スティルインラブ(競走馬)

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写真一覧
抹消  栗毛 2000年5月2日生
調教師松元省一(栗東)
馬主有限会社 ノースヒルズマネジメント
生産者下河辺牧場
生産地門別町
戦績16戦[5-2-1-8]
総賞金43,777万円
収得賞金8,950万円
英字表記Still in Love
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
ブラダマンテ
血統 ][ 産駒 ]
Roberto
Sulemeif
兄弟 ビッグバイアモンカペルマイスター
市場価格
前走 2005/10/16 府中牝馬ステークス G3
次走予定

スティルインラブの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
05/10/16 東京 11 府中牝馬S G3 芝1800 173510.0517** 牝5 57.0 幸英明松元省一 456
(0)
1.48.2 1.533.9⑮⑯⑭ヤマニンアラバスタ
05/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 15814160.0149** 牝5 56.0 幸英明松元省一 456
(-8)
2.12.7 1.236.3⑮⑮⑮⑮スイープトウショウ
05/05/28 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 106628.646** 牝5 56.0 幸英明松元省一 464
(+8)
1.59.5 0.633.8⑨⑧⑤⑤タップダンスシチー
04/11/14 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 187155.139** 牝4 56.0 幸英明松元省一 456
(+2)
2.14.3 0.734.6⑤⑥⑦⑦アドマイヤグルーヴ
04/10/17 東京 11 府中牝馬S G3 芝1800 16352.913** 牝4 57.0 幸英明松元省一 454
(-10)
1.46.4 0.233.9⑤⑤⑤オースミハルカ
04/07/18 小倉 11 北九州記念 G3 芝1800 13566.8412** 牝4 58.0 幸英明松元省一 464
(0)
1.45.3 1.236.1ダイタクバートラム
04/06/27 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1561142.3108** 牝4 56.0 幸英明松元省一 464
(+2)
2.12.6 1.535.9⑫⑫⑫⑩タップダンスシチー
04/05/29 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 127109.258** 牝4 57.0 幸英明松元省一 462
(+8)
1.59.1 1.636.2⑦⑦⑦⑥タップダンスシチー
03/11/16 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 15353.012** 牝3 54.0 幸英明松元省一 454
(-6)
2.11.8 0.035.3⑥⑥⑥⑥アドマイヤグルーヴ
03/10/19 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 188173.221** 牝3 55.0 幸英明松元省一 460
(-4)
1.59.1 -0.134.9⑩⑩⑧⑥アドマイヤグルーヴ
03/09/21 阪神 11 ローズS G2 芝2000 128111.915** 牝3 54.0 幸英明松元省一 464
(+22)
2.02.0 0.535.1アドマイヤグルーヴ
03/05/25 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18235.621** 牝3 55.0 幸英明松元省一 442
(0)
2.27.5 -0.233.5⑨⑨⑨⑨チューニー
03/04/13 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18593.521** 牝3 55.0 幸英明松元省一 442
(-2)
1.33.9 -0.235.1④⑤シーイズトウショウ
03/03/08 阪神 11 チューリップ G3 芝1600 16361.712** 牝3 54.0 幸英明松元省一 444
(-2)
1.36.0 0.135.9⑥⑥⑥オースミハルカ
03/01/19 京都 9 紅梅S OP 芝1400 16354.121** 牝3 54.0 幸英明松元省一 446
(-6)
1.22.1 -0.134.3⑧⑧モンパルナス
02/11/30 阪神 3 2歳新馬 芝1400 168151.711** 牝2 53.0 幸英明松元省一 452
(--)
1.22.2 -0.635.3キタノスザク

スティルインラブの関連ニュース

牝馬3冠の最終戦・秋華賞(16日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)の追い切りが12日、東西トレーニングセンターで行われた。春に桜花賞とオークスを制したスターズオンアースが美浦Wコースでラスト1ハロン11秒6の軽快な走りを披露。騎乗したクリストフ・ルメール騎手(43)の感触も上々。史上7頭目の牝馬3冠に視界は良好だ。



これが史上7頭目の牝馬3冠を狙う〝スター〟の走りだ! 春に桜花賞&オークスを制覇したスターズオンアースが併せ馬で軽やかに先着。手綱を取ったルメール騎手からは、力強く3冠宣言が飛び出した。

「今週でだいたいトップコンディションになりました。GⅠでまた勝つ自信があります。3冠を取りたいですね」

追い切りは美浦Wコースでソーラーフレア(3勝クラス)を大きく追走する流れ。直線入り口ではまだ3馬身ほどの差があったが、馬なりでグングン加速すると残り1ハロンで一気に突き抜けた。5ハロン66秒3―11秒6で半馬身先着。「直線ですぐに反応できたし、ラスト2ハロンはすごくいい脚。呼吸も良かったし、状態は良さそうです」と鞍上は顔をほころばせた。全体時計はこの日6番目に速いタイムで調教評価は文句なしの最上級『S』だ。

オークス後に両前脚の剝離骨折が判明し、前哨戦を使わずに臨むぶっつけ本番。2週前の段階ではまだ動きに重さもあったが、ひと追いごとに本来の姿を取り戻してきた。「2週前より1週前は一段上がった感じだった。きょうはさらに上がったかなと思います」と高柳瑞調教師は目を細めた。

ルメール騎手は4年前にアーモンドアイとのコンビで牝馬3冠を達成。その難しさを肌で感じている。「オークスはいいポジションを取れたけど、秋華賞は後ろから。違う競馬になった」。4コーナーでは12番手に置かれ、軽快に逃げるミッキーチャームははるか前方。決め手の違いで差し切ったが、冷や汗を流した。京都と阪神の違いこそあれ、舞台は同じ内回りの2000メートル。「結構スピードを使わないといけない。いいスタートを決めて前の方に行きたい」とVプランを練っている。

5戦1勝で臨んだ桜花賞は7番人気で、1冠目を制して臨んだオークスも3番人気。周囲の〝低評価〟を実力で覆してきた。オークスが春に実施されるようになった1953年以降、春2冠をともに1番人気でなく勝ったスティルインラブジェンティルドンナは3冠牝馬に。スターもその仲間入りを果たすときだ。

桜花賞は短い距離でもいい瞬発力を見せていたし、オークスは本当に強かった。大きな挑戦だけど、3冠を達成したらみんな喜びますね」

ジョッキーは能力の高さを信じてやまない。桜を制した仁川の地で、再びスターがまばゆい輝きを放つ。



◆高柳瑞師TALK

--前走後に両前脚の剝離骨折が判明

「手術後の回復は順調で(調教も)予定通りにできている。ただ、健康で休ませての立ち上げではないので、多少影響があるかもしれません」

――春からの変化は

「体は少し大きくなりましたが、もともとの能力が高いのでそれを維持する感じで。順調に成長していると思います。完ぺきとは言わないが、モタれる面も春よりマシになっていると思います」

――レースの見通しは

オークスの東京と比べると小回りなので、スムーズな競馬をしてほしいですね。ルメール騎手にお任せします」

――牝馬3冠制覇へ

「すごく注目されているのでそれなりにプレッシャーを感じています。馬のためにも結果を出してあげたい。すごく能力の高い馬で2つGⅠを取れたので何とかもう1つ結果をと思っています」



◆2冠が1番人気じゃなかった馬の3冠達成 牝馬3冠は1996年にエリザベス女王杯が3歳限定から4歳以上の古馬にも開放され、3歳限定の秋華賞を新設。春の桜花賞オークス、秋の秋華賞が牝馬3冠路線となった。スターズオンアースのように桜花賞オークスとも1番人気に支持されないで勝ったのは2003年のスティルインラブと12年のジェンティルドンナの2頭だけ。だが、この2頭は秋華賞も勝って見事に牝馬3冠を達成している。

【秋華賞】史上7頭目の偉業達成なるか!牝馬3冠・最終戦の注目点  2022年10月11日(火) 19:10

★史上7頭目の牝馬3冠制覇なるか スターズオンアースオークス以来の出走

スターズオンアース(美浦・高柳瑞樹厩舎)が、史上7頭目の牝馬3冠制覇を目指す。同馬は、桜花賞(GⅠ)出走前までは5戦1勝という成績だったが、桜花賞では2着ウォーターナビレラとの接戦をハナ差で制し、続くオークス(GⅠ)でも勝利を挙げて史上16頭目の桜花賞オークス制覇を遂げた。スターズオンアースはオークスの後に両第1指骨剥雛骨折が判明して休養に入り、今回はオークス以来中146日での出走となるが、秋華賞(GⅠ)も制して1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、10年アパパネ、12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイ、20年デアリングタクトに続く牝馬3冠馬になることができるだろうか。なお、秋華賞では18年から4年連続でオークス以来の出走となった馬が勝利を挙げている。

桜花賞は7番人気、オークスは3番人気でV スターズオンアースの秋華賞での人気は?

