ディープインパクト(競走馬)

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ディープインパクト
ディープインパクト
写真一覧
抹消  鹿毛 2002年3月25日生
調教師池江泰郎(栗東)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績14戦[12-1-0-1]
総賞金145,455万円
収得賞金47,175万円
英字表記Deep Impact
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア
血統 ][ 産駒 ]
Alzao
Burghclere
兄弟 ブラックタイドトーセンソレイユ
市場価格7,350万円(2002セレクトセール)
前走 2006/12/24 有馬記念 G1
次走予定

ディープインパクトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
06/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 14341.211** 牡4 57.0 武豊池江泰郎 438
(+2)
2.31.9 -0.533.8⑫⑫⑪⑩ポップロック
06/11/26 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 11661.311** 牡4 57.0 武豊池江泰郎 436
(--)
2.25.1 -0.333.5⑪⑪⑪⑦ドリームパスポート
06/10/01 フラ 7 凱旋門賞 G1 芝2400 8--------** 牡4 59.5 武豊池江泰郎 ---- ------RAIL LINK
06/06/25 京都 11 宝塚記念 G1 芝2200 13681.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 442
(+4)
2.13.0 -0.734.9⑫⑫⑨⑦ナリタセンチュリー
06/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 17471.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 438
(-4)
3.13.4 -0.633.5⑭⑭④リンカーン
06/03/19 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 9221.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 442
(+2)
3.08.8 -0.636.8⑥⑥④トウカイトリック
05/12/25 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 16361.312** 牡3 55.0 武豊池江泰郎 440
(-4)
2.32.0 0.134.6⑪⑩⑧⑥ハーツクライ
05/10/23 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 16471.011** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 444
(-4)
3.04.6 -0.333.3⑦⑦⑦⑦アドマイヤジャパン
05/09/25 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 13691.111** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 448
(0)
1.58.4 -0.434.1⑫⑫⑪⑤シックスセンス
05/05/29 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18351.111** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 448
(+4)
2.23.3 -0.833.4⑮⑬⑫⑩インティライミ
05/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 187141.311** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 444
(-2)
1.59.2 -0.434.0⑮⑯⑨⑨シックスセンス
05/03/06 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 108101.211** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 446
(-4)
2.02.2 -0.034.1⑧⑦⑦アドマイヤジャパン
05/01/22 京都 10 若駒S OP 芝2000 7441.111** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 450
(-2)
2.00.8 -0.933.6⑦⑦⑥⑥ケイアイヘネシー
04/12/19 阪神 5 2歳新馬 芝2000 9441.111** 牡2 55.0 武豊池江泰郎 452
(--)
2.03.8 -0.733.1④⑤コンゴウリキシオー

ディープインパクトの関連ニュース


2018年キンショーユキヒメ、2019年デンコウアンジュメイショウサムソン産駒が別馬で2連覇していることが最たる例といえるが、福島牝馬ステークスはSadler's Wellsを筆頭に欧州血脈の底力が活きやすい傾向にある。なお、2022年の勝ち馬アナザーリリックは父リオンディーズ、2023年の勝ち馬ステラリアは母の父Motivatorを介してSadler's Wellsの血を引いていた。

一方、苦戦傾向にあったのがディープインパクト直仔で、延べ18頭(1~2番人気は5頭)が出走して「0-4-3-11」(2021年の新潟開催含む)と勝利をつかめなかった。しかし、2023年には後継種牡馬であるキズナの産駒が勝利。前述のとおり、ステラリア(父キズナ)は母の父がMotivatorであることに留意したいが、今後ディープインパクトも孫世代からは勝ち負けとなる馬が続出するかもしれない。

トーセンローリエは、父サトノクラウン×母トーセンナチュラル(母の父メイショウサムソン)。母の父に配されたメイショウサムソンは種牡馬として存在感を放つ血脈であり、「母の父Sadler's Wells系」の観点からも昨年の勝ち馬ステラリアを引き合いに出しやすい。近親には福島で施行された01年新潟大賞典で3着のクラフトマンシップ。本馬自身、中山でアネモネSを勝ち、札幌のクイーンSで6着と器用さがあるので、初の福島も合いそう。

タガノパッションは、父キングカメハメハ×母アドマイヤシルク(母の父シンボリクリスエス)。同産駒からは11年3着ソウルフルヴォイス、14年1着ケイアイエレガントが出ているが、後者とは母系でSeattle SlewやRobertoの血を引く血統構成にも共通点を見いだせる。また、本馬は近親レクレドールが05年3着、06年5着と福島牝馬Sで上位を賑わせていた。直近2走は重賞で勝ち馬から0秒1、0秒3差。展開次第ではアタマまである。

ウインピクシスは、父ゴールドシップ×母コスモアクセス(母の父ロージズインメイ)。ステイゴールド直系は勝ち馬こそ出ていないが、09年2着アルコセニョーラが11番人気、20年2着リープフラウミルヒが13番人気と人気薄で激走。また、直近2年は父と「父×母の父」が共通するオルフェーヴルの産駒(クリノプレミアム)が22年2着、23年3着。本馬自身、昨年は3番人気に推されたほどで、当該コースで2勝の実績からも見限れない。

【血統予想からの注目馬】
トーセンローリエ ⑪タガノパッション ⑧ウインピクシス

【福島牝馬S】レース展望 2024年4月15日(月) 14:11

春の福島開催は最終週を迎え、土曜メインに福島牝馬ステークス(20日、GⅢ、芝1800メートル)が行われる。1着馬にヴィクトリアマイル(5月12日、東京、GⅠ、芝1600メートル)の優先出走権が与えられる重要前哨戦だ。

シンリョクカ(美浦・竹内正洋厩舎、4歳)は一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズリバティアイランドの0秒4差2着と健闘。その後、やや苦戦が続いたが、前走の中山牝馬Sでは0秒1差3着と改めて力をアピールした。経験を重ねて、前走では好位3番手から好走と脚質に幅も出ており、初参戦となる福島でタイトル奪取を狙う。

フィールシンパシー(美浦・小島茂之厩舎、5歳)は昨秋にオープン入りし、ターコイズS2着、中山牝馬S4着と牝馬限定重賞で上位をにぎわしている。ペース次第ではハナに立てる機動力を持ち合わせており、小回りの舞台で台頭の余地は十分だ。

グランベルナデット(美浦・大竹正博厩舎、4歳)は前走の初富士Sを完勝し、オープン入り。3歳春にはリステッド戦の忘れな草Sを2番手から押し切っており、潜在能力は互角だ。

ライトクオンタム(栗東・武幸四郎厩舎、4歳)はディープインパクト産駒の最終世代の一頭で、3歳時にはデビュー2戦目でシンザン記念を制覇。その後は案外だったが、前走の小倉日経オープンでは0秒1差3着と復調気配を見せている。

同じディープインパクト産駒のラリュエル(栗東・矢作芳人厩舎、5歳)は国内外で重賞を3勝したステイフーリッシュ(父ステイゴールド)の半妹。前走でオープン入りしたばかりだが、成長力は秘めている。

コスタボニータ(栗東・杉山佳明厩舎、5歳)は近3走、続けて掲示板を確保と堅実さが武器。中山牝馬Sでは0秒3差5着だったが、定量戦に替わるのは有利だ。

タガノパッション(栗東・武幸四郎厩舎、6歳)は2走前の愛知杯で2着。0秒3差6着に敗れた中山牝馬Sでも出走馬中で最速の上がり(3ハロン35秒5)をマークしており、展開次第でチャンスはある。

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【皐月賞2024】血統アナリシス ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライの3大血脈に注目 2024年4月13日() 12:00

新種牡馬や産駒初出走の種牡馬が勝ち負けとなるケースも多く、一概に種牡馬傾向を語ることのできない難解な一戦。近年の結果に重きを置けば、2022年2着イクイノックス、2023年1着ソールオリエンスと初年度産駒から2年連続で連対馬を出しているキタサンブラック、母の父として2021年2着タイトルホルダー、2023年1着ソールオリエンスを出したMotivatorが注目に値する血脈といえるだろう。

ほか、ディープインパクトキングカメハメハハーツクライも上位入線馬の多くが保持する血脈であり、2021年を例に挙げれば1着エフフォーリアハーツクライ、2着タイトルホルダーキングカメハメハ、3着ステラヴェローチェディープインパクトといった具合に、うまく住み分けられていることも興味深い。

ミスタージーティーは、父ドゥラメンテ×母リッスン(母の父Sadler's Wells)。同産駒かつ母の父がSadler's Wells系種牡馬となる配合は、21年2着タイトルホルダーを想起させる組み合わせ。まだ産駒出走数こそ少ないものの、父自身が15年皐月賞の勝ち馬であることからも動向を注視したい血筋だろう。甥のキングズレインは同じ中山芝2000mのG1ホープフルSで3着。本馬も同レースで5着の実績があり、さらに上の着順が期待される。

