ビッグウィーク(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2007年3月20日生
調教師長浜博之(栗東)
馬主谷水 雄三
生産者カントリー牧場
生産地新ひだか町
戦績26戦[5-5-1-15]
総賞金21,912万円
収得賞金3,550万円
英字表記Big Week
血統 バゴ
血統 ][ 産駒 ]
Nashwan
Moonlight's Box
タニノジャドール
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
タニノブーケ
兄弟 タイセイジーニアスムテキザセカンド
市場価格
前走 2014/05/17 障害4歳以上オープン
次走予定

ビッグウィークの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
14/05/17 新潟 4 障害4歳以上オープン 芝2890 145710.4611** 牡7 60.0 小坂忠士長浜博之 458
(-8)
3.10.1 2.713.2⑥⑦エイブルブラッド
13/10/06 京都 4 障害3歳以上オープン 芝3170 147122.415** 牡6 60.0 小坂忠士長浜博之 466
(+6)
3.32.1 0.913.4オンワードデューク
13/09/14 阪神 8 阪神ジャンプ G3 芝3140 14469.149** 牡6 60.0 小坂忠士長浜博之 460
(+2)
3.30.8 6.013.4⑥⑥⑦⑦オースミムーン
13/08/11 小倉 4 障害3歳以上オープン 芝2900 8552.922** 牡6 60.0 小坂忠士長浜博之 458
(-6)
3.09.9 0.313.1エーシンイグアス
13/07/13 中京 4 障害3歳以上未勝利 芝3000 10663.011** 牡6 60.0 小坂忠士長浜博之 464
(+4)
3.21.8 -0.613.5ファイヤー
13/06/01 阪神 11 鳴尾記念 G3 芝2000 1612142.21513** 牡6 57.0 秋山真一長浜博之 460
(-2)
2.00.2 1.335.7⑤⑤トウケイヘイロー
13/05/11 京都 11 都大路S OP 芝1800 18715121.91414** 牡6 57.0 幸英明長浜博之 462
(-6)
1.49.7 2.237.5⑤⑥リルダヴァル
13/04/07 阪神 10 大―ハンC OP 芝2400 1371162.21012** 牡6 57.0 四位洋文長浜博之 468
(+10)
2.30.6 2.037.8⑤⑥レッドデイヴィス
12/06/24 福島 11 福島TVOP OP 芝1800 11338.467** 牡5 57.0 田中勝春長浜博之 458
(-18)
1.49.2 0.836.0⑤⑥⑤⑤ミキノバンジョー
12/02/04 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 163525.8712** 牡5 57.5 中舘英二長浜博之 476
(0)
1.46.9 0.635.7エーシンジーライン
12/01/05 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 1661262.71314** 牡5 58.0 福永祐一長浜博之 476
(+10)
1.34.4 1.535.8⑨⑨マイネルラクリマ
11/12/03 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 164810.5516** 牡4 58.0 C.ルメー長浜博之 466
(+10)
4.08.4 17.653.4④④⑯⑯マイネルキッツ
11/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1836131.51417** 牡4 58.0 川田将雅長浜博之 456
(+6)
1.59.8 3.738.9トーセンジョーダン
11/10/09 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 1181143.71111** 牡4 59.0 川田将雅長浜博之 450
(-10)
1.47.5 0.834.3ダークシャドウ
11/04/02 阪神 11 日経賞 G2 芝2400 104415.3410** 牡4 59.0 四位洋文長浜博之 460
(-8)
2.30.0 4.638.8トゥザグローリー
11/02/13 京都 11 京都記念 G2 芝2200 123312.666** 牡4 58.0 川田将雅長浜博之 468
(+18)
2.15.0 1.135.6⑤④トゥザグローリー
10/10/24 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 183623.271** 牡3 57.0 川田将雅長浜博之 450
(+6)
3.06.1 -0.234.4ローズキングダム
10/09/26 阪神 10 神戸新聞杯 G2 芝2400 121112.753** 牡3 56.0 川田将雅長浜博之 444
(-2)
2.26.4 0.534.1ローズキングダム
10/09/04 小倉 9 玄海特別 1000万下 芝2000 9892.111** 牡3 54.0 川田将雅長浜博之 446
(+2)
1.58.3 -0.135.2マイネルゴルト
10/08/07 小倉 11 都井岬特別 500万下 芝1800 14112.511** 牡3 54.0 川田将雅長浜博之 444
(-2)
1.47.6 -0.435.0エメラルドミスト

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ビッグウィークの関連ニュース

 2010年の菊花賞ビッグウィーク(栗東・長浜博之厩舎、牡7歳)が25日付で競走馬登録を抹消されることになった。通算成績は26戦5勝で、重賞は前記の菊花賞1勝。獲得賞金は2億1912万7000円(付加賞含む)。先週17日に新潟の障害オープン戦で7カ月ぶりに復帰(11着)したものの、左前脚の浅屈腱炎を発症していることが判明し、引退が決まった。今後は京都産業大学で乗馬となる予定。

 ビッグウィークは2歳秋の新馬戦で8着に敗れたものの、その後は4戦連続で2着。3歳7月に待望の初勝利を挙げると、そこから3連勝を飾り、神戸新聞杯で3着に食い込んで優先出走権を得た菊花賞で、7番人気の低評価ながら好位から抜け出して快勝した。その後は低迷が続き、障害馬に転身。昨年7月に障害デビュー戦を制すると、続く昇級戦でも2着に好走して、クラシックホースが新天地が活躍する姿が話題になっていた。

史上2頭目!!菊花賞馬ビッグウィークが障害戦V 2013年7月14日() 05:03

 2010年の菊花賞ビッグウィーク(栗・長浜博、牡6)が13日、中京4Rの障害未勝利(芝3000メートル)で、障害初出走で白星をあげた。

 2番手追走から2周目の3コーナー手前で先頭に立つと、最後は後続に3馬身半差をつけ、菊花賞以来3年ぶりに先頭でゴールを駆け抜けた。GI級レース勝ち馬が障害レースを制したのは史上6頭目。そのうち菊花賞馬による勝利は1968年のダイコーター以来、45年ぶり2頭目だ。

 小坂騎手は「スピードまかせの飛越で、平地力だけで勝った。先頭に立ったら(真剣に走るのを)やめるので、上のクラスにいって速い馬がいた方がレースがしやすい。まだ上達の余地は残している」と語った。

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菊花賞馬ビッグウィーク障害初戦でV! 2013年7月13日() 11:46

 2010年の菊花賞ビッグウィーク(栗東・長浜博之厩舎、牡6歳)が13日、中京4Rの障害未勝利戦を快勝。障害入り初戦を見事に勝利で飾った。

 菊花賞を制した後、故障の影響もあって低迷してきたビッグウィークは、新天地を求めて障害練習を重ね、見事に試験に合格。小坂忠士騎手とのコンビでジャンプ入りした。序盤は同じく平地オープンから障害入りしたエーシンダックマンの2番手を追走したが、2周目3コーナーでは先頭に立ち、そのまま押し切って2着に3馬身1/2差をつける完勝。勝ちタイムは3分21秒8(良)だった。

 平地GI級レース勝ち馬による障害入りは史上6頭目。近年では、ウインクリューガー(03年NHKマイルC勝ち馬)、ブゼンキャンドル(99年秋華賞勝ち馬)が、平地GIを制した後に障害入りしている。また、クラシックホースの障害入りは、ソールレディ(1939年桜花賞馬=障害5勝)、ダイコーター(1965年菊花賞馬=障害1勝)に次ぐ3例目。

 小坂騎手は「思ったよりレース前のテンションの高さがマシで、課題の折り合いもスムーズでした。ただ、跳びは不安定だし、平地の時と一緒で4角ではやめるところがありました。今回は平地力で押し切れましたけど、課題は多いですね」と辛口だったが、課題を多く残しながらも経験馬相手の勝利を飾る平地の脚力を評価していた。

★中京4Rの着順・払戻金はこちら

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【京都金杯】ビッグウィークびっしり12秒32012年1月4日(水) 05:05

 2年ぶりにマイル戦に出走する一昨年の菊花賞ビッグウィークは、CWコースで単走。4ハロンからスタートし、一杯に追われてラスト1ハロン12秒3(4ハロン50秒4)をマーク。直線では鞍上のゴーサインにこたえて、力強く駆け抜けた。