スターズオンアース(美浦・高柳瑞樹厩舎)は、桜花賞(GI)は7番人気、オークス(GI)は3番人気で勝利を挙げており、牝馬3冠制覇に挑む秋華賞(GⅠ)での人気にも注目が集まりそうだ。オークスが春季に実施されるようになった1953年以降、桜花賞オークスともに1番人気ではなかった桜花賞オークス優勝馬は2002年スティルインラプ、12年ジエンティルドンナとスターズオンアースの3頭だけだ。スティルインラブは2番人気、ジェンティルドンナは1番人気で秋華賞に出走し、どちらも牝馬3冠馬になったが、スターズオンアース秋華賞でどのような走りを見せるだろうか。

★登録馬中、唯一の4勝馬スタニングローズ JRA・GⅠ初V狙う坂井瑠星騎手が騎乗予定

スタニングローズ(栗東・高野友和厩舎)は、2歳時5戦1勝という成績だったが、3歳を迎えた今春、こぶし賞1着、フラワーC(GⅢ)1着、オークス(GⅡ)2着と好走を続け、秋初戦の紫苑S(GⅢ)でも勝利を挙げた。同馬は今年の秋華賞(GI)登録馬で唯一の4勝馬だが、JRA・GⅠ初制覇を遂げることができるか。

また、スタニングローズに騎乗予定の坂井瑠星騎手には、JRA・GⅠ初制覇がかかる。2016年デビューの同騎手はこれまでにJRA・GⅠに27回騎乗して、昨年の宝塚記念での2着が最高成績となっている。2日に実施されたスプリンターズS(GⅠ)では、16年デビューで坂井騎手と同期の荻野極騎手がJRA・GⅠ初制覇を遂げたが、坂井騎手は28回目の挑戦でJRA・G1初勝利を挙げることができるか。

オークス2、3着の2頭で参戦予定 8年ぶりの勝利を狙う高野友和調教師

ショウナンパンドラで制した2014年以来の秋華賞(GⅠ)制覇を狙う高野友和調教師(栗東)は、オークス(GⅠ)2着馬スタニングローズ、同3着馬ナミュールの2頭出しで挑む予定だ。高野師は10月11日現在、JRA重賞20勝を挙げているが、このうち13勝を牝馬で挙げており、JRA・GⅠ3勝も全て牝馬での勝利となっている。高野師は2014年の秋華賞優勝時にも2頭出しで参戦していたが、今年出走する2頭はどのような走りを見せるだろうか。

★母パールコードは2016年の秋華賞2着馬 阪神・芝2000メートル戦で2勝を挙げるアートハウス

ローズS(GⅡ)を制したアートハウス(栗東・中内田充正厩舎)は、父スクリーンヒーロー、母パールコードという血統だ。パールコードは2016年の秋華賞(GI)に出走し、勝ったヴィブロスから半馬身差の2着に入ったが、アートハウスは母が惜しくも敗れた秋華賞でGⅠ初勝利を挙げることができるか。なお、アートハウスは今年の秋華賞の舞台となる阪神・芝2000メートル戦で2勝を挙げている。

また、アートハウスは、同馬の母パールコードもかつて所有していた本邦外居住馬主H・H・シェイク・ファハドの所有馬だ。アートハウス秋華賞を勝てば、同馬主はJRA・GⅠ初勝利となり、本邦外居住馬主としては2例目のJRA・GⅠ制覇となる

★兄は海外GⅠで2勝を挙げたウインブライト 初の大舞台に挑むウインエクレール

GⅠ初挑戦となるウインエクレール(美浦・畠山吉宏厩舎)は、父ディープインパクト、母サマーエタニティという血統で、海外GⅠで2勝を挙げたウインブライトの妹にあたる。ウインエクレールは通算4戦2勝という成績で、前走のSTV賞では2着に入ったが、初の大舞台でどのような走りを見せるか。なお、前走で条件戦に出走していた馬が秋華賞(GI)を勝てば、2000年のティコティコタック以来22年ぶりとなる。

また、ウインエクレールに騎乗予定の松岡正海騎手には、09年天皇賞・春以来のJRA・GⅠ制覇がかかる。松岡騎手はウインブライトに騎乗して海外GI・2勝を含む重賞7勝を挙げたが、妹のウインエクレールとのコンビでもビッグタイトルを手にすることができるか。

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【秋華賞&府中牝馬S&東京ハイジャンプ】レースの注目点 2020年10月13日(火) 16:41

オークス以来の出走となるデアリングタクト 史上6頭目の牝馬三冠制覇なるか



 デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)が、史上6頭目の牝馬三冠制覇を目指す。同馬は昨年11月16日、京都の新馬戦でデビュー勝ちして以来、エルフィンS→桜花賞オークスと4連勝で史上15頭目の桜花賞オークス制覇を成し遂げた。デアリングタクトオークス以来、中146日での出走となるが、秋華賞も制して1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年アーモンドアイに続く牝馬三冠制覇を果たすことができるだろうか。



★無敗で牝馬三冠制覇なら史上初 デビューから4戦4勝のデアリングタクト



 デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)は、デビューからの通算成績が4戦4勝で、史上初となる無敗での牝馬三冠制覇なるか注目される。秋華賞では、2002年のファインモーション、2006年の力ワカミプリンセスがデビューから無敗で優勝しているが、オークス以来の出走となるデアリングタクトはデビューからの連勝を伸ばすことができるだろうか。また、デアリングタクトオークス優勝時の単勝支持率が47.5%で、牝馬三冠がかかる秋華賞での人気にも注目が集まりそうだ。ちなみに、秋華賞での単勝支持率トップは、2002年にデビューから4戦4勝で臨んだファインモーションで、支持率は72.0%(1着)だった。



★12年目で飛躍を遂げた松山弘平騎手 自身初のJRA年間100勝も目前



 デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)とのコンビで牝馬三冠制覇を目指す松山弘平騎手は、2009年のデビュー以来、コンスタントに勝利を積み重ねており、昨年は91勝を挙げて自己最高のリーディング7位となった。同騎手は10月12日現在、早くも昨年の勝利数を超える95勝を挙げており、自身初のJRA年間100勝も目前に迫っている。松山騎手はデビュー12年目の今年、桜花賞オークスでのGI2勝を含むJRA重賞7勝を挙げる活躍を見せているが、デアリングタクトを牝馬三冠の偉業に導くことができるだろか。



 デアリングタクトを管理する杉山晴紀調教師は2016年の開業以来、毎年JRAでの年間勝利数を増やしており、9月6日にはJRA通算100勝を達成。今年は10月12日現在で自己最多を更新する34勝を挙げて、JRA調教師リーディングで5位となっている。杉山調教師の秋華賞当日の年齢は38歳9力月25日で、デアリングタクトが勝てば、秋華賞で3番目の年少優勝となる。



デアリングタクトが偉業に挑む種牡馬エピファネイア 現役時代のライバル・キズナの産駒にも注目!



 デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)は、種牡馬エピファネイアの初年度産駒。歴代の牝馬三冠馬では、2018年のアーモンドアイロードカナロアの初年度産駒だったが、エピファネイアは初年度産駒から牝馬三冠馬を送り出すことができるだろうか。なお、同産駒はデアリングタクトの他にローズS2着のムジカ(栗東・鈴木孝志厩舎)、クラヴェル(栗東・安田翔伍厩舎)が秋華賞に登録している(※クラヴェルは10月12日現在、抽選対象)。



 また、エピファネイアと同世代で2013年のダービー馬キズナの産駒は、紫苑Sを制したマルターズディオサ(美浦・手塚貴久厩舎)、フラワーC勝ち馬のアブレイズ(栗東・池江泰寿厩舎)、10月12日現在、抽選対象となっているダンツエリーゼ(栗東・本田優厩舎)、フィオリキアリ(栗東・清水久詞厩舎)の4頭が登録している。マルターズディオサ桜花賞が8着、オークスが10着だったが、秋初戦のトライアルを制して臨む秋華賞で無敗のデアリングタクトに土をつけることができるか注目される。なお、エピファネイアキズナは現役時代に4回対戦しており、対戦成績は2勝2敗。



★関東トップの71勝を挙げる横山武史騎手 オークス2着馬ウインマリリンに騎乗予定



 デビュー4年目の横山武史騎手が、秋華賞でGI初制覇を目指す。同騎手はデビュー年の2017年は13勝、2年目の2018年は35勝、3年目の2019年は54勝と、毎年勝ち星を伸ばしており、今年はすでにキャリアハイを更新する71勝を挙げ、関東所属騎手ではトップの勝利数をマークしている(※10月12日現在)。横山武史騎手は、オークス2着のウインマリリン(美浦・手塚貴久厩舎)に騎乗予定だが、4年目で初のGIタイトルを手にすることができるだろうか。ちなみに、同騎手の父・横山典弘騎手のGI初制覇はデビュー5年目の1990年エリザベス女王杯キョウエイタップ)だった。



 ウインマリリンは通算5戦3勝という成績だが、横山武史騎手とのコンビでは3戦3勝。3勝はいずれも芝2000メートル戦で、4月のフローラSでの勝利は同騎手にとってJRA重賞初制覇となった。なお、横山武史騎手の秋華賞当日の年齢は21歳9力月27日で、Vなら、武幸四郎元騎手が持つ秋華賞の最年少優勝記録(21歳11力月13日)を更新する。



秋華賞6連覇がかかるノーザンファーム 今年はリアアメリアなど6頭の生産馬が登録



 生産牧場ノーザンファームは、2015年ミッキークイーンから昨年のクロノジェネシスまで5年連続で秋華賞を制している。また、同牧場は2010~12年には秋華賞を3連覇しており、過去10年の同レースで8勝を挙げている。今年の秋華賞にはローズSを制したリアアメリア(栗東・中内田充正厩舎)、オークス以来の出走となるサンクテュエール(美浦・藤沢和雄厩舎)、ミヤマザクラ(栗東・藤原英昭厩舎)など6頭のノーザンファーム生産馬が登録しているが、今年も制することができるだろうか。なお、同牧場は、2007~2012年の阪神JF、2015~2020年の宝塚記念(※継続中)で同一GI最多連勝記録となる6連覇を果たしている。



秋華賞を勝てば3歳GI完全制覇 クラヴァシュドールに騎乗予定のM.デムーロ騎手



 M.デムーロ騎手は、現在JRAで実施されている3歳限定のGI競走7レースのうち6レースを制しており、未勝利の秋華賞を勝てば3歳GI完全制覇となる。同騎手は今年の秋華賞ではクラヴァシュドール(栗東・中内田充正厩舎)に騎乗する予定だが、6回目の挑戦で同レース初勝利を挙げることができるだろうか。なお、クラヴァシュドールは通算7戦1勝という成績で、秋華賞史上初の1勝馬による勝利がかかる。



 また、リアアメリア(栗東・中内田充正厩舎)に騎乗予定の川田将雅騎手は、秋華賞を勝てば、3歳GI完全制覇へ残すはNHKマイルCのみとなる。“中内田調教師&川田騎手”のコンビは2016年パールコード、2018年ミッキーチャーム秋華賞で2着が2回あるが、騎手、調教師ともに初の秋華賞制覇を遂げることができるかどうか。



秋華賞4勝を挙げる“ディープ”産駒 リアアメリアサンクテュエールなどが登録



 2016年ヴィブロス以来、4年ぶりの勝利がかかるディープインパクト産駒は、ローズSを制したリアアメリア(栗東・中内田充正厩舎)、シンザン記念勝ち馬のサンクテュエール(美浦・藤沢和雄厩舎)、クイーンC勝ち馬のミヤマザクラ(栗東・藤原英昭厩舎)など大挙8頭が登録している。同産駒は秋華賞で最多の4勝を挙げているが、自身の記録を更新する5度目の秋華賞制覇を果たすことができるだろうか。



 また、サンクテュエールを管理する藤沢和雄調教師は、グランアレグリア安田記念スプリンターズSを制しており、自身2回目のJRA・GI出走機会3連勝がかかる。サンクテュエールは、桜花賞6着、オークス13着という成績だが、“牝馬三冠”の最終戦で勝利を挙げることができるだろうか。Vなら、藤沢和雄調教師は秋華賞初制覇となり、現在JRAで実施されている牝馬限定GI完全制覇に王手がかかる。



オークス3着馬ウインマイティー 紫苑S6着からの巻き返しなるか



 ウインマイティー(栗東・五十嵐忠男厩舎)はオークスでは13番人気だったが、勝ったデアリングタクトから0秒2差の3着に入った。昨年の秋華賞は同年のオークス3着馬クロノジェネシスが制したが、ウインマイティーは前走の紫苑S6着から巻き返してGI初制覇を遂げることができるだろうか。同馬には和田竜二騎手が騎乗する予定。



 また、紫苑S2着のパラスアテナ(美浦・高柳瑞樹厩舎)は、今年1月26日の中山ダート1800メートルの新馬戦でデビュー(2着)。同馬はデビュー3戦目からは芝のレースに出走を続けており、芝では4戦2勝、2着1回という成績を残している。ダート戦でデビューした馬が秋華賞を勝てば、2000年のティコティコタック以来20年ぶりとなるが、パラスアテナはGI初挑戦でどのような走りを見せるだろうか。Vなら、同馬を管理する高柳瑞樹調教師、騎乗予定の坂井瑠星騎手はJRA・GI初制覇となる。



★JRA・GI初制覇を目指す河内洋調教師 “牝馬三冠コンビ”で挑むオーマイダーリンに注目



 ローズS3着馬オーマイダーリンを管理する河内洋調教師(栗東)には、JRA・GI初制覇がかかる。同調教師は騎手時代に“牝馬の河内”の異名をとり、桜花賞4勝、オークス2勝など牝馬に騎乗して数々の大レースを制し、1986年にはメジロラモーヌで史上初の牝馬三冠制覇を成し遂げた。河内調教師は、2005年の開業以来、牝馬でのJRA重賞制覇はないが、調教師としても牝馬でビッグタイトルを手にすることができるかどうか。なお、同馬には2003年にスティルインラブで牝馬三冠制覇を成し遂げた幸英明騎手が騎乗予定。



