サクセスブロッケン(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2005年5月5日生
調教師藤原英昭(栗東)
馬主高嶋 哲
生産者谷川牧場
生産地浦河町
戦績19戦[7-2-3-7]
総賞金19,797万円
収得賞金10,445万円
英字表記Success Brocken
血統 シンボリクリスエス
血統 ][ 産駒 ]
Kris S.
Tee Kay
サクセスビューティ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アワーミスレッグス
兄弟 サクセスオネスティサクセスグローリー
市場価格
前走 2011/01/30 根岸ステークス G3
次走予定

サクセスブロッケンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
11/01/30 東京 11 根岸S G3 ダ1400 1661212.3613** 牡6 58.0 内田博幸藤原英昭 522
(-5)
1.25.1 2.137.0⑦⑧セイクリムズン
10/06/30 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 15--------8** 牡5 57.0 内田博幸藤原英昭 527
(--)
2.05.2 1.8----フリオーソ
10/05/05 船橋 10 かしわ記念 G1 ダ1600 14--------4** 牡5 57.0 内田博幸藤原英昭 525
(--)
1.37.9 1.1----エスポワールシチー
10/02/21 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16366.423** 牡5 57.0 内田博幸藤原英昭 532
(+11)
1.35.9 1.036.5エスポワールシチー
09/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 14--------1** 牡4 57.0 内田博幸藤原英昭 521
(--)
2.05.9 -0.0----ヴァーミリアン
09/12/06 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16129.244** 牡4 57.0 内田博幸藤原英昭 526
(0)
1.50.7 0.837.6エスポワールシチー
09/11/07 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 166123.8110** 牡4 59.0 内田博幸藤原英昭 526
(+6)
1.36.4 0.937.5ワンダーアキュート
09/10/12 盛岡 10 MCS南部杯 G1 ダ1600 15--------2** 牡4 57.0 内田博幸藤原英昭 520
(--)
1.36.1 0.7----エスポワールシチー
09/02/22 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 1681520.661** 牡4 57.0 内田博幸藤原英昭 522
(+7)
1.34.6 -0.035.4カジノドライヴ
09/01/28 川崎 10 川崎記念 G1 ダ2100 13--------3** 牡4 56.0 内田博幸藤原英昭 515
(--)
2.14.0 0.7----カネヒキリ
08/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 10--------3** 牡3 55.0 内田博幸藤原英昭 512
(--)
2.05.0 0.5----カネヒキリ
08/12/07 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16474.428** 牡3 56.0 横山典弘藤原英昭 522
(+1)
1.49.9 0.737.3カネヒキリ
08/11/03 園田 10 JBCクラシ G1 ダ1870 12--------2** 牡3 55.0 横山典弘藤原英昭 521
(--)
1.56.8 0.1----ヴァーミリアン
08/07/09 大井 11 ジャパンDD G1 ダ2000 15--------1** 牡3 56.0 横山典弘藤原英昭 514
(--)
2.04.5 -0.6----スマートファルコン
08/06/01 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18128.3318** 牡3 57.0 横山典弘藤原英昭 502
(-10)
2.28.9 2.237.2④④④ディープスカイ
08/05/03 京都 10 端午S OP ダ1800 15581.411** 牡3 57.0 横山典弘藤原英昭 512
(-10)
1.51.2 -0.937.8ユビキタス
08/02/24 東京 9 ヒヤシンスS OP ダ1600 11791.511** 牡3 56.0 横山典弘藤原英昭 522
(+16)
1.37.0 -0.738.0④④ダイワマックワン
08/01/19 中山 9 黒竹賞 500万下 ダ1800 16231.911** 牡3 56.0 横山典弘藤原英昭 506
(0)
1.53.9 -0.638.5クリールパッション
07/11/17 福島 2 2歳新馬 ダ1700 118113.521** 牡2 55.0 中舘英二藤原英昭 506
(--)
1.47.9 -3.137.3クリノコブオー