ジャスティンミラノは、父キズナ×母マーゴットディド(母の父Exceed And Excel)。意外にもまだ後継種牡馬の産駒からは好走例がないものの、父系祖父ディープインパクトは05年の勝ち馬であり、16年ディーマジェスティ、17年アルアイン、20年コントレイルと3頭の勝ち馬を出してきた。同種牡馬の血を引く馬、ひいては全兄ブラックタイドの直系が活躍していることからも時間の問題で、この系統は共同通信杯からの臨戦も強調しやすい。

サンライズアースは、父レイデオロ×母シャンドランジュ(母の父マンハッタンカフェ)。好相性を示すキングカメハメハの直系で、父は近親にディープインパクトがいる期待の新種牡馬。一方、同じ母の父となる馬も昨年2着のタスティエーラが出るなど勢いがある。本馬は活躍馬の枚挙にいとまがないBalladeを牝祖とする一族でもあり、皐月賞でも11年ダノンバラードが3着となった実績を持つ。血統背景を鑑みても真打ち登場となりそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ミスタージーティー ⑬ジャスティンミラノ ⑮サンライズアース

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【皐月賞2024】伊吹雅也のピックアップ競馬データ~特選重賞データ分析編 2024年4月7日() 16:30





<次週の特選重賞>

G1 皐月賞 2024年04月14日(日) 中山芝2000m内


<ピックアップデータ>

【血統別成績(2020年以降)】
×父がディープインパクト系種牡馬 [1-0-0-18](3着内率5.3%)
×父がキングカメハメハ系種牡馬 [0-1-0-10](3着内率9.1%)
○父がキングカメハメハ系・ディープインパクト系以外の種牡馬 [3-3-4-30](3着内率25.0%)

血統が明暗を分けそう。近年はキングカメハメハ系種牡馬やディープインパクト系種牡馬の産駒が期待を裏切りがちです。どちらも現在の日本競馬界においては主流中の主流と言える父系なので、しっかりチェックしておくべきだと思います。

主な「○」該当馬→シンエンペラービザンチンドリームメイショウタバル
主な「×」該当馬→コスモキュランダジャスティンミラノミスタージーティー


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“東京・中山の、重賞のレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が2番手以下”となった経験がある」馬は2020年以降[4-4-4-16](3着内率42.9%)
主な該当馬→コスモキュランダジャスティンミラノシンエンペラー

○「前走の着順が1着、かつ前走の2位入線馬とのタイム差が0.2秒以上」だった馬は2020年以降[3-4-2-11](3着内率45.0%)
主な該当馬→コスモキュランダジャスティンミラノメイショウタバル

【向かい風データ】

×「“東京・中山の、重賞のレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が2番手以下”となった経験がない」馬は2020年以降[0-0-0-42](3着内率0.0%)
主な該当馬→ビザンチンドリームミスタージーティーメイショウタバル

×「前走の着順が2着以下・前走の2位入線馬とのタイム差が0.1秒以下、かつ朝日杯フューチュリティステークスにおいて9着以内となった経験がない」馬は2020年以降[0-0-0-45](3着内率0.0%)
主な該当馬→シンエンペラービザンチンドリームミスタージーティー


<注目馬チェック>

コスモキュランダ
追い風データの「“東京・中山の、重賞のレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が2番手以下”となった経験がある」「前走の着順が1着、かつ前走の2位入線馬とのタイム差が0.2秒以上」に該当。ただし、ピックアップデータの項で挙げた傾向からは強調できません。ちなみに、出走数が5戦以上の馬も2020年以降[0-0-0-21](3着内率0.0%)と苦戦していました。

ビザンチンドリーム
向かい風データの「“東京・中山の、重賞のレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が2番手以下”となった経験がない」「前走の着順が2着以下・前走の2位入線馬とのタイム差が0.1秒以下、かつ朝日杯フューチュリティステークスにおいて9着以内となった経験がない」に該当。朝日杯フューチュリティステークスの上位馬でない限り、前走を勝ち切れなかった馬、前走で2位入線馬に大きな差をつけることができなかった馬は、割り引きが必要です。まだ底を見せていない馬ですが、今回は過信禁物と見るべきでしょう。

メイショウタバル
追い風データの「前走の着順が1着、かつ前走の2位入線馬とのタイム差が0.2秒以上」に該当している一方で、向かい風データの「“東京・中山の、重賞のレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が2番手以下”となった経験がない」にも該当。関東圏の重賞にこれといった実績のない馬は疑ってかかるべきだと思います。前走が好内容だったとはいえ、扱いに注意した方が良いかもしれません。

※「該当馬」「注目馬」は前週時点の情報に基づいて選出しており、特別登録や出馬投票を行わない可能性があります。

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【阪神牝馬S2024】血統アナリシス 存在感を放つディープインパクト、重厚な欧州血脈内包馬の激走に要注意 2024年4月5日(金) 12:00


施行距離が芝1400mから芝1600mへと延伸された2016年以降、ディープインパクト産駒が【5.3.3.15】と他の追随を許さぬ成績を残している。同産駒は2016~2021年の6年間で5勝、勝利できなかった2018年においても、勝ち馬とタイム差なし、アタマ差2着で11番人気のレッドアヴァンセが入線していた。なお、2021年3着ドナウデルタ、2022年2着アンドヴァラナウトなど、近年は母の父としてディープインパクトの名前を見かける機会が増えつつある。

ほか、重厚な欧州血脈を母系に抱える馬が波乱を演出しており、2018年2着レッドアヴァンセ(11番人気)はダンシングブレーヴ、2019年2着アマルフィコースト(12番人気)、2020年3着ディメンシオン(11番人気)、2022年1着メイショウミモザ(9番人気)の3頭はSadler's Wellsの血を引く。単勝68.7倍という人気薄ながら勝利をつかんだメイショウミモザにおいては、2代母パパゴがダンシングブレーヴの従妹にあたる続柄でもあった。

マスクトディーヴァは、父ルーラーシップ×母マスクオフ(母の父ディープインパクト)。「父キングカメハメハ系×母の父ディープインパクト」の組み合わせは、21年3着ドナウデルタ、22年2着アンドヴァラナウトが出ており、後者においてはルーラーシップの姪にあたる続柄でもある。本馬においては2代母の父ホワイトマズルを介してダンシングブレーヴの血を引くことも強調しやすく、上位人気に違わずぞんざいには扱えない存在だろう。

モリアーナは、父エピファネイア×母ガルデルスリール(母の父ダイワメジャー)。18年1着ミスパンテールの父系と母系を入れ替えたような配合となるが、同馬を勝利に導いた横山典弘騎手が鞍上というのも興味深いところ。なお、父系祖父シンボリクリスエスは、母の父として21年2着マジックキャッスル、23年2着サブライムアンセムなども出す。また、本馬は異彩を放ったディープインパクトと同牝系という血統背景にも注目したい存在だ。

【血統予想からの注目馬】
マスクトディーヴァ ⑥モリアーナ

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【桜花賞2024ほか】伊吹雅也のピックアップ競馬データ~週末メイン「1点」分析EXTRA編 2024年4月3日(水) 17:00





▼2024年04月06日(土) 阪神10R 大阪-ハンブルクカップ
【血統別成績(2021年以降)】
●父か母の父がディープインパクト系種牡馬 [1-2-3-5](3着内率54.5%)
●父も母の父もディープインパクト系以外の種牡馬 [2-1-0-23](3着内率11.5%)
→阪神芝2600m外で施行されるようになった2021年以降は、父か母の父にディープインパクト系種牡馬を持つ馬が優勢。なお、父も母の父もディープインパクト系以外の種牡馬、かつ“前年以降の、JRAの、2500m未満の、G1・G2のレース”において4着以内となった経験がない馬は2021年以降[0-1-0-22](3着内率4.3%)です。


▼2024年04月06日(土) 福島11R 吾妻小富士S
【“同年の、JRAの、オープンクラスのレース”において6着以内となった経験の有無別成績(2021年以降)】
●あり [2-3-4-11](3着内率45.0%)
●なし [2-1-0-37](3着内率7.5%)
→年明けの重賞やオープン特別で善戦してきた馬は堅実。一方“同年の、JRAの、オープンクラスのレース”において6着以内となった経験がない、かつ“前年以降の、JRAの、1800m未満の、重賞のレース”において7着以内となった経験がない馬は2020年以降[0-1-0-37](3着内率2.6%)でした。


▼2024年04月06日(土) 阪神11R サンケイスポーツ杯 阪神牝馬S
【枠番別成績(2021年以降)】
●1~4枠 [1-3-3-5](3着内率58.3%)
●5~8枠 [2-0-0-21](3着内率8.7%)
→近年は内枠有利。外寄りの枠に入った馬は過信禁物と見るべきでしょう。


▼2024年04月06日(土) 中山11R ニュージーランドT
【“前年10月以降の、JRAの、オープンクラスのレース”において3着以内となった経験がなかった馬の、枠番別成績(2016年以降)】
●1~3枠 [3-0-5-24](3着内率25.0%)
●4~8枠 [1-1-0-48](3着内率4.0%)
→こちらも基本的に内枠有利なレース。2023年10月以降の重賞やオープン特別で馬券に絡んだ馬でない限り、1~3枠を引けなかった馬は強調できません。


