イングランディーレ(競走馬)

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抹消  鹿毛 1999年5月21日生
調教師清水美波(美浦)
馬主吉田 千津
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績34戦[8-3-2-21]
総賞金30,645万円
収得賞金9,115万円
英字表記Ingrandire
血統 ホワイトマズル
血統 ][ 産駒 ]
Dancing Brave
Fair of the Furze
マリリンモモコ
血統 ][ 産駒 ]
リアルシヤダイ
ピーチクリアー
兄弟 スズノオオゴンクリアースカイ
市場価格1,375万円(1999セレクトセール)
前走 2006/08/17 ブリーダーズGC G2
次走予定

イングランディーレの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
06/08/17 旭川 11 ブリーダーズ G2 ダ2300 12--------6** 牡7 58.0 五十嵐冬清水美波 516
(--)
2.34.3 3.3----ハードクリスタル
06/08/05 函館 9 みなみ北海道 OP 芝2600 151112.563** 牡7 58.0 安藤勝己清水美波 516
(-2)
2.43.0 0.737.6⑨⑧⑥④ファストタテヤマ
05/12/03 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 115516.6510** 牡6 58.0 柴田善臣清水美波 518
(+4)
3.50.6 2.937.5⑥⑤⑦⑪デルタブルース
05/11/05 京都 11 カシオペアS OP 芝1800 125615.8812** 牡6 62.0 O.ペリエ清水美波 514
(+6)
1.48.5 2.435.1⑩⑩アサカディフィート
04/08/12 旭川 11 ブリーダーズ G2 ダ2300 9--------2** 牡5 58.0 五十嵐冬清水美波 508
(--)
2.31.7 0.0----タイムパラドックス
04/06/17 イギ   ゴールドC G1 芝4000 13--------9** 牡5 58.0 横山典弘清水美波 --0000 ------PAPINEAU
04/05/02 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 183671.0101** 牡5 58.0 横山典弘清水美波 518
(-3)
3.18.4 -1.136.1ゼンノロブロイ
04/03/24 船橋 11 ダイオライト G2 ダ2400 14--------2** 牡5 56.0 蛯名正義清水美波 521
(--)
2.31.2 0.0----ミツアキタービン
03/12/23 名古 10 名古屋GP G2 ダ2500 12--------5** 牡4 57.0 安藤勝己清水美波 504
(--)
2.42.3 0.0----リージェントブラフ
03/12/06 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 10663.924** 牡4 58.0 小林淳一清水美波 516
(+4)
3.48.6 0.435.5チャクラ
03/11/03 大井 9 JBCクラシ G1 ダ2000 15--------6** 牡4 57.0 M.デムー清水美波 512
(--)
2.06.2 0.0----アドマイヤドン
03/10/14 金沢 10 白山大賞典 G3 ダ2100 11--------1** 牡4 58.0 安藤勝己清水美波 507
(--)
2.14.6 -0.0----ハギノハイグレイド
03/08/14 旭川 10 ブリーダーズ G2 ダ2300 11--------1** 牡4 57.0 五十嵐冬清水美波 504
(--)
2.30.7 -0.0----ディーエスサンダー
03/05/04 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 182312.859** 牡4 58.0 小林淳一清水美波 508
(-8)
3.18.1 1.137.0⑥⑥⑤ヒシミラクル
03/03/29 中山 11 日経賞 G2 芝2500 107816.851** 牡4 56.0 小林淳一清水美波 516
(0)
2.31.3 -0.236.1④④バランスオブゲーム
03/02/16 中山 11 ダイヤモンド G3 芝3200 133322.481** 牡4 52.0 小林淳一清水美波 516
(-4)
3.23.7 -0.237.5ハッピールック
03/01/25 中山 11 アレキサンド 1600万下 ダ1800 162427.786** 牡4 55.0 小林淳一清水美波 520
(+12)
1.54.8 1.039.7⑨⑧⑩⑧ディーエスサンダー
02/11/30 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 117953.294** 牡3 55.0 小林淳一清水美波 508
(-2)
3.45.8 0.235.1ホットシークレット
02/11/17 中山 12 3歳以上1000万下 ダ1800 136916.761** 牡3 55.0 小林淳一清水美波 510
(+2)
1.54.7 -0.038.5④④⑤④スズカツヨシ
02/11/02 中山 8 3歳以上1000万下 ダ1800 128115.926** 牡3 55.0 江田照男清水美波 508
(+2)
1.55.4 0.639.9⑨⑨⑩⑧クロウト

