パクスアメリカーナ(競走馬)

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パクスアメリカーナ
パクスアメリカーナ
パクスアメリカーナ
写真一覧
抹消  芦毛 2015年2月10日生
調教師中内田充正(栗東)
馬主株式会社 山紫水明
生産者千代田牧場
生産地新ひだか町
戦績10戦[4-1-2-3]
総賞金11,280万円
収得賞金4,900万円
英字表記Pax Americana
血統 クロフネ
血統 ][ 産駒 ]
French Deputy
Blue Avenue
グローバルピース
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
エミネントガール
兄弟 ホエールキャプチャドリームセーリング
市場価格
前走 2021/08/15 関屋記念 G3
次走予定

パクスアメリカーナの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/08/15 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 1881830.499** 牡6 56.0 内田博幸中内田充 484
(+22)
1.33.4 0.734.6④④ロータスランド
19/04/21 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 102212.443** 牡4 56.0 藤岡佑介中内田充 462
(-8)
1.32.8 0.232.1ダノンプレミアム
19/01/05 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 176122.211** 牡4 55.0 川田将雅中内田充 470
(+2)
1.34.9 -0.134.8⑥⑤マイスタイル
18/12/08 阪神 11 リゲルS OP 芝1600 11113.221** 牡3 55.0 川田将雅中内田充 468
(+4)
1.33.3 -0.734.1⑤⑤アサクサゲンキ
18/05/06 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 185109.646** 牡3 57.0 川田将雅中内田充 464
(+2)
1.33.2 0.434.7⑨⑨ケイアイノーテック
18/04/14 阪神 11 アーリントン G3 芝1600 13114.732** 牡3 56.0 川田将雅中内田充 462
(-8)
1.33.5 0.134.4⑧⑦タワーオブロンドン
18/02/10 京都 9 こぶし賞 500万下 芝1600 148144.521** 牡3 56.0 川田将雅中内田充 470
(0)
1.35.7 -0.236.2⑭⑥ケイアイノーテック
17/11/11 京都 3 2歳未勝利 芝1600 128123.221** 牡2 55.0 川田将雅中内田充 470
(-12)
1.34.5 -0.235.8ラセット
17/10/15 京都 3 2歳未勝利 芝1600 11557.443** 牡2 55.0 川田将雅中内田充 482
(-6)
1.35.9 0.234.4メガリージョン
17/08/13 新潟 5 2歳新馬 芝1600 188163.514** 牡2 54.0 川田将雅中内田充 488
(--)
1.37.5 0.533.8⑦⑤クレバーバード

パクスアメリカーナの関連ニュース

2019年のGⅢ京都金杯に優勝したパクスアメリカーナ(栗・中内田、牡7、父クロフネ)が23日付で競走馬登録を抹消した。通算成績10戦4勝で重賞1勝、獲得賞金は1億1280万3000円。今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる予定。

【関屋記念】レースを終えて…関係者談話 2021年8月16日(月) 04:57

 ◆榎本助手(マイスタイル4着)「休み明けでも自分のリズムで運べて、最後もよく辛抱しています」

 ◆藤岡佑騎手(グランデマーレ5着)「左回りだと右に張るところがあります。スピード的にはもう少し前を取れるのですが、そこを矯正していたぶんの差ですね」

 ◆M・デムーロ騎手(クリスティ6着)「3~4コーナーでイライラして掛かった。はじけずジリジリになった」

 ◆福永騎手(シャドウディーヴァ7着)「進路が開いたがペースが変わらず伸び切れなかった」

 ◆岩田望騎手(アンドラステ8着)「(道中で)ポジションが1つ、2つ下がってしまった。申し訳ないです」

 ◆内田騎手(パクスアメリカーナ9着)「久々で返し馬から気合が入りすぎていた。なかなかいい走りをするし、使えば変わると思う」

 ◆武藤騎手(アトミックフォース10着)「勝ち馬の位置で競馬ができれば最高でしたが、消極的になってしまいました」

 ◆戸崎騎手(サトノアーサー11着)「いい感じで運べましたが、直線で(前が)ばらけなかったです」

 ◆丸山騎手(ブランノワール12着)「人気馬を見ながらいい感じで運べたが、残り100メートルで止まってしまった」

 ◆柴田大騎手(ソッサスブレイ13着)「追走に余裕がなかった。もっと距離があった方がいい」

 ◆秋山真騎手(ラセット15着)「脚はあったが馬群をさばけなかった」

 ◆柴田善騎手(ベストアクター16着)「距離が長いし、緩い馬場も上手ではなかった」



★15日新潟11R「関屋記念」の着順&払戻金はこちら

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【重賞データ分析】関屋記念2021 オールクリアは、ロータスランド、アンドラステ、ソングライン、ラセット、ブランノワール、パクスアメリカーナの6頭 2021年8月14日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は関屋記念・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
サマーマイルシリーズが創設された、2012年以降の1~3着馬の馬齢をみると、3歳から7歳の間で収まっている。一方、7歳の2着連対圏入りはマイル重賞ウイナーのみ。また、近3走内にG3以下のレ-スで6着以下敗退が複数回ある、6歳以上は連対皆無となっている。その点には注意したい。

(減点対象馬)
ベストアクター ⑨ソッサスブレイ ⑫サトノアーサー ⑮ミラアイトーン ⑰マイスタイル

【性別】
2012年以降の性別成績は、牡・せん【7.5.6.94】、牝【2.4.3.24】。前者よりも後者の好走率が高くなっている。ただし、2着連対圏に入った牝馬は、いずれも前走で牡牝混合戦に出走していた。前走が牝馬限定戦だった馬は過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
シャドウディーヴァ ⑭クリスティ ⑯プールヴィル

【斤量増減】
2012年以降の3着以内延べ27頭中26頭は、前走より斤量減あるいは同斤量だった。例外は牝馬のワントゥワン(2018年2着・前走比2キロの斤量増)1頭のみ。前走比で斤量増の牡・せん馬は狙いづらい印象を持つ。

(減点対象馬)
グランデマーレ

【近走大敗歴】
2012年以降、近3走内にG3より下のクラスで、10着以下敗退が2回以上ある馬の好走例は見られない。該当馬は評価を下げたほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
ハッピーアワー ⑰マイスタイル

【近走人気】
2012年以降、近3走とも1800m以下のレースを使用し、いずれも単勝5番人気以下だった馬が2着連対圏に入ったケースはゼロ。マイル近辺のレースで低評価続きの馬は劣勢の傾向にある。

(減点対象馬)
ソッサスブレイ ⑬カラテ

【距離実績】
2012年以降の2着以内全馬が芝1600mで勝ち星を挙げていた。芝のマイル戦で未勝利の馬に手を出すのはリスクが高い。

(減点対象馬)
ベストアクター ③シャドウディーヴァ ⑤アトミックフォース ⑦ハッピーアワー ⑨ソッサスブレイ ⑮ミラアイトーン ⑯プールヴィル


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、④ラセット、⑥ロータスランド、⑧アンドラステ、⑩ブランノワール、⑪ソングライン、⑱パクスアメリカーナの6頭。

トップには⑥ロータスランドを挙げたい。2012年以降、前走がG3、かつ3番人気以内で掲示板を確保していた馬は【0.2.1.0】の好パフォーマンス。近年の当レースで活躍顕著な中京記念組に該当する点も心強い。

2番手は⑧アンドラステ。前走比で斤量増となる馬の戦績が冴えないのはネックも、前走が芝1800mのG3で1番人気の支持を集めていた馬は、近9回【1.0.1.0】の好成績を残している。軽く扱うことはできない。

NHKマイルCで2着好走の⑪ソングラインも上位評価に値する存在。ハマった時の末脚は目を見張るものがある、④ラセットと⑩ブランノワールにも相応の警戒が必要だろう。対照的に⑱パクスアメリカーナは、近9回好走ゼロの同年未出走馬ゆえに強調しづらい感を受ける。

<注目馬>
ロータスランド ⑧アンドラステ ⑪ソングライン ④ラセット ⑩ブランノワール

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【U指数的分析の結論!】関屋記念2021 U指数拮抗の大激戦で上位~中位勢はどの馬にもチャンスあり! 2021年8月14日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は関屋記念・U指数予想をお届けします!


