバルは典型で、キレないがバテないタイプに津村騎手の強気の先行&仕掛けは合う。その前の重賞好走は昨年のステイヤーズS、タガノディアマンテとのコンビでやはり強気に動いて途中から先頭に立ち、最後はオセアグレイトに交わされたが8番人気2着と穴をあけた。

騎手がどう乗るかを読むのも予想のうちである。現在35歳、中堅で渋い活躍を見せる津村騎手は、

”マクリ大好き早仕掛けお兄さん”

として今後も上手く付き合いたい。これから夏のローカルシーズンでは、狙うシーンも増えるはずだ。

七夕賞の注目馬

今週末も引き続き福島競馬場での重賞が開催される。メインレースは七夕賞。今回も注目馬を一頭挙げてみたい。

ワンダープチュック(津村騎手)

今回津村騎手を取り上げたからだろう、と言われればそうかもしれない面もなくはないのだが…ワンダープチュックは同騎手と手が合いそうなタイプ。直近2走は田辺騎手が騎乗しまずまずの内容、前走のエプソムカップでもラストはひと脚使えていた。溜めてキレるタイプではないので、本馬は津村騎手の強気の仕掛け向きだし、距離延長も近走内容を見る限りプラスに働きそうだ。まったく人気にはならないだろうが、穴として一考の余地ありとみている。

七夕賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2021年4月28日(水) 19:05 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(春)2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月2日(日) 阪神11R 第163回天皇賞(春)(4歳以上G1・芝3200m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<優先出走馬>

ウインマリリン(C)中4週 阪神芝0.0.0.1
前走時は追い切りの動きも素軽く、馬体も絞れて好仕上がりだった。今回は輸送もあり、これ以上馬体は減らしたくない中でのやや控えめな調整。1週前追い切りでは併走相手に手応えで見劣っており、前走からの上積みまでは期待できないか。

ディープボンド(A)中5週 阪神芝1.1.0.0
跳びが大きく、終い首が高くなりがちな馬だが、1週前追い切りでは今回も好時計で先着。これまで以上に力強く前に伸びる感じで、かなり良い動きを披露してきた。パドックでテンションが上がるタイプなので、無観客で行われることはプラスになりそう。


<賞金上位馬>

カレンブーケドール(D)中4週 阪神芝0.0.0.0
前走時は久しぶりに南Wで調整されていたが、この中間は坂路での調整に戻ってしまった。南Wで調整されている時のほうが好成績に結びついているイメージがあり、この中間の坂路時計を見ても自身としては平凡レベルの内容で、良かった頃の勢いは感じられない。

アリストテレス(A)中5週 阪神芝0.3.0.1
前走時も追い切りの動きは悪くなかったが、ルメール騎手が追い切りに騎乗していなかったためか、レースで集中力を欠くところが多かった。直接的に結果に影響したかは分からないが、気になった部分であることは事実。この中間は、ルメール騎手が2週前、1週前と追い切りに跨り、動きを見ても集中力のある走りを見せている。長距離戦に向けての調整として、良い内容。

オーソリティ(B)中9週 阪神芝0.0.0.0
走りを見ると左回りのほうがスムーズな印象があり右回りは気になるが、初の関西への長距離輸送を克服できれば。1週前追い切りの動きからも、直線の伸び脚良好で出来の良さが伝わってくる。

ワールドプレミア(B)中4週 阪神芝0.1.1.0
長期休養明けを使われつつ出来は良くなっている感じ。1週前はまだ重いという感触は残すものの、初騎乗の福永騎手を背に折り合いがついた動きを見せていて悪い印象はない。ここ2戦はパドックでも落ち着いていて、無観客で行われる点はこの馬にもプラスに。

ユーキャンスマイル(A)中5週 阪神芝1.2.0.1
長距離実績があり、阪神内回りでは3戦して3連対でこのコースが最も向いている馬。1週前追い切りでは、いつもより内目を回っているので時計も速くなっているが、ビッシリ追われて終いしっかり先着と、直前リハを控えての動きとしては文句なし。

マカヒキ(D)5ヶ月 阪神芝0.0.0.4
1週前は、先着こそ果たしているが、終いに首が上がり脚も上がり気味で出来自体物足りず。それ以前に、ジャパンCからの休み明けで、芝3200m戦は普通に考えて厳しい。

オセアグレイト(A)中4週 阪神芝0.0.0.0
休み明けの前走を使われて状態は上向き。1週前追い切りでは、外ラチ沿いを抜群の伸び脚で駆け抜け、内の併走馬2頭とは動きが違った。

ディアスティマ(C)中8週 阪神芝1.0.1.0
この中間も前走同様に坂路で追われて時計も優秀。ただ、1週前の動きを見ると終いの伸び脚がもう少しほしい感じ。

ゴースト(C)中5週 阪神芝2.0.0.2
乗り込み豊富で1週前に長めから強めに追われている。ただ、動きはやや重めで少し物足りない感じ。

ナムラドノヴァン(B)中5週 阪神芝0.0.1.2
この中間、1週前追い切りでは併せて遅れているものの動き自体は悪くない。近走3000m級で差のない競馬が続いており、最終追い切りでの動きが軽くなれば好勝負が期待できそう。

メイショウテンゲン(B)中5週 阪神芝1.0.2.2
前走時の追い切りでは動きが良くなっていて、ここにきて状態が上がってきている。1週前追い切りからも、首を使った走りに戻ってきている様が見てとれ、出来引き続き良好。

ジャコマル(C)中4週 阪神芝0.0.0.2
この中間も追い切りの時計は良くも悪くも変わらず。状態は特に悪くなさそうではあるが、走りが硬く、そのあたりが変わってこないともうひとつ上のステージでは厳しいか。

ディバインフォース(B)中1週 阪神芝2.2.0.1
阪神は向いているが、今回中1週でこの中間は軽めの調整。近走は詰めて使われていて、前走時のパドックでは馬体が仕上がっていた印象を受けた。どれだけ今の状態をキープできるかが鍵になってくる。

メロディーレーン(E)中2週 阪神芝2.0.1.6
かなり小柄な牝馬で、(そのキャラもあって)人気先行する馬。中2週で臨む今年は、前走時のパドックでイレ込んでいた点も含め、特にプラスになる材料はない。

シロニイ(C)中5週 阪神芝0.0.0.4
併せ馬では遅れることの多い馬。動きを見ると、白い馬なのでバネがあるように感じてしまうが、終いに首が上がり気味で伸び脚は物足りない。


このコラムからの推奨馬はディープボンドユーキャンスマイルアリストテレスオセアグレイトの4頭をあげておきます。


◇今回は天皇賞(春)編でした。
毎年のように当コラムで、近年の天皇賞(春)菊花賞は長距離戦とはいえスタミナよりも折り合いが重要ということを書いてきました。それは、3コーナーに下り坂のある独特のコース形態の京都競馬場で行われるが故の見解。
そして、周知の通り、今年は阪神競馬場に舞台を移して行われます。阪神競馬場で行われるとなれば、当然話は少し変わってきます。阪神芝3200mに最も近い条件で行われている阪神大賞典のレース内容を見ていると、大前提として折り合いはもちろんのこと、スタミナもかなり重要になっている印象があります。そういった意味からすると、今年の天皇賞(春)は、ステイヤーにとってビワハヤヒデの勝利した1994年以来およそ四半世紀ぶりに訪れる、またとないG1制覇のチャンスなのかもしれません。


天皇賞(春)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年4月25日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年04月25日号】特選重賞データ分析編(251)~2021年天皇賞(春)
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(春) 2021年05月02日(日) 阪神芝3200m外内


<ピックアップデータ>

【血統別成績(2017年以降)】
○父がサンデーサイレンス系種牡馬 [4-4-4-30](3着内率28.6%)
×父がサンデーサイレンス系以外の種牡馬 [0-0-0-19](3着内率0.0%)

