メイショウボーラー(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2001年4月16日生
調教師白井寿昭(栗東)
馬主松本 好雄
生産者日の出牧場
生産地浦河町
戦績29戦[7-5-3-14]
総賞金43,382万円
収得賞金10,410万円
英字表記Meisho Bowler
血統 タイキシャトル
血統 ][ 産駒 ]
Devil's Bag
Welsh Muffin
ナイスレイズ
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Nice Tradition
兄弟 メイショウヤタロウメイショウトッパー
市場価格
前走 2007/09/30 スプリンターズS G1
次走予定

メイショウボーラーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
07/09/30 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 1671332.91115** 牡6 57.0 福永祐一白井寿昭 482
(-20)
1.11.9 2.537.3⑯⑯アストンマーチャン
06/12/10 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 13--------** 牡5 57.0 福永祐一白井寿昭 502
(--)
-- ------ABSOLUTE CHAMPION
06/10/28 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 187148.659** 牡5 58.0 福永祐一白井寿昭 500
(+12)
1.20.8 0.534.8プリサイスマシーン
06/10/01 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 162420.6102** 牡5 57.0 福永祐一白井寿昭 488
(-2)
1.08.5 0.435.3④④テイクオーバーター
06/09/10 中京 11 セントウルS G2 芝1200 182411.457** 牡5 58.0 福永祐一白井寿昭 490
(+7)
1.09.5 0.935.4⑨⑨シーイズトウショウ
06/08/15 佐賀 9 サマーチャン G3 ダ1400 11--------2** 牡5 59.0 福永祐一白井寿昭 483
(--)
1.26.1 0.0----メイショウバトラー
06/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 183553.51314** 牡5 58.0 福永祐一白井寿昭 490
(-8)
1.34.2 1.636.1ブリッシュラック
06/05/03 名古 10 かきつばた記 G3 ダ1400 11--------4** 牡5 59.0 福永祐一白井寿昭 498
(--)
1.27.5 0.3----ロッキーアピール
06/02/19 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 1651023.0915** 牡5 57.0 福永祐一白井寿昭 496
(-4)
1.38.8 3.941.4カネヒキリ
06/01/29 東京 11 根岸S G3 ダ1400 16354.127** 牡5 59.0 福永祐一白井寿昭 500
(-6)
1.24.3 0.637.3④④リミットレスビッド
05/12/28 園田 10 兵庫GT G3 ダ1400 11--------2** 牡4 59.0 横山典弘白井寿昭 506
(--)
1.27.9 0.0----ニホンピロサート
05/11/03 名古 10 JBCスプリ G1 ダ1400 12--------4** 牡4 57.0 福永祐一白井寿昭 493
(--)
1.26.5 0.0----ブルーコンコルド
05/05/05 船橋 10 かしわ記念 G1 ダ1600 10--------5** 牡4 57.0 福永祐一白井寿昭 484
(--)
1.38.6 0.0----ストロングブラッド
05/03/27 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18473.2216** 牡4 57.0 福永祐一白井寿昭 494
(+2)
1.09.5 1.135.9アドマイヤマックス
05/02/20 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 158142.011** 牡4 57.0 福永祐一白井寿昭 492
(-4)
1.34.7 -0.236.9シーキングザダイヤ
05/01/29 東京 11 根岸S G3 ダ1400 16481.811** 牡4 56.0 福永祐一白井寿昭 496
(+2)
1.23.0 -1.135.7ハードクリスタル
05/01/09 中山 11 ガーネットS G3 ダ1200 167143.831** 牡4 56.0 福永祐一白井寿昭 494
(+2)
1.10.2 -0.536.9エンゲルグレーセ
04/12/19 中京 11 CBC賞 G2 芝1200 168153.414** 牡3 56.0 中舘英二白井寿昭 492
(+6)
1.08.3 0.133.9⑨⑨プレシャスカフェ
04/11/21 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1661119.977** 牡3 56.0 福永祐一白井寿昭 486
(+6)
1.33.9 0.935.4デュランダル
04/10/30 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 188184.813** 牡3 55.0 福永祐一白井寿昭 480
(+14)
1.21.9 0.035.6タマモホットプレイ

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メイショウボーラーの関連ニュース

2023年のJRA・GⅠが開幕! ダート王を決めるフェブラリーSが19日、東京競馬場で行われる。今月末で引退し、調教師に転身する福永祐一騎手(46)=栗東・フリー=は、来週はサウジアラビアで騎乗するため、国内での騎乗は今週がラスト。フェブラリーS連覇も懸かる鞍上に、現在の心境やコンビを組むオーヴェルニュ(栗東・西村真幸厩舎、牡7歳)の手応えなどを聞いた。

--今週が日本でのラストウイークになる

「そこまでの実感が湧いていなくて、感傷的になることはないかな。やることはいつもと変わらないからね」

--キャリア28年目はここまでJRA17勝で全国リーディング5位

「今が一番いい乗り方ができているんじゃないかな。まだうまくなれそう。昨年よりも今年の方がうまいと思うね。調教師試験の勉強をしたことで『こう乗ってほしい』と考える乗り方ができていると思うよ」

--そんな中で騎手生活にピリオドを打つ

「『いい引き際だ』と言ってもらえるけど、自分としては途切れていないと思っている。騎手から調教師に継続しているイメージ。終わるというよりも、次へ行くという感覚かな」

--4日の小倉での最終騎乗では、武豊騎手との一騎打ちなどで盛り上がった

「何回も接戦になって全部負けたけど、楽しかったよ。お客さんも多く見てくれて、あれだけ盛り上げてもらったのは本当にありがたいよね」

--国内最後のGⅠとなるフェブラリーSは、オーヴェルニュで臨む

「当初、騎乗予定だったカフェファラオのサウジカップ参戦で、いろいろ状況が変わった。その中で騎乗馬がいるのはありがたいよね」

--2021年平安S(1着)など6度目のコンビ。9日の1週前追い切りにまたがった感触は

「使ってきているからそれほど強い調教はいらないと思って、身のこなしやラストの脚はさすがという感じやったね」

--一昨年は13着。舞台適性については

「当時は輸送で体が減ったのが敗因で度外視していいと思う。その後は対策はしているからね。左回りの方が良くて、内ラチ沿いで運ぶのが理想。最後の直線が長いから、流れが速くなりそうなら後ろからでもいい。調教の感触では、切れる感じがあるからね」

──自身、フェブラリーSは05年メイショウボーラー、22年カフェファラオで2勝

メイショウボーラーは強かったね。ノーステッキやったから。カフェファラオも強かった。作戦通りのレースやったね」

--昨秋はダートGⅠで5回騎乗して複勝率100%。9日には地方での最終騎乗だったJpnⅢ佐賀記念も制覇した

「ここにきてダートの成績がいいよね。以前は芝に比べて駄目だったのに。GⅠ、JpnⅠで3着以内が続いているからね」

--国内での有終の美に期待が懸かる

「メンバー的には混戦。スピードがあるから、1600メートルがマッチして良さが出れば面白いと思うよ」

■福永 祐一(ふくなが・ゆういち) 1976(昭和51)年12月9日生まれ、46歳。滋賀県出身。96年3月に栗東・北橋修二厩舎所属でデビュー。53勝で最多勝利新人騎手に輝く。2005年に初のJRA年間100勝(109勝)を達成し、自己最多の同重賞16勝をマーク。11、13年に同リーディングを獲得。調教師試験に合格した22年は歴代最長記録を更新する13年連続の年間100勝を達成。JRA通算2635勝は歴代4位、重賞はコントレイルでの3冠(20年)などGⅠ34勝を含む160勝(13日現在)。父・洋一氏は元騎手。競馬開催日に本紙でコラム「新ユーイチが行く」を連載中。