U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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このレースは、U指数上位勢があまり振るわず、5~7位ゾーンの活躍が顕著(過去5年間の3着以内馬15頭中7頭が該当)という点が大きな特徴になっている。おそらく、U指数の差にあまり開きのない実力拮抗のメンバー構成になりやすく、一定以上の指数を持っていればどの馬にもチャンスのある状況が出来上がっているのだろう。今年も上位のみならず下位に至るまで指数差の少ない大激戦の様相を呈しているので、上位~中位のなかから人気妙味のありそうな馬を狙っていくスタンスをとりたい。

まず注目するのは昨年の5着馬で5位の⑮ミラアイトーン(97.0)。前走のエプソムCは出遅れて惨敗したが、その前の3戦は連続して3着に好走している。常に人気以上に頑張ってくれるタイプゆえに、ここも人気を覆す一発に期待したい。

加えて、左回りで走りが安定している6位の③シャドウディーヴァ(96.6)にも警戒する。牡馬相手に重賞で好走した実績もあり、流れひとつで上位に浮上してくるだろう。

以下、昨年の勝ち馬で3位の⑫サトノアーサー(97.9)と、長期休養明けながらも底知れぬポテンシャルを感じさせる4位の⑱パクスアメリカーナを押さえておきたい。


【U指数予想からの注目馬】
ミラアイトーン ③シャドウディーヴァ ⑫サトノアーサー ⑱パクスアメリカーナ

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【ズバリ!調教診断(最終版)】関屋記念2021 2週連続好追い切り消化のクリスティをトップ評価 2021年8月13日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は関屋記念・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる関屋記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

グランデマーレ【B】
栗東坂路併走。ハミ受けが良くなく、鞍上と息が合わない場面もあったが、その後は力強い動きを示した。抜け出してからも集中を切らさず、脚を伸ばしている点は評価できる。まずまずの仕上がり具合ではないか。

ベストアクター【C】
美浦坂路併走。中盤まではリズム良く駆け上がっていたが、鞍上の仕掛けに対する反応が薄く、弾けそうで弾け切れない印象。こんな感じでも結果を出す馬ではあるが、調教観点的に評価は上げづらい。

シャドウディーヴァ【B】
美浦坂路併走。最後まで手前を替えず、体勢不利の形でゴールしたが、この馬にはよくあることなので、深刻に捉える必要はない。ムキになって僚馬を追いかけることなく、落ち着きを保っている点は評価できる。ぞんざいには扱えないだろう。

ラセット【B】
栗東坂路単走。ゆったりとしたリズム重視の調整。最後まで集中を切らすことなく走り抜いた。リラックスしているし、この馬とすれば口向きも安定している。気配自体は悪くないので、あとは実戦で常識にかかるかどうか。その1点に尽きよう。

アトミックフォース【C】
美浦南W併走。仕掛けに対して素直に反応を返し、力強い脚どりで駆け抜けた。ただ、馬格の割にアクションが小さく、こぢんまりとした走りに見えるのは相変わらず。良くも悪くも平行線といったところか。

ロータスランド【A】
栗東坂路単走。派手な時計こそ出ていないが、脚元の動きは力強く、集中力も十分。混雑する時間帯で馬が密集するなか、ブレの少ない好フォームを保ってハツラツと駆け登る姿は見映えがいい。デキは高いレベルで安定している。

ハッピーアワー【C】
栗東CW併走。ラストまで集中を切らさず、僚馬2頭に体勢有利でゴールした。ただ、頭の位置が高く、右前肢の蹴り込む方向もバラつき気味で、安定感という面では今一歩。前回よりも相手関係が強化される重賞では厳しいか。

アンドラステ【B】
栗東CW単走。行きたがるところを見せるも、スピードに乗ったあとの脚どりは力強く、ストライドもしっかり伸びている。大きな上積みまではどうかも、雰囲気は決して悪くない。この馬なりに順調だろう。

ソッサスブレイ【C】
美浦坂路単走。脚元の動きは悪くないのだが、時計を抑えた調整にもかかわらず、乗り手に促されつつの登坂。距離短縮のマイル重賞に臨むにしては、活気を欠くようにも映る。よほど展開が向かないと、出番は回ってこないかもしれない。

ブランノワール【B】
栗東坂路単走。8月初頭から3~4日の間隔で攻め馬を施し、8日に及第点のタイムをマーク。今週もまずまずのラップを計時した。本数こそ少なめだが、おおむね自身のパフォーマンスは示している印象。一応の態勢は整ったとみたい。

ソングライン【B】
美浦南W併走。やや前肢のさばきが硬く映るものの、仕掛けに対する反応は鋭く、鞍上の手ごたえに見合った走りはできている。よりピッチの利いた走法に傾きつつある点は気になるが、動きの質は高く、杞憂に終わる可能性もある。警戒を怠れない1頭だ。

サトノアーサー【B】
栗東坂路単走。この馬とすれば、落ち着いて走れているし、気難しい面も出ていない。前年1着時の最終追いに比べて、力感こそ薄れているが、鞍上の指示に対する反応は悪くなく、四肢の運びもスムーズ。状態は持ち直してきている。

カラテ【C】
美浦坂路単走。前回よりも前後のバランスが良くなっており、脚元の力強さも増している。ただ、少し促した程度で抜群の反応を示していた、東京新聞杯当時の動きに比べると物足りなさを感じてしまう。善戦はできても勝ち負けまではどうか。

クリスティ【A】
栗東坂路単走。頭の位置こそ高めだが、それはいつものこと。鞍上に促されると前後の連動性が高いフォームに変わり、中盤以降の伸び脚は目を引くものがあった。ひと頃のピリピリした面がなくなったことも好感が持てる。上々の仕上がりだろう。

ミラアイトーン【B】
美浦南B単走。テンションこそ高めだが、この馬にとっては平常運転の域。フォームに崩れはなく、制御もしっかり利いている。最後まで低い重心を保っている点も好印象。少なくとも、前回のデキを下回るということはない。

プールヴィル【C】
栗東坂路単走。軽めの調整ながら、加速ラップを計時。1日と8日にも速い上がりタイムを記録している。ただ、抜群の気配を示していた春先の内容に比べると、やや劣る感。上位進出には、道悪や展開など何らかの恩恵がほしいところだ。

マイスタイル【C】
栗東坂路単走。加速ラップを計時したものの、いい頃と比べて迫力を欠いているように映る。物見がちで走りに集中できていないように見えるのも気になるところ。今回は期待よりも不安のほうが先立つ。

パクスアメリカーナ【C】
栗東CW併走。それなりの上がり時計を刻んだ一方で、追われてからの反応は今ひとつ。力むことなく走れている点は評価できるが、もう少し覇気を出してほしいのも確か。積極的には手が出ない。


【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。最上位は⑭クリスティとする。1週前にCW、今週は坂路で好内容の追い切りを展開。行きっぷりの良さと回転鋭いフットワークは目を引くものがあった。自分のリズムで運ぶことができれば、反撃の場面も十分にあり得る。

気配の良さが目立つ⑥ロータスランドも侮れない。馬混みを意に介さず、低い重心を保って滑らかに加速する姿が印象的。コンスタントに使われているが、中間の攻め過程は至って順調。いいムードでレースに臨めそうだ。

<注目馬>
クリスティ ⑥ロータスランド

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【関屋記念】厩舎の話 2021年8月13日(金) 04:59

 ◆アトミックフォース・武藤騎手「今はマイルくらいがいい。馬場は悪くならない方が…」

 ◆アンドラステ・片山助手「少し力んで走るのでマイルの方が競馬がしやすい」

 ◆カラテ・高橋祥師「態勢は整った。この暑さと3歳馬との斤量差がどうか」

 ◆グランデマーレ・藤岡師「前向きすぎるが、競馬にいけば問題ない」

 ◆クリスティ・杉山晴師「折り合えば、直線が長い新潟もこなしてくれると思う」

 ◆サトノアーサー・兼武助手「ある程度ペースが流れて脚を使えれば」

 ◆シャドウディーヴァ斎藤誠師「54キロで左回り。前走よりやれる感触はある」

 ◆ソッサスブレイ・粕谷師「マイルは問題ない。噛み合えば前走のように頑張れる」

 ◆ソングライン・林師「動きはいいし、暑さも大丈夫。心技体ともに成長した」

 ◆パクスアメリカーナ・片山助手「レース勘がどうかですが、調教通りに走れれば」

 ◆ハッピーアワー・杉山佳師「1600メートルの方がいいし、左回りでもいい脚を使っています」

 ◆ブランノワール・須貝師「もうワンパンチが利けば。具合はいい」

 ◆プールヴィル・庄野師「1400メートルがベストだけど、平坦な新潟ならマイルでも」

 ◆マイスタイル・田代助手「直線が長い新潟ならマイルの方がいい」

 ◆ミラアイトーン・津村騎手「動きは悪くない。好位からしぶとさを生かしたい」

 ◆ラセット・庄野師「しまいは確実。展開の助けがあれば」

 ◆ロータスランド・辻野師「体調はキープできています。ワンターンになるのはいい」

関屋記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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パクスアメリカーナの関連コラム

