スティッフェリオ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2014年2月17日生
調教師音無秀孝(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績29戦[8-4-3-14]
総賞金33,121万円
収得賞金12,700万円
英字表記Stiffelio
血統 ステイゴールド
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
シリアスアティテュード
血統 ][ 産駒 ]
Mtoto
Zameyla
兄弟 サプルマインドシーリアスラブ
市場価格
前走 2020/06/28 宝塚記念 G1
次走予定

スティッフェリオの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
20/06/28 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1871553.7811** 牡6 58.0 幸英明音無秀孝 444
(-2)
2.16.7 3.238.9⑨⑧⑧⑩クロノジェネシス
20/05/03 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 144664.2112** 牡6 58.0 北村友一音無秀孝 446
(-2)
3.16.5 0.035.1フィエールマン
20/03/28 中山 11 日経賞 G2 芝2500 1471219.493** 牡6 57.0 田辺裕信音無秀孝 448
(-6)
2.33.1 0.236.1⑦⑦⑤ミッキースワロー
20/01/26 中山 11 AJCC G2 芝2200 12556.638** 牡6 57.0 丸山元気音無秀孝 454
(-2)
2.16.4 1.438.1ブラストワンピース
19/12/22 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1624133.41313** 牡5 57.0 丸山元気音無秀孝 456
(+8)
2.34.0 3.539.9リスグラシュー
19/10/27 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1647145.11112** 牡5 58.0 丸山元気音無秀孝 448
(+6)
1.57.9 1.735.9アーモンドアイ
19/09/22 中山 11 オールカマー G2 芝2200 108911.241** 牡5 56.0 丸山元気音無秀孝 442
(0)
2.12.0 -0.334.0ミッキースワロー
19/06/23 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 125626.887** 牡5 58.0 丸山元気音無秀孝 442
(-8)
2.12.4 1.636.3④④⑤⑤リスグラシュー
19/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 14813119.5137** 牡5 57.0 田辺裕信音無秀孝 450
(0)
2.01.5 0.535.9アルアイン
19/02/17 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 147126.031** 牡5 57.0 丸山元気音無秀孝 450
(+10)
1.46.7 -0.034.2⑤④④④タニノフランケル
18/11/11 福島 11 福島記念 G3 芝2000 16124.521** 牡4 55.0 丸山元気音無秀孝 440
(-2)
1.58.3 -0.235.9マイスタイル
18/10/14 東京 11 オクトーバー OP 芝2000 10662.614** 牡4 56.0 田辺裕信音無秀孝 442
(0)
1.59.5 0.333.7⑧⑧⑧マウントゴールド
18/08/19 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1651057.5125** 牡4 57.0 丸山元気音無秀孝 442
(0)
2.01.5 0.437.5⑤⑤④サングレーザー
18/07/28 札幌 11 TVh賞 1600万下 芝1800 148133.721** 牡4 56.0 丸山元気音無秀孝 442
(-8)
1.47.2 -0.334.8プロフェット
18/07/07 函館 11 五稜郭S 1600万下 芝2000 11444.522** 牡4 57.0 北村友一音無秀孝 450
(0)
2.02.0 0.536.2マイスタイル
18/06/17 函館 12 北斗特別 1000万下 芝1800 16485.321** 牡4 57.0 丸山元気音無秀孝 450
(+2)
1.47.5 -0.334.4ジェネラルゴジップ
18/03/25 中山 10 美浦S 1600万下 芝2000 11666.345** 牡4 57.0 内田博幸音無秀孝 448
(-4)
2.00.9 1.035.9⑦⑦⑦⑧サーブルオール
18/03/03 阪神 9 千里山特別 1000万下 芝2000 9442.111** 牡4 57.0 武豊音無秀孝 452
(-6)
1.59.9 -0.035.4レッドイグニス
18/02/03 京都 9 稲荷特別 1000万下 芝2000 10894.333** 牡4 56.0 武豊音無秀孝 458
(+16)
2.01.9 0.535.6⑤⑤⑥⑥ダノンディスタンス
17/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 182351.11414** 牡3 57.0 松若風馬音無秀孝 442
(+4)
3.22.5 3.643.3④④キセキ

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ウマニティプロ予想家・が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。



ローシャムパーク
G1馬になるということ。それは競走馬として一つの到達点だ。
G2やG3をいくつ制していても、G1を勝つのと勝たないのとでは、記録の残り方、引退後の馬生、ファンの記憶や評価などなど、本当に色々な部分が変わってくる。中には日曜日に引退したメイケイエールのように、G1勝ちがなくとも絶大な人気を誇る馬もいるが、そんな存在は稀だ。過去に名馬と言われた多くの馬はG1を制し、その勲章に恥じない活躍を見せてそれぞれ伝説になっている。
だが、そんなステージに到れる馬もまた、ほんのわずかだ。
とりわけ、”初めてのG1制覇”という壁は特に分厚い。確かな能力や適性に加えて運の要素にも恵まれなければ、これを乗り越えることはできないのだ。

今週のメイン・大阪杯に出走する馬の中にも、この壁に挑む馬が複数頭いる。中でも上位人気の一角を担うことになりそうなローシャムパークはその筆頭と言えるだろう。
昨年、夏から秋にかけて函館記念オールカマーを完勝。当時騎乗していたルメール騎手をして「絶対にG1レベルになれる」と評された素質馬だが、ここでの悲願達成はなるのだろうか。いつも通りに各要素から掘り下げていきたい。

まず指数面だが、前述の函館記念オールカマーで急激に数字を伸ばしており、それぞれのレースにおける過去の勝ち馬たちと比較しても、本馬が刻んだ指数は優秀な部類。単純な数字の見た目だけならば、G1も意識できるレベルにまで到達しているように思える。
前走の香港カップで大きく数字を落としているのは気になるが、この時はスタートで遅れた上に、道中最後方にいながら力み気味に追走するという最悪の形。そのまま勝負所では大きく外を回ることになり、考えうる全てのロスが一度に襲いかかったような内容だった。状態面も万全でなかったのは明らかで、このレースは度外視していいかもしれない。

ただ引っ掛かるのは、高指数を記録しているのが”函館記念”と”オールカマー”という点だ。
近10年の両レースにおいて本馬が刻んだものに近い指数を記録しているのは、函館記念だとハヤヤッコトーセンスーリヤ、アドマイヤジャスタ、マイネルミラノダービーフィズオールカマーだとジェラルディーナウインマリリンスティッフェリオあたり。
少し昔の馬も多いのでピンとこない方も多いかもしれないが、ここに挙げた函館記念の勝ち馬の中で、後にG1を獲った馬はゼロ。好走と言える結果を残した馬すらいない。オールカマーの方はさすがにレースの格も上なだけあって、ジェラルディーナエリザベス女王杯を、ウインマリリン香港ヴァーズをそれぞれ制し、スティッフェリオ天皇賞(春)で2着に入っている。
こうして並べてみると、函館記念に関しては高指数が全くアテにならないということが明白だし、オールカマーで高指数を記録したのはやや長めの距離のG1好走馬ばかりだ。大阪杯のような、高次元のスピードと瞬発力も同時に要する王道の2000m戦とは、求められる適性がズレているように感じるのだ。

血統を見ても、父がハービンジャーで、母系を遡るとダイナカールエアグルーヴと繋がる日本有数の名牝系の出身。血統全体の質は高いものの、スピードや瞬発力というよりは、スタミナやいい脚を長く使う持続力に秀でたイメージ。大阪杯よりも、その後に控える宝塚記念や年末の大一番・有馬記念のような舞台のほうがしっくり来るのだ。大跳びの走法でも函館、中山で強さを見せてきたように、阪神内回りという小回りのコース設定自体はこなすだろうが、コンスタントに速い上がりを使える有力馬と比べると、末脚の威力という点では分が悪いかもしれない。

調教面においては、普段通りの見栄えの良い時計を連発しており、体調には問題がなさそう。少なくとも前走の香港の時とは比べ物にならない状態に仕上がりそうだが、意外にも関西への遠征が初めてという点は懸念材料。最終的な評価を定めるのは、大きな体重変動やテンションの高さなどがないかチェックしてからでも遅くないだろう。想定通りならば全体のオッズにも大きな影響を与える1頭なだけに、慎重に取捨を考えたい。こちらのイメージをズラし返すような走りを見せてくるかどうか、お手並み拝見だ。

【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】オールカマー2023 タイトルホルダー復活なるか?秋G1前哨戦で勝利を挙げるのは? 2023年9月23日() 17:00

秋のG1を目指す馬たちの始動戦にあたる別定G2。

同時期施行の3歳馬たちによる出走権争いに隠れがちながら、勝ち馬には天皇賞・秋への優先出走権が付与される。

多士済済のなか、最も注目を集めるのは、競走中止の天皇賞・春から復権を狙うタイトルホルダーか。

個人的に好きな馬でもあり、当記事の趣旨的にも言及は避けられないところ。

さて、愛馬の復活は如何に。データは新潟開催の2014年を除く過去10年分を使用する。

逃げ馬の成績は【1-0-0-8】。好走歴は2019年4番人気スティッフェリオの逃げ切りのみ。
3番人気以内からハナを叩いた馬はおらず、ほとんどは人気薄。先行馬の好走率は悪くないため、一概に前がダメとは言い切れない。

ただ、スティッフェリオの年は9頭立ての少頭数、前半3ハロン36秒6は良馬場では最も遅い。頭数と展開面で恵まれていたのも事実。

中山芝2200mは外回り、直線の入り口からスタートする。

1コーナーまでの432mは大半が上り坂で、前半はペースが上がりにくい。オールカマーでも9回中8度は後傾ラップ。

向こう正面手前から始まる急勾配の下りでペースアップし、3コーナーの角度が緩いため勢いが落ちない。

最後の直線は急坂を含む310m。比較的前の馬有利でも、下りを利用しての捲り差しも決まる。

ご存じのとおり、先週行われたセントライト記念と同じコース。

セントライト記念の勝ち馬と2着馬の位置取りの差を見ると、今の馬場においてロスなく前々で流れに乗る重要性がよくわかる。

勝ち時計2分11秒4は過去10年最速。レース全体の後半3ハロン11秒7-11秒7-11秒0には驚き。

本題に戻りましょう。

今年はタイトルホルダーが単騎で行けそうな組み合わせ。

菊花賞で鮮やかな逃げ切りを決めて以降、1着か馬券外かという逃げ馬らしい成績。

2走前見せた道悪適性と持久力が持ち味であり、重賞クラスに入るとキレ勝負では一枚落ちる。

昨年の宝塚記念のように、自身に得意なラップになるなら、必ずしも逃げる必要はない。

前走天皇賞春のテン1ハロンは促しての12秒3。回転の速い走法で状態万全ならテンのスピードは申し分ない。

アフリカンゴールドに絡まれ上手くいかなかったが、ラストに瞬発力を求められる京都だからこそ、後続の脚をコントロールできるハナへ行こうとしたのは良い選択だと思った。

今回はほかに行く馬がおらず、序盤押しながらハナを切り、中盤緩め、後半ロングスパートという、得意な形を作れる率が高い。

展開に加え馬場をふまえると、好走馬は中団前後につけられる持久力のある馬になる。

ガイアフォース。昨年のセントライト記念勝ち馬。終始1番人気のアスクビクターモアをマークし、4角では外を回りながら接戦をモノにした。国東特別を見るとテンも速く、ハイラップを持続させる形が合う。

直近2戦はマイルで好走しているものの、どちらも後傾ラップのレース。中距離から参戦したこの馬にとっては好都合だった。積極性の高い西村騎手だし、中距離に戻ればもうひとつ前で運べるはず。

馬券は◎の単複。タイトルホルダーへの馬連・ワイド。

(文・垣本大樹)

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【血統アナリシス】天皇賞(春)2023 京都開催時はディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライの三つ巴が続く 2023年4月29日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は天皇賞(春)2023・血統予想をお届けします!


2年半にわたる京都競馬場の大規模整備工事に伴い、直近2年は阪神芝3200mで代替開催されてきた天皇賞(春)。京都芝3200mで行われるのはフィエールマンが2連覇を飾った2020年以来となるので、今回は当時の血統傾向を呼び覚ましてみたい。

京都開催時はディープインパクトブラックタイド)、ステイゴールドハーツクライの三つ巴状態が続いており、これらの系統に属さない馬の連対例は2012年まで遡らなければならないほど。直近の20年も1着フィエールマン(父ディープインパクト)、2着スティッフェリオ(父ステイゴールド)、3着ミッキースワロー(父トーセンホマレボシ)と条件を満たす馬で上位を占め、ハナ差2着の惜敗を喫したスティッフェリオは11番人気という低評価を覆す走りでもあった。なお、種牡馬としてステイゴールドは4勝を挙げており、これはサンデーサイレンスと並ぶ天皇賞(春)の最多勝タイ記録でもある。

ジャスティンパレスは、父ディープインパクト×母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。06年天皇賞(春)の勝ち馬である父は種牡馬としても3勝を記録。本馬は22年天皇賞(春)で5着と善戦したアイアンバローズの半弟でもあり、今年の阪神大賞典を制するほか、22年菊花賞でも3着に好走するなど、やはりステイヤーとしての資質が高い。その阪神大賞典も勝負所でスムーズさを欠くなかでの完勝。奥手の血統が本格化を果たしつつある。

アスクビクターモアは、父ディープインパクト×母カルティカ(母の父Rainbow Quest)。母の父は85年凱旋門賞の勝ち馬で、天皇賞(春)に所縁あるところでは、96年1着&97年2着サクラローレルの父、12年1着ビートブラックの2代母の父として名を刻む。前走日経賞の大敗は道悪や出遅れの不運が重なったことで度外視できるが、もとより使いつつ調子を上げるタイプでもある。大一番に強い血脈が並ぶ母系の血統構成からも見限れない。

ディープボンドは、父キズナ×母ゼフィランサス(母の父キングヘイロー)。父はディープインパクトの後継種牡馬として動向が注視される存在で、代替開催された直近2年は本馬自身が2着にリピート好走して存在感を示している。芝3000m以上は6戦して掲示板外がなく、京都競馬場も20年京都新聞杯で重賞初制覇を飾った相性のいい舞台。遡れば60年天皇賞(春)の勝ち馬クリペロが出た一族でもあり、京都開催で3度目の正直を目論む。


【血統予想からの注目馬】
ジャスティンパレス ⑥アスクビクターモア ⑦ディープボンド

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【血統アナリシス】福島記念2022 3年連続でキングカメハメハ直系とステイゴールド直系のワンツー決着 2022年11月12日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は福島記念2022・血統予想をお届けします!


