アヴニールマルシェ(競走馬)

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アヴニールマルシェ
写真一覧
抹消  鹿毛 2012年2月4日生
調教師藤沢和雄(美浦)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績18戦[2-4-1-11]
総賞金7,528万円
収得賞金825万円
英字表記Avenir Marcher
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ヴィートマルシェ
血統 ][ 産駒 ]
フレンチデピュティ
キョウエイマーチ
兄弟 グレナディアーズバーデンヴァイラー
市場価格
前走 2018/12/08 障害3歳以上オープン
次走予定

アヴニールマルシェの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
18/12/08 中京 5 障害3歳以上オープン 芝3300 147123.226** セ6 60.0 五十嵐雄藤沢和雄 504
(0)
3.39.6 2.013.3ハルキストン
18/07/29 新潟 4 障害3歳以上未勝利 芝2850 137105.631** セ6 60.0 五十嵐雄藤沢和雄 504
(+4)
3.03.0 -0.712.8ココスタイル
18/03/04 中山 12 4歳以上1000万下 芝1600 12446.2310** セ6 57.0 C.ルメー藤沢和雄 500
(+16)
1.35.9 2.235.5⑦⑩⑨カルヴァリオ
17/08/27 新潟 9 五頭連峰特別 1000万下 芝1600 17114.929** セ5 57.0 柴山雄一藤沢和雄 484
(+2)
1.35.4 0.932.7⑩⑩メイショウオワラ
17/05/21 東京 9 調布特別 1000万下 芝1800 14112.924** セ5 57.0 C.ルメー藤沢和雄 482
(-6)
1.46.3 0.134.0⑥④ゼウスバローズ
17/04/29 東京 9 秩父特別 1000万下 芝1600 11221.712** セ5 57.0 C.ルメー藤沢和雄 488
(-8)
1.34.2 0.034.0マコトサダイジン
17/01/29 東京 12 4歳以上1000万下 芝1800 166113.912** セ5 57.0 C.ルメー藤沢和雄 496
(+8)
1.48.3 0.033.5⑤⑨⑧スモークフリー
16/11/26 京都 12 3歳以上1000万下 芝1600 146104.223** セ4 57.0 C.ルメー藤沢和雄 488
(-6)
1.35.0 0.134.6⑦⑥ハクサンルドルフ
16/10/30 東京 12 三峰山特別 1000万下 ダ1600 1661211.666** セ4 57.0 C.ルメー藤沢和雄 494
(+14)
1.36.6 0.537.2⑥⑤クインズサターン
16/06/04 東京 10 稲村ヶ崎特別 1000万下 芝2000 9442.314** セ4 57.0 C.ルメー藤沢和雄 480
(-12)
2.01.4 0.534.3⑥④④ナスノセイカン
15/12/19 阪神 11 リゲルS OP 芝1600 166128.9413** 牡3 55.0 M.デムー藤沢和雄 492
(-2)
1.35.6 1.533.6⑮⑮ダッシングブレイズ
15/11/28 東京 11 キャピタルS OP 芝1600 188168.3513** 牡3 55.0 北村宏司藤沢和雄 494
(-8)
1.34.3 1.134.6⑫⑪サンライズメジャー
15/09/06 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 188177.4415** 牡3 53.0 北村宏司藤沢和雄 502
(+14)
1.59.4 1.234.8⑧⑧パッションダンス
15/05/10 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 18117.254** 牡3 57.0 北村宏司藤沢和雄 488
(-4)
1.33.9 0.433.8⑭⑭クラリティスカイ
15/02/15 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 12334.125** 牡3 56.0 北村宏司藤沢和雄 492
(-6)
1.47.6 0.533.9⑨⑨⑪リアルスティール
14/11/24 東京 11 東スポ2歳S G3 芝1800 13222.412** 牡2 55.0 北村宏司藤沢和雄 498
(+4)
1.47.9 0.034.3⑤⑤⑤サトノクラウン
14/08/31 新潟 11 新潟2歳S G3 芝1600 18473.212** 牡2 54.0 北村宏司藤沢和雄 494
(+6)
1.33.4 0.033.0⑭⑭ミュゼスルタン
14/06/15 東京 5 2歳新馬 芝1800 12112.011** 牡2 54.0 北村宏司藤沢和雄 488
(--)
1.52.7 -0.033.9⑧⑨⑧ロジチャリス

アヴニールマルシェの関連ニュース

 セントライト記念2着以来となるレイエンダ(美・藤沢和、牡3)はPコースでラスト1ハロン12秒9(全体時計は計測不能)をマーク。馬なりで内のアヴニールマルシェ(障害OP)と併入した。

 調整役の杉原騎手(レースはルメール騎手)は「さらっと反応を確かめる程度。先行して後ろから馬が来たらしっかり反応していた」と好感触。藤沢和調教師も「いい体つきをしている。オープン2戦目で」と重賞初Vを期待する。