◆昨秋以降ダートGⅠ5連続馬券圏内…福永騎手は昨年9月以降、JRAと地方のダート重賞に計14回騎乗し、南部杯カフェファラオ)、カペラSリメイク)、佐賀記念バーデンヴァイラー)で3勝をマーク。2着7回、3着2着で、連対率71・4%、複勝率85・7%とハイアベレージを誇る。そのうちGⅠとJpnIに限ると、1勝、2着3回、3着1回で、騎乗した5回は全て馬券に絡んでいる。

◆来週末サウジ国際競走参戦…来月から調教師に転身する福永騎手は、ジョッキーとして今週末が国内でのラストウイーク。18日(土)は阪神競馬場で騎乗し、メインのGⅢ京都牝馬Sテンハッピーローズとコンビを組む予定だ。来週末はサウジアラビア国際競走(25日、キングアブドゥルアジーズ)に参戦し、リヤドダートスプリント(GⅢ、ダ1200メートル)はリメイク(栗・新谷、牡4)、サウジダービー(GⅢ、ダ1600メートル)はエコロアレス(栗・森秀、牡3)に騎乗する予定となっている。




【フェブラリー】カフェファラオが史上2頭目の連覇 2022年2月21日(月) 05:00

 今年最初のJRA・GIは福永騎乗の2番人気カフェファラオが、好位から抜け出してV。東京のダート1600メートルはこれで4戦4勝となり、コパノリッキー以来、史上2頭目の連覇を達成した。福永騎手は26年連続重賞勝ちで歴代4位の記録に並んだ。2着に5番人気テイエムサウスダン。白毛のアイドルホース・ソダシは4番人気で3着だった。1番人気レッドルゼルは伸びきれず6着まで。

 ◇

 昨年の覇者と、大けがから復帰した鞍上が高らかに復活を告げた。カフェファラオが1年ぶりの勝利で2014、15年のコパノリッキーに続く史上2頭目の連覇を達成。1分33秒8(重)の勝ちタイムはレースレコード&コースレコードタイの快記録だ。

 「ポイントはスタートだと思っていました。3番手を取れた時点で『これで負けたら仕方ない』と。最後まで馬から気持ちをそらさないようにしました。復帰後の7勝目で一番冷静に乗っていたと思います」

 26年連続の重賞VをGIで飾った福永騎手はゴール後に何度もガッツポーズを作り、喜びを爆発させた。16日の追い切りで初めてまたがり、気ムラな性格を確認。砂をかぶらないよう、スタートに“全集中”した。1歩目はそれほど速くなかったが、すぐに絶好のポジションを確保。抜群の手応えで直線を向くとラスト1ハロンで満を持して先頭へ。最後は2馬身半差をつける完勝劇だった。

 12月の香港スプリントで落馬骨折し、休養中に届いた今回の騎乗依頼を、意気に感じないはずがない。「信頼していただいている証し。しっかり状態を作らないといけないと強く思いました。いい仕事ができたと思います」と復帰3週目でのGI制覇に胸を張った。

 堀調教師は「馬が頑張って走ってくれたし、ジョッキーも最高にうまく乗ってくれた」と人馬に最敬礼。この日は大きさの違う3種類のチークピーシズを用意し、最終的には昨年と同じものを装着して臨んだ。「去年よりメンタルが一定のリズムで走れていたし、走りの質も良かった」とたたえた。

 今後は未定だが世界も視野に。ドバイワールドC(3月26日、メイダン、GI、ダ2000メートル)や、優先出走権を得たブリーダーズCクラシック(11月5日、キーンランド、GI、ダ2000メートル)などが候補になりそうだ。「速いタイムで走れる馬。距離は問題ないし、バランスがいいのでワンターン(しか走れない馬)のフォームではない」と福永騎手も可能性を感じている。東京の王から世界の王へ-。カフェファラオの進撃は止まらない。(漆山貴禎)

カフェファラオ 父アメリカンフェイロー、母マリーズフォリーズ、母の父モアザンレディ。鹿毛の牡5歳。美浦・堀宣行厩舎所属。米国産。馬主は西川光一氏。戦績11戦6勝(うち地方2戦0勝)。獲得賞金3億2879万5000円(うち地方350万円)。重賞は2020年GIIIユニコーンS、GIIIシリウスS、21年GIフェブラリーSに次いで4勝目。フェブラリーS堀宣行調教師が昨年に次いで2勝目。福永祐一騎手は2005年メイショウボーラーに次いで2勝目。馬名は「冠名+父名より」

★売り上げ、入場者数…フェブラリーSの売り上げは156億6193万9400円で前年比117・9%とアップ。入場者数は1万2071人(うち有料入場1万1556人)だった。

福永祐一騎手…2005年(メイショウボーラー)以来17年ぶりで、通算2勝目。JRA・GIは21年ジャパンCコントレイル)以来で、通算33勝目。18年から5年連続JRA・GI勝利となった。初コンビでのJRA・GI勝利は21年天皇賞・春ワールドプレミア)以来で、通算3勝目。JRA重賞も昨年のジャパンCコントレイル)以来で、通算158勝目。1997年から26年連続でのJRA重賞勝利となった。

堀宣行調教師…2年連続で通算2勝目。JRA・GIは本馬による21年フェブラリーS以来で、通算14勝目。JRA重賞は先週の共同通信杯ダノンベルーガ)に続く今年2勝目、通算64勝目。

★アメリカンフェイロー産駒…2年連続で通算2勝目。JRA・GIも本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算2勝目。JRA重賞も本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算4勝目。

★馬主・西川光一氏…2年連続で通算2勝目。JRA・GIも本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算2勝目。JRA重賞も本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算6勝目。

★生産者Paul P・Pompa…2年連続で通算2勝目。JRA・GIも本馬による21年のフェブラリーS以来で通算2勝目。JRA重賞も本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算4勝目。

★外国産馬の勝利…20年(モズアスコット)、本馬による21年と3年連続で、通算7回目。

★5歳馬の勝利…19年(インティ)以来3年ぶりで、通算12回目。5歳馬のワンツー決着は15年(1着コパノリッキー、2着インカンテーション)以来7年ぶりで、通算2回目。

★レースレコード…勝ちタイム1分33秒8は16年にモーニンが記録した1分34秒0を0秒2更新するレースレコード。

★冬季五輪開催年…本レースがGIとなった97年以降、冬季五輪開催年は7回あり、98年を除く直近の6回はいずれも5歳馬が連対する結果となった。

★20日東京11R「フェブラリーS」の着順&払い戻しはこちら

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【ユニコーンS】“二刀流”ファラオ、初の砂戦で快逃ショー 2019年6月17日(月) 05:11