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イングランディーレの関連ニュース

2番人気のタイトルホルダーが7馬身差で逃げ切って、昨年の菊花賞に続くGⅠ2勝目を挙げた。横山和生騎手(29)=美浦・フリー=は、デビュー12年目でうれしいGⅠ初制覇。レース史上初の親子3代制覇も達成した。2着は1番人気のディープボンド、3着は4番人気のテーオーロイヤルが入った。




国内最強ステイヤーの座は譲れない。雨上がりのターフで、タイトルホルダーが後続に影を踏まさずに逃げ切った。デビュー12年目でGⅠ初勝利の横山和騎手は、お立ち台で喜びをかみしめた。

「とってもうれしいです。返し馬から雰囲気の良さを感じていましたので、タイトルホルダーと仲良く走ろうという気持ちでした。力を信じて、僕が邪魔しないようにと思いながら乗りました」

❽枠⑯番から手綱を押して先手を奪う。1000メートル通過は60秒5、続く1000メートルは63秒1で運んで息を入れた。2周目の向こう正面でカラ馬に突かれる形になっても動じない。勝負どころでライバル勢の手綱が動く中、人馬とも涼しい顔でスパート開始。稍重馬場をものともせずにメンバー最速の上がり3ハロン36秒4でまとめて7馬身差の圧勝。鞍上は左手を高く突き上げ、相棒の首筋をポンと叩いた。

天皇賞・春での7馬身差Vは、2004年に父・典弘騎手がイングランディーレで逃げ切って以来だ。「物心がついてしっかり競馬を見たのが、あのレース。すごく印象に残っています」。当時11歳だった少年が18年のときを経て逃走劇を再現し、1971年にメジロムサシで制した祖父・富雄元騎手からの親子3代制覇を達成。「祖父もすごいジョッキーだと聞いていましたし、なかなかできることではないので、結果を出せて良かった」と頬を緩めた。

GⅠタイトルは昨年5勝を挙げてブレークした5歳下の弟・武史騎手に先を越されたが、栗東に滞在するなどして地道に腕を磨いてきた。その姿を見守ってきた父の胸の内を、栗田調教師は「(レース後に)『自分が乗っているより緊張したし、涙が出てきた。本当にありがとうございます』と言ってくれました」と明かした。

昨年の菊花賞に続くGⅠ2勝目を手にし、今後は宝塚記念(6月26日、阪神、GⅠ、芝2200メートル)や登録を行った凱旋門賞(10月2日、パリロンシャン、GⅠ、芝2400メートル)が視野に入る。栗田調教師は「もっと良くなってくると思うので、逃げ馬としてさらに力をつけて次の目標のレースにやっていきたいと思います」と結んだ。

伝統の長距離GⅠで2冠目を取ったタイトルホルダーは、さらなる勲章を目指していく。




◆父・横山典弘騎手 長男・和生騎手のGⅠ初勝利について「うれしいですね。それ以外に何もありません。こうして乗せてもらっていることがありがたい。周囲の人たちに感謝です」

タイトルホルダー 父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父モティヴェイター。鹿毛の牡4歳。美浦・栗田徹厩舎所属。北海道新ひだか町・岡田スタッドの生産馬。馬主は山田弘氏。戦績11戦5勝。獲得賞金5億8933万1000円。重賞は2021年GⅡ弥生賞ディープインパクト記念、GI菊花賞、22年GⅡ日経賞に次いで4勝目。天皇賞・春栗田徹調教師、横山和生騎手ともに初勝利。馬名は「選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので」。

★レースアラカルト★

●クラシック3冠の勝ち馬がそれぞれ古馬GⅠもV 昨年の皐月賞エフフォーリア天皇賞・秋有馬記念を制し、日本ダービーシャフリヤールドバイシーマクラシックをV。菊花賞タイトルホルダー天皇賞・春を勝ったことで、クラシック3冠レースをすべて違う馬が勝ち、その後に3頭すべてが古馬GⅠを制するのは史上初。