★収得賞金1500万円の馬は抽選対象 フィオリキアリには昨年V北村友一騎手が騎乗予定



 今年の秋華賞には21頭の登録があるが、10月12日現在、収得賞金1500万円の馬は抽選対象となっており、クラヴェル(栗東・安田翔伍厩舎)、ソフトフルート(栗東・松田国英厩舎)、ダンツエリーゼ(栗東・本田優厩舎)、フィオリキアリ(栗東・清水久詞厩舎)、ミスニューヨーク(栗東・杉山晴紀厩舎)、レイパパレ(栗東・高野友和厩舎)の6頭が4つの出走枠を巡って抽選を行う(特別登録を行ったデゼルは出走を回避する見込み)。さて、「6分の4」の抽選を突破してGIの舞台に立つのはどの馬だろうか。



 フィオリキアリには、クロノジェネシスで昨年の秋華賞を制した北村友一騎手が騎乗する予定。フィオリキアリは前走のローズSでは8着だったが、抽選を突破して北村友一騎手は史上4人目の秋華賞連覇を果たすことができるだろうか。また、レイパパレはデビュー以来3戦3勝という成績で、秋華賞史上最少キャリアでの勝利がかかる。レイパパレには秋華賞で2勝を挙げているC.ルメール騎手が騎乗する予定だが、デビュー4戦目で秋華賞を制すことができるだろうか。



オークス以来の勝利を目指すラヴズオンリーユー “サマーマイル”チャンピオントロワゼトワルも登録/府中牝馬S



 昨年のオークスラヴズオンリーユー(4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が、府中牝馬Sに登録している。同馬はデビューから4連勝でオークスを制したが、その後はエリザベス女王杯3着、ヴィクトリアマイル7着、鳴尾記念2着という成績で、今回は約1年5力月ぶりの勝利がかかる。オークス馬が府中牝馬Sを勝てば、2003年のレディパステル以来17年ぶり4頭目となるが、ラヴズオンリーユーは勝利を挙げることができるだろうか。同馬にはM.デムーロ騎手が騎乗する予定。



 また、京成杯AHを勝ち、サマーマイルシリーズのチャンピオンとなったトロワゼトワル(5歳、栗東・安田隆行厩舎)も府中牝馬Sに出走する予定。通算20戦6勝という成績の同馬は、いずれも芝1600メートル以下の距離に出走しており、芝1800メートル戦に出走するのは今回が初めて。同馬には引き続き横山典弘騎手が騎乗予定だが、マイル戦で見せる実力を芝1800メートルの府中牝馬Sでも示すことができるだろうか。

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【紅梅S】サウンド、出世レースで桜道一直線 2012年1月12日(木) 05:07

 今週日曜に京都競馬場で行われる紅梅Sは、3歳牝馬のオープン特別ながら、過去にスティルインラブローブデコルテなどのクラシックホースがステップにした出世レース。今年の注目はサウンドオブハート(美・松山康厩舎、父アグネスタキオン)だ。前走の阪神JFは1番人気に推されたものの3着。ここでは負けられない。

 暮れの阪神JF(3着)で1番人気に支持された、東の逸材サウンドオブハートが、京都の紅梅Sで早くも2012年のスタートを切る。松山康久調教師が3歳初戦に京都のオープン特別を選んだ理由を語った。

 「この馬の(前向きな)気持ちからして、1400メートルの距離のほうが落ち着いて走れるし、ジョッキー(武豊騎手)も乗りやすいだろう。前走や今後のレース間隔的にも、フェアリーSより紅梅Sのほうが調整しやすい。いいデキの時に輸送を慣れさせたい、という気持ちもある」

 8月新潟の新馬戦を快勝し、続く芙蓉Sでも中山芝マイルでは不利な大外枠((10)番枠)から、男馬を一蹴。一躍、牝馬戦線のトップに浮上した。ところが、3連勝での2歳女王戴冠を狙ったGI阪神JFで、またも痛恨の大外(18)番枠。「当然距離をロスするし、キャリアの少ない2歳馬には大外はキツイ。特にこの馬はああいう(燃えやすい)気性だから」と振り返る松山康調教師。それでも、掛かり気味になりながら3着に粘ったサウンドオブハートの姿に「内枠だったら勝ち馬との結果も違っていたと思う」と、春のクラシックで2歳女王ジョワドヴィーヴル逆転を狙っている。

 9日にはポリトラックで5ハロン63秒7、1ハロン11秒6をマークし、「もう体はデキているし、これ以上やる必要はない」と体調は万全だ。

 過去に03年の3冠牝馬スティルインラブをはじめ、スイープトウショウ(05年宝塚記念などGI3勝)、ローブデコルテ(07年オークス)が勝って、GI馬まで駆け上がった道。サウンドオブハートも圧倒的な力を示して、偉大な先輩に続くことができるか。

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【桜花賞】アパパネ桜Vへ絶好枠「9」 2010年4月9日(金) 05:05

 牝馬クラシック・桜花賞(11日、阪神10R)の枠順が8日に確定した。昨年の最優秀2歳牝馬アパパネは〔5〕枠(9)番をゲット。桜花賞が18頭フルゲートで開催されるようになった1987年以降で6頭の優勝馬が出ている“最強ナンバー”だ。関東馬のアパパネは早めに滋賀・栗東トレセン入りして調整は順調。桜の女王戴冠へ視界は良好だ。

 早くも勝利の女神が微笑んだ!? この日午後に確定した桜花賞の枠順で、昨年の最優秀2歳牝馬アパパネが、〔5〕枠(9)番の絶好枠をゲットした。「ラッキーナインだね。これでオレの仕事も8~9分は終わったな」。国枝栄調教師は取材陣に白い歯を見せた。

 桜花賞は、フルゲートが18頭になった1987年以降、(9)番枠から90年アグネスフローラ、92年ニシノフラワー、98年ファレノプシス、03年スティルインラブ、04年ダンスインザムード、09年ブエナビスタと6頭が優勝。他の馬番を圧倒している“最強枠”だ。アパパネは同舞台で行われた昨年の阪神JFは大外の(18)番から勝ったが、今回はツキも味方に付けたようだ。

 「外枠だと(前に)壁を作りづらいが、この枠なら内外の馬の出方を見ながらそれ(壁)ができるからいい。折り合いも付けやすいし、どうにでも動けそうだしね。金曜、土曜に坂路へ入れるかどうかは状態を見ながら決める」。トレーナーは2度目のGI獲りに手応えを感じている。

 関東馬のアパパネは、2月18日に滋賀・栗東トレーニングセンターに入って調整中。2歳女王のタイトルをつかんだ昨年と同じ“栗東留学”で、環境にもすっかり慣れた。7日は茨城・美浦トレセンから主戦の蛯名正義騎手が駆けつけ最終追い切りに騎乗。軽快な動きで態勢は整った。8日は厩舎周りで軽めの運動を行って心身ともにリラックスした様子だ。

 今季初戦となった前走チューリップ賞は、伏兵のショウリュウムーンの差し脚に屈して2着。ただ、本番を意識して少し余裕のある体つき(6キロ増)だったことを考慮すれば上々の内容だ。休み明けを使われて状態は上昇曲線を描いている。

 「追い切り後も変わりなく順調。チューリップ賞の時と比べて、どれだけ中身が違っているかに注目して下さい」と福田好訓調教厩務員も気配の良さに自信の口ぶりだ。

 好枠に加えて万全のデキにあるアパパネ。2歳女王から、桜の女王襲名へ-。同じ阪神マイルの舞台で再び頂点を極める。(片岡良典)