 ユニコーンSが16日、東京競馬場で13頭によって争われ、先手を取った3番人気ワイドファラオが、直線でいったんは2番人気デュープロセスにかわされながらも差し返して優勝。初のダート戦出走で芝のニュージーランドTに次ぐ重賞制覇を飾った。1番人気デアフルーグは7着に敗れた。

 芝でも砂でも速いもの勝ちだ。芝のニュージーランドTを逃げ切ったワイドファラオが、またもや逃げ切りV。2011年シリウスSヤマニンキングリー以来の、初ダートで重賞勝ちを成し遂げ、3歳ダート界に“二刀流”の新星が誕生した。

 「オーナーには最初からダート(の方が合う)と言っていたんです。それが立証できましたね」

 してやったりの表情の福永騎手は、持ち味のスピードと粘り強さを思う存分に発揮させた。

 スタートセンスが抜群。最内枠だけに1歩目が遅ければ、前に他馬に入られて砂をかぶる展開になっていた。初ダートでも東京のマイルはスタート地点が芝。これもアドバンテージになり、ダッシュよく飛び出して、外の先行馬も振り切って先頭に立つと、その後はひとり旅。ゴール前ではデュープロセスが迫ったが、頭の上げ下げでアタマ差競り勝った。

 「スタート次第と思っていたけど、今回もいいスタート。あの形から控えても馬のリズムを崩すだけですからね。最後は脚が上がっていたけど、並んでしのいだのは、この馬の気持ちの強さ」

 自分の形に持ち込んで気力を絞り出したジョッキーは、精神力の強さに舌を巻く。

 初ダートで重賞を制した馬ではクロフネメイショウボーラーなどが、その後に砂の頂点に立っている。福永騎手は「僕が乗った馬ではメイショウボーラーがそうだったけど、その後にGIでも活躍した。この馬にもそうなってほしい」とさらなる高みを目指す。距離は「正直(マイルは)少し長い」と話すが、フェブラリーSの舞台で勝てたのも、大きな自信になったはずだ。

 3歳にして芝とダートで重賞タイトルを手にしたワイドファラオ。今後も二刀流で、その存在感を示していくのかに注目だ。 (柴田章利)

★16日東京11R「ユニコーンS」の着順&払戻金はこちら

ワイドファラオ 父ヘニーヒューズ、母ワイドサファイア、母の父アグネスタキオン。栗毛の牡3歳。栗東・角居勝彦厩舎所属。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産馬。馬主は幅田昌伸氏。戦績6戦3勝。獲得賞金1億40万3000円。重賞は2019年ニュージーランドTに次いで2勝目。ユニコーンS角居勝彦調教師が05年カネヒキリに次いで2勝目。福永祐一騎手は12年ストローハットに次いで2勝目。馬名は「冠名+王様」。

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【血統アナリシス】阪神JF ディープインパクト産駒2騎のプロフィールに不足なし!歴史的名牝の仔に未知の魅力あり!2018年12月8日() 16:10

日曜日に行われる阪神JFの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。


ベルスール
全姉のベルルミエールは3歳時、半姉のヴゼットジョリーは2歳時から重賞戦線で活躍。一族からは英1000ギニー勝ち馬が出ているように、スピード能力に優れた牝系である点が大きな特徴。父に短距離指向の強いスウェプトオーヴァーボードを配することで、スピードがより強調されている。視点を変えると、スタミナを問われる舞台は不向き。京都芝1400m→阪神芝1600mの臨戦過程で、好パフォーマンスを示せるかどうかについては疑問符が付く。軽い競馬質になれば3着には、といったところか。

ジョディー
スピードの持続力に長けたダイワメジャーを父に持ち、母父のモンズーンはBMSとして2016年の勝ち馬ソウルスターリングを送り出している。さかのぼると、米国の至宝とも呼ばれた名繁殖牝馬のラトロワンヌにつながる名門牝系。相応のポテンシャルを秘めた血統構成と言えよう。半面、母がモンズーン×サドラーズウェルズという欧州色の濃い配合ゆえに、瞬発力を求められる競馬では足りない印象。血の良さを活かすためには、上がりを要する競馬になるか、あるいは早めに仕掛けて持続質の競馬に持ち込むことが肝要になる。

プールヴィル
母父のケンダンジャルは父として仏2歳重賞勝ち馬を数多く輩出。母は仏G3ウイナーにして、英マイルG1でも上位争いを演じたケンホープ。早期から活躍が見込めるスピードタイプだ。この母に仏ダービー馬のルアーヴルを重ねることで、水準以上のスタミナが補完されている。一方で、欧州血脈で固められた配合ゆえに、瞬発力勝負ではパンチが足りない印象。持ち味を発揮するためには、上がりを要する競馬、あるいは自身から動くなど、思い切った策が不可欠となる。

シェーングランツ
2016年の勝ち馬ソウルスターリングの半妹。母のスタセリタはG1 6勝の名牝、母父であるモンズーンは優れた底力を伝えて世界的に成功を収めた万能型。その母系にディープインパクトを掛け合わせているのだから、潜在しているレース適性だけでいえば半姉を上回る。父と母父の本質を踏まえると、もう少し距離が延びたほうがいいのかもしれないが、展開利があったとはいえ前走でマイル重賞を制しているのは事実。2歳牝馬同士の争い、かつ直線の長い阪神外回りなら好戦可能とみる。

メイショウショウブ
ダイワメジャー×キングカメハメハという、当レースの活躍血統同士の組み合わせ。祖母を基点とする親族に重賞級はいないが、3代母から広がる一族にはアドマイヤムーンなど活躍馬の名が多数見られる。よって、牝系の活力面については過度に不安視する必要はない。スピードに長けたヘイロー3×5のクロスならびに父の機動力と、身体能力の高さが持ち味である母父の血がマッチするようであれば、好パフォーマンスを示しても、何ら不思議はない1頭と言えよう。

スタークォーツ
父はスピードとパワーを身上とするメイショウボーラー。母父に日本ダービー馬のアドマイヤベガを配し、スタミナを補完するかたちをとっているが、ヘイロー4×4のクロスが強く反映されているせいか、本馬はスピード優先のタイプに仕上がっている。スピード上位の一方、近い親族の活躍馬はトウショウシロッコが目立つ程度。マイルG1の舞台では活力面で見劣る印象を受ける。メイショウボーラー産駒の当該コースにおける成績も良いとは言えず、今回は厳しい戦いを強いられるのではないか。

ウインゼノビア
父はジャパンカップを制したスクリーンヒーロー。一族にはクィーンスプマンテなどの名が見られる。意外性に富んだ血統構成と言えよう。祖母のレディゴシップはタイトル獲得こそ成らなかったが、重賞戦線で堅実駆けしていた馬。本馬のブレが少ない成績は牝系譲りなのかもしれない。父と牝系をみるに力の要る阪神コースはマッチする印象。ただし、スタミナとパワーに長けているぶん、速い上がりの決め手勝負では分が悪い。持ち味を活かすには、自ら早めに仕掛けて我慢比べに持ち込むか、もしくは道悪など馬場の恩恵が欲しい。

