アリゼオ(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2007年3月12日生
調教師堀宣行(美浦)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績11戦[4-0-1-6]
総賞金16,387万円
収得賞金3,575万円
英字表記Aliseo
血統 シンボリクリスエス
血統 ][ 産駒 ]
Kris S.
Tee Kay
スクエアアウェイ
血統 ][ 産駒 ]
フジキセキ
スケアヘッドライン
兄弟 ラプターストームテイエムヨハネス
市場価格
前走 2012/08/19 札幌記念 G2
次走予定

アリゼオの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
12/08/19 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1471241.3109** 牡5 57.0 秋山真一堀宣行 526
(-10)
1.59.7 1.036.2フミノイマージン
12/07/01 函館 11 巴賞 OP 芝1800 12449.058** 牡5 57.0 岩田康誠堀宣行 536
(+20)
1.49.0 0.936.1⑤⑥⑥⑥トウカイパラダイス
10/12/05 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16479.6516** 牡3 56.0 C.ルメー堀宣行 516
(-10)
1.54.0 5.141.0⑫⑫⑪⑫トランセンド
10/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1881824.9614** 牡3 56.0 福永祐一堀宣行 526
(+6)
2.00.2 2.036.2⑦⑥⑥ブエナビスタ
10/10/10 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 104415.861** 牡3 56.0 福永祐一堀宣行 520
(+8)
1.46.4 -0.034.5⑥⑥⑥エイシンアポロン
10/05/30 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 183628.2613** 牡3 57.0 C.ウィリ堀宣行 512
(+2)
2.28.2 1.334.7エイシンフラッシュ
10/04/18 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 188188.135** 牡3 57.0 横山典弘堀宣行 510
(-4)
2.01.1 0.335.7⑤⑤⑤ヴィクトワールピサ
10/03/21 中山 11 スプリングS G2 芝1800 15356.021** 牡3 56.0 横山典弘堀宣行 514
(-4)
1.48.2 -0.235.6ゲシュタルト
10/02/07 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 13451.813** 牡3 56.0 C.ルメー堀宣行 518
(0)
1.48.2 0.033.9ハンソデバンド
09/12/27 中山 7 ホープフルS OP 芝2000 166113.111** 牡2 55.0 C.ルメー堀宣行 518
(+2)
2.02.2 -0.335.3ミカエルビスティー
09/11/14 東京 6 2歳新馬 芝2000 14575.131** 牡2 55.0 三浦皇成堀宣行 516
(--)
2.03.7 -0.034.2⑪⑪⑩ヒルノダムール

アリゼオの関連ニュース

 10年にフジテレビ賞スプリングS毎日王冠(ともにGII)を制したアリゼオ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)が27日付で競走馬登録を抹消した。

 アリゼオは父シンボリクリスエス、母スクエアアウェイ、母の父フジキセキという血統。通算成績11戦4勝(重賞2勝)。獲得賞金は1億6387万9000円。今年8月19日の札幌記念(9着)がラストランとなった。

 今後は茨城県ひたちなか市のセント乗馬クラブにて乗馬となる予定。

【札幌記念】スターリー12秒62012年8月10日(金) 05:03

 《札幌》函館記念6着マイネルスターリー(栗・加用、牡7)は、竹之下騎手(レースは柴田大騎乗)が騎乗してダートで一杯に追われ、6ハロン80秒9、ラスト1ハロン12秒6。「ある程度やったし、これで気持ちが乗ってくれば。少し早めでも先手を取れば粘れるし、スタートがカギだね」と藤原調教助手。

 《函館》美浦の堀厩舎の2頭が、ダートで併せ馬を行った。ドバイデューティフリー9着以来のダークシャドウ(牡5)は6ハロン83秒0、3ハロン38秒0-12秒2(直線追う)をマークして、一杯に追われた巴賞8着の外アリゼオ(牡5)に2馬身先着した。アリゼオのタイムは6ハロン83秒9、3ハロン39秒0-12秒6。

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【毎日王冠】ダークシャドウ重賞連勝 2011年10月9日() 16:06

 第62回毎日王冠(9日、東京11R、GII、3歳以上オープン、国際、指定、別定、芝1800メートル、1着賞金6500万円、出走11頭)福永祐一騎手騎乗で1番人気に支持されたダークシャドウ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)が快勝。勝ちタイムは1分46秒7(良)。

 クビ差の2着には今年の安田記念を制した2番人気リアルインパクト、クビ差の3着には5番人気ミッキードリームが入った。

 関東期待の4歳馬ダークシャドウが重賞連勝を達成し、悲願の盾制覇へ大きく前進した。

 シルポートがゆったりとしたペースで逃げ、リアルインパクトは好位、ダークシャドウは道中、後方から3番手に待機。直線に入るとシルポートリアルインパクトが並びかけた。直線半ばでリアルインパクトが抜け出し、勝負が決したかに見えたが、外から昨年の2着馬エイシンアポロンが強襲。さらにその外からダークシャドウが爆発的な末脚で伸び、クビ差で接戦をものにした。エイシンアポロンミッキードリームに差され4着に終わった。