 長浜調教師は「まだ追い出すと、頭が高くなっている。最近は折り合いがつかないと、最後はピタッと止まっていた。かからない距離を使ってみようと思って、ここにした。何かきっかけをつかんでくれれば」と復活に期待を込めた。

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【次走報】ビッグウィーク毎日王冠で復帰2011年9月16日(金) 05:00

 ★…日経賞10着以来、右第3中手骨骨折で戦列を離れていた昨年の菊花賞ビッグウィーク(栗・長浜、牡4)は毎日王冠(10月9日、東京、GII、芝1800メートル)で復帰し、天皇賞・秋(10月30日、東京、GI、芝2000メートル)へ。

 ★…朝日チャレンジC7着ガンダーラ(栗・岩元、牡5)、京成杯AH10着ドモナラズ(栗・音無、牡6)、セントウルS15着シゲルキョクチョウ(栗・湯窪、牡3)は、いずれもポートアイランドS(10月2日、阪神、OP、芝1600メートル)に向かう。

 ★…目黒記念16着後、休養していたオウケンサクラ(栗・音無、牝4)は、府中牝馬S(10月16日、東京、GII、芝1800メートル)で復帰の予定。

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【次走報】ビッグウィーク、天皇賞・秋へ2011年9月2日(金) 05:02

 ★…日経賞10着後、骨折休養していた昨年の菊花賞ビッグウィーク(栗・長浜、牡4)が8月31日に放牧先の北海道新ひだか町・カントリー牧場から帰厩。天皇賞・秋(10月30日、東京、GI、芝2000メートル)に向けて乗り込む。

 ★…ペルーサ(美・藤沢和、牡4)は、今月下旬に帰厩。横山典騎手で天皇賞へ直行。僚馬でNHKマイルC15着ダンスファンタジア(牝3)は、富士S(10月22日、東京、GIII、芝1600メートル)。脚部不安で約2年半休養のサトノコクオー(牡7)は、エルムS(19日、札幌、GIII、ダ1700メートル)で戦列に復帰。浦佐特別を勝ったラヴェルソナタ(牡3)は、セントライト記念(18日、中山、GII、芝2200メートル)へ。

 ★…キーンランドC4着ケイアイアストン(美・和田道、牡6)は、スプリンターズS(10月2日、中山、GI、芝1200メートル)へ。11着ガルボ(美・清水英、牡4)の目標はマイルCS(11月20日、京都、GI、芝1600メートル)。

 ★…長岡Sを勝ったニシノステディー(美・尾形、牝3)は、信越S(10月23日、新潟、OP、芝1200メートル)。

 

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ビッグウィークの関連コラム

閲覧 510ビュー コメント 0 ナイス 2

AMラジオ1242ニッポン放送の看板番組「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」の番組内で、午前7時の時報を合図にスタートする人気コーナー「勝負一発、徳さんの夢プレゼント」では、徳光さんが毎週12,000円を元手に馬券を購入し、これまでに合計25万円以上をリスナーにプレゼントしています。

このコーナーには、元巨人軍の代打の切り札として活躍した大道典嘉さんが、昨秋から「ウマニティ」にゲスト予想家として参戦すると同時に「とくモリ!」にレギュラー出演。大穴の徳光さんとの夢の馬券対決を繰り広げています!

大道さんは、元旦早々から的中を飛ばしたほか、アメリカジョッキークラブカップもズバリ本線的中させており、今週の予想にも注目が集まります。

さて、そんな代打・大道さんの今週の勝負予想は、日曜京都競馬場のメインレース「京都記念(G2)」です。

大道さんの予想は・・・、

京都記念(G2)「代打・大道」の勝負予想!============

○コメント
京都記念は◎3番ビッグウィーク、○4番ダノンシャンティ、▲12番ヒルノダムールの3頭を抜擢しました。

先週の京都は前が残るケースが頻発しましたので、ここも前に行けるビッグウィークに期待します。
ダノンシャンティはNHKマイルを勝ったG1馬に敬意を表しての対抗○。
▲は悩みましたが有力馬の中では唯一前走と同斤量56キロで走れる点で恵まれた分、ヒルノを3番手評価としました。
この3頭はいずれもジョッキーが調教をつけている点で間違いなく勝負気配でしょう。

調教師の花道を飾る意味でも今回は人気を集めすぎの感もある有馬記念3着の2番トゥザグローリー、1枠に入ってしまった追い込み馬オウケンブルースリは力を認めつつも押さえ評価まで。
他では、先行できる6番ロードオブザリング、騎手が調教をつけている8番ホワイトピグリムと11番のプロヴィナージュに注意。
過去10年牝馬は大苦戦しているレースだけに5番メイショウベルーガは無印とします。



■「代打・大道」馬券戦略=====================
◎3番ビッグウィーク、○4番ダノンシャンティ、▲12番ヒルノダムールの3頭で勝負です。3頭の3連複を本線に、3着付けで5頭を加えた3連複フォーメーションで馬券を組み立てます。


■「代打・大道」買い目=====================

☆3連複
3-4-12
(1点×2000円=合計2000円)

☆3連複フォーメーション
1着 3、4、12
2着 3、4、12
3着 1、2
(6点×各1000円=合計6000円)

☆3連複フォーメーション
1着 3、4、12
2着 3、4、12
3着 6、8、11
(9点×各200円=合計1800円)

合計=9,800円

一方、大穴予想・徳光さんの買い目は、いつもの通り3連単6頭ボックス。

☆3連単6頭ボックス
2、3、4、6、10、12
(120点×各100円)

買い目合計=12,000円



さあ、競馬に競艇なんでもOKの大穴・徳光さんの特大の一発がくるのか、はたまた野球だけでなく競馬予想でも高打率を叩き出している代打・大道がきっちりヒットを飛ばすのか!? どうぞご期待ください!

注目の一番京都記念(G2)」は、明日・日曜日15時35分の発走です!


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2011年2月9日(水) 23:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第100話京都記念(謎解き編)~
閲覧 753ビュー コメント 0 ナイス 3

第100話 「京都記念

100話突破の記念号です。
当てたいです!

06年 36.4-61.1-36.0 =2.13.5 ▼4△1△13 平坦戦
07年 38.6-63.0-35.6 =2.17.2 ▼4▼2△12 平坦戦 稍重
08年 36.7-61.6-35.3 =2.13.6 ▼4△6△2 平坦戦
09年 36.1-62.5-36.0 =2.14.6 ▼3▼5△13 瞬発戦
10年 36.5-63.5-34.4 =2.14.4 ▼2▼3▼1 平坦戦

09年以外は全て平坦戦となっているがその09年とて最大加速が▼5の瞬発戦であり基本的には「ラスト4Fのロングスパート平坦戦」
先週のコラムでは画像を貼って説明しましたが結果はそれをあざ笑うかの様な(前半が速い)安田記念っぽい展開でした・・・。
ということで今週も貼ります、リベンジじゃ。
京都記念と比較したのは同コースで行われるエリザベス女王杯と1月に京都2400mで行われる日経新春杯です。
画像からも分かる通りテン緩く上がりが速いのが京都記念の特徴です。
つまり基本的には前有利です。
過去5年を見ても

06年 3着/7番人気 マーブルチーフ 4角2番手
08年 3着/11番人気 シルクフェイマス 4角1番手
09年 3着/9番人気 ヴィクトリー 4角1番手

と人気薄が馬券になるのは前残りなのです。
逆に言えば馬券になった残りの12頭は全て人気馬でした。
上がりの競馬になりやすいがラスト4Fのロングスパートで広い京都外回りコース。
人気馬が実力を発揮しやすい舞台と言えるでしょう。
ではその人気馬の中で優劣をつけるとすればどこがポイントになるかというと年齢と枠順です。

【年齢別成績】


4歳  4-0-0- 8 勝率33.3% 連対率33.3% 複勝率33.3%
5歳  1-0-1-14 勝率 6.3% 連対率 6.3% 複勝率12.5%
6歳  0-5-3-10 勝率 0.0% 連対率27.8% 複勝率44.4%
7歳~ 0-0-1-18 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 5.3%