ラブミーファイン
父は新種牡馬のジャスタウェイ、母父はアグネスデジタルという組み合わせ。トニービンのスパイスが効いた父に、北米血脈を掛け合わせた好バランスの配合と言えよう。パワーと持続力が強調された血統構成ゆえに、京都→阪神のコース替わりはプラスに作用してもおかしくはない。一方で、ジャスタウェイ産駒の当該コースにおけるパフォーマンスが悪い点は気がかり。近い親族に重賞クラスがいないところも物足りない。最も得意とする上がりを要する展開になった際の、掲示板争いまでが限界ではないだろうか。

クロノジェネシス
近親にフサイチエアデール、その仔としてフサイチリシャールがいる一本筋が通った一族の出。半姉には活躍中のノームコアがいるように、ファミリーの近況が活気付いている点は好印象だ。父であるバゴ産駒の当レースにおける馴染みは薄いが、2013年にクリスマスが7番人気4着と善戦。同じコースで行われる桜花賞では、2010年にオウケンサクラが3番人気2着と好戦しており、決して相性が悪い舞台ではない。最も得意とするスピードの持続力を問われる競馬になれば、面白い1頭になりそうだ。

タニノミッション
母は言わずと知れた歴史的名牝ウオッカ。父のインヴィンシブルスピリットはスピード持続力に優れた産駒を輩出する傾向が強く、2014年の欧州年度代表馬キングマンや2009年の欧州最優秀短距離馬であるフリーティングスピリットなどを送り出している。日本国内の産駒成績は芝短距離に偏っているが、東京マイルを勝ち上がった本馬には当てはまらないかもしれない。父の速力とパワー、母の持久力と爆発力が融合するようであれば、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性もある。未知の魅力に満ちた1頭だ。

ビーチサンバ
父は芝、ダートの双方でG1を制したクロフネ。母のフサイチエアデールは重賞4勝かつG1で3度の2着を記録、全兄のフサイチリシャールは2歳王者という良血馬。本馬も全兄同様、スピードとパワーを兼備したマイラータイプだろう。ゆえに、力の要る阪神コースは歓迎のクチ。さきの紫苑S勝ち馬ノームコアや当レースに出走予定のクロノジェネシスなど、近い親族が重賞で好成績を挙げている点も心強い。特長を存分に活かせる持続力勝負になれば、上位進出のチャンスは十分にある。

レッドアネモス
伯父は天皇賞(秋)2着など中距離路線で活躍したアグネスアーク、近親には重賞3勝のビハインドザマスクヴィクトリアマイルを制したコイウタの名が見られる。スピードの持続力に優れていると同時に種牡馬の持ち味が活きる牝系だ。父は現2歳世代好調のヴィクトワールピサ。勝ち上がり率が上昇しているだけでなく、重賞での活躍も目につくようになってきている。父の勢いと総合力、母父であるサクラバクシンオーの機動力がこの舞台で巧くマッチするようであれば、上位争いに加わってきてもおかしくない。

ダノンファンタジー
父であるディープインパクトの産駒は当舞台で好成績。母父にグレイソヴリン系種牡馬を持つ馬の相性も悪くない。母はアルゼンチンの中距離G1を2勝。近親にはブラジルのG1馬や南アフリカの重賞ウイナーが複数並び、各要素をバランス良く兼ね備えた優良牝系と判断できる。グレイソヴリン系×ストックウェル系という母の配合をみるに牝馬同士のレースであれば、少々タフな競馬質になっても不安はない。いかにも当レース向きの均整のとれた血統構成だ。

サヴォワールエメ
父はスピード型サンデーサイレンス系のダイワメジャー。母父であるピヴォタルは、BMSとして欧州中心に中距離以上のG1で活躍。国内でもさきの宝塚記念を制したミッキーロケットを送り出している。パワーとスピードの持続力が強調された配合だ。近い親族にBCマイル勝ち馬、一族にエルグランセニョールなどがいる牝系についても上質と言えよう。血の特長を存分に活かせる持続力勝負になれば、上位争いに絡んでくる可能性はある。

ローゼンクリーガー
父は2013年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでスーパーレコードを叩き出したノヴェリスト。その父にフジキセキの肌馬を組み合わせることにより、上質の速力を実現している。一方で、近い親族をみると重賞級はゼロ。ここに入ると活力の面でパンチに欠けると言わざるを得ない。過去4戦オール連対と底をみせていない点は評価できるものの、適性に優る馬が揃った今回は強調材料に乏しい印象を受ける。積極的には手を出せない。

グレイシア
母は秋華賞4着など3歳重賞戦線で活躍。さかのぼれば、4代母にシヤダイチヤツターを擁する名門一族。上質の牝系の持ち主と言えよう。ダイワメジャー×欧州型ノーザンダンサー系×欧州型ナスルーラ系の配合は2015年の勝ち馬メジャーエンブレムと同じ。その点を踏まえると、相応の潜在適性を備えていると判断できる。半面、相手強化で巻き返しが効きづらい父の産駒の特徴を鑑みると、G3大敗→G1の臨戦過程は不安材料。それなりの走りは見せるかもしれないが、馬券圏内までには届かないのではないか。

トロシュナ
母は米ダ6FのG3勝ち馬。きょうだいに重賞勝ち馬はいないものの、シュプリームギフトロワアブソリューデアレガーロといった重賞好走馬が並ぶ。父のタイプにかかわらず、堅実に走っているところが大きな特徴だ。その母にスクリーンヒーローを掛け合わせることで、さらにスピードの持続力を強調。加えて、アレッジド(リボー系/母母父)の血脈とノーザンダンサーの多重クロスを内包しているのだから、秘めている持久力もかなりのもの。決め手比べでは分が悪いかもしれないが、しぶとさを活かせる展開になれば、ここでも上位争いに絡んでくるかもしれない。

メイショウケイメイ
さかのぼると、5代母のアンティックヴァリュー(1993年の2冠牝馬ベガの母)に辿り着く名門の出。父は凱旋門賞馬のワークフォースで、一見すると中距離以上に適性を示してもおかしくない。だが、本馬は母父のデュランダル、ならびにミスプロの多重クロスが強く反映されているせいなのか、現状はスピード優先のタイプに仕上がっている。機動力を活かせるようなら面白い存在ではある半面、ワークフォース産駒の当該コースにおける成績が芳しくない点は気がかり。上位進出するためには、馬場や展開など何らかの助けが欲しい。



ウマニティ重賞攻略チーム

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【馬名決まりました】美浦(3月12日登録分)2015年3月17日(火) 15:42