 勝ったダークシャドウは父ダンスインザダーク、母マチカネハツシマダ、母の父Private Accountという血統。通算成績9戦5勝。重賞は11年エプソムC(GIII)に続き2勝目。福永騎手は01年エイシンプレストン、10年アリゼオに続き、毎日王冠3勝目。堀調教師は10年アリゼオに続き、同レース2年連続2度目の優勝。

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【JCD】アリゼオ最下位…出遅れ見せ場なし2010年12月6日(月) 05:03

 第11回ジャパンCダート(5日、阪神11R、GI、3歳上オープン国際、定量、ダ1800メートル、1着本賞金1億3000万円=出走16頭)ダート初挑戦のアリゼオは、芝でGII2勝(スプリングS毎日王冠)の実績と名手・ルメールの騎乗で5番人気に支持された。しかし、スタートで出遅れ、見せ場もなくシンガリの16着に大敗した。「レース前にテンションが高いのはいつものことらしい。ただ、ゲートの中で腰を落として出遅れ。やはり芝とは勝手が違う感じだった」とクリストフ・ルメール騎手は落胆の表情だった。

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【JCD】ルメールは2年連続で好成績 2010年12月4日() 05:04

 アリゼオに騎乗するクリストフ・ルメール騎手(31)=フランス=は、08、09年の2年間で阪神ダート1800メートル戦に6回騎乗。3勝2着1回3着1回という驚異的な成績を残している。08年には、初騎乗だったカネヒキリでJCダートをV。昨年も初騎乗の12番人気ゴールデンチケットを、3着に導く好騎乗を見せている。今年のアリゼオも初騎乗だが、その能力を存分に引き出してくれるはずだ。

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【JCD】アリゼオ、長距離輸送もスムーズ2010年12月4日() 05:03

 午前4時に茨城県の美浦トレーニングセンターを出発し、予定どおり約9時間の輸送時間で、午後1時17分に兵庫県宝塚市の阪神競馬場に到着した。「関西圏への長距離輸送は初めてになるので、多少不安もありますが、うまくクリアしてくれれば」と橋本篤典調教助手。輸送はスムーズだっただけに、5日のレースまで環境の変化に動じなければ大丈夫だ。

 1日に美浦のポリトラックコースで行われた追い切りでは5ハロン(1000メートル)66秒4、ラスト1ハロン(200メートル)11秒9。動き、タイムとも申し分なかった。「予定通りの調教ができました。血統面、馬格からもダートに対しての不安はありません」と橋本助手。父シンボリクリスエスの産駒はGI3勝のサクセスブロッケン(08年ジャパンダートダービー、09年フェブラリーS、東京大賞典)をはじめ、ダートで好成績を残している。アリゼオは前走で526キロと立派な馬体で、パワーは豊富。初ダートを克服できる背景は整っている。

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第227話 「スプリングS


08年 36.3-37.0-35.6 =1.48.9 ▼5▼4△4 瞬発戦
09年 36.6-39.0-35.2 =1.50.8 ▼7▼9△1 瞬発戦
10年 35.8-36.8-35.6 =1.48.2 ▼3▼6△5 瞬発戦
12年 37.5-36.8-36.4 =1.50.7 ±0▼4△6 平坦戦 重

スプリングSは中盤が速くなりがちで底力問われるケースが多いため皐月賞への直結度が高い。
一方、弥生賞は中盤が緩んで瞬発力勝負になるケースが多いため皐月賞よりはダービー向き。
というのが一昔前のスタンダードな考え方だと思われます。
しかし、過去にも昨年も指摘しましたが弥生賞とスプリングSの立ち位置が微妙に変わりつつあります。
昨年こそ重馬場で中盤が速い平坦戦になりましたが08~10年は中盤が緩んでの瞬発戦が続いていました(11年は震災の影響で中山では開催されませんでした)
近年では「中盤が速くなりがちのスプリングS」とは言い切れないのです。
皐月賞への直結度も数字に表れていてスプリングS3着以内だった馬の皐月賞での成績は以下の通り

【03~07年】
3-2-0-8 勝率23.1% 連対率38.5% 複勝率38.5%
【08~12年】
1-0-1-9 勝率 9.1% 連対率 9.1% 複勝率18.2%

この傾向をどう考えるか?というのが予想のポイントの一つ。
近年傾向が変わってきたなら今年も同様にと思って中盤緩んでの瞬発戦になると考えるか、たまたま3年続いただけでやっぱり中盤速くなりやすいレースなはずだと考えるのか。
(ギャンブル的な考えでは少数派=人気のない方に目を張るべきと言えるかも)
では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
スマイルジャック  【瞬3平1消0】± 0▼ 3△ 2 ▼18±0△8 ▼11△2▼2
アンライバルド   【瞬2平0消0】▼ 2▼ 9△ 2 ▼17△6▼9
アリゼオ      【瞬2平0消0】▼ 8▼ 8△ 4 ▼ 7▼3△5
グランデッツァ   【瞬2平1消0】△ 1▼11△ 7 ▼ 3▼3△8 ▼ 9▼5▼1
2着馬
フローテーション  【瞬2平0消0】▼ 5▼ 3△10 ▼12▼9△3
レッドスパーダ   【瞬2平0消0】▼ 6▼ 4△ 4 ▼ 9▼8△3
ゲシュタルト    【瞬1平1消0】▼ 8△ 3± 0 ▼ 1▼1▼3
ディープブリランテ 【瞬3平0消0】▼12△ 1△ 7 ▼10▼7△7