昨年は1000m通過57秒3というハイペースを刻んだロードカナロア産駒のパンサラッサが、まさに肉を切らせて骨を断つ逃げで後続に4馬身差を付ける快勝。キングカメハメハの直系という観点でいえば、15年ヤマカツエース以来の勝利となるが、17年2着スズカデヴィアス、20年2着ヴァンケドミンゴ、21年3着アラタ、と近年は同系統に該当する馬が定期的に好走している。

一方、17~19年はウインブライトスティッフェリオクレッシェンドラヴ、とステイゴールドの直仔が3連覇を飾っており、20年も後継種牡馬の産駒であるバイオスパーク(父オルフェーヴル)が勝利。昨年においても2着にはオルフェーヴル産駒のヒュミドールが入線していたため、同系統が5年連続で連対していることも念頭に置くべきだろう。

ゴールドスミスは、父ステイゴールド×母ザミリア(母の父Cape Cross)。同産駒は過去に4頭が勝ち馬として名を連ねているが、18年1着スティッフェリオにおいては本馬の甥にあたる間柄でもあるので、血統構成の3/4が一致していることになる。同馬も6歳にして天皇賞(春)で2着になるなど躍進を遂げていたが、この父系らしい晩成傾向は本馬にも通じる部分がありそうだ。本馬は8歳とはいえキャリアが浅く、伸びしろも十分だろう。

フォワードアゲンは、父ローズキングダム×母エーシンシャイナー(母の父グラスワンダー)。父はキングカメハメハの直仔となるが、同系統で母の父にグラスワンダーが配された血統構成は、15年の勝ち馬ヤマカツエースを想起させる。総じて同産駒は道悪を得意とする馬が多く、同じ福島芝2000mで施行された21年七夕賞ではロザムールが2着。本馬自身も稍重と不良で1勝ずつ挙げているように、時計のかかる馬場では警戒しておきたい。

アラタは、父キングカメハメハ×母サンシャイン(母の父ハーツクライ)。同産駒は好調ぶりが目に留まるが、本馬自身も昨年は上がり3F最速となる末脚を駆使して3着に好走。また、ルーラーシップアドマイヤベガなど、トニービン内包種牡馬の血を引く馬も毎年のように上位を賑わせているため、母の父を介して同血脈を保持することも強調しやすい。前走札幌記念では4着と復調気配を示しているだけに、リピーターとして要注意な存在だろう。


【血統予想からの注目馬】
ゴールドスミス ⑥フォワードアゲン ①アラタ

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【スガダイの勝ちに行く競馬予想(動画)】スティッフェリオ・ワールドプレミア推奨!「スガダイ」×単勝マイスター「夢月」の注目馬大公開! 2022年4月29日(金) 16:20

プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×単勝スペシャリスト「夢月」が天皇賞(春)を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!

出演:スガダイ(予想神) 夢月(単勝スペシャリスト) MC:岡田大(ウマニティ編集長)



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【スガダイの勝ちに行く競馬予想(動画)】昨年11人気◎スティッフェリオ!予想神「スガダイ」と単勝スペシャリスト「夢月」の特注馬大公開! 2021年4月29日(木) 18:09

プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」と単勝スペシャリスト「夢月」の特注馬を大公開!トッププロ予想家のハイレベルG1トークをお届けいたします!

出演:スガダイ(予想神) 夢月(単勝スペシャリスト) 岡田大(ウマニティ編集長)



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スティッフェリオの関連コラム

閲覧 3,381ビュー コメント 0 ナイス 10

昔は、ここがG1初勝利となることの多い、先行馬のレースだった宝塚記念。最近はやたらと牝馬が来るようにもなってきました。私個人としては、牡牝混合のG1でマイルまでならいざ知らず、なかなか中距離以上だと牝馬に本命を打ちづらかったのですが、最近はもう牡牝関係なく強ければ本命を打つように切り替えました。

上半期の締めのG1、しかもグランプリは何としても当てたいものですが、馬券的には結構悩ましいメンバーです。




<全頭診断>

1番人気想定 サートゥルナーリア:4連勝でホープフルS皐月賞のG1ふたつ勝ったあたりでは、どれだけ強くなるんだろうと思わせつつ、断然1番人気の1.6倍で臨んだダービーで4着に負け、秋の天皇賞6着と残念な結果。その後は有馬記念で2着と距離は保つことも示しつつ、金鯱賞は貫禄勝ちで左回り不安を払拭した。本来、古馬の牡馬を引っ張っていく立場の馬なのだが、倒した相手がいかにも弱くて、サトノソルタスダイワキャグニーギベオンラストドラフトとG2とは言ってもかなり層の薄い感じ(ダイワキャグニーは先週の道悪で前で粘ってエプソムCを勝ったが)で、1番人気で買える馬かというと微妙か。

2番人気想定 ラッキーライラック阪神JFを勝ち、1番人気で臨んだ桜花賞アーモンドアイに敗れてからはメンタル的にまいったのか、しばらく不振気味だったが昨秋から復活傾向。エリザベス女王杯を勝ち、香港でも2着、大阪杯も勝ち、しかも馬体を増やしつつ更に強くなってきた。成長力を示していて、ここも非常に楽しみ。

3番人気想定 クロノジェネシス:たまに大物を出すバゴ産駒で、昨秋の秋華賞を勝ち、今年は京都記念勝ち、大阪杯2着と充実している。ただ前走もラッキーライラックには完敗で、ここで逆転は難しいのでは。

4番人気想定 ブラストワンピース:ドタドタした感じの巨漢馬で、強さを見せたり、凡走したりと扱いの難しい馬。能力は高いのだが、大外を引いてしまった今回は、立ち回り下手だけに妙味薄いか。

5番人気想定 グローリーヴェイズ:香港でも期待通り勝ってくれたステイヤーだが、距離不足と思われて人気を落としそうなここは、レース上手だけに楽しみ。

6番人気想定 キセキ:昨年の2着馬だが、その後は不振気味で気難しさが増してきている。敢えてここで買う必要は無いのでは。

7番人気想定 ワグネリアン大阪杯5着と期待ほど走ってくれなかったが、福永騎手はもっと長い距離がいいと、世間の評価とら逆の発言をしている。ただそう器用な感じでなく、東京で瞬発力を生かすのが合っているタイプなので、内回りで好走するかというと違うのでは。

8番人気想定 スティッフェリオ:前走の春の天皇賞で11番人気2着と激走した。私自身は期待していて11番人気というのが意外だったが、今回は北村友騎手がクロノジェネシスに乗るため幸騎手への乗り替わりで、その点はマイナスか。ただ、正直そう難しいタイプでなさそうで、この人気なら楽しみ。

9番人気想定 カデナ:3年前の弥生賞馬が前々走の小倉大賞典で激走して、期待していた大阪杯でも11番人気ながら4着と好走した。引き続き調教では元気で、充実期間はまだ持続している様子で、それなりに期待できそう。ただ、前走4着は正直勝負がついたあたりでの差しで、激走は難しいか。



10番人気以下想定

ダンビュライト:去勢後に約半年間休んで臨んだ前走の天皇賞春は、楽に先行できそうで期待したがイマイチ。鉄砲駆けするが叩いても上向かないタイプで、今回はあまり期待できないか。

トーセンカンビーナ阪神大賞典2着、春の天皇賞でも5着とだんだん強くなってきている。京都のほうがより良いのかもしれないが、距離はこのくらいが良さそうで、人気ほど差は無いのでは。

モズベッロ:今年は、日経新春杯勝ち、日経賞2着と充実していて、春の天皇賞はディープブリランテ産駒には距離が長く、しかも掛かっていた。巻き返しがあって不思議ない。

ペルシアンナイト:だんだんマイルでのスピード勝負がきつくなってきており、衰えもあるが、ハービンジャー産駒らしくこのくらいの距離で、もうひと花咲かせる激走というのはあるかも。

メイショウテンゲン:数少ない本格的ステイヤーだけに、ダイヤモンドS(2着)と阪神大賞典(3着)に比べ軽いスピードを問われる春の天皇賞では着順を落とした。距離は少し足りないがスタミナを問われる流れになったら出番も。

レッドジェニアル:昨年の京都新聞杯勝ちの後は着順こそ冴えないものの大阪杯鳴尾記念とそう負けておらず、人気以上にやれるタイプでは。

トーセンスーリヤ:前走は10番人気でG3新潟大賞典を制したが、まだここでは厳しそう。

アフリカンゴールド:昨秋のアルゼンチン共和国杯(3着)頃までは頑張っていたのだが、今年は3戦ともに二桁着順であり、激変は期待できなさそう。

アドマイヤアルバ:もう1年以上、ここ8戦中7戦で二桁着順のスランプ状態で、この大一番では期待薄。


<まとめ>
有力:ラッキーライラックサートゥルナーリアクロノジェネシス

ヒモに:グローリーヴェイズスティッフェリオ

穴で:レッドジェニアルモズベッロ


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2020年6月25日(木) 14:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2020宝塚記念
閲覧 2,406ビュー コメント 0 ナイス 8



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


6月28日(日) 第61回 宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


ラッキーライラック [動きB時計A] 3ヶ月
この中間も2週前、1週前とCWを長めから好時計が出ている。順調に調整されていて、引き続き調子は良さそう。

サートゥルナーリア [動きA時計A] 3ヶ月半
5月下旬からトレセンで速い時計を出し始め、乗り込み量は豊富。1週前追い切りではルメール騎手が騎乗し、迫力満点の力強い走りを披露。この時点でも、かなり良い仕上がり。

クロノジェネシス [動きB時計A] 3ヶ月
この中間もCWを長めから乗り込まれていて、1週前追い切りでは北村友騎手騎乗で力強く伸びた。前走時と同じような動きで状態は良さそう。

キセキ [動きA時計B] 中7週
この中間は日曜日の追い切りを、2回CWに変えてきているが坂路とCWで入念な乗り込み。1週前追い切りを見るとコーナーリングがスムーズで、直線の伸び脚も良く、動きに関しては前走時よりも良い印象。

ワグネリアン [動きB時計A] 3ヶ月
これまで、中間に芝コースやDPコースで追われることもあったが、この中間は追い日はCW一本でそれ以外の日は坂路と、調教内容がしっかり固まってきた感じ。それだけ馬がしっかりしてきたとみて良さそうで、動きに関しても気合いが乗って調子は良さそう。

ブラストワンピース [動きB時計A] 3ヶ月
この中間も牧場で調整されて、トレセンでは2週前、1週前と南Wで速い時計を出している。動きを見ると、左回りでの追い切りでいつもと比べると迫力に欠ける印象だが、時計はしっかり出ていて仕上りは良さそう。

スティッフェリオ [動きB時計A] 中7週
この中間も坂路で乗り込まれて1週前はCWで併せ馬と、前走時とほぼ同じ調教内容。ただこの中間のほうが速い時計が出ていていて、引き続き好状態だろう。

グローリーヴェイズ [動きB時計A] 7ヶ月
ドバイ遠征もレースが中止となり、7ヶ月ぶりのレースとなる。この中間は、2週前、1週前とレーン騎手騎乗で追い切られて遅れもなく体はできている感じ。これまでで一番間隔が空いている点はマイナスになりそうだが。

ペルシアンナイト [動き映像なし時計D] 中2週
久しぶりの中2週での競馬で、1週前は軽めの調整。近走は間隔を空けて使ってきていた馬で、今回の中2週ローテがプラスになるような感じはない。

ダンビュライト [動きB時計C] 中7週
この中間は2週前、1週前と併せて先着を果たすも終いの時計は掛かっている。動きは悪くないが、走りやすそうな馬場でこの時計は物足りない。

モズベッロ [動きC時計B] 中7週
前走時の最終追い切りでは、使い詰めでの疲れがあるような動きに映った馬。今回は、中7週と間隔が空いているが、1週前の動きを見るとまだ重たい印象でガラッと良くなった感じはない。

カデナ [動き映像なし時計C] 3ヶ月
この中間も坂路で乗り込まれて2週前、1週前と速い時計を出している。映像がなく動きは判断できないが、終いを要していて、小倉大賞典時の好時計までは至らず。大きな上積みはなさそう。

トーセンスーリヤ [動きC時計B] 中6週
連勝中と勢いがあり、追い切りでも速い時計の出る馬。それでも、1週前の動きを見ると力みがあり特に凄く良い動きという印象は受けない。

トーセンカンビーナ [動き映像なし時計B] 中7週
天皇賞(春)からの中7週で、この中間も入念な乗り込みと引き続き状態は良さそう。人気は落ちそうだが出来は悪くない。

メイショウテンゲン [動き映像なし時計B] 中7週
この中間は、中7週と間隔が空いている割に1週前までは馬なりでの追い切りのみで、強めに追われていない点が気がかり。

アフリカンゴールド [動きE時計D] 中3週
目黒記念から中3週で、この中間に速い時計を出したのは1週前のCWのみ。動きも硬く前に伸びない感じで、あまり良い動きには見えなかった。

レッドジェニアル [動きB時計B] 中2週
鳴尾記念からの中2週と間隔が詰まっているが、1週前に速い時計を出せており状態は良さそう。ここ2戦は無観客でパドックでも落ち着きがあり、今回も力を出せる環境は整っている感じ。