ニシノクローバー(牝、父アドマイヤオーラ、母シュフルール、美浦・上原博之

サンタイラー(牝、父オレハマッテルゼ、母レッドグラス、美浦・中舘英二

サンフェスティバル(牝、父オンファイア、母マヤノカプリース、美浦・尾形和幸

ダリグラム(牝、父キングカメハメハ、母サルヴァドール、美浦・栗田博憲

マイアミノキセキ(牡、父キンシャサノキセキ、母タッチオブイノセンス、美浦・高橋祥泰

マルターズレーン(牡、父シベリアンホーク、母マルターズクラシカ、美浦・堀井雅広

サクセスクイーン(牝、父ジャングルポケット、母ゴルトクローネ、美浦・新開幸一

ロジタイム(牡、父ステイゴールド、母タイムトラベリング、美浦・大竹正博

ラセレシオン(牝、父ゼンノロブロイ、母アルゼンチンスター、美浦・藤沢和雄

リトルキャット(牝、父ソングオブウインド、母ニットウヴァレリー、美浦・黒岩陽一

マイスフォルテ(牝、父ディープインパクト、母ディラローシェ、美浦・戸田博文

ダノンポラリス(牡、父ハービンジャー、母グレイスティアラ、美浦・藤沢和雄

マザーファンネル(牝、父フサイチコンコルド、母ニシノマザーアース、美浦・古賀史生

オーバースト(セ、父マツリダゴッホ、母オークルーム、美浦・加藤和宏

ウエスタンルーヴル(牝、父メイショウボーラー、母ウエスタンバリア、美浦・小島太

クラウンビジュー(牝、父メイショウボーラー、母サチノラパシオン、美浦・栗田徹

ティズドラゴン(牡、父Tiznow、母Spring Awakening、美浦・田島俊明

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【馬名決まりました】栗東(12月11日登録分)2014年12月16日(火) 14:34

エメラルウルトラ(牡、父アルデバランII、母セトウチシャイン、栗東・羽月友彦

ナムラゴクウ(牡、父ヴァーミリアン、母サンセットムーン、栗東・日吉正和

サンマルブリーズ(牡、父ヴァーミリアン、母サンマルバンベール、栗東・千田輝彦

ジュエルメーカー(牝、父エンパイアメーカー、母ステラマドレード、栗東・千田輝彦

カルシャン(牝、父エンパイアメーカー、母ダンスオブサロメ、栗東・岡田稲男

レッドランタン(牝、父オレハマッテルゼ、母メモリーズオブロニー、栗東・中内田充正

クリノキララ(牝、父カンパニー、母クリノステップ、栗東・湯窪幸雄

ニシノアンセム(牡、父キングカメハメハ、母アラビックソング、栗東・河内洋

インスパイアー(牡、父キングカメハメハ、母アレキサンドリア、栗東・須貝尚介

マイネルネーベル(牡、父キングカメハメハ、母マイネレーツェル、栗東・五十嵐忠男

シゲルタイコマツリ(牝、父キングカメハメハ、母マクシマール、栗東・千田輝彦

ビービーボヌール(牡、父キンシャサノキセキ、母ジョウノナイヤガラ、栗東・中内田充正

ヒルノケルン(牡、父クロフネ、母シルクプリズム、栗東・昆貢

サンマルアリュール(牝、父ゴールドアリュール、母ミスサイベリア、栗東・大橋勇樹

サウンドアプローズ(牡、父コンデュイット、母タイキシャイン、栗東・高橋康之

サンライズシーズン(牡、父サウスヴィグラス、母ハロードリーム、栗東・牧浦充徳

シンキロウ(牡、父サムライハート、母マザーズウィッシュ、栗東・高橋義忠

セイマイスター(牡、父シンボリクリスエス、母ハーリカ、栗東・服部利之

パドパピヨン(牝、父スウェプトオーヴァーボード、母グランパドドゥ、栗東・鮫島一歩

コスモブラッドレー(牡、父ステイゴールド、母オードリーローズ、栗東・中村均

ドリーマーズハイ(牝、父スペシャルウィーク、母ケープコーラル、栗東・松田博資

ケントオー(牡、父ダンスインザダーク、母ポポチャン、栗東・西橋豊治

シンコースカイ(牝、父ディープスカイ、母シンコールビー、栗東・湯窪幸雄

ロンギヌス(牡、父デュランダル、母レイナウッド、栗東・崎山博樹

テイエムモンブラン(牝、父テレグノシス、母テイエムノキセキ、栗東・浜田多実雄

キョウワカンナ(牝、父ハーツクライ、母キョウワジェイド、栗東・日吉正和

ゼンノアヴィット(牡、父ハービンジャー、母ウインプラチナム、栗東・飯田祐史

クレスコエルザ(牝、父ハービンジャー、母クレスコティアラ、栗東・石坂正

ヘラルド(牝、父ハービンジャー、母チアズグレイス、栗東・中内田充正

ラブエンジェル(牝、父ハービンジャー、母ミスフーバフーバ、栗東・牧浦充徳

シゲルハマオリサイ(牡、父バゴ、母イサミステルス、栗東・坂口正則

カネトシエトワール(牡、父フォーティナイナーズサン、母サクラシルフィード、栗東・沖芳夫

リッシンレモン(牝、父フサイチコンコルド、母サンダークラップ、栗東・作田誠二

テイエムラータワー(牡、父ブライアンズタイム、母フィフスアベニュー、栗東・福島信晴

サクヤヒメ(牝、父ホワイトマズル、母アイムソーラッキー、栗東・田中章博

アイアンパッキア(牝、父マイネルラヴ、母アイアンアタック、栗東・牧田和弥

ホホエムオンナ(牝、父ミスキャスト、母エガオヨシ、栗東・沖芳夫

クレバーフォース(牡、父メイショウサムソン、母コードネーム、栗東・矢作芳人

デンコウシュク(牡、父メイショウボーラー、母デンコウレジーナ、栗東・庄野靖志

メイショウタラチネ(牝、父メイショウボーラー、母メイショウバトラー、栗東・高橋義忠

イチズ(牡、父ワイルドラッシュ、母ハネダテンシ、栗東・鈴木孝志

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メイショウボーラーの関連コラム

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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
今週は新潟2歳ステークス。キャリアの少ない2歳戦、しかもクラシックに繋がるレースだけあり、血統派としては気合が入ります。

内枠から考察していきます。

●前走はフロックではない
チシャーキャットメイショウボーラー産駒で母母がCaerleon産駒だからメイショウボーラーの配合のキーを継続してCaerleon≒Storm Cat4・3×3となる。母父クロフネ、母系にRobertoも入りダート馬に出てもおかしくない(将来はダートで結果を残す可能性もある)血統だが、自身には先述したCaerleon≒Storm Catや、3代母MamalunaのRoyal Cherger≒Nasrullah4・4・4・4による柔らかさも発現しているようで芝結果を残しました。新馬戦は単勝万馬券だったが決してフロックではなく、ハイペースではあったが勝ち時計はダリア賞より0.7秒も速い。新潟2歳はこれくらい軽さのあるタイプの方が合うし、穴の筆頭はこの馬だとみています。