【枠順別成績】

1~4枠 1-1-1-25 勝率3.6% 連対率 7.1% 複勝率10.7%
5~8枠 4-4-4-37 勝率8.2% 連対率16.3% 複勝率24.5%

4歳馬と外枠が有利となっています。

今年は登録13頭と少頭数ですがメンバーの質はなかなか濃いです。
京都コース1-3-0-0と連対率100%の菊花賞ビッグウィーク、2-1-0-1と菊花賞以外は全て連対しているヒルノダムールの4歳馬2頭も有力と思えますが最も注目なのはやっぱりトゥザグローリー
中日新聞杯勝利に有馬僅差の3着と異例とも思える上昇度にロングスパート適性&先行力を共に兼ね備えている馬でしょう。
母のトゥザヴィクトリーは同コースのエリ女勝ち馬。
その母に外回り得意の父キンカメ・・・あとは秋5戦したダメージ次第ではないかと思います。
ここがクリア出来れば今週はリスポリJの出番でしょう。
いや、今週の重賞3つ全て外国人Jの可能性は結構高いかも・・・。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
トゥザグローリービッグウィークロードオブザリング


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2010年10月25日(月) 00:23 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第74話菊花賞(解決編)~
閲覧 591ビュー コメント 0 ナイス 1

13.2-11.5-11.8-12.5-12.0-12.5-13.2-13.0-13.1-12.7-13.0-12.0-11.8-11.9-11.9=3.06.1
(36.5-63.2-50.8-35.6) ▼2△1±0 平坦戦

レース前から小雨が降り始めた影響もあったかもしれませんが走破時計の3.06.1は近年で最も遅い。
分かりやすく3Fずつに区切ったラップと近年の平均ラップを比較してみます。

【10年菊花賞
36.5-37.0-39.3-37.7-35.6 =3.06.1

菊花賞平均】
36.0-36.0-38.9-37.7-35.7 =3.04.3

後半の6Fは例年並みの速さとなっています。
なので時計の遅さは前半が要因です。
とりわけ第2ブロックの1週目の4コーナー~1コーナーまでの区間が遅いです。
それでいて見た目のレース展開は例年と変わらない大逃げテイストなので2番手以降の馬達はかなりのスローペースだったと言えます。
この世代は底力ラップで逃げ切れる強い逃げ馬が不在でダービーも神戸新聞杯も超スローペースが続きました。
成績上位の馬達がそういう展開に慣れてしまっていたというのが要因だと思います。
それともう1点(>こちらの方が重要かな)
番手追走のビッグウィーク@川田Jが溜めに専念したため蓋をする格好となってしまったのも大きかったでしょう。

例年よりも走破時計が遅いのでレースレベルが低いという単純なものではなく今年は「例年に比べてスタミナが問われず瞬発力と位置取りで着順が決まったレース」だったと思われます。
但し、これは馬場状態が例年と同等だった場合の話しで小雨の影響で良馬場とはいえ滑りやすい馬場だったとするならばスタミナが問われたレースだったかもしれません
その象徴となる数字が各馬の上がり。
最下位のカミダノミは1頭だけ36秒台、逃げたコスモラピュタが35秒台でこの2頭以外の馬全て34秒以下で走破しています。
上がり最速が34~35秒というのが定番なのでレース質の違いが分かるでしょう。

勝ったビッグウィークは決して弱い馬だとは思いませんが今回のレースはハマッタ感あり。
個人的には馬の能力評価は次走に持ち越しと考えます。
それよりもレース後の川田JのスプリンターズSでの謝罪が印象的でした。
昔、広島カープの前田智徳選手がセンターライナーを突っ込んで捕球しようとしたのですが後逸してしまいランニングホームランを許してしまったことがありました。
このせいで北別府投手の勝ちを消してしまったのですが、その後自ら決勝ホームランを叩き込んで泣きながらベースを回った姿をふと思い出してしまいました。
自分のミスは自分で返す、『男』ですね。

2着に負けはしましたが内容的に最も強かったのはローズキングダム
全く悲観する内容ではないでしょう。
ちょっと気になったのはレース後の武豊Jのコメント。
「ちょっと4コーナーでモタついて、反応が悪くて内にモタれてしまったのが誤算でした」
とのことでこれを聞いてしまうと有馬では買いづらい。

不完全燃焼だったのは4着のレーヴドリアン
結局のところ内枠が仇となってしまいました。
動きたかった3コーナーでトウカイメロディが外に張り付いていたので動けなかったですね。
いつも出脚の遅い馬が今日は好スタートを切れたこともあって馬自体は前進してると思います。
エンジン掛かるのが遅い馬なので好走可能なレースの幅は狭そうですけど。

ここから古馬との対戦に突入する訳ですがこの世代はまず速いペースでの対応力というのがポイントになりそうな気がします。
JCならば特にそうなると思います。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2010年10月24日() 16:44 【ウマニティ】
【馬券対決!】徳光和夫vs河内一秀、 菊花賞対決の結果発表!
閲覧 490ビュー コメント 0 ナイス 1

ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」の番組内で行われている徳光和夫さんと河内一秀、プロの馬券対決!

対戦レース「菊花賞」の結果が出ました!

1着  6番 ビッグウィーク
2着 10番 ローズキングダム
3着  12番 ビートブラック



▼徳光さんの買い目
1、7、10、12、15、16の3連単6頭BOX
各100円×120点
合計12,000円


払戻 0円

1着の6番ビッグウィークが抜けて・・・惜しい!


▼河内プロの買い目

馬単10→1,3,15,2
各3,000円×4点
合計12,000円


払戻 0円

本命◎ローズキングダムが2着に敗れて、馬券も完敗!


今週は両者とも残念な結果に終わりましたが、来週はいよいよ天皇賞ウィーク!

果たして徳光さんは天皇賞を対決レースに指名するのか?!

来週もお楽しみに!


関東地方にお住まいの方は是非ニッポン放送1242またはradiko.jpでチェックしてください!(毎週土曜日朝7時頃)

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2010年9月27日(月) 00:48 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第66話神戸新聞杯(解決編)~
閲覧 605ビュー コメント 0 ナイス 2

13.0-11.5-13.2-12.9-12.5-12.2-12.7-12.1-12.0-11.6-10.6-11.6=2.25.9
(37.7-37.6-36.8-33.8) ▼4▼10△10 瞬発戦

「これダービー?」
というぐらい今年のダービーテイストたっぷりの神戸新聞杯でした。
簡単に言えば超スローの瞬発戦です。
「謎解き編」では鍵を握るのは第3ブロックの流れと書きましたが、いやはやとんでもない。
前半1200m(第1&第2ブロック)の時計が遅すぎて全く見当違いになってしまいました。

ハナを切ったのは大方の予想通りビッグウィーク
しかし、近走のレース振りとは一変。
距離延長、阪神外回りを意識してということでしょうか。
超スローペースでの逃げとなりました。
騎乗した川田Jですが重賞で逃げると比較的スローに落とす傾向にあります。
08年の皐月賞でスローペースをキャプテントゥーレで逃げ切ったのが影響してるかもしれませんね。
今年の京都記念ホクトスルタン)や毎日杯(シャイニーナイト)などもスロー逃げでした。
実際、人気よりも着順の方が上なので駄目な騎乗とは言えないでしょう。
今年の皐月賞ではゴールデンチケットに騎乗してハイペース逃げも存在するので必ずスローという訳ではありません。
それでも川田Jが逃げそうな時はスロー想定の比重を高くしてもいいかも。

レースは前半1000mを過ぎた辺りでこのスローペースに業を煮やしたかネオヴァンドームビッグウィークを交わしてハナに立ちます。
注目のダービー1、2着馬エイシンフラッシュローズキングダムは先頭から5~6馬身離れて同じ様な位置を追走。
残り1000mとなりようやくジワリとペースが上がりますがそれでも12秒台のラップ。
おかげで4コーナー回った時点で前と後ろの差がほとんどない団子状態、「いざ瞬発力勝負へ」。

この展開になればダービーでヴィクトワールピサに1馬身3/4差を付けてワンツーとなった2頭が当たり前の様に突き抜けます。
違ったのはダービーの時とは着順が逆。
クビ差でダービー2着となったローズキングダムが今回はクビ差で勝利となりました。

ダービーでのレースの上がりが33.4秒、神戸新聞杯が33.8秒。
これがこのレース質そのものを示しています。
「溜めに溜めたらどれだけ弾けるの?」
というレースです。
なので1、2着馬の評価は春終了時点から全く変わらないことになります。
但し、ローズキングダムが今回馬体重が+22kgでの出走となりました。
春の出走時は2歳時よりも馬体重が減っていた状態でしたが秋になってこちらの方が成長したかもしれません。
エイシンフラッシュはダービー時と同じ馬体重での出走でした)