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【報知杯弥生賞】オブセッション古馬と併入 2018年2月22日(木) 05:02

 《美浦》2戦2勝のオブセッション(藤沢和、牡)は、Wコースでアヴニールマルシェ(1000万下)を相手に5ハロン69秒8-13秒0(馬なり)で併入。「動きはよかったね。デビュー前は線が細かったが、体が上に横に成長して、すごくよくなっている」と藤沢和調教師。

 セントポーリア賞2着リビーリング(萩原、牡)はWコースでユナリオンス(未勝利)と併せて5ハロン72秒1-13秒2(馬なり)で1馬身先着。「時計は遅かったが、動きや折り合いに進境を見せているので、ここで好勝負を期待したい」と萩原調教師。

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【日本ダービー】レイデオロ反応上々 ルメール「自信ある」 2017年5月17日(水) 14:01

 レイデオロはルメール騎手を背に、美浦Wコースで外アヴニールマルシェ(古馬1000万下)、中サトノフェラーリ(同)を目標にペースアップ。しまいの反応は上々で、ラスト1Fで2頭に並びかけると、そのまま4F53秒5-39秒3-12秒9で併入した。

 「体が大きくなりパワーアップしたし、リラックスしてよく反応していた。皐月賞はトライアルレース。距離は問題ないし、能力があるから自信あります」と名手は笑顔を見せていた。(夕刊フジ)

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【皐月賞】サトノアレス急上昇12秒5 2017年4月14日(金) 05:02

 逆襲へ2歳王者が躍動した。フジテレビ賞スプリングS4着サトノアレスは、Wコースを馬なりで5ハロン68秒2、3ハロン38秒7-12秒5。3頭縦列の最後方から直線で最内を突くと、外シャドウチェイサー(1600万下)を2馬身離し、中アヴニールマルシェ(1000万下)に楽々併入した。

 「いいフットワークだったね。だいぶ気合が乗ってきた」と、藤沢和調教師はデキの良さに口元が緩む。休み明けの前走はスタートでつまずいて、リズムを崩した。叩いて急上昇した今回は巻き返しが期待できる。距離延長にも「掛かる馬じゃないので、心配していない」と藤沢和調教師は自信の笑みだ。

 〔7〕枠(13)番に「外枠でも1コーナーまでの距離が結構あるので」と津曲助手は好意的。末脚爆発へ、態勢は整った。

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【皐月賞】2歳王者サトノアレスが激変ムード! 2017年4月13日(木) 12:52

 東の伯楽・藤沢和雄調教師が牡馬クラシック初Vの期待をかけるサトノアレスが13日朝、「第77回皐月賞」(16日、中山、GI、芝2000メートル)に向けて、美浦トレーニングセンター(茨城県)のWコースで絶好の動きを見せた。昨年暮れのGI朝日杯FSの覇者。年明け初戦のフジテレビ賞スプリングSは4着に敗れたが、期待どおりの上昇曲線を見せ決戦に臨む。

 昨年の2歳チャンプが激変した。前哨戦のフジテレビ賞スプリングS4着は単なる叩き台。藤沢和厩舎悲願の牡馬クラシック戴冠へ、サトノアレスが見事な変わり身をアピールした。

 快晴に恵まれた美浦TC。先週と同様に戸崎騎手を背にWコースに姿を現すと、外シャドウチェイサーを4馬身、中アヴニールマルシェを2馬身追いかけて、ペースを上げた。

 暮れの朝日杯FS快勝時、そして前走時と、けいこでは派手なアクションを見せることが少なかった実戦タイプ。それがどうだ。鋭い加速力で4コーナーを回り直線に入ると、攻め駆けする中アヴニールに余裕の手応えで並びかけ楽々と併入。外シャドウは3馬身置き去りにした。

 藤沢和厩舎は大レースの最終追いでも“静”が多いだけに、馬なりで叩き出した“動”=ラスト1F12秒5のイメージは強烈。素軽い身のこなしも文句なく、短期間での見事な変貌ぶりは“A”評価にふさわしい。

 「先週はすいませんでした」と、追い切り直後の共同会見で切り出したトレーナー。桜花賞で断トツ人気のソウルスターリングで3着と、苦杯をなめたばかりだが、そこは競馬の厳しさと喜びを知り尽くす第一人者。反撃へ、アレスでの可能性を改めて感じ取る。

 「前走はスタートのタイミングが合わず、位置取りが悪くて、仕方のない結果だった。でも、一度使わせてもらったことで、ずいぶんと気持ちが乗って、いい感じになってきた。けいこでは速い時計を出すほうじゃないけど、けさなんか、本当にいいころのフットワークだった」

 JRA重賞99勝の名門にして、牡馬クラシックは末戴冠。しかし朝日杯FS馬がひと叩きされ、期待どおりの上昇カーブを描く今、悲願を果たせるかもしれない。

 「牡馬のクラシックは一度も勝ててないし、特に皐月賞は、時季的にもコース的にも難しいレースだと思う。だけど、勝ちたいと思ってやらせてもらっている。アレスは引っ掛かる馬じゃないから距離も心配ないし、体調がよさそうだから楽しみなんだ」と、トレーナーは言い切った。