▼2024年04月07日(日) 阪神09R 忘れな草賞
【前走の馬体重別成績(2019年以降)】
●430kg未満 [0-0-0-11](3着内率0.0%)
●430kg以上 [5-5-5-22](3着内率40.5%)
→馬格が明暗を分けそう。極端に小柄な馬は疑ってかかるべきだと思います。


▼2024年04月07日(日) 福島11R モルガナイトS
【前走の馬体重別成績(2023年)】
●490kg未満 [1-1-1-6](3着内率33.3%)
●490kg以上 [0-0-0-7](3着内率0.0%)
→初めて施行された2023年のモルガナイトSは、比較的小柄な馬が上位を占める結果に。今年も同様の決着を警戒しておきたいところです。


▼2024年04月07日(日) 中山11R 京葉S
【“前年以降の、今回と同じコースのレース”において6着以内となった経験の有無別成績(2018年以降)】
●あり [4-6-5-28](3着内率34.9%)
●なし [2-0-1-45](3着内率6.3%)
→コース適性がポイント。前年以降に中山ダ1200mのレースで善戦した実績のない馬は安定感を欠いていました。


▼2024年04月07日(日) 阪神11R 桜花賞
【前走との間隔別成績(2018年以降)】
●中3週以内 [0-0-1-43](3着内率2.3%)
●中4週以上 [6-6-5-46](3着内率27.0%)
→臨戦過程に注目したい一戦。チューリップ賞より後のレースに出走した馬は、評価を下げるべきでしょう。

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ディープインパクトの関連コラム

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 ダービーデイの先週末5月28日をもって「ウマニティPOG 2022」が終了し、各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果を分析していきたいと思います。

 なお、JRAのレースにおいて1億円以上の本賞金を獲得した馬は下記の11頭です。

タスティエーラ(牡 父サトノクラウン/母パルティトゥーラ 堀宣行厩舎) 44700万円
リバティアイランド(牝 父ドゥラメンテ/母ヤンキーローズ 中内田充正厩舎) 37400万円
ソールオリエンス(牡 父キタサンブラック/母スキア 手塚貴久厩舎) 36700万円
シャンパンカラー(牡 父ドゥラメンテ/母メモリアルライフ 田中剛厩舎) 16130万円
ハーパー(牝 父ハーツクライ/母セレスタ 友道康夫厩舎) 12600万円
ファントムシーフ(牡 父ハービンジャー/母ルパン2 西村真幸厩舎) 12400万円
オオバンブルマイ(牡 父ディスクリートキャット/母ピンクガーベラ 吉村圭司厩舎) 11800万円
ベラジオオペラ(牡 父ロードカナロア/母エアルーティーン 上村洋行厩舎) 11670万円
ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) 11650万円
モズメイメイ(牝 父リアルインパクト/母インラグジュアリー 音無秀孝厩舎) 11230万円
ドルチェモア(牡 父ルーラーシップ/母アユサン 須貝尚介厩舎) 11000万円

 複数の産駒が本賞金額1億円のラインを突破した種牡馬は、ドゥラメンテハーツクライのみ。ディープインパクトの直仔がごくわずかな頭数しかいなかったこともあり、混戦模様に拍車がかかりました。ちなみに、ハーツクライは現2歳世代が、ドゥラメンテは現1歳世代がラストクロップ。少なくとも向こう数年は、種牡馬の勢力図がダイナミックに変わり続けていくのではないでしょうか。
 また、本賞金額1位のタスティエーラと2位のリバティアイランドはいずれもノーザンファームの生産馬でしたが、他に1億円を超えたノーザンファーム生産馬はハーパーのみ。一方、社台ファームの生産馬はシャンパンカラーソールオリエンスベラジオオペラモズメイメイと4頭がランクインを果たしています。このような展開を予想できたか否かが、最大のポイントだったのかもしれません。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。2シーズン前の「ウマニティPOG 2020」に続く2度目の制覇となりました。
 たけぼう54さんはオークスデイの5月21日時点で3位につけていたものの、当時のトップだった四白流星タイテエムさんとは3億8134万円差。私はこの状況を確認した時点で「さすがに逆転は難しいかな……」と思っていたのですが、日本ダービータスティエーラが1着、ハーツコンチェルトが3着となり、ラストウィークだけで5億6310万円の上積みに成功しています。日本ダービーは最後の最後までもつれましたし、見守っていたご本人も相当に力が入ったのではないでしょうか(笑)。
 他のワールドと違い、1頭1オーナー制のスペシャルワールドは、他のプレイヤーが先に獲得してしまうともうその馬には入札できません。そんな中、たけぼう54さんはタスティエーラを第2回入札で獲得。第1回入札で完全にスルーされたうえ、第2回入札でも他に入札したプレイヤーは皆無でした。この馬の可能性を見抜いただけでなく、「第2回入札でも獲得できる」と見て第1回入札のラインナップからあえて外したあたりもお見事です。
 ちなみに、ハーツコンチェルトを獲得したのは8月26日に開札された第13回入札。ハーツコンチェルトのデビュー戦は9月18日でしたから、容易に指名できるであろうギリギリのタイミングまでこの馬の近況やウォッチリスト件数などをチェックしていたのでしょう。スペシャルワールドだとなかなか真似しづらいのですが、他のワールドは仮想オーナー数が定期的に開放されるので、同様の作戦が功を奏する確率は比較的高いはず。ぜひ参考にしてみてください。

 G1ワールドを制したのはTomoya_幹也さん。総獲得賞金の13億4091万円は全ワールドを通じてトップの数字でした。
 Tomoya_幹也さんはタスティエーラリバティアイランドの獲得に成功。このうちタスティエーラは第1回入札で指名していて、獲得賞金が1.5倍となる筆頭仮想オーナーになっています。筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきますから、可能な状況であれば積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。
 リバティアイランドの方は第4回入札で一旦競り負けてしまったものの、続く第5回入札でしっかり確保。第4回入札の段階で心が折れていたら、G1競走3勝分の獲得賞金を失っていたかもしれませんね。仮想オーナー数が定期的に開放されるスペシャル以外のワールドは、こうした駆け引きも醍醐味のひとつです。

 G2ワールドを制したのはミルノルさん。ソールオリエンスタスティエーラリバティアイランドの3頭がG1を計5勝しました。ちなみに、タスティエーラを獲得したのはデビュー直前の第26回入札、ソールオリエンスを獲得したのは新馬勝ちから約1か月後の第28回入札。ソールオリエンスと同じ第28回入札では、既にオープン特別勝ちの実績があったファントムシーフの獲得にも成功しています。仮想オーナー馬数の枠をあえて残し、晩秋までじっくり入札に取り組んだのが最大の勝因だったのではないでしょうか。

 G3ワールドはタスティエーラの筆頭仮想オーナーだったマーシー'さんが、オープンワールドはタスティエーラリバティアイランドを指名していた皇帝FFさんが制しました。お二方とも、参加した最初の入札でタスティエーラを獲得していたプレイヤーです。タスティエーラは現3歳世代が初年度産駒だったサトノクラウンの産駒で、種牡馬の実績を重視するプレイヤーにとっては狙いづらかったはず。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなったところでもありますから、冒頭で指摘したように、今後も向こう数年は種牡馬の実績に囚われない指名を心掛けた方が良いのかもしれません。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年5月24日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第1回 POG的データ分析~
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 1年間に渡って争われてきた前シーズン「ウマニティPOG 2022」もいよいよラストウィークに突入。今週末5月28日のダービーデイ終了とともに各ワールドのチャンピオンが確定します。例年と同じく「伊吹雅也のPOG分析室」第2回で最終結果の解説を行う予定です。

 来週からは通算11シーズン目となる「ウマニティPOG 2023」がスタート。既に「カラーパドック」「プロの指名馬リスト」などの公開が始まっていますし、皆さんの指名候補選びも佳境を迎えているところでしょう。

 例年通り、第1回の本稿では、指名候補の絞り込みに役立ちそうなデータをご紹介します。いわゆる「POG本」や2歳新馬の想定と見比べるだけでもさまざまな発見があると思いますので、ぜひご活用ください。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり賞金です。今年も集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ例年の2回中山・1回阪神閉幕週までのレース」のみ、調教師別成績の集計区分は各馬のJRA初出走時における調教師としました。