近年は瞬発戦が多いせいか平坦戦実績はあまり重要ではないという傾向です。
瞬発戦実績は必須で▼10以上の大きな加速実績がある馬が多く連対しています。
(最低でもアリゼオゲシュタルトの▼8)

その他で気になるファクターは以下の通り。

【前走クラス別成績】
OP以上  4-2-1-28 勝率11.4% 連対率17.1% 複勝率20.0%
500万  0-2-1-13 勝率 0.0% 連対率12.5% 複勝率18.8%
未勝利以下 0-0-0- 5 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%

【前走距離別成績】
今回延長 0-2-2-21 勝率 0.0% 連対率 8.0% 複勝率16.0%
同距離  2-1-2-16 勝率 9.5% 連対率14.3% 複勝率23.8%
今回短縮 2-1-0-12 勝率13.3% 連対率20.0% 複勝率20.0%

【前走着順】
1~3着  4-2-4-29 勝率10.3% 連対率15.4% 複勝率25.6%
4着以下 0-2-0-20 勝率 0.0% 連対率 9.1% 複勝率 9.1%

基本的には前走OP以上、距離1800m以上、3着以内という馬が勝ちやすいレースです。
これは過去10年で見てもあまり変わらないデータです。

今年の登録馬で上記の条件にあてはまる馬はアクションスターのみとなっています。
(次点)
タマモベストプレイ(最大加速は▼8)
フェイムゲーム(最大加速は▼8)
マイネルストラーノ(最大加速は▼7)
マズルファイヤー(最大加速は▼9)
次点の4頭は▼10以上の加速実績がなかったというだけです。
勝ち馬はこの中からピックアップしたいところ。
2着3着馬は多少上記の条件から外れてもOKだと思います。

イチオシはやはりアクションスター
京成杯の上位馬はスプリングSにはあまり相性が良くありませんが今年の京成杯は中盤緩む瞬発戦で▼8▼3△4と大きめの加速+連続加速というレース展開でこれを後方から差した1&2着馬は強かったと思えますし中山向きだとも思えます。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
アクションスターフェイムゲームテイエムダイパワー

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。


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2012年10月3日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第206話毎日王冠(謎解き編)~
閲覧 743ビュー コメント 0 ナイス 7

第206話 「毎日王冠


07年 34.4-35.0-34.8 =1.44.2 ▼ 5△ 2△2 瞬発戦
08年 35.8-35.0-33.8 =1.44.6 ▼10△ 8△7 瞬発戦
09年 35.8-35.9-33.6 =1.45.3 ▼ 6△ 2△5 瞬発戦
10年 35.5-35.4-35.5 =1.46.4 ▼ 9△10△2 瞬発戦 稍重
11年 36.1-37.0-33.6 =1.46.7 ▼11▼ 8△5 瞬発戦

GⅡということもあって過去5年の出走馬62頭のうち32頭(51.6%)は次走秋天に出走しています。
秋天に向けての叩きの意味合いが強いレースということです。
展開的にはどうなるかといえばスローになりやすい=大きな加速が生じる瞬発戦になりやすい、という傾向です。
07年はストーミーカフェコンゴウリキシオーの2頭がハナ争いをしたおかげでハイペースの前傾ラップになりましたが、スローの後傾ラップがスタンダードなレースでしょう。
「脚を溜めたら弾ける馬」
が狙い目になると思われます。
では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
チョウサン     【瞬4平4消0】
スーパーホーネット 【瞬5平5消0】
カンパニー     【瞬6平6消1】
アリゼオ      【瞬3平0消0】
ダークシャドウ   【瞬5平1消0】
2着馬
アグネスアーク   【瞬1平2消2】
ウオッカ      【瞬8平1消0】
ウオッカ      【瞬11平2消0】
エイシンアポロン  【瞬2平3消0】
リアルインパクト  【瞬2平2消0】

「脚を溜めたら弾ける馬」となれば瞬発タイプの馬になるはずですが、近年の連対馬は瞬発戦平坦戦両方の実績がある馬がほとんどとなっています。
実はこれは「格」が関係しています。
芝1600~2000mでGⅠ~GⅡのレースは平坦戦になるケースは比較的多いです。
(2010~2011年では瞬発戦23回、平坦戦19回、消耗戦3回)
過去5年の連対馬でチョウサンアリゼオ以外の全馬には芝1600~2000m、GⅠ~GⅡ、平坦戦というレースでの連対実績がありました。
つまり、「脚を溜めたら弾ける(=瞬発力)+速い流れにも対応できる(=格)」というのがこのレースでのポイントになると思われます。

芝1600~2000m、GⅡ以上、平坦戦で連対経験のある馬は
エイシンアポロンリアルインパクトストロングリターングランプリボスシルポートサンライズプリンスカレンブラックヒルダノンヨーヨーダノンシャーク
の9頭です(次点:ダービー2着のスマイルジャック
この中で▼10以上のギアチェンジレースで連対経験がある馬は
リアルインパクトストロングリターンシルポートカレンブラックヒルダノンシャーク
の5頭です。