アドマイヤアルバ [動きA時計B] 中6週
乗り込み豊富で1週前追い切りの動きを見ても、併走相手を楽に突き放し出来自体は良さそう。近走の成績を見ると大きなことは言えないが、京都新聞杯ではステイフーリッシュの2着、グローリーヴェイズには先着している馬なので、キッカケを掴めばもっと走っても良さそうだが。



☆コラムからの推奨馬は、サートゥルナーリアキセキワグネリアンスティッフェリオの4頭と、穴でレッドジェニアルアドマイヤアルバの2頭を挙げておきます。


◇今回は宝塚記念編でした。
2020年の競馬も半年が過ぎようとしていますが、今年は無観客での競馬が3ヶ月も続いていて、これまでにない不思議な感覚で時間が過ぎてきた感じがします。移動制限が解除されて地方競馬の一部の場外馬券発売場では発売も再開されてきていますが、競馬場に観客を入れての開催はいつになるのか、まだ先が見えない部分もあります。
それでも、ここ3ヶ月、競馬関係者、そして競馬ファンが一丸となって努力してきたことで、競馬が無事に開催されてきたわけですから、きっとこの先も、皆で協力して競馬を盛り上げていけると思います。今後は検温だったり、マスク着用でないと競馬場には入場できなくなるのかもしれませんが、だいぶ近づいてきたその日までもう少し我慢して、テレビやラジオの前で競馬を楽しみましょう。

それでは次回、函館2歳S(予定)編でお会いしましょう。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2020年6月21日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2020年06月21日号】特選重賞データ分析編(207)~2020年宝塚記念~
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 宝塚記念 2020年06月28日(日) 阪神芝2200m内


<ピックアップデータ>

【“JRAのレース”において出走経験があった馬の、“JRAのレース”における最高馬体重別成績(2012年以降)】
○510kg未満 [8-7-6-65](3着内率24.4%)
×510kg以上 [0-0-2-22](3着内率8.3%)

 大型馬は期待を裏切りがち。2017年のキタサンブラックは単勝オッズ1.4倍(1番人気)と圧倒的な支持を集めたものの、ゴール前の直線であっけなく失速し、9着に敗れてしまいました。今年も馬格があり過ぎる馬は評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→グローリーヴェイズサートゥルナーリアスティッフェリオ
主な「×」該当馬→キセキブラストワンピースラッキーライラック


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「“同年、かつJRA、かつG1・G2のレース”において4着以内となった経験がない」馬は2012年以降[0-2-2-44](3着内率8.3%)
主な該当馬→キセキグローリーヴェイズ

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2020年5月8日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】福島で光った”若手らしからぬ若手”菊沢一樹騎手の腕
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先週の天皇賞(春)フィエールマンの連覇で幕を閉じた。

全体としてはやや手薄なメンバー構成となったが、レースはキセキが久々にスタートを決めて前半から流れに乗って行き、正面スタンドでゆったりとハナへ。そこからは淡々としたペースを刻み、馬場状態も差しがそこそこ届いていたために紛れのないレースになった。

フィエールマンは最後地力での差し切り勝ち。相手関係を考えると内容には少々物足りなさも感じるが、改めて京都の長丁場での安定感、そして接戦での強さを見せた。

もっとも、印象に残ったのは勝ち馬のフィエールマンよりも、11番人気ながら2着と健闘したスティッフェリオの北村友騎手の手綱捌き。もともと馬をリラックスさせる技術には定評がある(と思っている)騎手だが、今回はその上手さを存分に発揮した。スタートから出たなりで終始リズムよく追走、4角でも焦ることなく徐々にエンジンを吹かすと、直線は長くいい脚を使い勝ち馬を脅かした。最後勝ち切れなかったのは悔しいだろうが、それでも能力を100%、いや120%引き出しての好走だった。

北村友騎手は昨年も8番人気のパフォーマプロミスで3着に入り穴をあけていたように、馬をリラックスさせる技術が生きる長距離戦では非常に頼りになる。今年の日経新春杯でもレッドレオンで2着、クロノジェネシス京都記念も制しており、今後も特に淀の長丁場では注意すべき存在だ。


〜福島で菊沢騎手が穴連発!

さて、騎手といえばもう一人、先週の福島で光る騎乗を見せたのが菊沢一樹騎手だ。菊沢騎手は叔父に横山典騎手を持つ、いわばジョッキー界のサラブレッド。以前からクリエイティヴな、良い意味で若手らしからぬ騎乗が目立っていたが、先週はその想像力豊かな騎乗が炸裂した。

まずは土曜福島10Rのしゃくなげ賞。12番人気のベッラヴォルタに騎乗すると、道中はじっくり内枠を利してインに控え、直線は外へ。最後は追われてグイグイ伸びると、最終週の馬場を生かして差し切り勝ち。3連単41万超の馬券の立役者となった。

さらに日曜のバーデンバーデンカップ。同じ福島芝1200mで15番人気のアンブロジオに騎乗すると、やはり道中は上手く溜め、直線は馬群を捌いて2着に突っ込んできた。近2走は不利で力を出し切れなかったが、見事に3度目の正直、3連複は11万、3連単は142万馬券という大波乱となった。

当方もアンブロジオは大いに穴で期待できるとみていた。ただ、最終的には対抗止まりでタテ目の100円しか馬券を獲ることはできず。それでも菊沢騎手のよく考えられた騎乗に救われた週末だった。



若手騎手といえばまずは積極的に前に行って粘る…ようなイメージがあるが、そのスタイルはいつか頭打ちになる。その点で、菊沢騎手は常に考える騎乗を心がけているように見え、今後への伸びしろを感じさせられる。まだまだ穴馬を持ってきてくれそうだ。

騎手についての詳細は新著『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』をご覧頂きたい。


〜NHKマイルカップ展望

さて、今週はNHKマイルカップ。桜花賞2着からコチラに回ってきた牝馬・レシステンシアが人気を集めそうだ。能力的にも当然上位争いになりそうだが、問題は臨戦以上に東京芝の馬場状態だろう。昨年のように差しが届くような競馬になると少々不利になるだろうが、持ち味のスピードを生かせる内伸び馬場になればチャンスは広がる。そういう意味では週末の馬場をじっくり観察したい。

個人的に期待したいのはスプリングS3着から参戦するサクセッション。前走はやや早仕掛けで伸び切れなかったが、レースぶりを見ても1800mよりは明らかにマイル向きだろう。今回は三浦騎手から横山典騎手にスイッチしてきており、勝負気配も漂う。流れに左右される面はあるが、前半折り合って運べればチャンスは大きそうだ。

原田騎手が引き続き騎乗するプリンスリターンも侮れない面がある。前走は展開を考えれば良く粘っており、持ち味のしぶとさを生かせれば、大一番でも出番がありそうだ。

※重賞の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年5月8日(金) 13:00 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(5/2~5/3) スガダイプロ 天皇賞(春) ○フィエールマン◎スティッフェリオ本線的中!! nigeプロは27万オーバー!
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3(日)に行われたG1天皇賞(春)、2(土)G2青葉賞ほか、様々な的中がマークされた先週。
好成績を収めた注目プロ予想家や、その的中の数々をご紹介していきたいと思います。
 
 
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
3(日)G1天皇賞(春)は、◎スティッフェリオの予想で、馬連・3連複・ワイドなど計105,070円(○◎△的中)! 2(土)の東京7R3歳1勝クラスG2青葉、3(日)東京6R3歳1勝クラス福島11RバーデンバーデンC京都12R高瀬川Sと、まさに枚挙にいとまなしのファインプレーの数々で連日のプラスを達成。週末2日間トータルでは、的中率44%、回収率204%、収支22万8500円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →nigeプロ
3(日)G1天皇賞(春)では、◎△▲で3連単を的中させ27万6000円のビッグヒットを達成! 2(土)の京都12R4歳上2勝クラス、3(日)東京6R3歳1勝クラスなどでも活躍を披露した先週は、週間トータル回収率530%、収支43万300円プラスの総合トップ成績を記録しています。
 
☆☆☆注目プロ →山崎エリカプロ
先週は、2(土)東京7R3歳1勝クラス福島10Rしゃくなげ賞などのヒットをマーク!土日2日間トータル回収率230%、収支13万650円プラスを達成しています。
 
☆☆☆注目プロ →イレコンデルパサープロ
2(土)を京都2R3歳未勝利での10万3550円払戻しなどでプラスで終えると、3(日)は福島12R白河特別の26万8000円払戻しでさらに積み増し。週間回収率208%、収支24万5530円の大幅プラスを達成しています。
 
 
 
この他にも、サラマッポプロ(181%)、ろいすプロ(164%)、あおまるプロ(149%)、蒼馬久一郎プロ(132%)、ゼット1号プロ(120%←3週連続週末プラス)、マカロニスタンダーズプロ(115%←2週連続週末プラス)、セイリュウ1号プロ(114%←3週連続週末プラス)、田口啄麻プロ(112%)、豚ミンCプロ(110%←2週連続週末プラス)、エース2号【予想マイレージクラブ限定】プロ(106%←2週連続週末プラス)、新参者プロ(106%←2週連続週末プラス)、きいいろプロ(104%)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
 
 
 
今週も「プロ予想MAX」にぜひご注目下さい。

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2020年5月7日(木) 14:00 覆面ドクター・英
NHKマイルカップ・2020
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フィエールマンの勝利は思っていたよりきわどいものとなった春の天皇賞でしたが、穴馬推奨の11番人気スティッフェリオが2着で馬連、馬単は結構ついてくれました。が、3連単は、どっさり持っていた馬券が1,2,4着……。3,4着が逆だったら帯封3つくらいいったのですが、しょうがないですね。せっかく11番人気を拾えているのに、4番人気ミッキースワローを消して失敗しました。
WIN5は久々に当たるも、3つ目が10番人気だっただけに数百万いくんじゃないかと期待していた割には76万と、アレ??という結果でした(めげずにこれを資金に、高校の先輩が社長を務める某航空大手の株を、今だからこそ買い増しして、応援しようかなんて考えています^^;)。


<全頭診断>
1番人気想定 レシステンシア:阪神JFを圧勝して1番人気で迎えた桜花賞でも2着と好走している。ただスプリンター色が強く、追い比べとなる東京マイル向きではない。ここ以降は1200~1400mを中心に使っていくのでは。ヒモが妥当か。あとは道悪となり、差しにくい馬場で、前からなだれこむ競馬になるかどうかか。

2番人気想定 サトノインプレッサ:負けなしの3連勝で毎日杯も制した。毎度渋った馬場での3連勝で、ディープインパクト産駒だけに良馬場ならもっと弾けそうだが、天気予報はまた雨。昔は高額だが走らない馬をつかまされ続けていたサトノ軍団だが、アドバイザーが代わってからは、粒ぞろいの層の厚い面々となった。ここも有力。東京マイルも向く舞台では。

3番人気想定 タイセイビジョン:新馬勝ち、函館2歳Sで2着、京王杯2歳S勝ち、朝日杯FSで2着、アーリントンC勝ちと安定して好成績おさめてきた。前走も完勝でここも十分期待できる。タートルボウル産駒だけにあまりに瞬発力勝負になると不利そうだが、石橋脩騎手は先行も口にしており、好走確率はかなり高そう。

4番人気想定 ルフトシュトローム:負けなしの3連勝でニュージーランドTを制してきたキンシャサノキセキ産駒。追ってしっかりしていて、初の左回り、東京も問題なさそう。レーン騎手も含め(この想定)人気よりもずっと期待できる馬では。

5番人気想定 サクセッション:スプリングSで3着だったが、上位2頭(皐月賞3着ガロアクリーク、8着ヴェルトライゼンデ)には完敗で、少し地力が落ちる印象も。ただ調教の動きは鋭く、ここの来ての成長も見込めて、ヒモあたりには良いか。

6番人気想定 ギルデッドミラーアーリントンCでは2着と好走したが、1着のタイセイビジョンには完敗で、あのレベルをこの短期間で逆転するのは難しそう。

7番人気想定 ラウダシオン:朝日杯FSは8着どまりだったが、前走のファルコンSは中京1400mの長い直線でいい走りを見せ2着と好走した。距離延長組は厳しいと一般的に思われているが、中京1400mこなせればマイルをこなせる下地はあり。ジワジワと力をつけてきており、ヒモには楽しみな一頭。

8番人気想定 シャインガーネット:前走のファルコンS勝ちは渋った馬場も展開読みも含め、かなりうまくいって嵌った感じの勝利で、ここは妙味感じず。

9番人気想定 ウイングレイテスト:前走は不利もあったが、スクリーンヒーロー産駒でレース上手だが、瞬発力が東京マイルには足りないのでは。前々走から道悪も特にうまくなさそうで・・・・・・。

10番人気以下想定
ラインベックディープインパクト×アパパネという良血馬だが、兄弟もやや晩成傾向にあり、ここでマイルになって良いかというとそうでもなさそうで。静観が正解か。

プリンスリターン:朝日杯FS5着、シンザン記念2着、アーリントンCで3着とそれなりに頑張っている。原田和騎手にはものすごくいい経験になっていると思われるが、馬券的には要らないのでは。

ストーンリッジディープインパクト×クロウキャニオンの良血馬で新馬勝ち、きさらぎ賞で2着。前走の毎日杯は、3番人気に推されるも6着といまひとつだったが、調教の動きは上向いてきており、良血らしい能力を披露してくるかもしれず穴馬としては良いのでは。

ジュンライトボルトアーリントンCでは上位陣とは差のある感じの内容での6着で、この短期間で急激に変わる感じはない。

ボンオムトゥック:勝ったタイセイビジョン以外はあまり強調要素の無いアーリントンCで4着。激走は特に期待できない。

ニシノストーム:低レベルな小倉1200mで未勝利、1勝クラスと連勝してきたが、ここで通用する能力なし。

シャチ:既に12戦使っており、正直この能力でよく弱い相手のレースを使って2勝したなあ、という馬。

ゼンノジャスタ:早熟伸び悩み系と思われ早い時期に稼いだが、もう要らなそう。

ハーモニーマゼラン:前走のニュージーランドT6着でやはり1400mくらいが良さそうな終いの鈍りようで、東京マイルの長い直線は向かなそう。1200~1400mが今後の活躍の場か。