 まずは種牡馬別成績(表A)をご覧いただきましょう。


 現2歳世代に直仔がいないディープインパクトらを除く、集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった種牡馬に限ると、1頭あたり賞金のトップはデクラレーションオブウォー。現3歳世代の種付けシーズンから国内供用になったばかりですが、タマモブラックタイが2023年のファルコンステークスを勝ったほか、トップナイフが2022年のホープフルステークスで2着に、サトノヴィレが2023年のクロッカスステークスで2着に食い込むなど、上々の滑り出しを見せています。勝ち馬率はやや低かったものの、引き続きマークしておいた方が良いかもしれません。
 勝ち馬率と1頭あたり賞金のバランスを考えると、キズナキタサンブラックハーツクライ・ヘニーヒューズあたりも高く評価して良さそう。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がたくさんいた数年前に比べると、狙うべき種牡馬を絞り込みにくくなった印象です。
 気掛かりなのはロードカナロア。昨年も同様の指摘をした通り、POG期間の序盤~中盤における成績は低迷気味でした。2022年のJRAリーディングサイアーランキング(賞金順)でも2位をキープしていて、今後もそれなりに注目が集まると思いますから、扱いに注意するべきでしょう。

 続いて、生産者別成績(表B)をご覧いただこうと思います。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった生産者に限ると、1頭あたり賞金のトップはノーザンファーム。勝ち馬率も頭ひとつ抜けた存在です。私が毎年言っているように、指名候補選びは「まずノーザンファーム生産馬を徹底的にチェックする」「余裕があれば他のブリーダーにも目を向けてみる」くらいの方針で臨んだ方が良いのかもしれません。
 2番手グループを形成しているブリーダーのうち、出走頭数が比較的多いのは下河辺牧場・ノースヒルズあたり。下河辺牧場生産馬のドルチェモアが2022年の朝日杯フューチュリティステークスを、ノースヒルズ生産馬のエミューが2023年のフラワーカップを制すなど、現3歳世代の該当馬もまずまず健闘していました。余裕があればこちらもマークしておきましょう。

 最後にご覧いただくのは、調教師別成績(表C)です。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった調教師に限ると、1頭あたり賞金のトップは須貝尚介調教師。勝ち馬率の高さを加味すると、木村哲也調教師・友道康夫調教師・中内田充正調教師あたりも同等以上に高く評価して良いのではないかと思います。
 余談ながら、集計対象レースにおける勝利数がもっとも多かったのは矢作芳人調教師(52勝)。勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字はやや地味ですが、これは出走頭数が極端に多いからなので、評価を下げる必要はありません。
 種牡馬での絞り込みが以前より難しくなっている分、新たな勢力図が固まるまでは、これまで以上に調教師を重視した方が良いのかも。池添学調教師・斉藤崇史調教師・武幸四郎調教師・西村真幸調教師といった若手有望株も含め、管理予定馬の動向を注視しておきましょう。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年3月22日(水) 17:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年03月22日号】週末メイン「1点」分析EXTRA編(350)
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週末の注目レースを伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析するウマニティ会員専用コラム。「さらにプラス1!」として挙げている種牡馬別成績も含め、ぜひ予想にご活用下さい。今週のターゲットは、伏竜ステークス・毎日杯日経賞・六甲ステークス・マーチステークス高松宮記念の6レースです。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


▼2023年03月25日(土) 中山10R 伏竜ステークス
【“JRA、かつ1勝クラス以上のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が2位以内”となった経験の有無別成績(2017年以降)】
●あり [6-6-4-20](3着内率44.4%)
●なし [0-0-2-22](3着内率8.3%)
→これまでの戦績を素直に評価したい一戦。まだ1勝クラスのレースを勝ち上がっていない馬は割り引きが必要です。

<<さらにプラス1!>>
【『血統偏差値』要注目種牡馬】
中山ダ1800m×エスポワールシチー×前走6着以内
→3着内率45.5%、複勝回収率264%


▼2023年03月25日(土) 阪神11R 毎日杯
【父がディープインパクト以外の種牡馬、かつ前走のコースがJRAだった馬の、前走の上がり3ハロンタイム順位別成績(2018年以降)】
●1位 [2-1-2-7](3着内率41.7%)
●2位以下 [1-0-0-24](3着内率4.0%)
→父がディープインパクトの馬は2018年以降[2-4-3-5](3着内率64.3%)と堅実。一方、父がディープインパクト以外の種牡馬だったにもかかわらず3着以内となった6頭のうち5頭は、前走で出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークしていました。


▼2023年03月25日(土) 中山11R 日経賞
【“前年以降、かつJRA、かつ3200m未満、かつG1・G2のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2015年以降)】
●あり [8-7-7-29](3着内率43.1%)
●なし [0-1-1-55](3着内率3.5%)
→実績馬が優勢。重賞以外のレースやG3のレースを主戦場としてきた馬は強調できません。

<<さらにプラス1!>>

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2023年2月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年02月26日号】特選重賞データ分析編(347)~2023年弥生賞ディープインパクト記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 報知杯 弥生賞ディープインパクト記念 2023年03月05日(日) 中山芝2000m内


<ピックアップデータ>

【前走の4コーナー通過順別成績(2016年以降)】
×1番手 [0-0-0-10](3着内率0.0%)
○2~7番手 [7-6-7-29](3着内率40.8%)
×8番手以下 [0-1-0-15](3着内率6.3%)
×記録なし [0-0-0-1](3着内率0.0%)

 脚質に注目したい一戦。2016年以降の3着以内馬21頭中20頭は、前走の4コーナー通過順が2~7番手でした。極端な競馬をした直後の馬は強調できません。

主な「○」該当馬→グリューネグリーンタスティエーラワンダイレクト
主な「×」該当馬→ゴッドファーザートップナイフヨリマル


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつ1勝クラス以上のレース”において2着以内となった経験がある」馬は2016年以降[6-6-7-24](3着内率44.2%)
主な該当馬→グリューネグリーントップナイフワンダイレクト

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2022年9月7日(水) 19:23 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第7回ワールド上位者考察
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先週末をもって3回新潟・4回小倉・2回札幌が終了し、今週末からは4回中山・5回中京がスタート。今年もいよいよ秋季競馬のシーズンに突入しました。
 POG戦線もひとまず最初の区切りを迎え、新たなフェイズに入ります。既に7月16日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をブトンドール(プリンセスロックの2020)が、8月28日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)をキタウイング(キタノリツメイの2020)が、9月3日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)をドゥーラ(イシスの2020)が、9月4日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)をロンドンプラン(パッションローズの2020)が制し、同世代のライバルを一歩リード。ただ、今後は1勝クラス以上のレースが増えてきますし、ランキングの動きも活発になってくるはずです。
 今回は、9月4日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されているうえ、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。目標とすべきプレイヤーの指名戦略を参考に、今後へ向けた対策をイメージしてみてください。

 なお、2021年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月4日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】ブトンドール(プリンセスロックの2020) 3800万円
【1位】ロンドンプラン(パッションローズの2020) 3800万円
【3位】キタウイング(キタノリツメイの2020) 3730万円
【3位】ドゥーラ(イシスの2020) 3730万円
【5位】ドゥアイズ(ローズマンブリッジの2020) 2540万円
【6位】ミシシッピテソーロ(ハピネスフォーユーの2020) 2300万円
【6位】モリアーナ(ガルデルスリールの2020) 2300万円
【8位】サツマノオンナ(スペシャルビビーの2020) 2100万円
【9位】ミカッテヨンデイイ(ボルティモアの2020) 1910万円
【10位】クリダーム(ブーケトウショウの2020) 1900万円
【10位】バレリーナ(マニヤラの2020) 1900万円
【12位】ウインオーディン(ピエナビーナスの2020) 1790万円
【13位】コスモイグローク(クールベットの2020) 1600万円
【13位】ジョリダム(マイダイナマイトの2020) 1600万円
【15位】ジョウショーホープ(スターフォーユーの2020) 1570万円
【16位】ミスヨコハマ(ミスエリカの2020) 1510万円
【17位】オマツリオトコ(マツリバヤシの2020) 1480万円
【17位】シーウィザード(メリーウェザーの2020) 1480万円
【17位】シルフィードレーヴ(キモンクイーンの2020) 1480万円
【17位】ダイヤモンドハンズ(メチャコルタの2020) 1480万円

 ちなみに、複数の産駒がランクインしている種牡馬はエピファネイアカレンブラックヒルダノンバラードだけで、いずれも該当馬は2頭ずつ。しかも、2021年JRAリーディングサイアーランキング2位のロードカナロア、同4位のキズナは、まだ現2歳世代の産駒がオープンクラスのレースで上位に食い込めていません。キングカメハメハディープインパクトの直仔が激減したこともあり、今後も2歳リーディングサイアー争いは混戦となりそうです。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、1億1835万円を獲得したバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。函館2歳ステークスで2着となったクリダーム(ブーケトウショウの2020)など、既に6頭の指名馬が勝ち上がりを果たしていました。アイスグリーン(グリューネワルトの2020)、ウメムスビ(ヴィオレッタの2020)、ナイトキャッスル(サダムグランジュテの2020)もオープンクラスのレースで賞金を獲得していますし、おそらく入札の段階で夏場に稼いでくれそうな馬を狙っていらっしゃったのではないでしょうか。
 ご存じの通り、バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは「ウマニティPOG 2021」で総合ランキング1位となったディフェンディングチャンピオン。早期デビュー組だけでなく、来春のクラシック戦線で活躍を期待できそうな良血馬も獲得していますから、しばらくは首位争いを引っ張っていくことになるのではないかと思います。今後の入札で追加指名する予定の方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんのラインナップをチェックしてみてください。

 G1ワールドは1億3207万円を獲得しているsabo34さんがトップ。総合ランキングも1位です。既にキタウイング(キタノリツメイの2020)とロンドンプラン(パッションローズの2020)で重賞を2勝していますが、sabo34さんがこの2頭を獲得したのは初勝利を挙げた後でした。デビュー後のレースぶりを確認してから入札に参加することも可能である点は、「ウマニティPOG」の醍醐味とも言える重要な要素。sabo34さんはまだ仮想オーナー馬数に空きがあるようなので、引き続き入札の動向をマークしておいた方が良いかもしれません。

 G2ワールドは1億0229万円を獲得しているマホッさんがトップ。重賞ウイナーこそいないものの、フミサウンド(アブソルートリーの2020)が8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)で2着に、イコサン(メイショウトモシビの2020)が8月21日のクローバー賞(2歳オープン・札幌芝1500m)で2着に健闘しています。ちなみに、総出資PPは1億4340万PPで、他のランキング上位プレイヤーに比べるとかなり少なめ。注目度の低い素質馬を的確に獲得している、素晴らしい相馬眼の持ち主です。

 G3ワールドは1億2978万円を獲得しているキング王🎯🐴さんがトップ。こちらはドゥーラ(イシスの2020)を勝ち上がった翌週の入札で獲得されていました。追加指名組を含めると既に14頭が初勝利をマークしていますし、今後も順調に獲得ポイントを伸ばしていくのではないでしょうか。

 オープンワールドは7408万円を獲得しているゴン千馬さんがトップ。ただし、トップ10プレイヤーの獲得ポイント差が1000万円にも満たない混戦模様です。前述の通り、現2歳世代からキングカメハメハディープインパクトの直仔が激減したこともあってか、もともと今シーズンはスタート前から難解な雰囲気が漂っていました。このオープンワールドは今のところ象徴的な展開になっていますし、まだほとんどのプレイヤーに総合優勝のチャンスが残っているのではないかと思います。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2022年6月28日(火) 17:07 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第6回デビュー前の有力馬~
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 今週末から2回福島と3回小倉がスタートし、本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。今年6月の3回東京・3回阪神・4回中京・1回函館(6日目まで)では計29レースの2歳戦が施行され、29頭の2歳馬が勝ち上がりを果たしました。
 現時点で強調しておきたいのはエピファネイア産駒の健闘ぶり。種牡馬別成績を見ると、出走数(14回)、1着数(4回)、2着以内数(7回)、3着以内数(7回)はいずれも単独トップです。しかも、単勝回収率は292%、複勝回収率は120%。単純に成績が良いだけでなく、配当的な妙味も申し分ありません。今週以降の2歳新馬でも引き続きマークしておきましょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビュー間近が近そうな未出走馬の中から、有力と思しき馬をピックアップしてみました。
 本稿の収録対象としたのは、6月27日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月27日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月27日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬963頭の中から、注目すべきファクターにも該当している馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは、2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

アヘッド(牝 父Frankel/母Blanc Bonheur 中竹和也厩舎) ※38位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
ルクスグローリア(牡 父サトノダイヤモンド/母ヒカルアモーレ 宮田敬介厩舎) ※75位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
シャザーン(牡 父ロードカナロア/母クイーンズリング 友道康夫厩舎) ※39位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で9位だったヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020)は、一部報道によると7月16日の福島5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。2021年のセレクトセールで1億2100万円の値が付いたうえ、馬主の藤田晋氏にも注目が集まっていますから、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したハーツクライ産駒と、本稿の冒頭で取り上げたエピファネイア産駒は下記の通り。

ミヤジシャルマン(牡 父エピファネイア/母アナザーワールド 川村禎彦厩舎)
ジュンフシナ(牡 父エピファネイア/母アルフィルク 中舘英二厩舎)
ベルオブピース(牡 父エピファネイア/母イェーガーオレンジ 矢作芳人厩舎)
ナイツオブラウンド(牡 父エピファネイア/母ウェストレー 小崎憲厩舎)
ネクストブレイク(牡 父エピファネイア/母ウェディングフジコ 戸田博文厩舎)
●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
シゲルノヴァ(牝 父エピファネイア/母ウタヒメ 谷潔厩舎)
ブランディー(牝 父エピファネイア/母オートロンシャン 和田雄二厩舎)
エナジーチャイム(牝 父エピファネイア/母カリンバ 手塚貴久厩舎)
ホウオウヒショウ(牝 父エピファネイア/母キャリコ 奥村武厩舎)
ルミノメテオール(牝 父エピファネイア/母クイーンナイサー 金成貴史厩舎)
クリノコマンダー(牡 父エピファネイア/母グランプリソフィ 藤岡健一厩舎)
ルクスフロンティア(牡 父エピファネイア/母サトノアイリ 松永幹夫厩舎)
サトノキャサリン(牝 父エピファネイア/母サトノエカテリーナ 吉村圭司厩舎)
メモリーズオブユー(牡 父エピファネイア/母サンエルピス 高橋義忠厩舎)
シビッククール(牝 父エピファネイア/母シビックハート 高柳大輔厩舎)
ショウナンガチャ(牡 父エピファネイア/母ショウナンラヴィ 嘉藤貴行厩舎)
マロンアルジャン(牝 父エピファネイア/母シルヴァースプーン 牧田和弥厩舎)
スマッシュキング(牡 父エピファネイア/母スマッシュ 奥村武厩舎)
ダンツセリカ(牡 父エピファネイア/母ツクバエルドラド 谷潔厩舎)
ジュンブライト(牝 父エピファネイア/母ナイアガラロール 高柳瑞樹厩舎)
サンティーテソーロ(牝 父エピファネイア/母ナガラフラワー 栗田徹厩舎)
デインバランス(牝 父エピファネイア/母ナッシングバットドリームズ 杉山晴紀厩舎)
ウインオーディン(牡 父エピファネイア/母ピエナビーナス 鹿戸雄一厩舎)
ビップピュアエース(牝 父エピファネイア/母ビップピュアレディ 高柳瑞樹厩舎)
●アスターフラッペ(牝 父エピファネイア/母ピュアノアール)
サクラトップクリス(牝 父エピファネイア/母ブルーブラッド 田村康仁厩舎)
ロッククリーク(牡 父エピファネイア/母フロールデセレッソ 栗田徹厩舎)
●マロンアイス(牡 父エピファネイア/母マロンブーケ 池上昌和厩舎)
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
●シテ(牡 父エピファネイア/母ラクアミ 石坂公一厩舎)
ヴェンチュラムーン(牡 父エピファネイア/母ラスヴェンチュラス 小島茂之厩舎)
ネーブル(牝 父エピファネイア/母リンターバル 平田修厩舎)
ゴールドシーン(牡 父エピファネイア/母ローガンサファイア 林徹厩舎)
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
サンライズサラー(牡 父エピファネイア/母ロジナン 庄野靖志厩舎)
●キャラメルシフォン(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 林徹厩舎)
イッツオンリーユー(牝 父ハーツクライ/母イッツオンリーアクティングダッド 手塚貴久厩舎)
●メインクーン(牝 父ハーツクライ/母イマーキュレイトキャット 林徹厩舎)
コトブキヘスペラス(牡 父ハーツクライ/母エーシンベロシティ 金成貴史厩舎)
フェザーモチーフ(牡 父ハーツクライ/母オーサムフェザー 武井亮厩舎)
ファンネルマーク(牡 父ハーツクライ/母クルージンミジー 古賀慎明厩舎)
ココリイト(牝 父ハーツクライ/母サンドグロース 古賀慎明厩舎)
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
テルテ(牝 父ハーツクライ/母ジェニサ 手塚貴久厩舎) ※182位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●ダノンクロム(牡 父ハーツクライ/母セデュイール2 音無秀孝厩舎)
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
ルフレーヴ(牡 父ハーツクライ/母タミーザトルピード 杉山晴紀厩舎)
バースクライ(牝 父ハーツクライ/母ティップトップ 千田輝彦厩舎)
プロトカルチャー(牡 父ハーツクライ/母テスタオクローチェ 新開幸一厩舎)
●ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎)
アスクエピソード(牡 父ハーツクライ/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※195位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ノエマ(牡 父ハーツクライ/母ホームタイム 平田修厩舎)
レイジングウェイブ(牡 父ハーツクライ/母ホットスウェル 牧田和弥厩舎)
●ダノンソレイユ(牝 父ハーツクライ/母マイグッドネス 尾関知人厩舎)
●モリーダーリン(牝 父ハーツクライ/母マルケサ)
ミタマ(牝 父ハーツクライ/母モナリザ 上村洋行厩舎)
エメイヴェイモン(牝 父ハーツクライ/母ルシュクル 中竹和也厩舎) ※126位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」でも52位に食い込んでいたネアセリーニ(スウィートリーズンの2020)は、所属するサンデーサラブレッドクラブによると、7月17日の小倉5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。ハーツクライ産駒もこれまでの2歳新馬で10頭中5頭が3着以内に好走していますから、そろそろ勢いに乗ってくるかもしれません。

