セイウンスカイ(競走馬)

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写真一覧
抹消  芦毛 1995年4月26日生
調教師保田一隆(美浦)
馬主西山牧場
生産者西山牧場
生産地鵡川町
戦績13戦[7-1-1-4]
総賞金61,028万円
収得賞金11,250万円
英字表記Seiun Sky
血統 シェリフズスター
血統 ][ 産駒 ]
Posse
Castle Moon
シスターミル
血統 ][ 産駒 ]
ミルジヨージ
スイトアンジユレ
兄弟 ニシノシェルニシノチャペル
市場価格
前走 2001/04/29 天皇賞(春) G1
次走予定

セイウンスカイの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
01/04/29 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 125622.2612** 牡6 58.0 横山典弘保田一隆 494
(+14)
3.32.0 15.848.3⑨⑫テイエムオペラオー
99/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 17473.815** 牡4 58.0 横山典弘保田一隆 480
(-2)
1.58.3 0.335.0⑧⑩⑩スペシャルウィーク
99/08/22 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 10331.411** 牡4 59.0 横山典弘保田一隆 482
(+8)
2.00.1 -0.135.9⑦⑦ファレノプシス
99/05/02 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 12682.823** 牡4 58.0 横山典弘保田一隆 474
(-2)
3.15.8 0.534.8スペシャルウィーク
99/03/28 中山 11 日経賞 G2 芝2500 13571.311** 牡4 58.0 横山典弘保田一隆 476
(-4)
2.35.3 -0.935.6セイウンエリア
98/12/27 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 166112.714** 牡3 55.0 横山典弘保田一隆 480
(+10)
2.32.7 0.637.0グラスワンダー
98/11/08 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 18244.321** 牡3 57.0 横山典弘保田一隆 470
(-6)
3.03.2 -0.635.1スペシャルウィーク
98/10/11 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 7116.041** 牡3 57.0 横山典弘保田一隆 476
(+6)
2.25.6 -0.134.8メジロブライト
98/06/07 東京 9 東京優駿 G1 芝2400 186124.934** 牡3 57.0 横山典弘保田一隆 470
(-2)
2.26.8 1.036.8スペシャルウィーク
98/04/19 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18235.421** 牡3 57.0 横山典弘保田一隆 472
(0)
2.01.3 -0.136.7キングヘイロー
98/03/08 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 137104.432** 牡3 55.0 徳吉孝士保田一隆 472
(-8)
2.01.9 0.136.2スペシャルウィーク
98/01/25 中山 9 ジュニアC OP 芝2000 11226.831** 牡3 55.0 徳吉孝士保田一隆 480
(-4)
2.03.5 -0.836.1メガヒット
98/01/05 中山 6 3歳新馬 芝1600 1681612.051** 牡3 55.0 徳吉孝士保田一隆 484
(--)
1.36.7 -1.036.9マイネキャロル

セイウンスカイの関連ニュース

 クラシック最終戦の菊花賞が24日、阪神競馬場で18頭によって争われ、横山武騎乗で4番人気のタイトルホルダーがGI初勝利。1998年のセイウンスカイ以来の逃げ切りで、8月に天へ旅立った2冠馬父ドゥラメンテにGI初タイトルをもたらした。2着は3番人気のオーソクレース、3着は牝馬で6番人気のディヴァインラヴ。1番人気のレッドジェネシスは13着だった。

 ライバルたちがもがき苦しむなか、余裕すら感じさせる逃げ切りだった。タイトルホルダーがラスト1冠で、欲していたGI勝利をつかんだ。会心のレースに横山武騎手は目尻を下げた。

 「前走がひどい競馬だったので、そのぶんのリベンジといいますか、より一層勝ちたいという思いがあったので、良かったです」

 (3)番枠から発馬を決めてハナを主張。最内のワールドリバイバルがついてきたが、譲らない。ペースを落とさずに前半1000メートル通過は60秒ちょうど。続く1000メートルを65秒4で運んで息を入れ、勝負どころでスパートしてもうひと伸び。後続に5馬身差をつける快逃劇で、皐月賞2着、日本ダービー6着の悔しさを3冠目で晴らした。

