重賞2勝のダンスインザモア引退2012年1月12日(木) 05:00
05年GIIスプリングS、10年GIII福島記念の重賞2勝をあげたダンスインザモア(美浦・相沢、牡10、父ダンスインザダーク)が11日付で競走馬登録を抹消した。JRA通算45戦5勝で、獲得賞金は2億813万9000円。今年のGIII中山金杯(14着)が最後のレースとなった。今後は福島競馬場で乗馬になる予定。 |
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◆巻き返しに期待 (13)エクスペディション
重賞2戦目となる(13)エクスペディションは、4日に中山競馬場に移動。実質的な最終追い切りは31日に消化しており、年明けは微調整にとどめた。重賞初挑戦となった前走は、勝負どころで反応の鈍さを見せたが直線でしっかり伸びて4着。3カ月半ぶりだったことも影響したようだ。「輸送は何度も経験している馬だし、心配していない。オープンで一度使った経験が生きれば」と古川調教助手は巻き返しに期待していた。
◆兄弟制覇狙う (5)アドマイヤコスモス
中央再転入後5連勝の(5)アドマイヤコスモスは、福島記念に続いて重賞制覇を狙う。「予定通りにきています。追い切りの動きは前走よりもよかった」と橋田調教師は満足顔。中山は初めてだが「輸送は気にしないし、小回りコースも器用な馬だから大丈夫」とトレーナー。半兄アドマイヤフジは08、09年の覇者。兄弟制覇を狙う。
◆精神面大きく成長 (12)フェデラリスト
上がり馬(12)フェデラリストは、北の角馬場で最終調整。時間は20分ほどだったが、落ち着いており気配は目立っていた。「精神面での成長が大きいですね。ヤンチャを全くしなくなったので、無駄にエネルギーをロスすることがなく、レースに集中できています」と中野渡調教助手は愛馬の成長に目を細める。
◆B着で重賞初Vだ (11)ダイワファルコン
重賞初制覇を目指す(11)ダイワファルコンは、北の角馬場で軽めながらも時間をかけてじっくりと調整。「追い切りの翌日なので、歩様等を確認しつつ軽めに乗りました。今後を考えて、いろいろ試してみたいことがあるので、今回はブリンカーを着用してみます」と秘策をにおわせる上原調教師。ムードは高まっている。
◆前走の勢いで (6)コスモファントム
昨年の覇者(6)コスモファントムは久々の前走、中日新聞杯を快勝と勢いに乗って臨む。「前走よりメンバーは強くなるけど、冬場は具合がいいからね。状態は前走以上だし、ハンデ(57・5キロ)がどうかだが、こなしてくれると思う」と宮調教師は期待している。
◆10歳衰え知らず (1)ダンスインザモア
明けて10歳になった(1)ダンスインザモアだが、年齢的な衰えは感じられず連日好気合を見せている。「追い切りの翌日ですし、攻め動く馬で予定よりも速い時計が出たので、オーバーワークを避ける意味でけさは厩舎周りの運動にとどめました」と相沢調教師。「あくまでも展開次第の脚質ですが、はまればまとめて負かすだけの力はありますよ」とトレーナーは末脚に期待を寄せていた。
◆若々しい馬体 (14)アクシオン
一昨年の覇者(14)アクシオンは明けて9歳になったが、張りのある馬体は若々しく元気いっぱいだ。「追い切りの翌日なので、きょうは北馬場でハッキング。状態は変わりなく順調にきていますよ」と二ノ宮調教師は予定通りの調整に満足げな表情を浮かべていた。 |
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