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先週の京都金杯は最終的に◎アドマイヤアルバで勝負したものの、結果は4着止まり。想定していた内枠有利の馬場にはならず、勝ったパクスアメリカーナが外枠ながら人気に応え、2着マイスタイルも出たなりで外々を回る競馬だった。

年明け京都の開幕週といえば、かつてはグリーンベルトが発生し内枠有利が定番だった。こちらの画像は、2013年の日経新春杯の4コーナーである。

ご覧の通り、明らかにイン数頭分のところの馬場状態が良い。このときは、2→1→3という内枠決着で3連複は万馬券となった。11月の京都開催でB→Cコースを使用し、1カ月後の年明けに今度はAコースを使用するために起こる現象だったのだが、馬場は生き物であると同時に、人間が造るものでもある。京都の馬場の造り方が変わったということだろう。


~競馬は変わっていく象徴が中山芝1600m

競馬は変わっていく…といえば、中山芝1600mについても同様の感想を持つ。

かつては、

「中山芝1600mといえば内枠有利」

が格言のようになっていたが、それも今は昔。今では外枠勢の活躍が目立つ。先週行われた3歳オープンのジュニアCでも、大外枠のヴァッシュモンが制した。もちろん、印象として変わっているように思えるだけ…という可能性もなくはないので、データも調べてみよう。

ちょうど10年前、2008年~2010年の3年間と、直近の2016年~2018年の3年間の中山芝1600mの枠別成績を比べてみたい。あまり細かい数字を論じることが目的ではないので、頭数などは指定せず、とにかく期間内の当該コースでの全レースを参考にする。

結果は以下の通り。

~中山芝1600m枠別成績~

2008~2010年

1枠の3着内率 全枠中 1位
8枠の3着内率 全枠中 最下位

2016~2018年

1枠の3着内率 全枠中 最下位
8枠の3着内率 全枠中 5位

もの凄くザックリまとめてしまったが、かつては内に入れば入るほど有利と言われていたが、実際その通りで1枠(白帽子)の馬の好走率が最も高かった。

しかし、時代は変わり直近の3年にスポットを当てると、なんと1枠の好走率は最も低くなっている。そして、かつて圧倒的不利だった8枠(ピンク帽)がそれなりに健闘しているのだ。

ちなみに直近3年の1枠の複勝回収率は46%で最下位。これはどういうことかというと…

『未だに不利な内枠が有利だと思われて過剰に売れている』

ということである。枠の傾向は1枠と2枠でもまったく意味合いが異なるので、あまり安易に「内枠がダメ!」などとは言えないのだが、全体としてそういう傾向があるということ、なにより、競馬は変わっていくということはご理解いただけるのではないか。

平成も残すところあと4カ月余りとなったが、我々の意識も、目まぐるしく変わる競馬の変化に対応して行かなければならないと強く感じさせられる。

今週末は土曜日のメインがフェアリーS、日曜日のメインがニューイヤーSといずれも中山芝1600mで行われるが、少なくともかつてのような先入観は捨てて臨みたい。フェアリーSに関しては、昨年は外からの差しが優勢、3年前は逃げ&イン優勢だったので、展開次第でどちらかに決め打ちしてみるのも面白そうだ。


日経新春杯の展望

さて、今週は3日間開催となる。年明け早々大忙しの連休となりそうだが、日経新春杯には明け4歳の有力馬が多数出走、今後に向けて注目の一戦となりそうだ。

人気どころならグローリーヴェイズアフリカンゴールドの2頭のレースぶりには注目。菊花賞以来となるが、今回の走り次第では長距離戦線で期待の新星となりそうだ。

もっとも、久々に頭数が揃うだけに波乱にも期待してみたい。

穴馬ならばウインテンダネスノーブルマーズのベテラン2頭に注目。ともにタフな馬場に強く、当レースと相性の良いトニービン系の血を持つ馬でもある。

ウインテンダネス騎乗の内田騎手は2019年開幕週の先週、10番人気での勝利を含め8番人気以下の伏兵を4頭も馬券圏内に持って来る大活躍を見せた。

一方、ノーブルマーズの高倉騎手も、昨年末からイエローマリンバキョウヘイビップライブリーホーリーブレイズなど、メインレースで伏兵を複数頭持って来ている。乗れている鞍上の勢いにも期待したい。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。


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2019年1月9日(水) 16:30 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(12/28~1/5)岡村信将プロがG3シンザン記念◎○的中計17万超!G3京都金杯ではセイリュウ1号プロの計66万超をはじめ的中多数!
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先週は、5(土)に中山競馬場でG3中山金杯、京都競馬場でG3京都金杯が、6(日)には京都競馬場でG3シンザン記念が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G3中山金杯は、バラついたスタートでの幕開け。最内からタニノフランケル、さらにコズミックフォース、5枠両頭あたりが先行策をとります。ハナを奪い切ったタニノフランケルは、2番手コズミックフォースに対し1馬身半差ほどのリードを保って、前半1000mを59.9秒(推定)のペースで通過。1番人気マウントゴールドは中団、2番人気タイムフライヤーは後方からの競馬でレースは後半戦へ。とここで、外を回ってステイフーリッシュが進出を開始。遅れてタイムフライヤーも大外からポジションを上げにかかると、馬群は徐々にペースアップしながら3、4コーナーへ。直線を向いても先頭をキープする9番人気タニノフランケルに、コズミックフォースステイフーリッシュと並び掛けますが、コズミックフォースは直線半ばを迎えたところで苦しくなって後退。代わって7番人気ステイフーリッシュが先頭に躍り出ます。そこへ、外を通った後続各馬がどっと押し寄せる展開。最後はハンデ戦らしくゴール前で密集するなか、中団から力強く伸びて制したのはトップハンデのウインブライトでした。3番人気での勝利で、重賞4勝目を挙げています。
公認プロ予想家では、岡村信将プロはははふほほほプロ金子京介プロくりーくプロ蒼馬久一郎プロ馬侑迦プロら、計6名が的中しています。
 
G3京都金杯は、カツジバリスといったところが出遅れ。こちらもばらついたスタートとなるなか、好スタートは外枠勢のツーエムマイスターアサクサゲンキマイスタイルトゥラヴェスーラパクスアメリカーナあたり。この中からツーエムマイスターが先頭に立って、前半800mを47.5秒(推定)で通過していきます。1番人気のパクスアメリカーナは好位の外目を追走。各馬4コーナーを回って直線へ。先頭のツーエムマイスター目がけて横並びで迫る、グァンチャーレアサクサゲンキマイスタイルの3頭。5番人気マイスタイルがこの争いから抜け出そうと脚を伸ばしますが、直後に迫るパクスアメリカーナも手応え十分。結局、ゴール手前50mでマイスタイルを外から交わし去ったパクスアメリカーナが、1番人気の支持に応えて優勝。重賞初制覇を飾っています。
公認プロ予想家では、セイリュウ1号プロ導師嵐山プロ馬っしぐらプロ山崎エリカプロ、ほか計15名が的中しています。
 
G3シンザン記念は、大外枠から逃げたコパノマーティンが軽快なラップを刻み、前半800m47.3秒(推定)を計時。1番人気アントリューズ、2番人気ミッキーブリランテ、3番人気ハッピーアワーら人気どころを、比較的後方に従える形で、引き続きコパノマーティン先頭の隊列のまま4コーナーを回ります。内~馬場の中ほどにかけて横に広がった追い比べの中から、脚色良く抜け出したのは最内を突いた4番人気ヴァルディゼール。外を通っては、ミッキーブリランテ、10番人気マイネルフラップも目立つ末脚でこれに迫ります。勢いでは、完全に勝ったかに見えた外2頭でしたが、並び掛けられてから再び突き放そうと応戦するヴァルディゼール。二枚腰の伸びでマイネルフラップミッキーブリランテらの追撃封じてみせたヴァルディゼールがクビ差優勝。連勝で重賞初制覇をあげています。
公認プロ予想家では、岡村信将プロ田口啄麻プロおかべプロら、計7名が的中しています。
 