さて菊花賞ですが、東のトライアルであるセントライト記念と全く異なる流れの前哨戦となりました。
この2組が集う本番はどうなってしまうのでしょうか。
ヤマニンエルブがいるだけにスローペースになるとは思えません。
神戸新聞杯組は締まった展開になってどうかというのが課題でしょう。
「底力とスタミナ」のセントライト記念組 vs 「折り合いと瞬発力」の神戸新聞杯
という構図になるかと思われます。
それにトライアルを使わなかったトウカイメロディもこれに加えなければいけないでしょう。
そして、ペルーサは?やはり秋天なのかな。
とにかく本番が楽しみになってきました。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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 今年の天皇賞(春)は、昨年の菊花賞馬『タイトルホルダー』と昨年の天皇賞(春)2着馬『ディープボンド』が、これまでの実績から、他の出走馬の追随を許さず、どちらかが勝つのではないかと思われているようです。

 ちなみに、『ディープボンド』は菊花賞で4着になっていますので、3歳時点では『タイトルホルダー』の方が実績上位と言えるのですが、その後の成長により菊花賞馬と互角に戦える力を付けて天皇賞(春)で2着になったと捉えれば、この2頭の能力に差がないと推測することができます。

 確かに、天皇賞(春)における『菊花賞馬』は10年間で6勝を挙げていて、実績から菊花賞馬の『タイトルホルダー』に分があると思いたくなるのですが、両馬の力関係を正しく判断するため、菊花賞と天皇賞(春)の関連をもっと詳しく分析してみたいと思います。

 まず、過去10年間で6勝の内訳をみると、フィエールマンとキタサンブラックが2連覇していますので、実質は、菊花賞馬10頭中4頭が勝利していることになり、天皇賞(春)で4-0-1-3 不出走2、という成績では勝つ見込みが五分五分ということになり、菊花賞馬の成績が優秀と言えるか、微妙な感じがします。

 昨年の菊花賞馬『タイトルホルダー』が今年の天皇賞(春)で勝利することができるか、過去10年間で菊花賞馬が翌年春に『天皇賞(春)』を勝った例を確かめると、2連覇したフィエールマンとキタサンブラックの2頭だけです。

 残りの2頭は、菊花賞の翌々年に勝利したワールドプレミアと、3年後の『天皇賞(春)』を勝ったゴールドシップでした。

 更に遡って、菊花賞馬が翌年春に『天皇賞(春)』を勝つパターンを探し出すと2006年のディープインパクト、2003年のヒシミラクル、2002年のマンハッタンカフェの3頭が見つかります。

 即ち、極論すると『タイトルホルダー』が『ディープインパクト級』でなければ、4歳で初出走する『天皇賞(春)』では勝てないことになります。

 別の言い方をすると、過去22年間で7頭の菊花賞馬しか『天皇賞(春)』を勝つことができないこと(勝率31.8%:5頭の不出走馬を除くと勝率41.2%)が『タイトルホルダー』に対する不安材料になります。


 それでは、昨年の『天皇賞(春)』2着馬が連続で連対する可能性への期待は、『タイトルホルダー』に対する不安に勝るのでしょうか。

 これまで述べてきたことの根拠にしている『菊花賞馬が翌年春の天皇賞(春)を勝つことが如何に容易でないか』が分かるデータを示して、同じデータから2年連続で連対する可能性について検討してみたいと思います。

【菊花賞馬の天皇賞(春)への出走状況と成績】
実施年  菊花賞優勝馬   翌年天皇賞(春)  翌々年天皇賞(春)  3年後天皇賞(春)
2021年 タイトルホルダー  
2020年 コントレイル    2021年不出走
2019年 ワールドプレミア  2020年不出走   2021年1着
2018年※フィエールマン   2019年1着    2020年1着
2017年 キセキ       2018年不出走   2019年不出走   2020年6着
2016年 サトノダイヤモンド 2017年3着    
2015年※キタサンブラック  2016年1着    2017年1着
2014年 トーホウジャッカル 2015年不出走   2016年5着
2013年 エピファネイア   2014年不出走
2012年 ゴールドシップ   2013年5着    2014年7着   2015年1着
2011年 オルフェーヴル   2012年11着
2010年 ビッグウィーク   2011年不出走
2009年 スリーロールス   2010年不出走
2008年 オウケンブルースリ 2009年不出走   2010年不出走  2011年10着
2007年 アサクサキングス  2008年3着    2009年9着
2006年 ソングオブウインド 2007年不出走
2005年※ディープインパクト 2006年1着
2004年 デルタブルース   2005年不出走   2006年10着   2007年12着  2008年不出走  2006年10着
2003年 ザッツザプレンティ 2004年16着    2005年10着
2002年※ヒシミラクル    2003年1着    2004年不出走   2005年16着
2001年※マンハッタンカフェ 2002年1着    2003年不出走
2000年 エアシャカール   2001年8着


 上記のデータで分かるように『過去22年間で7頭の菊花賞馬しか「天皇賞(春)」を勝つことができない』ということになります。

 そして、この7頭の内『菊花賞馬が翌年春の天皇賞(春)を勝つパターン』に絞ると※印のついた5頭のみということになります。

 過去10年間に限定すると昨年の菊花賞馬が勝つ確率は20.0%(2頭/10頭)。過去22年間に広げれば22.7%(5頭/22頭)と推測することができます。


 そこで、菊花賞馬以外にどのような馬たちが『天皇賞(春)』で勝利して来たかが分かるように、先程のデータに『天皇賞(春)』の勝馬のデータを重ね合わせてみます。


【天皇賞(春)の勝馬+菊花賞馬の天皇賞(春)への出走状況と成績】

天皇賞(春)優勝馬 菊花賞  実施年  菊花賞優勝馬   翌年天皇賞(春)  翌々年天皇賞(春)  3年後天皇賞(春)
ワールドプレミア 1着   2021年 タイトルホルダー  
フィエールマン  1着   2020年 コントレイル    2021年不出走
フィエールマン  1着   2019年 ワールドプレミア  2020年不出走   2021年1着
レインボーライン 2着   2018年 フィエールマン   2019年1着    2020年1着
キタサンブラック 1着   2017年 キセキ       2018年不出走   2019年不出走   2020年6着
キタサンブラック 1着   2016年 サトノダイヤモンド 2017年3着    
ゴールドシップ  1着   2015年 キタサンブラック  2016年1着    2017年1着
フェノーメノ   不出走  2014年 トーホウジャッカル 2015年不出走   2016年5着
フェノーメノ   不出走  2013年 エピファネイア   2014年不出走
ビートブラック  3着   2012年 ゴールドシップ   2013年5着    2014年7着   2015年1着
ヒルノダムール  7着   2011年 オルフェーヴル   2012年11着

 2連勝したフィエールマンとキタサンブラックに加え、ワールドプレミアの勝ち星の3勝分は『菊花賞馬が翌々年春の天皇賞(春)を勝ったパターン』であり、ゴールドシップは『菊花賞馬が3年後の天皇賞(春)を勝ったパターン』になります。これらを合わせると菊花賞馬が計6勝となり、菊花賞馬の強さが際立つのは確かです。

 上記のデータで示したように、『春の天皇賞(春)』で菊花賞馬が勝てなかった年でも、菊花賞2着のレインボーラインや同3着のビートブラック、そして同7着のヒルノダムールが勝利していますので、菊花賞出走馬の優勢な状況は揺るぎのないものに感じられます。

 菊花賞の出走経験がない『天皇賞(春)』の勝馬は唯一、フェノーメノだけで、2連勝しています。菊花賞の出走経験がない場合は、3歳重賞実績があり、クラシックレース(皐月賞またはダービー)で勝ち負けできるだけの実力を発揮していなければ『天皇賞(春)』で勝ちきることができないことを示しているようです。

 その意味で、昨年の『ディープボンド』は、ほんの少し力が足りなかったために『菊花賞馬』になれず、『天皇賞(春)』でも1年先輩の『菊花賞馬』ワールドプレミアの2着に敗れてしまったのかもしれません。

