ロジユニヴァース(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2006年3月11日生
調教師萩原清(美浦)
馬主久米田 正明
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績10戦[5-1-0-4]
総賞金34,332万円
収得賞金8,300万円
英字表記Logi Universe
血統 ネオユニヴァース
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ポインテッドパス
アコースティクス
血統 ][ 産駒 ]
Cape Cross
ソニンク
兄弟 アドマイヤザーゲトーセンパワフル
市場価格
前走 2012/08/19 札幌記念 G2
次走予定

ロジユニヴァースの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
12/08/19 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 141121.8714** 牡6 57.0 横山典弘萩原清 534
(0)
2.04.3 5.639.1⑫⑪⑭⑭フミノイマージン
10/08/22 札幌 9 札幌記念 G2 芝2000 165109.252** 牡4 57.0 横山典弘萩原清 534
(+22)
1.59.7 0.335.8アーネストリー
10/06/27 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 18598.9513** 牡4 58.0 安藤勝己萩原清 512
(-18)
2.14.2 1.237.5ナカヤマフェスタ
10/03/27 中山 11 日経賞 G2 芝2500 158153.016** 牡4 58.0 横山典弘萩原清 530
(+24)
2.34.4 0.335.5マイネルキッツ
09/05/31 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18117.721** 牡3 57.0 横山典弘萩原清 506
(+16)
2.33.7 -0.739.2リーチザクラウン
09/04/19 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18111.7114** 牡3 57.0 横山典弘萩原清 490
(-10)
2.00.6 1.937.0⑦⑥⑥⑤アンライバルド
09/03/08 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 108101.311** 牡3 56.0 横山典弘萩原清 500
(-4)
2.03.5 -0.435.8ミッキーペトラ
08/12/27 阪神 11 ラジNIK杯 G3 芝2000 11665.821** 牡2 55.0 横山典弘萩原清 504
(+10)
2.01.7 -0.737.1リーチザクラウン
08/10/04 札幌 11 札幌2歳S G3 芝1800 14344.011** 牡2 55.0 横山典弘萩原清 494
(+26)
1.49.1 -0.236.0⑦⑦⑥⑤イグゼキュティヴ
08/07/06 阪神 4 2歳新馬 芝1800 12682.921** 牡2 54.0 武豊萩原清 468
(--)
1.49.1 -0.134.4プロスアンドコンズ

ロジユニヴァースの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は弥生賞ディープインパクト記念2024・血統予想をお届けします!


弥生賞ディープインパクト記念」というレース名に違わず、種牡馬としてディープインパクトが通算7勝、2016~22年には産駒出走機会6連覇と大活躍した。同種牡馬は2020年産が最終世代となるため、今後は父系祖父あるいは母の父としての動向に注目したい。また、ハーツクライの直系も好走率は高く、そのなかには2014年2着ワンアンドオンリー、2022年2着ドウデュースなど、のちのダービー馬も含まれる。同系統は【0.5.2.8】と勝ちあぐねていることは否めないが、買い目を考えるうえでは一考に値する存在だ。

ほか、過去の勝ち馬で目にとまるのはMachiavellianの血脈で、2009年ロジユニヴァース、2010年ヴィクトワールピサ、2012年コスモオオゾラ、2015年サトノクラウン、2023年タスティエーラとディープインパクト産駒以外で勝利した馬の多くが保持している。なお、タスティエーラにおいてはサトノクラウンとの父仔制覇であったことも特筆できるだろう。

トロヴァトーレは、父レイデオロ×母シャルマント(母の父エンパイアメーカー)。近親に09年弥生賞を制したロジユニヴァースがおり、伯母ディアドラも17年紫苑Sを勝つなど、中山芝2000mの重賞で存在感を放つ血統背景の持ち主。また、一族の牝祖となるソニンクがMachiavellian直仔であることはレース傾向からも評価しやすいところだろう。本馬自身も今回と同じ舞台で2戦2勝。葉牡丹賞もノーステッキで完勝とあれば楽しみは大きい。

シュバルツクーゲルは、父キズナ×母ソベラニア(母の父Monsun)。まだ同産駒は3着内に好走例がないものの、昨年はブービー人気のアームブランシュが上がり3F最速となる末脚を駆使して勝ち馬から0秒2差4着と健闘。ディープインパクトの直系であることからも動向を注視していきたいところがある。本馬においては半兄シュヴァルツリーゼが19年弥生賞の2着馬でもあり、持ち前の粘り強い立ち回りも中山コースでこそ活きそうだ。


【血統予想からの注目馬】
トロヴァトーレ ③シュバルツクーゲル

近親に2009年の日本ダービー馬ロジユニヴァース ダークブロンドが11月5日阪神でデビュー 2022年10月20日(木) 17:32

ダークブロンド(栗・高橋亮、牝2、父ハービンジャー、母モンローブロンド)が、11月5日阪神の新馬戦(芝1400メートル)でデビュー予定だ。短期免許で来日予定のC・デムーロ騎手とコンビを組む。近親に2009年の日本ダービーロジユニヴァースや、今年の安田記念を制したソングラインなどがいる。

喜多助手は「柔らかみがあって、(体を)大きく(使って)走れる馬ですね。あと2週間あるのでいい感じでいけそうです。気性は前向きで、ゲートセンスもあります。(現状は)スピードがあるので、1400から1600メートルぐらいだと思います」と期待を寄せる。

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【血統アナリシス】弥生賞ディープインパクト記念2022 ディープインパクト産駒が6勝、Machiavellianの血を引く馬も存在感を示す 2022年3月5日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は弥生賞ディープインパクト記念2022・血統予想をお届けします!


昨年はドゥラメンテ産駒の4番人気タイトルホルダーが後続に1.1/4馬身差を付ける鮮やかな逃げ切り勝ちを披露。一方で、単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めたダノンザキッド(父ジャスタウェイ)は3着に追い上げるのが精一杯だった。ハーツクライの直系は「0-4-1-6」と好走率こそ高いものの、勝ちあぐねる傾向にあることも否めないだろう。

また、「弥生賞ディープインパクト記念」というレース名に違わず、ディープインパクト産駒が通算6勝と大活躍していることは特筆しておきたい。ほか、過去の勝ち馬で目に留まるのはMachiavellianの血脈で、15年サトノクラウン、12年コスモオオゾラ、10年ヴィクトワールピサ、09年ロジユニヴァースディープインパクト産駒以外で勝利した馬の多くが該当する。

メイショウゲキリンは、父キズナ×母メイショウスズラン(母の父キングカメハメハ)。好相性を示すディープインパクトの直系で、父も13年弥生賞で勝ち馬から0秒1差の5着。また、母のいとこにアドマイヤムーンエフフォーリアがいるファミリーで、前者においては06年弥生賞の勝ち馬でもある。ほか、11年2着プレイも同牝系となり、11頭立ての7番人気ながら2着と結果を残していた。血統面からも横山武史騎手への乗替りは興味深い。

リューベックは、父ハービンジャー×母ライツェント(母の父スペシャルウィーク)。ディアドラの全弟で、従兄には09年弥生賞の勝ち馬であり、東京優駿日本ダービー)を制して世代の頂点に立ったロジユニヴァースがいる血統。なお、母の父も98年に弥生賞、東京優駿日本ダービー)を勝った実績があるだけに、本馬の血統背景からは弥生賞にとどまらない奥深さが感じられる。まだまだ粗削りな面は残るものの、先々まで楽しみな逸材だろう。

インダストリアは、父リオンディーズ×母インダクティ(母の父ハーツクライ)。昨年の勝ち馬と同じキングカメハメハの直系で、父自身も16年弥生賞では勝ち馬とタイム差なし、クビ差2着の惜敗。また、中山芝2000mで世代限定重賞勝ちの実績を持つバランスオブゲームフェイムゲームの甥でもあり、前者は02年弥生賞を制するほか、古馬になってからも中山巧者として名を馳せていた。本馬も非凡な瞬発力から重賞級の資質を感じられる。


【血統予想からの注目馬】
メイショウゲキリン ③リューベック ⑨インダストリア

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【日本ダービー】エフフォーリア史上8頭目の無敗2冠制覇へ 横山武「自信はあります」 2021年5月24日(月) 05:00