 父にサンデーサイレンス系以外の種牡馬を持つ馬は、2014年以降まで集計対象を広げても[0-0-0-35](3着内率0.0%)と3着以内なし。今年は施行コースが例年の京都芝3200m外から阪神芝3200m外内に替わるものの、完全に無視して良い傾向だとは思えません。該当馬は扱いに注意しましょう。

主な「○」該当馬→オセアグレイトディアスティマディープボンド
主な「×」該当馬→アリストテレスウインマリリンユーキャンスマイル


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつJRA、かつ2200~3200m、かつG1・G2のレース”において1着となった経験がある」馬は2017年以降[4-4-4-11](3着内率52.2%)
主な該当馬→アリストテレスウインマリリンディープボンドユーキャンスマイル

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2020年12月25日(金) 21:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 有馬記念2020
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月27日(日) 中山11R 第65回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:16頭)


<ファン投票上位馬>

クロノジェネシス(B)中7週
秋初戦の天皇賞(秋)では、パドックでうるさい面を見せていてそのあたりは気になったが、仕上がり自体は良さそうだった。間隔が詰まるよりは空いたほうが良いところのある馬。秋2戦目となるが、中7週と間隔も十分で、2週前、1週前と長めから追い切られていて今回も仕上りは良さそう。1週前の動きにも手応えに余裕が感じられた。ただ、欲を言えば、宝塚記念前の直線に向くまでの勢いと終いの伸びが見られれば、といった感じ。

ラッキーライラック(C)中5週
前からそうだが、追い切りでは硬い走りをする馬でなかなか良い感じがしない。この中間も、追われてからの硬さがみられ、直線に向く時の手応えも前走時のほうが良かったように見えた。

フィエールマン(B)中7週
中7週だが、この馬としてはこれまでで最も間隔が詰まっての出走。1週前追い切りは、珍しく単走なのかと思ったが、映像を見ると併走馬が直線でついてこれず独走する形で併せ馬にならなかっただけ。舌を出しながら走ってはいたが、1週前にビッシリとできているので出来は悪くない。

キセキ(A)中3週
前走時は、しっかりと乗り込まれていて天皇賞(秋)当時よりかなり良くなっていた。それでも、パドックでは力強さはあったもののまだお腹のあたりに少し余裕が感じられ、まだ絞れそうな印象も。この中間は、中3週となり1週前追い切りではCWを単走で追われている。この馬の良い時の、首が前に出て前脚が真っ直ぐ前に伸びる走りと、気合いが乗っている様子が見受けられた。前走からさらに良くなった感じ。出遅れの不安はある馬だが、角居調教師最後の有馬記念となる今回、ビッシリと仕上げてくるハズでその点でも不気味。

ワールドプレミア(C)中3週
前走が長期休養明けも、馬体はマイナス体重と予想以上に仕上げてきていた印象だった。ただ、坂路中心の追い切りでCW中心の友道厩舎の馬とすれば、少し無理したところもあったのかもしれない。今回は反動が出るか、上積みがあるか気になるところだが、1週前追い切りをCWで行っている点からは、これまでの調教内容に戻ったと良いほうに考えて良さそう。あとは、(パドックでテンションが高くなる馬なので)最終追い切りは強く追いたくはないがそれで仕上がるのか、という部分が難しいところ。

ブラストワンピース(D)中7週
この中間も、追い切りの時計は特に悪くない。ただ、若い頃に見せた前脚が高く上がって力強く書き込むグラスワンダーのような走りができていない。1週前追い切りの動きを見ても、先着してはいるものの併走相手のほうが手応えは良く、前脚が上がっていないので迫力なく映った。あとは、今年好成績の横山武騎手がどう乗るかに希望を託すしかなさそう。

ユーキャンスマイル(B)中3週
秋2戦は相性の良い左回りで結果が出ていない。パドックでもここ2戦は良い時のような張りがない感じにも見えた。ただこの中間は、日、水、日とCWでの併せ馬を3本。1週前追い切りでは力強い動きを披露し、叩き3戦目で状態は良くなってきているように感じる。

カレンブーケドール(B)中3週
前走時は調教の時計や動きが物足りなかったものの、レースでは3着争いに加わり、しぶとさを見せて大崩れのないところを見せてくれた。この中間は、中3週と間隔は詰まるが1週前追い切りでは坂路で良い動きを披露し、前走時よりも良くなっている印象を受けた。

ラヴズオンリーユー(B)中5週
エリザベス女王杯では◎にした馬。前走後はジャパンカップ、香港と候補はあったが、結局ここまで待っての出走となり、乗り込み量も豊富。前走までは坂井瑠騎手が調教で跨ることが多かったが、この中間は調教助手が騎乗して調整されており、何かを修正してきているのかもしれない。動きも良く、前走から引き続きの好状態で出走できそう。


<以下、賞金上位馬>

サラキア(B)中5週
同期のアーモンドアイラッキーライラックとは少し力量差のあった馬だが、今秋は調子が良いようで、エリザベス女王杯ではラッキーライラックと差のない競馬と、勢いを感じる。今回はさらに相手が強くなるが、引き続き調子良好の感。好走も期待できそう。

オーソリティ(C)中6週
骨折明けの前走を勝利して2連勝。この中間も2週前、1週前と併せ馬で先着しているが、動きを見ると右回りの追い切りだと終いの伸びが物足りない印象を受ける。左回りのほうが向いているのかもしれない。

ペルシアンナイト(D)中4週
2000mでは皐月賞大阪杯札幌記念と2着の実績はあるが、勝ち鞍は1800mまで。このぐらいの距離が今は良いというよりは、得意の距離では歯が立たなくなってこちらの距離に回ってきたというような感も受ける。ただ、そう簡単に勝ち負けできるというほど、こちらはこちらでレベルは低くないし、特に強調するほどのこの中間でもない。

バビット(C)中8週
菊花賞時は、距離を意識したのか1週前追いをCWに変えてきていた。今回は、中8週と間隔を十分にとってのこれまで通りの調整。坂路で乗り込まれ、1週前も坂路でというメニューに戻している。ただ、動きを見ると、時計ほど伸びている感じはなく、この相手でこの走りだと物足りない感じがする。

モズベッロ(D)6ヶ月
3着に好走した宝塚記念からの休み明け。坂路で乗り込まれているものの時計は平凡で、併せ馬でも遅れが続きと、状態は戻っていない印象。

オセアグレイト(B)中2週
追い切りでは速い時計の出るタイプではないが、動きに柔らかさがあって良い走りをする馬。この中間も、間隔は詰っているが1週前の金曜日に追い切られて前走時並みの時計をマーク。調子は維持できていそう。

クレッシェンドラヴ(D)中3週
前走は相手も強かったが、あまり使われてこなかった左回りも響いた印象。調教での時計も物足りなかった。この中間も大きく変わった感じはなく、ここも相手が強いので厳しそう。


このコラムからの推奨馬は、キセキフィエールマンクロノジェネシスユーキャンスマイルの4頭をあげておきます。



◇今回は有馬記念編でした。
毎年、年末のコラムや、笠松で開催しているウマニティ杯くりーく賞などで「来年も無事に競馬が開催されることを願い」という言葉を使ってきていましたが、今年ほどこの言葉が重く感じた年はなかったのではないでしょうか。何よりも1年間、毎週途切れることなく競馬が開催されたことに感謝したいと思います。緊急事態宣言があり、様々な競技が開催できなくなっていた中でも、競馬がスポーツと娯楽を提供し、税収も確保してきたことは、非常に大きな意味があったと思っています。ずっと思っていることですが、今年改めて、30数年前に数あるエンタメの中から競馬をチョイスした自分の目も間違っていなかったと、そんな風にも感じています。
そんな中で行われる今年の有馬記念ですが、ジャパンカップに出走した3冠馬3頭の出走がないことこそ少し残念ですが、楽しみなメンバー構成で行われます。年末のお祭りでもある有馬記念は、ぜひともたくさんの人たちに馬券を買って楽しんでもらい、少しでも売上が伸び、コロナ禍のなか頑張ってくれている人たちのために税金を使ってもらえればと思ったりもしています。
今年は短期免許の外国人ジョッキーも不在で、日本のジョッキーにとってもアピールするチャンスでもあります。馬も人も、来年に向けて素晴らしいレースをしてほしいと期待しています。そして、こういう状況下、ある意味“ひとつの奇跡”として繰り広げられる2020年の有馬記念を、この目に焼きつけたいと思っています。
まだまだ先の見えない世の中が続いていくことと思いますが、まずは健康に気をつけて医療現場に負担をかけないようにして、それぞれができることをできる範囲で行っていきましょう!