メイショウチタン:8番人気で泉谷騎手が勝たせてしまったが、既に9戦を消化していて、うまく弱い相手に2勝したが通用する力はない。

ソウルトレイン:ニュージーランドT5着だが上位陣とは力差がある感じで、鞍上も「まだ緩くこれからの馬」とコメントしているように、ここでの激走は期待薄。


<まとめ>
有力:サトノインプレッサタイセイビジョンルフトシュトローム

ヒモに:レシステンシアサクセッションラウダシオン

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スティッフェリオの口コミ


口コミ一覧
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 今年の天皇賞(春)は、昨年の菊花賞馬『タイトルホルダー』と昨年の天皇賞(春)2着馬『ディープボンド』が、これまでの実績から、他の出走馬の追随を許さず、どちらかが勝つのではないかと思われているようです。

 ちなみに、『ディープボンド』は菊花賞で4着になっていますので、3歳時点では『タイトルホルダー』の方が実績上位と言えるのですが、その後の成長により菊花賞馬と互角に戦える力を付けて天皇賞(春)で2着になったと捉えれば、この2頭の能力に差がないと推測することができます。

 確かに、天皇賞(春)における『菊花賞馬』は10年間で6勝を挙げていて、実績から菊花賞馬の『タイトルホルダー』に分があると思いたくなるのですが、両馬の力関係を正しく判断するため、菊花賞と天皇賞(春)の関連をもっと詳しく分析してみたいと思います。

 まず、過去10年間で6勝の内訳をみると、フィエールマンとキタサンブラックが2連覇していますので、実質は、菊花賞馬10頭中4頭が勝利していることになり、天皇賞(春)で4-0-1-3 不出走2、という成績では勝つ見込みが五分五分ということになり、菊花賞馬の成績が優秀と言えるか、微妙な感じがします。

 昨年の菊花賞馬『タイトルホルダー』が今年の天皇賞(春)で勝利することができるか、過去10年間で菊花賞馬が翌年春に『天皇賞(春)』を勝った例を確かめると、2連覇したフィエールマンとキタサンブラックの2頭だけです。

 残りの2頭は、菊花賞の翌々年に勝利したワールドプレミアと、3年後の『天皇賞(春)』を勝ったゴールドシップでした。

 更に遡って、菊花賞馬が翌年春に『天皇賞(春)』を勝つパターンを探し出すと2006年のディープインパクト、2003年のヒシミラクル、2002年のマンハッタンカフェの3頭が見つかります。

 即ち、極論すると『タイトルホルダー』が『ディープインパクト級』でなければ、4歳で初出走する『天皇賞(春)』では勝てないことになります。

 別の言い方をすると、過去22年間で7頭の菊花賞馬しか『天皇賞(春)』を勝つことができないこと(勝率31.8%:5頭の不出走馬を除くと勝率41.2%)が『タイトルホルダー』に対する不安材料になります。


 それでは、昨年の『天皇賞(春)』2着馬が連続で連対する可能性への期待は、『タイトルホルダー』に対する不安に勝るのでしょうか。

 これまで述べてきたことの根拠にしている『菊花賞馬が翌年春の天皇賞(春)を勝つことが如何に容易でないか』が分かるデータを示して、同じデータから2年連続で連対する可能性について検討してみたいと思います。

【菊花賞馬の天皇賞(春)への出走状況と成績】
実施年  菊花賞優勝馬   翌年天皇賞(春)  翌々年天皇賞(春)  3年後天皇賞(春)
2021年 タイトルホルダー  
2020年 コントレイル    2021年不出走
2019年 ワールドプレミア  2020年不出走   2021年1着
2018年※フィエールマン   2019年1着    2020年1着
2017年 キセキ       2018年不出走   2019年不出走   2020年6着
2016年 サトノダイヤモンド 2017年3着    
2015年※キタサンブラック  2016年1着    2017年1着
2014年 トーホウジャッカル 2015年不出走   2016年5着
2013年 エピファネイア   2014年不出走
2012年 ゴールドシップ   2013年5着    2014年7着   2015年1着
2011年 オルフェーヴル   2012年11着
2010年 ビッグウィーク   2011年不出走
2009年 スリーロールス   2010年不出走
2008年 オウケンブルースリ 2009年不出走   2010年不出走  2011年10着
2007年 アサクサキングス  2008年3着    2009年9着
2006年 ソングオブウインド 2007年不出走
2005年※ディープインパクト 2006年1着
2004年 デルタブルース   2005年不出走   2006年10着   2007年12着  2008年不出走  2006年10着
2003年 ザッツザプレンティ 2004年16着    2005年10着
2002年※ヒシミラクル    2003年1着    2004年不出走   2005年16着
2001年※マンハッタンカフェ 2002年1着    2003年不出走
2000年 エアシャカール   2001年8着


 上記のデータで分かるように『過去22年間で7頭の菊花賞馬しか「天皇賞(春)」を勝つことができない』ということになります。

 そして、この7頭の内『菊花賞馬が翌年春の天皇賞(春)を勝つパターン』に絞ると※印のついた5頭のみということになります。

 過去10年間に限定すると昨年の菊花賞馬が勝つ確率は20.0%(2頭/10頭)。過去22年間に広げれば22.7%(5頭/22頭)と推測することができます。


 そこで、菊花賞馬以外にどのような馬たちが『天皇賞(春)』で勝利して来たかが分かるように、先程のデータに『天皇賞(春)』の勝馬のデータを重ね合わせてみます。


【天皇賞(春)の勝馬+菊花賞馬の天皇賞(春)への出走状況と成績】

天皇賞(春)優勝馬 菊花賞  実施年  菊花賞優勝馬   翌年天皇賞(春)  翌々年天皇賞(春)  3年後天皇賞(春)
ワールドプレミア 1着   2021年 タイトルホルダー  
フィエールマン  1着   2020年 コントレイル    2021年不出走
フィエールマン  1着   2019年 ワールドプレミア  2020年不出走   2021年1着
レインボーライン 2着   2018年 フィエールマン   2019年1着    2020年1着
キタサンブラック 1着   2017年 キセキ       2018年不出走   2019年不出走   2020年6着
キタサンブラック 1着   2016年 サトノダイヤモンド 2017年3着    
ゴールドシップ  1着   2015年 キタサンブラック  2016年1着    2017年1着
フェノーメノ   不出走  2014年 トーホウジャッカル 2015年不出走   2016年5着
フェノーメノ   不出走  2013年 エピファネイア   2014年不出走
ビートブラック  3着   2012年 ゴールドシップ   2013年5着    2014年7着   2015年1着
ヒルノダムール  7着   2011年 オルフェーヴル   2012年11着

 2連勝したフィエールマンとキタサンブラックに加え、ワールドプレミアの勝ち星の3勝分は『菊花賞馬が翌々年春の天皇賞(春)を勝ったパターン』であり、ゴールドシップは『菊花賞馬が3年後の天皇賞(春)を勝ったパターン』になります。これらを合わせると菊花賞馬が計6勝となり、菊花賞馬の強さが際立つのは確かです。

 上記のデータで示したように、『春の天皇賞(春)』で菊花賞馬が勝てなかった年でも、菊花賞2着のレインボーラインや同3着のビートブラック、そして同7着のヒルノダムールが勝利していますので、菊花賞出走馬の優勢な状況は揺るぎのないものに感じられます。

 菊花賞の出走経験がない『天皇賞(春)』の勝馬は唯一、フェノーメノだけで、2連勝しています。菊花賞の出走経験がない場合は、3歳重賞実績があり、クラシックレース(皐月賞またはダービー)で勝ち負けできるだけの実力を発揮していなければ『天皇賞(春)』で勝ちきることができないことを示しているようです。

 その意味で、昨年の『ディープボンド』は、ほんの少し力が足りなかったために『菊花賞馬』になれず、『天皇賞(春)』でも1年先輩の『菊花賞馬』ワールドプレミアの2着に敗れてしまったのかもしれません。

 しかし、凱旋門賞を度外視すれば、その後はG2・G1で2勝2着1回の成績で、昨年以上の実績を引っ提げて、このレースに臨んで来ると思われます。

 『ディープボンド』が昨年の『有馬記念』で『エフフォーリア』の2着になっていることがそのように考える根拠になっています。

 ご存じの通り、『エフフォーリア』は『タイトルホルダー』を『皐月賞』と『ダービー』で2戦連続で下しており、この馬を物差しにして比較するなら、現在の『ディープボンド』ならば、1年後輩の『菊花賞馬 タイトルホルダー』にも、歴代の『菊花賞馬』にも遜色のない能力を持っていると推測することができます。

 『有馬記念』で同様に2着になり、その翌年の『天皇賞(春)』で2連勝した『キタサンブラック』級の力を『ディープボンド』が身につけるまで成長していれば、2年連続で連対または雪辱を果たして初のG1タイトルを獲得できるかもしれません。

 実は、『菊花賞馬』として『天皇賞(春)』で2連勝した『フィエールマン』も、『ディープボンド』と同様に凱旋門賞から『有馬記念』を経由して、翌年の『天皇賞(春)』で2連覇を果たしているのですが、有馬記念の成績では2着と4着で『ディープボンド』の方が上位の成績であることも、データ上は期待させる材料になっています。


 これまで、2強と思われる『タイトルホルダー』と『ディープボンド』について、菊花賞の成績と天皇賞(春)の成績の関連で検討してきましたので、これからは、どんな臨戦過程で『天皇賞(春)』に参戦してきた馬たちが上位に入賞してきたのかを調べてみたいと思います。

 ちなみに、『タイトルホルダー』は前走がG2日経賞1着で年明け2戦目の出走。『ディープボンド』は前走がG2阪神大賞典1着で、年明け3戦目の出走になります。

 『天皇賞(春)』はJRAにおける最長距離のG1レースですから、年明け初戦ではなかなか最大限に能力を発揮し難いと考えられます。

 ですから、4月下旬の約5カ月間に何戦するか、どのレースを選ぶのかによって、どんな成績を残しているかをデータから拾い出してみます。

 その際、昨年の日記に書いた以下の観点を再度確かめておきたいと思います。


『日経新春杯の1~3着までの馬たちが天皇賞(春)に目標を定めるとしたら、直行するのでなく次走に日経賞G2を経由してきた場合、過去11年間で最多の9頭が天皇賞(春) に出走し、2-1-2-4となかなか優秀な成績を収めています。今年(2021年)は日経新春杯から日経賞を経由して天皇賞(春)に参戦してくる馬がいないので来年(2022年)以降の参考にしたいものです。』


 それでは、前哨戦とみられる年明けのG2レース別の成績を確認にてみます。昨年は、『日経新春杯』『AJCC』『日経賞着』の3レースに絞って成績を調べていましたが、昨年の天皇賞(春)では『阪神大賞典1着』から参戦してきた『ディープボンド』が2着になり、今年も出走しますので『阪神大賞典』を加えて4つのG2レースについて検討してみます。

【同じシーズンにおけるG1での成績 2011年~2021年 過去11年】
① 日経新春杯からG1への参戦  2頭 (0-1-0-1)
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ 2019年  日経新春杯1着
   大阪杯  9着 アドマイヤビルゴ  2021年  日経新春杯10着

 【日経新春杯1着~3着馬のG1への参戦】 22頭 (1-1-0-20)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年  日経新春杯2着 →大阪杯1着
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ 2019年  日経新春杯1着 天皇賞に直行
   大阪杯  9着 アドマイヤビルゴ  2021年  日経新春杯10着 大阪杯に直行

② AJCCからG1への参戦  1頭  (1-0-0-0)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年  AJCC2着

 【AJCC1着~3着馬のG1への参戦】 19頭  (2-3-0-14)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年 AJCC2着  天皇賞に直行
   天皇賞(春)4着 アリストテレス   2021年 AJCC1着 →阪神大賞典7着
   天皇賞(春)5着 ウインマリリン   2021年 AJCC6着 →日経賞1着
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年 AJCC1着 →日経賞3着
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年 AJCC1着 →日経賞3着
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年 AJCC1着 →日経賞7着
   宝塚記念 8着 モズベッロ     2021年 AJCC5着 →京都記念8着→大阪杯2着
   大阪杯  2着 モズベッロ     2021年 AJCC5着 →京都記念8着

③ 日経賞からG1への参戦   38頭 (5-2-4- 27)
   天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  2021年  日経賞3着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2014年  日経賞5着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2013年  日経賞1着
   天皇賞(春)2着 スティッフェリオ  2020年  日経賞3着
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年  日経賞1着
   天皇賞(春)3着 カレンブーケドール 2021年  日経賞2着
   天皇賞(春)3着 ミッキースワロー  2012年  日経賞1着
   天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ  2014年  日経賞2着
   天皇賞(春)3着 ウインバリアシオン 2012年  日経賞2着
   天皇賞(春)5着 ウインマリリン   2021年  日経賞1着
   天皇賞(春)13着 オセアグレート   2021年  日経賞6着
   天皇賞(春)17着 ジャコマル      2021年  日経賞5着
   宝塚記念 1着 マリアライト     2016年  日経賞着
   QE2世C1着 ルーラーシップ    2012年  日経賞着