 1番人気の前走セントライト記念は好位に控え、直線でスムーズさを欠いて13着。名誉挽回を期した大一番には、明確なVイメージがあった。セイウンスカイが父・典弘騎手の手綱で逃げ切った1998年の菊花賞だ。「映像は何回も見ていました。スローに落とすぐらいだったら、セイウンスカイのように淡々と刻む競馬の方がいい。時代は少し違うが、参考のひとつにしていました」。菊の舞台ではそれ以来の逃げ切りを決め、ゴール後は父と同じように、左手人差し指を天に差すポーズを披露した。

 今年は京都競馬場が改修工事中のため、79年以来42年ぶりの阪神競馬場での開催。内回りコースで直線が短く、急坂を2回越えるため、先行力と持久力が例年以上に求められた。その2つを兼ね備えた相棒の持ち味を存分に引き出す戦法で、皐月賞エフフォーリア)に続くクラシック2冠も達成した。

 栗田調教師にとっては開業11年目で待望のJRA・GI勝利。「(母メーヴェは)父(義父の栗田博憲元調教師)の厩舎にいた牝馬で、オーナーと一緒に競りで見て。父からの贈り物なのかなという思いがあって、こみあげてくるものがあります」とかみしめた。次走は未定だが、今後は年長勢との戦いになる。トレーナーは「厩舎一丸となっていい結果を出せるようにやっていきたい」と力強く結んだ。

 2冠馬の亡き父ドゥラメンテの血を受け継いだタイトルホルダー菊花賞馬の称号を背負い、さらなる勲章を取りにいく。 (増本隆一朗)

 ■タイトルホルダー 父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父モティヴェイター。鹿毛の牡3歳。美浦・栗田徹厩舎所属。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産馬。馬主は山田弘氏。戦績8戦3勝。獲得賞金2億8745万9000円。重賞は2021年GII弥生賞ディープインパクト記念に次いで2勝目。菊花賞栗田徹調教師、横山武史騎手ともに初勝利。馬名は「選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので」。

 ◆1998年にセイウンスカイで逃げ切った父の横山典弘騎手 「父親として良かった。おめでとう。(自身のレースと似ていると)いろんな人にいわれるけど、馬も場所も違うからね」

 ◆横山武史騎手…初騎乗で初制覇。JRA・GIは皐月賞エフフォーリア)に続く今年2勝目で通算も2勝目。複数の馬で同一年のクラシック2勝以上は2019年ルメール騎手(皐月賞サートゥルナーリア、桜花賞グランアレグリア)以来2年ぶり21回目。複数の牡馬で同一年クラシックVは、1961年の野平好男元騎手以来、60年ぶり2回目。

 ◆騎手の親子制覇…横山武史騎手の父・典弘騎手は98年にセイウンスカイで勝利。武邦彦(73年タケホープなど3勝)&豊(88年スーパークリークなど5勝)&幸四郎(06年ソングオブウインド)、福永洋一(71年ニホンピロムーテー)&祐一(13年エピファネイアなど2勝)以来、史上4組目の親子制覇。

 ◆栗田徹調教師…管理馬初出走で初勝利。JRA・GIは延べ12頭目の出走で初勝利。JRA重賞は本馬による弥生賞ディープインパクト記念に続く今年2勝目、通算4勝目。

 ◆父子3代クラシック制覇…祖父キングカメハメハ(04年ダービー)、父ドゥラメンテ(15年皐月賞、ダービー)がクラシックを制しており、史上初の父子3代クラシック制覇。

 ◆5世代連続でのGI級制覇…本馬は4代母ダイナカール(83年オークス)、3代母エアグルーヴ(96年オークスなど)、祖母アドマイヤグルーヴ(03年エリザベス女王杯など)、父ドゥラメンテ(15年ダービーなど)で、史上初の親子5代JRA・GI級制覇となった。