それでは次回、第5回ウマニティ杯くりーく賞編(予定)でお会いしましょう。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2020年12月25日(金) 16:00 覆面ドクター・英
有馬記念・2020
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先週の朝日杯FSは、グレナディアガーズがフランケル産駒らしく高い潜在能力を見せて、川田騎手が内から巧く差してきて勝利。コラムでも書いたように「大駆けのある馬」とは思っていましたが、頭での馬券は狙えず。もうちょっと強気に行ければなあと思っています。

今年は、この後、入れ替え戦にまわることになりそうですが、最後までやれることをやって結果を残したいと思っています。約6年に渡るプロからずり落ちても、いちウマニティ会員として、競馬好き飲み会参加などを目標に頑張っていきます。個人的には、ホッカイドウ競馬(道営競馬)の小論文を突破して委員となり、地方から中央競馬発展のために尽力したいというのがこの先の夢です。

最終回なので、プロになった時の話を少ししようと思います。プロテストでは、当時失格者が出ての繰り上がり補欠合格でした。3連単でホームランをかっ飛ばすいっくんプロも北海道出身で同期でもあり、リスペクトしている予想家の一人です。北海道から飛行機で銀座まで行って、面接を受けてのデビューでしたが、補欠合格だったぶん、数ヶ月遅れでした(笑)プロ活動期間は調子のいい時も悪い時も含めて楽しかったですよ。是非、この先、やる気のあふれている人はプロを目指して頑張って欲しいです。ネット上でも当たれば神、外れれば詐欺師、と言われる立場ですが、最近はすっかり興味を失われて良いコメントも悪いコメントも無くなりました(笑)まだ地方プロと香港プロは残っているので、そこでも頑張りつつ、再度勝ち上がってこれるよう実力アップを図りたいと思っています(最近、ロジックを変えて大きいのがまた当たるようになってきたので、正直、入れ替え戦でのヒリヒリするような勝負が楽しみでなりません)。

自身の活動としては、北海道に移住してくれる人が増えてくれたらいいなあ、というのが根底にありましたので、テレワークの時代になり、是非そのような流れになっていけばと願っています。食べ物は美味しいし、家賃は高くないし、「密」とは正反対の「疎」の世界だけに、コロナ禍の状態では、「あり」だと思います。これまで、ご愛読いただきありがとうございました。入れ替え戦で勝ち残れたら、その時はまたフェブラリーSでお会いしましょう!


<全頭診断>
クロノジェネシス:強い牝馬の時代を象徴するような形で宝塚記念を圧勝。今年は、牡馬と一緒でも安定して上位に来ており、スタミナも豊富で当然有力。

フィエールマン菊花賞馬で天皇賞(春)を連覇しており、ステイヤーと思われがちだが、前走の天皇賞(秋)でも高く評価したように、中距離適性も十分あって鋭い末脚も使える馬。母がフランスの良血繁殖牝馬であるディープインパクト産駒だけに、ここを勝って、ディープインパクトの正当な後継種牡馬として世界に向けた種牡馬になってほしい。ノーザンFとして、年に1頭しか産めない牝馬より、勝ってこの馬の種牡馬としての価値を高めたいという願望が、ルメール騎手配備に現れているのでは。

ラッキーライラック桜花賞で1番人気ながらアーモンドアイに負け、ショックだったのか(笑)そこからやや低迷期間続いた。そして、スミヨン騎手の騎乗でスイッチが入った(?)か、オルフェーヴル譲りの成長力(?)か、いずれにせよ古馬になって活躍を続けるようになって、いよいよここが引退レースとなる。フィエールマンにルメール騎手をとられてしまったが、福永騎手を用意してもらった。ただ、先週の朝日杯FSでレッドベルオーブが口を割って暴走したように、ソフトタイプの福永騎手が合わないという可能性はありそう。

カレンブーケドール:コンビで活躍してきた津村騎手が下ろされて、大一番に強い池添騎手へのスイッチとなった。ちょっと気の毒だが、津村騎手はG1実績が少ないだけに仕方ないのだろう。JCでも思ったより後ろから差してきたように、3強に食らいついており、ここでも好勝負可能。ディープインパクト×2歳、3歳チリ女王という配合で、瞬発力はそうでもないが底力あり。

ワールドプレミアワールドエースヴェルトライゼンデの下で、昨年の菊花賞馬。11ヶ月ぶりの前走JCでも調教の動きがよく、間に合ったと思い印を打ったが、0.8秒差の6着。三強の壁は厚かったが、使った反動が出ずに良化がみられるここは、好走可能。

オーソリティ:母母シーザリオだけありスタミナ十分で、青葉賞勝ちの後は骨折で半年開いた前走アルゼンチン共和国杯を勝った。近年はアルゼンチン共和国杯からここにつながったりもするのだが、正直今年は......。低レベルなレースだった印象で、ここではまだ厳しいのでは。

キセキ:前走は浜中騎手が抑えるのを諦めたような超ハイペースな大逃げだったが、好レースとなった影の功労者なのかも。ただ、さすがに大暴走後のここは狙いにくい。

ブラストワンピース:一昨年の有馬記念馬なのだが、今年はうまくかみ合わないレースが続き低迷。不器用な巨漢馬だが、若手のホープの横山武騎手がどんな騎乗みせるかは楽しみ。馬券的には買わない予定ではあるのが。

ラヴズオンリーユー:前走あたりは結構ハード調教を積んでいたので、そろそろ状態下降かなともみていたのだが引き続き動きは良い。ただ中山自体初めてで、前走の阪神でも坂で鈍っていた。あまり向く舞台ではないとの印象。前走で凡騎乗のデムーロ騎手も、ちょっとピークを過ぎた感が強くなってきた。

バビット菊花賞では3番人気10着と凡走したが、このコラムでもふれたように、割と予測しやすかった凡走では。ローカル中距離重賞で逃げてしぶとく稼ぐサイレントハンターみたいなタイプ(といっても例えが古すぎるか)で、G1でどうこういう馬でないのでは。

サラキア:府中牝馬S勝ち直後に、とうとうG1エリザベス女王杯でも2着と5歳秋にして今がピークなのかもしれない。ただ中山2500m向きではない印象。

ユーキャンスマイル:春は阪神大賞典勝ちもあり天皇賞(春)もそこそこだった。ただ秋になり1番人気でアルゼンチン共和国杯で4着、JC12着とパッとしない状況。年齢的にまだやれていい5歳の暮れだが、狙いにくい。

ペルシアンナイト:母がゴールドアリュールの全妹で、ハービンジャー産駒だけに、マイル寄りでの活躍から最近は中距離シフトしてきているのかもしれない。ただ、ズブくなってきたからこの距離で、という相手関係ではなく厳しい。

クレッシェンドラヴ:福島が得意な馬で昨年の福島記念、今年の七夕賞勝ちがあるだけに、似た要素のある中山金杯あたりが良いのでは。

モズベッロ宝塚記念では12番人気ながら3着と好走し、このレースと同舞台の日経賞ミッキースワローの2着。激走の下地はありそうで、少額穴で狙うにはいい馬ではないだろうか。

オセアグレイト:今年はダイヤモンドS3着、ステイヤーズS勝ちと数少ない3000m超のレースで好走するステイヤー。中山2500m自体はいい条件なのだろうが、相手関係が厳しい。