④ 阪神大賞典からG1への参戦   64頭 (3-3-5-53)
   天皇賞(春)1着 レインボーライン  2018年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)1着 ゴールドシップ   2015年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)1着 ビートブラック   2012年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)2着 ディープボンド   2021年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)2着 シュヴァルグラン  2017年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)2着 カレンミロティック 2016年 阪神大賞典6着
   天皇賞(春)3着 クリンチャー    2018年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)3着 サトノダイヤモンド 2017年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2016年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)3着 カレンミロティック 2015年 阪神大賞典4着
   天皇賞(春)3着 ナムラクレセント  2011年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)4着 アリストテレス   2021年 阪神大賞典7着
   天皇賞(春)4着 ユーキャンスマイル 2020年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)5着 トーセンカーナビ  2020年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)6着 キセキ       2020年 阪神大賞典7着
   天皇賞(春)7着 ユーキャンスマイル 2021年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)8着 メイショウテンゲン 2020年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)9着 ナムラドノバン   2021年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)11着 メロディーレーン   2020年 阪神大賞典5着
   天皇賞(春)12着 ゴースト       2021年 阪神大賞典中止
   天皇賞(春)14着 メイショウテンゲン  2021年 阪神大賞典6着
   天皇賞(春)16着 シロニイ       2021年 阪神大賞典4着


4つのG2レースの出走実数に対するG1上位入賞率は下記の通りになります。

      勝率  連対率 複勝率 
日経新春杯 4.5%  9.1%  9.1%   (1-1-0-20)
AJCC  10.5%  26.3%  26.3%   (2-3-0-14)
日経賞   13.2%  18.4%  28.9%   (5-2-4- 27)
阪神大賞典 4.7%  9.4%  17.2%   (3-3-5-53)

『日経新春杯』と『AJCC』については『天皇賞(春)』に直行するケースは少数派で、もう1戦G2を挟むのが常套手段になっていることが分かります。また、この2つのレースに出走後は『天皇賞(春)』ではなく、他のG1に向かうケースが散見されます。

 これに対して、『日経賞』と『阪神大賞典』の出走馬は、レース間隔の関係で『天皇賞(春)』に直行するのが主流で、目標が『天皇賞(春)』であることが明確になっています。


 このように4つ前哨戦は、それぞれの実施時期や距離の違いによって様々な選択の仕方があると思われますが、総合すると、4つのG2から直行した馬たちだけで9勝-2着6回-3着9回となり、着度数で考えると勝率81.8%であることは重く受け止めなければなりません。

 ですから、年明けのG2を1戦か2戦した出走馬を中心に本命候補を選ぶとすれば、これまでの『天皇賞(春)』の上位入賞馬がどのような臨戦過程で出走しているか、菊花賞に出走の有無と絡めながら過去のデータを調べ、今年の出走馬から本命候補を見つけるための選択に活かしたいと思います。



最初に、2011年の成績だけ詳しく示してみます。


【2021年天皇賞(春)におけるG2からの出走馬の成績】
 成績(着順)   馬名        前走G2着順  G2全体の成績 前々走(着順)
天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  ←日経賞 3着  (5-2-4-27) ←有馬記念5着
天皇賞(春)2着 ディープボンド   ←阪神大賞典1着 (3-3-5-53) ←中山金杯14着
天皇賞(春)3着 カレンブーケドール ←日経賞 2着  (5-2-4-27) ←有馬記念5着
天皇賞(春)4着 アリストテレス   ←AJCC1着  (2-3-0-14) ←菊花賞2着
天皇賞(春)5着 ウインマリリン   ←日経賞 1着  (5-2-4-27) ←AJCC6着
天皇賞(春)13着 オセアグレート   ←日経賞 6着  (5-2-4-27) ←有馬記念15着
天皇賞(春)17着 ジャコマル      ←日経賞 5着  (5-2-4-27) ←ダイヤモンド7着

 昨年は1着から3着までの前走が全て前哨戦とみられるG2だけで占められています。掲示板に載った5頭まで広げても、やはり前哨戦の3つのG2だけで決まったレースになりました。(昨年は『日経新春杯』からの直行馬はいませんでした。)

 昨年の天皇賞(春)の4つの前哨戦では『日経賞』が優勢であり、次に『AJCC』であることも窺われます。とは言いながら、なぜか『日経賞1着馬』が、前走となった『AJCC』で6着、天皇賞(春)でも5着に敗退しているのがなんとも皮肉な結果であったと思います。

 全体の傾向を捉えることができたとしても、前走(前々走)の着順通りに決まらないことを踏まえながら、過去11年間の成績を見ていきましょう。

 ○レース全体のデータに示してあるのは

実施年度  優勝タイム   参考にする 前年の菊花賞優勝タイム 優勝馬名

菊花賞に出走経験のある全出走馬の成績  ※牝馬の場合は秋華賞の出走経験も含む

 天皇賞(春)が年明け初戦の成績  2戦目の馬の成績 3戦目の馬の成績 4戦目以上の馬の成績

菊花賞に出走経験のない全出走馬の成績  ※牝馬の場合は秋華賞の未経験も含む
 天皇賞(春)が年明け初戦の成績  2戦目の馬の成績 3戦目の馬の成績 4戦目以上の馬の成績


 ○1~3着馬のデータに示してあるのは

馬名 菊花賞前の重賞成績(菊花賞前の全成績)菊花賞出走の有無と着順 前々走→前走→天皇賞(春)着順
  G1(菊花賞以降~天皇賞(春)前の全G1の成績) レース名と着順
  G2(菊花賞以降~天皇賞(春)前の全G2の成績) レース名と着順
     ※天皇賞(春)で2回以上の場合は、その年の天皇賞(春)前までの全G1・2の成績



【過去11年間の天皇賞(春)の成績 2011年~2021年】

2021年  3分14秒7   ※参考 2020年菊花賞 3分05秒5 コントレイル
菊花賞・秋華賞 あり1-1-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-1-1 3戦目0-1-0-3 4戦目以上0-0-0-2
菊花賞・秋華賞 なし0-0-0-8
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目0-0-0-3 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-3

ワールドプレミア 神戸新聞杯3着(2-1-2-0)菊花賞1着 有馬記念5着→日経賞3着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞1着、有馬記念3着、ジャパンC6着、有馬記念5着
  G2(0-0-1-0) 日経賞3着

ディープボンド 京都新聞杯1着(2-1-1-4)菊花賞4着 中山金杯14着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)2着 
  G1(0-0-0-1) 菊花賞4着
  G2(1-0-0-0) 阪神大賞典1着

カレンブーケドール オークス2着(2-2-2-1)秋華賞2着 有馬記念5着→日経賞2着→天皇賞(春)3着  
  G1(0-2-0-2)  秋華賞2着、ジャパンC2着・4着、有馬記念5着
  G2(0-3-0-0) 京都記念2着、オールカマー2着、日経賞2着

アリストテレス       (3-4-0-1) 菊花賞2着 AJCC1着→阪神大賞典7着→天皇賞(春)4着 
  G1(0-1-0-0)  菊花賞2着
  G2(1-0-0-1)  AJCC1着、阪神大賞典7着

ウインマリリン  フローラS1着、オークス2着(3-1-0-1) 秋華賞15着 天皇賞(春)5着 
         AJCC6着→日経賞1着→天皇賞(春)5着
  G1(0-0-0-2)  秋華賞15着、エリザベス女王杯4着
  G2(1-0-0-1) AJCC6着、日経賞 1着


2020年  3分16秒5  ※参考 2019年菊花賞 3分06秒0 ワールドプレミア
菊花賞・秋華賞 あり1-1-1-7
  年明け初戦1-0-0-1 2戦目0-0-0-3 3戦目0-1-1-3 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-0-0-4
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目0-0-0-1 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-0


フィエールマン ラジオNIKKEI2着 (2-1-0-0) 菊花賞1着 凱旋門賞12着→有馬記念4着→天皇賞(春)1着
  G1(2-0-0-2) 菊花賞1着、天皇賞(春)1着、凱旋門賞12着、有馬記念4着
  G2(0-0-0-0) 

スティッフェリオ     (2-2-1-4) 菊花賞14着 AJCC8着→日経賞3着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-5) 菊花賞14着、大阪杯7着、宝塚記念7着、天皇賞秋12着、有馬記念13着
  G2(1-0-1-2) 札幌記念5着、オールカマー1着、AJCC8着、日経賞3着

ミッキースワロー セントライト1着 (3-0-1-2) 菊花賞6着 AJCC4着→日経賞1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-4)菊花賞6着、大阪杯5着、ジャパンC5着、有馬記念11着、
  G2(1-2-0-2)AJCC2着、札幌記念13着、オールカマー2着、AJCC4着、日経賞1着



2019年  3分15秒0  ※参考 2018年菊花賞 3分06秒1 フィエールマン
菊花賞・秋華賞 あり1-1-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-1-0-2 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし0-0-1-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-1-2 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1

フィエールマン ラジオNIKKEI2着 (2-1-0-0) 菊花賞1着 菊花賞1着→AJCC2着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞1着
  G2(0-1-0-0) AJCC2着

グローリーヴェイズ きさらぎ賞2着(2-2-0-1) 菊花賞5着 菊花賞5着→日経新春杯1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞5着
  G2(1-0-0-0) 日経新春杯1着

パフォーマプロミス 3歳時2戦全勝(2-0-0-0) 菊花賞なし 有馬記念14着→京都記念4着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-0) 宝塚記念9着、有馬記念14着
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯1着、目黒記念3着、京都記念4着


2018年  3分16秒2  ※参考 2017菊花賞 3分18秒9 キセキ 不良
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-2 3戦目0-0-1-1 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-10
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-5

レインボーライン アーリントン1着、NHKマイル3着、札幌記念3着 (3-2-3-4) 菊花賞2着 
         天皇賞秋3着→有馬記念8着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-1-1-5)菊花賞2着、ジャパンC6着・6着、天皇賞春12着、宝塚記念5着、
           天皇賞秋3着、有馬記念8着 
  G2(1-0-0-1) 日経賞4着、阪神大賞典1着

シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし 有馬記念3着→大阪杯13着→天皇賞(春)2着
  G1(1-1-3-4) 天皇賞(春)3着、宝塚記念9着、ジャパンC3着、有馬記念6着、
            天皇賞(春)2着、宝塚記念8着、ジャパンC1着、有馬記念3着、
大阪杯13着
  G2(2-2-1-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着、アルゼンチン1着、阪神大賞典2着、
            京都大賞典3着

クリンチャー     (2-0-0-4) 菊花賞2着 京都記念1着→阪神大賞典3着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-0) 菊花賞2着
  G2(1-0-1-0) 京都記念1着、阪神大賞典3着


2017年  3分12秒5  ※参考 2016年菊花賞 3分03秒3 サトノダイヤモンド
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-1-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-8
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-6 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-1

キタサンブラック スプリングS1着、皐月賞3着、セントライト1着  (4-0-1-1) 菊花賞1着
         有馬記念2着→大阪杯1着→天皇賞(春)1着
  G1(4-1-2-0)菊花賞1着、有馬記念3着、天皇賞春1着、宝塚記念3着、ジャパンC1着、
           有馬記念2着、大阪杯1着
  G2(1-1-0-0)大阪杯2着、京都大賞典1着

シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし 有馬記念6着→阪神大賞典2着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-2-2) 天皇賞(春)3着、宝塚記念9着、ジャパンC3着、有馬記念6着
  G2(2-2-0-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着、アルゼンチン1着、阪神大賞典2着

サトノダイヤモンド きさらぎ賞1着、皐月賞3着、ダービー2着、神戸新聞杯1着 (4-1-1-0)
           菊花賞1着  有馬記念1着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(2-0-0-0) 菊花賞1着、有馬記念1着
  G2(1-0-0-0) 阪神大賞典1着


2016年  3分15秒3  ※参考 2015年菊花賞 3分03秒9 キタサンブラック
菊花賞・秋華賞 あり1-0-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-1-10
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-4 3戦目0-0-1-4 4戦目以上0-0-0-2


キタサンブラック スプリングS1着、皐月賞3着、セントライト1着 (4-0-1-1) 菊花賞1着 
         天皇賞(春)1着  有馬記念3着→大阪杯2着→天皇賞(春)1着
  G1(1-0-1-0) 菊花賞1着、有馬記念3着
  G2(0-1-0-0) 大阪杯2着

カレンミロティック   (2-0-0-6) 菊花賞なし ジャパンC15着→阪神大賞典6着→天皇賞(春)2着
  G1(0-1-1-5) 有馬記念6着、宝塚記念2着、香港ヴァース5着、天皇賞(春)3着、
            宝塚記念13着、天皇賞秋13着、ジャパンC15着、
  G2(1-0-1-4) 金鯱賞1着、中山記念14着、大阪杯4着、阪神大賞典4着、
            京都大賞典3着、阪神大賞典6着

シュヴァルグラン  京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし
          日経新春杯2着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着


2015年  3分14秒7  ※参考 2014年菊花賞 3分01秒0 トーホウジャッカル
菊花賞・秋華賞 あり1-0-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-4 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-1-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-1-2 3戦目0-1-0-6 4戦目以上0-0-0-1


ゴールドシップ  札幌2歳S2着、皐月賞1着、神戸新聞杯1着 (5-2-0-1) 菊花賞1着
         AJCC7着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞1着、有馬記念1着、天皇賞(春)5着、宝塚記念1着、
            ジャパンC15着、有馬記念3着、天皇賞(春)7着、宝塚記念1着、
            凱旋門賞14着、有馬記念3着
  G2(0-0-0-0) 阪神大賞典1着、京都大賞典15着、阪神大賞典1着、札幌記念2着、
            AJCC7着、阪神大賞典1着

フェイムゲーム  京成杯1着(2-0-0-4) 菊花賞なし AJCC12着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-2) 天皇賞(春)6着、宝塚記念6着
  G2(1-0-1-2) AJCC3着、オールカマー6着、アルゼンチン1着、AJCC12着

カレンミロティック  (2-0-0-6) 菊花賞なし 香港ヴァース5着→阪神大賞典4着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-2) 有馬記念6着、宝塚記念2着、香港ヴァース5着
  G2(1-0-0-3) 金鯱賞1着、中山記念14着、大阪杯4着、阪神大賞典4着


2014年  3分15秒1  ※参考 2013年菊花賞 3分05秒2 エピファネイア 不良
菊花賞・秋華賞 あり0-1-0-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-1 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし1-0-1-12
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目1-0-1-4 3戦目0-0-0-5 4戦目以上0-0-0-2