 ◆岡田スタツド…生産馬2頭目の出走で初勝利。前回は19年(メロディーレーン)の5着。JRA・GIは16年チャンピオンズC以来で、通算3勝目。

 ◆売り上げ、入場者数…菊花賞の売り上げは175億406万8700円。前年比82・4%の大幅減となった。入場人員は4798人(うち有料入場4286人)だった。

★24日阪神11R「菊花賞」の着順&払戻金はこちら

【皐月賞】エフフォーリア無敗1冠!横山武史GI初制覇 2021年4月19日(月) 05:00

 力強く突き上げた右手には、人さし指が1本立てられていた。まだ1冠目といわんばかりのパフォーマンス。エフフォーリアを史上19頭目の無敗の皐月賞馬に導き、初のGIタイトルを手に入れた横山武騎手は、全身で喜びをアピールした。

 「最高のひと言です! きょうは人気にもなっていたし、プレッシャーはありましたが、自分の持っている技術をすべて出せば勝てると信じて乗りました」

 スタートを決めて4番手を追走。前日の雨で芝は内が荒れていたが、この日の4Rでは内を通って逃げ切り、馬場状態を確認していた。「迷いましたけど、内の方がスムーズ(に抜け出せる)と判断しました」と勝負に出ると、先に抜けたタイトルホルダーを早々とかわし、3馬身差をつける圧巻の内容だった。

 これで4連勝。一戦ごとに相手は強くなるが、そのたびに2着馬との差を広げており、底知れない怪物ぶりを発揮している。「毎レース課題をクリアしてくれますし、もうひとつ上の舞台でも」と若き主戦の期待は膨らむばかりだ。

 昨年は史上最年少で関東リーディングに輝いた5年目のホープ。父・典弘騎手がセイウンスカイ皐月賞を制した1998年に生まれ、その父の背中を追って騎手を目指した。その父からはレース前の15日に「緊張するか?」と聞かれたが、「アドバイスは特にありませんでした」と明かす。偉大な父に、まずはひとつ追いついた。

 管理する鹿戸調教師は2008年のジャパンCスクリーンヒーロー)以来のGI2勝目。「最初から期待していた馬で、大事に使って予定通りに、順調にこられたのが大きい。並んでから抜け出すスピードは速いので、(最後は)安心して見ていました。抜けてからは間違いない、と思いましたね」と、余裕を持ってレースぶりを見ていたようだ。

 次の目標は、もちろん2冠がかかるダービー。「2400メートルは初めてになるので折り合いは鍵ですが、きょうはお客さんの前でもどっしりしていました。この雰囲気で臨めれば」。意欲を燃やす鞍上は「武史、また頼むよ。これで満足されちゃ困るからな」と声をかけたトレーナーにも満面の笑みでこたえた。昨年のコントレイルに続く無敗の3冠馬へ-。人馬ともに競馬界の未来を背負うニューヒーロー。その物語はまだ始まったばかりだ。(柴田章利)

エフフォーリア 父エピファネイア、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライ。鹿毛の牡3歳。美浦・鹿戸雄一厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)キャロットファーム。戦績4戦4勝。獲得賞金1億9214万8000円。重賞は2021年GIII共同通信杯に次いで2勝目。皐月賞鹿戸雄一調教師、横山武史騎手ともに初勝利。馬名は「強い幸福感(ギリシャ語)。母名より連想」。

■横山 武史(よこやま・たけし) 1998(平成10)年12月22日生まれ、22歳。茨城県出身。美浦・鈴木伸尋厩舎所属。2017年デビュー。着実に勝ち星を伸ばして昨年はJRA94勝を挙げ史上最年少で関東リーディングに輝いた。18日現在、JRA通算2745戦222勝。重賞は21年皐月賞エフフォーリア)のGI1勝を含む5勝。祖父は富雄元騎手、父は典弘騎手、兄に和生騎手がいる。

横山武史騎手…JRA・GIは11回目の挑戦で初勝利。父・横山典弘騎手は1998年にセイウンスカイで優勝しており、2年連続3組目の親子制覇。祖父・横山富雄元騎手も69年天皇賞・秋、71年天皇賞・春、73年桜花賞、78年オークスなどGI級レースを勝利しているため、祖父・父に続く親子3代のGI級レース制覇となった。