 
 
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☆☆☆注目プロ →岡村信将プロ
5(土)にG3中山金杯的中、中山9R的中などの活躍を披露。6(日)には、G3シンザン記念での◎ヴァルディゼール-○マイネルフラップ馬連1点的中を含む計17万3,400円払戻しのスマッシュヒットを筆頭に、中山1R他での的中を記録。連日のプラス収支を達成し、週末トータル回収率137%をマーク。収支12万9,600円プラスを達成しています。前週28(金)もトータルプラスを計上し、2週連続の週末プラス達成となっています。
 
☆☆☆注目プロ →馬っしぐらプロ
5(土)京都9Rで◎ヴァルディノート(単勝14.7倍)から的中をマークすると、G3京都金杯では3連単985.8倍を的中させ、週末トータル回収率トップの382%(収支7万9,110円プラス)をマーク!2019年のプラス発進を決めました。前週28(金)もトータルプラスで終えていて、これで2週連続週末プラスとなっています。
 
☆☆☆注目プロ →おかべプロ
5(土)は中山7R的中などできっちりプラスを決めると、6(日)もG3シンザン記念での◎マイネルフラップ(単勝32.7倍)複勝1点勝負的中を披露し、連日のプラスをマーク。週間トータル回収率202%を記録しました。これでG1ホープフルS的中などで回収率100%達成の28(金)を挟み、回収率100%以上は9週連続継続中。最高の形で2019年のスタートを切っています。
 
☆☆☆注目プロ →山崎エリカプロ
5(日)G3京都金杯、同京都12Rと的中をマーク。6(日)にも京都10Rでの◎ヴォージュ(単勝23.3倍)的中などを披露した先週は、トータル回収率120%をマークしています。28(金)の回収率114%を挟み、3週連続週末プラスを継続中。
 
 
 
この他にも、セイリュウ1号プロ(213%)、エース2号【予想マイレージクラブ限定】プロ(199%)、【U指数】3連単プリンスプロ(154%)、エース1号プロ(153%)、【U指数】3連複プリンセスプロ(142%←3週連続週末プラス)、ゼット1号プロ(116%)、くりーくプロ(107%)、サラマッポプロ(102%)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
 
 
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2018年5月9日(水) 16:45 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(5/5~5/6)佐藤洋一郎プロが106万オーバーゲット!ほか計6名が週末収支10万超を達成
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先週は、6(日)に東京競馬場でG1NHKマイルCが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1NHKマイルCは、好天の良馬場のもとフルゲートの18頭が揃い発走を迎えます。1番人気にはタワーオブロンドンが推され、2番人気ギベオン、3番人気テトラドラクマ、4番人気パクスアメリカーナと、ここまでが単勝ひとケタ台の支持。以下、プリモシーンケイアイノーテックミスターメロディカツジと4頭が単勝20倍を切る上位混戦模様のオッズを形成します。
スタートではカツジプリモシーンが出遅れ。先行争いは好発を決めたダノンスマッシュを、内から交わしてテトラドラクマが制しハナへ。フロンティアファストアプローチミスターメロディカシアスあたりも差なく続き、ギベオンは直後の7番手あたりを追走。ロックディスタウンパクスアメリカーナリョーノテソーロカツジが中団につけ、タワーオブロンドンは直後のこの位置。アンコールプリュレッドヴェイロンプリモシーンルーカスケイアイノーテックと後方集団が続き、最後方にデルタバローズの態勢で3コーナーへ。
前半4Fを46.3秒(推定)で通過すると、各馬早め早めの競馬で先行集団は密集した状態で4コーナーを回り、外からミスターメロディが先頭のテトラドラクマに並び掛けるようにして直線に突入。タワーオブロンドンは最内中団、ギベオンミスターメロディの直後で追い出され、各馬内を意識したポジション争いとなりながら直線前半の攻防へ。
残り400m地点で、ギベオンミスターメロディの内から抜け出し単独先頭。レースを引っ張ったテトラドラクマダノンスマッシュは苦しくなって後退し始め、内を突いてファストアプローチタワーオブロンドンらが徐々に進出。外からはカシアスも迫ります。パクスアメリカーナレッドヴェイロンもさらに後方から外を通って伸びを見せ、大外からはケイアイノーテック。残り200mを過ぎたあたりで、内でゴチャついた拍子に1番人気タワーオブロンドンは進路が無くなって急ブレーキの不利。インを突いた他の各馬もスムーズさを欠く中、レッドヴェイロンケイアイノーテックが前のギベオンミスターメロディの2頭に急追。ミスターメロディは徐々に後退し、ゴール前で3頭横一線の態勢となりますが、クビ差この争いを外から差し切った6番人気ケイアイノーテックがV。自身初重賞制覇をG1で飾り、鞍上の藤岡佑介騎手にとっても嬉しい初G1制覇となりました。2番人気ギベオンが2着に粘り込み、そこからアタマ差の3着には2頭の間を伸びた9番人気レッドヴェイロンが入っています。
公認プロ予想家では、山崎エリカプロきいいろプロマカロニスタンダーズプロ他、計6名が的中しています。
 
 
 
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☆☆☆注目プロ →佐藤洋一郎プロ
先週は、5(土)新潟3Rでの3連単的中、24万1,490円払戻しを皮切りに、6(日)京都2Rでの3連単ほか計25万250円払戻し、G3新潟大賞典での3連複200円分的中、21万3,720円払戻しと立て続けにスマッシュヒットを連発。そして、極めつけは京都11Rの3連単106万馬券ゲット!×ティーハーフライトフェアリーカラクレナイを3連単フォーメーションで仕留める一撃となりました。好調予想連発の先週は、週末トータル回収率276%、収支121万3,070円プラスのトップ成績をマークしています!
 
☆☆☆注目プロ →霧プロ
5(土)東京7Rで◎スマートサクソン(単勝78.3倍)から3連複10万5,150円馬券を的中!他にも、この日は新潟3Rの◎ツウカイパイロ(単勝38.4倍)や、東京4Rでの馬単290倍的中などファインプレーを随所に披露。週末トータルでは回収率142%、収支13万8,180円プラスを達成しています!
 
☆☆☆注目プロ →ろいすプロ
5(土)のG3京都新聞杯では、◎アドマイヤアルバ(単勝26.3倍)から3連複&馬連を的中し計5万8,350円を払戻し。週末トータルでは、回収率171%の好成績をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →夢月プロ
5(土)東京10Rの○◎馬単1万円1点的中で23万3,000円を払戻し!さらに、6(日)京都6Rの◎○的中(9万9,760円払戻し)などで勝負強さを発揮した先週は、週末トータル回収率139%、収支23万5,680円プラスをマークしています。
 
 
この他にも、KOMプロ(140%)、馬侑迦プロ(132%←2週連続週末プラス)、いっくんプロ(128%)、“帰ってきた”凄馬勝子プロ(124%)、西野圭吾プロ(121%←2週連続週末プラス)、岡村信将プロ(113%←2週連続週末プラス)、河内一秀プロ(110%)、マカロニスタンダーズプロ(105%)、ゼット1号プロ(102%)、【U指数】馬単マスタープロ(102%))、豚ミンCプロ(100%)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
 
 
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2018年5月9日(水) 15:00 覆面ドクター・英
ヴィクトリアマイル2018
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先週のNHKマイルCは、残り30mくらいの時点でギベオンミスターメロディケイアイノーテックで決まるかと、一瞬帯封3.5個分がよぎったんですけどねぇ。馬連のみの的中でした。人気のタワーオブロンドンは人気ほど信頼できない点や、テトラドラクマが内枠でもまれると撃沈ありそうなこと、パクスアメリカーナが掲示板の下の方がせいぜいとか、プリモシーンは上積みいまひとつで休んで仕切り直しが必要とか、かなりいい線いってたと思うのですが……。やはり当てないとですね。3着の良血レッドヴェイロンは、良化はもう少し先かと思っていましたが、厳しい流れでクラレントの下である血統的な底力が生きたようです。

さて、今週末はヴィクトリアマイルです。新設G1のような感覚がまだ抜けきれませんが、もう13回も回を重ねていたんですね。この13年間が大変なことばかりだったので、あっという間でもあり......。人生のバランス的にはこれからいいことが、たくさん、たくさんあるのではないかなんて思っているんですけどね^^;