菊花賞馬のV 2019年フィエールマンから4年連続25回目。

●逃げ切り 成績公報に通過順を掲載した1986年以降、04年イングランディーレ、16年のキタサンブラックに次ぐ3頭目。

●7馬身差 65年アサホコ、04年イングランディーレに次ぐ3頭目。最大着差は68年ヒカルタカイの大差。

天皇賞・春でGⅠ初勝利の騎手 88年南井克巳タマモクロス)、10年C・ウィリアムズ(ジャガーメイル)、12年石橋脩ビートブラック)に次ぐ4人目。

●親子3代制覇 横山家は富雄騎手(71年メジロムサシ)、典弘騎手(96年サクラローレル、04年イングランディーレ、15年ゴールドシップ)、和生騎手で史上初の親子3代での天皇賞・春制覇。天皇賞・秋を武史騎手(21年エフフォーリア)が勝っていて、天皇賞は3代4人でのVとなった。

●きょうだい馬のGⅠ同レース出走V 勝ったタイトルホルダーは姉メロディーレーンが9着。94年のジャパンC(1着・弟マーベラスクラウン、8着・兄グランドフロティラ)に次ぐ2組目。

●同年の日経賞勝ち馬のV 85年シンボリルドルフ、87年ミホシンザン、93年ライスシャワー、13年フェノーメノに次ぐ5頭目。

【天皇賞・春】タイトルホルダー GⅠ馬の貫禄で余裕の併入 2022年4月28日(木) 05:00

古馬長距離のチャンピオンを決める天皇賞・春の追い切りが27日、東西トレーニングセンターで行われた。美浦トレセンでは昨年の菊花賞タイトルホルダー(美浦・栗田徹厩舎、牡4歳)が豪快な動きを披露。手綱を取る横山和生騎手(29)=美浦・フリー=も、勝った前走の日経賞以上の手応えを感じていて、祖父・富雄騎手、父・典弘騎手に続く、史上初の天皇賞・春親子3代制覇に期待が高まっている。

菊花賞馬として、長距離戦のタイトルは譲れない。その名の通り、メンバー中ただ一頭のGⅠ馬タイトルホルダーが美浦のWコースでさすがの脚力を誇示した。

小雨が交じる空のもとで、横山和騎手を背にダルムシュタット(2勝クラス)を4馬身追いかけてスタート。道中はあえてパートナーとの差を縮めずにコーナーを通過すると、直線も手応えは馬なりのままだったが、GⅠホースの桁違いのエンジンがうなりを上げた。内から瞬時に馬体を並びかけて、6ハロン81秒4、ラスト1ハロン12秒1で併入した。

「1週前にある程度動かしてあるので、きょうは確認する意味の調教でしたが、またがったときのしぐさや雰囲気が良かったです。100点かといわれるとあれですけど、高いレベルで来ていると思います」

引き揚げてきた直後の会見で横山和騎手が穏やかな口調で切り出した。休み明けの前走の日経賞(1着)時は手前の変換など、フォームの細かい部分で改善の余地を口にしていたが、今回は「不安点がなかったということで(解消したと)とらえていただいていいと思います」と力強い。

コンビを結成して3戦目。昨年の有馬記念では大外⑯番枠の不利もあり5着に敗れた。だが、日経賞では内外からライバルが迫る包囲網をかいくぐってクビ差の勝利。貫禄を示す走りがジョッキーに自信を植え付けた。

「いろいろと不安材料も多い競馬で、次に春の天皇賞という目標もあるなかで結果を残せた。僕にとって自信につながるレースでした。3200メートルを踏まえてのあの競馬だったので、今回は自信を持って乗ることができます」

春の天皇賞は2004年に横山典弘騎手が10番人気のイングランディーレで逃げ切り。父の雄姿を目に焼き付けた横山和騎手は、当時まだ11歳だった。「物心がついてしっかり競馬を見たのが、あのイングランディーレのレース。すごく印象に残っています」と振り返りつつも、同じ先行タイプのタイトルホルダーでの〝再現〟については「馬も違うしシチュエーションも違う」と話すにとどめた。「(自身の)初GⅠも意識しないといえば噓になるけど、今回はタイトルホルダーと(GⅠの)この舞台にまた来られたことがすごく楽しみ。僕とこの馬の競馬ができれば」と、ジョッキーは逃げにこだわらず無心で人馬一体を追求する。

