【中山金杯】「順調」ユニバーサルバンク12秒02014年1月4日(土) 05:05
重賞初制覇を狙うユニバーサルバンクは、CWコースで単走追い。外ラチ沿いをスムーズに回りながら、徐々にペースアップ。ゴール前はしっかり追われて、5ハロン72秒9-12秒0で駆け抜けた。
「いくらか太くは映るけど、牡馬らしくなった面もあるのだろう。調整は順調にきているよ」と松田博調教師は笑顔。前走のステイヤーズS(3600メートル)は2着だったが、「少しハミをかみながら追走していたから。2000メートルくらいの方がいいかな」と距離短縮を歓迎していた。
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【札幌日経OP】ユニバーサルバンク先着12秒22013年8月2日(金) 05:05
昨年の産経賞オールカマー3着などがあるユニバーサルバンク(栗・松田博、牡5)は、函館ダートコースでローハイド(牡2、新馬)と併せ馬。直線で外に持ち出すと6ハロン84秒7、3ハロン38秒9-12秒2をマークした。一杯に追われる相手に対し、先輩の貫禄を見せつけるように軽く追われただけで1馬身先着。松田博調教師は「使ってきているので状態は安定しているが、以前よりも調教で動くようになってきた。血統的に奥手のタイプだし、距離も長い方がいい」と七夕賞14着からの巻き返しを期待していた。
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【天皇賞・春】最新ナマ情報2013年4月27日(土) 05:03
◆「今までで一番」〔3〕デスペラード
阪神大賞典2着の(3)デスペラードは、栗東坂路を1本上がってから、ポリトラックコースを軽く流した。「何事もなく順調。馬は今までで一番充実していると思うよ。枠は理想的な内枠で何より。馬ごみが嫌いなタイプなので、行きたい馬を行かせてソロッと後ろから…」と安達調教師。浜中騎手も「ゴールドシップを見ながらになると思う」と、後方からの競馬に徹するつもりだ。
◆条件「バッチリ」〔1〕トーセンラー
(1)トーセンラーは栗東CWコースをキャンターで半周したのちに、坂路で4ハロン74秒5。感触を確かめた荻野調教助手は「具合はいいよ。前走は久々でいくらか引っ掛かっていたけど、今度は折り合いの心配はないし、ジョッキー(武豊騎手)も手の内に入れている。枠はロスなく回れるいいところ。バッチリだね」と笑顔。前走の京都記念で2年ぶりの勝利を挙げた勢いは侮れない。
◆母に捧ぐ激走V〔12〕フォゲッタブル
(12)フォゲッタブルは栗東の角馬場から坂路に移って4ハロン64秒1。「きょうの動きにも躍動感があった。いい状態をキープしている」と川合調教助手。手綱を託される和田騎手は「レースで乗るのは初めてだけど、思い切って競馬するだけ。調教ではそれほど難しいタイプじゃない。集中力を最後まで持続させて、どれだけ粘れるか。母の後押しがあれば…」。1997年天皇賞・秋の覇者で、今月23日に急死した母エアグルーヴのDNAが息子の激走を呼ぶか。
◆輸送も心配なし〔4〕ジャガーメイル
香港ヴァーズ、ダイヤモンドSで連続2着の(4)ジャガーメイルは午前4時に美浦を出発し、午後に京都競馬場に到着した。「しっかり調教を積んでいるし、いい状態。輸送も心配していません」と橋本調教助手。天皇賞・春は2009年5着、10年1着、12年4着と3戦してすべて掲示板で、「このレースは崩れていませんからね」と期待を込めて送り出す。
◆ジャンボ見習う〔5〕マイネルキッツ
2009年の覇者(5)マイネルキッツは午前4時に美浦を出発し、京都競馬場へ。「土曜輸送だと渋滞に巻き込まれるかもしれない。順調にきたし、(5)番枠もラッキーだよ」と国枝調教師は話した。10歳の古豪は10年は2着、11年は6着で、春の盾は4度目。「キッツもジャンボ尾崎を見習わないとな」と、トレーナーは66歳でスコア62のエージシュート(年齢以下のスコアで18ホールを回る)を達成したベテランのプロゴルファーを引き合いに出し、愛馬の奮起をうながした。
◆馬体絞れて一変〔9〕ユニバーサルバンク
栗東CWコースでキャンターを行った(9)ユニバーサルバンクは、休み明けで26キロ増だった前走の大阪-ハンブルクC(11着)を叩いて、明らかに馬体が引き締まってきた。松田博調教師は「体はだいぶ絞れている。今週の追い切りはすばらしい動きだったし、すごく調子がいい。それに折り合いがつく馬だから、今回の距離に大きな魅力を感じる」とガラリ一変のムードだ。
◆元気一杯に登坂〔15〕カポーティスター
今年に入って日経新春杯を制し、前走の日経賞でも2着と充実ぶりが目立つ(15)カポーティスターは、栗東坂路でリズミカルな走りを見せた。渋田調教助手は「本当に元気。きょうのキャンターも良かったね。今週の追い切りで、ボクは併走馬に乗っていたんだけど、こちらも止まってはいないのに、カポーティスターにはあっさり突き放された。強い相手と戦って体に実が入ってきたよ」とさらなる成長をアピールした。
◆「駐立問題なし」〔17〕レッドデイヴィス
大阪-ハンブルクCで復活の勝利を挙げた(17)レッドデイヴィスは、栗東坂路を4ハロン65秒7で登坂。その後、ゲートで駐立の確認を行った。調教に騎乗した北村友騎手は「駐立は問題なかったし、変わりなくきています。正直、内枠が欲しかったが、外枠からでもロスなく立ち回れるようにしたい」と話した。