それでは恒例の全頭診断へ。

1番人気想定 リスグラシュー 昨年のクラシック戦線では小さいながらも桜花賞2着、オークス5着、秋華賞2着と良く頑張り、同コースの東京新聞杯制覇や、デビュー当初より20kg増やしてきている点などからも人気になる要素は満載。当然有力だが人気ほど力が抜けているわけではない。

2番人気想定 アエロリット 昨年はNHKマイルCを制して夏の札幌でのクイーンSでも古馬相手に完勝と好調だった。前走中山記念では+18kgで2着してきて、調教の動きは鋭く、更なる成長がありそう。

3番人気想定 ミスパンテール 近4連勝中でかつ重賞3連勝と勝負強いのだが、東京マイルでドンと来いというほどは強くない印象。ただ、最後の気の強さが勝ち切る要因のようで、ここも人気はそれほどでもなく十分妙味はある。

4番人気想定 レッツゴードンキ 前走の高松宮記念で2着、その前のフェブラリーSでも一瞬やったかと思わせるなど、牡馬と一緒でも上位争いしている強い馬だが、桜花賞馬とはいえ、少しずつスプリンター向きに育ててきているので東京マイルは現状向かないのでは。

5番人気想定 アドマイヤリード 昨年のこのレースの覇者であり、少しずつ馬体重を増やして臨んだ前走阪神牝馬Sも不利がなければ首位争いだったように今年も圏内。

6番人気以下想定
ソウルスターリング オークス制覇後は着順は冴えないが要は瞬発力不足で着順を下げている感じで、一昨年の安田記念ロゴタイプのように逃げて早めにぶっぱなすような思い切った騎乗でないと厳しそう。鞍上次第か。

カワキタエンカ ディープインパクト産駒にしては珍しい逃げ馬だが、直近実績は小回りで4つのコーナーがあるコース。ワンターンの東京マイル適性は低そう。

デンコウアンジュ 昨年11番人気2着とエンジンが掛かれば長くいい末脚を使う馬で、前走福島牝馬Sでも3着と元気ではある。ただ1週前がディープ向きの速い馬場となってきていて、このままだと瞬発力不足を露呈しそうでもある。

レッドアヴァンセ NHKマイルCで半弟のレッドヴェイロンが激走したが、この馬も前走阪神牝馬Sは11番人気の人気薄ながら2着と力をつけてきており、ここでもやれておかしくない。

ラビットラン 後方一気の鋭い末脚を見せた昨秋のローズS以降、着順は冴えないが前残りの馬場での9着だった前走阪神牝馬Sを含め言い訳もできる敗戦だったことも事実。東京マイルでのびのび走ることができれば、激走もありえそう。

レーヌミノル 8番人気で制した桜花賞後は着順は良くないが、決して能力は落ちていない。ダイワメジャー産駒自体が本質的にスプリンターではなく、1200mでもどかしい結果が続いているが、案外厳しい流れでのマイルくらいの方が良い可能性があり、激走もあるのでは。

ジュールポレール 昨年の3着馬でサダムパテックの下でもあり、厩舎も短距離得意な西園厩舎。栗東坂路で好時計が出ており、今年もやれておかしくない。

デアレガーロ たった8戦で4勝していて、前走重賞の京都牝馬Sで2着とまだまだ力をつけてきている時期で、母系のせいかマンハッタンカフェ産駒にしてはマイラーでもあり、十分圏内。

ワントゥワン ディープインパクト×ワンカラットという良血馬で、オープンまで上がってきたのは偉いのだろうが、重賞ではちょっと足りないのでは。

メイズオブオナー 好調の藤原英厩舎らしく、無理使いせず成長を促しながら昨年6月に未勝利をようやく勝ってから1年弱でオープンまで駆け上がってきた。重賞での通用はもう少し先かとは思うが着実に力をつけては来ている。

リエノテソーロ デビューから芝とダートで4連勝した後に、今回と同舞台となる東京マイルでのNHKマイルCで13番人気2着と激走した。昨年末、中山マイルのターコイズSではトップハンデながら逃げて0.2秒差6着とそれなりに頑張っており、再度の激走も。まだ終わっていないのでは。ちなみにテソーロはスペイン語で「宝物」の意とのこと。

クインズミラーグロ 昨年1月から7月まで牝馬重賞を5戦して2着1回3着4回と活躍した。ただマイルは忙しく、安田記念ほど道中流れないにしても距離不足では。

エテルナミノル エンパイアメーカー産駒らしく気難しい気性の持ち主で、1月の愛知杯を勝った時も6番人気とあまり評価されておらず、当時本命だった私はおいしい思いをさせてもらった。要は、他の馬よりも自分との闘いである馬。力は落ちておらず、どうせ人気は無いだろうから少額ヒモには入れたい馬。


<まとめ>
これといった中心馬は見当たらず、NHKマイルC同様1番人気はアテにならない感じ

有力馬 アドマイヤリードミスパンテールアエロリットリスグラシュー

ヒモに レッドアヴァンセラビットランレーヌミノルジュールポレールデアレガーロリエノテソーロエテルナミノル

人気で危なそうな馬 レッツゴードンキ

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2018年5月3日(木) 16:20 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2018NHKマイルC&京都新聞杯編
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こんにちは、公認プロ予想家のくりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に、各馬コメントをしていきたいと思います。


NHKマイルC>

【優先出走馬】

カツジ(B)
もともと調教では時計の出る馬だが、2走前のきさらぎ賞時は乗り込んでいたもののこの馬にしては時計は掛かっていた。パドックでも全体に丸い感じで、馬体重同様太かったのだろう。それが前走時は調教でかなり速い時計が出るようになり、パドックでもお腹のあたりがスッキリしてガラッと良くなったように見せていた。この中間も、前走と同様に1週前追い切りを坂路で松山騎手騎乗で追われ好時計と好調維持の様子。これで最終追い切りをCWで馬なり好時計という内容で消化して来れば前走と同じような状態で出走できそうだ。

ケイアイノーテック(D)
この世代最初の新馬戦勝ち馬。坂路で好時計の出る馬だが、2月から月1で3戦使われて権利獲りのために力を使ってしまった感じで、この中間は軽めの調整で時計が掛かっている。ちょっと上積みを期待するのは厳しそうだが、最終追い切りでの内容、動きを見てから最終的な判断をしたい。

デルタバローズ(F)
3戦しているが、前2走とも間隔を空けての出走だった馬。前走時は乗り込み量が少なめで、今回は初めて間隔を詰めての出走という状況だが、この中間は1週前に放馬で強く追えず坂路で軽めの追い切りばかりという過程となっている。500kgほどある大型馬で、この調教内容だとあと1週で仕上げるのはかなり厳しいのでは。

パクスアメリカーナ(D)
2走前が強い内容でインパクトがあったが、前走は内を回っての2着で勝ち馬とはかなり力の差を感じた。追い切りの動きを見るとそれほど迫力は感じられず、1週前追い切りでも併走遅れという状況下、今回は関東への輸送もありそれほど好材料が見当たらない。

レッドヴェイロン(E)
前走(6戦目)で初勝利。前走時もそれほど目立つ時計が出ていた訳でもなく、この中間も1週前にCWを長めからの軽めの追い切りのみ。上積みを期待する調教は見られない。


【以下、収得賞金順】

ミスターメロディ(B)
前走時は初の芝でのレースということもあり、芝での追い切りが中心だったが、この中間は坂路、CWに戻して調教されている。前走で芝の重賞で勝ってはいるものの、まだまだ芝適性には疑問が残るし距離のマイルも決して良いとは......。ただ、追い切りでの力強い走りは状態の良さを表しているとみられ、出来に関しては良いということだろう。

カシアス(C)
前走が休み明けでマイナス馬体重。この中間は間隔も詰っていて再度の関東への輸送があり、坂路で速い時計は出していない。1週前追い切りでも、CWを長めから追われて先着も本来はもっと時計は出る馬なのでどちらかというと控えめな内容だった。叩いて上積みというよりは、反動が出ないような調整といった感じ。

プリモシーン(A)
休み明けも関西への輸送がありマイナス馬体重での出走となった前走は、パドックでは2走前同様にチャカチャカしていてテンションは高め。それでも馬体は締まっていて毛艶もピカピカで出来自体は良かった。ただレースでは、勝ち馬と同じような位置にいながらジョッキーが内にこだわった乗り方で直線でなかなか進路ができず、ゴール前でも両サイドから挟まれて完全に脚を余す不完全燃焼の競馬に終わってしまった。今回は関東での競馬で間隔が詰まっているので、この中間は日曜日に速い時計を出しただけだが、前走時に仕上がっていたので直前でもう1本追い切れば十分。