というのが近年の傾向ですが今年はシルポートが出走予定。
昨年も毎日王冠に出走はしていましたが溜め逃げをして瞬発力勝負で8着に惨敗。
「引き離した方がよかったかも」という言葉通り以後のレースでは中盤が緩むようなレースはしてきませんでした。
今年は昨年のような瞬発戦にはならない可能性が高いと感じます。
となれば開幕週の馬場で高速平坦戦というレース内容になるでしょう。
隊列が縮まらず4コーナーを回ってくればおそらく前有利。
人気だと思いますが、この馬かなと。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
カレンブラックヒルリアルインパクトスマイルジャック

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2010年12月3日(金) 22:30 ウマニティ編集長
予想のメキキ ~2010年 ジャパンカップダート~
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今週ピックアップするのは、この秋に公認プロ予想家としてデビューしたMK.YOSHIさんです。11月に入ってからやや元気のなかったMK.YOSHIさんですが、先週の京阪杯で13番人気2着のケイアイアストンに◎、5番人気3着のモルトグランデに○を打ち、3連単39万6490円を大的中! ようやく本領を発揮するとともに、勢いに乗ってきそうな雰囲気を垣間見せました。今週は、昨年、5番人気2着のシルクメビウスに◎、12番人気3着のゴールデンチケットに▲を打ち、3連単13万1960円を的中させた、ゲンのいいレースのジャパンカップダートが行われますので、2週連続&2年連続の大爆発に期待がかかります。金曜日の時点でのMK.YOSHIさんの見解にご注目ください。

出走メンバーや枠順を見て、どんな印象をお持ちになりましたか?

シルクメビウスキングスエンブレムでいけるかなと思っていましたが、枠順が発表されてそうも言っていられなくなりました。後ろから行くタイプの2頭が揃って最内枠を引いてしまいましたからね。前が開かずに脚を余してしまう展開も考えられますので、狙いづらくなってしまいました。無印にはできませんが、軸で買うのはちょっと不安ですね」

逆に、枠順がよく、展開に恵まれそうなのは?

トランセンドでしょう。逃げたいこの馬にとって3番枠は理想的。単騎ですんなり行ければ、チャンスはあると思います。このメンバーに入っても、能力は十分に足りますしね。ただ、直線の坂を苦にするのではないかという心配もあります。問題なくこなせれば、好勝負は間違いないでしょうけど」

MK.YOSHIさんといえば血統ですが、好走が期待できそうな血統はありますか?

「阪神の千八になってから、サンデー系が非常に強いので、今年も狙ってみたいと思っています。穴っぽいところで面白そうなのは、アドマイヤボス産駒のアドマイヤスバルでしょうか。常に掲示板を確保する堅実タイプですので、展開ひとつで馬券に絡んでも不思議はないとみています。1枠両頭もサンデー系ですが、先ほど説明した理由により、少々割り引きが必要かと」

ダート路線に矛先を変えてきたアリゼオにも注目が集まっていますが。

「初ダートでGⅠを勝った馬は過去にいませんが、アリゼオは血統的にも潜在能力的にも、可能性はゼロではないと思っています。どこまでやれるのか、楽しみですよね」

今年のJCダートは大混戦で、絞り込むのがなかなか難しいというMK.YOSHIさん。これから日曜日にかけてさらに精査し、ターゲットを定めたいとのことですので、最終結論をおおいに楽しみにしてください!

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2010年10月29日(金) 00:32 鈴木和幸
鈴木和幸のGI全馬調教診断 ~天皇賞(秋)~
閲覧 1,021ビュー コメント 0 ナイス 8

●第142回天皇賞(秋)追い切り診断

アクシオン      
10月28日 美浦芝 63秒1-48秒9-36秒0-12秒0 馬なり
    
栗東から武豊が駆けつけ、本馬場での追い切り。先行する2頭を14秒2、12秒9のペースで追いかけ、4コーナー過ぎで外から並んだ。ここまでの折り合いはピタリ、流れるように軽快なフットワークだ。結局最後まで追ったところなし、それでも直線の半ばでは並ぶまもなく前2頭を交わし3馬身ほど先着してのゴール。少しでも追えば大差がついていたろうし、ラスト1F11秒4、5は記録しただろう。それにしてもこんなにも気分よさそうに、鞍上との呼吸が合った追い切りは久しぶり。むろん、札幌記念3着時をしのぐデキ。

 
アリゼオ       
10月28日 美浦W 54秒1-39秒6-13秒6 馬なり
    
クビの高い走法、いつものこととはいえ、お世辞にも格好がいいとはいえない。それと今回はいささか気合の乗り過ぎで、鞍上は抑えるのに懸命、胸前にかなりの発汗があったことから、大外18番枠とあいまってレースでは引っ掛かりが心配される。動きそのものは力強く元気いっぱいなのだが…