◆ゲンのいい〔8〕枠〔18〕ムスカテール
近3走の重賞で(2)(2)(3)着と堅実な走りを見せる(18)ムスカテールは、栗東で坂路1本のメニューを消化した。大外〔8〕枠(18)番枠からスタートすることになったが、友道調教師は「3200メートルもあるからね。どこかで内に入れられるでしょう。それにアドマイヤジュピタで勝った時(2008年)も大外((14)番)だったから」。09年皐月賞のアンライバルド((16)番)も含め、友道厩舎のGI2勝はともに〔8〕枠。ゲンのいい枠から大金星を狙う。
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【菊花賞】最新ナマ情報2011年10月23日(日) 05:06
◆心身ともにピーク (14)オルフェーヴル
皐月賞、ダービーを含む重賞4連勝中の(14)オルフェーヴルはレース前日の22日、坂路4ハロン60秒7、ラスト1ハロン14秒7で3冠達成に向けての調整を終了した。集中力があり、闘志を内に秘めた走りで、心身ともピークの状態。「何のトラブルもなくここまで来ることができました」と安堵の表情を見せた川合調教助手は「競馬に注文がつかなくなったし、スタミナもあるので距離も全く心配していません」とキッパリと言い切る。史上7頭目の3冠馬誕生へ、態勢は万全だ。
◆不安なく大舞台へ (13)ウインバリアシオン
ダービー、神戸新聞杯でいずれも2着の(13)ウインバリアシオンは、2歳未勝利のメイショウヒショウの外に馬体を併せてポリトラックを1周し、さらに坂路を1本上がる熱のこもった前日調整を行った。「本当にいい感じできている。どこも不安がなく大舞台に臨めるのは何より」と松永昌調教師が言うように最高の状態に仕上がった。22日は東京メーンのGIII富士Sを僚馬のエイシンアポロンがV。ラスト1冠奪取に向けて厩舎の勢いも増している。
◆脚どり軽く状態○ (11)サダムパテック
(11)サダムパテックは坂路を4ハロン67秒5で上がった後、ポリトラックでキャンター1周を消化。気負った様子はなく、気分よく走る姿に精神面の成長がうかがえる。「脚どりが軽いし、いい状態ですね。この中間に短期放牧に出した効果で、馬はすごくリラックスしています」と西園調教師はうなずく。鞍上の岩田康騎手は秋華賞をアヴェンチュラで制し、22日の京都でも4勝と絶好調。頼もしい限りだ。あとは馬場。「早く回復してほしい」とトレーナーは良馬場を祈っていた。
◆まじめなら好勝負 (5)フェイトフルウォー
セントライト記念で重賞2勝目を挙げた関東馬(5)フェイトフルウォーは22日、初めてとなる関西圏への輸送を無事に終了。京都競馬場に到着してから少しテンションが上がっていたが、馬体には張りがあり体調は心配ない。「馬運車でも悪さはしなかったし、輸送は問題なかった。あとはこれからうるさくならなければ。気ムラな馬だが、まじめに走れば、好勝負できると思います」と堀井厩務員。平常心でレースに臨めるかがポイントだろう。
出走馬
◆春と別馬デキ万全 (1)トーセンラー
セントライト記念2着の(1)トーセンラーは角馬場で体をほぐしてからCWでキャンター調整。前日からの雨で馬場が重くなっていたが、フットワークは軽やかだ。藤原英調教師は「オルフェーヴルは抜けている存在だし、負かすのは簡単ではない」と2冠馬に敬意を表しながらも「使うだけだった春と違って、こちらも勝負できるような調教をしてきたから」とデキに自信を見せる。京都外回りは、オルフェーヴル、ウインバリアシオンをくだしたきさらぎ賞を含め2戦2勝。坂の下りを利用して自慢の末脚が爆発するか。
◆先行策で一発狙う (17)フレールジャック
4戦3勝とまだ底を見せていない(17)フレールジャックは坂路をキャンターで1本。「状態は前回よりいいので、あとは折り合いですね」と田代調教助手は体調の上積みを強調する。神戸新聞杯(3着)では後方で折り合いに専念したが、友道調教師が「(今度は)ある程度前に行くと思うし、外枠のほうがかえってスンナリいけると思う」と先行策をにおわせている。この馬の出方が展開のカギを握りそうだ。
◆スタミナ勝負自信 (8)ベルシャザール
ダービー3着、セントライト記念4着と世代上位の力を持つ(8)ベルシャザールは坂路でラスト2ハロンを28秒6-13秒8で伸ばした。「きれいなフォームで上がっていたね。不安なくここまできたことを最終調整で確認できた」と松田国調教師は胸を張る。「ダービーで前に行って残ったのはこの馬だけですから」と松田国師はスタミナ勝負にも自信を抱いている。
◆叩いた上積み大!! (4)ユニバーサルバンク
セントライト記念11着(4)ユニバーサルバンクは午前5時の開場一番にCWでラストをサッと伸ばした。松田博調教師は「前回は帰厩からレースまでの日数が少なく乗り込み不足だったが、今回はしっかり調教が積めている。内めの枠もいいし、バテるタイプじゃないから距離も問題ない」と期待の口ぶり。田辺騎手は土曜の富士Sをエイシンアポロンで勝ちリズムがよく、「度胸がすわった騎乗ができる騎手」とトレーナーは一発を託す。
出走馬 |
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