阪神の芝3200メートルは距離だけでなく、直線の急坂を2度も越えなくてはならないが、同じ阪神で行われた菊花賞を5馬身差で制した実績は文句なしのアドバンテージ。過酷なレースも、このコンビなら乗り切ってみせる。

◆栗田師TALK

──前走の日経賞は貫禄のV

有馬記念のあとに少しアクシデントがあり、まずは競馬を使うことを大目標に進めてきた。(横山和)騎手も馬を信じて勝ち切ることができてよかった」

--そのあとは短期放牧を挟んで調整

「ガス抜きができたというか、いいリフレッシュができた。前走時は力みの修正に苦労したが、日経賞を挟んでそれも取れて、馬体の張りも出てきた」

--27日の追い切りは美浦Wコース6ハロン81秒4

「先週、この馬のいい頃の小気味いい走りができていたので、今週は良くなると思っていたがイメージ通りだった。不安はありません」

--重賞3勝はいずれも逃げ切り

「(2番手で運んだ)有馬記念はいろんな不利が重なった中、際どい競馬をしてくれたと思う。極端な競馬をしたほうが持ち味は生きるとも思うが、そこは決めつけずに騎手との信頼関係でやってもらいたい」

◆逃げ馬Vは2頭だけ  例年は京都競馬場(現在は改修工事中)で行われる天皇賞・春。3200メートルの長丁場で、逃げ切るのは至難の業だ。グレード制導入の1984年以降、スタートから先手を奪って逃げ切ったのは2004年のイングランディーレと16年のキタサンブラックの2頭だけ。前半は好位で運んで、逃げ馬がバテたところで早め先頭で押し切ったケースは92年のメジロマックイーン、95年ライスシャワー、12年ビートブラックなどがいる。他に逃げ馬が見当たらないメンバー構成だけに、タイトルホルダーの出方には注目が集まる。

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【天皇賞(春)】取捨即断!血統アナリシス2018年4月28日() 14:30

日曜日に行われる天皇賞(春)の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。


ミッキーロケット
祖母は桜花賞2着のツィンクルブライド、近親には高松宮記念2着のペールギュントの名があり、それだけを勘案すればスピード色の強い一族と言えよう。半面、母父であるピヴォタルはブルーメドサイアーとして、セントレジャーSの勝ち馬を送り出しており、本馬も相応の長距離適性を秘めているものと思われる。それよりも問題は当レースと相性が悪いキングカメハメハ産駒であるということ。父方の血筋および近走のレース内容を踏まえると、この舞台が歓迎のクチとは考えづらい。

チェスナットコート
天皇賞(春)はトニービンの血を持つ馬の活躍が顕著で、父ハーツクライは当レースの重要サイアーのひとつ。ヘイローのクロスを持ち、母方にノーザンダンサー系とミスプロ系を内包している血統構成はシュヴァルグランと近似する。父方の持続力&機動力と、スピードに長けた母方の血脈がうまくマッチすれば、ここでも上位進出の可能性は十分にある。

シホウ
ダンチヒ系のデインヒルを母父に持つ点は、2013~2014年に連覇を果たしたフェノーメノと同じ。一族にはピルサドスキーファインモーションの名が見られるなど、底力に優れた牝系ではある。一方で、父キングカメハメハの当レースにおける相性がとにかく悪い。極端に時計がかかる決着や、道悪になった場合の掲示板食い込みまでが精一杯とみる。

カレンミロティック
半姉が京都牝馬S勝ちのヒカルアマランサスで、祖母は仏オークス馬と、コース適性&スタミナ面に関しては文句なし。この牝系に持続力型のハーツクライを掛け合わせているのだから、潜在しているスピードの持続力はかなりのもの。当レースで上位進出馬を数多く送り出しているトニービンの血脈を内包している点もプラス。血統適性だけなら、メンバー上位の存在と言えよう。

ヤマカツライデン
ロベルト系×ダンスインザダークの組み合わせでスタミナ面については文句なし。スピード面についても、父母父に当舞台と比較的相性の良い北米型のスピードタイプ、祖母に阪神3歳牝馬S勝ち馬のヤマカツスズランを持っていることから、相応の適性はあるものと判断できる。半面、瞬発力の要素が薄い持久力型であることは間違いなく、京都のG1で上位に食い込むためには馬場悪化など、上がりを要する状況にならないと厳しい。