 自身のクラシック初Vがかかる戸崎騎手も、もうふがいない競馬はさせられないとばかり、「GIで改めて」と気合が充満。13年ロゴタイプ以来の2歳王者Vへ、ムードが急激に高まってきた。

■戸崎Jに聞く

 --年明け初戦のフジテレビ賞スプリングSは4着

 戸崎圭太騎手「スタートでつまずいて、リズムに乗れなかった。途中からはいい感じだったけど、最初の分、伸びを欠いた」

 --けさの感触は

 「動きは良かった。先週よりもさらに良くなっている。前走は久々のせいか、おとなしかったけど、今回はそこが大きく違う。やっぱり前走は休み明けだったと思う」

 --2000メートルは初めて

 「前走の感じから、距離は問題ないでしょう。とにかくレースではスタートだけ気をつけたい。枠順は極端なところじゃなければ大丈夫」

 --2歳王者の意地を見せたい

 「2歳チャンピオンとして、前走はふがいない走りになってしまったから。GIで改めて、いい走りを見せたい」

■藤沢和師、悲願の牡馬クラシック

 藤沢和雄調教師(65)はこれまで皐月賞に10頭、ダービーに18頭、菊花賞に4頭と、計32頭を牡馬クラシック3冠に送り出している。

 栄冠に最初に近づいたのは02年のダービー。3番人気の青葉賞シンボリクリスエスで1番人気タニノギムレットに迫ったが、1馬身差の2着に敗れた。翌03年のダービーも青葉賞ゼンノロブロイで3番人気となったが、1番人気の皐月賞ネオユニヴァースに半馬身差届かず2着だった。

 皐月賞は13年コディーノ(3番人気)の3着、菊花賞は03年ゼンノロブロイ(2番人気)の4着が最高で、牡馬3冠は通算【0・2・2・28】。JRA重賞99勝の伯楽が競馬の“華”である牡馬クラシックと無縁なのは競馬の七不思議ともいわれる。

 ちなみに古馬となったシンボリクリスエスは02&03年、ゼンノロブロイは04年に年度代表馬となった。今年はついに牡馬クラシック獲りの悲願なるか-。

(夕刊フジ)

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【皐月賞】ぶっつけレイデオロ順調2017年4月5日(水) 11:09

 昨年暮れのホープフルSを勝って以来ぶっつけのレイデオロは、美浦Wコースで3頭併せ。5F69秒1-53秒4-39秒2-12秒8で中ラユロット(3歳500万下)、外アヴニールマルシェ(古馬1000万下)と併入した。「ちょうどいいね。レースは来週だし、今でギンギンになるほうが困る。順調だよ」と藤沢和調教師。(夕刊フジ)

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アヴニールマルシェの関連コラム

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先週の毎日王冠では、11番人気3着のヒストリカルを大穴として取り上げることができました。外差し馬場がハマッたようで、やはり今の日本競馬は、その日その日の馬場状態が結果に与える影響は非常に大きいなと感じた先週末でした。

今週は秋華賞を考察します。

秋華賞は、淀みのない流れになり易いため、地力のある馬が好走しやすく、持続的な差しが決まりやすいレースです。とはいえ、やはり内回りコースということで、能力で劣る馬が好走するには、枠順の利や「立ち回りの巧さ」が必要となってきます。この部分の兼ね合いがポイントとなるでしょう。簡潔に言い表せば、「人気馬の地力」に「人気薄の立ち回りの巧さ」がどこまで通用するか、それが荒れるか荒れないかの分かれ道と思います。

ビッシュ
ワールドエースエックスマークらを輩出し、これまでJRAでデビューした9頭中6頭が勝ちあがっている、好相性のディープインパンクト×Acatenangoという組み合わせ。現3歳世代では、本馬とサトノキングダム(新馬→特別連勝)だけというのだから、その相性の良さは際立っている。自ら動いて好走したオークスと紫苑Sの内容は、Lyphard4×5らしい持続力を感じさせたし、地力ではジュエラーと双璧かそれ以上のものがあるだろう。紫苑Sを一捲りで快勝したが内回り向きの器用さは感じないから、ここは自力でねじ伏せられるかどうかだ。欲をいえばもう少し外目の枠が欲しかったところだろう。

ジュエラー
通常のファン心理であれば、人気先行ならば嫌いたいと思うところだろう。父ヴィクトワールピサの母母Much Too Riskyの仏血を増幅させた配合で、サンデー系とも異にする仏的な独特の斬れ方をする。昨年のミッキークイーン→クィーンズリングも仏血を持っていたし、馬群を嫌う気性を出させない、桜花賞のような大外に持ち出す競馬をしたいところ。ただ、これはビッシュにも言えることだが、先週の京都がかなりインコース有利だったという点は気掛かりだ。先述したような気性だから、内枠は明らかにマイナスだろう。腹をくくった競馬をしても、さすがに内回りだと届かないだろうから、どこかで大外に持ち出せるかどうか。