 しかし、凱旋門賞を度外視すれば、その後はG2・G1で2勝2着1回の成績で、昨年以上の実績を引っ提げて、このレースに臨んで来ると思われます。

 『ディープボンド』が昨年の『有馬記念』で『エフフォーリア』の2着になっていることがそのように考える根拠になっています。

 ご存じの通り、『エフフォーリア』は『タイトルホルダー』を『皐月賞』と『ダービー』で2戦連続で下しており、この馬を物差しにして比較するなら、現在の『ディープボンド』ならば、1年後輩の『菊花賞馬 タイトルホルダー』にも、歴代の『菊花賞馬』にも遜色のない能力を持っていると推測することができます。

 『有馬記念』で同様に2着になり、その翌年の『天皇賞(春)』で2連勝した『キタサンブラック』級の力を『ディープボンド』が身につけるまで成長していれば、2年連続で連対または雪辱を果たして初のG1タイトルを獲得できるかもしれません。

 実は、『菊花賞馬』として『天皇賞(春)』で2連勝した『フィエールマン』も、『ディープボンド』と同様に凱旋門賞から『有馬記念』を経由して、翌年の『天皇賞(春)』で2連覇を果たしているのですが、有馬記念の成績では2着と4着で『ディープボンド』の方が上位の成績であることも、データ上は期待させる材料になっています。


 これまで、2強と思われる『タイトルホルダー』と『ディープボンド』について、菊花賞の成績と天皇賞(春)の成績の関連で検討してきましたので、これからは、どんな臨戦過程で『天皇賞(春)』に参戦してきた馬たちが上位に入賞してきたのかを調べてみたいと思います。

 ちなみに、『タイトルホルダー』は前走がG2日経賞1着で年明け2戦目の出走。『ディープボンド』は前走がG2阪神大賞典1着で、年明け3戦目の出走になります。

 『天皇賞(春)』はJRAにおける最長距離のG1レースですから、年明け初戦ではなかなか最大限に能力を発揮し難いと考えられます。

 ですから、4月下旬の約5カ月間に何戦するか、どのレースを選ぶのかによって、どんな成績を残しているかをデータから拾い出してみます。

 その際、昨年の日記に書いた以下の観点を再度確かめておきたいと思います。


『日経新春杯の1~3着までの馬たちが天皇賞(春)に目標を定めるとしたら、直行するのでなく次走に日経賞G2を経由してきた場合、過去11年間で最多の9頭が天皇賞(春) に出走し、2-1-2-4となかなか優秀な成績を収めています。今年(2021年)は日経新春杯から日経賞を経由して天皇賞(春)に参戦してくる馬がいないので来年(2022年)以降の参考にしたいものです。』


 それでは、前哨戦とみられる年明けのG2レース別の成績を確認にてみます。昨年は、『日経新春杯』『AJCC』『日経賞着』の3レースに絞って成績を調べていましたが、昨年の天皇賞(春)では『阪神大賞典1着』から参戦してきた『ディープボンド』が2着になり、今年も出走しますので『阪神大賞典』を加えて4つのG2レースについて検討してみます。

【同じシーズンにおけるG1での成績 2011年~2021年 過去11年】
① 日経新春杯からG1への参戦  2頭 (0-1-0-1)
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ 2019年  日経新春杯1着
   大阪杯  9着 アドマイヤビルゴ  2021年  日経新春杯10着

 【日経新春杯1着~3着馬のG1への参戦】 22頭 (1-1-0-20)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年  日経新春杯2着 →大阪杯1着
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイズ 2019年  日経新春杯1着 天皇賞に直行
   大阪杯  9着 アドマイヤビルゴ  2021年  日経新春杯10着 大阪杯に直行

② AJCCからG1への参戦  1頭  (1-0-0-0)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年  AJCC2着

 【AJCC1着~3着馬のG1への参戦】 19頭  (2-3-0-14)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年 AJCC2着  天皇賞に直行
   天皇賞(春)4着 アリストテレス   2021年 AJCC1着 →阪神大賞典7着
   天皇賞(春)5着 ウインマリリン   2021年 AJCC6着 →日経賞1着
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年 AJCC1着 →日経賞3着
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年 AJCC1着 →日経賞3着
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年 AJCC1着 →日経賞7着
   宝塚記念 8着 モズベッロ     2021年 AJCC5着 →京都記念8着→大阪杯2着
   大阪杯  2着 モズベッロ     2021年 AJCC5着 →京都記念8着

③ 日経賞からG1への参戦   38頭 (5-2-4- 27)
   天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  2021年  日経賞3着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2014年  日経賞5着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2013年  日経賞1着
   天皇賞(春)2着 スティッフェリオ  2020年  日経賞3着
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年  日経賞1着
   天皇賞(春)3着 カレンブーケドール 2021年  日経賞2着
   天皇賞(春)3着 ミッキースワロー  2012年  日経賞1着
   天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ  2014年  日経賞2着
   天皇賞(春)3着 ウインバリアシオン 2012年  日経賞2着
   天皇賞(春)5着 ウインマリリン   2021年  日経賞1着
   天皇賞(春)13着 オセアグレート   2021年  日経賞6着
   天皇賞(春)17着 ジャコマル      2021年  日経賞5着
   宝塚記念 1着 マリアライト     2016年  日経賞着
   QE2世C1着 ルーラーシップ    2012年  日経賞着

④ 阪神大賞典からG1への参戦   64頭 (3-3-5-53)
   天皇賞(春)1着 レインボーライン  2018年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)1着 ゴールドシップ   2015年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)1着 ビートブラック   2012年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)2着 ディープボンド   2021年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)2着 シュヴァルグラン  2017年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)2着 カレンミロティック 2016年 阪神大賞典6着
   天皇賞(春)3着 クリンチャー    2018年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)3着 サトノダイヤモンド 2017年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2016年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)3着 カレンミロティック 2015年 阪神大賞典4着
   天皇賞(春)3着 ナムラクレセント  2011年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)4着 アリストテレス   2021年 阪神大賞典7着
   天皇賞(春)4着 ユーキャンスマイル 2020年 阪神大賞典1着
   天皇賞(春)5着 トーセンカーナビ  2020年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)6着 キセキ       2020年 阪神大賞典7着
   天皇賞(春)7着 ユーキャンスマイル 2021年 阪神大賞典2着
   天皇賞(春)8着 メイショウテンゲン 2020年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)9着 ナムラドノバン   2021年 阪神大賞典3着
   天皇賞(春)11着 メロディーレーン   2020年 阪神大賞典5着
   天皇賞(春)12着 ゴースト       2021年 阪神大賞典中止
   天皇賞(春)14着 メイショウテンゲン  2021年 阪神大賞典6着
   天皇賞(春)16着 シロニイ       2021年 阪神大賞典4着


4つのG2レースの出走実数に対するG1上位入賞率は下記の通りになります。

      勝率  連対率 複勝率 
日経新春杯 4.5%  9.1%  9.1%   (1-1-0-20)
AJCC  10.5%  26.3%  26.3%   (2-3-0-14)
日経賞   13.2%  18.4%  28.9%   (5-2-4- 27)
阪神大賞典 4.7%  9.4%  17.2%   (3-3-5-53)

『日経新春杯』と『AJCC』については『天皇賞(春)』に直行するケースは少数派で、もう1戦G2を挟むのが常套手段になっていることが分かります。また、この2つのレースに出走後は『天皇賞(春)』ではなく、他のG1に向かうケースが散見されます。

 これに対して、『日経賞』と『阪神大賞典』の出走馬は、レース間隔の関係で『天皇賞(春)』に直行するのが主流で、目標が『天皇賞(春)』であることが明確になっています。


 このように4つ前哨戦は、それぞれの実施時期や距離の違いによって様々な選択の仕方があると思われますが、総合すると、4つのG2から直行した馬たちだけで9勝-2着6回-3着9回となり、着度数で考えると勝率81.8%であることは重く受け止めなければなりません。

 ですから、年明けのG2を1戦か2戦した出走馬を中心に本命候補を選ぶとすれば、これまでの『天皇賞(春)』の上位入賞馬がどのような臨戦過程で出走しているか、菊花賞に出走の有無と絡めながら過去のデータを調べ、今年の出走馬から本命候補を見つけるための選択に活かしたいと思います。