アンコールプリュ(E)
この馬も桜花賞からの参戦となるが、2週前に速い時計を出しているものの1週前追い切りをやっていないところが気になるところ。

フロンティア(A)
前走時は乗り込み量が豊富で、坂路で速い時計も出ていて1週前がコース追い、直前が坂路とこの馬の好走時のパターンに戻っていた。前走から間隔も十分あるので、この中間も入念な乗り込みとなっていて、1週前の追い切りでもCWを3頭併せの大外に併せて先着と引き続き好内容。輸送もあるので最終追い切りを坂路で終い伸ばす感じなら、前走以上の状態で出走できそうです。

ロックディスタウン(D)
もっと走っていい馬だとは思うが、転厩など環境の変化とともに結果が伴わず前走の負け方もかなり重症。牝馬は一度このようになってしまうと元に戻るのにはかなりの時間と労力を要するので、今回一変というのは厳しそう。

リョーノテソーロ(D)
前走は上位入線馬たちと同じような位置取りでのレースだったが、直線で伸びきれなかった。マイルはこの馬には距離が長いかもしれない。1週前追い切りの動きに関しては、時計ほどは動いていない感じで、特に変わった印象もない。

ダノンスマッシュ(B)
ファルコンS、アーリントンCと使われての今回が叩き3戦目。1週前追い切りではいつも通りCWを3頭併せの外に併せ、ほぼ馬なりも余裕のある脚色で楽に先着と好内容。最終追い切りでも良い動きなら、上積みは十分ありそう。


トーセンブレスオークスへ出走のため回避予定。
この中間はプールと29日に坂路で軽めのみと出走態勢にはない。

ルーカス(C)
スプリングSでは◎にしたぐらい、調教に関しては乗り込み量、動きともに良かったもののレースでは大敗してしまった。この中間は乗り込まないようにしているようで、直前に牧場から戻しての調整。1週前追い切りも押さえたままで内に併せる内容で、手応えは悪くなく調子は悪くないのだろうが、気性的にはこれで○でも中身は?といった印象の動きで、正直あてにしづらい部分はある。


【以下、除外対象馬】

ファストアプローチ(B)※トーセンブレス回避の場合、出走可能。
1週前追い切りでは、先週青葉賞を勝ったゴーフォザサミットの外に併せて手応えに余裕ありの好内容を示しており、ここ2戦と比べても動きは良かった。上積みがありそう。

アイスフィヨルド(C)
前走は内めをロスなく回ったことはあると思うが悪くない内容。ただ使い詰めできており、中間からも上積みは期待できそうもない。

アルジャーノン(E)
3月から4戦していて、2勝はしているがローテーションに無理がありこの中間もプールでの調整のみ。出走してきても厳しい。

ミュージアムヒル(D)
前走が今年3戦目で使われるごとに馬体重も減ってきている。出走できても連闘になるので厳しい。


※なおタワーオブロンドンテトラドラクマギベオンに関してはシューナカコラムでコメントしているのでそちらをご覧ください。




京都新聞杯

【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

ケイティクレバー(B)
単騎での逃げが理想的ではあるが、前走時は控える競馬を意識した調教内容だった。この中間は間隔もないので1週前も軽めで、最終追い切りの動きを見てから。

グローリーヴェイズ(A)
きさらぎ賞からの休み明けとなるがしっかり乗り込まれ2週前、1週前ともに好時計をマークと状態は良さそう。京都への輸送も前走で経験済で心配はないと思うが、レースで気難しい面を見せるので乗り替わりがどう出るか心配な面もあり。

ダブルシャープ(C)
転入後休みなく使われていて、この中間も良くも悪くも大きく変わった感じはない。上積みは期待できそうもないが、最終追い切りの動きを見て判断したい一頭。

アドマイヤアルバ(B)
デビューから勝ち切れないことが多かったが大負けもなく堅実な馬。これまでしっかり乗り込んで出走してきた馬で、今回も2週前、1週前にその間の日曜日としっかり時計を出していて仕上がりは良さそう。

アルムフォルツァ(C)
ここ3戦は間隔が詰まっているので、1週前に時計は出ていない。調教では時計の出る馬なので、最終追い切りは時計より動きで判断したい。

シャルドネゴールド(A)
前走では◎にしたくらい調教内容が良かったが、レースでは伸びきれなかった。もともと休み明けは新馬戦も含めて負けていて、叩き2戦目は2戦2勝と成績が良いタイプ。1週前には遅れはしたものの坂路で好時計が出ていて、今回も叩き2戦目での好走が期待できそうな出来。

タニノフランケル(C)
この馬も間隔がそれほどないのでこの中間は軽め。時計は出る馬なので最終追い切りは内容と動きを見てから。

フランツ(C)
間隔を空けて使っている馬で坂路での乗り込み量も豊富。デビュー前から終いの時計がかかる馬で、この中間も良く言えばいつも通り、悪く言えば大きな変わり身がない印象。

メイショウテッコン (B)
調教では時計の出ていた馬だったが前走時は珍しく悪い時計ばかりで、出来が良くない印象があった。この中間は良い時計が出ていて、調教的には戻っている感じで出来は前走時より良い。

ユーキャンスマイル(A)
この中間も併せ馬で毎週のように追われていて順調な調整ができている。前走時は遅れるところがあったが、この中間は併入か先着で出来に関しても良さそう。

レイエスプランドル (B)
この馬は火曜日に速い時計を出す馬で、1週前もCWを長めから好時計が出ていて引き続き調子は良さそう。

レノヴァール (D)
スプリングSから間隔が空いているので乗り込み量は豊富も、2週前、1週前と併走遅れで時計も物足りない。

ロードアクシス(C)
前走で間隔を詰めて使ったのでこの中間は乗り込み量が少ない。1週前も軽めで上積みまではどうか。


【以下、抽選で5頭が出走可能】

アールスター(C)
前走は厳しいローテーションで未勝利勝ち。1週前、日曜と悪くない時計が出ていて、調子落ちはそれほどなさそう。

イペルラーニオ(E)
かなり使い詰めでの未勝利勝ち。未勝利戦出走時も調教では目立つ時計は出ておらず、馬体も減ってきているので状態は一杯。

インターセクション(C)
中1週での出走で日曜日に時計を出しているだけなので上積みは厳しそう。最終追い切りでの動きを見て。

サトノシリウス(C)
未勝利勝ちから間隔を空けての出走で乗り込まれているが、先週の追い切りでは芝の道悪ということもあると思うが脚がしっかり地面をとらえられておらず、力強さのない走り。動きは物足りなかった。

ステイフーリッシュ(C)
ホープフルS3着馬で実績は上位も1勝馬で賞金不足。共同通信杯以来の休み明けになるが乗り込み量が少なく時計もそれほど目立つ時計は出ていない。最終追い切りでどんな動きを見せて仕上げてくるか。

ドラセナ(E)
昨年秋以来の出走で、乗り込まれているものの目立つ時計なし。もっと時計は出る馬なので。

リシュブール(B)
2月のつばき賞以来の出走で乗り込み量は豊富。1週前追い切りではジョッキー騎乗で併せて先着と仕上がりは良さそう。



◇今週はNHKマイルC&京都新聞杯編でした。
先日、クラブがリニューアルしたYGGオーナーズクラブ※( https://ygg-owners.jp )の愛馬見学会が行われ、個人的に旧クラブ(ブルーインベスターズ)の時代から20年以上細々と会員を続けていて今回初めて参加させてもらいました。今回は美浦近郊の育成牧場でトレーニングしている2頭だけの見学でしたが、ゲストにその2頭を管理する予定の根本調教師、星野忍調教師のお二人と、根本厩舎所属の丸山元気騎手、藤田菜七子騎手も参加してくれてなかなか豪華な見学会となりました。4人ともそれぞれ話す機会もあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。今はどこにいてもいろんな情報がいつでも手に入る時代ではありますが、今まで通り今後も自分の足でいろんなところに出て行って競馬の知識や人脈を広げていってウマニティの会員の方々に少しでも何か還元できればと思っています。そして、今回は藤田菜七子騎手にウマニティの会員の方へのプレゼント用にサイン(写真付き)を書いて頂いたので、どんな形になるかは分かりませんが今後の何かの企画時にでもプレゼントさせて頂けたらと思っています。
※プレゼント用のサインを頂く際に、根本先生に確認したところ「今は偽物がたくさん出回る時代だから証拠の写真もしっかり撮ってもらいなさい」と言ってくれたので、しっかり写真も撮らせてもらいましたよ パシャリッ。