サクセスブロッケンの関連ニュース

2009年のフェブラリーSなどダートでGI(JpnI含む)を3勝したサクセスブロッケンが22日、繋養先の鹿児島県姶良郡のNPO法人ホーストラストで死んだことが分かった。同日に公益財団法人ジャパンスタッドブックインターナショナルが発表した。17歳だった。

サクセスブロッケンは父シンボリクリスエス、母サクセスビューティ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道浦河町・谷川牧場で生まれた。栗東・藤原英昭厩舎の所属馬として2007年11月に福島競馬場でデビュー。ダート1700メートルの新馬戦で、いきなり2着馬を3秒1も突き放す衝撃の初陣を飾り、そこから黒竹賞、ヒヤシンスS、端午Sとダートでいずれも相手を寄せ付けない無傷のV4を飾った。果敢に挑んだ日本ダービーではしんがり負けを喫したものの、続くジャパンダートダービー(大井)で初のビッグタイトルを獲得。4歳時には上半期にフェブラリーSで優勝すると、年末の東京大賞典(大井)も制して砂の頂点に立った。

通算19戦7勝の戦績を残して引退した後は東京競馬場で誘導馬となり、同競馬場の〝広報担当〟としても活躍。2013年には第80回日本ダービーの「特命宣伝部長」に任命され、東京・大手町のランチタイムに産経新聞社前へ登場して話題を呼んだ。誘導馬を引退後、21年3月にホーストラストへ移動。功労馬として余生を過ごしていた。

◆NPO法人ホース・トラストの小西英司理事長「年々足腰が弱ってきており回復に向け人馬ともに尽力しましたが、本日天国へ旅立つことになりました。最後まで彼は、生きようと頑張っていただけに無念です。会いに来てくださいましたファンの皆さま、応援してくださったファンの皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました」

【うわさの2歳馬】近親にGI馬サクセスブロッケン~チャメドレア 2021年12月17日(金) 11:16

 【中山6R】チャメドレアは、大井の東京ダービーを勝ったマカニビスティー(父ゼンノロブロイ)の半妹。近親にフェブラリーSサクセスブロッケンがおり、砂で活躍しているファミリーだ。11月中旬から乗り込まれ、「この条件が良さそう。仕上がりはまずまずだし、兄姉もダートで走っているからね」と、高木調教師は好感触。(夕刊フジ)

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【3歳新馬】ブロッケン全弟グローリーが圧巻V! 2014年2月15日() 11:39

 15日の京都2R3歳新馬(ダート1800メートル)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気サクセスグローリー(牡、栗東・藤原英昭厩舎)が1コーナー過ぎで先頭に立ち、直線でも後続をぶっちぎって圧勝した。タイムは1分52秒2(不良)。

 内からニチドウリュンヌがハナを切るが、行き脚のついたサクセスグローリーが1コーナー過ぎで先頭を奪う。さらに外からタイキイルソーレも好位に押し上げ、3頭が先行する形。縦長の馬群になるが、後続もあまり差を詰められないまま4コーナーを回り、サクセスグローリーがさらに加速する。後続は離れる一方で、終わってみれば2着に2秒1差をつける圧巻の大差勝ち。全兄サクセスブロッケン(3秒1差で新馬戦V)と同じく、衝撃のぶっちぎりデビューとなった。2着は4番人気のキングオブタイム。2着と1馬身1/2差の3着が3番人気のニチドウリュンヌだった。

 サクセスグローリーは、父シンボリクリスエス、母サクセスビューティ、母の父サンデーサイレンスという血統。全兄にダートGIを3勝したサクセスブロッケンがいる。

 岩田騎手は「追い切りではあまり反応が良くなかったのですが、競馬ではいい勝ち方をしてくれました」と大差勝ちした良血馬の走りを評価していた。

★15日京都2R「3歳新馬」の着順・払戻金はこちら

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ビックリ仰天、都心にGI馬サクセスブロッケン! 2013年5月22日(水) 05:07