最初に、2011年の成績だけ詳しく示してみます。


【2021年天皇賞(春)におけるG2からの出走馬の成績】
 成績(着順)   馬名        前走G2着順  G2全体の成績 前々走(着順)
天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  ←日経賞 3着  (5-2-4-27) ←有馬記念5着
天皇賞(春)2着 ディープボンド   ←阪神大賞典1着 (3-3-5-53) ←中山金杯14着
天皇賞(春)3着 カレンブーケドール ←日経賞 2着  (5-2-4-27) ←有馬記念5着
天皇賞(春)4着 アリストテレス   ←AJCC1着  (2-3-0-14) ←菊花賞2着
天皇賞(春)5着 ウインマリリン   ←日経賞 1着  (5-2-4-27) ←AJCC6着
天皇賞(春)13着 オセアグレート   ←日経賞 6着  (5-2-4-27) ←有馬記念15着
天皇賞(春)17着 ジャコマル      ←日経賞 5着  (5-2-4-27) ←ダイヤモンド7着

 昨年は1着から3着までの前走が全て前哨戦とみられるG2だけで占められています。掲示板に載った5頭まで広げても、やはり前哨戦の3つのG2だけで決まったレースになりました。(昨年は『日経新春杯』からの直行馬はいませんでした。)

 昨年の天皇賞(春)の4つの前哨戦では『日経賞』が優勢であり、次に『AJCC』であることも窺われます。とは言いながら、なぜか『日経賞1着馬』が、前走となった『AJCC』で6着、天皇賞(春)でも5着に敗退しているのがなんとも皮肉な結果であったと思います。

 全体の傾向を捉えることができたとしても、前走(前々走)の着順通りに決まらないことを踏まえながら、過去11年間の成績を見ていきましょう。

 ○レース全体のデータに示してあるのは

実施年度  優勝タイム   参考にする 前年の菊花賞優勝タイム 優勝馬名

菊花賞に出走経験のある全出走馬の成績  ※牝馬の場合は秋華賞の出走経験も含む

 天皇賞(春)が年明け初戦の成績  2戦目の馬の成績 3戦目の馬の成績 4戦目以上の馬の成績

菊花賞に出走経験のない全出走馬の成績  ※牝馬の場合は秋華賞の未経験も含む
 天皇賞(春)が年明け初戦の成績  2戦目の馬の成績 3戦目の馬の成績 4戦目以上の馬の成績


 ○1~3着馬のデータに示してあるのは

馬名 菊花賞前の重賞成績(菊花賞前の全成績)菊花賞出走の有無と着順 前々走→前走→天皇賞(春)着順
  G1(菊花賞以降~天皇賞(春)前の全G1の成績) レース名と着順
  G2(菊花賞以降~天皇賞(春)前の全G2の成績) レース名と着順
     ※天皇賞(春)で2回以上の場合は、その年の天皇賞(春)前までの全G1・2の成績



【過去11年間の天皇賞(春)の成績 2011年~2021年】

2021年  3分14秒7   ※参考 2020年菊花賞 3分05秒5 コントレイル
菊花賞・秋華賞 あり1-1-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-1-1 3戦目0-1-0-3 4戦目以上0-0-0-2
菊花賞・秋華賞 なし0-0-0-8
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目0-0-0-3 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-3

ワールドプレミア 神戸新聞杯3着(2-1-2-0)菊花賞1着 有馬記念5着→日経賞3着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞1着、有馬記念3着、ジャパンC6着、有馬記念5着
  G2(0-0-1-0) 日経賞3着

ディープボンド 京都新聞杯1着(2-1-1-4)菊花賞4着 中山金杯14着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)2着 
  G1(0-0-0-1) 菊花賞4着
  G2(1-0-0-0) 阪神大賞典1着

カレンブーケドール オークス2着(2-2-2-1)秋華賞2着 有馬記念5着→日経賞2着→天皇賞(春)3着  
  G1(0-2-0-2)  秋華賞2着、ジャパンC2着・4着、有馬記念5着
  G2(0-3-0-0) 京都記念2着、オールカマー2着、日経賞2着

アリストテレス       (3-4-0-1) 菊花賞2着 AJCC1着→阪神大賞典7着→天皇賞(春)4着 
  G1(0-1-0-0)  菊花賞2着
  G2(1-0-0-1)  AJCC1着、阪神大賞典7着

ウインマリリン  フローラS1着、オークス2着(3-1-0-1) 秋華賞15着 天皇賞(春)5着 
         AJCC6着→日経賞1着→天皇賞(春)5着
  G1(0-0-0-2)  秋華賞15着、エリザベス女王杯4着
  G2(1-0-0-1) AJCC6着、日経賞 1着


2020年  3分16秒5  ※参考 2019年菊花賞 3分06秒0 ワールドプレミア
菊花賞・秋華賞 あり1-1-1-7
  年明け初戦1-0-0-1 2戦目0-0-0-3 3戦目0-1-1-3 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-0-0-4
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目0-0-0-1 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-0


フィエールマン ラジオNIKKEI2着 (2-1-0-0) 菊花賞1着 凱旋門賞12着→有馬記念4着→天皇賞(春)1着
  G1(2-0-0-2) 菊花賞1着、天皇賞(春)1着、凱旋門賞12着、有馬記念4着
  G2(0-0-0-0) 

スティッフェリオ     (2-2-1-4) 菊花賞14着 AJCC8着→日経賞3着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-5) 菊花賞14着、大阪杯7着、宝塚記念7着、天皇賞秋12着、有馬記念13着
  G2(1-0-1-2) 札幌記念5着、オールカマー1着、AJCC8着、日経賞3着

ミッキースワロー セントライト1着 (3-0-1-2) 菊花賞6着 AJCC4着→日経賞1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-4)菊花賞6着、大阪杯5着、ジャパンC5着、有馬記念11着、
  G2(1-2-0-2)AJCC2着、札幌記念13着、オールカマー2着、AJCC4着、日経賞1着



2019年  3分15秒0  ※参考 2018年菊花賞 3分06秒1 フィエールマン
菊花賞・秋華賞 あり1-1-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-1-0-2 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし0-0-1-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-1-2 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1

フィエールマン ラジオNIKKEI2着 (2-1-0-0) 菊花賞1着 菊花賞1着→AJCC2着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞1着
  G2(0-1-0-0) AJCC2着

グローリーヴェイズ きさらぎ賞2着(2-2-0-1) 菊花賞5着 菊花賞5着→日経新春杯1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞5着
  G2(1-0-0-0) 日経新春杯1着

パフォーマプロミス 3歳時2戦全勝(2-0-0-0) 菊花賞なし 有馬記念14着→京都記念4着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-0) 宝塚記念9着、有馬記念14着
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯1着、目黒記念3着、京都記念4着


2018年  3分16秒2  ※参考 2017菊花賞 3分18秒9 キセキ 不良
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-2 3戦目0-0-1-1 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-10
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-5

レインボーライン アーリントン1着、NHKマイル3着、札幌記念3着 (3-2-3-4) 菊花賞2着 
         天皇賞秋3着→有馬記念8着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-1-1-5)菊花賞2着、ジャパンC6着・6着、天皇賞春12着、宝塚記念5着、
           天皇賞秋3着、有馬記念8着 
  G2(1-0-0-1) 日経賞4着、阪神大賞典1着

シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし 有馬記念3着→大阪杯13着→天皇賞(春)2着
  G1(1-1-3-4) 天皇賞(春)3着、宝塚記念9着、ジャパンC3着、有馬記念6着、
            天皇賞(春)2着、宝塚記念8着、ジャパンC1着、有馬記念3着、
大阪杯13着
  G2(2-2-1-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着、アルゼンチン1着、阪神大賞典2着、
            京都大賞典3着

クリンチャー     (2-0-0-4) 菊花賞2着 京都記念1着→阪神大賞典3着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-0) 菊花賞2着
  G2(1-0-1-0) 京都記念1着、阪神大賞典3着


2017年  3分12秒5  ※参考 2016年菊花賞 3分03秒3 サトノダイヤモンド
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-1-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-8
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-6 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-1

キタサンブラック スプリングS1着、皐月賞3着、セントライト1着  (4-0-1-1) 菊花賞1着
         有馬記念2着→大阪杯1着→天皇賞(春)1着
  G1(4-1-2-0)菊花賞1着、有馬記念3着、天皇賞春1着、宝塚記念3着、ジャパンC1着、
           有馬記念2着、大阪杯1着
  G2(1-1-0-0)大阪杯2着、京都大賞典1着