 
アーネストリー   
10月27日 栗東坂 51秒9-37秒5-24秒7-12秒7 強め
    
札幌記念を勝ったが、このときの最終追い切りは函館のウッドで5F70秒9-40秒8でしかない。その点、今回は坂路で別掲の好タイムが出た。中間もウッドと坂路を併用し、時計6本の乗り込み。先週の坂路での50秒7-37秒6が事実上の最終追い切りなのに、感触を確かめた今週でさえこの時計。いかに元気がいいか、そしてレースへの意気込みがすさまじいかが伝わってくる。パワフルさのなかに柔らかさがあって、ここがこれまでとの大きな違い。悲願のGⅠ獲りに向けて一分のスキなく仕上がった。

 
エイシンアポロン  
10月27日 栗東坂 52秒4-37秒1-24秒4-12秒3 馬なり
    
引っ張ったきりで前走時を上回る好タイムが出た。さすがに上昇の3歳馬だ、疲れどころかさらに一段とよくなった。そして、掛かり癖を見せなくなった精神面の成長も目覚しい。これで先行して粘るだけでなく、瞬発力を身につければ鬼に金棒だが、まだそこまでは。

 
オウケンサクラ   
10月27日 栗東坂 51秒6-37秒3-24秒5-12秒5 一杯追
    
10月14日の秋華賞を使ったばかり、中1週でこれだけ追えるのだから、元気のよさは疑う余地がない。しかし、だからといって前走時との比較でここがよくなったというところはなし。前走着順と今回の相手大幅強化を考えれば、自ずと取捨の答えはでてこよう。

 
キャプテントゥーレ 
10月27日 栗東坂 51秒5-37秒4-24秒6-12秒2 馬なり
    
調教では常にきびきびとした動きを見せ、時計も出る。だから、この程度の時計は驚くに当たらない。50秒2ー36秒4-11秒8をマークした前走時があまりにもよかっただけに、今回はこれだけ動いても物足りなさが残る。決して具合が悪いというのではないのだが…

 
コスモファントム  
10月27日 栗東坂 55秒1-40秒0-25秒5-12秒5 馬なり
    
時計も動きも平凡。前2戦、交流戦で一応の成績を収めてきたが、大きな変わり身なしでは…。


ジャガーメイル  
10月28日 美浦P 50秒0-36秒4-11秒6 G強め
    
半マイルの短めだし、これくらいの時計にはなる。G前、強めに追われての反応もなかなかだったが、いっぱいの追い切りが先週の一本しかなく、中身が伴っているかどうかの心配がある。ここをたたかれた後のジャパンCの方がより走れる気がする。

 
ショウワモダン    

まったくの軽めで時計にならず。動きに硬さが残る。


シルポート      
10月27日 栗東坂 52秒4-37秒7-24秒7-12秒5 強め
    
時計的にはこれで十分だが、逃げ馬特有の乗り手を引っ張るような気合、気迫がなく、静か過ぎて見えた。先週の坂路50秒4をやっているのを加味しても上積みはどうか。

 
シンゲン       
10月27日 美浦W 65秒8-51秒9-38秒7-13秒4 直強め
    
あまり調教駆けはしない。今回のタイムも平凡だ。しかし、動きには活気があり、前走休み明け大駆けの反動は微塵も感じられない。先週併せ馬でビッシリ追い切ったのに、テンションが上がらず、落ち着いているのもいい。もちろん、レース当日のパドックのような発汗もない。昨年の2番人気5着のリベンジへ準備万端整った。

 
スマイルジャック  
10月27日 美浦W 71秒6-55秒2-40秒0-12秒5 直一杯
    
前半を抑えにおさえ、直線だけいっぱいに追った。その割にはラスト1Fが12秒5と平凡。道中の動きには硬さが残っていたし、好調時のうなるような気合も感じられなかった。横バイ状態。

 
スーパーホーネット 
10月27日 栗東W 96秒0-65秒3-51秒3-37秒7-12秒6 一杯追
    
ウッドの長め7Fから行き、直線の追い比べであっさり1秒以上の先着。この追い切りを見るかぎりは仕上がったように見えるが、何せ4ヵ月半の休み明け、中間、速いところの本数が足りていないので中身となると“?”がつく。11月21日のマイルチャンピオンシップに重きをおいているのではないか。

 
トウショウシロッコ  
10月27日 美浦坂 56秒0-37秒4-24秒3-12秒0 強め
    
3ヶ月の休み明けをすでに3戦した。とてもGⅠを獲る馬のローテーションとは思えないが、無類のタフネスさと、相手なりに走るのがこの馬の持ち味ではある。一応、3着候補の1頭には入れておいたほうがいいか。

 
ネヴァブション    
10月28日 美浦ダ 81秒6-64秒7-50秒1-36秒9-12秒2 仕掛け
    
前走時はあまりの追われての伸び脚のよさに、距離不足を承知で特注馬に取り上げたくらい。そのときと比べ、今回はよりリラックスさが増し、鋭さもアップし、ピカピカの毛づやが印象的。1Fの距離延長は間違いなくプラスだし、実績もある。今回も要注意の存在。