<まとめ>
有力:フィエールマンクロノジェネシスラッキーライラック

ヒモに:ワールドプレミアカレンブーケドール

穴で:モズベッロ

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2020年12月11日(金) 16:00 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(12/5~12/6) 総合トップのマカロニスタンダーズプロがチャンピオンズC19万超! にしのけいごプロは3重賞オール的中
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6(日)に行われたG1チャンピオンズCほか、様々な的中がマークされた先週。
好成績を収めた注目プロ予想家や、その的中の数々をご紹介していきたいと思います。
 
 
 
☆☆☆注目プロ →マカロニスタンダーズプロ
6(日)のG1チャンピオンズCを、○チュウワウィザードゴールドドリームインティで的中。3連複&馬連&ワイド総獲りを披露し、計19万1130円払戻し(2,450%回収)のスマッシュヒットをマークしています。他にも、先週は5(土)中山12R3歳以上2勝クラスでの◎○的中11万2050円、6(日)中山3R2歳未勝利での1,492%回収、勝負予想阪神8R3歳以上1勝クラスでの◎○▲パーフェクト的中9万1850円などを記録し、連日の大幅プラスを計上しました。週間トータル回収率188%、収支33万3510円プラスのトップ成績をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →にしのけいごプロ
5(土)のG2ステイヤーズSを◎オセアグレイトタガノディアマンテから本線的中とすると、同G3チャレンジCでも的中をマーク!翌6(日)G1チャンピオンズCでは、○チュウワウィザードゴールドドリームインティの予想で9万5460円払戻しを達成しました。3重賞全てを的中させた先週は、トータル回収率183%、収支12万3520円プラスのハイアベレージを記録しています。
 
☆☆☆注目プロ →夢月プロ
5(土)は、勝負予想阪神7R3歳以上1勝クラス、同中京8R3歳以上1勝クラスなどでキッチリとプラス収支をマーク。6(日)も阪神10R逆瀬川Sなどで活躍を披露し、先週も週間プラス(104%)を達成、5週連続週末プラスとしています。
 
☆☆☆注目プロ →伊吹雅也プロ
6(日)の中京9Rこうやまき賞を筆頭に、同阪神11RりんくうS、5(土)G3チャレンジCの計3つの勝負予想を的中させ、3週連続週末プラスを記録しています。
 
 
 
この他にも、織本一極プロ(161%)、サラマッポプロ(149%)、KOMプロ(127%←2週連続週末プラス)、馬侑迦プロ(119%)、岡村信将プロ(110%←2週連続週末プラス)、くりーくプロ(106%←2週連続週末プラス)、蒼馬久一郎プロ(104%)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
 
 
今週も「プロ予想MAX」にぜひご注目下さい。

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 1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる伝統のG2『日経賞』。このレースに出走馬を送り出す陣営の思惑の共通点は、単なる「天皇賞(春)」に出走させることにとどまらず『G1タイトルホルダー』の称号を射止めることです。しかし、G1の栄冠を手に入れるチャンスをつかむため、まず「日経賞」で勝つ可能性があるのはどんな馬たちなのか…昨年に引き続き、天皇賞との関連も含めて考えてみたいと思います。

 昨年は、年明けの3つのG2レース『日経新春杯』『AJCC』『日経賞』について、『天皇賞(春)』における成績を比較して、天皇賞(春)との関係性の強さを検証してきました。

 このデータに2021年『天皇賞(春)』におけるそれぞれのレースからの出走馬の成績を加えてみます。

【同じシーズンにおけるG1での成績 過去11年間】
① 日経新春杯からG1への参戦 22頭 (1-1-1-19)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイス 2019年
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2017年
    ※2021年は『日経新春杯』から天皇賞(春)への出走なし

② AJCCからG1への参戦 15頭  (2-2-0-11)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年
    ※2021年は『AJCC』から天皇賞(春)への出走なし

③ 日経賞からG1への参戦   37頭 (4- 3 -3- 27)
   天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  2021年←日経賞3着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2013年
   天皇賞(春)1着 カレンブーケドール 2021年←日経賞2着
   天皇賞(春)2着 スティッフェリオ  2020年
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
   天皇賞(春)3着 ミッキースワロー  2012年
   天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ  2014年 
   宝塚記念 1着 マリアライト    2016年 
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年 
    ※2021年は『日経賞』から『天皇賞(春)』への出走は5頭 1-0-1-3


 以上が各レースから『天皇賞(春)』を中心に次走G1へ直行した場合の成績です。3つのG2レースの出走実数に対する上位入賞率は下記の通りになります。

      勝率  連対率 複勝率 
日経新春杯 4.5%  9.1%  13.6%
AJCC  13.3% 26.7%  26.7%
日経賞   10.8% 18.9%  27.0%

 出走頭数が異なりますので、入賞の着度数で比較すると『日経賞』が『天皇賞(春)』との関連が高いことが分かります。

 2021年『天皇賞(春)』での成績について、もう一つのG2『阪神大賞典』からの出走馬の成績と比較すると『天皇賞(春)』との関連が高いことが一層明らかになると思います。

 日経賞3着  → 天皇賞(春) 1着 ワールドプレミア
 日経賞2着  → 天皇賞(春) 3着 カレンブーケドール
 日経賞1着  → 天皇賞(春) 5着 ウインマリリン
 日経賞6着  → 天皇賞(春) 13着 オセアグレイト
 日経賞5着  → 天皇賞(春) 17着 ジャコマル

 阪神大賞典1着→ 天皇賞(春) 2着 ディープボンド
 阪神大賞典7着→ 天皇賞(春) 4着 アリストテレス
 阪神大賞典2着→ 天皇賞(春) 7着 ユーキャンスマイル
 阪神大賞典3着→ 天皇賞(春) 9着 ナムラドノヴァン
 阪神大賞典中止→ 天皇賞(春) 12着 ゴースト
 阪神大賞典4着→ 天皇賞(春) 16着 シロニイ


 天皇賞(春)との関係はこのくらいにして、『日経賞』の予想に直接関係するデータについて分析したいと思います。

 さて、日経賞にはこれまで述べてきた『日経新春杯』や『AJCC』からG1やG2のタイトル獲得を目標に出走してくるケースが散見されます。

 過去11年間に、『日経新春杯』の1~3着馬が最多の9頭出走し、その成績は2-1-2-4となかなか優秀です。1着だった馬に限れば 2-1-0-0 と更に優秀ですが、今年の『日経賞』に『日経新春杯』から出走を予定しているのは次の2頭です。

エフェクトオン  福島記念 5着→日経新春杯4着 →日経賞  ※日経新春杯4着(前走)
トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞  ※青葉賞5着

 どちらもG1の出走経験はなく、G2での実績は掲示板までです。本命サイドに推することはできませんが、前者が6歳、後者が7歳という年齢を肯定的に考えると、メイチに仕上げて生涯最上位を目指しての参戦の可能性は残されていると思います。


 次に、同じくG2『AJCC』からの出走馬たちの『日経賞』における成績は、過去11年間に全19頭の出走で 2-1-3-13 と、そんなに目立つものではありません。さらに、『AJCC』の1~3着馬限定の成績を見てみると、6頭が出走して 0-1-1-4 と、『日経新春杯』の1~3着馬の 2-1-2-4 に見劣りします。

 しかし、この成績の違いは『日経賞』への出走と次走のレースに対する目標の立て方や、それに対する仕上げ方によるものと、以下に示したデータをご覧戴くと理解できます。

【日経賞 1~3着のAJCCにおける成績】
2021年 ウインマリリン  AJCC6着→日経賞1着→ 天皇賞(春) 5着
2020年 ミッキースワロー AJCC4着→日経賞1着→ 天皇賞(春) 3着
2020年 スティッフェリオ AJCC8着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 2着
2019年 サクラアンプルールAJCC5着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 不出走
2017年 ミライヘノツバサ AJCC3着→日経賞2着→ 天皇賞(春) 不出走
2012年 ルーラーシップ  AJCC1着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 不出走※QE2世C1着