 現3歳世代の国内サラブレッド7398頭の頂点を決める第88回日本ダービー(GI、芝2400メートル)が30日、東京競馬場で行われる。最大の注目馬は、史上8頭目の無敗による皐月賞&ダービー2冠制覇を目指すエフフォーリア(美浦・鹿戸雄一厩舎、牡)だ。主戦の横山武史騎手(22)=美浦・鈴木伸尋厩舎=を直撃し、JRA騎手最年少Vが懸かる“競馬の祭典”に向けた意気込みなどを聞いた。(取材構成・内海裕介)

 --皐月賞で自身初のGI制覇。勝利インタビューの第一声は「最高です!」だった

 「やっぱり最高でしたね。憧れていた舞台ですし、小さな夢の一つ、目標の一つとして達成できたことは本当に良かった。普段だったらターフビジョンを見たり、後ろを振り返ったりするのですが、僕自身に余裕がなくて、最後がむしゃらに追ってました。ゴール後のポーズが父(典弘騎手)と同じだったとよく言われますが、何も意識はしていなくて、パッと出たのがあれでした」

 --祖父(富雄元騎手)から親子3代クラシック制覇。父・典弘騎手から祝福の声をかけられた

 「長い言葉はなかったですけど『おめでとう、よかったな』って結構喜んでくれました。みんなからおめでとう、といわれますが、すごい実感は湧かないです。もちろん勝ったことは本当に率直にうれしいけど、勝てば勝つほど次、次ってなりますから。一生、満足はしないですかね」

 --2着馬のタイトルホルダーに3馬身差と、これまで以上の圧勝劇

 「予測していた通りのレースの流れでポジションも取れて、理想的なレースができました。早熟ではないと思うし、それであれだけ着差を広げて勝つのだから強いです」

 --無敗のまま日本ダービーを迎える

 「デビュー前から行儀のいい馬で、本当に賢いし、一つ一つ課題を克服してくれます。共同通信杯のときにこれといった課題が見つからずに勝てて、今回(皐月賞)は久々の右回りで初めての中山でも大きな変化はなかった。もともと良かった馬が、勝手に磨かれていった感じかと思います」

 --19日の1週前追い切り(美浦Wコース5ハロン68秒8)で騎乗し、感触も確かめた

 「いつもよりレース間隔が詰まるので、馬なりでゴール前で(併走相手を)かわす予定で、その通りにやれました。乗っていて疲れを感じなかったことがひと安心。いい意味で平行線です。2400メートルの距離でもスタミナは全然問題ない。あとは折り合いですけど、リラックスして走れれば大丈夫」

 --いよいよダービー。これまでで印象に残っているのは

 「父が騎乗して勝ったロジユニヴァース(2009年)のときは、小学5年でまだ乗馬も始めていなかったけど、その僕でもダービーってすごいレースだって分かっていて、テレビを見ているだけでも緊張しました。ワンアンドオンリー(14年)のときは競馬学校在学中で、騎手になりたい気持ちが強い中で、目の前で憧れている人がダービーを勝った。あの興奮はすごかったです。乗ることだけでも大変なレース。父は改めてすごいなと思います」

 --皐月賞優勝時「ダービーまでに(自身が)成長したい」と語っていたのが印象に残っている

 「1週間で10鞍乗るとして、6週間あったら60鞍に乗れるわけで、そのぶん、経験値が積み上がるわけですから。ダート1200メートルでもダービーの芝2400メートルでも、大事な部分は一緒だと思う。僕自身の将来的な目標のひとつは、何勝するとかではなく、どんな馬でも乗りこなせる騎手になること。それがジョッキーの鑑だと思います」

 --最高のステージで大きな夢の実現が近づいている

 「ありきたりかもしれませんが、ダービーはホースマンの夢で、僕も特に勝ちたいレース。無敗ですし、想像しただけでも緊張すると思うけど、勝つ自信はもちろんあります」



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 ■横山 武史(よこやま・たけし) 1998(平成10)年12月22日生まれ。22歳。茨城県出身。2017年3月に美浦・鈴木伸尋厩舎でデビュー。着実に成績を伸ばし、20年は年間94勝で関東リーディングに輝いた。23日現在、JRA通算2816戦230勝。うち重賞は21年GI皐月賞エフフォーリア)、20年GIIサンスポ賞フローラSウインマリリン)など5勝。祖父は富雄元騎手(故人)で、父が典弘騎手、兄に和生騎手がいるジョッキー一家。



 ★親子騎手2代日本ダービーV…横山武史騎手の父・典弘騎手は日本ダービーを2勝(2009年ロジユニヴァース、14年ワンアンドオンリー)。武史騎手が勝てば、中島時一(1937年ヒサトモ)&啓之(74年コーネルランサー)、伊藤正四郎(36年トクマサ)&正徳(77年ラッキールーラ)、武邦彦(72年ロングエース)&豊(98年スペシャルウィークなど5勝)に次ぐ史上4組目の親子騎手ダービー制覇となる。



★内海記者が見た横山武騎手…若手の有望株の筆頭といえる横山武史騎手。所属する美浦トレセン内でも、日増しに注目度が高まっているが、日々の仕事ぶりから記者が感じたイメージは、わが道を究める“探求者”タイプ。レース以外ではむやみに自分をアピールする男ではないと思う。取材で印象に残っているのは以前、騎乗した過去のレースを振り返ってもらった際、パトロールVTRを見ながら「この場面がこうで…」と丁寧に説明してくれたこと。競馬の面白さ、奥深さをいろいろな人に知ってほしいという、彼の思いが伝わってきた。ちなみに好きな食べ物は“ラムしゃぶ”。コロナ禍になる前に一緒に食べに行ったことがあるので、これは間違いありません。

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【ホープフルS】来年のクラシック戦線を占う2歳GIの注目点はこれだ! 2020年12月23日(水) 13:44

★登録馬中、唯一の重賞勝ち馬 東スポ杯2歳Sを制したダノンザキッド



 2歳中距離王を決めるホープフルSには18頭が登録しているが、重賞勝利の実績があるのはダノンザキッド(牡、栗東・安田隆行厩舎)だけ。同馬は、デビュー戦となった6月28日の新馬戦(阪神)を3馬身差で勝利すると、休養を挟んで出走した前走の東京スポーツ杯2歳Sも制してここまで2戦2勝の成績を残している。昨年のホープフルSでは、新馬→東スポ杯2歳Sを連勝して臨んだコントレイルが3連勝を決め、JRA賞最優秀2歳牡馬を受賞。その後、無敗で皐月賞、ダービー、菊花賞を制して三冠馬となったが、ダノンザキッドも3連勝でホープフルSを制して来年のクラシックへ弾みをつけることができるかどうか。なお、同馬に騎乗予定の川田将雅騎手は、20日の朝日杯FSグレナディアガーズ)を勝ち、現役単独2位の7年連続JRAGI制覇となった(※同騎手は12月27日の有馬記念ではオーソリティに騎乗予定)。



★JRA・GI完全制覇まであと「2」の武豊騎手 金子真人HD(株)所有のヨーホーレイクに騎乗予定



 12月21日現在、武豊騎手は現在JRAで実施されているGI24レースのうち、22レースで計77勝を挙げており、完全制覇へ残すは2歳GIの「朝日杯FS」と「ホープフルS」となっている。同騎手はGI格上げ前のホープフルSで5勝をマークしているが、GIとなったホープフルSでも勝利を挙げることができるかどうか。なお、武豊騎手が騎乗予定のヨーホーレイク(牡、栗東・友道康夫厩舎)は金子真人ホールディングス(株)の所有馬。金子真人ホールディングス(株)の所有馬は現在JRAで実施されているGI24レースのうち19レースを制しているが、ホープフルSはGI昇格前も含めて未勝利。さて、ヨーホーレイクは同馬主にホープフルS初勝利を贈ることができるかどうか。