 18頭フルゲートになってから(9)番で桜花賞を優勝したのは6頭。90年アグネスフローラは無敗5連勝で桜を制し、オークス2着後に脚部不安で引退。92年ニシノフラワーは3歳暮れに牡馬相手にスプリンターズS優勝。98年ファレノプシス秋華賞エリザベス女王杯とGI3勝。03年スティルインラブは牝馬3冠を達成。04年ダンスインザムードはGIヴィクトリアマイル優勝、天皇賞・秋、マイルCS2着。09年ブエナビスタは昨春の2冠牝馬で、今年3月のGIドバイシーマクラシックで2着と好走した。

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3冠牝馬スティルの子、デビュー戦は4着2010年3月7日() 12:42

 03年に桜花賞オークス秋華賞の牝馬3冠を制したスティルインラブの唯一の産駒ジューダ(牡3歳、栗東・松元茂樹厩舎、父キングカメハメハ)が7日、阪神5R・メイクデビュー阪神(芝2000メートル)でデビュー。母の主戦だった幸英明騎手を鞍上に1番人気に支持されたが、4着に終わった。

 ジューダは道中、後方からレースを進め、勝負の直線では内から脚を伸ばしたが、前を捕らえきることはできなかった。

 ジューダの母スティルインラブは現役を引退後、北海道・下河辺牧場で繁殖牝馬として繁用されたが、ジューダを生んだ約5カ月後、腸閉塞のため死亡した。ジューダは3冠牝馬唯一の産駒となった。

 勝ったのは01年のマーメイドS(GIII)を制したタイキポーラを母に持つネオポラリス(牡3歳、栗東・松元茂樹厩舎、父ネオユニヴァース)。直線で抜け出し、最後は抑える余裕さえ見せて完勝した。

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スティルインラブの関連コラム

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アーモンドアイの3冠濃厚と考えつつも、少し夢も見てみたい秋華賞である」

とは先週の締めの一文だが、終わってみればそんな淡い波乱への期待の方が余程、夢物語であった。直線、大外一気。ペースも、枠も関係なし、見事な3冠ストーリーの完結である。

スティルインラブの3冠を現地で観た15年前を昨日のことのように思い出すが、そのスティルインラブアパパネより数段上の勝ちっぷり、同じ牝馬3冠馬としてはジェンティルドンナに匹敵するパフォーマンスであった。

なお、筆者の最終的な本命馬はダンサールであったが、何一つ見せ場のないまま終わってしまった。夢をみる隙すらも与えてもらえず、強いモノは強いという結果。これもまた競馬である。

~中堅騎手の中で頭一つ抜けた川田将雅

もっとも、秋華賞自体は勝ち馬以外低調な内容であった。ただでさえオークス2着リリーノーブル、紫苑S勝ち馬ノームコアなどが不在という手薄さに加え、当面のライバルと目されたラッキーライラックがぶっつけ本番の影響もあったか見せ場なく後退。3冠牝馬誕生の一方で、ジェンティルドンナでいえばヴィルシーナのような強力なライバルが不在だったのは残念であった。

その中で、見せ場を作ったのは3連勝で挑んだミッキーチャーム…というよりも、鞍上の川田将雅だろう。レースを先導するかと思われたサヤカチャンランドネらが控える中で一目散にハナを奪うと、直線も見せ場十分の走りで2着を確保。同騎手はこれでファインニードルのスプリンターズS勝利から、重賞4連続好走。毎日王冠の3着(キセキ)は積極策が実を結んだものだったし、京都大賞典の勝利(サトノダイヤモンド)は安定したレースぶりが光った。

川田騎手といえばかつては良くも悪くも”剛腕”のイメージが強かったが、近年はレースでの駆け引き、判断力も上がっているように思える。日本人騎手に最も足りない、「出して行って前で折り合う」という技術が確立されているのも強みで、先行策での好走が特に目立っている。ファインニードルの躍進も、馬自身の成長もさることながら、良きパートナーを得たことも大きいだろう。

実は同騎手、今年の芝千二重賞で5戦5勝という驚異的な数字を残している。そのうち4勝はファインニードルなので、当然馬に恵まれていることはあるだろう。それでも、瞬時の判断力やスタート力を求められるスプリント重賞での活躍は、確かな腕の証明になろう。長距離は騎手…とは昔からよく言ったものだが、短距離もまた、騎手である。

藤岡佑介北村友一など、関西の中堅ジョッキーは今まさに戦国時代といえるが、その中でももっとも次代を担うのに一番近い位置にいるのは、川田将雅ということで間違いないだろう。今週末はチェスナットコートでの遠征で不在ではあるが、来週以降のG1戦線でもまだまだ活躍が見込めそうだ。

~デムーロもルメールも武豊も今週は危うい!?~

というわけで、今週末はいよいよ牡馬クラシック最終戦、菊花賞が行われる。上述通り長距離は騎手とは昔からよく言われるが、そうなれば当然注目は、デムーロ、ルメール、武豊といったお馴染みの面々だろうか。

もっとも、人気が予想されるエタリオウに騎乗するデムーロは、実は京都の長丁場があまり得意ではない。昨年こそ特殊な馬場状態の中でキセキを駆り勝利に導いたわけだが、外を回して自ら動かしていくスタイルは、菊花賞天皇賞(春)といった淀のマラソンレースにはやや不向きである。

ルメール騎乗のフィエールマンもそこそこ人気はするだろうが、ラジオNIKKEI賞2着だけの実績しかない馬が、いきなりぶっつけ本番のG1で人気というのはかなり危うい印象だ。武豊騎手はこの舞台なら右に出るものがいないほどの達人だが、ユーキャンスマイルも能力的には一枚か二枚落ちだろう。

そこで、今回も気になる穴馬を2頭ピックアップしたい。

1頭目は、中穴程度だろうが、神戸新聞杯3着のメイショウテッコン=松山。逃げ馬のイメージが強いかもしれないが、ラジオNIKKEI賞ではインで控えて伸びる大人の競馬も見せている。3枠6番も絶好で、立ち回りひとつでチャンスが生まれそうだ。

2頭目は、初のG1制覇を目指す松若騎乗のアフリカンゴールド。もともと未勝利勝ちの頃から期待していたスタミナ型で、折り合いにも問題はなくこの舞台は合いそうだ。5枠10番という少々微妙な枠順に入ったことがどう出るかだが、適性の高さ、能力的な伸びシロは申し分ない。松若騎手もどちらかといえば中長距離が得意なジョッキーで、立ち回り次第ではチャンスがありそうだ。

アーモンドアイの3冠で幕を閉じた牝馬路線。だが、牡馬路線はひと筋縄では収まりそうもない。皐月賞は3連単37万、日本ダービーは3連単285万…。大荒れが続いた牡馬クラシックのラスト1冠・菊花賞。混戦模様の今年は、思いもよらぬ伏兵の台頭があるかもしれない。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)


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スティルインラブの口コミ


口コミ一覧
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 土曜日から3日連続開催のレース検討に少々疲れてきたので、気分転換に思い出に残るMy名勝負レースを紹介したいと思います。
 今回は(ということは2回目もあるのかな)、はらはらドキドキ、一体どっちだ・・・のハナ差決着戦です。個人的に印象に残るレースなので、なぜそのレースなのか・・・という突っ込みはせずに、ああそうなのか・・・程度に気軽に読んでいただければありがたいです。

 2003年の牝馬クラシック戦線で何回か直接対決をしたアドマイヤグルーヴとスティルインラブ。その年の最終決戦となる11月14日のエリザベス女王杯が私のハナ差名勝負レースです。

 まだ、競馬を始めて日も浅く、怖のいも知らずで単勝1点勝負をしたレースだったので、強烈な印象が残っています。
 3歳馬2頭が1,2番人気で、中団からこの2頭が強烈な差し比べの展開。ハナ差で写真判定を待つ間、心臓の鼓動を感じながら馬券を握りしめていました。

 結果は、アドマイヤグルーヴが上がり最速34.8で1着。私の手に握られていた単勝1点10万円の勝負馬券は財布の中に大切に納められることになりました。(競馬のお守り=戒め馬券として)