 
ブエナビスタ     
10月27日 栗東W 83秒3-66秒9-51秒6-37秒4-11秒7 直一杯
    
これまで、悪いと感じたことはないが、特別にいいと感じたこともないこの馬の追い切り。これくらいのレベルの馬になると、追い切りは普通にやれていればいいのだろう。しかし、今回の追い切りは違った。初めて“すばらしい”と感じた。追い出されると地を這うように重心を沈め、一直線の伸び、なんとラスト1Fはウッドで11秒7ときた。前を走っていた馬を抜き去るときの速さといったらまるで放たれた矢のよう。それでいて乗り手が止めに掛かるとすぐさまスピードをゆるめ、追い抜いてきた馬に抜き越えされてしまうほど、ムダな走りをしない。遠い昔、そんな賢い馬がいた、あの三冠馬シンザンである。いよいよ牡馬を蹴散らすときがきた。

 
ペルーサ       
10月27日 美浦芝 65秒2-50秒4-36秒7-11秒9 馬なり
    
ダービー、そして、毎日王冠と出遅れた。中間はゲート練習に重きを置いて、1週前の先週20日はゲートからの併せゲイコ。悪癖対策は怠りない。今週は安藤勝を背に本馬場での追い切り。時計はとくに速くはないが、これは馬なりに終始したから。大きな完歩でゆったりとしたフットワーク、鞍上との呼吸もぴったりとダイナミックに動いた。朝日に光り輝く栗毛の馬体はまぶしいばかり。普通にゲートを出られれば、アリゼオエイシンアポロンの3歳馬2頭に勝るとも劣らないレースができる。


ヤマニンキングリー 
10月27日 栗東W 81秒4-65秒6-50秒6-37秒1-12秒2 馬なり
    
中間3回の併せ馬を消化し、実にハードに乗り込まれている。おかげで今週は馬なりでこれだけの時計をマークし、動きも軽快、きっちり仕上がった。あとは能力が足りるかどうかだけ。  



鈴木和幸

競馬評論家。ダービーニュース時代には、TBSのテレビ番組「銀座ナイトナイト」にダービー仮面として出演。メインレース予想7週連続的中の記録を作った。

日刊現代では、本紙予想を20余年にわたって担当。58年にその日の全レースを的中させるパーフェクト予想を達成。日刊・夕刊紙の本紙予想では初の快挙。

著書に
「競馬ハンドブック」「競馬・勝つ考え方」「競馬新聞の見方がわかる本」「まるごとわかる 競馬の事典」(共に池田書店刊)「競馬◎はこう打つ」(日本文芸社刊)「距離別・コース別・競馬場別 勝ち馬徹底研究」(ぱる出版刊)など多数。

鈴木和幸公式ブログ では週末レースの推奨馬などを無料公開!
http://blog.livedoor.jp/suzuki_keiba/

今もパドック党として最前線で活躍中。

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2010年10月6日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第69話毎日王冠(謎解き編)~
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第69話 「毎日王冠

05年 36.9-36.0-33.6 =1.46.5 ▼8±0△3 瞬発戦 稍
06年 34.7-36.2-34.6 =1.45.5 ▼8▼3△13 瞬発戦
07年 34.4-35.0-34.8 =1.44.2 ▼5△2△2 瞬発戦
08年 35.8-35.0-33.8 =1.44.6 ▼10△8△7 瞬発戦
09年 35.8-35.9-33.6 =1.45.3 ▼6△2△5 瞬発戦

秋の府中開幕週で流石に時計が速い。
前半や中盤もまずまず速く流れているにも関わらずレースの上がりは33~34秒で近年では3度も33秒台をマークしている。
加速は直線に入って一度ドカンと生じるだけ。
2F以上の加速が続いたのは中盤が最も緩んだ06年だけとなっています。
つまり速い流れを追走し最後ちょっと切れる脚を持つ馬が適性のある馬と言えるでしょう。
「スピード+瞬発力」
これが鍵となりそう。

05年以降の連対馬の毎日王冠前までのレース成績をまとめると以下の通りになります。
【コース別】


東京芝16 6-4-0-13 勝率26.1% 連対率 43.5% 複勝率 43.5%
中山芝18 5-3-1- 3 勝率41.7% 連対率 66.7% 複勝率 75.0%
阪神外16 4-2-0- 2 勝率50.0% 連対率 75.0% 複勝率 75.0%
東京芝14 4-1-1- 1 勝率57.1% 連対率 71.4% 複勝率 85.7%
阪神芝20 4-1-0- 0 勝率80.0% 連対率100.0% 複勝率100.0%

京都外16 3-3-2- 6 勝率21.4% 連対率 42.9% 複勝率 57.1%
中山芝16 3-2-0- 2 勝率42.9% 連対率 71.4% 複勝率 71.4%

【レース別】

大阪杯    3-0-0- 0 勝率100.0% 連対率100.0% 複勝率100.0%
マイラーズC 2-2-0- 4 勝率 25.0% 連対率 50.0% 複勝率 50.0%
中山記念   2-2-0- 2 勝率 33.3% 連対率 66.7% 複勝率 66.7%
京王杯SC  2-1-1- 1 勝率 40.0% 連対率 60.0% 複勝率 80.0%
安田記念   2-1-0-11 勝率 14.3% 連対率 21.4% 複勝率 21.4%