 都心にGIホースがやってきた!! 日本ダービーを5日後に控えた21日、「第80回ダービー特命宣伝部長」のサクセスブロッケン(8歳)が東京・大手町のサンケイスポーツを表敬訪問した。2008年の日本ダービーにも出走したGI3勝馬は、初めて目にするビル街にも平然としたもの。第80回のメモリアルとなるダービーのPRをした。

 オフィスビルに囲まれた昼下がりの大手町がざわめく。サラリーマン、OLらが思わず足を止めた。東京サンケイビル前の広場に、あっという間に人垣ができた。スマホや携帯を手に即席撮影会だ。

 都心にサラブレッドがやってきた。フェブラリーSなどGIを3勝したサクセスブロッケン。普段は東京競馬場で誘導馬を務めているが、開設したフェイスブックが人気を集めていることから情報発信力を買われて「第80回ダービー特命宣伝部長」に就任。サンケイスポーツを表敬訪問した。特別に仕立てた濃紺のスーツと白いシャツを身にまとい、赤いネクタイは08年に自身が出走して18着だった思い出のダービー記念のものを選んだ。

 ビルに囲まれた広場を悠々とかっ歩。特命宣伝部長として、サンケイスポーツ・福本雅保編集局長、松中みなみ特命臨時秘書と名刺を交換。ダービーPRの大役を果たした。

 「コンクリートジャングルにビビッてもうたわ! 東京めっちゃ人多いし。梅田の比ちゃうで。今年、俺の夢はあかんかったけど、ダービーはサラブレッドにとって一生に一度の晴れ舞台、絶対見に来てや!」とサクセスブロッケンはコメントした。

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【リレーコラム】関西競馬エイト 2013年2月21日(木) 16:54

 先日、競馬場で仕事をしていると、ある先輩トラックマンに「おまえ、フェイスブックやってるのか?」と聞かれたので、「いえ、やってません」と答えました。すると「じゃあ、サクセスブロッケンに負けてるな」と言われ、なんのことかさっぱりわからなかったのですが、ふと先輩が指さすモニターを見てみると、なんと「サクセスブロッケンさんはFacebookを利用しています」と出ているではないですか!

 サクセスブロッケンといえば、2009年のフェブラリーS勝ち馬。デビューからダートで無傷の4連勝を飾って日本ダービーに挑戦するなど、多くのファンに愛された活躍馬です。今は東京競馬場の誘導馬として活躍しています。調べてみると昨年の7月にフェイスブックをオープンしていたらしく(すみません、フェイスブックやツイッターやラインといった、はやりのものにうとくて全く知りませんでした)、どうやら誘導馬としての立場で書き込みをやっているみたい。なんで競走馬が? しかも数多くいる競走馬の中からなんでサクセスブロッケンやねん? と突っこみどころ満載ですが…。

 詳しい内容は実際にごらんになってもらうとして、読んでみるとなかなか面白いんですよ、これが。基本的に関西弁なんですけど(これは現役時代、栗東の藤原英厩舎所属だったからかな?!)、誘導馬としての日々の訓練の模様を紹介していたり、競馬場でのイベントの告知をすることも。そして時には仕事に対する愚痴や不満を書き込んでいたりして、結構笑えます。ネット上でも評判が良く、誘導馬のサクセスブロッケンを見るために東京競馬場へ足を運ぶファンもいるとか。

 競馬ファンの高齢化が問題となっている今、こういった若者向けのサービスというか、競馬をもっと身近に感じてもらおうという企画はどんどんやっていくべきだと思います。新規にファンを開拓していくには、まずは競馬に興味を持ってもらわないといけませんからね。その点でいうと、今回の「サクセスブロッケン、フェイスブック」はかなりナイスな企画ではないでしょうか。これからも、たくさんの斬新な企画で競馬をアピールしていってもらいものです。