フェノーメノ 青葉賞1着、ダービー2着、セントライト1着 (4-1-0-2) 菊花賞なし 天皇賞(春)1着
       宝塚記念4着→日経賞5着→天皇賞(春)1着
  G1(1-1-0-2) 天皇賞秋2着、ジャパンC5着、天皇賞(春)1着、宝塚記念4着、
  G2(1-0-0-1) 日経賞1着、日経賞5着

ウインバリアシオン青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着(3-2-0-3) 菊花賞2着 天皇賞(春)2着
         有馬記念2着→日経賞1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-2-1-2) 菊花賞2着、ジャパンC5着、天皇賞(春)3着、宝塚記念4着、
            有馬記念2着
  G2(1-1-1-1) 京都記念6着、日経賞2着、金鯱賞3着、日経賞1着

ホッコーブレーヴ    (1-2-2-4) 菊花賞なし ジャパンC12着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-1) ジャパンC12着
  G2(0-1-0-1) アルゼンチン5着、日経賞2着


2013年  3分14秒2  ※参考 2012年菊花賞 3分02秒9 ゴールドシップ
菊花賞・秋華賞 あり0-1-0-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-2 3戦目0-0-0-0 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし1-0-1-12
  年明け初戦0-0-1-0 2戦目1-0-0-1 3戦目0-0-0-9 4戦目以上0-0-0-2

フェノーメノ 青葉賞1着、ダービー2着、セントライト1着 (4-1-0-2) 菊花賞なし 天皇賞(春)1着
       ジャパンC5着→日経賞1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-1-0-1) 天皇賞秋2着、ジャパンC5着
  G2(1-0-0-0) 日経賞1着

トーセンラー きさらぎ賞1着、セントライト2着(2-1-2-2) 菊花賞3着 天皇賞(春)2着
       新潟記念7着→京都記念1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞3着
  G2(0-0-0-0) 京都記念4着、日経賞10着、京都記念1着

レッドカドー     (0-0-0-0) 菊花賞なし ジャパンC8着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-1) ジャパンC8着
  G2(0-0-0-0) 


2012年  3分13秒8  ※参考 2011年菊花賞 3分02秒8 オルフェーヴル
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-0-4 3戦目0-0-1-2 4戦目以上1-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-2 3戦目0-0-0-4 4戦目以上0-0-0-3


ビートブラック   (3-3-2-6) 菊花賞3着 ダイヤモンドS6着→阪神大賞典10着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞3着、天皇賞(春)7着、宝塚記念11着
  G2(0-1-0-5) 日経新春杯10着、京都大賞典2着、アルゼンチン5着、
            ステイヤーズS11着、日経新春杯4着、阪神大賞典10着

トーセンジョーダン 共同通信杯2着(3-2-0-1) 菊花賞なし 有馬記念5着→大阪杯3着→天皇賞(春)2着
  G1(1-1-0-3) 有馬記念5着、宝塚記念9着、天皇賞秋1着、ジャパンC2着、
            有馬記念5着
  G2(3-0-1-0) アルゼンチン1着、AJCC1着、阪神大賞典取消、札幌記念1着、
            大阪杯3着

ウインバリアシオン青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着(3-2-0-3) 菊花賞2着 天皇賞(春)3着
         京都記念6着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-1) 菊花賞2着、ジャパンC5着
  G2(0-1-0-1) 京都記念6着、日経賞2着


2011年  3分秒  ※参考 2010年菊花賞 3分06秒1 ビッグウィーク
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-0-1 3戦目0-0-1-2 4戦目以上1-0-0-2
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-3 3戦目0-0-0-5 4戦目以上0-0-0-1


ヒルノダムール  皐月賞2着 (2-3-0-3) 菊花賞7着 京都記念3着→大阪杯1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-1) 菊花賞7着
  G2(1-1-1-0) 日経新春杯2着、京都記念3着、大阪杯1着

エイシンフラッシュ 京成杯1着、ダービー1着、神戸新聞杯2着(4-1-2-1) 菊花賞なし
          天皇賞(春)2着  有馬記念7着→大阪杯3着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-2) ジャパンC8着、有馬記念7着
  G2(0-0-1-0) 大阪杯3着

ナムラクレセント  (3-0-1-4) 菊花賞3着 日経新春杯4着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞3着、天皇賞(春)4着、宝塚記念9着
  G2(1-0-1-4) 阪神大賞典3着、毎日王冠4着、日経賞8着、金鯱賞8着、
            日経新春杯4着、阪神大賞典1着


 過去11年間の上位入賞馬の傾向を総合すると次のようにまとめられます。

2011年~2021年
菊花賞・秋華賞 あり9-5-6-54
  年明け初戦1-0-0-1 2戦目6-3-2-26 3戦目0-2-4-19 4戦目以上2-0-0-8
菊花賞・秋華賞 なし2-6-5-96
  年明け初戦0-0-1-3 2戦目2-5-3-31 3戦目0-1-1-41 4戦目以上0-0-0-21


 過去11年間の上位入賞馬の傾向と前哨戦となるG2の傾向のデータを踏まえ、本命候補を絞るための視点を次の8点にしたいと思います。

(1) 菊花賞出走経験のある中から本命候補を選ぶ  9-5-6-54
(2) 年明け2戦目(前哨戦のG2で1戦)の上位入賞馬に本命候補を絞り込む 6-3-2-26
(3) 前走が『日経賞』の場合は、1~3着馬から。前年秋のG1実績があれば掲示板5着前後まで広げて選択する。
(4) 前走が『阪神大賞典』の場合は、1着馬から。年明け3戦目(前哨戦のG2で1戦または2戦)の上位入賞馬も可。
(5) 菊花賞出走経験がない場合は、前年秋のG1上位入賞経験か、年明けのG1大阪杯1着からなら対抗扱い。
(6) 菊花賞1~6着の実績があり、G1で3回以上掲示板に載っていれば連下以上の評価
(7) 菊花賞の経験がなくても、G2を1勝以上で複勝圏を外していなければ穴馬候補に。
(8) 菊花賞の経験がなくても、G1で2回以上の掲示板があれば連下以上の評価


 では、『タイトルホルダー』と『ディープボンド』を脅かす可能性がある馬を探しながら最終予想をしたいと思います。


×1.アイアンバローズ  (2-2-1-4) 菊花賞なし ステイヤーズS2着→阪神大賞典2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-2-0-2) 京都大賞典12着、アルゼンチン共和国杯6着、ステイヤーズS2着、
            阪神大賞典2着

 2.ハーツイストワール  (1-2-0-0) 菊花賞なし ウエルカムS2着→早春S1着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 

 3.ディバインフォース  (2-1-0-5) 菊花賞4着 ステイヤーズS1着→日経賞11着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-2) 菊花賞4着、天皇賞(春)15着
  G2(1-0-0-1) ステイヤーズS1着、日経賞11着

△4.ユーキャンスマイル  (3-2-0-2) 菊花賞3着 有馬記念9着→阪神大賞典5着→天皇賞(春)
  G1(0-0-1-10) 菊花賞3着、天皇賞春5・4・7着、天皇賞秋4・9着、
            ジャパンC5・12・12着、有馬記念11・9着
  G2(1-1-0-3) 阪神大賞典1着、アルゼンチン4着、阪神大賞典2着、札幌記念6着、
            阪神大賞典5着

△5.マカオンドール 京都2歳3着、京都新聞3着(2-3-4-4) 菊花賞なし
           万葉S1着→阪神大賞典4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-1) 阪神大賞典4着

 6.メロディーレーン (2-0-2-8) 菊花賞5着 有馬記念15着→ダイヤモンドS13着 天皇賞(春)
  G1(0-0-0-5)  菊花賞5着、 天皇賞(春)11着、天皇賞(春)11着、宝塚記念11着、
            有馬記念15着
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯9着、阪神大賞典5着

△7.テーオーロイヤル   (4-0-1-3) 菊花賞なし 尼崎S1着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 

△8.クレッシェンドラヴ  (1-1-1-5)→ 菊花賞なし AJCC7着→日経賞4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-3) ジャパンC13着、有馬記念8着、大阪杯11着
  G2(0-0-0-4) オールカマー5着・4着、AJCC7着、日経賞4着

△9.ヒートオンビート   (3-3-1-3) 菊花賞なし 中山金杯3着→日経賞3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-1-1-1) 目黒記念2着、京都大賞典8着、日経賞3着

×10.トーセンカーナビ  (3-3-1-3) 菊花賞なし ダイヤモンドS3着→阪神大賞典7着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-2) 天皇賞(春)5着、宝塚記念8着
  G2(0-1-0-4) 阪神大賞典2着、アルゼンチン14着・7着、ステイヤーズS4着、
            阪神大賞典7着

△11.マイネルファンロン スプリングS3着(3-2-3-2) 菊花賞なし 中日新聞杯17着→AJCC2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 毎日王冠10着、金鯱賞8着、毎日王冠12着、AJCC2着

 12.ハヤヤッコ  レパードS1着(3-2-1-3) 菊花賞なし 東海S14着→日経賞5着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-3) 東海S6着、東海S14着、日経賞5着

×13.ロバートソンキー 神戸新聞杯3着 (1-1-1-1) 菊花賞6着 
            長久手特別1着→御堂筋S3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞6着
  G2(0-0-0-0) 

 14.ヴァルコス  青葉賞2着(2-2-0-4)→ 菊花賞8着 
          ステイヤーズS8着→ダイヤモンドS4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞8着
  G2(0-0-0-1) ステイヤーズS8着

▲15.タガノディアマンテ きさらぎ賞2着(1-1-1-6) 菊花賞7着 
             AJCC9着→京都記念2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞7着
  G2(0-1-0-1) ステイヤーズS2着、AJCC9着、京都記念2着


○16.タイトルホルダー 弥生賞1着(2-2-0-3)→ 菊花賞1着 
            有馬記念5着→日経賞1着→天皇賞(春)
  G1(1-0-0-1) 菊花賞1着、有馬記念5着
  G2(1-0-0-0) 日経賞1着

△17.シルバーソニック  (3-3-0-0)→菊花賞なし 万葉S3着→阪神大賞典3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-2-0) ステイヤーズS3着、阪神大賞典3着

◎18.ディープボンド 京都新聞杯1着 (2-1-1-4)菊花賞4着
           有馬記念2着→阪神大賞典1着→天皇賞(春) 
  G1(0-2-0-2) 菊花賞4着、天皇賞(春)2着、凱旋門賞14着、有馬記念2着  
  G2(3-0-0-0) 阪神大賞典1着、フォワ賞1着、阪神大賞典1着


 予想方針で挙げた8つの視点にピッタリ当てはまる有力候補は、今年の出走馬にはいなかったので『タイトルホルダー』と『ディープボンド』の2強を脅かす馬はいない・・・と言いたいところですが。

 『タイトルホルダー』と『ディープボンド』は、現時点ではどちらもディープインパクト級とも、キタサンブラック級とも言い難いので、8つの視点を若干緩めに修正して印を付けてみました。


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 ビター ティー 2022年3月25日(金) 19:29
日経賞は天皇賞(春)の戴冠を狙うG2
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 1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる伝統のG2『日経賞』。このレースに出走馬を送り出す陣営の思惑の共通点は、単なる「天皇賞(春)」に出走させることにとどまらず『G1タイトルホルダー』の称号を射止めることです。しかし、G1の栄冠を手に入れるチャンスをつかむため、まず「日経賞」で勝つ可能性があるのはどんな馬たちなのか…昨年に引き続き、天皇賞との関連も含めて考えてみたいと思います。

 昨年は、年明けの3つのG2レース『日経新春杯』『AJCC』『日経賞』について、『天皇賞(春)』における成績を比較して、天皇賞(春)との関係性の強さを検証してきました。

 このデータに2021年『天皇賞(春)』におけるそれぞれのレースからの出走馬の成績を加えてみます。

【同じシーズンにおけるG1での成績 過去11年間】
① 日経新春杯からG1への参戦 22頭 (1-1-1-19)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイス 2019年
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2017年
    ※2021年は『日経新春杯』から天皇賞(春)への出走なし

② AJCCからG1への参戦 15頭  (2-2-0-11)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年
    ※2021年は『AJCC』から天皇賞(春)への出走なし

③ 日経賞からG1への参戦   37頭 (4- 3 -3- 27)
   天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  2021年←日経賞3着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2013年
   天皇賞(春)1着 カレンブーケドール 2021年←日経賞2着
   天皇賞(春)2着 スティッフェリオ  2020年
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
   天皇賞(春)3着 ミッキースワロー  2012年
   天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ  2014年 
   宝塚記念 1着 マリアライト    2016年 
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年 
    ※2021年は『日経賞』から『天皇賞(春)』への出走は5頭 1-0-1-3


 以上が各レースから『天皇賞(春)』を中心に次走G1へ直行した場合の成績です。3つのG2レースの出走実数に対する上位入賞率は下記の通りになります。

      勝率  連対率 複勝率 
日経新春杯 4.5%  9.1%  13.6%
AJCC  13.3% 26.7%  26.7%
日経賞   10.8% 18.9%  27.0%

 出走頭数が異なりますので、入賞の着度数で比較すると『日経賞』が『天皇賞(春)』との関連が高いことが分かります。

 2021年『天皇賞(春)』での成績について、もう一つのG2『阪神大賞典』からの出走馬の成績と比較すると『天皇賞(春)』との関連が高いことが一層明らかになると思います。

 日経賞3着  → 天皇賞(春) 1着 ワールドプレミア
 日経賞2着  → 天皇賞(春) 3着 カレンブーケドール
 日経賞1着  → 天皇賞(春) 5着 ウインマリリン
 日経賞6着  → 天皇賞(春) 13着 オセアグレイト
 日経賞5着  → 天皇賞(春) 17着 ジャコマル