シュヴァルグラン 京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし 有馬記念6着→阪神大賞典2着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-2-2) 天皇賞(春)3着、宝塚記念9着、ジャパンC3着、有馬記念6着
  G2(2-2-0-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着、アルゼンチン1着、阪神大賞典2着

サトノダイヤモンド きさらぎ賞1着、皐月賞3着、ダービー2着、神戸新聞杯1着 (4-1-1-0)
           菊花賞1着  有馬記念1着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(2-0-0-0) 菊花賞1着、有馬記念1着
  G2(1-0-0-0) 阪神大賞典1着


2016年  3分15秒3  ※参考 2015年菊花賞 3分03秒9 キタサンブラック
菊花賞・秋華賞 あり1-0-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-3 3戦目0-0-0-2 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-1-10
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-4 3戦目0-0-1-4 4戦目以上0-0-0-2


キタサンブラック スプリングS1着、皐月賞3着、セントライト1着 (4-0-1-1) 菊花賞1着 
         天皇賞(春)1着  有馬記念3着→大阪杯2着→天皇賞(春)1着
  G1(1-0-1-0) 菊花賞1着、有馬記念3着
  G2(0-1-0-0) 大阪杯2着

カレンミロティック   (2-0-0-6) 菊花賞なし ジャパンC15着→阪神大賞典6着→天皇賞(春)2着
  G1(0-1-1-5) 有馬記念6着、宝塚記念2着、香港ヴァース5着、天皇賞(春)3着、
            宝塚記念13着、天皇賞秋13着、ジャパンC15着、
  G2(1-0-1-4) 金鯱賞1着、中山記念14着、大阪杯4着、阪神大賞典4着、
            京都大賞典3着、阪神大賞典6着

シュヴァルグラン  京都2歳S3着 (3-2-2-3) 菊花賞なし
          日経新春杯2着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯2着、阪神大賞典1着


2015年  3分14秒7  ※参考 2014年菊花賞 3分01秒0 トーホウジャッカル
菊花賞・秋華賞 あり1-0-0-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目1-0-0-4 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-1-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-1-2 3戦目0-1-0-6 4戦目以上0-0-0-1


ゴールドシップ  札幌2歳S2着、皐月賞1着、神戸新聞杯1着 (5-2-0-1) 菊花賞1着
         AJCC7着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞1着、有馬記念1着、天皇賞(春)5着、宝塚記念1着、
            ジャパンC15着、有馬記念3着、天皇賞(春)7着、宝塚記念1着、
            凱旋門賞14着、有馬記念3着
  G2(0-0-0-0) 阪神大賞典1着、京都大賞典15着、阪神大賞典1着、札幌記念2着、
            AJCC7着、阪神大賞典1着

フェイムゲーム  京成杯1着(2-0-0-4) 菊花賞なし AJCC12着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-2) 天皇賞(春)6着、宝塚記念6着
  G2(1-0-1-2) AJCC3着、オールカマー6着、アルゼンチン1着、AJCC12着

カレンミロティック  (2-0-0-6) 菊花賞なし 香港ヴァース5着→阪神大賞典4着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-2) 有馬記念6着、宝塚記念2着、香港ヴァース5着
  G2(1-0-0-3) 金鯱賞1着、中山記念14着、大阪杯4着、阪神大賞典4着


2014年  3分15秒1  ※参考 2013年菊花賞 3分05秒2 エピファネイア 不良
菊花賞・秋華賞 あり0-1-0-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-1 3戦目0-0-0-1 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし1-0-1-12
  年明け初戦0-0-0-1 2戦目1-0-1-4 3戦目0-0-0-5 4戦目以上0-0-0-2


フェノーメノ 青葉賞1着、ダービー2着、セントライト1着 (4-1-0-2) 菊花賞なし 天皇賞(春)1着
       宝塚記念4着→日経賞5着→天皇賞(春)1着
  G1(1-1-0-2) 天皇賞秋2着、ジャパンC5着、天皇賞(春)1着、宝塚記念4着、
  G2(1-0-0-1) 日経賞1着、日経賞5着

ウインバリアシオン青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着(3-2-0-3) 菊花賞2着 天皇賞(春)2着
         有馬記念2着→日経賞1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-2-1-2) 菊花賞2着、ジャパンC5着、天皇賞(春)3着、宝塚記念4着、
            有馬記念2着
  G2(1-1-1-1) 京都記念6着、日経賞2着、金鯱賞3着、日経賞1着

ホッコーブレーヴ    (1-2-2-4) 菊花賞なし ジャパンC12着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-1) ジャパンC12着
  G2(0-1-0-1) アルゼンチン5着、日経賞2着


2013年  3分14秒2  ※参考 2012年菊花賞 3分02秒9 ゴールドシップ
菊花賞・秋華賞 あり0-1-0-3
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-2 3戦目0-0-0-0 4戦目以上0-0-0-1
菊花賞・秋華賞 なし1-0-1-12
  年明け初戦0-0-1-0 2戦目1-0-0-1 3戦目0-0-0-9 4戦目以上0-0-0-2

フェノーメノ 青葉賞1着、ダービー2着、セントライト1着 (4-1-0-2) 菊花賞なし 天皇賞(春)1着
       ジャパンC5着→日経賞1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-1-0-1) 天皇賞秋2着、ジャパンC5着
  G2(1-0-0-0) 日経賞1着

トーセンラー きさらぎ賞1着、セントライト2着(2-1-2-2) 菊花賞3着 天皇賞(春)2着
       新潟記念7着→京都記念1着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-0) 菊花賞3着
  G2(0-0-0-0) 京都記念4着、日経賞10着、京都記念1着

レッドカドー     (0-0-0-0) 菊花賞なし ジャパンC8着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-0-1) ジャパンC8着
  G2(0-0-0-0) 


2012年  3分13秒8  ※参考 2011年菊花賞 3分02秒8 オルフェーヴル
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-6
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-0-4 3戦目0-0-1-2 4戦目以上1-0-0-0
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-2 3戦目0-0-0-4 4戦目以上0-0-0-3


ビートブラック   (3-3-2-6) 菊花賞3着 ダイヤモンドS6着→阪神大賞典10着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞3着、天皇賞(春)7着、宝塚記念11着
  G2(0-1-0-5) 日経新春杯10着、京都大賞典2着、アルゼンチン5着、
            ステイヤーズS11着、日経新春杯4着、阪神大賞典10着

トーセンジョーダン 共同通信杯2着(3-2-0-1) 菊花賞なし 有馬記念5着→大阪杯3着→天皇賞(春)2着
  G1(1-1-0-3) 有馬記念5着、宝塚記念9着、天皇賞秋1着、ジャパンC2着、
            有馬記念5着
  G2(3-0-1-0) アルゼンチン1着、AJCC1着、阪神大賞典取消、札幌記念1着、
            大阪杯3着

ウインバリアシオン青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着(3-2-0-3) 菊花賞2着 天皇賞(春)3着
         京都記念6着→日経賞2着→天皇賞(春)3着
  G1(0-1-0-1) 菊花賞2着、ジャパンC5着
  G2(0-1-0-1) 京都記念6着、日経賞2着


2011年  3分秒  ※参考 2010年菊花賞 3分06秒1 ビッグウィーク
菊花賞・秋華賞 あり1-0-1-5
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-0-0-1 3戦目0-0-1-2 4戦目以上1-0-0-2
菊花賞・秋華賞 なし0-1-0-9
  年明け初戦0-0-0-0 2戦目0-1-0-3 3戦目0-0-0-5 4戦目以上0-0-0-1


ヒルノダムール  皐月賞2着 (2-3-0-3) 菊花賞7着 京都記念3着→大阪杯1着→天皇賞(春)1着
  G1(0-0-0-1) 菊花賞7着
  G2(1-1-1-0) 日経新春杯2着、京都記念3着、大阪杯1着

エイシンフラッシュ 京成杯1着、ダービー1着、神戸新聞杯2着(4-1-2-1) 菊花賞なし
          天皇賞(春)2着  有馬記念7着→大阪杯3着→天皇賞(春)2着
  G1(0-0-0-2) ジャパンC8着、有馬記念7着
  G2(0-0-1-0) 大阪杯3着

ナムラクレセント  (3-0-1-4) 菊花賞3着 日経新春杯4着→阪神大賞典1着→天皇賞(春)3着
  G1(0-0-1-2) 菊花賞3着、天皇賞(春)4着、宝塚記念9着
  G2(1-0-1-4) 阪神大賞典3着、毎日王冠4着、日経賞8着、金鯱賞8着、
            日経新春杯4着、阪神大賞典1着