ヴィブロス
ヴィルシーナの全妹で、Halo≒Sir Ivor≒Red God3・5×4・5・5に加え、「父中長距離馬×母父マイラー」という配合系だから内回り向きの器用さがある。不利を受けながら3着以下を離した前走は誰がみても強いといえる内容だし、内回り向きの器用さであればビッシュよりこちらの方が上だから、先週の京都の馬場状態を考慮しても、内枠ならば逆転のチャンスがある。真ん中の枠もOK。

カイザーバル
ダンシングキイ牝系×エンパイアメーカーは、フェデラリストと本馬を輩出しているから好相性といえる。気性面の難しさがあるので2走前のような取りこぼしもあるが、「能力だけならG1でもヒケを取らない」といった趣旨のコメントを陣営は出し続けていたし、それは前走だけではなく、ものすごい脚で突っ込んできたチューリップ賞(6着)、キンショーユキヒメ以下をちぎった君子蘭賞の内容からも納得できる。父譲りの少し力馬感を感じさせる走りだから軽い京都の良馬場替わりというのは気にならないでもないが、ヴィブロスとともにアヴェンチュラ的に内から抜け出すイメージが付く馬である……と、書いたものの、さすがにこの枠だと厳しそうだ。

パールコード
叔母に阪神JF2着のシークレットコードがいる血統で、母母Beautiful Petの持つNasrullah4×3とCount Fleet5×5によって、父ヴィクトワールピサの内包するGold Digger(Mr.Prospectorの母)を増幅した、父産駒の定番配合。体質は柔らかめの大飛びで、他の有力馬に比べるとスッと反応できない弱みがあるから、京都内回りという舞台で狙いた馬ではない。

レッドアヴァンセ
お馴染名繁殖エリモピクシーの仔で、ディープインパクトとの配合だとAlzao≒ダンシングブレーヴ3×2という大胆なニアリークロスができる。このニアリークロスは、レドアヴァンセ=サトノルパンのほかにもスマートレイアーアヴニールマルシェが出ているし、ディープインパクトとダンシングブレーヴというのはLyphardらしくない瞬発力を武器にした2頭だから、超大物が出る可能性があるとみている(ちなみに、ビッシュの欄を読んでいただいた方は、オッと思われたかもしれませんがサトノキングダムディープインパクト×AcatenangoでAlzao≒ダンシングブレーヴ3×3)。本馬はSir Ivor(父Sir Gaylord)5×4という形でナスキロ血脈の中でも屈指の柔らかさを誇るSir Gaylordをクロスしているから、非力で春は坂のあるコースでは苦戦していた。ローズSでは、特別パワーが付いた印象は受けなかったが、少なくとも春先より成長しているだろう。内回り向きではないが、「平坦替わり」という点では面白い。

ダイワドレッサー
母母エアリバティーがトニービン×NureyevというHyperionの塊のような馬で、オークスでもジリジリ追い込んで来ているように東京向きの持続力がある。ただ、ネオユニヴァース×エンドスウィープという「父中距離馬×母父スプリンター」という配合系のため、立ち回りの巧さがあり福島のラジオNIKKEI賞でも好走した。「秋華賞らしいG1らしい淀みのない流れ」+「立ち回りの巧さを活かせる内回り」というのは合っているし、立ち回り次第で好走が可能なだけに8枠は残念でならない。

クロコスミア
母デヴェロッペはオープン特別時代の菜の花賞を制し、桜花賞にも出走。その母ショウエイミズキは名繁殖Cape Crossなどを輩出したPark AppealにSadler’s Wells→Nashwanという欧州本格派を配された。Sadler’s WellsやNashwanは父ステイゴールドの内包するノーザンテーストを増幅しているからステイゴールドとしては及第点といえる配合。ステイゴールド×ボストンハーバーという「父中長距離馬×母父スプリンター」という配合系だから、札幌2歳Sで好走しているように立ち回りの巧さも兼備している。今度は逃げることはないだろうが、内枠を引いて馬場バイアスも向けば、再度好走しても驚けない。


デンコウアンジュ
メイショウサムソンは、父オペラハウスの伝える硬派な筋肉を、母マイヴィヴィアンのRoyal
Cherger≒Nasrullah6×4・5(特にSir GaylordやPrincely
Gift)で柔らかくした名馬。デンコウアンジュも、母デンコウラッキーはCaerleon×Darshaanというナスキロ血脈のマリエンバード×サンデーサイレンスという組み合わせで、残りの1/4にあたる3代母トウホーダイヤはAvena=プリメロ4×4という美しい全きょうだいクロスを持つから、明らかな中距離馬。だからマイルであればスローになった方が差し込みやすく、且つ非力だからタフな芝や急坂は苦手で、良馬場スローだったアルテミスは全ての要因が向いた。タフな芝の阪神ではもうワンパンチ足りないが、オークスでは「不利が無ければ3着争い」というところまで追い込んできた。レッドアヴァンセ同様に、内回り向きではないが「平坦替わり」という点では面白いし、ローズSの内容はかなり良かったので注目の1頭。