 阪神大賞典1着→ 天皇賞(春) 2着 ディープボンド
 阪神大賞典7着→ 天皇賞(春) 4着 アリストテレス
 阪神大賞典2着→ 天皇賞(春) 7着 ユーキャンスマイル
 阪神大賞典3着→ 天皇賞(春) 9着 ナムラドノヴァン
 阪神大賞典中止→ 天皇賞(春) 12着 ゴースト
 阪神大賞典4着→ 天皇賞(春) 16着 シロニイ


 天皇賞(春)との関係はこのくらいにして、『日経賞』の予想に直接関係するデータについて分析したいと思います。

 さて、日経賞にはこれまで述べてきた『日経新春杯』や『AJCC』からG1やG2のタイトル獲得を目標に出走してくるケースが散見されます。

 過去11年間に、『日経新春杯』の1~3着馬が最多の9頭出走し、その成績は2-1-2-4となかなか優秀です。1着だった馬に限れば 2-1-0-0 と更に優秀ですが、今年の『日経賞』に『日経新春杯』から出走を予定しているのは次の2頭です。

エフェクトオン  福島記念 5着→日経新春杯4着 →日経賞  ※日経新春杯4着(前走)
トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞  ※青葉賞5着

 どちらもG1の出走経験はなく、G2での実績は掲示板までです。本命サイドに推することはできませんが、前者が6歳、後者が7歳という年齢を肯定的に考えると、メイチに仕上げて生涯最上位を目指しての参戦の可能性は残されていると思います。


 次に、同じくG2『AJCC』からの出走馬たちの『日経賞』における成績は、過去11年間に全19頭の出走で 2-1-3-13 と、そんなに目立つものではありません。さらに、『AJCC』の1~3着馬限定の成績を見てみると、6頭が出走して 0-1-1-4 と、『日経新春杯』の1~3着馬の 2-1-2-4 に見劣りします。

 しかし、この成績の違いは『日経賞』への出走と次走のレースに対する目標の立て方や、それに対する仕上げ方によるものと、以下に示したデータをご覧戴くと理解できます。

【日経賞 1~3着のAJCCにおける成績】
2021年 ウインマリリン  AJCC6着→日経賞1着→ 天皇賞(春) 5着
2020年 ミッキースワロー AJCC4着→日経賞1着→ 天皇賞(春) 3着
2020年 スティッフェリオ AJCC8着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 2着
2019年 サクラアンプルールAJCC5着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 不出走
2017年 ミライヘノツバサ AJCC3着→日経賞2着→ 天皇賞(春) 不出走
2012年 ルーラーシップ  AJCC1着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 不出走※QE2世C1着

【AJCC 1~3着の日経賞における成績】
2021年 ラストドラフト  AJCC3着→日経賞8着→ 天皇賞(春) 不出走
2017年 ミライヘノツバサ AJCC3着→日経賞2着→ 天皇賞(春) 不出走
2016年 ディサイファ   AJCC1着→日経賞5着→ 天皇賞(春) 不出走
2015年 クリールカイザー AJCC1着→日経賞10着→ 天皇賞(春) 16着
2014年 サクラアルディートAJCC2着→日経賞11着→ 天皇賞(春) 不出走
2013年 トランスワープ  AJCC2着→日経賞11着→ 天皇賞(春) 不出走

 このように、『AJCC』で余力を持ってルーラーシップのように勝ち負けできない限り、『日経賞』で上位入賞もできないし、天皇賞(春)を始めG1で結果を出せません。

 ですから、前走『AJCC』の1・2着馬は、実績・実力が認められなければ、思い切って本命候補から外し、3着以下で1桁着順の出走馬の中から取捨選択することになります。

 今年の『日経賞』に『AJCC』から出走を予定しているのは次の4頭です。

ボッケリーニ    中日新聞杯4着→AJCC3着  →日経賞
    G2③        G1なし
クレッシェンドラヴ 七夕賞 14着 →AJCC7着  →日経賞
    G2⑤④⑦      G1⑬⑧
スマイル      3勝クラス1着→AJCC8着  →日経賞
    G2⑧        G1なし
ラストドラフト   中日新聞杯9着→AJCC10着  →日経賞
    G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩ G1⑦⑧

 前走でG2における自己最高着順を獲得したボッケリーニとクレッシェンドラヴ、初G2で1桁着順になったスマイルまでは連下候補としての可能性を否定できません。

 その根拠として、『日経賞』の上位入賞馬は、G2で1着またはG1で連対経験があることが絶対条件のイメージを持っているようです。確かに、以下に示したように大半はG1・G2で実績を残しています。

      G2優勝経験 G1連対経験 G1優勝経験 G1・2優勝複数経験
日経賞1着    4頭    3頭     1頭     1頭
日経賞2着    2頭    6頭     0頭     0頭
日経賞3着    4頭    0頭     2頭     2頭

 一方で8頭がG1・G2でそれほどの実績がなくても 1着4頭、2着1頭、3着3頭が上位入賞しています。

 その中でも例外中の例外は1着になったネコパンチ。G3での実績も13着だけで、G2タイトルを獲得しましたが、さすがにフロックだったようで、翌年も同レースに出走して最下位の14着に完敗しています。

 この例外中の例外を除き、7頭全てがG2で3着以内の成績を収めていました。

【G2タイトルまたはG1で2着以上の実績をもたない日経賞上位入賞馬】
2019年 メイショウテッコン 日経新春杯9着 → 1着 →天皇賞(春)11着
     G2③⑨   G1⑭   
2018年 ガンコ       1600万下松籟S1着→ 1着 →天皇賞(春)14着
     G2③    G1なし ※前々走日経新春杯3着
2017年 シャケトラ     日経新春杯2着  → 1着 →天皇賞(春)9着
     G2②    G1なし
2017年 ミライヘノツバ   AJCC 3着  → 2着 →オールカマー10着
     G2③    G1⑫⑬
2015年 ホッコーブレーヴ   ステイヤーズS5着→ 3着 →天皇賞(春)6着
     G2⑤②⑭⑤ G1⑫③⑧
※2番人気フェノーメノ 8着  6番人気ホッコーブレーヴ 3着
2014年 ラストインパクト   小倉記念 1着  → 3着 →天皇賞(春)9着
     G2③⑦   G1④  ※4歳3勝クラス・G3 連勝
    ※1番人気サウンズオブアース 4着、2番人気フェノーメノ 5着
2013年 ムスカテール     日経新春杯 2着 → 3着 →天皇賞(春)16着
     G2②②   G1なし
2012年 ネコパンチ      ダイヤモンドC15着→ 1着 →不出走 宝塚記念16着
     G2⑥⑩⑭  G1なし
 
 これらのデータから、前走AJCC3着のボッケリーニを本命候補の1頭として吟味検討してみたいと思います。


 最終予想に入る前に再度確認しておきたいことは、次の2点です。

(1)G2で優勝またはG1で連対の実績(能力)のある馬でなければ「日経賞」での連対は難しい
(2)G2で3着以上の実績がなければ馬券に絡む可能性はかなり低い

 これに加えて
(3)『日経賞』で複勝以内の成績を収め、リピーターで出走したほとんどが成績を下げている

【日経賞におけるリピーター(複勝圏内)の成績】
 ネコパンチ      2012年1着→2013年14着
 フェノーメノ     2013年1着→2014年5着→2015年8着
 ホッコーブレーヴ   2014年2着→2015年3着→2016年7着
 アドマイヤデウス   2015年1着→2017年3着
 ゴールドアクター   2016年1着→2017年5着
 チェスナットコート  2018年2着→2019年9着
 ガンコ        2018年1着→2020年14着
 エタリオウ      2019年2着→2020年6着

 サクラアンプルール 2018年3着→2019年3着
 ウインバリアシオン 2012年2着→2013年1着→2014年2着

 リピーター10頭の中で8頭の成績が下がり、1頭がイーブン(3着→3着)、成績を上げたのはウインバリアシオン(2着→1着)1頭だけで特異な例と言っていいでしょう。

 昨年は、以前上位に入賞していたリピーターはいませんでしたが、掲示板を確保していた馬がリピーターとして出走し成績を下げていたので、参考にデータを示します。

 ゴーフォーザサミット 2019年5着→2021年11着

 今年も上位に入賞していたリピーターはいませんが、2頭がリピーターとして出走します。

 ラストドラフト    2021年8着      →2022年
         前走:2021年AJCC3着  →2022年AJCC10着
 ウインキートス    2021年15着  →2022年
         前走:2021年3勝クラス1着 →2022年有馬記念11着 ※G2オールカマー2着

 今年のリピーターの中では、前走までのレースレベルが昨年の出走時よりも明らかに上がり、G2で2着となり、連対経験を持つことができたウインキートスについては連下候補に残しても差し支えないものと考えます。


 最後にもう一つ留意しておきたいことがあります。『日経賞』出走馬の多くの最終目標(次走)が天皇賞(春)3200mであり、これを踏まえて距離適性と高い能力を兼ね備えているか否かを確認しておくことも必要ではないかということです。

 つまり、『日経賞』を足がかりとして長距離G1に飛躍しようとする有力候補を選択するための手がかりを見つけるためのデータです。

 長距離適性の有無を判断する根拠にする指標は、3歳時の重賞2レースの経験と成績にあると思います。3歳G2では『青葉賞』。3歳G1では当然ながら『菊花賞』に出走し、一定以上の実績があることが、近走の成績で人気が落ちていたとしても『日経賞』で激走・善戦することが時々見られるからです。


【3歳時の重賞2レースの日経賞における成績】

青葉賞G2 2400m  ○で囲んだ数字は『青葉賞』における着順

日経賞1着   青葉賞での成績:2- 1- 0- 1
ウインバリアシオン① フェノーメノ① トゥザグローリー② ゴールドアクター④(4着から)

日経賞2着   青葉賞での成績:3- 1- 0- 1
ウインバリアシオン①2回 ペルーサ① エタリオウ② カポティスター⑨(9着から)

日経賞3着   青葉賞での成績:0- 0- 1- 0 
ラストインパクト③

日経賞4~6着 青葉賞での成績:2- 0- 2- 1
 フェノーメノ① ゴーフォーザサミット①
日経賞7~9着 青葉賞での成績:2- 0- 0- 0 
フェノーメノ① ゴーフォーザサミット①
日経賞10~18着 青葉賞での成績:0- 0- 0- 4

青葉賞合計   青葉賞での成績:9- 2- 3- 7
4-5-1-11 

青葉賞1着馬が過去11年間で延べ9頭出走し、延べ5頭が連対しています。同じく2着馬が2頭連対し、4着以下の馬でも2頭が連対しています。
(青葉賞1着馬のリピーター:ウインバリアシオン3回、フェノーメノ2回、ゴーフォーザサミット2回)


 青葉賞に出走の経験があって日経賞に出走した延べ21頭の中で考えると
  勝 率 19.0%
  連対率 42.9%
  複勝率 47.6%

 と、青葉賞に出走経験のある馬の上位入賞率がかなり高く、無視することができません。



菊花賞G1 3000m  ○で囲んだ数字は『菊花賞』における着順
日経賞1着  0- 1- 1- 2
ウインバリアシオン1 ② ゴールドアクター③ ミッキースワロー⑥ メイショウテッコン⑭

日経賞2着  0- 2- 2- 1
ウインバリアシオン②2回 サウンズオブアース② エタリオウ② ミライエノツバサ⑬

日経賞3着  1- 2- 0- 1 
ワールドプレミア①  ローズキングダム② ラストインパクト④ スティッフェリオ⑭

日経賞4~6着 0- 0- 0- 3

日経賞7~9着 0- 0- 0- 2

日経賞10~18着1- 1- 2- 7 
  ビッグウィーク10着(最下位)

菊花賞合計   2- 6- 3-16

 菊花賞については1着馬が過去11年間で2頭が出走し、3着が1頭。2着馬は5頭出走し、4頭が連対しています。次いで3着馬も5頭出走し3頭が連対し、4着以下の馬も3頭が連対しています。

 菊花賞に出走の経験があって、日経賞に出走した27頭の中で
  勝 率 00.0%  菊花賞1着馬の勝率 00.0%
  連対率 21.7%  菊花賞1着馬の連対率00.0%
  複勝率 39.1%  菊花賞1着馬の複勝率50.0%

 という結果で、青葉賞とは対照的に『日経賞の勝馬』が菊花賞経験馬から1頭も出ていないだけでなく、菊花賞1着馬の参戦がわずか2頭で、最高着順が3着。もう1頭が複勝圏外に敗れている事実を認めつつ、改めて『G2日経賞』と菊花賞の出走経験馬との関係について考えなければなりません。

 そもそも、菊花賞優勝馬は超一流馬が多く、年末のG1から年明けのG2を叩き台として使う必要がなく、菊花賞馬は春のG1レースに直行するのが通例で、それが実力馬の証明であると言っても過言ではありません。だから、菊花賞からは2着以下の参戦が中心になっているのだろうと推察しています。

 菊花賞1着の実績を持って参戦し『日経賞』で大敗したのは2011年のビッグウイーク。年明けの京都記念3着を挟んで参戦し、10着(最下位)に惨敗しています。その後障害未勝利で1着になるまで9連敗。それ以降も4戦未勝利で引退しています。

 ビッグウイークの菊花賞勝ちがフロック視されるのですが、菊花賞馬と『日経賞』は相性が悪いとされるデータになっているのは、このような事情があるのです。

 昨年の『日経賞』には2頭目の菊花賞馬と菊花賞2着馬が出走し、ワールドプレミアが3着に、サトノルークスが13着に敗れていて、菊花賞と『日経賞』に関係するデータをどのように考えるかで悩むことになるでしょう。ただし、これまでにデータを示したとおりワールドプレミアは天皇賞(春)で1着と巻き返しています。


 さて、今年の出走馬で、『青葉賞』『菊花賞』に出走したのは次の5頭です。

【青葉賞経由の出走馬】
ランフォザローゼス 白富士S10着→ダイヤモンドS2着→日経賞
    G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞
    G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
    G2⑬①     G1④⑮  菊花賞4着 青葉賞13着