 過去11年間の上位入賞馬の傾向を総合すると次のようにまとめられます。

2011年~2021年
菊花賞・秋華賞 あり9-5-6-54
  年明け初戦1-0-0-1 2戦目6-3-2-26 3戦目0-2-4-19 4戦目以上2-0-0-8
菊花賞・秋華賞 なし2-6-5-96
  年明け初戦0-0-1-3 2戦目2-5-3-31 3戦目0-1-1-41 4戦目以上0-0-0-21


 過去11年間の上位入賞馬の傾向と前哨戦となるG2の傾向のデータを踏まえ、本命候補を絞るための視点を次の8点にしたいと思います。

(1) 菊花賞出走経験のある中から本命候補を選ぶ  9-5-6-54
(2) 年明け2戦目(前哨戦のG2で1戦)の上位入賞馬に本命候補を絞り込む 6-3-2-26
(3) 前走が『日経賞』の場合は、1~3着馬から。前年秋のG1実績があれば掲示板5着前後まで広げて選択する。
(4) 前走が『阪神大賞典』の場合は、1着馬から。年明け3戦目(前哨戦のG2で1戦または2戦)の上位入賞馬も可。
(5) 菊花賞出走経験がない場合は、前年秋のG1上位入賞経験か、年明けのG1大阪杯1着からなら対抗扱い。
(6) 菊花賞1~6着の実績があり、G1で3回以上掲示板に載っていれば連下以上の評価
(7) 菊花賞の経験がなくても、G2を1勝以上で複勝圏を外していなければ穴馬候補に。
(8) 菊花賞の経験がなくても、G1で2回以上の掲示板があれば連下以上の評価


 では、『タイトルホルダー』と『ディープボンド』を脅かす可能性がある馬を探しながら最終予想をしたいと思います。


×1.アイアンバローズ  (2-2-1-4) 菊花賞なし ステイヤーズS2着→阪神大賞典2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-2-0-2) 京都大賞典12着、アルゼンチン共和国杯6着、ステイヤーズS2着、
            阪神大賞典2着

 2.ハーツイストワール  (1-2-0-0) 菊花賞なし ウエルカムS2着→早春S1着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 

 3.ディバインフォース  (2-1-0-5) 菊花賞4着 ステイヤーズS1着→日経賞11着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-2) 菊花賞4着、天皇賞(春)15着
  G2(1-0-0-1) ステイヤーズS1着、日経賞11着

△4.ユーキャンスマイル  (3-2-0-2) 菊花賞3着 有馬記念9着→阪神大賞典5着→天皇賞(春)
  G1(0-0-1-10) 菊花賞3着、天皇賞春5・4・7着、天皇賞秋4・9着、
            ジャパンC5・12・12着、有馬記念11・9着
  G2(1-1-0-3) 阪神大賞典1着、アルゼンチン4着、阪神大賞典2着、札幌記念6着、
            阪神大賞典5着

△5.マカオンドール 京都2歳3着、京都新聞3着(2-3-4-4) 菊花賞なし
           万葉S1着→阪神大賞典4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-1) 阪神大賞典4着

 6.メロディーレーン (2-0-2-8) 菊花賞5着 有馬記念15着→ダイヤモンドS13着 天皇賞(春)
  G1(0-0-0-5)  菊花賞5着、 天皇賞(春)11着、天皇賞(春)11着、宝塚記念11着、
            有馬記念15着
  G2(0-0-0-0) 日経新春杯9着、阪神大賞典5着

△7.テーオーロイヤル   (4-0-1-3) 菊花賞なし 尼崎S1着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 

△8.クレッシェンドラヴ  (1-1-1-5)→ 菊花賞なし AJCC7着→日経賞4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-3) ジャパンC13着、有馬記念8着、大阪杯11着
  G2(0-0-0-4) オールカマー5着・4着、AJCC7着、日経賞4着

△9.ヒートオンビート   (3-3-1-3) 菊花賞なし 中山金杯3着→日経賞3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-1-1-1) 目黒記念2着、京都大賞典8着、日経賞3着

×10.トーセンカーナビ  (3-3-1-3) 菊花賞なし ダイヤモンドS3着→阪神大賞典7着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-2) 天皇賞(春)5着、宝塚記念8着
  G2(0-1-0-4) 阪神大賞典2着、アルゼンチン14着・7着、ステイヤーズS4着、
            阪神大賞典7着

△11.マイネルファンロン スプリングS3着(3-2-3-2) 菊花賞なし 中日新聞杯17着→AJCC2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-0) 毎日王冠10着、金鯱賞8着、毎日王冠12着、AJCC2着

 12.ハヤヤッコ  レパードS1着(3-2-1-3) 菊花賞なし 東海S14着→日経賞5着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-0-3) 東海S6着、東海S14着、日経賞5着

×13.ロバートソンキー 神戸新聞杯3着 (1-1-1-1) 菊花賞6着 
            長久手特別1着→御堂筋S3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞6着
  G2(0-0-0-0) 

 14.ヴァルコス  青葉賞2着(2-2-0-4)→ 菊花賞8着 
          ステイヤーズS8着→ダイヤモンドS4着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞8着
  G2(0-0-0-1) ステイヤーズS8着

▲15.タガノディアマンテ きさらぎ賞2着(1-1-1-6) 菊花賞7着 
             AJCC9着→京都記念2着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-1) 菊花賞7着
  G2(0-1-0-1) ステイヤーズS2着、AJCC9着、京都記念2着


○16.タイトルホルダー 弥生賞1着(2-2-0-3)→ 菊花賞1着 
            有馬記念5着→日経賞1着→天皇賞(春)
  G1(1-0-0-1) 菊花賞1着、有馬記念5着
  G2(1-0-0-0) 日経賞1着

△17.シルバーソニック  (3-3-0-0)→菊花賞なし 万葉S3着→阪神大賞典3着→天皇賞(春)
  G1(0-0-0-0) 
  G2(0-0-2-0) ステイヤーズS3着、阪神大賞典3着

◎18.ディープボンド 京都新聞杯1着 (2-1-1-4)菊花賞4着
           有馬記念2着→阪神大賞典1着→天皇賞(春) 
  G1(0-2-0-2) 菊花賞4着、天皇賞(春)2着、凱旋門賞14着、有馬記念2着  
  G2(3-0-0-0) 阪神大賞典1着、フォワ賞1着、阪神大賞典1着


 予想方針で挙げた8つの視点にピッタリ当てはまる有力候補は、今年の出走馬にはいなかったので『タイトルホルダー』と『ディープボンド』の2強を脅かす馬はいない・・・と言いたいところですが。

 『タイトルホルダー』と『ディープボンド』は、現時点ではどちらもディープインパクト級とも、キタサンブラック級とも言い難いので、8つの視点を若干緩めに修正して印を付けてみました。


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 ユウキ先生 2017年10月20日(金) 21:36
☆菊花賞パート4(重賞未勝利馬の勝利)☆
閲覧 496ビュー コメント 0 ナイス 7

重賞未勝利馬がいきなり大舞台!菊花賞を勝利(^^)/

そんなドラマは!?

それが意外に多いみたいです~

過去10年でも初重賞Vが菊花賞になった馬が実に4頭もいます☆4割!!40パーセント!!!

オウケンブルースリ・スリーロールス・ビッグウィーク・トーホウジャッカル(^^♪

その中でオウケンブルースリとビッグウィークとトーホウジャッカルは神戸新聞杯3着からの巻き返し☆☆

今年の菊花賞も超混戦模様☆(台風の影響もあって超超混戦模様かな~~)

今年の神戸新聞杯3着馬はサトノアーサー(^^♪

データー的には面白い存在になってくれそうです(*^-^*)

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 ユウキ先生 2014年5月23日(金) 20:30
☆ビッグウィークおつかれさまでした(*^_^*)☆
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2010年の菊花賞馬・ビッグウィークが引退し、今後は京都産業大学で乗馬となる予定だそうです。

神戸新聞杯3着からの菊花賞制覇にはビックリさせられました☆

ホントおつかれさまでした

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1:
退会ユーザー 2010年7月14日(水) 20:24:23
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2013年10月6日障害3歳以上オープン5着
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2013年10月6日 障害3歳以上オープン 5着
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