ミエノサクシード
母系のデインヒルやAureoleやAlibhai(デインヒルとは別でもう1本)で父ステイゴールドの内包するノーザンテーストを増幅しており、重賞を獲れるだけの底力がある好配合。夏を超えてのこの成長は「らしい」ものといえる。ただ、A.P.Indyの影響が強い脚長体型のストライド走法だから内回りでのパフォーマンスアップは見込めそうにない。

エンジェルフェイス
全姉レディアルバローザはLa Troiennneの影響が強い肩が立ったピッチ走法(レディアルバローザエンジェルフェイスはLa Troiennne3本)だったが、エンジェルフェイスは少し完歩が大きくMill ReefとSir Gaylordというナスキロ的なものも感じる。オークスも着順以上に粘っているし、素質は相当なのだろうが、藤原英師も「素質だけで走っている」というコメントを残しているし、まだGIで通用するレベルではないのだろうと思う。

フロンテアクイーン
ソシアルバターフライ牝系のメイショウサムソン×サンデーサイレンスだから、フローラS4着→オークス6着→紫苑S3着というレース内容からも、やはり持続戦になれば突っ込んで来るという、昨年でいうアースライズオークス秋華賞4着)的キャラにうつる。だから淀みない流れになりやすい秋華賞でも確実に脚は使うだろうが、上位陣に比べると瞬時の加速力に欠けるから、遅れて差し込んで来て掲示板争いまでというイメージだ。

パーシーズベスト
Northern Dancer5×5・5・6というサンデーサイレンスを1/4非Northern Dancerとする3/4Northern Dancerという配合系で、母パーシステントリーはMr.Prospector3×4も持つから比較的近親配合でパーシーズベストは仕上がりの早いタイプといえよう。父中長距離馬×母父スプリンターという配合系でLa Troiennneの影響もある肩が立った走法。競馬の形が限られていますが、この枠から完璧に捌いてくることができれば3着争いをしてもおかしくない1頭。

キンショーユキヒメ
母アップルティーは、父サンデーサイレンス×母アドマイスという血統で、これは昨年の3着馬マキシマムドパリの母マドモアゼルドパリの全妹にあたる。アドマイスは母父KashmirのHyperion4×4、Lady Juror4×4という、歴史的大種牡馬と歴史的名繁殖牝馬のクロスによる粘着力(ダイワスカーレットハーツクライキタサンブラックの粘着力≒粘り腰と、同じ血統原理)も伝えるから、マキシマムドパリは厳しい流れだった昨年の秋華賞を3角4番手から粘り込むことができた。上がり勝負ばかり経験してきたが、今回はG1らしい淀みない流れが予測されるので、穴を空けても驚けない。たとえ大外でも人気次第では狙ってみたいほど魅力的。

【まとめ】
有力→ビッシュヴィブロス
穴→パーシーズベストデンコウアンジュクロコスミアキンショーユキヒメ


ブログに方には、秋華賞の有力馬と穴馬について、ハーツクライキタサンブラックといった名馬の配合と関連付けて書いてみましたので、よろしければご覧ください。
秋華賞》ハイインロー(HyperionとSon-in-Law)的な名馬と、ビッシュ/キンショーユキヒメ/レッドアヴァンセ/ダイワドレッサーの話
http://derby6-1.hatenablog.com/entry/2016/10/14/011701


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/

執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2015年9月6日() 13:00 競馬プロ予想MAX
「プロ予想MAX四天王の決断!」/農林水産省賞典 新潟記念 GIII(スガダイプロ)
閲覧 676ビュー コメント 0 ナイス 4

本日はウマニティ公認プロ予想家の第一人者として圧倒的な支持を集めているスガダイプロに登場してもらいます。アイビスSDレパードS関屋記念北九州記念新潟2歳Sと、現在、日曜日の重賞を5週連続的中させている絶好調のスガダイプロ。もちろん、ここは「さらにもう一丁」の期待がかかります。冴えわたる夏の重賞キラーがターゲットに指定したのは、新潟記念。今週もバッチリ当ててもらいましょう!