 皆さんの予想通り、私の馬券には「5 スティルインラブ」と馬名が印字されていたのは言うまでもありません。
 馬券下手を自覚させられたMy名勝負の顛末でした。

 同じ牝馬同士のハナ差名勝負に、2008年の天皇賞(秋)ウオッカとダイワスカーレットの決戦があります。こちらは、幸い的中したのですが、印象が強いのは馬券を外したエリザベス女王杯の方なんですね。

 的中するにこしたことはありませんが、どきどき感と強い興奮を与えてくれるのが競馬の醍醐味。名勝負はそれを最高に感じさせてくれるレースではないでしょうか。


 皆さんのハナ差(1着同着でも構いません)名勝負レースは、どの馬のどのレースでしょうか。教えていただければ幸いです。

 さて、またレースの検討に戻りたいと思います。ついでに、「好きな馬」の追加登録もしてこようかな。

 TERAMAGAZI 2015年5月31日() 04:00
【日本ダービー】ドゥラメンテは母アドマイヤグルーヴの無念... 
閲覧 664ビュー コメント 0 ナイス 3

【日本ダービー】ドゥラメンテは母の無念を晴らし3冠馬になる

【先週の回顧】
やっぱり馬券は『当てに』行っちゃダメですね。バッティングと同じ(笑)

オークス(優駿牝馬)。3連複、枠連ともに的中しましたが、余計な目を買いすぎました。
やはり東京の根幹距離(マイルを基本とした1600m、2000m、2400m)のディープは強いですね。
5頭出走の内2頭が来ましたから。

収​支​詳​細と回収率​は​
​【ブッチNEWS】の連載コラム(毎週土曜)
『TERAMAGAZINEの鋭すぎる競馬予想・出張版』
http://bucchinews.com/keywords/TERAMAGAZINE%E3%81%AE%E9%8B%AD%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E4%BA%88%E6%83%B3

をご覧下さい!


【今週のレース予想】
「G1日本ダービー(東京優駿)」

皐月賞1着ドゥラメンテと2着リアルスティールの2強状態。

先週のオークスと違って人気、実力、実績がハッキリしています。
しかもダービーは実はカタい(人気が最重要事項)G1です。

ミスターシービーが勝った83年から昨年のワンアンドオンリーまでの過去32頭のダービー馬の内、
実に28頭が3番人気以内です(過去32年で例外は4頭だけ)

4人気メリーナイス(1人気は87年スプリングS、直線20馬身差での伝説の追い込みマティリアル!)
https://www.youtube.com/watch?v=adaubj0Foz0

2戦2勝のキャリア2戦で日本のラムタラと呼ばれた96年7人気フサイチコンコルド
(1人気ダンスインザダーク)
https://www.youtube.com/watch?v=wz_fjKAk2F0

皐月賞を11人気で逃げ切ったが完全にフロック視されていた97年6人気サニーブライアン
(1人気メジロブライト)
https://www.youtube.com/watch?v=u_vqJTRyoRY

10年7人気エイシンフラッシュ
(1人気は5連勝で皐月賞馬のヴィクトワールピサ)
https://www.youtube.com/watch?v=azJrqATaF4o


エイシンフラッシュの7人気は京成杯1着→皐月賞3着なのに過小評価過ぎでしょう。
同期にヴィクトワールピサ(後のドバイワールドカップ優勝馬)、青葉賞圧勝のペルーサ、バラ一族ローズキングダム、ヒルノダムール(後の天皇賞馬)、ルーラーシップなどタレント揃いでしたから仕方なかったのでしょうか。

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◆前走◆過去10年

皐月賞  【7・5・5】

京都新聞杯【1・1・1】

NHKマイルC【1・1・1】

青葉賞  【0・3・2】

プリンシパルS 【0・0・1】

----------------------------------------------

皐月賞組が圧倒的ですが、皐月賞の着順はほとんどが4着以内です。

例外は、17頭中4頭だけ

08年 皐月賞9着→ダービー2着 スマイルジャック

09年 皐月賞14着→ダービー1着 ロジユニヴァース(不良)

09年 皐月賞13着→ダービー2着 リーチザクラウン(不良)

11年 皐月賞11着→ダービー3着 ベルシャザール(不良)

----------------------------------------------

「不良馬場だったから紛れがあった」という解釈も出来ますが、
巻き返した4頭の全てが皐月賞大敗の前走重賞で連対しているのです。

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スマイルジャック スプリングS1着

ロジユニヴァース 弥生賞1着

リーチザクラウン きさらぎ賞1着

ベルシャザール スプリングS2着

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今年巻き返せる可能性があるのは、下記の2頭。

毎日杯1着ミュゼエイリアン

弥生賞1着サトノクラウン

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『ダービーはダービー馬にふさわしい馬が勝つ』

(桜花賞の時、レッツゴードンキのような『珍名馬は勝てない』と言ったことは反省してます)

今年のダービー馬はドゥラメンテかリアルスティールで間違いなし。

馬券を当てたい(プラス)なら、ドゥラメンテとリアルスティールの単勝を
トリガミにならない割合での2点買い。

または、2頭のワイド1点勝負をおススメします
(2倍つくのかな?あ、馬連は危険ですよ)

でもそれじゃ面白くないので、3連単、3連複の買い目を出します。


ドゥラメンテは皐月賞を圧勝しただけでなく血統的にも
3代母ダイナカール(オークス)→祖母エアグルーヴ(天皇賞秋、オークス)
→母アドマイヤグルーヴ(エリ女連覇)と続く日本最強牝系。

父はダービー馬キンカメ。ジョッキーはミルコ・デムーロ。
全成績【3・2・0・0】とパーフェクト連対。
特に東京コースは2戦2勝。
欠点がないのが逆に不安なくらいです。

ドゥラメンテの母アドマイヤグルーヴにはクラシックには因縁があります。

アドマイヤグルーヴは牝馬クラシック3冠の桜花賞、オークス、秋華賞の全てで1番人気でした。
しかし結果は3着、7着、2着。
1つも勝てませんでした。

勝ち馬は3冠とも全て1番人気になれなかったスティルインラブ。

そして、アドマイヤグルーヴは、エリ女(4歳上も出走する牝馬G1)では
ついにスティルインラブに1番人気を奪われます。

G1を1番人気で3連敗してファンに見捨てられたのか? 

しかしアドマイヤグルーヴは4コーナーを後方10番手から強烈なキレキレの鬼脚を繰り出し
スティルインラブを差し切り(ハナ差!)G1初優勝(涙)

いやあ、この時は感動しました。

【アドマイヤグルーヴvsスティルインラブ G1・4番勝負】
https://www.youtube.com/watch?v=FxJ2o4KOGBM

皐月賞を勝った息子ドゥラメンテには3冠馬になる血統的背景も実績、能力があります。
母の無念を晴らしてぜひとも3冠馬になって欲しい!

ディープインパクト、オルフェーヴルでも叶わなかった凱旋門賞を勝てるのは
ドゥラメンテかもしれません。

リアルスティールは共同通信杯で実際にドゥラメンテに勝っています。
(しかもキャリア2戦目優勝は史上初)

3代母は世界的名牝G1・10勝馬ミエスクで、ディープインパクト×ストームキャットは、
ダービー馬キズナ、桜花賞馬アユサン、エリ女馬ラキシス(大阪杯でキズナを完封)と同じプラチナ配合。
全成績【2・2・0・0】とやはりパーフェクト連対。

レーヴミストラルは名牝レーヴドスカーの仔で姉レーヴディソール、レーヴデトワールなど姉兄は皆活躍しており、3連勝で青葉賞を勝ちダービーに間に合いましたが、サンデーサイレンスの血が入ってないのが苦しい。

スプリングSを勝って皐月賞3着なのになぜかまだ人気薄のキタサンブラック。
外枠に入ってしまい、母父が短距離サクラバクシンオーなので敬遠されているのでしょうが、
旨く逃げれば粘れる可能性は大きいと思います。

サトノクラウンは皐月賞の時も書きましたが「サトノ」冠馬は、クラシックを勝つにはまだまだ早い。
里見治さん(セガサミーHD代表取締役会長兼社長)ごめんなさい!
アタマは無理でもサトノラーゼンと共に3連単の3着付けには買います。

昔は「競馬は枠が走る」と言ったものですが、
ダービーは1枠が圧倒的に強く、過去10年で6勝2着1回も来ています。

1枠要注意!

