【函館SS】データ解析2012年6月12日(火) 05:02
*過去10年が対象
◆スプリント重賞実績重要 連対20頭中12頭が芝1400メートル以下の重賞ウイナー。残る8頭中5頭は芝1400メートル以下でオープン特別勝ちか重賞連対実績があった。
◆洋芝巧者に注意 2006年に最低13番人気で優勝したビーナスラインは重賞初出走だったが、函館、札幌で4勝を挙げていた洋芝巧者。他に、8番人気という低評価で連対した2頭はともに函館芝1200メートルでオープン特別を勝っていた。函館初出走でも問題はないが、函館や札幌で実績があれば強調できる。
◆牝馬優勢 牡馬、せん馬【2・9・9・98】に対して、牝馬が【8・1・1・14】と圧倒。牡馬で優勝した2頭はともに前走で連対していた。牡馬が勝つには勢いが必要。
◆前走3着以内が理想 掲示板外からの巻き返しも目立つが、連対20頭中12頭が該当する前走3着以内が理想。勝ち馬に限れば10頭中7頭が前走3着以内だった。残る3頭はいずれも牝馬で、うち2頭は前走でGIに出走。例外は前述のビーナスラインだった。
◆7歳以上苦戦 7歳以上で連対したのは2頭のみ。ともに洋芝の1200メートルでオープン特別Vの実績があったが、2着まで。
◇結論◇ 過去8勝の牝馬だが、今年はやや手薄。トップ評価は4歳牡馬ロードカナロアとする。メンバー中、唯一の重賞優勝馬で、実績は断然。前走も高松宮記念3着なら不安はない。昨年の2着馬テイエムオオタカは、このコースのレコードホルダーでもあり、逆転候補の筆頭。函館でOP特別勝ちがあるパドトロワや、OP特別を連勝中のドリームバレンチノも侮れない。牝馬では、重賞2着の実績があり、前走2着で調子を上げてきたエーシンリジルに注目だ。 (データ室) |
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