【AJCC 1~3着の日経賞における成績】
2021年 ラストドラフト  AJCC3着→日経賞8着→ 天皇賞(春) 不出走
2017年 ミライヘノツバサ AJCC3着→日経賞2着→ 天皇賞(春) 不出走
2016年 ディサイファ   AJCC1着→日経賞5着→ 天皇賞(春) 不出走
2015年 クリールカイザー AJCC1着→日経賞10着→ 天皇賞(春) 16着
2014年 サクラアルディートAJCC2着→日経賞11着→ 天皇賞(春) 不出走
2013年 トランスワープ  AJCC2着→日経賞11着→ 天皇賞(春) 不出走

 このように、『AJCC』で余力を持ってルーラーシップのように勝ち負けできない限り、『日経賞』で上位入賞もできないし、天皇賞(春)を始めG1で結果を出せません。

 ですから、前走『AJCC』の1・2着馬は、実績・実力が認められなければ、思い切って本命候補から外し、3着以下で1桁着順の出走馬の中から取捨選択することになります。

 今年の『日経賞』に『AJCC』から出走を予定しているのは次の4頭です。

ボッケリーニ    中日新聞杯4着→AJCC3着  →日経賞
    G2③        G1なし
クレッシェンドラヴ 七夕賞 14着 →AJCC7着  →日経賞
    G2⑤④⑦      G1⑬⑧
スマイル      3勝クラス1着→AJCC8着  →日経賞
    G2⑧        G1なし
ラストドラフト   中日新聞杯9着→AJCC10着  →日経賞
    G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩ G1⑦⑧

 前走でG2における自己最高着順を獲得したボッケリーニとクレッシェンドラヴ、初G2で1桁着順になったスマイルまでは連下候補としての可能性を否定できません。

 その根拠として、『日経賞』の上位入賞馬は、G2で1着またはG1で連対経験があることが絶対条件のイメージを持っているようです。確かに、以下に示したように大半はG1・G2で実績を残しています。

      G2優勝経験 G1連対経験 G1優勝経験 G1・2優勝複数経験
日経賞1着    4頭    3頭     1頭     1頭
日経賞2着    2頭    6頭     0頭     0頭
日経賞3着    4頭    0頭     2頭     2頭

 一方で8頭がG1・G2でそれほどの実績がなくても 1着4頭、2着1頭、3着3頭が上位入賞しています。

 その中でも例外中の例外は1着になったネコパンチ。G3での実績も13着だけで、G2タイトルを獲得しましたが、さすがにフロックだったようで、翌年も同レースに出走して最下位の14着に完敗しています。

 この例外中の例外を除き、7頭全てがG2で3着以内の成績を収めていました。

【G2タイトルまたはG1で2着以上の実績をもたない日経賞上位入賞馬】
2019年 メイショウテッコン 日経新春杯9着 → 1着 →天皇賞(春)11着
     G2③⑨   G1⑭   
2018年 ガンコ       1600万下松籟S1着→ 1着 →天皇賞(春)14着
     G2③    G1なし ※前々走日経新春杯3着
2017年 シャケトラ     日経新春杯2着  → 1着 →天皇賞(春)9着
     G2②    G1なし
2017年 ミライヘノツバ   AJCC 3着  → 2着 →オールカマー10着
     G2③    G1⑫⑬
2015年 ホッコーブレーヴ   ステイヤーズS5着→ 3着 →天皇賞(春)6着
     G2⑤②⑭⑤ G1⑫③⑧
※2番人気フェノーメノ 8着  6番人気ホッコーブレーヴ 3着
2014年 ラストインパクト   小倉記念 1着  → 3着 →天皇賞(春)9着
     G2③⑦   G1④  ※4歳3勝クラス・G3 連勝
    ※1番人気サウンズオブアース 4着、2番人気フェノーメノ 5着
2013年 ムスカテール     日経新春杯 2着 → 3着 →天皇賞(春)16着
     G2②②   G1なし
2012年 ネコパンチ      ダイヤモンドC15着→ 1着 →不出走 宝塚記念16着
     G2⑥⑩⑭  G1なし
 
 これらのデータから、前走AJCC3着のボッケリーニを本命候補の1頭として吟味検討してみたいと思います。


 最終予想に入る前に再度確認しておきたいことは、次の2点です。

(1)G2で優勝またはG1で連対の実績(能力)のある馬でなければ「日経賞」での連対は難しい
(2)G2で3着以上の実績がなければ馬券に絡む可能性はかなり低い

 これに加えて
(3)『日経賞』で複勝以内の成績を収め、リピーターで出走したほとんどが成績を下げている

【日経賞におけるリピーター(複勝圏内)の成績】
 ネコパンチ      2012年1着→2013年14着
 フェノーメノ     2013年1着→2014年5着→2015年8着
 ホッコーブレーヴ   2014年2着→2015年3着→2016年7着
 アドマイヤデウス   2015年1着→2017年3着
 ゴールドアクター   2016年1着→2017年5着
 チェスナットコート  2018年2着→2019年9着
 ガンコ        2018年1着→2020年14着
 エタリオウ      2019年2着→2020年6着

 サクラアンプルール 2018年3着→2019年3着
 ウインバリアシオン 2012年2着→2013年1着→2014年2着

 リピーター10頭の中で8頭の成績が下がり、1頭がイーブン(3着→3着)、成績を上げたのはウインバリアシオン(2着→1着)1頭だけで特異な例と言っていいでしょう。

 昨年は、以前上位に入賞していたリピーターはいませんでしたが、掲示板を確保していた馬がリピーターとして出走し成績を下げていたので、参考にデータを示します。

 ゴーフォーザサミット 2019年5着→2021年11着

 今年も上位に入賞していたリピーターはいませんが、2頭がリピーターとして出走します。

 ラストドラフト    2021年8着      →2022年
         前走:2021年AJCC3着  →2022年AJCC10着
 ウインキートス    2021年15着  →2022年
         前走:2021年3勝クラス1着 →2022年有馬記念11着 ※G2オールカマー2着

 今年のリピーターの中では、前走までのレースレベルが昨年の出走時よりも明らかに上がり、G2で2着となり、連対経験を持つことができたウインキートスについては連下候補に残しても差し支えないものと考えます。


 最後にもう一つ留意しておきたいことがあります。『日経賞』出走馬の多くの最終目標(次走)が天皇賞(春)3200mであり、これを踏まえて距離適性と高い能力を兼ね備えているか否かを確認しておくことも必要ではないかということです。

 つまり、『日経賞』を足がかりとして長距離G1に飛躍しようとする有力候補を選択するための手がかりを見つけるためのデータです。

 長距離適性の有無を判断する根拠にする指標は、3歳時の重賞2レースの経験と成績にあると思います。3歳G2では『青葉賞』。3歳G1では当然ながら『菊花賞』に出走し、一定以上の実績があることが、近走の成績で人気が落ちていたとしても『日経賞』で激走・善戦することが時々見られるからです。


【3歳時の重賞2レースの日経賞における成績】

青葉賞G2 2400m  ○で囲んだ数字は『青葉賞』における着順

日経賞1着   青葉賞での成績:2- 1- 0- 1
ウインバリアシオン① フェノーメノ① トゥザグローリー② ゴールドアクター④(4着から)

日経賞2着   青葉賞での成績:3- 1- 0- 1
ウインバリアシオン①2回 ペルーサ① エタリオウ② カポティスター⑨(9着から)

日経賞3着   青葉賞での成績:0- 0- 1- 0 
ラストインパクト③

日経賞4~6着 青葉賞での成績:2- 0- 2- 1
 フェノーメノ① ゴーフォーザサミット①
日経賞7~9着 青葉賞での成績:2- 0- 0- 0 
フェノーメノ① ゴーフォーザサミット①
日経賞10~18着 青葉賞での成績:0- 0- 0- 4