★8年連続JRA・GI制覇狙う友道康夫調教師 ホープフルSには2頭の管理馬を登録



 友道康夫調教師(栗東)は2013年から毎年JRA・GIを制しており、今年も勝利すれば、グレード制が導入された1984年以降では角居勝彦調教師(2004~2011年)と並ぶトップタイ記録となる8年連続JRA・GI制覇となる。同調教師は26日のホープフルSにはアドマイヤザーゲ(牡)、ヨーホーレイク(牡)の2頭、27日の有馬記念にはユーキャンスマイル(牡5歳)、ワールドプレミア(牡4歳)の2頭を登録しているが、今年もGIタイトルを手にすることができるかどうか。



 ヨーホーレイクは父がディープインパクト、母がクロウキャニオンという血統で兄にはボレアス、カミノタサハラと2頭の重賞勝ち馬がいる。クロウキャニオンの産駒は初仔のキラウエアから12世代続けてJRAの競走で勝利を挙げているが、JRA・GI勝ち馬はまだ出ていない。さて、ヨーホーレイクは同産駒初のGI制覇を遂げることができるかどうか。



阪神JF制覇の吉田隼人騎手が騎乗予定 ダービー馬ロジユニヴァースの弟アドマイヤザーゲ



 新馬→黄菊賞を連勝したアドマイヤザーゲ(牡、栗東・友道康夫厩舎)は、父ドゥラメンテ、母アコースティクスという血統で、12歳上の兄ロジユニヴァースは2009年のダービー馬。ロジユニヴァースホープフルSの前身であるラジオNIKKEI杯2歳Sを2008年に制しているが、アドマイヤザーゲホープフルSを制してダービー兄弟制覇の偉業に一歩前進することができるかどうか。なお、アドマイヤザーゲには吉田隼人騎手が騎乗する予定。同騎手は12月21日現在、今年のJRA競走で自己最多となる89勝を挙げており、JRA重賞も6勝をマーク。13日の阪神JFソダシ)では、自身5年ぶりとなるJRA・GI制覇を遂げている。



★父母ともに(有)キャロットファーム所有のGI馬 新馬→アイビーSを連勝したオーソクレース



 新馬→アイビーSを連勝したオーソクレース(牡、美浦・久保田貴士厩舎)は父エピファネイア、母マリアライトという血統で、両馬の馬主だった(有)キャロットファームの所有馬。エピファネイアマリアライトはいずれも現役時代にJRA・GI2勝を挙げたが、オーソクレースも偉大な両親に続くGI勝利を挙げることができるかどうか。同馬には C.ルメール騎手が騎乗する予定。なお、アイビーSは、2004~2013年の間は実施されなかったが、2014年から再び実施されるようになり、2014年以降の同レースの勝ち馬からはソウルスターリングクロノジェネシスがGI馬になっている。



★JRA・GI初制覇を狙う三浦皇成騎手 芙蓉S勝ち馬ランドオブリバティに騎乗予定



 ランドオブリバティ(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)は、新馬→芙蓉Sと芝2000メートル戦でデビューから2連勝を飾っている。芙蓉Sは、芝1600メートル戦で実施されていた2013年以前にはサクラチヨノオーライスシャワードリームジャーニーホエールキャプチャといった“後のGI馬”が勝利したことがあり、芝2000メートル戦になった2015年以降の勝ち馬では、2017年のサンリヴァルが翌年の皐月賞で2着、昨年の勝ち馬オーソリティは重賞を2勝して 27日の有馬記念に出走を予定している。ランドオブリバティには、JRA・GI93回目の挑戦で初勝利を目指す三浦皇成騎手が騎乗する予定だが、3連勝でGIタイトルを手にすることができるかどうか。



★GI昇格以降、連対率100%の萩S勝ち馬 ディープインパクト産駒のシュヴァリエローズ



 12月21日現在のJRA2歳種牡馬成績を見ると、トップは4億3693万6000円を獲得しているディープインパクトで、2位モーリスとの差は5580万8000円となっている。通算10回目のJRA2歳リーディングサイヤー獲得がかかる“ディープ”産駒はホープフルSにシュヴァリェローズ(牡、栗東・清水久詞厩舎)、ヨーホーレイク(牡、栗東・友道康夫厩舎)、ランドオブリバティ(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)の3頭が登録しているが、JRA2歳リーディングサイヤーを決定づける勝利となるかどうか。



 シュヴァリエローズは萩Sを勝ってホープフルSに駒を進めてきた。萩S勝ち馬は、ホープフルSがGIになった2017年以降、2017年タイムフライヤー、2018年サートゥルナーリアが優勝、2019年ヴェルトライゼンデが2着に入っているが、シュヴァリエローズも好走することができるかどうか。なお、同馬には北村友一騎手が騎乗する予定。



★デビュー21日目でGIタイトル獲得なるか デビュー最速GI制覇を狙うアオイショー



 今年のホープフルSには、1戦1勝のアオイショー(牡、美浦・中舘英二厩舎)が登録している。アオイショーは 12月6日の中山で新馬戦を勝ち、ホープフルS当日はデビューから21日目となる。アオイショーにはグレード制が導入された1984年以降、最速でのJRA・GI制覇がかかるが、デビュー2戦目でGI制覇を果たすことができるかどうか。なお、グレード制が導入された1984年以降、デビュー2戦目でGIを制した馬はジョワドヴィーヴル(2011年阪神JF)、リオンディーズ(2015年朝日杯FS)の2頭。



 また、アオイショーを管理する中舘英二調教師には、JRA・GI初制覇がかかる。同調教師は2015年の厩舎開業以来、順調に勝利数を伸ばしており、今年は自己最多の30勝を挙げている(※12月21日現在)。なお、中舘調教師のJRA・GI挑戦は2016年の桜花賞(9着)以来、4年ぶり2回目となる。



★熾烈な新種牡馬リーディング争いに注目! モーリスドゥラメンテの産駒が登録



 今年のJRA2歳新種牡馬リーディングは、1位のモーリスと2位のドゥラメンテが熾烈なトップ争いを繰り広げている。12月21日現在、JRA2歳戦でモーリス産駒は31勝、ドゥラメンテ産駒は33勝を挙げているが、JRA重賞ではどちらの産駒も2着が最高成績。ホープフルSには、モーリス産駒はカランドゥーラ(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)、ドゥラメンテ産駒はアドマイヤザーゲ(牡、栗東・友道康夫厩舎)、タイトルホルダー(牡、美浦・栗田徹厩舎)が登録しているが、父にGIタイトルを贈ることができるかどうか。なお、新種牡馬産駒では、ペルーサ産駒のラペルーズ(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)も登録しており、新種牡馬産駒がホープフルSを勝てば、GIに昇格した2017年以降では初となる。



★今年のJRA・GIは1番人気馬が好成績 JRA2歳重賞での1番人気馬の連対率は.615



 今年のJRA・GIレースでは1番人気馬が好成績を挙げており、12月21日現在、21レース中14レースで1番人気馬が勝っている。また、スプリンターズSからジャパンCにかけて記録した7連勝は、1985年菊花賞~1986年桜花賞と並び、グレード制が導入された1984年以降のJRA・GIでの1番人気馬の最多連勝記録となった。ホープフルSがGIに昇格した2017年以降は、すべて1番人気馬が勝っているが、今年のホープフルSはどのような結果になるだろうか。なお、12月21日現在、今年のJRA2歳重賞では1番人気馬が5勝、2着3回という成績で、勝率は.385、連対率は.615となっている。



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【次のコントレイルを探せ】意外性の男アドマイヤザーゲ 2020年12月23日(水) 04:50

 ホープフルSに出走する無敗の有力馬にクローズアップした「次のコントレイルを探せ」。第2回は、新馬、黄菊賞を連勝したアドマイヤザーゲ(栗・友道、牡)に注目した。2009年の日本ダービーを制したロジユニヴァースの半弟。調教の動きは地味だが、典型的な実戦タイプだけに侮れない。