皐月賞年少制覇…横山武史騎手は22歳3カ月28日での皐月賞制覇となり、99年テイエムオペラオー和田竜二騎手(21歳9カ月27日)に続く史上2番目に若い皐月賞の勝利騎手。

鹿戸雄一調教師…JRA重賞は今年2勝目、通算9勝目。

★売り上げ大幅増…皐月賞の売り上げは、191億7266万7100円で、前年比124・7%と大きく伸びた。昨年は無観客で開催したが今年は人数制限をしながらも有観客で行われ、入場人員は3005人だった。

★18日中山11R「皐月賞」の着順&払戻金はこちら

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【われかく戦う】エフフォーリア横山武「結果で応えたい」 2021年4月14日(水) 05:00

 牡馬クラシック3冠の初戦、皐月賞が18日、中山競馬場で行われる。注目は共同通信杯を完勝して3戦3勝としたエフフォーリア(美・鹿戸、牡)。デビュー以来手綱を取り続ける横山武史騎手(22)=美・鈴木伸=が、大一番に向けての手応えや、自身初のGI勝利への意気込みを語った。 (取材構成・内海裕介)

 --昨夏のデビュー戦から騎乗しているが、最初の印象は?

 「僕、相馬眼(馬を見る目)は全然ないんですけど、そんな自分が見ても馬体が素晴らしかったですね。性格的にもおとなしくて、手がかからない子でした」

 --デビュー戦を快勝し、百日草特別も上がり3ハロン33秒4の末脚でV

 「(新馬戦は)自分が記者さんたちにいいって言い過ぎて人気になり過ぎたし(単勝1・4倍)、スタート直後に他馬に寄られる場面もありました。それでも先々がある馬なので(序盤は)後方で我慢させる競馬をしました。2戦目は初戦より気持ちが入っていて、道中の折り合いは苦労しました。それでいてあんな脚を使ってくれて、改めて走る馬だなと」

 --前走、共同通信杯も2馬身半差の快勝

 「スローペースになるのは大体分かっていたし、1ハロン短くなるのは大丈夫だと思っていました。強い勝ち方をした馬はその後も頑張ってくれるレースですし、結果を残せてよかった」

 --いよいよクラシック。皐月賞は初騎乗

 「クラシックレースでGI中のGIですし、デビュー前も興奮して見ていたレースです。(父・典弘騎手が勝った1998年の)セイウンスカイは生まれる前なので知らないのですけど(笑)」

 --エフフォーリアは中山初参戦。多頭数も初めて

 「中山はだいぶ馬場も傷んでますけど、パワーはすごくあるのでそれは大丈夫なはず。頭数も増えますが、百日草特別で無理やり、馬群のなかで我慢させた経験が生きてくれると思います」

 --中間は1週前追い切り(美浦南Wコース5ハロン66秒2=7日)に騎乗

 「動きはすごくしなやかでした。乗っていて素晴らしいですし、体の使い方もうまい。前走時は少し重さも感じましたがそれもなかったです」

 --自身が騎乗して弥生賞ディープインパクト記念を勝ったタイトルホルダーなど、ライバルも多士済々

 「出てくる馬はそれぞれ、自分の武器を持っている馬ばかり。強い馬ばかりです。強敵だと思います」

 --昨年はJRA94勝で関東リーディングも獲得。GI初制覇へ、周囲の期待も高まっている

 「GIで乗せていただく機会も増えてきたので、結果で応えたい気持ちは強くなっています。どの馬でも勝ちたいし、それがデビューから乗せてもらっているこの馬なら、一層うれしいかもしれません。頑張っていい競馬をしたいです」

 ■横山 武史(よこやま・たけし) 1998(平成10)年12月22日生まれ。22歳。茨城県出身。美浦・鈴木伸尋厩舎所属。2017年デビュー。昨年は94勝を挙げ史上最年少で関東リーディングに輝いた。13日現在、JRA通算2731戦217勝。重賞は4勝。祖父に富雄元騎手、父に典弘騎手、兄に和生騎手がいる。