ドゥラメンテとリアルスティールが同じ7枠に入ったので、
もう7枠は鉄板でいいのでしょうか。

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◎14ドゥラメンテ
○13リアルスティール
▲7レーヴミストラル
注17キタサンブラック
爆2タンタアレグリア
△11サトノクラウン
△15ミュゼスルタン
△6ポルトドーユウィユ
△10ミュゼエイリアン

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【3連単】フォーメーション
13→14→1・2・6・7・10・11・15・17(8点)

14→13→1・2・6・7・10・11・15・17(8点)

13→1・2・6・7・10・11・15・17→14(8点)※オサエ


【3連複】軸2頭流し
13・14→1・2・6・7・10・11・15・17(8点)

【枠連】流し
7枠→1枠・7枠(2点)

7枠→4枠・5枠・6枠・8枠(4点)※オサエ

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 TERAMAGAZI 2014年11月29日() 21:25
【ジャパンカップの見解】 ジェンティルドンナを90年代以降の... 
閲覧 441ビュー コメント 0 ナイス 7

【ジャパンカップの見解】
ジェンティルドンナを90年代以降の歴史的名牝と比べて見る。

今年のジャパンカップはJRA史上初(平場)の同一G1・3連覇がかかるジェンティルドンナがもっぱら話題の中心ですが、まあ勝てないでしょうね。

石坂先生は「去年よりも調子が良い」と発言していますし、東京2400mは全てG1(オークス、JC、JC)で3戦3勝とベスト条件。休み明けの天皇賞・秋2着後のジャパンカップ出走は、昨年と同じローテーション。しかも休み明けの叩き2戦めは3戦3勝。
確かに勝つための条件は全て整っているようには見えはしますが…。

サンデーR代表の吉田俊介氏(ノーザンファーム代表・吉田勝己社長の長男、母は吉田和美、祖父母は吉田善哉、吉田和子夫妻、伯父は社台ファーム代表・吉田照哉、叔父は社台RH代表・吉田晴哉)は「過去2年、有馬記念に使わなかったのはドバイ遠征を控えていたからで(来年はドバイに行かないので)今年は有馬記念に出走する可能性もある」と語っていますが、どう考えてもリッピサービス。勝てないと分かっている有馬記念に出るワケがない。
だいたいジェンティルドンナは中山を走ったこともないし、同じ右回りで直線に坂のあり、中山と適性が似ている阪神を苦手にしていますから(ゴールドシップと真逆ですね)。

ジェンティルドンナは実績的には、G1・6勝(牝馬3冠、ジャパンカップV2、ドバイシーマクラシック)の紛れもない歴史に残る名牝ですが、今イチ人気がないんですよね。競馬ファン、競馬SNS、競馬マスコミの中で「ジェンティルドンナが好き」と言う話はまず聞いたことはないですね。昨年、ジャパンカップを勝った時も東京競馬場は全く盛り上がっていなかったし(むしろシラ~っとしていました…)。

古くはテスコガビー、ハギノトップレディ、メジロラモーヌ。90年以降ならエアグルーヴ&アドマイヤグルーヴ母娘、ダイワスカーレット、ウオッカ、ブエナビスタにはそれこそ1時間でも2時間でも熱く語れる、語り合える熱狂的なファンがいました。
2008年の天皇賞・秋のダイワスカーレットとウオッカの激闘についてなら一晩中飲みながら話しても足りないくらいなのでは…。

強いアスリートにはアンチが存在するもので(北の湖、朝青龍、イチロー、ナブラチロワ、江川スグル、中田ヒデ、石川遼など)、「本当は強さや実力を認めているのに、ゼッタイ認めたくない!」という心理で、常に気になる存在なのですが、ジェンティルドンナはちょっと違うような気がするのです。

物語にはライバルが不可欠です。
ウオッカはダイワスカーレットというライバルがいたから輝くことが出来た。
牝馬として64年ぶりにダービー馬となり、ルドルフ、ディープと並ぶ最多G1ホルダーなのに「しょせん東京でしか勝てない東京専用馬(G1・7勝の内、6勝が東京!)」と批判されながらも輝けたのは、ダイワスカーレットに桜花賞では負け、天皇賞・秋では歴史に残る激闘を制し(本当にウオッカが勝っていたのかは疑問…)たから。

ブエナビスタには、「ドバイマクトゥームチャレンジラウンド3」を大外強襲で豪快に勝ち、急きょ、「ドバイワールドカップ」に招待されたレッドディザイアがいました。

アドマイヤグルーヴはクラシック3冠は全て負けましたが、全てを勝ち3冠牝馬になったスティルインラブより輝いていて人気もありました。

大魔神のヴィルシーナではG1・6勝馬のライバルには全く足りないのでしょうが、ジェンティルドンナの不人気さはそれだけでもないような気がします。

みなさまは、いったい、どういう目でジェンティルドンナを見ているのでしょう?

◎ジェンティルドンナ
クラシック3冠牝馬。ダービー馬ウオッカ、凱旋門賞馬デインドリームの最強3歳牝馬でも勝てなかったジャパンカップをオルフェーヴルにアタック(岩田ックル)しながら優勝!

【3歳】桜花賞1着→オークス1着→ローズS1着→秋華賞1着後の次走。
誰もがただ貰いだと思ったエリ女でなくジャパンカップ参戦を発表!
(JCの1着賞金は2億円、2着でも1億円に対して、エリ女は1着でも9000万円)

3冠+有馬記念+宝塚記念も優勝し凱旋門賞2着のオルフェーヴル、そのオルフェーヴルを破った凱旋門賞馬ソレミア、ダービー&天皇賞馬エイシンフラッシュ。天皇賞馬トーセンジョーダン&ビートブラック&ジャガーメイル、QエリザベスC優勝馬で宝塚記念2着、天皇賞秋3着のルーラーシップ。ジャパンカップ馬ローズキングダム、翌年の天皇賞を連覇するフェノーメノ…。
オルフェーヴルに身体をぶつけてオサエ込み優勝!

【4歳】ドバイシーマクラシック2着→宝塚記念2着→天皇賞秋2着→ジャパンカップ1着。

【5歳】ドバイシーマクラシック1着→宝塚記念9着→天皇賞秋2着→ジャパンカップ?

