【2005年フェブラリーS】快速馬メイショウボーラー
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今から12年前のフェブラリーステークスは新旧勢力のガチンコ勝負が繰り広げられました。
アドマイヤドン、タイムパラドックスという実績豊富な馬に対し、
ダート重賞2連勝中の快速馬・メイショウボーラーの実力が通用するのか、
というところがレースのポイントだったと記憶しています。
結果はメイショウボーラーが逃げ切り勝ちをおさめ、2.0倍の圧倒的人気に応えました。
雨の影響で脚抜きの良い馬場になっていたとはいえ、鮮やかすぎる逃げ切りでした。
メイショウボーラーは2歳の夏から世代のトップホースとして活躍。
でも、朝日杯FS2着、皐月賞・NHKマイルカップ3着、とGⅠでは詰めの甘さを見せていて、
芝の一線級相手では頭打ち、という状況でした。
1番人気だった3歳時のCBC賞で4着に敗れてからダート路線に転向。
初ダートだったガーネットSで2着に3馬身差の勝利を決めただけではなく、
ダート2戦目・根岸Sでは2着に7馬身差をつける圧逃劇を見せました。
1200mのガーネットSで3馬身差というのも凄いんですけど、
1400mの根岸Sで2着に7馬身差つけたのは衝撃的でしたよね。
距離不安もささやかれていたフェブラリーSをレコードで勝ち、
ダート3戦3勝で春のダート王の座を掴み取ったメイショウボーラー。
このフェブラリーS以降、1着に入れなかったのが残念でしたが、
とんでもないスピードで逃げ切ってしまうメイショウボーラーの強さには本当に驚かされました。
今年のフェブラリーSも2005年時と同じく、
実績豊富な馬たちに不安要素が多くて、新鋭のカフジテイクに人気が集まりそうな状況になっています。
カフジテイクはメイショウボーラーとは真逆の脚質ですけど、
勢いそのままに勝ち切る事ができるのでしょうか。 |
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