 ★祖父・父と3代クラシックVへ…横山武騎手の祖父・富雄元騎手は1973年の桜花賞(ニットウチドリ)など3歳クラシックを2勝、父・典弘騎手は98年の皐月賞セイウンスカイ)など同5勝。今回勝てば皐月賞の父子制覇に加え、祖父、父との3代クラシック制覇の偉業となる。

 ★毛づや良く順調…エフフォーリアは13日、美浦・北Cコースをキャンターで2周した。「日曜(11日)も坂路(4ハロン54秒0)でいい稽古ができた。体は少し減っているけど、筋肉の付き方も毛づやもいい。順調です」と鹿戸調教師。



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【毎日王冠&京都大賞典】レースの注目点 2019年10月2日(水) 17:29

安田記念アーモンドアイを破ったインディチャンプが登場 連覇を狙うアエロリットとの再戦に注目!/毎日王冠



 安田記念を制し、春のマイル王の座に就いたインディチャンプ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、毎日王冠で秋初戦を迎える。同馬は、国内外でGI5連勝中だったアーモンドアイなど7頭のGI馬が出走した安田記念を制し、GI初挑戦でビッグタイトルを手にした。インディチャンプが芝1800メートル戦に出走するのは、昨年の毎日杯(3着)以来、約1年半ぶりとなるが、秋初戦で好発進を決めることができるだろうか。なお、同馬に騎乗予定の福永祐一騎手は毎日王冠で4勝を挙げており、今回勝てば、保田隆芳元騎手、岡部幸雄元騎手が持つ同レースの最多勝記録に並ぶ。



 また、安田記念2着馬アエロリット(牝5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)は、オグリキャップ(1988・89年優勝)以来、30年ぶり2頭目の毎日王冠連覇を目指す。アエロリットは3歳時にNHKマイルCを制しており、芝1600メートル戦を中心に出走しているが、芝1800メートル戦でも3戦2勝、2着1回と好成績を挙げている。安田記念では、インディチャンプアエロリットの着差は「クビ」だったが、2度目の対決はどのような結果になるだろうか。



★ダービー2着ダノンキングリーが始動 迎え撃つ古馬勢はGI馬5頭が登録/毎日王冠



 ダノンキングリー(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)は、毎日王冠が秋初戦となる。同馬は、春のクラシック競走で皐月賞3着、ダービー2着となったが、いずれも勝ち馬と同タイムで走破しており、あと一歩のところで勝利を逃した。3歳馬が毎日王冠を勝てば、2012年カレンブラックヒル以来7年ぶりとなるが、ダノンキングリーは古馬を相手に勝利を挙げることができるだろうか。なお、同馬には戸崎圭太騎手が騎乗予定。



 また、古馬勢は今年の安田記念勝ち馬インディチャンプ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)を筆頭に、一昨年、昨年のNHKマイルC勝ち馬アエロリット(牝5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)、ケイアイノーテック(牡4歳、栗東・平田修厩舎)など5頭のGI馬が登録している。毎日王冠に5頭のGI馬が出走すれば、2017年以来2年ぶりとなるが、今年の毎日王冠を制すのはどの馬だろうか。



セイウンスカイ以来21年ぶりの関東馬によるVなるか グローリーヴェイズなど3頭が登録/京都大賞典



 天皇賞・春2着のグローリーヴェイズ(牡4歳、美浦・尾関知人厩舎)が、京都大賞典に登録している。同馬は関東馬だが、昨年のきさらぎ賞2着以降は京都での出走が多く、同競馬場では5戦1勝、2着2回という成績を残している。グローリーヴェイズ京都大賞典と同じ京都芝2400メートル戦で実施される今年1月の日経新春杯で重賞初制覇を果たしているが、秋初戦となる京都大賞典で重賞2勝目を挙げることができるだろうか。同馬にはM.デムーロ騎手が騎乗する予定。



