【3/4 小倉】馬場・血統バイアスチェック!2018年3月4日(日) 12:00
前週(開幕週の場合は前年同週)ならびに土曜日、日曜日午前中のレース結果をもとに、各場の馬場や血統のバイアスを考察。9R以降のレースで傾向に合致する注目馬をお伝えします。
【ダート】
水曜の夜から木曜の早朝にかけて、まとまった雨が降ったせいか、先週まで色濃く残っていた凍結防止剤の影響はほぼなくなった感。路盤については相変わらずしっかりしている印象で、走りやすいコンディションを維持していることは間違いない。土曜日の1700mの勝ち馬はすべて4角3番手以内。展開や力関係を抜きにしても、前めで運んだ馬の強さが目立った。
一方で、2~3着に関しては差し・追い込み勢の健闘が顕著。また、押せ押せローテで勝負がかりの馬が多くなっていることを勘案すると、土曜日同様の傾向が出ることは考えづらい。基本的に好位~前めに位置する馬が優勢ではあるものの、流れひとつで待機勢がこれまで以上に幅を利かせることも十分に考えられる。
血統的には、父サンデーサイレンス系と父ミスプロ系の好走例が多い。ほかでは、パワーとスタミナを兼備したノーザンダンサー系種牡馬を父もしくは母父に持つ馬の好走も増えてきている。この3系統のうち2系統を父と母父の双方に持つ馬は必ずチェックしておきたい。
(注目馬)
小倉9R⑥ダンツチェック
小倉9R⑪ミスレジェンド
【芝】
A→Bコース替わりの恩恵は先週だけ。馬場の劣化が進んでいるため、内を悪いところを避けて、中~外めをうまく立ち回ってきた差し馬の好走が目立つ。ただし、絶対的な外差し有利の馬場というわけではない。ペース次第では先行勢の粘り込みもあるので、柔軟なスタンスで臨むべきだろう。
距離別では1200mが先行~好位差し優勢、枠順不問。1800~2000mはやや差し有利。枠順については連複の軸に適しているのが内~中枠。穴としての期待値が高いのは外枠と結論付けたい。
血統面については、距離に関係なくサンデーサイレンスの内包馬が好調。1200mではダートでも走れるようなパワータイプが好走を重ねている。1800~2000mではハーツクライやステイゴールドなど、スタミナに長けたタイプに注目したい。ほかでは、ストームバード系やダンチヒ系の種牡馬を父か母父に持つ馬の好走例も多い。面白いところでは、トニービンの血脈を持つ馬の上位進出が増えてきている。人気薄の激走も見られることから、警戒は怠れない。
(注目馬)
小倉10R⑧モズスーパーフレア
小倉10R⑩ジュンドリーム
小倉11R⑥ブライトムーン
小倉11R⑩エマノン
小倉12R⑦オトコギマサムネ
小倉12R⑪タイセイブレーク |
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◆川須騎手(バーニングペスカ3着) 「力む場面もあったが、我慢して走ってくれた。馬混みにもひるまず、最後も伸びていた」
◆北村友騎手(ヴァイザー4着) 「直線で外からよれてきた馬と接触した。もったいなかったですね」
◆荻野極騎手(イイコトズクシ5着) 「コーナーごとに差を詰めた。悪い内を通って伸びていました」
◆川田騎手(ペイシャルアス6着) 「連闘の影響か、前半は進んでいきませんでした。4コーナーから直線にかけては、いい脚を使ってくれました」
◆松若騎手(モズスーパーフレア7着) 「スタートは決まったが、道中で(ハミを)かんでしまった。それがすべてですね」
◆和田騎手(スーサンドン8着) 「スタート後にトモ(後肢)を落とした。馬混みにひるみながらも伸びていた」
◆鮫島駿騎手(タイセイソニック9着) 「最後は同じ脚いろになった」
◆川島騎手(オーロスターキス10着) 「いい位置で競馬はできましたが…」
◆嘉藤騎手(ルリハリ11着) 「理想的な位置。現状では力負けでしょう」
◆小牧騎手(シトリカ12着) 「行こうとしたが、ひるんでしまった」
◆太宰騎手(ナムラアッパレ13着) 「いい感じでしたが、その後は苦しくなってしまいました」
◆松山騎手(テイエムスグレモン14着) 「ちょっと(距離が)忙しかった感じですね」
◆田中健騎手(ナムラバンザイ15着) 「外の馬が速くて、後ろになった」
◆幸騎手(ジュンドリーム16着) 「外へ気にするところがあった。4角でも外に逃げる形になって…」
◆三津谷騎手(ニシノダンテ17着) 「ダートほど進んでいかなかった」
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