 ◇ 

 “意外性の男”と言ってもいい。新馬-黄菊賞(1勝クラス)と連勝し、GIに駒を進めてきたアドマイヤザーゲ。担当の花田助手は、ここまでの戦績に驚きを隠さない。

 「前走が試金石でどれだけやれるかと思っていましたが、予想外に良かったですね。あれだけ切れる脚を使えたのは思わぬ収穫でした」

 出遅れて超スローペースの道中は最後方追走も、直線だけでまとめて差し切った。3ハロン33秒4はメンバー中最速の上がりで、2000年以降の阪神芝2000メートルの2歳戦では、04年にディープインパクトが新馬戦で叩き出した同33秒1に次ぐタイムだ。また、日本ダービー馬のロジユニヴァースを半兄に持ち、父ドゥラメンテは15年に皐月賞日本ダービーの2冠を達成。血統面でも能力の高さは折り紙付きだ。

 それでも陣営の評価がそれほど高くなかったのは、調教の動きが地味だから。その個性はこの中間も変わらず、17日に栗東CWコースで行った1週前追い切りでは、このレースに出走する僚馬ヨーホーレイクに1馬身遅れた。だが、気にすることはない。

 友道調教師は「調教より競馬でいいパフォーマンスをしてくれる。直線に坂がある中山は合っていると思う」とコース適性を見込む。偉大な兄、父の背中を追って、地道に連勝街道を突き進む。 (川端亮平)

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第275話 「日本ダービー


09年 35.6-36.7-41.7-39.7 =2.33.7 ▼15▼3△7 瞬発戦 不良
10年 36.1-39.0-38.4-33.4 =2.26.9 ▼11▼8△5 瞬発戦
11年 36.8-38.6-38.6-36.5 =2.30.5 ▼ 3▼1▼2 平坦戦 不良
12年 35.6-35.2-36.9-36.1 =2.23.8 ▼ 6△3△4 瞬発戦
13年 35.0-37.2-36.9-35.2 =2.24.3 ▼ 3△1△2 平坦戦

09年は泥んこ馬場の瞬発戦、10年は歴史的ドスローの瞬発戦。
再現しないとは言い切れませんが普通に考えると近3年のダービーが近年のスタンダードな流れと言えると思います。
近3年ではどうだったかというとあまり大きい加速は生じない展開でした。
つまり道中の流れは比較的厳しいものだと言えます。
とはいえ近3年でも馬場の違いで走破時計は実に6.7秒も差があります。
馬場の差や展開の差により脚質の有利不利もあります。
12年はテンが緩めでしたが第2ブロックが速く第3ブロックで若干緩んで上りの掛かったレースというもの。
それでも上位3頭は前の方にいた馬ばかりで1&2番人気は上がり33.8秒で差して来ましたが届かず4着5着という結果でした。
高速馬場だったのでなかなか前が止まらないレースだったと言えます。
高速向きだったかどうかよりも前か後ろか僅かな着差でしたが最後はそこがポイントになった気がします。
長々と書きましたが09年10年を含めて考えても「ダービーとはこれだと決め付けれる流れは存在しない」と言えるのではないでしょうか。
添付画像は過去5年のラップをグラフにしたものです。
これを一緒くたに考察しようとしても無理があるのかもしれません。
但し、10年のドスロー以外の年はそれなりにスタミナが問われたレースだったと思われます。
過去5年の全連対馬には1800m以上の重賞勝利経験がありました。
3着馬となると若干ハードルは下がって
・09年 アントニオバローズ シンザン記念1着、プリンシパルS2着
・11年 ベルシャザール スプリングS2着
・13年 アポロソニック 青葉賞2着
となっています。

では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ロジユニヴァース  【瞬2平0消1】▼ 5▼ 7△ 6 ▼ 4▼ 5△ 5
エイシンフラッシュ 【瞬3平0消0】▼ 2▼10± 0 ▼ 8▼ 7△ 4
オルフェーヴル   【瞬3平2消0】▼ 9▼ 1△ 1 ▼10▼12△ 9
ディープブリランテ 【瞬3平1消0】▼12△ 1△ 7 ▼10▼ 7△ 7
キズナ       【瞬2平2消0】▼ 1▼ 8▼ 1 ▼ 7▼ 5▼ 2
2着馬
リーチザクラウン  【瞬4平0消1】▼ 4▼ 7△10 ▼ 1▼12△13
ローズキングダム  【瞬3平0消0】± 0▼ 6▼ 1 ▼13▼ 2△ 6
ウインバリアシオン 【瞬2平1消0】▼ 8▼ 2△ 6 ▼ 9▼16△11
フェノーメノ    【瞬3平0消0】▼ 5▼ 4△ 9 ▼13▼ 5△ 3
エピファネイア   【瞬2平2消0】▼ 5▼ 5△10 ▼10▼ 3▼ 2

瞬発戦実績は当然必須ですが近3年では連対馬6頭中5頭には平坦戦実績もありました。
流れ的には瞬発戦平坦戦両方の実績があった方がベターでしょう。
また、ロジユニヴァースキズナ以外の連対馬には▼10以上の大きな加速実績がありました。
下のクラスのレースではそれぐらいのギアがないと勝ち負けし難いということでしょう。

さて今年の出走馬ですが、まずは1800m以上の重賞勝利経験がある馬は
イスラボニータエキマエ(ダート戦)、ショウナンラグーントーセンスターダムトゥザワールドハギノハイブリッドマイネルフロストレッドリヴェールワンアンドオンリー
の9頭になります。
まずは1着馬はこの中からの確率が高いはず。
そしてこの9頭の中で瞬発戦平坦戦両方の実績のあった馬は
イスラボニータエキマエトーセンスターダムトゥザワールドハギノハイブリッドレッドリヴェールワンアンドオンリー

▼10以上の加速実績のあった馬は
イスラボニータトーセンスターダムトゥザワールドハギノハイブリッドマイネルフロストレッドリヴェールワンアンドオンリー

となっています。
全ての条件をクリアしたのは
イスラボニータトーセンスターダムトゥザワールドハギノハイブリッドレッドリヴェールワンアンドオンリー
の6頭です。

結果上位人気の馬を並べた感じではありますが…。
イスラボニータはここまで文句なしではありますがやはり父フジキセキは不安要素ではあります。
フジキセキ産駒は芝2400m以上の重賞は未勝利で2着もドリームパスポートエフティマイアの2頭のみとなっています。
但し、イスラボニータフジキセキ産駒初の芝2000m以上のGⅠ勝利馬なので過去と比べてはいけないのかもしれません。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ワンアンドオンリーハギノハイブリッドウインフルブルーム
ワンアンドオンリーの逆転とみます。
問題はスローになりそうな展開ですかねぇ。
スローならこの2頭のワンツー決着にはなりそうもないですが…。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。


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2013年8月28日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第248話札幌2歳S(謎解き編)~
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第248話 「札幌2歳S」


08年 36.0-36.3-36.8 =1.49.1 ±0△ 3△2 消耗戦
09年 36.2-38.1-35.4 =1.49.7 ▼5▼ 4▼1 瞬発戦
10年 36.1-37.2-36.5 =1.49.8 △2▼ 6△2 瞬発戦
11年 36.4-37.8-36.6 =1.50.8 △1▼11△7 瞬発戦
12年 36.3-37.3-34.9 =1.48.5 ▼6▼ 4▼3 瞬発戦

過去5年では08年のみ消耗戦で以外は瞬発戦という結果でした。
重賞と言えど2歳戦なのでハイペースで飛ばして、という展開は確率的には低く瞬発戦になりやすいとは思われます。
また、加速が生じている区間はコーナー区間になるのでやはり小回り向きの機動力はあった方がベターでしょう。
グランデッツァゴールドシップに勝ちコディーノラウンドワールドに勝つ舞台ということです。
(以降、皐月有馬に勝つゴールドシップですが個人的には小回り向きとは思っていないです)

では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ロジユニヴァース  【瞬1平0消0】▼ 4▼5△5
サンディエゴシチー 【瞬1平1消0】▼ 1▼1▼1 △6▼7△ 3
オールアズワン   【瞬1平1消0】▼ 2▼1▼5 ▼2▼4△ 4
グランデッツァ   【瞬1平1消0】▼ 3▼3△8 ▼9▼5▼ 1
コディーノ     【瞬1平0消0】▼ 8▼6▼2
2着馬
イグゼキュティヴ  【瞬0平1消0】▼ 3▼3△9
モズ        【瞬0平1消0】△ 1▼2△4
アヴェンチュラ   【瞬1平0消0】▼12△1△1
ゴールドシップ   【瞬1平1消0】△ 2▼3△2 ▼6▼3△ 7
ラウンドワールド  【瞬2平0消0】▼ 6▼4△7 ▼9▼7△11