青葉賞合計   青葉賞での成績:9- 2- 3- 7
4-5-1-11 

青葉賞1着馬が過去11年間で延べ9頭出走し、延べ5頭が連対しています。同じく2着馬が2頭連対し、4着以下の馬でも2頭が連対しています。
(青葉賞1着馬のリピーター:ウインバリアシオン3回、フェノーメノ2回、ゴーフォーザサミット2回)


 青葉賞に出走の経験があって日経賞に出走した延べ21頭の中で考えると
  勝 率 19.0%
  連対率 42.9%
  複勝率 47.6%

 と、青葉賞に出走経験のある馬の上位入賞率がかなり高く、無視することができません。



菊花賞G1 3000m  ○で囲んだ数字は『菊花賞』における着順
日経賞1着  0- 1- 1- 2
ウインバリアシオン1 ② ゴールドアクター③ ミッキースワロー⑥ メイショウテッコン⑭

日経賞2着  0- 2- 2- 1
ウインバリアシオン②2回 サウンズオブアース② エタリオウ② ミライエノツバサ⑬

日経賞3着  1- 2- 0- 1 
ワールドプレミア①  ローズキングダム② ラストインパクト④ スティッフェリオ⑭

日経賞4~6着 0- 0- 0- 3

日経賞7~9着 0- 0- 0- 2

日経賞10~18着1- 1- 2- 7 
  ビッグウィーク10着(最下位)

菊花賞合計   2- 6- 3-16

 菊花賞については1着馬が過去11年間で2頭が出走し、3着が1頭。2着馬は5頭出走し、4頭が連対しています。次いで3着馬も5頭出走し3頭が連対し、4着以下の馬も3頭が連対しています。

 菊花賞に出走の経験があって、日経賞に出走した27頭の中で
  勝 率 00.0%  菊花賞1着馬の勝率 00.0%
  連対率 21.7%  菊花賞1着馬の連対率00.0%
  複勝率 39.1%  菊花賞1着馬の複勝率50.0%

 という結果で、青葉賞とは対照的に『日経賞の勝馬』が菊花賞経験馬から1頭も出ていないだけでなく、菊花賞1着馬の参戦がわずか2頭で、最高着順が3着。もう1頭が複勝圏外に敗れている事実を認めつつ、改めて『G2日経賞』と菊花賞の出走経験馬との関係について考えなければなりません。

 そもそも、菊花賞優勝馬は超一流馬が多く、年末のG1から年明けのG2を叩き台として使う必要がなく、菊花賞馬は春のG1レースに直行するのが通例で、それが実力馬の証明であると言っても過言ではありません。だから、菊花賞からは2着以下の参戦が中心になっているのだろうと推察しています。

 菊花賞1着の実績を持って参戦し『日経賞』で大敗したのは2011年のビッグウイーク。年明けの京都記念3着を挟んで参戦し、10着(最下位)に惨敗しています。その後障害未勝利で1着になるまで9連敗。それ以降も4戦未勝利で引退しています。

 ビッグウイークの菊花賞勝ちがフロック視されるのですが、菊花賞馬と『日経賞』は相性が悪いとされるデータになっているのは、このような事情があるのです。

 昨年の『日経賞』には2頭目の菊花賞馬と菊花賞2着馬が出走し、ワールドプレミアが3着に、サトノルークスが13着に敗れていて、菊花賞と『日経賞』に関係するデータをどのように考えるかで悩むことになるでしょう。ただし、これまでにデータを示したとおりワールドプレミアは天皇賞(春)で1着と巻き返しています。


 さて、今年の出走馬で、『青葉賞』『菊花賞』に出走したのは次の5頭です。

【青葉賞経由の出走馬】
ランフォザローゼス 白富士S10着→ダイヤモンドS2着→日経賞
    G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞
    G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
    G2⑬①     G1④⑮  菊花賞4着 青葉賞13着

【菊花賞経由の出走馬】
タイトルホルダー 菊花賞 1着→有馬記念5着  →日経賞
    G2①⑬     G1④②⑥①5 菊花賞1着

ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
    G2⑬①     G1④⑮  菊花賞4着 青葉賞13着
アサマノイタズラ 菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
    G2②①④    G1⑯⑨⑯ 菊花賞9着


 これまで述べてきた条件に当てはまるデータを基に順位付けをすると

【青葉賞経由の出走馬の順位付け】
ディバインフォース 前走G2ウイナー(ステイヤーズS1着)で青葉賞出走馬
ランフォザローゼス G2青葉賞2着で、前走G3連対馬(ダイヤモンドS2着)。ダービー7着もあり
トラストケンシン  G2青葉賞5着  G1出走経験なし 

【菊花賞経由の出走馬の順位付け】
ディバインフォース 前走G2ウイナー(ステイヤーズS1着)で菊花賞4着。G2連勝でG1を迎えたい
タイトルホルダー  菊花賞1着馬の『日経賞』は脚慣らし。仕上げ途上での出走なら本命視は疑問。
            実績最上位で、前走有馬記念5着なら、目標は古馬G1(天皇賞春)勝ちでは?
アサマノイタズラ  G2ウイナー(セントライト1着)で、G2スプリングSでも2着。
            菊花賞9着から有馬記念16着と大敗したがAJCC4着と立て直しの兆しあり。
            古馬G2勝ちを当面の目標にメイチで『日経賞』に出走するのではないか。


 これまで、個々のデータを視点に有力馬を探し、項目によってはその中で順位付けを行ってきた。最終的な予想を決定するため、今一度、総合的に比較検討した結果、以下のように印を付けてみました。

馬名と前走までのレース結果の下の行には、G2・G1の出走経験・成績を表記しています。
 例:G2⑤②   G1なし → G2で5着と2着、G1は出走経験なし

【出走馬】
△1.ディバインフォース 3勝クラス4着  →ステイヤーズS1着→日経賞
   G2⑬①  G1④⑮ 菊花賞4着 青葉賞13着
 2.ハヤヤッコ     ベテルギュウス9着→東海S 14着   →日経賞
   G2⑥⑭  G1なし
△3.エフェクトオン   福島記念5着   →日経新春杯4着  →日経賞
   G2④  G1なし
 4.サクラアリュール  マリーンS6着  →シリウスS5着  →日経賞
   G2なし  G1なし
 5.ワイドエンペラー  3勝クラス2着  →3勝クラス5着  →日経賞
   G2⑧  G1なし
◎6.ボッケリーニ    中日新聞杯4着  →AJCC3着   →日経賞
   G2③  G1なし
 7.ヒートオンビート  チャレンジC2着 →中山金杯3着   →日経賞
   G2②⑧  G1なし
△8.クレッシェンドラヴ 七夕賞 14着   →AJCC7着   →日経賞
   G2⑤④⑦  G1⑬⑧
 9.ランフォザローゼス 白富士S 10着  →ダイヤモンドS2着→日経賞
   G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
×10.トラストケンシン  中日新聞杯6着  →日経新春杯7着  →日経賞
   G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
○11.タイトルホルダー  菊花賞 1着   →有馬記念 5着  →日経賞
   G2①⑬  G1④②⑥①5
▲12.アサマノイタズラ  菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
   G2②①④  G1⑯⑨⑯   菊花賞9着
 13.ラストドラフト   中日新聞杯9着     →AJCC10着→日経賞
   G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩  G1⑦⑧
         2021年 アルゼンチン共和国杯2着→AJCC3着→日経賞8着
△14.ウインキートス   エリ女杯 10着     →有馬記念11着→日経賞
   G2⑮①⑨②  G1⑩⑪
         2021年 3勝クラス2・2・1着         →日経賞15着
15.スマイル       3勝クラス1着     →AJCC8着→日経賞
   G2⑧  G1なし



 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。



以下資料編

【出走馬】
馬名と前走までのレース結果の下の行には、G2・G1の出走経験・成績を表記しています。
 例:G2⑤②   G1なし → G2で5着と2着、G1は出走経験なし

