【英GI】メッカズエンジェル、GI初挑戦でV!2015年8月23日(日) 05:01
【ヨーク(英国)21日】ヨーク競馬場イボア開催最終4日目に2歳以上によるスプリントGIナンソープS(芝・直1000メートル、創設1922年)が19頭によって争われ、P・マルレナン騎乗の3番人気メッカズエンジェル(愛国産、英=M・ダブス、牝4、父ダークエンジェル)が57秒24(稍重)で優勝した。1着賞金17万5801ポンド(約3375万円)。14戦7勝、GI初挑戦だった。
米国から挑戦した2歳牝馬で1番人気アカプルコは2馬身差の2着に敗れ、2007年キングズゲートネイティヴ以来の2歳馬制覇は成らなかった。
また、2レース前に8頭立てで行われたGIIロンズデールC(3歳上、芝・左約3280メートル)は、グレイトジャーニーの産駒マックスダイナマイト(フランス産、愛=W・マリンズ、馬セン5)が優勝した。L・デットーリ騎乗でタイム3分33秒09(稍重)。1着賞金9万736ポンド(約1742万円)。同馬は障害戦にも出走しており、通算18戦3勝、Gレース初制覇だった。
グレイトジャーニー(牡14、父サンデーサイレンス)は02年皐月賞馬ノーリーズン(父ブライアンズタイム)の半弟で、04年シンザン記念、06年ダービー卿CTを制覇。引退後はフランスで種牡馬生活を送っている。 |
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グレイトジャーニー産駒がイギリスでGII勝ち!!2015年8月21日(金) 23:08
21日、イギリスのヨーク競馬場で行われたGIIロンズデールカップ(芝2マイル88ヤード)で、ランフランコ・デットーリ騎手騎乗のマックスダイナマイト(セン5歳)が4馬身1/2差で完勝。重賞初制覇を果たした。勝ちタイム3分33秒09(稍重)。
フランス産馬であるマックスダイナマイトの父は、日本で競走生活を送ったグレイトジャーニー(父サンデーサイレンス、母アンブロジン)。グレイトジャーニーは皐月賞馬ノーリーズンを兄に持ち、競走馬としてシンザン記念、ダービー卿チャレンジTと2つの重賞を制した。引退後はフランスで種牡馬入り。その産駒の中から、ブリティッシュチャンピオンシリーズの一戦である長丁場GIIを勝つ“孝行息子”が登場した。
マックスダイナマイト自身も、フランスでデビューした後は伸び悩み(2013年ニエル賞でキズナの7着など)、アイルランドに移籍。障害レースにも挑戦して勝ち星を挙げながら、平地と障害を転戦し、スタミナを生かして重賞ウイナーに輝くという異色の道のりを歩んでいる。
現在のマックスダイナマイトを管理しているのはウィリアム・マリンズ調教師。中山グランドジャンプを制したブラックステアマウンテンや、一昨年のジャパンCに来日したシメノンを管理したことで知られる。マックスダイナマイトは秋の大目標として豪GIメルボルンCを掲げているが、日本をよく知る陣営でもあり、将来的には天皇賞・春などに来日する可能性もありそうだ。 |
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