数では東京16コースがトップですが率はむしろ悪い。
中山16&18、阪神16&20、東京14コースで好成績を挙げた馬の方が毎日王冠では勝ち負けしやすい。
レース別に見ても東京コースで相性のいいのは京王杯SCで東京のマイル~中距離重賞との関連性は薄い。
これらを総合的に判断すると、スピード+瞬発力を問われやすいレースは東京14が舞台の京王杯SCでありレース質は直結する。
しかし、毎日王冠は古馬の別定GⅡというのが肝。
適性だけでなく「格」も重要だということ。
レース質が異なるであろう大阪杯中山記念馬がこの舞台で活躍する要因はそこでしょう。
毎日王冠「スピード+瞬発力」の適性を持つ馬と「16~20の古馬GⅡで勝ち負け可能な格」を持つ馬の2種類が上位に来るレースということでしょう。

今年のメンバーを見てみると
【適性のありそうな馬】
エイシンアポロンシルポート
【格を持つ馬】
ショウワモダン
【微妙な馬】
アリゼオペルーサスマイルジャックネヴァブション

アリゼオペルーサはGⅡ馬ですが3歳GⅡでマイル以下のレース経験もありません。
スピード負けする危険性は十分考えられます。
斤量も56kgとそれほどアドバンテージがある訳ではないですし。
スマイルジャック安田記念マイラーズCで3着という格の持ち主、3着というのが若干微妙。
3着ってカオスな着順で足りるとも言えるし足りないとも言える。
ネヴァブションはGⅡ馬ですがAJCCと2200という距離が若干長い。
こちらもスピード負けする可能性がある。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
エイシンアポロンシルポートスマイルジャック
ここでは3歳馬でもエイシンアポロンの方が上とみます。
蛯名Jが騎乗予定ですが凱旋門賞の勢いをそのままにという感じで。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2010年4月17日() 18:15 鈴木和幸
【鈴木和幸G1コラム】 皐月賞の最終予想
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●第70回皐月賞(GⅠ)の最終決断


勝つのは岩田=ヴィクトワールピサをおいてほかにいない。


弥生賞前の時点で、この馬には“三冠”の予感があった。

物見をしたり、掛かったり、抜け出すとソラを使ったり、随所に幼さ、若さを見せながら、
未勝利→京都2歳S→ラジオNIKKEI杯2歳Sと3連勝してしまったからである。

ローズキングダムの2着に負けたデビュー戦だって、
4コーナーで外に振られる、コースロスの不利があってのもの。

力を出し切った結果ではない。


その弥生賞は直線半ばで前がきゅうくつになり、
先に抜け出したエイシンアポロンを捕らえるのに手間取ったものの、
前をこじあけるように並びかけ、交わすときの速さはそれこそ一瞬、
とても重馬場でのことは思えない爆発力だった。

これで文句なしの4連勝、中山への長距離輸送、道悪も経験し、
一戦ごとに課題をクリアしてしまうこの馬には、もはや死角らしい死角が見当たらない。

もちろん、ここに向けての仕上げは、
これまで以上に負荷をかけられたのに、これに耐え抜いて万全。

外めの7枠13番なら前がふさがるなどの不利も受けにくく、
昨年の皐月賞騎手が連覇を果たす好材料がすべてそろった。

 
骨折明けの毎日杯をたたかれて、
別馬のような変わり身を見せたリルダヴァル

体重が増えていた前走とは違い、
今度は目いっぱいに仕上げてきたヒルノダムールが当面の敵。

以下はアリゼオエイシンアポロンエイシンフラッシュローズキングダムレーヴドリアンまでだが、
この中ではアリゼオをとくに警戒。

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アリゼオの口コミ


口コミ一覧
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「非サンデー系」種牡馬の産駒が掲示板を独占し、近年稀に見る結果となった桜花賞。
この皐月賞においても2歳王者のローズキングダムがキングカメハメハ産駒であり、その王者を前哨戦で破ったアリゼオはシンボリクリスエス産駒。再び「サンデー王国」の牙城を崩すべく魅力的な馬が集まっている。
対するサンデー王国もこのまま引き下がるわけにはいかず、ここには10頭もの精鋭を送り込んできた。しかもそのいずれもがオープン勝ちか重賞連対の実績がある強力布陣。
この夏には真打ちとも言えるディープインパクトの仔がデビューを待ち構えており、王国の威厳を保ったままディープへ引き継げるかにも注目したい。


・ヴィクトワールピサ
そのサンデー王国の筆頭がこの馬。ネオユニヴァースの仔と言えば昨年の覇者アンライバルドやダービー馬ロジユニヴァースが記憶に新しいところ。
新馬戦ではローズキングダムの後塵を拝したものの、その後は2000mで4連勝。先行差し自在、同距離同コースの弥生賞を完勝、重馬場もクリアと、まさに死角のない本命馬とも言える馬だ。
無理に死角を探すとするならば、スローペース経験しかないところか。前半1000m60秒を切るような流れは一度も経験しておらず、皐月賞特有の厳しい流れになった際にもたつく可能性もある。
昨年のロジユニヴァースも同じように厳しい流れの経験がなく、本番で惨敗(同馬は体調面の影響も大きかったようだが)。ロジとは違い時計勝負に不安があるわけでもなく、良馬場ならば34秒前半で上がれる瞬発力があるのは心強いところだが。
乱ペースになりそうなメンバー構成でもなく、杞憂に終わる可能性が高いのも事実。
むしろ最大の不安は武騎手負傷による乗り替わりなのかもしれない(岩田騎手はGI1番人気での勝ちがない)。