1.ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
  G2⑬①  G1④⑮ 菊花賞4着 青葉賞13着
2.ハヤヤッコ    ベテルギュウス9着→東海S14着 →日経賞
  G2⑥⑭  G1なし
3.エフェクトオン  福島記念5着→日経新春杯4着→日経賞
  G2④  G1なし
4.サクラアリュール マリーンS6着→シリウスS5着→日経賞
  G2なし  G1なし
5.ワイドエンペラー  3勝クラス2着→3勝クラス5着 →日経賞
  G2⑧  G1なし
6.ボッケリーニ   中日新聞杯4着→AJCC3着    →日経賞
  G2③  G1なし
7.ヒートオンビート チャレンジC2着→中山金杯3着 →日経賞
  G2②⑧  G1なし
8.クレッシェンドラヴ七夕賞14着→AJCC7着   →日経賞
  G2⑤④⑦  G1⑬⑧
9.ランフォザローゼス 白富士S10着→ダイヤモンドS2着→日経賞
  G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
10.トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞
  G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
11.タイトルホルダー 菊花賞 1着→有馬記念5着  →日経賞
  G2①⑬  G1④②⑥①5
12.アサマノイタズラ 菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
  G2②①④  G1⑯⑨⑯   菊花賞9着
13.ラストドラフト  中日新聞杯9着→AJCC10着    →日経賞
  G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩  G1⑦⑧
2021年 アルゼンチン共和国杯2着→AJCC3着→日経賞8着
14.ウインキートス  エリ女杯10着→有馬記念11着→日経賞
  G2⑮①⑨②  G1⑩⑪
2021年 3勝クラス2・2・1着    →日経賞15着
15.スマイル     3勝クラス1着→AJCC8着  →日経賞
  G2⑧  G1なし

出走除外・回避
アリストテレス  ジャパンC9着→有馬記念6着→日経賞(調教中放馬 回避)
  G2①⑦②  G1②④⑨⑨⑥ 天皇賞(春)4着
ルビーカサブランカ 愛知杯1着→中山牝馬S6着   →日経賞
  G2なし  G1なし
ロバートソンキー  1勝クラス1着→2勝クラス1着 →日経賞
  G2③  G1⑥  ※菊花賞6着→2連勝



【過去11年間の1~3着馬の臨戦過程と日経賞の成績及び次走レース】

開催年  馬 名      前走      結果   次走(目標)
2021年 ウインマリリン AJCC   6着 → 1着 →天皇賞(春)5着
     G2①⑥ G1②⑮④
2021年 カレンブーケドール有馬記念5着同→ 2着 →天皇賞(春)3着
     G2②② G1②②②④⑤
2021年 ワールドプレミア 有馬記念5着同→ 3着 →天皇賞(春)1着
     G2③  G1①⑥⑤

2020年 ミッキースワロー AJCC   4着 → 1着 →天皇賞(春)3着
     G2①②⑬②④G1⑥⑤⑤⑪ 出走時の重賞経験(G2以上)
2020年 モズベッロ    日経新春杯1着 → 2着 →天皇賞(春)7着
     G2⑨⑰①  G1なし
2020年 スティッフェリオ AJCC   8着 → 3着 →天皇賞(春)2着
     G2①⑧  G1⑦⑦⑫⑬
    ※ガンコ 14着(最下位)→引退

2019年 メイショウテッコン日経新春杯9着 → 1着 →天皇賞(春)11着
G2③⑨    G1⑭   
2019年 エタリオウ     菊花賞  2着 → 2着 →天皇賞(春)4着
G2②②   G1④②
2019年 サクラアンプルールAJCC   5着 → 3着 →不出走 安田記念11着
     G2②①④③⑥⑤G1⑬⑧⑯⑥⑦


2018年 ガンコ     1600万下松籟S1着→ 1着 →天皇賞(春)14着
 G2③    G1なし ※前々走日経新春杯3着
2018年 チェスナットコート1600万下早春S1着→ 2着 →天皇賞(春)5着
G2なし   G1なし  ※4歳2勝クラス・3勝クラス連勝から
    ※1番人気キセキ 9着、2番人気トーセンバジル 5着
2018年 サクラアンプルール中山記念  4着  → 3着 →不出走 大阪杯13着
     G2②①④  G1⑬⑧⑯


2017年 シャケトラ    日経新春杯2着 → 1着 →天皇賞(春)9着
     G2②    G1なし
2017年 ミライヘノツバサ   AJCC 3着 → 2着 →オールカマー10着
G2③    G1⑫⑬
※1番人気ゴールドアクター 5着、2番人気レインボーライン 4着
2017年 アドマイヤデウス 有馬記念11着 → 3着 →天皇賞(春)4着
     G2①①③③②  G1⑨⑦⑮⑪⑯⑦⑨⑥⑪


2016年 ゴールドアクター 有馬記念 1着 → 1着 →天皇賞(春)12着
G2④①   G1③①
2016年 サウンズオブアース有馬記念 2着 → 2着 →天皇賞(春)15着
G2②②④② G1⑪②⑨⑤②
2016年 マリアライト エリ女杯1着→有馬記念4→3着→不出走 宝塚記念1着
     G2⑤  G1①④
※6番人気ホッコーブレーヴ 7着

2015年 アドマイヤデウス 日経新春杯1着 → 1着 →天皇賞(春)15着
G2①    G1⑨⑦
2015年 ウインバリアシオン有馬記念12着→2着→天皇賞(春)12着
G2⑦①②⑥②③①⑮ G1②②⑤③④②②⑦⑫
2015年 ホッコーブレーヴ ステイヤーズS5着 → 3着 →天皇賞(春)6着
G2⑤②⑭⑤    G1⑫③⑧
※2番人気フェノーメノ 8着  6番人気ホッコーブレーヴ 3着

2014年 ウインバリアシオン有馬記念2着→1着→天皇賞(春)2着
G2⑦①②⑥②③① G1②②⑤③④②
2014年 ホッコーブレーヴ ジャパンC12着→ 2着 →天皇賞(春)3着
G2⑤    G1⑫
2014年 ラストインパクト 小倉記念1着  → 3着 →天皇賞(春)9着
     G2③⑦  G1④  ※4歳3勝クラス・G3連勝
※1番人気サウンズオブアース 4着、2番人気フェノーメノ 5着

2013年 フェノーメノ   ジャパンC5着 → 1着 →天皇賞(春)1着
G2⑥①①  G1②②⑤
2013年 カポーティスター 京都記念 6着 → 2着 →天皇賞(春)15着
G2⑨⑨①⑥ G1なし
2013年 ムスカテール   日経新春杯2着 → 3着 →天皇賞(春)16着
     G2②②   G1なし

※8番人気⑭(最下位)ネコパンチ

2012年 ネコパンチ  ダイヤモンドC15着 → 1着 →不出走 宝塚記念16着
G2⑩⑭  G1なし
2012年 ウインバリアシオン 京都記念6着 → 2着→天皇賞(春)3着
G2⑦①②⑥ G1②②⑤
2012年 ルーラーシップ   AJCC 1着  → 3着 →不出走 QE2世C1着
     G2①①①  G1⑤⑥⑥⑤④
    1番人気ルーラーシップ 3着

2011年 トゥザグローリー  京都記念1着 → 1着 →天皇賞(春)13着
G2②①   G1⑦⑦③
2011年 ペルーサ      有馬記念4着 → 2着 →天皇賞(春)8着
G2①⑤   G1⑥②⑤④
2011年 ローズキングダム ジャパンC1着→有馬取消→3着
     G2③①  G1①④②②①


 以上11年間の1~3着馬のデータをさらに整理すると以下の通り

      G2優勝経験 G1連対経験 G1優勝経験 G1・2優勝複数経験
日経賞1着    4頭    3頭     1頭     1頭
日経賞2着    2頭    6頭     0頭     0頭
日経賞3着    4頭    0頭     2頭     2頭