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【名牝のG1成績と引退(産駒)】(90年代以降)
※馬名の前の数字は生まれた年。

91◎ヒシアマゾン【10・5・0・5】
G1・2勝。阪神3歳牝馬S(阪神JF)、エリ女(6連勝で制覇)
G1・2着。有馬記念(1着ナリタブライアン)、ジャパンカップ
※外国産馬のクラシック出走制限がなければ確実に3冠牝馬になっていた一流馬。同世代ではナリタブライアン以外の牡馬には負けない実力があった。2着入線7着降格のエリ女(現行ルールなら降着無し)と安田記念10着大敗以外は全て掲示板。有馬記念5着(1着サクラローレル)で引退。

93◎エアグルーヴ【9・5・3・2】
G1・3勝。天皇賞秋、オークス、阪神3歳牝馬S(阪神JF)
G1・2着。ジャパンカップ(2回)、有馬記念。
G1・3着 有馬記念。
※エリ女3着(1着メジロドーベル)→ジャパンカップ2着(1着エルコンドルパサー)→有馬記念5着(1着グラスワンダー)で引退。超一流馬と互角に闘った。
※母としても優秀でルーラーシップはダービー5着、香港QエリザベスCで初G1制覇後は、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念全て3着、アドマイヤグルーヴ(エリ女2連覇)、サムライハート(種牡馬)がいる。

94◎メジロドーベル
G1・4勝。オークス、秋華賞、エリ女、阪神3歳牝馬S(阪神JF)
G1・2着。桜花賞(1着キョウエイマーチ)

99◎ファインモーション【8・3・0・4】
G1・2勝。秋華賞、エリ女。
G1・2着。マイルCS。
※新馬戦からエリ女まで無敗で6連勝したが、有馬記念5着(1着シンボリクリスエス)から波の一流馬になってしまった。札幌記念1着後のマイルCSでデュランダルの9着。
※産駒は2歳レーヌドブリエ(父ゼンノロブロイ)新潟芝1600m新馬戦5着。

00◎スティルインラブ
G1・3勝。桜花賞、オークス、秋華賞(3冠牝馬)
G1・2着。エリ女(1着アドマイヤグルーヴ)
※秋華賞後、9連敗。府中牝馬S17着(5番人気)で引退。

00◎アドマイヤグルーヴ【8・1・3・9】
G1・3勝。エリ女(2回)。
G1・2着。桜花賞、秋華賞(牝馬3冠は全てスティルインラブ)
G1・3着。天皇賞秋(1着ゼンノロブロイ)
※牝馬クラシック3冠全てで1番人気だったが、全てスティルインラブに負けた。唯一2番人気に落ちた次走エリ女では宿敵スティルインラブに勝って念願の初G1優勝。天皇賞秋3着が最高成績で牡馬には強う氏亡かった。
※産駒は2歳ドゥラメンテ(父キンカメ)東京新馬戦2着→東京未勝利戦1着

01◎スイープトウショウ
G1・3勝。宝塚記念、秋華賞、エリ女。
※産駒は2歳レガッタ(父ディープインパクト)が、2歳新馬・戦京都芝1800m快勝!

01◎ダンスインザムード【6・6・1・12】
G1・2勝。桜花賞、ヴィクトリアマイル。
G1・2着。天皇賞秋、マイルCS(2回)
※毎日王冠2着→天皇賞秋6着→マイルCS2着(1着は全てダイワメジャー)後に香港へ遠征、香港マイル4着で引退。
※フローレスダンサー(父ハービンジャー)は新馬戦1着→G3アルテミスS3着。

03◎カワカミプリンセス【5・2・2・8】
G1・3勝。オークス、秋華賞、エリ女(1着入線12着降格!)
G1・2着。エリ女。
※デビューの新馬戦からオークスまで無敗で6連勝したが、エリ女でまさかの1着入線12着降格(現制度なら1着)からオカシクなった。その後11連敗(2着2回3着1回)して引退(涙)

04◎ダイワスカーレット【8・4・0・0】
G1・4勝。有馬記念、桜花賞、秋華賞、エリ女。
G1・2着2回。天皇賞秋、有馬記念
※天皇賞秋でウオッカに2㎝差(?)惜敗(?)後、有馬記念1着で引退。
※産駒の2歳ダイワミランダ(父ハービンジャー)は東京芝1600m圧勝!

04◎ウオッカ【10・5・3・8】
G1・7勝。ダービー、天皇賞秋、ジャパンカップ、安田記念(2連覇)、ヴィクトリアマイル。阪神JF。
G1・2着2回。桜花賞、ヴィクトリアマイル。
G1・3着3回。天皇賞秋、ジャパンカップ、秋華賞。
ジャパンカップ1着後に、ドバイワールドカップ(またはドバイDF)を目指すもドバイマクトゥームCR8着惨敗(1着レッドディザイア)で引退。
※産駒の2歳ケースバイケース(父シーザスターズ)東京2000m4着→京都1800m3着。

06◎ブエナビスタ【9・8・3・3】
G1・6勝。桜花賞、天皇賞秋、ジャパンカップ、桜花賞、オークス、ヴィクトリアマイル。
G1・2着6回。有馬記念(2回)宝塚記念(2回)、ヴィクトリアマイル、ドバイシーマクラシック。
G1・3着2回。ジャパンカップ(1着入線3着降格)、秋華賞(2着入線3着降格)、エリ女。
※3着降格したジャパンカップは現行ルールなら1着確定なので、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトを超える実質G1・8勝馬と言っても良いだろう。またG1で2着3着の多い馬でポカがなければ、あと2つはG1を勝ち、日本競馬史上最強のG1・10勝馬の可能性は大いにあった。
※ジャパンカップ1着後に有馬記念7着(1着オルフェーヴル)で引退。強豪一流馬との闘いが続いており、さすがにもう限界だったか。

07◎アパパネ
G1・4勝。桜花賞、オークス、秋華賞、エリ女、ヴィクトリアマイル。
G1・2着。エリ女(2回)共に優勝馬は雪の妖精スノーフェアリー(英国)
※4歳以降は牡馬に通じず、牝馬限定G1でしか結果を残せず引退。

09◎ジェンティルドンナ【9・4・1・3】
G1・6勝。ジャパンカップ(2連覇)、ドバイシーマクラシック、桜花賞、オークス、秋華賞。
G1・2着。天皇賞秋(2回)
※ダービー馬ウオッカ、凱旋門賞場デインドリームも勝てなかった達成出来なかったJRA史上初の同一G1ジャパンカップ3連覇がかかっているジェンティルドンナ。東京2400mは全てG1(オークス、JC、JC)で3戦3勝と得意中の得意コースと距離。

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清水成駿師匠が言われる『角居厩舎の4人娘』

キャトルフィーユ→クイーンS
ディアデラマドレ→府中牝馬S
ラキシス→エリザベス女王杯

と来れば、真打は、ジャパンカップのデニムアンドルビー。
しかもラキシスは昨年のエリ女2着から今年は1着、
ならば、デニムアンドルビーは昨年の2着から今年は優勝でしょう!!

印は、まだ正直迷っています。
本命をデニムアンドルビー、世界のジャスタウェイ、ハープスターのいずれかにするか?

爆アナは決まっています!
ドイツのアイヴァンホウ。
今年の凱旋門賞の最有力優勝候補だったシーザムーンをG1バーデン大賞で3馬身差で圧勝し、ドイツの英雄シーザムーンを引退に追い込んだ馬。
アイヴァンホウが破ったシーザムーンは、英国2冠&凱旋門賞馬シーザスターズ(母アーバンシーも凱旋門賞馬)産駒。ドイツダービーを4戦4勝で11馬身圧勝したドイツの英雄で、英ダービー馬オーストラリア、ケンタッキーダービー馬カリフォルニアクロームを世界ランクで上回っていた馬。

アイヴァンホウは相当強いです!!
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すみません。
単行本の発売が遅れるのが決定してしまいました○┓ペコリ
『JRA全重賞完全データ攻略2015』

http://www.amazon.co.jp/JRA%E5%85%A8%E9%87%8D%E8%B3%9E%E5%AE%8C%E5%85%A8%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E6%94%BB%E7%95%A52015-TERAMAGAZINE/dp/4864367159/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1416690008&sr=1-1&keywords=%EF%BD%94%EF%BD%85%EF%BD%92%EF%BD%81%EF%BD%8D%EF%BD%81%EF%BD%87%EF%BD%81%EF%BD%9A%EF%BD%89%EF%BD%8E%EF%BD%85

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