 ちなみに、フェイスブックはパソコンからではなく、スマホから書き込んでいるらしいですよ。(関西競馬エイト・坂本和也

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サクセスブロッケン引退、誘導馬目指す2011年2月3日(木) 05:02

 ダートGIを3勝したサクセスブロッケン(栗・藤原英、牡6)が、3日付で登録を抹消されることになった。今後は東京競馬場で乗馬となり、誘導馬を目指す。同馬は先週の根岸Sに出走したものの、13着に大敗。今後のことを関係者が協議した結果、引退が決まった。通算成績は19戦7勝(うち地方8戦2勝)。獲得賞金は4億847万2000円(うち地方2億1050万円)。重賞勝ちは08年ジャパンダートダービー、09年フェブラリーS、東京大賞典のGI3勝だった。

 藤原英昭調教師は「初めは競走馬になれるかわからないほどの(脚もとの)状態で、たくさん勉強をさせてもらいました。GIを3勝もしてくれて感謝しています。印象深いのは日本ダービー。(18着に)負けてしまったけど、その後よく立ち直ってくれました。今後は東京競馬場で誘導馬になります」と活躍した愛馬を労った。なお、GI馬では06年NHKマイルCを勝ったロジック(京都競馬場)が誘導馬になった例がある。

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サクセスブロッケンの関連コラム

閲覧 2,075ビュー コメント 2 ナイス 15

 ゴールデンウィークに3日間連続で行われる、ダートグレード第2弾は、JpnⅠ・かしわ記念。このレースは、上半期の大一番・帝王賞のステップレースですが、さすがJpnⅠだけあって、G1ウイナーが多く参戦します。また、距離1600mの条件設定ということもあり、JRAから参戦してくる大半は、前走でフェブラリーSに出走していた馬。度々、休養明けの実績馬が出走してくることもありますが、スタミナが必要とされるダート戦らしく、それらは苦戦の傾向です。

 実際に過去10年の連対馬20頭全てが、同年のフェブラリーS以降のレースに出走していた馬でした。休養明けで挑んだ2013年のローマンレジェンドは、1番人気に支持されながらも3着が精一杯。また、勝ち馬10頭中、9頭は過去1年以内にG1勝ちの実績があり、その他の1頭は、当時4歳だった2013年ホッコータルマエのみ。遡れば2009年の覇者エスポワールシチーも、当時4歳でした。

 つまり、このレースで勝ち負けできる馬を狙うのであれば、休養明けではないことと、過去1年以内にG1勝ちの実績があることが条件。4歳馬ならば、G1勝ちの実績がなくてもオーケーですが、勢いがあることが必須条件。ホッコータルマエエスポワールシチーも前走でダートグレードを優勝していることと、2番人気以内という共通項がありました。前記の条件に該当する4歳馬ならば、狙ってみるのも悪くないでしょう。

 また、このレースは昨年、フェブラリーSの1着馬インティと2着馬ゴールドドリームがワン、ツーを決めたように、同年のフェブラリーSの上位馬が有力。しかし、一昨年のこのレースで同年のフェブラリーSの覇者ノンコノユメが4着に敗れたように、やみくもには狙えません。

 フェブラリーSの着順よりも、レースの運び方が重要で、4コーナー5番手以内でレースをした馬の活躍が目立ちます。その成績は、過去10年で【4・3・0・3】。1着の該当馬は、2010年・2012年のエスポワールシチー、2014年・2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は、2013年のエスポワールシチー、2017年のインカンテ―ション、2020年のインティです。

 逆に通用しなかったのは、2014年のサクセスブロッケン(4着)と2016年と2019年のモーニン(8着、7着)のみ。2014年のサクセスブロッケン、2019年のモーニンは過去1年以内にG1勝ちのなかった馬。一方、2016年のモーニンは前走のフェブラリーSを優勝していましたが、それがこの馬にとっての初重賞制覇でした。死力を尽くして、このレースではおつりがなかったのでしょう。このパターンは、かしわ記念に限らず、ままあることです。