本命は⑩ミュゼスルタン、対抗は⑰アヴニールマルシェ、単穴は⑧クランモンタナ、押さえは⑦ダコール「今年の3歳のレベルは高く、ミュゼスルタンはGⅢレベルなら古馬相手でも十分に通用する。ダービーでもバテてはおらず、距離も問題なし。仕上がりも良く、楽勝まであり得る。相手も3歳のアヴニールマルシェが大本線」と結論付けました。馬券は単勝⑩、馬連&3連複1頭軸流し⑩→⑦⑧⑰で勝負です。

本レース以外のスガダイプロの予想は、ウマニティのプロ予想MAXでご確認ください!
(取材・文/ウマニティ編集長・岡田大)

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2015年9月2日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第324話新潟記念(謎解き編)
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第324話 「新潟記念


10年 36.2-47.9-34.3 =1.58.4 ▼3▼1△12 平坦戦
11年 36.1-48.9-34.1 =1.59.1 ▼5▼3△11 瞬発戦
12年 35.8-48.7-33.1 =1.57.6 ▼8▼6△16 瞬発戦
13年 35.6-48.6-34.7 =1.58.9 ▼5▼6△17 瞬発戦
14年 35.6-47.2-35.2 =1.58.3 ▼2▼6△13 瞬発戦

近年は大荒れ傾向にあった新潟記念ですが昨年は1番→5番→3番人気で決着していて比較的固めの決着となりました。
昨年とその前で違うのはレースの上りが35秒台と遅かったこと。
これはテン~中盤が速くなかなか厳しい展開になったのが要因で前半1000mは例年よりも1秒以上速かったです。
単純に馬の底力や能力が問われたレースになったと思われます。
今年はどういう展開になるのか?
マイネルミラノが展開の鍵を握りそうなメンバー構成。
前走2番人気で挑んだ函館記念ではハイペースで逃げて8着に沈んでいるのでもう少しゆっくり行きたいと思っているかも?
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ナリタクリスタル  【瞬7平3消1】
ナリタクリスタル  【瞬7平4消2】
トランスワープ   【瞬6平2消1】
コスモネモシン   【瞬5平3消0】
マーティンボロ   【瞬5平3消0】
2着馬
トウショウシロッコ 【瞬8平4消0】
サンライズベガ   【瞬5平5消1】
タッチミーノット  【瞬6平2消0】
エクスペディション 【瞬4平5消1】
クランモンタナ   【瞬8平4消0】

コース適性は【瞬9平1消0】なので瞬発戦実績はまず必要でしょう。
但し、ロングスパート戦になりやすいレースなので平坦戦実績もある程度必要。
【瞬9平1消0】というよりは【瞬7平3消0】ぐらいでしょうか。

このレースはサマー2000シリーズの一つのレースであり前走小倉記念函館記念七夕賞のいずれかだった馬の成績は4-4-4-31となっており馬券の中心はこの組でしょう。
ここでポイントになるのは前走の展開と着順です。
前走のレースが瞬発戦だった場合、4着以内だった馬が新潟記念で3勝しています。
4着以内だった馬の成績は3-0-0-6。
6~9着だった馬の成績は0-1-2-5とまずまずなので2~3着であれば巻き返しは可能と言えそうです。
そして前走が平坦戦or消耗戦だった場合、4着以内だった馬は新潟記念では1頭も馬券になっていません。
4着以内だった馬の成績は0-0-0-8。

つまり、前走がサマー2000シリーズだった馬はそのレースが瞬発戦だった場合着順はある程度信用出来て平坦戦か消耗戦だった場合は疑ってかかるべしということになります。
今年は小倉記念は平坦戦、函館記念は消耗戦、七夕賞は平坦戦でした。
ということはその3つのレースでほどほど(5~9着ぐらい?)に負けている瞬発平坦タイプの馬が狙い目となりそうです。
今年のメンバーでは
アーデントアルフレードクランモンタナ
の3頭か。
次点ではパッションダンスマイネルミラノ
の2頭。
今年は3歳馬アヴニールマルシェマジェスティハーツダコールなど前走サマー2000シリーズ以外の馬が何頭か人気になりそうで上記の馬でも勝負出来そう。

イチオシはクランモンタナ
昨年の2着馬で適性は十分。
このレースはナリタクリスタルサンライズベガといったリピーターが出やすいレースですしディープ×トニービンという血統もここはばっちり合いそう。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
クランモンタナアーデントパッションダンス

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2015年5月13日(水) 15:00 【ウマニティ】
先週の回顧~(5/9~5/10)いっくんプロが日曜京都10Rで75万払戻しのビッグヒット!!
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先週は、10(日)に東京競馬場でG1NHKマイルカップが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1NHKマイルカップは、混戦模様のなか最終的には1番人気グランシルク、2番人気ミュゼスルタン、3番人気クラリティスカイ、4番人気アルビアーノ、5番人気アヴニールマルシェと、ここまでが単勝10倍を切るオッズとなってスタートを迎えます。
グァンチャーレがやや出遅れる以外は、各場まずまずのスタート。3枠2頭が出を窺うところに外からアルビアーノが加わりますが、結局レンイングランドが先頭へ。直後内にタガノアザガル、外に並ぶようにアルビアーノとなって、4番手以下はマテンロウハピネスクラリティスカイダノンメジャーヤマカツエースナイトフォックスグランシルクニシノラッシュミュゼスルタンアルマワイオリヤングマンパワークールホタルビグァンチャーレアヴニールマルシェフミノムーンと続き、ポツンと最後方にコスモナインボールの態勢で前半800m地点を通過。
 