ガンコ
ナカヤマフェスタ凱旋門賞で2着に好走。父の父ステイゴールドは、当レースの勝ち馬を2頭送り出している。母父シングスピールは自身がジャパンCを制覇、母の父としてもオークスシンハライトを輩出。曽祖母からも多数のG1馬が出ており、優秀な牝系ラインと言えよう。半面、父系も母系もスタミナ&パワーに偏りがちで、速い上がりの決め手比べになった時の不安は残る。現状は上がりを要する馬場や流れがベターだろう。

ピンポン
父がハーツクライ、母父はリファール系のホワイトマズルで、血統的なスタミナ面の不安はない。ホワイトマズルは父として2004年の勝ち馬イングランディーレを輩出。祖母の父は1983年の勝ち馬アンバーシャダイという、当レースと縁の深い血統構成で、額面上だけなら十分すぎるほどの舞台適性を持ち合わせている。近走の成績を踏まえると強気にはなれないが、これだけ天皇賞(春)サイアーが並ぶと、完全無視は禁物の悩ましい存在だ。

クリンチャー
傍流のサンデーサイレンス系×ブライアンズタイムの配合は、2012年の勝ち馬ビートブラックと酷似する。母父のロベルト系に加え、スタミナ型ノーザンダンサー系も内包しているので、スタミナとパワーを必要とする競馬では滅法強い。半面、速い上がりの決め手勝負になるとモロいタイプ。上位進出するためには、豊富なスタミナを活かせる持続質勝負が望ましい。

ソールインパクト
サンデーサイレンス系×北米型ノーザンダンサー系の組み合わせは、近年の当レースにおける活躍配合。ひとつズレるとダート専科になりかねない血脈ではあるが、芝でも対応できるのは父ディープインパクトが有する卓越したスピードの賜物だろう。一方で、肝心である父ディープインパクトの当レースにおける成績がイマイチ。母母父ダマスカス系の粘り強さを引き出すことができれば面白い存在だが……。

サトノクロニクル
近親だけを見ると、マイル~中距離指向の強い馬が多い一方で、父は当レースで好走馬を数多く送り出しているハーツクライ。母父インティカブは、父としてエリザベス女王杯連覇のスノーフェアリーを輩出、母父としても凱旋門賞馬ファウンド、2歳王者ダノンプレミアムなどを送り出している。スピードとスタミナ、コース適性に不足はなく、やや晩成型の血筋を加味すると侮れない1頭になりそうだ。

シュヴァルグラン
京都芝3200mはハイレベルのスピード持続力を要求される舞台。ゆえに、持続力に長けたトニービンを内包している、父ハーツクライはプラス材料。持続力と機動力が持ち味の母父マキャベリアンの血脈も適性面でマッチする。一方で、ヘイローの3×4のクロスが曲者。同クロスを持つ馬は一定期間安定した成績を残す代わりに、G1の高みに登ったあと大敗を喫すると、一気にピークアウトする傾向が強い。父の相性の良さと自身の舞台適性でどこまでカバーできるかが、今回の焦点になる。

レインボーライン
父は当レースで好成績のステイゴールド。母の父フレンチデピュティは万能サイアーとして、2008年の勝ち馬アドマイヤジュピタを輩出。祖母の父レインボーアンバー菊花賞2着馬、その父アンバーシャダイは1983年の勝ち馬と、京都の長丁場に特化したような血統構成だ。半面、持久力に長けているぶん、速い上がりの決め脚勝負では後塵を拝すことが多くなる。血の良さを存分に活かすためには、上がりを要する馬場あるいは展開が望ましい。

トウシンモンステラ
近親にジャパンCとアーリントンミリオンSの勝ち馬ゴールデンフェザント、叔母にベッラレイアを有する血統背景だけに、それなりの底力を備えていることは間違いない。半面、父キングカメハメハの当レースにおける成績が今ひとつ。血筋的に長い直線のコースは歓迎だが、それ以外に強調材料は見当たらず、厳しい戦いになるのではないか。