 まとめると過去1年以内にG1勝ちの実績があり、前走のフェブラリーSがG1初制覇ではないこと、さらに前走のフェブラリーSで4コーナー5番手以内で競馬をした馬は、信頼できます。また、前記の2009年のエスポワールシチーは、4歳馬でG1に出走したことはありませんが、フェブラリーSでは逃げていました。しかし、過去1年以内にダートグレードで連対した実績はあったので、成長期の4歳馬であればG1勝ちの実績がなくても、本命馬として狙えるでしょう。

 ちなみにフェブラリーSで逃げ、先行した馬がこのレースでよく好走するのは、芝スタートコースのフェブラリーSが前がきついペースになることが多いのに対して、かしわ記念はダートスタートで出走馬の半数以上が地方馬のため、それほど前半ペースが上がらず、前が楽にレースを運べるからです。

 最後にこのレースでの穴馬はというと、2010年の2着馬フリーオーソ(5番人気)や2016年の2着馬ソルテ(5番人気)のように、前走で3コーナー先頭だった馬です。フリーオーソはダイオライト記念で逃げバテ5着からの巻き返し。同馬は過去1年以内にG1で連対実績がありました。

 また、ソルテは7連勝で、前走では南関東の重賞・フジノウェーブ記念を早め先頭から押し切って勝利していました。フリーオソのように過去1年以内にG1で連対実績があるか、前走で地元の重賞を勝利していた前走3コーナー先頭馬は、積極的にヒモ穴に加えましょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSで4コーナー5番手以内の競馬をしていた馬で、フェブラリーSが初G1制覇ではない馬。
 (過去1年以内にG1勝ちの実績があるか、4歳馬ならダートグレードで連対実績があることが条件)

 ●穴馬候補
 ・前走のダートグレードで3コーナー先頭のレースをして凡退した馬。
  (過去1年以内にG1連対実績のあることが条件)
 ・地元の重賞を前走3コーナー先頭から押し切って勝利した馬。

山崎エリカさんのダートグレード競走最新予想はこちらからご覧いただけます!!


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2010年2月18日(木) 21:36 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第3話フェブラリーS(謎解き編)~
閲覧 776ビュー コメント 0 ナイス 0

第3話「フェブラリーS」です。

まずは近年のラップを見てみましょう。

05年 34.2-23.6-36.9 =1.34.7 ▼1△4△4 平坦戦 不良
06年 33.9-23.5-37.5 =1.349 △8▼6±0 瞬発戦
07年 34.6-24.3-35.9 =1.34.8 ▼3▼5△9 瞬発戦 不良
08年 34.8-24.3-36.2 =1.35.3 ±0▼7△4 瞬発戦
09年 35.1-23.7-35.8 =1.34.6 ▼5△8△3 瞬発戦 稍重

レースの流れは結構ばらつきがありますが「瞬発戦になりやすい」ということは言えそうです。
過去9年を見ても、瞬発戦6回、平坦戦2回、消耗戦1回となっています。

過去9年のうち7回は上がりが1位か2位の馬が勝利しています。
やはり府中の直線は長く「この区間でどれだけの脚が使えるか」というのがポイントになるでしょう。
上がりが3位以下の馬で勝利したのは平坦戦の2レース(01年ノボトゥルー、05年メイショウボーラー)となっています。
展開次第では上がりは問われない可能性もあります。

瞬発戦になりやすいのだから瞬発力が重要とはいえますが瞬発力だけでは通用せずスピードとスタミナに裏付けられた瞬発力が必要となります。
毎年1分35秒前後の時計で決着しているのでそのスピードに対応することがまず必要。
そしてそのスピードを維持しつつラストの直線でギアをもう1段上げないいけない訳でそこまでで体力が尽きてしまっても駄目ということです。
「速い流れをキープしつつラストの直線で上がりの脚が使えること」
これがフェブラリーSの謎を解く鍵だと思われます。