それでは次回オークス編でお会いしましょう。



NHKマイルC、京都新聞杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。

※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2018年5月2日(水) 16:00 覆面ドクター・英
NHKマイルC2018
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天皇賞・春は、本命を打ったシュヴァルグランが、かなり積極的に早めに前を潰しに行った結果、スタミナタイプの2頭が1着と3着にきて、私個人としては残念な結果となってしまいました。みんなで内枠の先行馬とか、スタミナ型よりスピード型とか言い出した途端にそうじゃなくなるのが競馬の難しいところですよね。

毎週G1のある楽しい春競馬の時期ですが、今週は地盤沈下がみられ、やや低調なメンバーが揃いやすく、G1である必要がないなどと言われているNHKマイルCです。かつては強いマル外が対決するレースだったのですが、日本馬が強くなり、あまり強いマル外が入ってこなくなり、ちょっとG1には物足りないメンバーに今年もなりそうです。ただ大混戦の一戦だけに馬券的には楽しそうでもあります。

それでは恒例の全頭診断へ。

1番人気想定 タワーオブロンドン 京王杯2歳Sと前走アーリントンCで重賞を2勝しており、昨年暮れのG1朝日杯FSでもダノンプレミアムにはちぎられたもののステルヴィオとはクビ差3着と、実績上位。この後はイギリス遠征もあるようで当然有力だが、前走はハイペースを読み切った鞍上ルメールが末脚を生かして余計に強く見えるレースだった。実力以上に人気が被りそうで馬券的には微妙。

2番人気想定 テトラドラクマ 未勝利勝ちも2月のクイーンC勝ちも同舞台の東京マイルであり、コース適性は明らかに高い。クイーンCで5着に下したマウレア(1番人気)は桜花賞でも5着しており、この馬も3か月間の成長あれば十分通用するのだろうが、もまれ弱さもありそうで、内枠を引いてもたつくと凡走のシーンも。

3番人気想定 ケイアイノーテック NZTではカツジに差されての2着だったが、この時に輸送のせいか12kgの馬体減があり、中間のソフト調整は気になるところ。母ケイアイガーベラはダートの強豪だったが、父はディープインパクトで、この馬は瞬発力ある芝のマイラーのよう。

4番人気想定 ギベオン 新馬、フリージア賞(500万下)と連勝して、毎日杯では2着に敗れたが、相手は前にいたし3連勝を飾ったブラストワンピース。この馬自身も、幼いながら連勝してきたように、まだまだ伸びしろがある感じで、ここなら主役を張れる器。

5番人気想定 カツジ あまりディープインパクト産駒らしくない名前だが母はホワイトマズル×トニービンで、もっと長い距離も向きそうな血統背景である。前走も序盤後方に構えてエンジンがかかってからは長くいい脚を使っており、トニービンの要素が強くでているか。東京マイルも向きそう。

6番人気想定 パクスアメリカーナ マイル路線のローテ整備のために4月に移ったアーリントンCで2着しての参戦でもあり、またかつてNHKマイルC適性が高いと言われていたフレンチデピュティ系の血統的背景からも、そこそこやれそうだが掲示板の下のほうがせいぜいか。

7番人気以下想定
プリモシーン フェアリーSで重賞勝ちがあり桜花賞でも6番人気とそこそこ人気になったが、レース前からイレ込み、道中不利もあり10着と大敗した。桜花賞からの臨戦でそこそこ人気になりそうだが、初戦からかなりしっかり仕上げてくるシルク軍団だけに、この時期での上積みはそう無く......。休ませてからまた本来の能力からの成長が期待できるのでは。

ミスターメロディ デビュー戦で後続を8馬身ちぎる衝撃のデビューからダートを使われていたが、ファルコンSが初芝でいきなり重賞を勝ってしまった。序盤は掛かりながらも中京の長い直線もきっちり走れており、父がヨハネスブルグ系、母がデピュティミニスター系でここへの適性が高そうな配合でもある。一発あっておかしくない馬。

ルーカス モーリスの下で新馬勝ち後の東スポ杯2歳Sでワグネリアンの2着した頃はまだ期待されていたが、その後はさっぱりで。去勢して出直しなどが良いのでは。

レッドヴェイロン キングカメハメハ×エリモピクシーという配合の良血馬だが未勝利を勝ち上がるのにもたつき、5戦目で逃げると5馬身差の楽勝。未勝利勝ち後すぐに重賞挑戦したアーリントンCでは一転して差す競馬で3着と、ようやく本来の能力を出せるようになりつつありそうだが、強くなるのはもう少し先では。

ロックディスタウン 新馬、札幌2歳Sを連勝して、阪神JFでは、ラッキーライラックよりも評価が高く1番人気だったのだが、9着惨敗後、フラワーCでも、接触があったとはいえ1番人気13着(ビリ)とオルフェーヴル譲りの気難しさが前面に出てきたか。

トーセンブレス 桜花賞でもすっかり勝負付けが終わったころに差してきて4着だった。東京だからといって追い込めるかというとそうでもなくて、極端な外差し馬場にでもならなければ難しいか。

フロンティア 新馬、新潟2歳Sと連勝したが、その後は一線級相手には通用せず。ドリームパスポートの下で母系は長いところ向きに思えるが、距離短縮した1400mが良かったように短いところ向きなのだろう。

ファストアプローチ 札幌2歳Sではロックディスタウンの2着と期待が大きかったのだが、それ以降が尻すぼみに。父がガリレオ系で瞬発力に乏しく、何でもマイルを使いたがる藤沢和厩舎だが、中距離で逃げるなどの競馬でないと、このまま頭打ちになるのでは。

カシアス 函館2歳Sを勝ち、京王杯2歳Sでも2着とここまでは良かったのだが、最近は抑えが利かなくなってきてこの2戦は逃げて負けている。1200m戦になればちょうどいいのだろうが、ここは望み薄。

アンコールプリュ ブラックシェルの下の良血馬で、トライアルで追い込んで2着してどうにか桜花賞には出られたが、余力無く桜花賞は11着惨敗。小さい馬の馬体重減後の一戦で、ここで一変は無さそう。暮れあたりから強くなってくるのでは。

ダノンスマッシュ もみじSで3馬身差完勝を果たしたあたりや調教で動く点からもスプリンター臭がしてはいたが、やはり距離は短いほうが良さそうで、夏のスプリント戦が出番か。

リョーノテソーロ 芝・ダート兼用タイプのマル外だが、東京芝マイル向きではない。

デルタバローズ デビュー戦で楽勝して、大物マル外かと思われた馬だが、京成杯は3番人気13着。NZTでは3着と幾分巻き返してきたが、そう大物ではないのだろう。

アイスフィヨルド 既に10戦を消化しており、そう上積みはないだろうが、丈夫なクリストワイニング産駒らしく今後も下級条件でたくさん走って少しずつ稼いでいきそうなタイプではある。

ミュージアムヒル 2-5-0-0とやたら2着の多い馬で、今後は中距離での馬と思われるが、相手なりにそれなりに走るのかもしれない。

アルジャーノン 未勝利勝ちまで6戦を要したが未勝利、500万下と連勝してきた。ただ、まだここは荷が重いか。


<まとめ>
結構どこからでも入れそうなレースでもあり、どうせなら人気サイドでないところからの穴狙いが良さそう

有力馬 ミスターメロディタワーオブロンドンギベオンカツジ

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パクスアメリカーナの口コミ


口コミ一覧
閲覧 236ビュー コメント 0 ナイス 4

★関屋記念

過去10年のデータから

※A……勝ち馬は、10頭とも重賞勝ち馬
⇒◎8アンドラステ、13カラテ、12サトノアーサー、7ハッピーアワー、
18パクスアメリカーナ、16プールヴィル、2ベストアクター、17マイスタイル、

※★B……勝ち馬は、馬体重480k以上9/10頭、520K以上(2/1/2/11)
例外はヴィクトリアマイル2着の12年牝馬ドナウブルー
⇒◎★13カラテ、15ミラアイトーン
 ○5アトミックフォース、14クリスティ、1グランデマーレ
★12サトノアーサー、11ソングライン、4ラセット