・ローズキングダム
非サンデー系の筆頭格であり、昨年の2歳王者。
休み明けの前走が物足りない内容だっただけに、巻き返しなるかに注目が集まるところ。
その前走、小柄な馬には厳しい力のいる馬場だったのも影響してか、じりじり差を詰めての3着止まり。デビュー以来馬体が減り続けているのも印象が良くなく、成長力という点でも疑問符が付く。
小脚のつかえるタイプでもあり、中山コースは不向きではないのだろうが、今の馬場ではプラスとは言えず、距離未経験なのも不安。
正直プラスと言える材料に乏しく、現状では「2歳王者の意地」に期待するしかないようにも思えるが……。

・アリゼオ
先手を取って楽に逃げ切った前走は上手く行き過ぎた感があるものの、もともと逃げ馬というわけでもない。新馬戦では後方から上がり3ハロン34.2の豪脚でヒルノダムールを差し切っており、本番と同条件のホープフルSでは好位から楽に抜け出して完勝。この自在性こそが魅力とも言える。
前走で時計のかかる馬場へも対応しているし、重馬場も新馬戦で経験済み。
不安があるとすれば、共同通信杯で敗因に挙がっていた「他馬を気にする」ところであり、外枠からスムーズな競馬ができれば有力。

・ハンソデバンド
共同通信杯でアリゼオを破って3連勝。中山は一度しか経験がないが、ジュニアCを制しておりコース適性に不安はない。
距離未経験は気になるところだが、スローとはいえ前走のラスト1ハロンが11.3。1800mの重賞でこれだけ走れるならば、あと1ハロンの延長は問題ないか。
パートナーの蛯名騎手が桜花賞を制して勢いに乗っているのも心強いところ。あとは共同通信杯以来というローテーションが気になるところであり、当日の馬体重などには注意が必要だ。


*続きは夜に…。

 Hideki.S 2010年3月22日(月) 01:51
スプリングS回顧・・・横典騎手の楽園へ導く風。アリゼオの気分。
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アリゼオ 1.48.2
12.4-11.5-11.9-12.2-12.2-12.4-12.1-11.5-12.0(JRA)

1000M通過後に12.2-12.4とやや微妙に減速。
速くもなく遅くもなく、ひとときの心地良いストレッチ。

そして直線を向いて12.1-11.5と一気に突き放す瞬発力。

これが横山典弘騎手のいわゆる逃げリズム。
「馬心地」楽園ペース。
セイウンスカイしかり、イングランディーレしかりだ。

でも錯覚に陥ってならない。
中山芝1800の特殊性。

横山典弘騎手のレース後のインタビューで
ルメール騎手からの『引継ぎ』があったようだ。
「他馬と横に並ばないように、前々を・・・」
これはもう皐月賞では横に並ばれるのは間違いないのだ。
馬の気分は振り子のようにいつも揺れ動く。

アリゼオ(貿易風)はどこまで順調に吹きすさぶか。

ローズキングダムは3着。
向正面、斜め外の前に蛯名騎手バシレウス、
そして直後には、後藤騎手スティルゴールド。
その隊列は直線半ばまで続くのだ。
王国安泰への道のりには数々の厳しい試練を
乗り越えなくてはならないのか。

ひたすら負荷を掛けられながらも最後追って
内に伸びたローズキングダム。
ヴィクトワールピサとの対戦を避けて
このスプリングSを選んだわけじゃなかった。
つまり馬体重-2の444Kgが示めされたことは
調整遅れだったと判断したい。
名門橋口厩舎。巻き返しはありそうだ。

残る来週の毎日杯が注目のレース。
そして皐月賞はもう間近。

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 ユウキ先生 2010年3月20日() 20:07
☆スプリングSパート2(結論)☆
閲覧 197ビュー コメント 0 ナイス 0

こんばんは(*^_^*)

明日のスプリングSは◎アリゼオで勝負します★

圧倒的な人気のローズキングダム!!

ここも当然勝ちに来るでしょう~!!

でも休養明けだけに波乱があってもおかしくありません!!

共同通信杯で好走しているアリゼオなら巻き返し可能と思っています(^_^)v

ダート上がりの良血馬!!ソリタリーキングも一発の魅力十分です♪♪

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コメント一覧
2:
  hironish   フォロワー:3人 2010年1月7日(木) 22:35:45
12/27は前走と違って番手から正攻法の競馬。OPにしては軽いメンバーだけにここでも一枚上。
1:
  hironish   フォロワー:3人 2009年12月31日(木) 17:43:02
11/14は後方から内を回って直線外へ。出すのに手間取ったが、そこからの伸びは秀逸。

アリゼオの写真

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アリゼオの厩舎情報 VIP

2012年8月19日札幌記念 G29着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
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アリゼオの取材メモ VIP

2012年8月19日 札幌記念 G2 9着
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レース後
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