 生産者がノーザンファーム、かつ2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で200位以内の支持を集めていた馬はこちら。

●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
ロジザキア(牝 父キズナ/母ザキア 国枝栄厩舎) ※174位
クロスライセンス(牡 父キズナ/母トップライセンス 鹿戸雄一厩舎) ※138位
セントマーガレット(牝 父キタサンブラック/母カレドニアレディ 金成貴史厩舎) ※179位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
リードブロー(牡 父キンシャサノキセキ/母ユードントラヴミー 安田翔伍厩舎) ※153位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
カズボニファシオ(牡 父サトノダイヤモンド/母ティッカーコード 安田翔伍厩舎) ※110位
マテンロウウェイ(牝 父ジャスタウェイ/母ギモーヴ 中内田充正厩舎) ※151位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
エンパイアブーケ(牝 父ダイワメジャー/母キャッチータイトル 木村哲也厩舎) ※172位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
パルピターレ(牝 父ドゥラメンテ/母カヴァートラブ 国枝栄厩舎) ※102位
アラモードジェンヌ(牝 父ドレフォン/母グルーヴァー 高橋義忠厩舎) ※171位
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブリスキー(牡 父ハービンジャー/母サンデースマイル2 堀宣行厩舎) ※146位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
マヴォロンテ(牝 父ロードカナロア/母スターアイル 松永幹夫厩舎) ※185位
イストロス(牡 父ロードカナロア/母ドナブリーニ 音無秀孝厩舎) ※117位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めているオープンファイア(ゴーマギーゴーの2020)は、6月17日のゲート試験に合格したものの、現在は放牧に出ているようです。最新の動向も踏まえたうえで入札を検討しましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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ディープインパクトの口コミ


口コミ一覧
閲覧 715ビュー コメント 0 ナイス 12

まずは先週の回顧から。本命ステレンボッシュがきっちり勝ってくれて、相手もきっちり厚く買ったところが来てくれて、好結果でした。大阪杯は本命が勝つも儲からなかったので、
ガツンと当たって良かったです。WIN5も当たったのですが、安すぎてトリガミでした・・。
ステレンボッシュが思った以上に人気になってしまった感じはありましたが、国枝調教師の本番に合わせてくる手腕さすがだったし、もちろん馬の血統的なスケールもあっての話ではありますが・・。モレイラ騎手のすごさにみんな慣れちゃって忘れているかもしれませんが、見ての通り、ホントすごい騎手です。上手かったです。ムルザバエフ騎手は先週書いたように、やはり人気馬沈めましたね(笑)この長い文章につきあってくれた方の的中に貢献できてたら幸いです。

それでは今週の皐月賞の話へ。かなり難しいのはオッズの割れ具合も示しているように確たる中心馬が不在で(世代牡馬最強かなあというシックスペンスは皐月賞を回避してダービへ直行)、牝馬レガレイラが76年ぶりだかの牝馬皐月賞制覇なるか、というのもルメール騎手の骨折によって北村宏騎手への乗り下がりだったり、ジャンタルマンタルは距離が微妙だったり、凱旋門賞ソットサスの全弟のシンエンペラーは欧州血統らしく瞬発力イマイチでここ2戦勝ち切れなかったりと一長一短あるメンバー構成。当てにくいが当たれば結構デカイのとれるかも、という馬券的には面白いレース。3連単100円はかなり手広く買って穴をカバーしつつ、狙った相手5~6頭へは厚くする予定。

<全頭診断>
1番人気想定 シンエンペラー:世界的な良血馬でウマ娘の藤田さんが数億円で購入して、日本で種牡馬入りして血統レベル向上に貢献して欲しい存在だが、手ごたえ良さそうな状況でも伸びきれないのはサドラー系っぽいのかなあと思いますが(だいぶ古い例えになりますが、フサイチカツラを思い出しました)、それなりに好走するだろうが勝ち切るのは相当仕掛けのタイミングなどドンピシャでないと難しいのでは。弟は「ソット差せず」だと思います(笑)調教の動きはかなり良く、ロングスパート戦や早い時計にならなければ出番か。

2番人気想定 ジャンタルマンタル:3連勝で朝日杯FS勝ちまでは良かったが、前走の共同通信杯は、2着とはいえ、ジャスティンミラノに完敗で、完成早く上積み少なそうにも見え、あと川田騎手がかなり距離を気にした騎乗だったよう(マイラーかな、という感じ)。父が日本で種牡馬入りしたので産駒増えてこれば特徴もより見えてきそう。これまた調教の動きはかなり良く、逆に調教すごく動くのはマイル以下がいいタイプとも思える。NHKマイルC向きかも。

3番人気想定 レガレイラ:牝馬だからと人気下がる時代でないので、某人気サイトの想定人気を参考にしているが、下手すると一番人気まであるのでは。ホープフルSは豪快に差し切ったが、ダービーめざす馬達が、ホープフルSにあまり向かってないのもあり、正直レベル的にもイマイチだった可能性もあり、ルメール騎手乗れなくなったのも大幅マイナス。母母母がディープインパクトの母のウインドインハーヘアだけに爆発力はありそう。調教の動きは、かなり良い。北村宏騎手は先週同様、いい馬がまわってきたが、良くも悪くも意外性のない普通な騎乗では。

4番人気想定 ジャスティンミラノ:2戦2勝で新馬勝ちから共同通信杯で1番人気のジャンタルマンタルを突き放して勝ったように、かなり能力高そう。友道厩舎らしく、無理せず距離延びてだんだん良さも出てくるタイプ。1番人気2着だったジャンタルマンタル自体がイマイチなのかもしれず、ジャンタルマンタル乗っていた川田騎手は、相手が強かったと実力差認めたが、中山2000Mがわりとトリッキーだけにダービーでは狙いたい馬だが、ここは善戦惜敗もあるか。調教の動きはかなり良い。調教つけてた藤岡康騎手の訃報はつらいですね。昨年あたりから乗り馬の質も上がってきて、元々腕もあったし、今年は、それほど強くない馬まで勝たせる絶好調で、リーディングベスト10入りもしていて、35歳という一番心技体そろった、いい時期で、そろそろリーディング争いしたり、将来は調教師適性も高そうで、藤岡兄弟での調教師姿も見たかったなあ・・。

5番人気想定 メイショウタバル:毎日杯の6馬身差はかなり強い勝ち方だった。ゴールドシップ産駒だけに道悪も向いたにせよ、父母父のメジロマックイーン思わせる高速ステイヤー的走りで、びっくりな強さだった。フレグモーネで、スライドでの出走で、中2週と間隔詰まっているが、絶好調の今ならここでも連続好走あっておかしくない。瞬発力勝負のダービー凡走して、高速ステイヤーだけに菊花賞で好走というのもありそう。ここも厳しいペースで逃げられたら(もしくは、まくって四角早め先頭)、一発あってもいい。調教の動きも間隔詰まっていても、軽くしないで結構しっかりやれていて、かなり良くて、やれるデキ。初勝利まで3戦かかった地味な感じの馬だが、メイショウの松本オーナーが三嶋牧場で見た瞬間に購入即決したグッドルッキングホース(細江さんもイケメンと評価(笑))で、浜中騎手も同期の藤岡康騎手への気持ちもこめた会心の騎乗を期待。浜中騎手は厳しいペースでいって最後よれて批判されたりするが、よれてもいいので、厳しいペース作ってほしい。

6番人気想定 ビザンチンドリーム:新馬戦勝ちから二戦目できさらぎ賞勝ちと能力かなり高そうで、かなりスタミナもある。ただムルザバエフ騎手というのは先週も書いたようにかなり微妙で、正直日本人の有望若手(今回このレースに乗ってない西村淳騎手など)の方が上手い。逃げ粘りタイプでもないのもムルザバエフ騎手向きでないのでは。調教の動きは良い。菊花賞あたりが一番向くタイプか。

7番人気想定 サンライズアース:2戦2勝で前走のすみれSは、まくって勝った。母母がハルーワソングで大魔神の持ち馬多数の血統だし、母父マンハッタンカフェだけにやれていい配合なのだろうが父レイデオロが種牡馬として予想外にやれておらず、G1で買うのはちょっと怖い感じ。調教の動きは普通。少頭数のゆったりした競馬しか経験しておらず、多頭数のごちゃつく競馬でひるまなければ良いが。

8番人気想定 コスモキュランダ:弥生賞勝ち馬でモレイラ騎乗だが、先週に比べて馬が弱い。すでに7戦使っており、先週も加藤士厩舎のマイネル軍団の馬が数使ってて(距離もあるだろうが)調教良くても惨敗したように、上積み見込めないのでは。NHKマイルCあたりが向くか。調教の動きは良いが、マジックマンでも、この馬まで持ってこいというのは難しいのでは。