●素質は高いが新潟マイルでは?
モーヴサファイアは、ブラックスピネルの妹でクリソプレーズ(マリアライトリアファルクリソライトの母)によって急速に発展している3代母キャサリーンパー牝系。クリソプレーズ=アロンダイトのパワーは、エルコンドルパサーの影響も大きいですが、キャサリーンパーはNever bend×Ribotなので、パワーを伝える牝系。モーヴサファイアはShareef Dancer≒Chief’s Crown4×4だけでもなかなかの配合といえますが、母モルガナイトは、デインヒルの重要血脈、Danzig、Ribot、Tudor Minstrel、La Troiennneを持っているのでハービンジャー産駒の配合としてはかなりの好配合で、将来性は非常に高いとみています。ただ、まだまだ動きは緩いので平坦の新潟マイルの瞬発力勝負では厳しい気が。素質の高さでどこまで走ってくるかでしょう。内枠というのも圧倒的にマイナスです。

●新潟マイルだと詰めの甘さが出そう
イブキルーラーシップ産駒らしいストライドで走るので如何にも大箱向きの中距離馬で、大箱でもマイルで坂のない新潟では詰めの甘さが出るでしょう。

ラブリーデイのような馬
アピールバイオは、母ビクトリアスバイオがキングカメハメハ×ブライアンズタイムという配合で、Graustark6×4、Raise a NativeとNashuaもクロスするからパワー型でラブリーデイに似たピッチ走法で走る。キンカメにRobertoという点でもラブリーデイと同じ。だからベストは内回りの中距離だと思うが、スローになれば脚質は違えどハープスターシンメイフジのようなピッチ走法の加速力が活きるレースではあるから好走しても驚けません。

オメガヴェンデッタのようなタイプ
サンライズソアは、エピファネイアユールシンギングらが出たシンボリクリスエス×スペシャルウィークで、母母がビハインドザマスクだから叔父にオメガヴェンデッタマスクトヒーローがいる血統。ビハインドザマスクの母ヴァインゴールドはMr.Prospector×Bold Reason×ヒッティングアウェーだから米血パワーが豊富。サンライズソアの面白いところは、ビハインドザマスクスペシャルウィークシンボリクリスエスと名牝La Troiennneの血を多く配されているところで、パワーに寄っている走法からもやはり同牝系のオメガヴェンデッタと同じような1400型の馬になっていくのでしょう。このメンバーでは素質上位だから好走しても驚けないが、追って味のある馬ではないので重賞の外回りのマイルで積極的に買いたいかというと違う。

●器用さと奥深さがある
ヴゼットジョリーベルルミエールの妹でローエングリン×サンデーサイレンス、母系にSaumarezを持つからHalo≒Red God4×3・6で、「ストライド走法ではないけれど、柔らかみのある走り」には、ロゴタイプサトノダイヤモンドのようなHaloらしさを感じます。血統表の1/4に当たる母母フェンジーは、Saumarez×LyphardというNasrullahとHyperionとFair Trialをクロスしてある重厚な血で、奥があるのも魅力。Haloらしく何でも出来るタイプだろうから、桜花賞でバッキューンと弾けるかどうかはともかく、2歳のこの時期の重賞ならば競馬の巧さで好走しそうです。

●ディープ×Storm Catのニックスだが…
キャスパリーグは、ディープインパクト×Storm Catのニックスで、Nijinskyを持つのはサトノアラジンラキシスらと同じ。1/4にあたる母母Que BelleがPokerやSpectacular Bidを持つから全体でSir Gaylord≒Secretariat≒Poker≒Bold Bidderとナスキロが豊富だし、Promised Landのクロスもあるから柔らかい体質を持ちます。ただ、兄リアルキングと同じように、Que BelleはStriking≒Blue Eyed Momo5×5というパワーに秀でたニアリークロスも持つからストライド走法には出ないよう。キャスパリーグもこの走法で外回りマイルのGIで弾けきるにはハープスターほどの抜けた運動神経を持っていなければ難しいですが、新潟2歳なら好走しておかしくないはずです。

●加速力≒ギアチェンジ勝負なら
オーバースペックの父プリサイスエンドは母母がSecretariat≒Bold Bidder2×3(Bold RulerとPrincequillo)、さらに母系にCount Fleetを持ち、Mr.Prospector系の中でもアドマイヤムーンスイープトウショウラインクラフトなど芝の一流馬を多く輩出したエンドスウィープの仔ということもあり、プラチナティアラ(函館2歳S2着)やセレスロンディーシンザン記念3着)など同世代相手であれば芝の重賞で勝ち負けする馬を出せる種牡馬ではあります。母父キャプテンスティーヴはBold Ruler5×4ですし、追込みで結果を残していますが、小回り福島での未勝利戦の加速などは、ストライド走法のそれではなく、Bold Ruler的なものだと解釈することはできないでしょうか。新潟2歳はスローの瞬発力勝負というよりは、加速力≒ギアチェンジ勝負になることが多いですから、この馬にはもって来いだと思います。

●内1400m→外1600m替わりは歓迎
マイネルバールマンは、Nijinskyが出た牝系で、Nijinsky≒Midsummer Magic5×3、Nijinsky≒Midsummer Magic+ナスキロという点では、Caerleon≒プレイリースカイ4×2ともいっても良い配合で、それらしいストライドで走るので前走の新潟内1400mよりは、今回の新潟外マイル向き。前走は適性の差と流れで負けただけで、外回りでやればリンクスゼロを差し切っていたと思います。今年の岡田繁幸氏系なら断然この馬でしょう。


【まとめ】
・人気どころで推したいのは、キャスパリーグヴゼットジョリー
・人気ほど信頼が置けないのは、モーヴサファイアサンライズソア
・人気薄で注目したいのは、チシャーキャットマイネルバールマン
アピールバイオオーバースペックは可も不可もない
6枠2頭(キャスパリーグヴゼットジョリー)から、チシャーキャットマイネルバールマンへのワイドや、枠連の6枠流しで買ってみたいです。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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2011年9月26日(月) 14:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」スプリンターズステークス2011前走分析
閲覧 405ビュー コメント 0 ナイス 21

過去のスプリンターズステークスを振り返ってみると、秋のスプリント王決定戦に相応しく、1200m戦での実績が重要であることが分かる。

以下は、過去5年の優勝馬(日本最先着馬)が過去に1200m戦で記録した最高指数の一覧である。

■2010年 キンシャサノキセキ(2着・日本最先着馬)
59.7 高松宮記念1着

■2009年 ローレルゲレイロ
58.8 高松宮記念1着

■2008年 スリープレスナイト
60.4 北九州記念1着

■2007年 アストンマーチャン
55.3 北九州記念6着

■2006年 メイショウボーラー(2着・日本最先着馬)
58.1 ガーネットステークス1着

3歳馬のアストンマーチャン、ダート路線から参戦のメイショウボーラーを例外として除くと、残りの3頭は過去に芝1200mの古馬重賞で勝利し、58.8以上の指数を記録していることがわかる。

それでは、今年の出走予定馬で上述の条件を満たしている馬をピックアップしてみよう。

58.8 カレンチャンキーンランドカップ1着)
58.8 ビービーガルダンキーンランドカップ2着)
58.8 バドトロワ(キーンランドカップ3着)
58.1 サンダルフォン北九州記念1着)
57.8 トウカイミステリー北九州記念1着)
57.0 ヘッドライナー(CBC賞1着)
56.8 ダッシャーゴーゴー(CBC賞1着)
55.9 アーバニティ(オーシャンステークス1着)
55.6 エーシンヴァーゴウ(セントウルステークス1着)