ゆったりとしたペースで逃げるレンイングランドをぴったりとマークするようにアルビアーノ。4コーナーを回って、外から早くもマテンロウハピネスダノンメジャーの8枠2頭が前を行く2頭に並び掛けるようにして直線勝負へ。
 
アルビアーノが抜け出し、内でレンイングランドは苦しくなって後退。代わってダノンメジャークラリティスカイが好位から脚を伸ばしアルビアーノを捉えにかかります。残り200m地点を過ぎて、クラリティスカイアルビアーノと馬体を並べると、後続からはミュゼスルタンが豪快なフットワークで迫ります。しかし態勢は変わらずのまま、ゴール直前でアルビアーノを競り落としたクラリティスカイが先頭でゴール!G1初制覇を飾っています。1馬身差の2着は最後まで粘り通したアルビアーノ。そこからクビ差の3着には上り最速の末脚で追い込んだミュゼスルタンが入っています。
 
公認プロ予想家の中では、夢月プロ岡村信将プロサラマッポプロ伊吹雅也プロきいいろプロ蒼馬久一郎プロ河内一秀プロジョアプロらが的中を記録しています。
 
その他では、いっくんプロ佐藤洋一郎プロ☆まんでがんプロdream1002プロ導師嵐山プロサウスプロ3連単プリンスプロ“帰ってきた”凄馬勝子プロらが活躍を見せています。
 
 
☆☆☆注目プロ → いっくんプロ
9(土)新潟8Rで、3連単(247倍)を◎△○1000円分的中で24万7100円払戻し!さらに、10(日)京都10Rでは、◎○からの本線で3連単(500倍)を1500円分的中で75万円払戻しのビッグヒット!週トータルでは、回収率143%・収支31万5500円プラスの成績をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ → サラマッポプロ
9(土)の新潟5Rで▲△◎的中を披露すると、同日G2京都新聞杯はきっちり◎サトノラーゼンで単勝ゲット。翌10(日)は、G3新潟大賞典の◎ダコールG1NHKマイルカップの◎クラリティスカイミュゼスルタンと、週末3重賞全的中含む好調予想を披露!土日トータルでは、的中率62%、回収率122%をマークしています!
 
☆☆☆注目プロ → 3連単プリンスプロ
9(土)の京都12R (30万4900円払戻し)、10(日)の東京10R(10万8450円払戻し)などのスマッシュヒットを披露した先週は、土日トータル回収率184%、収支35万8710円プラスを記録。U指数予想の破壊力をまざまざと見せつけた2日間となりました。
 
☆☆☆注目プロ → ☆まんでがんプロ
10(日)の東京12Rで◎コアレスキングからの3連単681倍を500円分的中し、34万800円払戻しのスマッシュヒットをマーク!


※全レースの結果速報はこちら


今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣の予想にご注目下さい。


「ユータ」

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2015年5月10日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第98回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~NHKマイルカップ GI
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みなさんこんにちは!

本日は東京11R「NHKマイルカップ GI」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。





第1グループ(橙)は、クラリティスカイから1.0ポイント差(約1馬身差)内のフミノムーンまでの2頭。
第2グループ(黄)は、アルマワイオリ1頭。
第3グループ(薄黄)は、ニシノラッシュから1.0ポイント差内のヤマカツエースアヴニールマルシェまでの3頭となり、以下は第4G(灰)となっています。

さてこのように色分けされた分布を見ると、1位→2位間に1.0ポイント差、3位→4位間に1.6ポイント差が目立ち、以下は4位~11位までが2.0ポイント差内にひしめいている状況が見てとれます。

今回、私の馬券は総合トップの▲クラリティスカイに敬意を払いつつも、3位→4位間の1.6ポイント差のほうに注目して構築したいと思います。
◎はアルマワイオリ。上位3頭の中では1週前、今週と追い切りで最も良く見せた印象のこの馬を本命視したいと思います。そして○は総合ポイント2位フミノムーン(偶然にも西浦厩舎が本命・対抗となりましたね。)とし、ここまで総合ポイント上位3頭を評価。
☆にアーリントンカップで◎に先着でも人気そこそこのヤングマンパワーとし、馬連で勝負です。


【馬連流し】

◎=○▲☆+1,5,11,12,17,18
10=1,5,7,11,12,14,15,17,18 (9点)

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2015年5月7日(木) 14:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第317話NHKマイルC(謎解き編)
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第317話 「NHKマイルC」