9番人気想定 アーバンシック:母母母ウインドインハーヘアなのでレガレイラとかなり近い血統構成(スワーヴリチャード×ハービンジャー)。3戦2勝馬で前走の京成杯も、前半かなりもたついたりよれた割には2着まで来たが、間があいてしまった。調教の動きは良く、成長分込みで思った以上に強い馬な可能性は、まだあり、少額はおさえたい。横山武騎手も気楽な立場で一発狙っているのでは。

10番人気以下想定
ダノンデサイル:4戦2勝馬で、前走の京成杯を勝っての参戦。セレクトセールで1.5億近くした好馬体な馬で、調教の動き鋭く、前哨戦使ってないだけに忘れ去られているが、能力あるはず。横山典騎手も、人気なくてもいい勝負になりえる馬で楽しみにしているのでは。

ミスタージーティー:ホープフルSでは最内で詰まって、脚を余した感じだったが共同通信杯は、広々したコースで巻き返すかと思われての2番人気だったが、かかって7着惨敗。若葉Sは藤岡佑騎手がきっちり権利とりの勝利おさめたが、まだまだ幼く、強くなるのは先か。ただ能力はあり、気が向けば大駆けあってもおかしくはない。

エコロヴァルツ:2歳の夏に札幌の洋芝1800Mを勝つというのはスタミナある証拠となるのだが、掛かる面もあり、スタミナあるのにかかるので、どの距離がいいのか難しい馬。そのあたりの気難しさがブラックタイドが弟のディープみたいに種牡馬でホームランも打つが三振多い感じだったのとつながっているか。朝日杯は追い込みで2着と武豊騎手の神騎乗だったが共同通信杯の5着あたりが、実力的には正しい位置づけか。東京より中山の方がごまかしも効き、いいのだろうが、いくら武豊騎手でも、この馬を馬券圏内に持ってくるのは至難の業では。

サンライズジパング:全日本2歳優駿で2着に来たようにダート馬かと思わせておきながら、キズナ産駒らしく当然芝でもやれますよ、とホープフルS3着、若駒S勝ちと二刀流な馬。前崩れの追い込み競馬になれば一発あっても良い馬では。菅原明騎手もよい。フレグモーネで弥生賞回避後だが、音無厩舎らしく坂路で50秒台などバリバリ乗り込んでおり、穴で楽しみな一頭。

シリウスコルト:一戦ごとに好走と凡走繰り返す馬で、田端さんのダンチヒの〇×理論(父母父父がダンチヒ)なマクフィ産駒だが、G1で三浦騎手乗せてる時点で期待薄(笑)弥生賞は逃げて3着で権利取れた。あとは三浦騎手の苦手な逃げで馬券になったところみると、思ったよりは力あるのかもしれない。調教の動きは良い。

ウォーターリヒト:すでに7戦消化して、シンザン記念3着、きさらぎ賞2着など、血統的にもそう高くない馬だろうが、かなり頑張っている馬主孝行な馬だと思われる。前走は直線不利もあり惨敗したが、そこまで弱くない馬。ただここで馬券になるかというとそれも厳しいのでは。調教の動きは良い。

ホウオウプロサンゲ:ここでも、ちょくちょく書いているように羽振りのよいホウオウ軍団らしく4.5億もしたヴェロックスの半弟。回収しようとも思ってないんでしょうけど、7000~8000万の馬を5頭とか買った方が絶対いいと思います。ディープインパクト産駒が居なくなり、高額馬がそのまま走る時代じゃないですから。瞬発力なく母父モンズンが前面に出ている感じか。海外遠征は向くのかも。

ルカランフィースト:もたつくが気持ちが乗れば、いい末脚繰り出すイスラボニータ産駒。スプリングSでは3着したが、勝ったシックスペンス以外はイマイチなメンツでもあり、ここでは厳しそう。成長待ちでは。調教の動きは普通。

アレグロブリランテ:1勝クラスでも2着までと勝てなかった馬がスプリングSで2着しての出走。ただ名前からわかるようにディープブリランテ産駒で、同産駒がことごとく小粒なように、矢作調教師の腕でG1馬になれた感じなのかなあと思います。ここでは力が足りない。調教の動き自体は良い。

<まとめ>
有力:メイショウタバル、ジャスティンミラノ

ヒモに:レガレイラ、ジャンタルマンタル、シンエンペラー、ビザンチンドリーム

穴で:アーバンシック、ダノンデサイル、ミスタージーティー、サンライズジパング

 覆面ドクター・英 2024年3月28日(木) 21:40
覆面ドクター 英 の  大阪杯 2024
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まずは先週の回顧から。当初ルガルから行くつもりでしたが、びっくりの1番人気となってしまい、ひどい馬場だけに一筋縄ではいかないだろうな、と香港馬からいくことに。ただハナきれて、三連単と三連複を手広く持っていたので、しめしめ、と思っていたのですが、なぜか一見馬場の良く見える真ん中へ行きだして、悪そうに見えても止まらない最内の二頭(しかも香港では軽く封じたマッドクールに勝ち星を献上)にすくわれての3着と、ハナからそのまま最内を通っていれば勝てたんじゃ、という騎乗でしたが、土日のそれまでの競馬見てなかったんでしょうね・・。海外馬は、騎手がそれまでのレースをあまりみてないリスクあるんだと、競馬25年近くなって、初めて学びました(笑)基本、内をすくわれて負けるのは騎手の怠慢だと思っています(自分だったらラフプレー気味でも絶対内は閉めて通しません。外から差されるのは馬の能力の問題だし)。

それでは大阪杯の話題へ。まず馬場が悪くなりすぎないで欲しいなあ、本来の力比べになって欲しいなあ、というのはあります。超一流馬はドバイに行ってしまう時代となり、日本残留組は、一応G1馬だがその後はイマイチなくらいの馬達であり、馬券的には面白いが確たる軸の居ないメンツでのレースだし、1番人気の弱いレースでもあり、自分の推しの軸から手広くが良さそう。

あと、みなさんにはどうでもいい個人的な話も少し。先月からテニス少し再開しはじめました。衰えひどいのですが、ケガに気をつけながら少しずつ戻しつつ、年齢にあったプレースタイルに変更していきます。身の丈にあった、って大事ですよね。一平さんも道産子だけに普通に日本の競馬とかに自分の給料からドンと買ってくれれば良かったのになあ、と思います。あと元K-1ファイターのキックボクシングジムにも行きはじめました。コロナも落ち着きつつあり、子供も高校進学で部活の送迎や塾の送迎も減って東進予備校の授業は自宅で受けれてありがたいです。元々の左利きを直されてしまった人生でしたが、恐らく人生最後の新たなスポーツだけに52歳手前でサウスポースタイルで取り組んでいます。すっごく楽しくて、みなさんも近くにジムあったらやるのオススメです。

1番人気想定 タスティエーラ:昨年のダービー馬だし、皐月賞も菊花賞も2着と堅実に走った。有馬記念は6着に敗れ、この世代は弱いと言われちゃっているが、そもそも「世代」という考え方が、私自身は意味ないと思っていて、競馬は団体戦じゃないので、そもそも個の集まりだし、故障馬が遅れてやってきて大物だったりタイミングの問題で、世代全体が極端に強い弱いとかって無いと思います。父のサトノクラウン的なのか速い上りを使うタイプでないだけに、毎度レースの上り最速ではないけど好走するので器用とも言えるタイプか。調教は時計は出ているが堀調教師のトーンが上がらないように、状態的には良化途上か。ここも得意の惜敗で、宝塚記念頃には状態整うのでは。

2番人気想定 ローシャムパーク:母母母がエアグルーヴの良血馬で昨年夏は3連勝で函館記念とオールカマーを制した。オールカマーはタイトルホルダーを封じたようになかなか強い競馬っぷりだった。年末の香港は不発の8着だったが、海外遠征は向かない馬もよく居るのでノーカウントでよさそう。ただ調教の動きが、ひどく悪くはないがイマイチで、これまた宝塚記念頃に良くなってくるか。当然ある程度やれるだろうが。タナパク調教師は騎手時代は滅茶苦茶地味だったが、調教師としてはやり手のようでどうにか本番には仕上げてくるかも。

3番人気想定 ベラジオオペラ:デビューから3連勝で3番人気で臨んだ皐月賞では10着、ダービー4着とちょっと物足りない結果に終わったが、菊花賞はパスして休養で20kg増量パワーアップして臨んだ年末のチャレンジCで古馬相手にもきっちり勝ち、年明けての京都記念でもプラダリアには負けたが2着と上々の始動戦だった。一度使っただけに調教の動きもよく、ここが春の最大目標なのでは(距離的にも)。前の2頭と逆に宝塚記念の頃には少し下がってきているかも。眼の病気で引退早まった上村調教師のちょっと色入ったメガネもキムタクみたいでカッコいい。