1着馬には
・瞬発戦実績
・連続加速実績
がありました。
あと、新馬戦が阪神コースだったロジユニヴァース以外には
・ラスト1Fでの加速ラップのレース実績
がありました。

以上の3点をクリアした馬は今年の登録馬にはいませんでした。
それもそのはず今年は札幌開催がないというのが大きなポイント。
札幌コースは直線区間はあまりありませんがコーナーのRは大きなコースで函館などに比べるとコーナーでのスピードは落ちにくいはず。
それでいて直線は266mと短いためラスト1Fでも減速しないケースが多いということだと思われます。
で、今年は札幌2歳Sも函館コースで開催されるので「ラスト1Fでの加速ラップのレース実績」は軽視することにします。
そうなると今年の登録メンバーで上記2点をクリアした馬は
サングラスダンツキャノントーセンシルエットバウンスシャッセピオネロマイネルフロストレッドリヴェールロードフォワード
の8頭。

なんですが今年函館開催で最もポイントになるのは馬場状態。
先週でさえ芝コースで上がり37~39秒台を連発してたタフな馬場で週末もどうやら荒れそうな天気予報。
外回りコースを33秒台の斬れで勝ってきたピオネロレッドリヴェールは新馬戦とはシチュエーション
が違いすぎるので重い印は打ちにくい。
となれば単純にバウンスシャッセマイネルフロストロードフォワードに狙いが立つかなと思われます。
イチオシはロードフォワード
だってウマニティPOG馬だから…(爆)
新馬戦はスローの前残りという可能性も十分ありますが37.7秒で上がり2位(1位は37.5秒)
タフな馬場というシチュエーションは同じなので軽視禁物だと思います。


「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ロードフォワードマイネルフロストバウンスシャッセ


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
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2013年5月22日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第237話日本ダービー(謎解き編)~
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第237話 「日本ダービー


08年 35.5-38.1-36.7-36.4 =2.26.7 ▼ 4△4△2 平坦戦
09年 35.6-36.7-41.7-39.7 =2.33.7 ▼15▼3△7 瞬発戦 不良
10年 36.1-39.0-38.4-33.4 =2.26.9 ▼11▼8△5 瞬発戦
11年 36.8-38.6-38.6-36.5 =2.30.5 ▼ 3▼1▼2 平坦戦 不良
12年 35.6-35.2-36.9-36.1 =2.23.8 ▼ 6△3△4 瞬発戦

過去5年で不良馬場が2度もあるので走破時計はバラバラですし展開もバラバラ。
しかし、今過去の上位馬の名前を眺めてみるとやはりダービーは瞬発力のある馬が有利と感じます。
ルーラーシップゴールドシップワールドエースが馬券にもならないという結果が多分そう思わせるのでしょう。
「最も運が強い馬が勝つ」と昔は言われていたダービーですがそれはフルゲートが20頭以上だった時代の話。
今は「(春の時点で)最も瞬発力のある馬が勝つ」というのが正解ではないかと思います。
ダービーに限らず全てのGⅠ、いやどんな重賞でも勝つには多かれ少なかれ「運」は必要でしょう。
他馬を圧倒する瞬発力がある馬は運という+αはあまり必要ではありませんがあまり差のないメンバー構成であれば+αに左右されるかも、そんなレースなのだと思います。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ディープスカイ   【瞬6平1消0】▼ 8▼ 5△ 9 ▼14△ 1△ 4
ロジユニヴァース  【瞬2平0消1】▼ 5▼ 7△ 6 ▼ 4▼ 5△ 5
エイシンフラッシュ 【瞬3平0消0】▼ 2▼10± 0 ▼ 8▼ 7△ 4
オルフェーヴル   【瞬3平2消0】▼ 9▼ 1△ 1 ▼10▼12△ 9
ディープブリランテ 【瞬3平1消0】▼12△ 1△ 7 ▼10▼ 7△ 7
2着馬
スマイルジャック  【瞬4平1消0】▼ 5▼ 4△ 4 ▼18± 0△ 8
リーチザクラウン  【瞬4平0消1】▼ 4▼ 7△10 ▼ 1▼12△13
ローズキングダム  【瞬3平0消0】± 0▼ 6▼ 1 ▼13▼ 2△ 6
ウインバリアシオン 【瞬2平1消0】▼ 8▼ 2△ 6 ▼ 9▼16△11
フェノーメノ    【瞬3平0消0】▼ 5▼ 4△ 9 ▼13▼ 5△ 3

上がり39.7秒という不良馬場だった09年の勝ち馬ロジユニヴァース以外には全て▼10以上での瞬発戦実績がありました。
やはりダービーは瞬発力=急加速レースという方的式が成り立つ傾向だと思われます。

あと、近年の傾向として

・内枠有利
1~4枠 4-3-3-30 勝率10.0% 連対率17.5% 複勝率25.0%
5~8枠 1-2-2-44 勝率 2.0% 連対率 6.1% 複勝率10.2%

・馬体重は重い方がベター
480kg未満 1-2-0-35 勝率2.6% 連対率 7.9% 複勝率 7.9%
480kg以上 4-3-5-39 勝率7.8% 連対率13.7% 複勝率23.5%

などがあります。
あとは伊吹さんの週末メイン「1点」分析にもあった通り1800m以上の重賞勝利経験というのはダービーという格からすれば必要条件かと思われます。
今年の登録メンバーでは
エピファネイアキズナコディーノタマモベストプレイヒラボクディープメイケイペガスターロゴタイプ
の7頭となっていますが、キズナタマモベストプレイロゴタイプの3頭には▼10以上の加速実績がありません。

私のイチオシはエピファネイア
ここ2走引っ掛かって本来の走りが出来ていませんが逆に言えば課題はその1点だけだと思います。
外枠を引くと若干不安ですが(>これも運の一つですね)内枠ならこの馬で決まり。
柴田大J、武幸四郎Jと涙の優勝が続いています。
この流れからすればユーイチだろうと…。
武豊Jの復活GⅠ勝利というのもありだと思いますがキズナは瞬発戦で勝ったのは新馬戦500万のみという馬。
そう、ゴールドシップワールドエースと同じ持続脚がウリの馬です。
展開に左右されやすくスローになったらアウトでしょう。
先行出来れば自力勝負も出来るかもしれませんが多分後方の可能性大。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
エピファネイアヒラボクディープメイケイペガスター
ロゴタイプは距離が持つかどうかが問題ではなく東京替わりはマイナスとみています。
朝日&皐月を勝った馬でダービーも、となるとナリタブライアンミホノブルボンぐらいしかいません。
ナリタブライアンは3冠馬確実、ミホノブルボンは敵は距離のみ、と戦前言われていた馬でロゴタイプはそこまでの馬とは思えないかなぁ。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2012年5月21日(月) 00:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」日本ダービー(東京優駿)2012前走分析
閲覧 448ビュー コメント 0 ナイス 11

過去5年の日本ダービーを振り返ってみると、いずれもGI馬に相応しい十分な実績を残している馬が優勝している。

以下は、過去5年の日本ダービー優勝馬と、それぞれの過去2走の指数の一覧である。

■2011年 オルフェーヴル
56.3 皐月賞(1着)
55.2 スプリングステークス(1着)

■2010年 エイシンフラッシュ
54.2 皐月賞(3着)
50.8 京成杯(1着)

■2009年 ロジユニヴァース
51.2 皐月賞(14着)
54.6 弥生賞(1着)

■2008年 ディープスカイ
57.5 NHKマイルカップ(1着)
54.3 毎日杯(1着)

■2007年 ウオッカ
55.7 桜花賞(2着)
55.2 チューリップ賞(1着)