その判断基準はダート1600m以下とダート1800~2000mの両方の実績(主に重賞)がある馬ということになるでしょう。
過去の勝ち馬を見てみると

サクセスブロッケン
短距離実績 ヒヤシンスS(3歳OP戦)
中距離実績 JDD(3歳GⅠ)

ヴァーミリアン
短距離実績 なし
中距離実績 JCD(古馬GⅠ)レコード

サンライズバッカス
短距離実績 武蔵野S(古馬GⅢ)
中距離実績 平安S(古馬GⅢ)

カネヒキリ
短距離実績 ユニコーンS(3歳GⅢ)、武蔵野S(古馬GⅢ)
中距離実績 JCD(古馬GⅠ)レコード

メイショウボーラー
短距離実績 根岸S(古馬GⅢ) 逃げて上がり最速のぶっちぎり
中距離実績 なし(参考 皐月賞3着)

アドマイヤドン
短距離実績 南部杯(古馬GⅠ)
中距離実績 JBC(古馬GⅠ)、JCD(古馬GⅠ)

ヴァーミリアンは短距離実績が全くなかったのでスピード的に不安でした。
個人的にはこの年の走破時計が35秒台になったことが大きかったのではないかと思っています。
ドバイに2度遠征していますがどちらも惨敗しています。
ドバイは2000mでも2分前後で決着している超ハイスピードレースです。
あれだけ強かったヴァーミリアンが惨敗したのは「スピード不足」が原因ではないでしょうか。
(ちなみに時計が遅いからレベルが低いということではなく求められた適性がスピード寄りではなく瞬発寄りだったということです。ヴァーミリアンは瞬発力に長けたダート馬ですから)

メイショウボーラーは芝では中距離実績はありましたがダートでは経験なし。
当然スタミナは不安でありましたが根岸Sを1.1秒の大差で圧勝するほどのスピードの持ち主。
自らが逃げてフェブラリーSをスピードレース化してしまったということ。

というように両方あればベストですがどちらか片方でも能力が突出していたり展開次第ではあるということになります。

【まとめ】
以上の見解から鍵を持っていそうな馬は
エスポワールシチーサクセスブロッケンスーニダイショウジェットワイルドワンダー
この5頭だと思われます。
次点ではオーロマイスターテスタマッタというところです。


次に芝組を考えてみます。
本当に正直な意見を言わさせて頂くと、この馬達は出走しなかったと仮定してもいいかなと思います。
もし来たら仕方ないでOKということです。
でもGⅠしか買わないという方もいるでしょうから私なりの見解を少し書きます。

私は馬体とか走法とかは一切見ないのでダートに適応できるかどうかは分かりません。
一番気になる点は「砂を被ること」です。
これを嫌がって能力が出せない馬も当然いても不思議ではありません。
馬体や走法などでダート適性があってもこればっかりはやってみないと分かりません。
唯一この条件を考えないでいい馬は「逃げ馬」か「ポツン追い込み馬」です。
芝組の中で逃げ馬といえばローレルゲレイロリーチザクラウン
おそらくどちらかがこのレース逃げるでしょう。
ローレルゲレイロは芝の1600mまでしか実績がないのでスタミナ的に不安。
ひょっとしたらと思わせるのはリーチザクラウンの方。
泥んこダービーで折り合って2着に粘れたということからスタミナは十分。
ダート戦でのスピードがあるかどうかというのがポイントになるでしょう。

今年のフェブラリーSはエスポワールシチーで鉄板と思っていますが、もしかしたらと思えるのはリーチザクラウンか。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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サクセスブロッケンの口コミ