4番人気想定 プラダリア:ステイヤー寄りのディープインパクト産駒で前走の京都記念も勝った。昨秋も京都大賞典を勝っているし、3歳時には青葉賞勝ちがあるように、正直2000Mはちょっと忙しいかもしれない。ただ前で割と流れに乗れるタイプだけにどうにかできるか。調教の動きはステイヤーらしく正直あんまりパッとしない。池添騎手は兄弟タッグでG1を、と気合入っているが弟の池添調教師はドバイに行っているよう(笑)

5番人気想定 ロードデルレイ→やはり除外に 今後のG1では要注意
6戦5勝の上り馬で、負けたのはローテ詰まった神戸新聞杯だけで、そこも0.1秒差の4着とかなりの能力感じられる馬。ここでも出られれば強そうだが除外対象で、調教も除外見越した仕上げか。動きは悪くないし、中内田厩舎だけに出られることになっても対応してきそうだが。

6番人気想定 ソールオリエンス:昨年の皐月賞は豪快な差し切りで、世代最強かと思わせたが、その後がイマイチで後方からそれなりに脚は使うけど、時すでに遅しというレースばかりで、川田騎手でも田辺騎手でもダメだった。今回は横山武騎手に戻るが後方だと厳しい大阪杯だけに正直あまり向かない舞台。父の横山典騎手に一度預けて教育してもらうのが良いのでは。調教の動き自体はかなり良い、と思ったらブリンカー今回はかけてくるようで、前向きさ出てスローになりそうなメンツだけに好位につけられれば、豪脚みせての久々の勝利あってもおかしくない。ただブリンカーは調教すごく良くても本番では慣れちゃって、いつも通り前半もっさり後方から、というのも十分あるが。

7番人気想定 ミッキーゴージャス:数少ないミッキーロケット産駒の牝馬だが、7戦5勝と高い能力示している上り馬。前走の愛知杯は安田隆調教師の引退にむけてのガッチリ仕上げてデビュー当初所属していた川田騎手が勝つという師弟コンビでの勝利だったが、調子落ちなく引き続き調教の動きは良く、最近好調のデムーロ騎手だけに、前走のようなまくる競馬もできそうで楽しみ。MAX体重が450kgの大きくない馬だけに、56Kgの斤量がこたえる可能性もありそう。

8番人気想定 エピファニー:気難しい感じの馬ではあるが前走、騎乗数自体は少ないが調教名人の杉原騎手が乗って(前走の中山金杯はピーヒュレク騎手が1番人気11着とかかるの制御できない無残な惨敗)、小倉大賞典勝ちと一発回答みせた。引き続き杉原騎手乗せての調教の動き良く、G3の小倉大賞典からのローテだけになめられそうだが、能力高く、やれて良い馬。ノーザンF生産でシルクRの馬で半数近くをルメール騎手乗せてたように、クラブ的には結構な力入っている馬で、ここらでG1初制覇とかあってもいい馬。

9番人気想定 キラーアビリティ:2歳時にはジャスティンパレスを封じてのホープフルS勝ちのG1馬ではあるが、その後は中日新聞杯の1勝のみと寂しい結果。前走の海外での2着はあてにならず、ディープインパクト産駒によくある完成の早いタイプだったのでは。まだ5歳で老け込む歳ではないし、調教の動きは良いが、ここでやれるかというと厳しいか。

10番人気以下想定
ハーパー:桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着、エリザベス女王杯3着と常に好走する瞬発力はイマイチな馬。ハーツクライ産駒だけに一皮むけて瞬発力ついてこれば、変わってくるのかもしれないが、まだそこまででないか。調教の動きは良い。

ステラヴェローチェ:3年前のクラシック路線では皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞4着と好戦続けた馬だが長期休養を挟んで、2戦大敗したので、やはりもう終わっちゃったのかなあ、と思われた前走はリステッド競走とはいえ大阪城Sで58.5kg背負っての2年半ぶりの勝利。たまに大物出すバゴ産駒(母父はディープインパクト)で、6歳になったが休養長く消耗少ない分、まだやれてもいい。調教の動きよく、ノーザンF&須貝調教師よくあきらめずに立て直したなあ、という状況。

リカンカブール:10戦5勝のかなりいいペースでのし上がってきて前走は中山金杯を5番人気ながら勝っての重賞初制覇。調教の動きも良いが勝ち上がる率はよいがシルバーステート産駒は底力足りない感じがしてG1で好走するかというと難しいのでは。

ルージュエヴァイユ:自身の競走成績に比べて種牡馬としては正直イマイチ感のあるジャスタウェイ産駒の中では極めて優秀で昨秋はエリザベス女王杯で2着した。ただ前走の京都記念は8着とイマイチで、この小回りの舞台も適性とは真逆か。トニービン色が強く出ているのか東京など長い直線でグイグイ伸びてくる馬。調教の動きは良い。

ジオグリフ:一昨年の皐月賞で福永騎手の渾身の一撃ともいえる騎乗でイクイノックスやドウデュースに勝っちゃった(笑)馬だが、その後は低迷。ノド鳴りも言われていて、ダート試したりも不発。ただ前走久々に中山記念で3着と馬券となり、小回り適性高い馬で、ここも舞台的には向くはず。調教の動きは良い。

モリアーナ:昨秋の紫苑Sはハイペースの中、横山典騎手らしく最後方に控えて技ありの追い込みだった。その後2戦は追い込み不発だがそう大きく負けてはいない。ただ今回はメンバー的にスロー濃厚で追い込みは向かない状況。こういう時は横山典騎手だと意外な先行みせたりするものだが、武藤騎手に乗り替わるようなので、いくら父親の厩舎の馬とは言え批判覚悟でいつもと違う乗り方はしてこないのでは。調教の動きは良く、ここでない舞台で今春活躍はあるのでは。

スタニングローズ:一昨年の秋華賞を勝ったまでは良かったが、その後、不振となり更に故障で10か月半明けだけに、さすがに厳しいのでは。長期休養明けにしては調教の動きは良いが。

ハヤヤッコ:母母シラユキヒメの白毛馬多数の活躍馬だらけの血統。5歳まではダートで活躍していたが、歳とってから芝の長めを使いだして、8歳になったが頑張っている。昨年末も中日新聞杯で2着に追い込んできたし、金鯱賞も4着まで押し上げてきた。中京の長い直線で追い込んでくるのが良いようで、阪神内回りだと後方からだと届かないのでは。調教の動きは年齢的なこともあり地味。

バビット:3歳時は重賞ふたつ勝った馬だが、7歳となり、ここ10戦で7回が二桁着順と逃げられても、大敗が多かったのだが前走かなり久々に3着と京都記念で頑張った。ただ再度の激走はここでなくローカル2000Mなどでは。調教の動きは普通。

カテドラル:8歳となり衰え感じさせる現状。昨年2月の小倉大賞典で2着したのが馬券になった最後でここ6戦は二桁着順も3回あり、長く頑張ってきたが、ダート試してみてもダメだったし、そろそろ引退か。調教の動きは良い。

<まとめ>
有力:ベラジオオペラ、ソールオリエンス、ローシャムパーク、ステラヴェローチェ

ヒモに:タスティエーラ、プラダリア、ミッキーゴージャス、エピファニー

穴で:ジオグリフ

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 ブルースワン 2024年3月14日(木) 21:34
まだ早いけど次回のPOG予定馬
閲覧 79ビュー コメント 4 ナイス 15

ウマニティ用の

POG2024〜2025の

予定の10頭を選びました。

7頭

父ドゥラメンテ
母マスクオフ
母父ディープインパクト

父バゴ
母ラキシス
母父ディープインパクト

父ドゥラメンテ
母ヴィルジニア
母父galileo

父マジェスティックウォリアー
母イグレット
母父Distorted Humor

父スワーヴリチャード
母ザクイーン
母父ヴィクトワールピサ

父イスラボニータ
母アグロウ
母父キングカメハメハ

父ロードカナロア
母アディクティド
母父ディクタット

牝馬3頭

父ファインニードル
母モリトシラユリ
母父クロフネ

父ジャスタウェイ
母ルーレットクィーン
母父ドリームジャーニー

父ルーラーシップ
母メテオーリカ
母父ディープインパクト

変わるかもしれませんが一応この10頭の予定

メインの10頭は別で選んでます💦💦

POG2023〜2024は

悪くないけど重賞では

結果が出ずクラシック・NHKマイル

出走が微妙だけに

次回はなんとか重賞で結果が出てほしいな🥺

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コメント一覧
1:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:68人 2023年4月15日() 23:01:39
日本競馬史上最強馬
ディープインパクト

日本歴史的名馬
シンザン
シンボリルドルフ
を超える世界的名馬

ミルリーフ(英ダービー/キングジョージ/凱旋門賞)
ダンシングブレーヴ(2000ギニー/キングジョージ/凱旋門賞/英ダービー2着)
神の馬ラムタラ4戦4勝(英ダービー/キングジョージ/凱旋門賞)
ゼニヤッタ20戦19勝(G1・13勝)
フランケル14戦14勝(G1・10勝)

高さすら朧にすら見えない
堅牢過ぎて
破る方策
考える事すら放棄してた


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ディープインパクト
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2006年12月24日 有馬記念 G1 1着
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レース後
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