このように、皐月賞惨敗から巻き返したロジユニヴァースや牝馬のウオッカも含めて、過去2走以内にオープン勝ちがあり、最低でも54.2以上の指数を記録していることが分かる。

それでは、今年の出走予定馬の中から、過去2走以内にオープン勝ちがあり54.2以上の指数を記録している馬をピックアップしてみよう。

グランデッツァ
54.3 皐月賞(5着)
56.0 スプリングステークス(1着)

コスモオオゾラ
55.0 皐月賞(4着)
53.9 弥生賞(1着)

ゴールドシップ
56.7 皐月賞(1着)
56.0 共同通信杯(1着)

スピルバーグ
54.2 プリンシパルステークス(1着)
54.7 毎日杯(3着)

トーセンホマレボシ
54.6 京都新聞杯(1着)
49.9 大寒桜賞(1着)

ヒストリカル
55.5 毎日杯(1着)
53.5 きさらぎ賞(2着)

フェノーメノ
55.6 青葉賞(1着)
51.6 弥生賞(6着)

ワールドエース
55.3 皐月賞(2着)
52.6 若葉ステークス(1着)

以上のように、条件を満たしているのは8頭だが、皐月賞組に加えてトライアル等の別路線組も総じて水準以上の指数を記録していて、レベルの高い混戦であると言える。ただ、2009年のロジユニヴァース以外は前2走で3着を外していないことから、ある程度の安定感は必要であるとも考えられる。

よって、今年の日本ダービーは、ゴールドシップワールドエース皐月賞1・2着馬を中心に、別路線組のスピルバーグトーセンホマレボシヒストリカルを加えた5頭の争いになると結論づけたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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2012年2月29日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第175話弥生賞(謎解き編)~
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第175話 「弥生賞」

07年 34.5-50.8-35.2 =2.00.5 ▼11▼1±0 瞬発戦
08年 36.1-50.5-35.2 =2.01.8 ▼6▼4△9 瞬発戦
09年 35.9-51.8-35.8 =2.03.5 ▼5▼7△6 瞬発戦 稍重
10年 37.1-52.2-36.8 =2.06.1 ▼2▼4△1 平坦戦 重
11年 36.3-50.0-34.7 =2.01.0 ▼4▼6△5 瞬発戦

連続した加速が2つ並ぶというのが特徴的なのがこの弥生賞。
中山芝2000コースでこういう展開になるのは中盤が緩みやすいということが言えます。
弥生賞といえば皐月賞トライアルでありその後のダービーを見据えた馬が多く出走してくるレースです。
と考えれば余力を残してレースを終えたい、中山でのレース振りを確認したい、という陣営も少なくない訳で中盤から厳しい展開に持ち込んでの勝負にはなりにくいということです。

連続した加速が2つ並ぶことで瞬発力+持続力という末脚が問われるので舞台は中山ですが東京向きの馬の方が好走しやすい傾向にあります。
注意が必要なのは重馬場になってパワー重視のレースになるとトビの大きい馬=東京向きの馬は評価を下げる必要があるかもしれません。
天気予報を見ると今週末も雨が降りそうですねぇ…。

では勝ち馬のラップギアとその増減を見てみましょう。


アドマイヤオーラ  【瞬3平0消0】▼ 4▼10±0 ▼12▼5△3 ▼6△3▼8
マイネルチャールズ 【瞬3平1消0】▼ 3▼ 9△1 ▼ 2±0△9 ▼9△4▼2
ロジユニヴァース  【瞬1平0消2】▼ 4▼ 5△5 ± 0△3△2 ±0±0△6
ヴィクトワールピサ 【瞬3平1消0】▼ 2▼ 8△1 ▼ 2±0△6 ▼6▼2△4
サダムパテック   【瞬2平1消0】▼10▼ 8±0 △ 2▼8△1 ▼2▼3△4

若干傾向が違うのはロジユニヴァースですが稍重で時計が掛かったことも要因の一つだと思います。
基本的には
・▼10前後の大きな加速での瞬発戦実績
・平坦戦実績
の2つがポイントになるでしょう。

その他のファクターで偏りがあったのは以下の2点。

【枠順別成績】
1~4枠 3-3-3-18 勝率11.1% 連対率22.2% 複勝率33.3%
5~8枠 2-2-2-31 勝率 6.5% 連対率12.9% 複勝率19.4%
【前走クラス別成績】
重賞  5-2-4-20 勝率16.1% 連対率22.6% 複勝率35.5%
その他 0-3-1-21 勝率 0.0% 連対率12.0% 複勝率16.0%

内枠有利、重賞実績重要ということです。
過去10年を見ても出走時既に重賞を勝利していた馬が9頭も勝利しています。
重賞馬でなかったのはディープインパクトのみとなっています。
登録馬の中で重賞馬なのはアダムスピーク、クラレントベストディールの3頭です。
例年の傾向通りであれば勝ち馬はこの3頭からとなります。

本命はベストディールだったのですがどうやら回避みたいで残念。
となるとアダムスピークが断然有利となったでしょうか。
重賞実績馬が2頭となると他の馬にもチャンスが出てくると思うのでエキストラエンドフェノーメノ辺りも有力にはなるでしょう。
週末馬場が渋れば穴馬にコスモオオゾラを推します。
前走共同通信杯では瞬発力不足を露呈してしまった内容ですが条件変われば十分圏内です。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
アダムスピークエキストラエンドコスモオオゾラ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
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2011年5月23日(月) 19:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」日本ダービー(東京優駿)2011前走分析
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過去5年の日本ダービーを振り返ってみると、いずれもG1馬に相応しい十分な実績を残してきている馬が優勝している。

以下は、過去5年の日本ダービー優勝馬と、それぞれの過去2走の指数の一覧である。

■2010年 エイシンフラッシュ
54.4 皐月賞(3着)
50.8 京成杯(1着)

■2009年 ロジユニヴァース
50.0 皐月賞(14着)
54.7 弥生賞(1着)

■2008年 ディープスカイ
58.5 NHKマイルカップ(1着)
54.8 毎日杯(1着)

■2007年 ウオッカ
56.1 桜花賞(2着)
55.7 チューリップ賞(1着)

■2006年 メイショウサムソン
56.7 皐月賞(1着)
55.9 スプリングステークス(1着)

このように、皐月賞惨敗から巻き返したロジユニヴァースや牝馬のウオッカも含めて、過去2走以内にオープン勝ちがあり、最低でも54.4以上の指数を記録していることが分かる。

それでは、今年の出走予定馬の中から、過去2走以内にオープン勝ちがあり、54.4以上の指数を記録している馬をピックアップしてみよう。

オルフェーヴル
56.9 皐月賞(1着)
55.5 スプリングステークス(1着)

サダムパテック
54.6 皐月賞(2着)
54.2 弥生賞(1着)

以上のように、条件を満たしているのは2頭のみである。
よって、今年の日本ダービーは、オルフェーヴルサダムパテックの一騎打ちになる可能性が高い。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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ロジユニヴァースの口コミ


口コミ一覧
閲覧 381ビュー コメント 0 ナイス 3

内枠を引いた馬が枠順としてはプラスということなのですが、今朝のスポニチでも一番枠の勝ち馬が二頭あげられてました。
柵を取り外すことで、内側3mくらいは、ピカピカのスキー場で言えば、ニセコのパウダースノー状態(笑)
わかるんですが、さっきのスポニチが挙げていた二頭がキズナとロジユニヴァース。
しかし、キズナは、4コーナーで外に出して、ものすごい脚で追い上げましたし、あの年ではモノが違う雰囲気がありましたし、果たして、今年のメンツであんな芸当をやってのけられるかどうか、、、また、ロジユニヴァースの年は、ご承知のとおりの泥田のような馬場状態でしたね。
ディーマジェスティとマカヒキ、データ通り、内枠を活かせるんでしょうか?
前置きが長くなりましたが、内枠を活かせるかもしれないという点で注目しているのが、レインボーライン。
NHKマイルでは、ロードクエストとともに、メジャーエンブレムを追い上げましたが、ちょっと足りず、0.1秒差で3着でした。
このところ、マイルを使っているので、距離への対応に大きな課題はありますが、もともとこの馬は、ステイゴールド産駒で、母父はフレンチデピュティ、対応できたとしても意外ではありません。
加えて、昨年の萩ステークス、ブラックスピネルが勝ったのですが、5頭立てにもかかわらず、スマートオーディン、プロフェット、ノーブルマーズという骨っぽいメンバー。この時、スマートオーディンとは、0.1秒差の3着でしたが、脚色では、むしろレインボーラインが優っていた印象でした。
マイルを使い続けていることで、ある程度、前でレースを進めることができるでしょうし、キレる脚もある、鞍上は、今年、お手馬に恵まれなかった福永騎手、内の良い馬場を活かして、しぶとく、ゴール間際まで粘るようなレースをしちゃうかもしれません。