【年明け1戦した馬の日経賞での成績】
年明け1戦(AJCCから)
  4着から→1着
1着から→3着
5着から→3着
8着から→3着

年明け1戦(他の重賞から)
1着から→1着 2頭
9着から→1着
1着から→2着
3着から→3着
4着から→3着



【日経賞の次走天皇賞(春)の上位入賞馬】
2021年 ワールドプレミア 有馬記念5着同→ 3着 →天皇賞(春)1着
2013年 フェノーメノ   ジャパンC5着→ 1着 →天皇賞(春)1着
2020年 スティッフェリオ AJCC  8着 → 3着 →天皇賞(春)2着
2014年 ウインバリアシオン有馬記念2着 → 1着 →天皇賞(春)2着
2021年 カレンブーケドール有馬記念5着同→ 2着 →天皇賞(春)3着
2020年 ミッキースワロー AJCC  4着 → 1着 →天皇賞(春)3着
2014年 ホッコーブレーヴ ジャパンC12着→ 2着 →天皇賞(春)3着
2012年 ウインバリアシオン京都記念 6着 → 2着 →天皇賞(春)3着


【前走AJCCの日経賞上位入賞馬 次走天皇賞(春)の成績】

2021年 ウインマリリン AJCC   6着 → 1着 →天皇賞(春)5着

 Haya 2021年12月9日(木) 07:00
【~術はある~】(2021.12.9.)(中日新聞杯、カペラS、阪... 
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おはようございます!(=^・^=)
いつもブログ訪問される方々、ありがとうございます。
ついでに応援”ポチ”もよろしくお願いします。

本年も押し詰まってまいりました。ただ、早くも真冬並みの寒波襲来!?

我が懐も、寒波に襲われ始めて、このまま停滞するのか?
心配です…。 ^_^;

<寒波(カンパ)とは?>
寒波は、主として冬期、広い地域に2〜3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。

【週間スケジュール】

一週間の基本的なブログスケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : お休み
火曜日 : 週末の重賞(日刊馬番コンピ指数分析篇)
水曜日 : 週末の重賞(血 統データ分析篇)
木曜日 : 先週末重賞に関する回顧(日記)等
金曜日 : 検討中??(具体的には?? 予定は未定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(“総合分析”予想篇)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(“総合分析”予想篇)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧

*各曜日の予想を週末の重賞レース“総合分析”予想のみに絞り込みます。

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【“総合分析”予想 第12期途中経過】
第12期(12/4~12/28)9日間(ステイヤーズS~ホープフルS)11戦

週末は、当てる事ができたのか!?

土曜、G2ステイヤーズSでは、13番シルヴァーソニックに注目!
単勝/複勝(13番シルヴァーソニック) 
結果は、的中!(複勝230円)

土曜「G2ステイヤーズS」で注目したシルヴァーソニック(5人気)は、1周目3番手/2周目2番手追走から直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、若干伸びを欠き何とか3着を確保…残念。レースは、中団後方で脚を溜めていったディバインフォース(6人気)が、最終3コーナーから長く脚を使って追い上げ、逃げ粘るアイアンバローズ(4人気)をゴール寸前で差し切って、これに1/2馬身差をつけ優勝!! 中波乱レース?? 馬券は複勝が的中!🎯 反省点として、馬券種の選択?? 狙っていたオセアグレイトが直前になって出走取消?? 相手馬で推す予定だったシルヴァーソニックを急遽、繰上。単勝馬券を止めて、複勝1点にすべきだった…反省。


土曜、G3チャレンジCでは、1番ジェラルディーナに注目!
単勝/複勝(1番ジェラルディーナ) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

土曜「G3チャレンジC」で注目したジェラルディーナ(2人気)は、スタートから折り合っていないような??中団追走から直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、普段の伸びを欠き4着…残念。レースは、2番手でレースを進めたソーヴァリアント(1人気)が、直線で抜け出すと後続を突き放し、最後は2着のヒートオンビート(4人気)に3.1/2馬身差をつけ優勝。さらにアタマ差の3着にペルシアンナイト(5人気)が入り本命決着!? 当然ながら馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。 反省点として、軸馬選択の失敗!? ルメール騎手がわざわざ西下してまで騎乗することを考慮すれば…残念。


日曜、G1チャンピオンズカップでは、6番テーオーケインズに注目!
馬連( 6 - 7,12,13 ) 
結果は、的中!(馬連610円)

日曜「G1チャンピオンズカップ」で注目したテーオーケインズ(1人気)は、好位の後ろでレースを進め(若干折り合いを欠き)、直線で抜け出すと一気に後続を突き放し、最後は中団後方から脚を伸ばしたチュウワウィザード(3人気)に6馬身差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着にアナザートゥルース(14人気)が入り、2連系馬券は本命決着!?3連系馬券は波乱決着??  馬券は馬連的中!🎯 反省点として、馬券種の選択!? 枠順(馬番)確定後、確信はあった。過去10年内で馬券に絡んでいるのは、圧倒的に道中から勝負所(最終コーナー)までを内目で立ち回る馬が有利!! 特に5人気内の馬が、4枠(馬番8番内)までに入れば好走データと合致。馬単(1100円)だったら…残念。


【第12期 短 評】
週末、3戦1敗2分…みたいな感じ。 本命レースが続く中、なかなか儲けを導き出せず、ストレスばかりが溜まり続けています。当ててはいるが、儲からない?? 今週末の3戦(中日新聞杯、カペラS、阪神ジュベナイルF)で、一発勝負!! 頑張ります。


【重賞レースの馬番コンピ 回 顧 篇】
(ステイヤーズS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数4位"
*無条件
該当馬=4位(10番カウディーリョ)
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。(7着)


(チャレンジC)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数2位"
*無条件
該当馬=2位(1番ジェラルディーナ)
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。(4着)



(チャンピオンズカップ)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数4位"
*無条件
該当馬=4位(16番カフェファラオ)
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。(11着)


【重賞レースの馬番コンピポイント篇】
(中日新聞杯)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数5位"

*無条件
過去10年内(3-1-1-5/10)
勝率30%/連対率40%/複勝率50%/的中率50%/回収率215%
近5年内 (0-1-1-3/5)
勝率0%/連対率20%/複勝率40%/的中率40%/回収率110%

昨年(7着)、馬券に絡んでいないだけに、今年は期待大!?


(カペラS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"

*無条件
過去10年内(3-0-3-4/10)
勝率30%/連対率30%/複勝率60%/的中率60%/回収率154%
近5年内 (2-0-2-1/5)
勝率40%/連対率40%/複勝率80%/的中率80%/回収率212%

2年連続出現しているだけに、今年は期待薄!?


(阪神ジュベナイルF)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数2位"

*無条件
過去10年内(2-4-1-3/10)
勝率20%/連対率60%/複勝率70%/的中率70%/回収率125%
近5年内 (0-4-1-0/5)
勝率0%/連対率80%/複勝率100%/的中率100%/回収率156%

5年連続出現中だけに、今年は期待薄!?


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 スモーマン 2021年12月1日(水) 10:23
ステイヤーズステークス、データ適合度(登録馬)
閲覧 207ビュー コメント 0 ナイス 3

1オセアグレイト
2ディバインフォース
3アイアンバローズ
4ゴースト
5アドマイヤアルバ
6カウディーリョ…騎手大野なら

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コメント一覧
8:
  HELPRO   フォロワー:2人 2021年3月27日() 15:52:26
横山典弘、もう横山武史が居るのだから引退すれば良い!
どうせ親の縁故で勝たせて貰ってきたのだから息子が成長したらいい加減に辞めた方が良い!
邪魔だヤラセ鞍上!
7:
  HELPRO   フォロワー:2人 2020年12月5日() 15:35:31
八百長でも勝てば嬉しいだろ横山典弘!
全く息子を出汁にして大したもんだよ!
横山武史に言っとけ、腕なし親がかりとはお前の事だってな!
恥を知れ、このニセモノ!
6:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年7月12日() 11:17:39
関係者、穴筆頭

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2021年10月10日京都大賞典 G26着
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2021年10月10日 京都大賞典 G2 6着
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