口コミ一覧
閲覧 169ビュー コメント 0 ナイス 2

日本ダート界を引っ張ってきたサクセスブロッケンが引退するみたいです(>_

 河内一秀 2010年6月29日(火) 00:17
帝王賞(JpnI)予想
閲覧 255ビュー コメント 3 ナイス 0

◎スマートファルコン
○ヴァーミリアン
▲アドマイヤスバル
△フリオーソ
×サクセスブロッケン
?カネヒキリ

3連単
◎○→◎○→▲△×(6点)

◎スマートファルコン

空き巣狙いで楽なレースばかりに出走しているので指数が安定しないが、近走における指数の上限はこの馬が一番高い。1400mから一気の距離の延長になるが、かかるタイプでもなく、好位から瞬発力を活かす競馬ができれば大崩はない。

○ヴァーミリアン

休み明けを苦にするどころか、逆に高い指数を記録するケースが多い。過去の休み明け程度の指数を記録できれば、スマートファルコンとの一騎打ちになる。ただ、過去にも指摘したように持続力に衰えが見られるので、しっかり脚をためる競馬を心がけて欲しい。

▲アドマイヤスバル

超一流どころとは力の差を感じるが、常に自分の力は出し切っている。適性的にも、本来はこの位の距離で瞬発力を活かす競馬が合っている。

△フリオーソ

前走は、エスポワールシチーに最後まで食い下がる大健闘であったが、エスポワールシチーに楽をさせてもらった面も見逃せない。今回は、絶対的な馬がいないので展開的には厳しいレースになることが予想される。

×サクセスブロッケン

同じコースの東京大賞典を勝ってはいるが、指数的にはかなり低レベルで、ヴァーミリアンの凡走に救われた感が強い。前走も特に無理をしたわけでもないの、アドマイヤスバルと同タイムでの入線。強調できる要素が見当たらない。

?カネヒキリ

能力的には文句なしにこの馬だが、この年齢で1年以上の休養明けとなると、そこそこ人気になるであろうことを考慮すると、コストパフォーマンスが悪すぎる。

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 河内一秀 2010年5月5日(水) 01:34
かしわ記念(JpnI)予想
閲覧 263ビュー コメント 11 ナイス 0

◎エスポワールシチー
○アドマイヤスバル
▲マコトスパルビエロ
△サクセスブロッケン

エスポワールシチーは能力的に一枚も二枚も抜けているし、この馬が負けるケースを考え出すと切りがなくなるので、本命決めうち。

アドマイヤスバルは、ジャパンカップダートで着拾いの競馬で流れ込んだだけとはいえ、サクセスブロッケンと同タイムで走っているのだから、流れ次第では逆転の可能性が十分にある。ただ、相手なりの所があるので積極的な競馬を期待したい。

マコトスパルビエロのジャパンカップダートは、出遅れて向こう正面で捲った瞬間にエスポワールシチーにペースアップされてしまうという非常に厳しい競馬だった。それでも、サクセスブロッケンからは0.4秒しか離されていないのだから、うまく立ち回れば2着争いには加われる。

サクセスブロッケンは指数的には2番手グループの一角という評価。しかも、人気的にエスポワールシチーを負かしに行かざるを得ない立場なので、フェブラリーステークスやジャパンカップダートのように終いで垂れる可能性があるし、そこに誰が割ってはいるのかが馬券戦略の焦点。

エスポワールシチーの独壇場になるという前提で考えると、2着以降は上がりのかかる競馬になる可能性が高いので、距離適性がマイルより長めのアドマイヤスバル・マコトスパルビエロを中心に馬券を組み立てたい。

3連単
フォーメーション
◎→○▲→○▲△(4点)

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  玄徳   フォロワー:4人 2009年2月24日(火) 02:49:40
ダートでは4歳馬ナンバー1・人気落ちて買い材料ばかり。

予定通りの1着世代交代・これからはこの馬の天下統一。

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2011年1月30日根岸ステークス G313着
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2011年1月30日 根岸ステークス G3 13着
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