【菊花賞経由の出走馬】
タイトルホルダー 菊花賞 1着→有馬記念5着  →日経賞
    G2①⑬     G1④②⑥①5 菊花賞1着

ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
    G2⑬①     G1④⑮  菊花賞4着 青葉賞13着
アサマノイタズラ 菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
    G2②①④    G1⑯⑨⑯ 菊花賞9着


 これまで述べてきた条件に当てはまるデータを基に順位付けをすると

【青葉賞経由の出走馬の順位付け】
ディバインフォース 前走G2ウイナー(ステイヤーズS1着)で青葉賞出走馬
ランフォザローゼス G2青葉賞2着で、前走G3連対馬(ダイヤモンドS2着)。ダービー7着もあり
トラストケンシン  G2青葉賞5着  G1出走経験なし 

【菊花賞経由の出走馬の順位付け】
ディバインフォース 前走G2ウイナー(ステイヤーズS1着)で菊花賞4着。G2連勝でG1を迎えたい
タイトルホルダー  菊花賞1着馬の『日経賞』は脚慣らし。仕上げ途上での出走なら本命視は疑問。
            実績最上位で、前走有馬記念5着なら、目標は古馬G1(天皇賞春)勝ちでは?
アサマノイタズラ  G2ウイナー(セントライト1着)で、G2スプリングSでも2着。
            菊花賞9着から有馬記念16着と大敗したがAJCC4着と立て直しの兆しあり。
            古馬G2勝ちを当面の目標にメイチで『日経賞』に出走するのではないか。


 これまで、個々のデータを視点に有力馬を探し、項目によってはその中で順位付けを行ってきた。最終的な予想を決定するため、今一度、総合的に比較検討した結果、以下のように印を付けてみました。

馬名と前走までのレース結果の下の行には、G2・G1の出走経験・成績を表記しています。
 例:G2⑤②   G1なし → G2で5着と2着、G1は出走経験なし

【出走馬】
△1.ディバインフォース 3勝クラス4着  →ステイヤーズS1着→日経賞
   G2⑬①  G1④⑮ 菊花賞4着 青葉賞13着
 2.ハヤヤッコ     ベテルギュウス9着→東海S 14着   →日経賞
   G2⑥⑭  G1なし
△3.エフェクトオン   福島記念5着   →日経新春杯4着  →日経賞
   G2④  G1なし
 4.サクラアリュール  マリーンS6着  →シリウスS5着  →日経賞
   G2なし  G1なし
 5.ワイドエンペラー  3勝クラス2着  →3勝クラス5着  →日経賞
   G2⑧  G1なし
◎6.ボッケリーニ    中日新聞杯4着  →AJCC3着   →日経賞
   G2③  G1なし
 7.ヒートオンビート  チャレンジC2着 →中山金杯3着   →日経賞
   G2②⑧  G1なし
△8.クレッシェンドラヴ 七夕賞 14着   →AJCC7着   →日経賞
   G2⑤④⑦  G1⑬⑧
 9.ランフォザローゼス 白富士S 10着  →ダイヤモンドS2着→日経賞
   G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
×10.トラストケンシン  中日新聞杯6着  →日経新春杯7着  →日経賞
   G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
○11.タイトルホルダー  菊花賞 1着   →有馬記念 5着  →日経賞
   G2①⑬  G1④②⑥①5
▲12.アサマノイタズラ  菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
   G2②①④  G1⑯⑨⑯   菊花賞9着
 13.ラストドラフト   中日新聞杯9着     →AJCC10着→日経賞
   G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩  G1⑦⑧
         2021年 アルゼンチン共和国杯2着→AJCC3着→日経賞8着
△14.ウインキートス   エリ女杯 10着     →有馬記念11着→日経賞
   G2⑮①⑨②  G1⑩⑪
         2021年 3勝クラス2・2・1着         →日経賞15着
15.スマイル       3勝クラス1着     →AJCC8着→日経賞
   G2⑧  G1なし



 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。



以下資料編

【出走馬】
馬名と前走までのレース結果の下の行には、G2・G1の出走経験・成績を表記しています。
 例:G2⑤②   G1なし → G2で5着と2着、G1は出走経験なし

1.ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
  G2⑬①  G1④⑮ 菊花賞4着 青葉賞13着
2.ハヤヤッコ    ベテルギュウス9着→東海S14着 →日経賞
  G2⑥⑭  G1なし
3.エフェクトオン  福島記念5着→日経新春杯4着→日経賞
  G2④  G1なし
4.サクラアリュール マリーンS6着→シリウスS5着→日経賞
  G2なし  G1なし
5.ワイドエンペラー  3勝クラス2着→3勝クラス5着 →日経賞
  G2⑧  G1なし
6.ボッケリーニ   中日新聞杯4着→AJCC3着    →日経賞
  G2③  G1なし
7.ヒートオンビート チャレンジC2着→中山金杯3着 →日経賞
  G2②⑧  G1なし
8.クレッシェンドラヴ七夕賞14着→AJCC7着   →日経賞
  G2⑤④⑦  G1⑬⑧
9.ランフォザローゼス 白富士S10着→ダイヤモンドS2着→日経賞
  G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
10.トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞
  G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
11.タイトルホルダー 菊花賞 1着→有馬記念5着  →日経賞
  G2①⑬  G1④②⑥①5
12.アサマノイタズラ 菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
  G2②①④  G1⑯⑨⑯   菊花賞9着
13.ラストドラフト  中日新聞杯9着→AJCC10着    →日経賞
  G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩  G1⑦⑧
2021年 アルゼンチン共和国杯2着→AJCC3着→日経賞8着
14.ウインキートス  エリ女杯10着→有馬記念11着→日経賞
  G2⑮①⑨②  G1⑩⑪
2021年 3勝クラス2・2・1着    →日経賞15着
15.スマイル     3勝クラス1着→AJCC8着  →日経賞
  G2⑧  G1なし

出走除外・回避
アリストテレス  ジャパンC9着→有馬記念6着→日経賞(調教中放馬 回避)
  G2①⑦②  G1②④⑨⑨⑥ 天皇賞(春)4着
ルビーカサブランカ 愛知杯1着→中山牝馬S6着   →日経賞
  G2なし  G1なし
ロバートソンキー  1勝クラス1着→2勝クラス1着 →日経賞
  G2③  G1⑥  ※菊花賞6着→2連勝



【過去11年間の1~3着馬の臨戦過程と日経賞の成績及び次走レース】

開催年  馬 名      前走      結果   次走(目標)
2021年 ウインマリリン AJCC   6着 → 1着 →天皇賞(春)5着
     G2①⑥ G1②⑮④
2021年 カレンブーケドール有馬記念5着同→ 2着 →天皇賞(春)3着
     G2②② G1②②②④⑤
2021年 ワールドプレミア 有馬記念5着同→ 3着 →天皇賞(春)1着
     G2③  G1①⑥⑤

2020年 ミッキースワロー AJCC   4着 → 1着 →天皇賞(春)3着
     G2①②⑬②④G1⑥⑤⑤⑪ 出走時の重賞経験(G2以上)
2020年 モズベッロ    日経新春杯1着 → 2着 →天皇賞(春)7着
     G2⑨⑰①  G1なし
2020年 スティッフェリオ AJCC   8着 → 3着 →天皇賞(春)2着
     G2①⑧  G1⑦⑦⑫⑬
    ※ガンコ 14着(最下位)→引退

2019年 メイショウテッコン日経新春杯9着 → 1着 →天皇賞(春)11着
G2③⑨    G1⑭   
2019年 エタリオウ     菊花賞  2着 → 2着 →天皇賞(春)4着
G2②②   G1④②
2019年 サクラアンプルールAJCC   5着 → 3着 →不出走 安田記念11着
     G2②①④③⑥⑤G1⑬⑧⑯⑥⑦


2018年 ガンコ     1600万下松籟S1着→ 1着 →天皇賞(春)14着
 G2③    G1なし ※前々走日経新春杯3着
2018年 チェスナットコート1600万下早春S1着→ 2着 →天皇賞(春)5着
G2なし   G1なし  ※4歳2勝クラス・3勝クラス連勝から
    ※1番人気キセキ 9着、2番人気トーセンバジル 5着
2018年 サクラアンプルール中山記念  4着  → 3着 →不出走 大阪杯13着
     G2②①④  G1⑬⑧⑯


2017年 シャケトラ    日経新春杯2着 → 1着 →天皇賞(春)9着
     G2②    G1なし
2017年 ミライヘノツバサ   AJCC 3着 → 2着 →オールカマー10着
G2③    G1⑫⑬
※1番人気ゴールドアクター 5着、2番人気レインボーライン 4着
2017年 アドマイヤデウス 有馬記念11着 → 3着 →天皇賞(春)4着
     G2①①③③②  G1⑨⑦⑮⑪⑯⑦⑨⑥⑪


2016年 ゴールドアクター 有馬記念 1着 → 1着 →天皇賞(春)12着
G2④①   G1③①
2016年 サウンズオブアース有馬記念 2着 → 2着 →天皇賞(春)15着
G2②②④② G1⑪②⑨⑤②
2016年 マリアライト エリ女杯1着→有馬記念4→3着→不出走 宝塚記念1着
     G2⑤  G1①④
※6番人気ホッコーブレーヴ 7着

2015年 アドマイヤデウス 日経新春杯1着 → 1着 →天皇賞(春)15着
G2①    G1⑨⑦
2015年 ウインバリアシオン有馬記念12着→2着→天皇賞(春)12着
G2⑦①②⑥②③①⑮ G1②②⑤③④②②⑦⑫
2015年 ホッコーブレーヴ ステイヤーズS5着 → 3着 →天皇賞(春)6着
G2⑤②⑭⑤    G1⑫③⑧
※2番人気フェノーメノ 8着  6番人気ホッコーブレーヴ 3着

2014年 ウインバリアシオン有馬記念2着→1着→天皇賞(春)2着
G2⑦①②⑥②③① G1②②⑤③④②
2014年 ホッコーブレーヴ ジャパンC12着→ 2着 →天皇賞(春)3着
G2⑤    G1⑫
2014年 ラストインパクト 小倉記念1着  → 3着 →天皇賞(春)9着
     G2③⑦  G1④  ※4歳3勝クラス・G3連勝
※1番人気サウンズオブアース 4着、2番人気フェノーメノ 5着

2013年 フェノーメノ   ジャパンC5着 → 1着 →天皇賞(春)1着
G2⑥①①  G1②②⑤
2013年 カポーティスター 京都記念 6着 → 2着 →天皇賞(春)15着
G2⑨⑨①⑥ G1なし
2013年 ムスカテール   日経新春杯2着 → 3着 →天皇賞(春)16着
     G2②②   G1なし

※8番人気⑭(最下位)ネコパンチ

2012年 ネコパンチ  ダイヤモンドC15着 → 1着 →不出走 宝塚記念16着
G2⑩⑭  G1なし
2012年 ウインバリアシオン 京都記念6着 → 2着→天皇賞(春)3着
G2⑦①②⑥ G1②②⑤
2012年 ルーラーシップ   AJCC 1着  → 3着 →不出走 QE2世C1着
     G2①①①  G1⑤⑥⑥⑤④
    1番人気ルーラーシップ 3着

2011年 トゥザグローリー  京都記念1着 → 1着 →天皇賞(春)13着
G2②①   G1⑦⑦③
2011年 ペルーサ      有馬記念4着 → 2着 →天皇賞(春)8着
G2①⑤   G1⑥②⑤④
2011年 ローズキングダム ジャパンC1着→有馬取消→3着
     G2③①  G1①④②②①


 以上11年間の1~3着馬のデータをさらに整理すると以下の通り

      G2優勝経験 G1連対経験 G1優勝経験 G1・2優勝複数経験
日経賞1着    4頭    3頭     1頭     1頭
日経賞2着    2頭    6頭     0頭     0頭
日経賞3着    4頭    0頭     2頭     2頭


【年明け1戦した馬の日経賞での成績】
年明け1戦(AJCCから)
  4着から→1着
1着から→3着
5着から→3着
8着から→3着

年明け1戦(他の重賞から)
1着から→1着 2頭
9着から→1着
1着から→2着
3着から→3着
4着から→3着



【日経賞の次走天皇賞(春)の上位入賞馬】
2021年 ワールドプレミア 有馬記念5着同→ 3着 →天皇賞(春)1着
2013年 フェノーメノ   ジャパンC5着→ 1着 →天皇賞(春)1着
2020年 スティッフェリオ AJCC  8着 → 3着 →天皇賞(春)2着
2014年 ウインバリアシオン有馬記念2着 → 1着 →天皇賞(春)2着
2021年 カレンブーケドール有馬記念5着同→ 2着 →天皇賞(春)3着
2020年 ミッキースワロー AJCC  4着 → 1着 →天皇賞(春)3着
2014年 ホッコーブレーヴ ジャパンC12着→ 2着 →天皇賞(春)3着
2012年 ウインバリアシオン京都記念 6着 → 2着 →天皇賞(春)3着


【前走AJCCの日経賞上位入賞馬 次走天皇賞(春)の成績】

2021年 ウインマリリン AJCC   6着 → 1着 →天皇賞(春)5着

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 uni0920 2020年6月28日() 15:02
宝塚記念
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◎3グローリーヴェイズ
○11ラッキーライラック
▲16クロノジェネシス
△2ペルシアンナイト
△7ワグネリアン
△15スティッフェリオ

買い目
三連単二頭軸マルチ
3-11-2.5.7.15.16

馬単
3-2.14.15.16.17

馬連
3-2.15.16.18
14-15

ワイド
3-2.14.15.17
13-14

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コメント一覧
8:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年6月26日(金) 21:35:53
ステイは、近5年では圏外。他レースも阪神はダメ。
7:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年6月26日(金) 01:19:39
社台は不調。
6:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年6月26日(金) 00:59:35
ステイ産駒、前走2着、天皇賞路線、タイム差なし。

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