10年 33.4-22.9-35.1 =1.31.4 ± 0△1△4 消耗戦
11年 33.9-23.7-34.6 =1.32.2 ▼ 6△1△5 瞬発戦
12年 35.1-24.8-34.6 =1.34.5 ▼10▼3△4 瞬発戦
13年 34.4-23.4-34.9 =1.32.7 ▼ 4△3△4 平坦戦
14年 34.6-23.8-34.8 =1.33.2 ▼ 5△2△5 瞬発戦

12年はスローの瞬発戦でしたが以外の年はテン~中盤が速く流れがち。
それでいてレースの上りが35秒を切る展開なので「速い流れでも上りが使える馬」が好走しやすいと思われます。
これはNHKマイルCに限らず府中マイルGⅠ全てにあてはまることではあります。

では過去5年の連対馬の重賞実績を見てみましょう。

ダノンシャンティ  毎日杯1着(瞬)、共同通信杯2着(瞬)
グランプリボス   NZT3着(瞬)、朝日FS1着(平)
カレンブラックヒル NZT1着(平)
マイネルホウオウ  スプリングS3着(瞬)
ミッキーアイル   アーリントンC1着(瞬)、シンザン記念1着(瞬)
2着馬
ダイワバーバリアン NZT2着(平)、朝日FS3着(瞬)
コティリオン    毎日杯2着(瞬)、ラジNIKE3着(瞬)
アルフレード    朝日FS1着(平)
インパルスヒーロー ファルコンS1着(平)
タガノブルグ    ファルコンS5着(平)、アーリントンC4着(瞬)

1着馬に関してはマイネルホウオウ以外は1600~1800m重賞勝ちの実績がありました。
3歳のマイルチャンピオンを決めるレースだけあってそれまでに重賞を勝っているぐらいの完成度や経験は問われるということでしょう。
そもそも過去5年で前走500万下以下のクラス出走馬は3頭しかいないので重賞に勝ち負けしていなかったらゲートにも入れない可能性は高いということです。
マイネルホウオウはOPクラス勝利+重賞3着という実績しかありませんでしたがあれは柴田大Jの乾坤一擲の騎乗だったということにしておきます。
一方、2着馬になると若干ハードルは下がって1400~1800m重賞で4着以内となっています。
結果はクビ差になったとしても1着馬と2着馬のそれまでの実績には明確な差があります。
今年の登録メンバーで重賞ウイナーは
アルビアーノクールホタルビグァンチャーレタガノアザガルミュゼスルタンヤマカツエースヤングマンパワー
の7頭です。

速い流れのレースになりやすいので前走は1800m以上の距離に出走していた馬の方が安定した成績を収めています。

【前走距離別成績】
今回延長 0-2-0-21 勝率0.0% 連対率 8.7% 複勝率 8.7%
同距離  4-1-1-40 勝率8.7% 連対率10.9% 複勝率13.0%
今回短縮 1-2-4-14 勝率4.8% 連対率14.3% 複勝率33.3%

近年は同距離組の馬が4勝してはいますが複勝率を見ると圧倒的に短縮組が有利となっています。
短縮組は皐月賞大敗馬が多く出走していますが実際にはそこからの巻き返しはかなり困難です。
なので短縮組で前走皐月賞以外の重賞レースだった馬と条件を絞ると
1-2-2-4 勝率11.1% 連対率33.3% 複勝率55.6%
とかなりのハイアベレージとなります。
今年の登録馬では
アルビアーノアンビシャスアヴニールマルシェグァンチャーレダノンメジャーミュゼスルタン
の6頭は好走率が高いといえるかもしれません。

その他では
・前走3着以内 4-4-0-35
・前走と同騎手 4-3-4-36
辺りの条件が好走しやすいでしょう。
騎手に関しては乗り替わりがない馬の方がベターですが外国人Jへの乗り替わりはマイナスにはならないかもしれません。

注目は条件もクリアしていて3連勝中のアルビアーノですが血統的にも戦績的にも13年のエーシントップに似たイメージがあってその年はマイネルホウオウが勝利で大波乱でしたが今年はどうか?
重賞勝ちではありますが牝馬限定戦も若干マイナスかもとは思います。
今年は人気的にも混戦模様。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
アルビアーノアルマワイオリグァンチャーレ
アルビアーノ危ないかな?と思いましたが他のメンバーを見るとそれ以上に不安材料がありそうな馬ばかり。ここは4連勝を期待。
但し、軸はアルマワイオリかも。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
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2:
  hironish   フォロワー:3人 2014年8月20日(水) 14:47:12
http://umanity.jp/circle/topic_detail.php?kbn=0&id=d7e7f599a6&topicid=d2179824cd
1:
  走れ!コウタロウ   フォロワー:15人 2014年6月3日(火) 21:41:48
力強いタイプのディープです。兄グレナディアーズを弊社にて出資している関係で弟も注目しています。

6月15日の東京競馬(2歳新馬・芝1800m)に北村宏騎手で出走を予定しています。

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2018年7月29日障害3歳以上未勝利1着
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2018年12月8日 障害3歳以上オープン 6着
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