条件を二つとも満たしているのは、カレンチャンただ1頭。キンシャサノキセキローレルゲレイロが引退したことによる世代交代の狭間で、ややレベルの低いメンバー構成ではあるが、重賞連勝中のカレンチャンが海外の強豪を相手に新女王の座を確かなものに出来るかに注目が集まる。

以上の考察により、今年のスプリンターズステークスは、カレンチャンを中心とした新興勢力に外国馬を加えた優勝争いになると結論づけたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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2010年9月27日(月) 14:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」スプリンターズステークス2010前走分析
閲覧 636ビュー コメント 0 ナイス 21

過去のスプリンターズステークスを振り返ってみると、秋のスプリント王決定戦に相応しく、1200m戦での実績が重要であることが分かる。

以下は、過去5年の優勝馬(日本最先着馬)が過去に1200m戦で記録した最高指数の一覧である。

■2009年 ローレルゲレイロ
59.0 高松宮記念1着

■2008年 スリープレスナイト
60.3 北九州記念1着

■2007年 アストンマーチャン
55.2 北九州記念6着

■2006年 メイショウボーラー(2着・日本最先着馬)
58.2 ガーネットステークス1着

■2005年 デュランダル(2着・日本最先着馬)
58.7 高松宮記念2着

3歳馬のアストンマーチャン、ダート路線から参戦のメイショウボーラーを例外として除くと、残りの3頭は過去に芝1200mの重賞で2着以内に入線し、58.7以上の指数を記録していることがわかる。

それでは、今年の出走予定馬で上述の条件を満たしている馬をピックアップしてみよう。

59.9 キンシャサノキセキ高松宮記念2着)
59.9 ファイングレイン高松宮記念1着)
59.1 メリッサ北九州記念1着)
59.1 ワンカラット函館スプリントステークス1着)
59.0 ローレルゲレイロ高松宮記念1着)

以上の考察により、今年のスプリンターズステークスは、G1馬3頭と新興勢力の牝馬2頭を中心に外国馬を加えた優勝争いになると結論づけたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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2010年2月18日(木) 21:36 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第3話フェブラリーS(謎解き編)~
閲覧 771ビュー コメント 0 ナイス 0

第3話「フェブラリーS」です。

まずは近年のラップを見てみましょう。

05年 34.2-23.6-36.9 =1.34.7 ▼1△4△4 平坦戦 不良
06年 33.9-23.5-37.5 =1.349 △8▼6±0 瞬発戦
07年 34.6-24.3-35.9 =1.34.8 ▼3▼5△9 瞬発戦 不良
08年 34.8-24.3-36.2 =1.35.3 ±0▼7△4 瞬発戦
09年 35.1-23.7-35.8 =1.34.6 ▼5△8△3 瞬発戦 稍重

レースの流れは結構ばらつきがありますが「瞬発戦になりやすい」ということは言えそうです。
過去9年を見ても、瞬発戦6回、平坦戦2回、消耗戦1回となっています。

過去9年のうち7回は上がりが1位か2位の馬が勝利しています。
やはり府中の直線は長く「この区間でどれだけの脚が使えるか」というのがポイントになるでしょう。
上がりが3位以下の馬で勝利したのは平坦戦の2レース(01年ノボトゥルー、05年メイショウボーラー)となっています。
展開次第では上がりは問われない可能性もあります。

瞬発戦になりやすいのだから瞬発力が重要とはいえますが瞬発力だけでは通用せずスピードとスタミナに裏付けられた瞬発力が必要となります。
毎年1分35秒前後の時計で決着しているのでそのスピードに対応することがまず必要。
そしてそのスピードを維持しつつラストの直線でギアをもう1段上げないいけない訳でそこまでで体力が尽きてしまっても駄目ということです。
「速い流れをキープしつつラストの直線で上がりの脚が使えること」
これがフェブラリーSの謎を解く鍵だと思われます。

その判断基準はダート1600m以下とダート1800~2000mの両方の実績(主に重賞)がある馬ということになるでしょう。
過去の勝ち馬を見てみると

サクセスブロッケン
短距離実績 ヒヤシンスS(3歳OP戦)
中距離実績 JDD(3歳GⅠ)

ヴァーミリアン
短距離実績 なし
中距離実績 JCD(古馬GⅠ)レコード

サンライズバッカス
短距離実績 武蔵野S(古馬GⅢ)
中距離実績 平安S(古馬GⅢ)

カネヒキリ
短距離実績 ユニコーンS(3歳GⅢ)、武蔵野S(古馬GⅢ)
中距離実績 JCD(古馬GⅠ)レコード

メイショウボーラー
短距離実績 根岸S(古馬GⅢ) 逃げて上がり最速のぶっちぎり
中距離実績 なし(参考 皐月賞3着)

アドマイヤドン
短距離実績 南部杯(古馬GⅠ)
中距離実績 JBC(古馬GⅠ)、JCD(古馬GⅠ)

ヴァーミリアンは短距離実績が全くなかったのでスピード的に不安でした。
個人的にはこの年の走破時計が35秒台になったことが大きかったのではないかと思っています。
ドバイに2度遠征していますがどちらも惨敗しています。
ドバイは2000mでも2分前後で決着している超ハイスピードレースです。
あれだけ強かったヴァーミリアンが惨敗したのは「スピード不足」が原因ではないでしょうか。
(ちなみに時計が遅いからレベルが低いということではなく求められた適性がスピード寄りではなく瞬発寄りだったということです。ヴァーミリアンは瞬発力に長けたダート馬ですから)

メイショウボーラーは芝では中距離実績はありましたがダートでは経験なし。
当然スタミナは不安でありましたが根岸Sを1.1秒の大差で圧勝するほどのスピードの持ち主。
自らが逃げてフェブラリーSをスピードレース化してしまったということ。

というように両方あればベストですがどちらか片方でも能力が突出していたり展開次第ではあるということになります。

【まとめ】
以上の見解から鍵を持っていそうな馬は
エスポワールシチーサクセスブロッケンスーニダイショウジェットワイルドワンダー
この5頭だと思われます。
次点ではオーロマイスターテスタマッタというところです。


次に芝組を考えてみます。
本当に正直な意見を言わさせて頂くと、この馬達は出走しなかったと仮定してもいいかなと思います。
もし来たら仕方ないでOKということです。
でもGⅠしか買わないという方もいるでしょうから私なりの見解を少し書きます。

私は馬体とか走法とかは一切見ないのでダートに適応できるかどうかは分かりません。
一番気になる点は「砂を被ること」です。
これを嫌がって能力が出せない馬も当然いても不思議ではありません。
馬体や走法などでダート適性があってもこればっかりはやってみないと分かりません。
唯一この条件を考えないでいい馬は「逃げ馬」か「ポツン追い込み馬」です。
芝組の中で逃げ馬といえばローレルゲレイロリーチザクラウン
おそらくどちらかがこのレース逃げるでしょう。
ローレルゲレイロは芝の1600mまでしか実績がないのでスタミナ的に不安。
ひょっとしたらと思わせるのはリーチザクラウンの方。
泥んこダービーで折り合って2着に粘れたということからスタミナは十分。
ダート戦でのスピードがあるかどうかというのがポイントになるでしょう。