 TERAMAGAZI 2015年5月31日() 04:00
【日本ダービー】ドゥラメンテは母アドマイヤグルーヴの無念... 
閲覧 664ビュー コメント 0 ナイス 3

【日本ダービー】ドゥラメンテは母の無念を晴らし3冠馬になる

【先週の回顧】
やっぱり馬券は『当てに』行っちゃダメですね。バッティングと同じ(笑)

オークス(優駿牝馬)。3連複、枠連ともに的中しましたが、余計な目を買いすぎました。
やはり東京の根幹距離(マイルを基本とした1600m、2000m、2400m)のディープは強いですね。
5頭出走の内2頭が来ましたから。

収​支​詳​細と回収率​は​
​【ブッチNEWS】の連載コラム(毎週土曜)
『TERAMAGAZINEの鋭すぎる競馬予想・出張版』
http://bucchinews.com/keywords/TERAMAGAZINE%E3%81%AE%E9%8B%AD%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E4%BA%88%E6%83%B3

をご覧下さい!


【今週のレース予想】
「G1日本ダービー(東京優駿)」

皐月賞1着ドゥラメンテと2着リアルスティールの2強状態。

先週のオークスと違って人気、実力、実績がハッキリしています。
しかもダービーは実はカタい(人気が最重要事項)G1です。

ミスターシービーが勝った83年から昨年のワンアンドオンリーまでの過去32頭のダービー馬の内、
実に28頭が3番人気以内です(過去32年で例外は4頭だけ)

4人気メリーナイス(1人気は87年スプリングS、直線20馬身差での伝説の追い込みマティリアル!)
https://www.youtube.com/watch?v=adaubj0Foz0

2戦2勝のキャリア2戦で日本のラムタラと呼ばれた96年7人気フサイチコンコルド
(1人気ダンスインザダーク)
https://www.youtube.com/watch?v=wz_fjKAk2F0

皐月賞を11人気で逃げ切ったが完全にフロック視されていた97年6人気サニーブライアン
(1人気メジロブライト)
https://www.youtube.com/watch?v=u_vqJTRyoRY

10年7人気エイシンフラッシュ
(1人気は5連勝で皐月賞馬のヴィクトワールピサ)
https://www.youtube.com/watch?v=azJrqATaF4o


エイシンフラッシュの7人気は京成杯1着→皐月賞3着なのに過小評価過ぎでしょう。
同期にヴィクトワールピサ(後のドバイワールドカップ優勝馬)、青葉賞圧勝のペルーサ、バラ一族ローズキングダム、ヒルノダムール(後の天皇賞馬)、ルーラーシップなどタレント揃いでしたから仕方なかったのでしょうか。

---------------------------------------------

◆前走◆過去10年

皐月賞  【7・5・5】

京都新聞杯【1・1・1】

NHKマイルC【1・1・1】

青葉賞  【0・3・2】

プリンシパルS 【0・0・1】

----------------------------------------------

皐月賞組が圧倒的ですが、皐月賞の着順はほとんどが4着以内です。

例外は、17頭中4頭だけ

08年 皐月賞9着→ダービー2着 スマイルジャック

09年 皐月賞14着→ダービー1着 ロジユニヴァース(不良)

09年 皐月賞13着→ダービー2着 リーチザクラウン(不良)

11年 皐月賞11着→ダービー3着 ベルシャザール(不良)

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「不良馬場だったから紛れがあった」という解釈も出来ますが、
巻き返した4頭の全てが皐月賞大敗の前走重賞で連対しているのです。

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スマイルジャック スプリングS1着

ロジユニヴァース 弥生賞1着

リーチザクラウン きさらぎ賞1着

ベルシャザール スプリングS2着

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今年巻き返せる可能性があるのは、下記の2頭。

毎日杯1着ミュゼエイリアン

弥生賞1着サトノクラウン

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『ダービーはダービー馬にふさわしい馬が勝つ』

(桜花賞の時、レッツゴードンキのような『珍名馬は勝てない』と言ったことは反省してます)

今年のダービー馬はドゥラメンテかリアルスティールで間違いなし。

馬券を当てたい(プラス)なら、ドゥラメンテとリアルスティールの単勝を
トリガミにならない割合での2点買い。

または、2頭のワイド1点勝負をおススメします
(2倍つくのかな?あ、馬連は危険ですよ)

でもそれじゃ面白くないので、3連単、3連複の買い目を出します。


ドゥラメンテは皐月賞を圧勝しただけでなく血統的にも
3代母ダイナカール(オークス)→祖母エアグルーヴ(天皇賞秋、オークス)
→母アドマイヤグルーヴ(エリ女連覇)と続く日本最強牝系。

父はダービー馬キンカメ。ジョッキーはミルコ・デムーロ。
全成績【3・2・0・0】とパーフェクト連対。
特に東京コースは2戦2勝。
欠点がないのが逆に不安なくらいです。

ドゥラメンテの母アドマイヤグルーヴにはクラシックには因縁があります。

アドマイヤグルーヴは牝馬クラシック3冠の桜花賞、オークス、秋華賞の全てで1番人気でした。
しかし結果は3着、7着、2着。
1つも勝てませんでした。

勝ち馬は3冠とも全て1番人気になれなかったスティルインラブ。

そして、アドマイヤグルーヴは、エリ女(4歳上も出走する牝馬G1)では
ついにスティルインラブに1番人気を奪われます。

G1を1番人気で3連敗してファンに見捨てられたのか? 

しかしアドマイヤグルーヴは4コーナーを後方10番手から強烈なキレキレの鬼脚を繰り出し
スティルインラブを差し切り(ハナ差!)G1初優勝(涙)

いやあ、この時は感動しました。

【アドマイヤグルーヴvsスティルインラブ G1・4番勝負】
https://www.youtube.com/watch?v=FxJ2o4KOGBM

皐月賞を勝った息子ドゥラメンテには3冠馬になる血統的背景も実績、能力があります。
母の無念を晴らしてぜひとも3冠馬になって欲しい!

ディープインパクト、オルフェーヴルでも叶わなかった凱旋門賞を勝てるのは
ドゥラメンテかもしれません。

リアルスティールは共同通信杯で実際にドゥラメンテに勝っています。
(しかもキャリア2戦目優勝は史上初)

3代母は世界的名牝G1・10勝馬ミエスクで、ディープインパクト×ストームキャットは、
ダービー馬キズナ、桜花賞馬アユサン、エリ女馬ラキシス(大阪杯でキズナを完封)と同じプラチナ配合。
全成績【2・2・0・0】とやはりパーフェクト連対。

レーヴミストラルは名牝レーヴドスカーの仔で姉レーヴディソール、レーヴデトワールなど姉兄は皆活躍しており、3連勝で青葉賞を勝ちダービーに間に合いましたが、サンデーサイレンスの血が入ってないのが苦しい。

スプリングSを勝って皐月賞3着なのになぜかまだ人気薄のキタサンブラック。
外枠に入ってしまい、母父が短距離サクラバクシンオーなので敬遠されているのでしょうが、
旨く逃げれば粘れる可能性は大きいと思います。

サトノクラウンは皐月賞の時も書きましたが「サトノ」冠馬は、クラシックを勝つにはまだまだ早い。
里見治さん(セガサミーHD代表取締役会長兼社長)ごめんなさい!
アタマは無理でもサトノラーゼンと共に3連単の3着付けには買います。

昔は「競馬は枠が走る」と言ったものですが、
ダービーは1枠が圧倒的に強く、過去10年で6勝2着1回も来ています。

1枠要注意!