アルバート
母父ダンスインザダークの影響で長距離適性は極めて高い。当レースの好走血統であるトニービンを内包している点も好感を持てる。ただし、父はややダート色の濃いアドマイヤドン。父ミスプロ系の当レースにおける成績も芳しくない。スピード勝負では分が悪く、血の良さを活かすためには、全体時計あるいは上がりを要する競馬になってほしいところ。

トーセンバジル
父は持続力が持ち味のハービンジャー。ゆえに、キレよりも長く良い脚を使える馬が幅を利かせやすい京都芝3200mは悪くない。近親にトーセンジョーダントーセンホマレボシなど、近年のG1戦線で活躍した馬が多い活気のある牝系であることも好感が持てる。ただし、速い上がりの競馬では遅れをとりやすい血脈なのも事実。血筋の勢いと、母系の特長である持久力を活かすためには、積極的な競馬を試みることが肝要となろう。

スマートレイアー
母父はスピードの持続力に長けたリファール系のホワイトマズル。ホワイトマズルは父として2004年の勝ち馬イングランディーレを輩出しており、本馬も相応の舞台適性を持ち合わせているとみていい。ただし、リファールのクロスや欧州型で固められた母方の血脈が強く反映されているためなのか、瞬発力勝負では遅れをとりやすい。血の良さを引き出すためには、上がりを要する消耗戦、あるいは自身から動くといった思い切った策が不可欠となる。

トミケンスラーヴァ
一族にルビアーノとタピット、伯父にはタイキバカラを持つ、どちらかと言えば短距離指向の強い血筋。それでも、万葉Sで結果を出しているように、本馬については距離を気にする必要はない。父タイキシャトルという点を鑑みると、スピードを必要とする直線平坦コース替わりは悪くない。半面、G1級のスピード持続力を備えているかどうかについては疑問が残る。ダート適性を活かせる、力の要る馬場状態にならないと苦しいのではないか。



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口コミ一覧
閲覧 318ビュー コメント 0 ナイス 6

 池添に「ルメールはずる休みか、聞いといて」と(^£)
 池添はインスタをよく更新するんで、みなさん一度Checkをライトに♪

 で、ルメールだよ・・・
 サウジで中東のストールを無理やり引っ剥がしてヤってきたんじゃないの?(^£)
 奥さんのバチが当たってコロナの陽性に?(^£)

 この吉田千津勝負服ではイングランディーレ(春天を横山典弘騎乗でゆうゆうの逃げ切り、単勝70倍以上・・・)
 イングランディーレは、前代未聞の前走は船橋のダイオライト記念2着からの春天制覇でした・・・・

 はたと止まる 2020年3月14日() 01:55
バイト代、出た♪ 
閲覧 466ビュー コメント 0 ナイス 15

 昨日は待ちに待った給料日。
 当日の午前0時半にはやくもほぼ全額引き出し、一部を楽天銀行へ。

 14日は多少なりとも、3場所ともに雨の影響が出そうだね。
 中山は雨、はやめにあがればいいけど。

 14日はメイちゃんの10回目の命日。
 メイちゃんが死んだ日、日曜日だったが、悲しみにくれながら中山に行き、中山牝馬Sを見に行った。
 そのときは、ニシノブルームーンが勝った。
 メイちゃんの冥福を祈るかのような、黒の帽子だった。

 中山牝馬Sでは、吉田照哉氏との思い出もある。
 社台RHに「ホワイトマズル・・・、マズルブラストはいるけど、あんまりよくはないなぁ」とか言って送ったら、パドックで照哉氏に、じろりとにらまれた(汗)。
 そしたら、中山牝馬Sに出ていたレインダンス(たしかダンスインザダーク産駒で照哉氏個人の持ち馬)がビリになった。
 照哉氏の奥さんは千津というが、そのときにパドックに連れてきていたのを見た。
 3月になったから、あたたかくなって、中山まで北海道から来たのだろう。
 千津さんは、吉永小百合みたいな雰囲気だった。