※★C……前走より斤量増で3着以内は、18年ワントゥワン(52→54K)のみ
同馬はデビュー以来上がり3Fが22走中1位が14走で全て3位以内
勝ち馬の9/10頭は斤量減で、同斤は3着以内14/30頭
⇒○13カラテ、14クリスティ、3シャドウデーヴァ、11ソングライン
7ハッピーアワー、4ラセット、

※★D……1枠(1/0/1/15)2枠(1/1/2/14)3枠(0/0/2/16)4枠(0/2/1/15)
5枠(0/0/3/17)6枠(0/2/0/18)◎7枠(5/1/1/17)◎8枠(3/4/0/18)
7か8枠が必ず連対、2桁馬番が必ず連対、15年以降は2桁馬番が2頭3着以内
⇒○13,14,15/17,18番

※★E……サンデー系産駒が7勝2着7回、1人気のディープインパクト産駒(3/1/0/0)
一方母父サンデー(1/0/2/20)
⇒○8アンドラステ、14クリスティ、12サトノアーサー、3シャドウデーヴァ
11ソングライン、2ベストアクター、17マイスタイル
 △5アトミックフォース、1グランデマーレ、9ソッサスブレイ、7ハッピーアワー、
18パクスアメリカーナ、4ラセット

※F……前走中京記念組2~5人気(2/6/2/8)8/10年連対、6人気以下(0/0/0/33)
⇒○1人ー1着8アンドラステ、3-5着6ロータスランド

※G……17年以降の勝馬4頭は、前3走以内でGⅠを除く出走した芝1600メートル
以上の重賞で単勝2番人気以内
⇒◎8番、12番、18番

H……×10番人気以下(0-0-0-70)
  ★⇒×17,5,2,15,4,10,9,7番
   ×単勝30.0倍以上(0-0-0-64)
  ★⇒×5,2,15,4,10,9,7番
   ×6歳以上で前走10着以下(0-0-0-29)
  ★⇒×2,15,17番
   ×前走G2、G3で10番人気以下(0-0-0-34)
  ★⇒×5,7,9,12番
   ×前走OP特別で4着以下(0-0-0-19)
  ★⇒×4,7,10番
   ×前走1400m以下で当日5番人気以下(0-0-0-13)
  ★⇒×2,10番
   △10週以上の休み明けで当日7番人気以下(0-0-1-30)
  ★⇒△2,10,12,14,17,18番

★★I……勝ち馬の単オッズ15倍未満、連対馬は4人気以内→8人気以内
⇒◎1人11,2人3,3人8,4人6,5人10.6倍14//6人18.0倍13,7人1番
 ○8人12番
 
★J……3着以内馬のマイル実績、◎G1-3着以内4頭、◎G2-3着以内2頭、
○G3-3着以内12頭、▲OP3着以内5頭、▲3勝級3着以内5頭、2勝級1着1頭
未出走1頭(千四と千八各1勝)
⇒◎11番(NHKマイル2)7番(デイリー杯3)
 ○3番(東京新聞杯2)4番(中京記念2)8番(ターコイズ2)12番(20年1)
13番(東京新聞杯1)17番(京都金杯2)18番(京都金杯1)
 ▲6番(米子S1)14番(六甲S1)15番(谷川岳3)
  1番、10番、

★★K……1~4人気→5~8人気のワンツー7/10年、→4~8人気10/10年
3着以内に6人気以下7/10年

★★L……ZI値4位以内が8連対、毎年3着以内
⇒1位11番、2位8番、3位18番、4位6番


土曜日の芝の時計は馬場通り稍重の想定時計で、土曜日夜から当日の降雨次第
7,8枠で上位人気はせいぜい6,7人気をうろうろしている13,14番くらい
4人気以内で有力は、3才牝馬でZI値1位NHKマイル2着の11番、ただし
デビュー戦の稍重で2着した位で道悪適性は不明
3番は重馬場の府中牝馬S2着あるが少頭数で届いたもので、内枠でもあり
届くかは厳しい
昨年3着でZI値2位8番は、道悪でも好走しているが、前残りの展開のエプソムCで
差して上がりタイム1位で勝ち馬に0.2差、3着に頭差4着と迫っている
重馬場のOP勝ちしかない6番だが、中京記念でも番手マークで8番の0.4差と僅差で
上位人気の中で一番前々で運べる優位さがある

5人気以下では、昨年勝ち馬12番は、稍重~重馬場の芝戦で着外が無いほどの
道悪適性ありで、負けた不良馬場でも距離が長すぎた菊花賞の2.0差以外は
マイル~千八のOP重賞でも0.3,0.6差と惜敗まで。重馬場までの悪化なら
出遅れさえ無ければ直線向いて外から差して来れるはず

項目Aから7人気以内で浮かび上がるのは13番、良馬場より時計の掛かる馬場が合い
7枠から馬場の良いコースを選んで好位を進める有利さがある

後は、逃げてラップ次第では粘り込める14番と好調な1番が押さえ

馬連(8,12,13)→(3,6,11)各四百円12点
三連複(8,12,13)=(3,6,11)ー1,14各二百円
4人気以内と、6人気以下を1頭だけ必ず入れて、28点
三連単(8,12,13)→(3,6,8,11,12,13)
→(1,3,6,8,11,12,13,14)フォーメーション各百円
1人気11番を必ず入れて30点
複勝勝負は、超難解で絞れず見送り
≫≫6-13-11
馬連6710円、三連複4600円
予想外に晴れて稍重から良馬場へ、それでも内ラチは荒れて若干時計の掛かる馬場
35.0-46.6-58.1-46.1-34.6と後傾ラップ
逃げた17番が頭差4着に粘り込むSペースの流れでは12番は厳しく、昨年より
位置取りが後ろになった8番も伸びず、1番も内で行けず
6番は番手マークの理想的展開、やはり中京記念組はコース変われども要重視
今年も7,8枠の13番が2着、確定オッズで18倍だったら頭は無かった
1.8倍の11番は外せないが、パンパンの馬場で無かった分、末脚切れず差し負けだったか
3枠で頭とは想定外も中京記念と7,8枠重視でデータはほぼ完璧

 ちんぺー 2021年8月15日() 10:17
8月15日(日) 関屋記念 
閲覧 250ビュー コメント 0 ナイス 12

レース判定を見ると、出走頭数が多く、三連複一番人気オッズが高いことから、中波乱程度と想定する。

単複差・連単差・連複差の観点からは、03番シャドウディーヴァ、17番マイスタイル。
馬連オッズの壁を単複で越えている馬は、04番ラセット。
断層の観点からは、特筆すべき馬はなし。

上記3頭に期待したい。

<参考>ある予想ソフトの指数

69.24 [ 3]シャドウディーヴァ
64.85 [ 8]アンドラステ
55.72 [10]ブランノワール
52.91 [ 1]グランデマーレ
50.42 [12]サトノアーサー
49.80 [11]ソングライン
48.75 [ 2]ベストアクター
47.03 [14]クリスティ
45.71 [ 5]アトミックフォース
43.11 [17]マイスタイル
43.08 [18]パクスアメリカーナ
41.47 [ 6]ロータスランド
39.66 [ 4]ラセット
34.24 [13]カラテ
33.12 [ 9]ソッサスブレイ
32.88 [ 7]ハッピーアワー
21.46 [15]ミラアイトーン

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 ネアルコとハイペリオ 2021年8月13日(金) 10:06
関屋記念は◎アンドラステ○パクスアメリカーナ 
閲覧 450ビュー コメント 0 ナイス 10

関屋記念はオルフェーヴル産駒◎アンドラステ。ホエールキャプチャ全弟○パクスアメリカーナ。アンドラステは岩田望来だから絶望的だし、パクスアメリカーナはクロフネはフィリーサイアー(画像参照)なので骨折で長期休養明けでクロフネ産駒という点ではかなり厳しい。つまり応援馬券。岩田じゃなければ勝てると思うんだがなあ、仮に岩田で勝っても騎手変えてくれ

ところで昨日Twitterのトレンド一位が守屋麗奈(自分のプロフィール画像の子)になっていました。ラヴィットという番組に出ることでトレンド入りしたわけですが、櫻坂46で外番組レギュラーは今回が初めてだそう。放送直前で情報解禁されたわけですが、放送3分前に気付いて見れました。たまたま仕事が普段より2時間早く出勤だったから気付けたものの、普段なら寝てる時間でしたよ。ついてます、間違いなく今運気が良い

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2021年8月15日関屋記念 G39着
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2021年8月15日 関屋記念 G3 9着
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