今年のフェブラリーSはエスポワールシチーで鉄板と思っていますが、もしかしたらと思えるのはリーチザクラウンか。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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メイショウボーラーの口コミ


口コミ一覧

小倉別府特別

 海外にいても競馬はや 2019年8月21日(水) 21:33

閲覧 188ビュー コメント 0 ナイス 6

小倉ハンデ別府特別 登録23頭


7歳 1頭
53ミカエルシチー 父エンパイア
逃げ、重い芝苦手、注意

6歳 3頭
×54ショウナンアヴィド 父ロブロイ
軽ハンデで先行できれば、500万下勝ち上がりは小倉

△54ピースマインド 父ディープ
差し、小倉得意、小倉1000万下2着、順番待ち

×54マリエラ 父キンシャサ
追込、秋山Jなら3着ある

5歳 3頭
△53牝トーカイレーヌ 父ディープ
先行、小倉得意、母トウカイミステリー、ハマるか

◎52牝ユアスイスイ 父メジャー
逃げ、1000万下2着3回、初小倉1200

51牝ウイナーズロード 父ケイムホーム
先行、小倉未勝利4着

4歳 11頭
×55メイショウキョウジ 父メジャー
逃げ先行、小倉未勝利500万下あわせて全て馬券に、前走小倉500万下0.2差勝ち

○54ウィズ 父ブラックタイド
葵Sにてラブカンプー/アサクサゲンキと同タイムアンヴァルに先着、重賞クラスで軽い芝の京都向き、小倉2戦目、小倉1戦目は3人気8枠で差してまくって届かず7着

53アウトバーン 父パラドックス
芝1200では未勝利勝ち上がれず。

53トキメキジュピター 父モンテロッソ
初芝短距離、見送り

53トニーファイブ 父メイショウボーラー
函館では逃げ先行で垂れて最下位

△53牝シグナライズ 父フランケル
好位、軽い芝向き、紅梅4着、チューリップ6着、実力上位

×52牝タガノカレン 父メジャー
京都1400新馬戦重先行勝ち、小倉は500万下で7/10/3/1着と冬小倉平場で勝ち上がり、基本差しだが勝ち上がり時は先行、1000万下では先行できずだが軽ハンデなら3着ありうる

△52牝トンボイ 父アドマイヤマックス
阪神芝1200新馬戦で逃げ切り圧勝、逃げ先行、1000万下勝てる能力あるが小倉は2戦して番手で垂れて着外2回、おさえまで

△52牝メジェールスー 父カナロア
逃げ番手、軽い芝で先行して残る、前走逃げて6着だがトウカイレーヌと着差なし、母エイジアンウィンズ

52牝メープル 父マンカフェ
逃げ先行、初芝1200、京都ダート1200で逃げて2連勝

52牝リュニヴェール 父ハーツクライ
追込、小倉初、様子見

3歳 5頭
△51牝トップソリスト 牝 父ウォーフロント
11回走って2着6回の善戦レディー、勝ち上がりは8戦目の福島芝1200、その後500万下では2/2/1着、小倉未勝利2戦2着2回、逃げ先行

×51牝スタークォーツ 父メイショウボーラー
番手、小倉1200で3着2回、前走も3着でトウカイレーヌに0.1先着今回はハンデ差から3着までか、マーガレット4着

▲51牝エムティアン 父パドトロワ
逃げ先行、函館SS4着、前走小倉0.2差勝ち

50牝カシノティーダ 父ケイムホーム
追込、勝ち上がりは小倉九州産限定レース、力足らず

50牝ダンツブライト 父ロブロイ
差し、勝ち上がりは小倉九州産限定レース、力足らず

 銀色のサムライ 2017年2月16日(木) 21:34
【2005年フェブラリーS】快速馬メイショウボーラー
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今から12年前のフェブラリーステークスは新旧勢力のガチンコ勝負が繰り広げられました。

アドマイヤドン、タイムパラドックスという実績豊富な馬に対し、
ダート重賞2連勝中の快速馬・メイショウボーラーの実力が通用するのか、
というところがレースのポイントだったと記憶しています。

結果はメイショウボーラーが逃げ切り勝ちをおさめ、2.0倍の圧倒的人気に応えました。
雨の影響で脚抜きの良い馬場になっていたとはいえ、鮮やかすぎる逃げ切りでした。


メイショウボーラーは2歳の夏から世代のトップホースとして活躍。

でも、朝日杯FS2着、皐月賞・NHKマイルカップ3着、とGⅠでは詰めの甘さを見せていて、
芝の一線級相手では頭打ち、という状況でした。

1番人気だった3歳時のCBC賞で4着に敗れてからダート路線に転向。

初ダートだったガーネットSで2着に3馬身差の勝利を決めただけではなく、
ダート2戦目・根岸Sでは2着に7馬身差をつける圧逃劇を見せました。

1200mのガーネットSで3馬身差というのも凄いんですけど、
1400mの根岸Sで2着に7馬身差つけたのは衝撃的でしたよね。

距離不安もささやかれていたフェブラリーSをレコードで勝ち、
ダート3戦3勝で春のダート王の座を掴み取ったメイショウボーラー。

このフェブラリーS以降、1着に入れなかったのが残念でしたが、
とんでもないスピードで逃げ切ってしまうメイショウボーラーの強さには本当に驚かされました。


今年のフェブラリーSも2005年時と同じく、
実績豊富な馬たちに不安要素が多くて、新鋭のカフジテイクに人気が集まりそうな状況になっています。

カフジテイクはメイショウボーラーとは真逆の脚質ですけど、
勢いそのままに勝ち切る事ができるのでしょうか。

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 ユウキ先生 2015年6月20日() 21:51
☆購入額11万円の奇跡♪残念な死・・・☆
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『テイクオーバーターゲット』

2006年にオーストラリアから日本に遠征し、セントウルSでは2着☆スプリンターズSでは1着になった名スプリンターです(*^-^*)

41戦21勝、うちG1は06年スプリンターズSなど7勝を挙げた馬で、引退後故郷オーストラリアで余生を送っていましたが20日、放牧中の事故で死んだそうです・・・。

勝利したスプリンターズSではメイショウボーラーに2馬身以上の差をつけ快勝!!

メイショウボーラーは10番人気、3着には16番人気のタガノバスティーユが入り3連単配当ではなんと263万馬券になり大波乱な結果になりました!!!

1着に1番人気が入りながらも263万馬券!!!

競馬ファンに夢を持たせてくれる馬として個人的にも好きでした☆☆

本業がタクシー運転手だったJ・ジャニアック師が、3歳時にガレッジセールで約11万円で購入した馬だそうで、その馬が世界のG1を7勝も(*^-^*)

良血で高額な馬だけが全てではない!!

まさにそんな馬でした!!

ありがとうテイクオーバーターゲット★☆

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