 今年の中山牝馬Sにも千津さんの持ち馬ゴージャスランチが出ている。

 千津さんの持ち馬といえば、現役ではゴージャスのほかにハーレムラインもいる。
 昔はイングランディーレ(春の天皇賞で横山典が乗って逃げ切り。ダイオライト記念2着からの異例のローテだった)が単勝70倍超えの大穴をたたき出した。
 当時は、日通で宅配ドライバをしており、実況をクルマのラジオで聞いていた。イングランディーレはホワイトマズル産駒で、注目はしていたが、まさか勝ってしまうとまでは思わなかったので、単勝は買えなかった・・・。

 15日は、金鯱賞、フィリーズレビューか・・・。フィリーズレビューはよく考えて買わないとなぁ。
知らない馬ばかりで、これから検討するけど。このなかから、桜花賞で楽しみが出る馬がいるのか、見極めたい。ざっと見ただけだが、三浦の乗るアヌラーダプラ、フェアリーSで1番人気に押された馬。三浦も復帰して、重賞を取りたいところだろう。
 おととしのフィリーズレビューは、中山競馬場で見た。岩田の乗った、オルフェーヴルの妹馬(名前、何だったっけ?)を買っていたが、リバティハイツ、アンコールプリュは買わなかったので、馬券は外した。

 写真は、大学のテニスサークルにいた、一個下の女で、あだながキヨという。
 Facebookで久しぶりに会ったが、顔を出さないでやってるので「顔だしなよ」と言ったら、友達登録を解除されてしまった・・・。まあ、それでもいいんだけどね。

 Twitterでは、元騎手の藤田伸二、大井の達城、藤本、小林拓、船橋の笠野、浦和の水野調教師、美浦の鹿戸調教師、あとアンカツに細江純子、競馬関係者ではこういった人たちにツイートしてる。
 けっこう、面白くてね。

 さて、また寝るか。土曜も仕事だ。今週は三日しか働かなかった。最近、週4日働けばそれでいいとさえ、思うようになった。給料は少なくても自分の時間を持ちたい。

 ラジカセ買って、北島三郎「ひとすじ」、北山たけし「男鹿半島」10年くらい前のCDだが、Amazonで調達して、久しぶりに聞くかな。四街道のヤマダ電機、閉店するといううわさもあったが、まだしぶとく営業してる。あんまり客は入ってない。ヤマダ電機もそこらじゅうにあるからね。

 北島サブちゃんは、キタサンブラック、キタサンミカヅキ、キタサンベッキー、キタサンバルカンがいるので、事務所あてにちょくちょくメールしてる。たぶん、逐一読んでくれてるだろう。

 北島サブちゃんは、何年か前、船橋競馬場にあったBar「OddsOn」に来てたとこを店でみかけ、そのときはBarの経営者の川島正行調教師の奥さんのるみさんの友達のセイホのおばちゃんと、おれは話しこんでたので、サブちゃんに「おまえ、不倫してるのか?」みたいな目で見られた記憶がある。

 あー、そうだ、まだ内田が大井所属で、船橋 出川克厩舎のエミーズスマイル(これも照哉氏個人の持ち馬)で、中央の桜花賞に乗って出たころだった。あのレースは、内田はアンカツのすぐ後ろをマークするように乗っていた。

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 ユウキ先生 2010年4月26日(月) 00:11
☆天皇賞(春)(想い出)☆
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今週は春の天皇賞ですね\(^o^)/

春の天皇賞の想い出といえば後輩と見に行った年!!

2004年の天皇賞(春)(^^♪

人気はリンカーン・ネオユニヴァース・ザッツザプレンティ・ゼンノロブロイでした☆

しかし始ってみればレースの主導権はこの馬!!

そう!!イングランディーレ☆

果敢に逃げを発揮し、後続との差をドンドン引き延ばす!!

観客も「意外な馬が逃げたな!」「まぁすぐに下がってくるだろう!」と思っていました!

しかし中盤になっても後続との差は縮まるどころか広がる一方!!

そして最後の直線!!

観客も「マジ!!」「逃げ切るんか??」と騒然となりました☆

そんな中人気馬で唯一追い込んできたのがゼンノロブロイ!!

しかし差はそれほど縮まらない!!

けっきょく7馬身をつけて見事イングランディーレは春の天皇賞を制しました♪

この時改めて競馬の難しさと醍醐味を感じました☆

さて今年の春の天皇賞ではどんなドラマを見せてくれるのでしょうか!?

楽しみです(^^♪

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