ドゥラメンテとリアルスティールが同じ7枠に入ったので、
もう7枠は鉄板でいいのでしょうか。

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◎14ドゥラメンテ
○13リアルスティール
▲7レーヴミストラル
注17キタサンブラック
爆2タンタアレグリア
△11サトノクラウン
△15ミュゼスルタン
△6ポルトドーユウィユ
△10ミュゼエイリアン

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【3連単】フォーメーション
13→14→1・2・6・7・10・11・15・17(8点)

14→13→1・2・6・7・10・11・15・17(8点)

13→1・2・6・7・10・11・15・17→14(8点)※オサエ


【3連複】軸2頭流し
13・14→1・2・6・7・10・11・15・17(8点)

【枠連】流し
7枠→1枠・7枠(2点)

7枠→4枠・5枠・6枠・8枠(4点)※オサエ

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 TERAMAGAZI 2015年3月7日() 18:09
【弥生賞】テーマはシャイニングレイvsサトノクラウンの無敗... 
閲覧 296ビュー コメント 0 ナイス 2

【G2弥生賞】
11頭立てと少頭数ですが、重賞勝ち馬が7頭もいるハイレベルなメンバー構成。
勝ち馬はディープインパクト、アドマイヤムーン、ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサと
G1馬を輩出して来た伝統のG2です。

昨年の勝ち馬トゥザワールドはクラシックは皐月賞2着止まりでしたが、有馬記念ではジャスタウェイ、ゴールドシップ、エピファネイアに先着しジェンティルドンナの2着に好走しました。
2着馬はダービー馬になるワンアンドオンリー。

少なくとも今後G1で勝ち負け出来るような馬でなければ連対は出来ないでしょう。
攻略本「JRA全重賞完全データ攻略2015」にも書きましたが、
昨年末からホープフルSがG2に昇格して、ホープフルS→弥生賞→皐月賞と全て同舞台(中山2000m)で開催されることになり、中山クラシック王道路線が確立しました。

コーナーを4つ回る中山2000mは先行が圧倒的に有利です。
ホープフルSを先行3番手から楽に抜け出し、1馬身1/4差で楽勝した2戦2勝のシャイニングレイが本命。

血統的にも父ディープインパクトからは瞬発力を、母父クロフネからはパワーとスピードの持続力を受け継いでおり、母の全弟ブラックシェルは弥生賞2着、NHKマイルC2着、ダービー2着と春クラシックで実績を残しています。

また昨年は外枠同士で決まりましたが、それ以外は馬番1~4番が馬券になっている(3着以内率が42.5%)完全に内枠有利のレース。シャイニングレイは3番の絶好枠。
死角はないでしょう。

馬番1に入ったベルラップが対抗。
父ハーツクライは有馬記念でディープインパクトを初めて負かした馬、母父シンボリクリスエスは有馬記念を2連覇している生粋の中山G1血統。
中山は初コースですがG3京都2歳Sを3番手追走、先行馬を交わし後続の追い込み勢をクビ差抑え込んだ勝負根性は特筆モノ。
社台のクラブ「サンデーR」で当歳時から期待されていた素質馬です。

2戦2勝のサトノクラウンは、G3東スポ杯を33秒8の最速上がりで鋭く差し切ったキレ者ですが不安要素が多い馬です。
まず追い込み脚質なのが問題。直線の短い中山で届くのか?
血統的にもサンデーの血が一滴も入っていないのでサンデー系が圧倒的に強い現在のクラシック路線で力を発揮出来るのか?
かなり疑問です。買うなら3連単の3着付けで。

G3札幌2歳Sを後方一気で豪快に差し切ったブライトエンブレムの母ブラックエンブレムは秋華賞馬。ネオユニヴァース産駒はロジユニヴァース、ヴィクトワールピサと2年連続で勝ち馬を輩出しているので、G1朝日杯FS7着敗退だけで見限るのは早計。
巻き返す能力はありますが唯一の不安はサトノクラウンと同じく追い込み脚質という点です。

新設重賞のいちょうSを勝ち、G1朝日杯FS3着のクラリティスカイはクロフネ×スペシャルウィークでシャイニングレイとは逆の同系統配合なので適性バッチリ。
中山初コースと少し外枠なのが若干の不安要素ですが乗り越えてくれることに期待します。

本来ならもう少し重い印を付ける予定のコメートは大外に入ったのが痛い…。
嘉藤騎手が巧く先行出来ればいいのですが。

ハービンジャー産駒トーセンバジルは叔父が天皇賞馬トーセンジョーダンで中山2000mの500万特別・葉牡丹賞を2分00秒8の好タイム勝ち(出走馬中で最速時計)ですが叔父と同じで本格化はまだ先でしょう。馬券は3着付けと枠連でフォロー。

爆アナはG2デイリー杯2歳Sでアッシュゴールド(オルフェーヴルの全弟)、
アルマワイオリ(朝日杯FS2着)、ナヴィオンを破っているブラックタイド×キンカメのダガノエスプレッソ。馬番2番はかなり有利です。

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◎3シャイニングレイ
○1ベルラップ
▲9クラリティスカイ
注5ブライトエンブレム
爆2タガノエスプレッソ
△11コメート
△4サトノクラウン
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【3連単】フォーメーション
3→1・5・9・11→1・2・4・5・6・8・9・11
(28点×300円)

3→1・2・5・9・11→1・2・4・5・6・8・9・11
(36点×100円)

1・5・9・11→3→1・2・4・5・6・8・9・11
(28点×100円)

【3連複】軸1頭流し
3→1・2・5・9・11(10点×300円)

3→1・2・4・5・6・8・9・11(28点×300円)

【枠連】
3枠→1枠・5枠・7枠・8枠(4点×300円)

3枠→1枠・2枠・5枠・6枠・7枠・8枠(6点×300円)

【ワイド】
3→1・2・5・9・11(5点×400円)
(合計3万1,200円)
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5:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年4月19日() 21:04:34
【皐月賞(GI)】(中山)
レース後のコメント
14着 ロジユニヴァース(横山典騎手)
「分からない…。流れる展開と思ったので1枠でしたが外に出していつでも行けるように持って行きました。それで行かないんだからやっぱり分かりませんね。応援してくれた人には申し訳ありません。次はダービーで雪辱したいです」

(萩原師)
「今の段階ではまだ敗因は分析出来ていません。ただ、大きな原因はあると思います。体調は悪くなかったと思いますし、横山騎手も同じ意見です。本来のレース振りではありませんでしたね。強い馬ならあそこから出てくるはずですしね。これから厩舎へ行って馬を見てみます」
4:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年3月9日(月) 11:05:04
【弥生賞(GII)】(中山11R)
~レース後のコメント~
1着 ロジユニヴァース(横山典騎手)
「今日は休み明けでテンションが上がっていましたからあまり遅い流れは嫌でしたね。ですから行ってしまうことも考えていました。言うことのないレースでしたね。とにかくステップなので一番負荷の掛からないレースが出来て何よりです。昨年暮れ以来ですが、どこがどう変わったということはないんですが、全体的によくなっているってことでしょう。このまま順調に行って欲しいですね。久しぶりにクラシックの期待がかけられる馬と巡り合ってワクワクしています」

(萩原師)
「騎手には特に指示はしていませんでした。-4キロは今週に入って少し戻った感じで、これくらいだと思っていた。内容は強い競馬でしたね。この後皆さんの期待に応えられるよう頑張っていきたいと思います」

3:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年2月24日(火) 15:59:22
【ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)】(阪神)~ロジユニヴァース 無傷の3連勝飾る
~レース後のコメント~
1着 ロジユニヴァース(横山典騎手)
「イメージ通りに2番手からの競馬が出来た。追ってからの反応もよかったけど、あんなにアッサリ交わしてくれるとは思わなかったね。夏を越して成長してきているし、1つ1つ課題をクリアしてくれている。いい素材ですね」

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2012年8月19日札幌記念 G214着
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2012年8月19日 札幌記念 G2 14着
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