 京都大賞典は、今年54回目を迎える重賞だが、関東馬の勝利は5回だけ。今年の京都大賞典には、グローリーヴェイズの他にウラヌスチャーム(牝4歳、美浦・斎藤誠厩舎)、メートルダール(牡6歳、美浦・戸田博文厩舎)と計3頭の関東馬が登録しているが、1998年セイウンスカイ以来、21年ぶりの関東馬による京都大賞典制覇を遂げることができるだろうか。なお、ウラヌスチャームに騎乗予定の大野拓弥騎手はJRA通算1万回騎乗まであと16回に迫っている。



★未勝利戦以来のV目指すエタリオウ 唯一の3歳馬アドマイヤジャスタにも注目/京都大賞典



 エタリオウ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)は通算12戦1勝という成績だが、これまでに7度の2着があり、重賞では青葉賞2着、ダービー4着、神戸新聞杯2着、菊花賞2着、日経賞2着、天皇賞・春4着と再三上位に入っている。エタリオウは前走の宝塚記念9着から巻き返し、京都大賞典で2017年10月の未勝利戦以来となる2勝目を挙げることができるだろうか。なお、過去10年の京都大賞典勝ち馬の前走を見ると、宝塚記念組は5勝を挙げ、他の路線を大きくりードしている。



 また、今年の京都大賞典には3歳馬のアドマイヤジャスタ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)が登録している。3歳馬の京都大賞典挑戦は近年では珍しく、出走すれば2007年アルナスライン(3着)以来12年ぶり、勝利を挙げれば1998年セイウンスカイ以来21年ぶり9頭目となる。アドマイヤジャスタには北村友一騎手が騎乗する予定だが、古馬を破って重賞初制覇を遂げることができるだろうか。



★開幕を迎える秋の東京&京都開催 2歳重賞のサウジアラビアロイヤルCには9頭が登録



 今週から秋の東京競馬と京都競馬がスタート。秋の東京&京都開催の2歳新馬戦では、後のクラシックホースが多くデビューしており、今年のオークスラヴズオンリーユーは昨年の秋の京都開催でデビューした。また、秋の東京開催からも翌年のダービー馬となるドゥラメンテレイデオロなどがデビューしているが、今年も秋の東京&京都開催から後のクラシックホースが誕生するだろうか。



 また、秋の東京開催の開幕日となる5日には、2歳重賞のサウジアラビアロイヤルCが実施される。同レースは今年が5回目となる歴史の浅い重賞だが、一昨年の1・2着馬ダノンプレミアムステルヴィオ、昨年の優勝馬グランアレグリアはその後JRA・GIを制しており、出世レースになりつつある。今年の同レースには、ダービー馬レイデオロの弟アブソルティスモ(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)、6月2日の新馬戦で同馬を破ったサリオス(牡、美浦・堀宣行厩舎)など9頭の登録があるが、重賞初制覇を遂げる馬はどの馬だろうか。



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【菊花賞】17年ぶり逃げ切りへ!リアファル上昇一途 2015年10月19日(月) 15:15

 今週は京都で牡馬クラシック3冠目「第76回菊花賞」(25日、GI、芝3000メートル)が行われる。2冠馬ドゥラメンテが骨折でリタイアしたため、既成勢力と新興勢力がミックスされて混戦模様。そのなかで上がり馬の代表格となるのが神戸新聞杯を逃げ切ったリアファルだ。芝2戦2勝、大物感にあふれている。

 リアファルには底知れぬ魅力がある。ダートでキャリアを積んで、芝に転向した途端に逃げて連勝。菊の最有力候補リアルスティールを封じ込めてしまった。

 グレード制が導入された84年以降、菊を逃げ切ったのは98年セイウンスカイだけ。坂越え2度の淀3000メートルを最初から最後まで先頭で走り切るのは至難のワザだが、マジシャン・ルメールが鞍上ならそれも可能かもしれない。

 「2走連続で同じ勝ち方をしているんだからフロックじゃない。確かに前走はスローの流れだったが、この馬以外の先行勢は崩れている。力がないとできないレースだった」と音無調教師。

 3000メートルの攻略については、「1周目の3角の下りをいかにゆったり下るか。そのあたりはジョッキーに任せる。兄クリソライトもダートの長めの距離がいいし、父はゼンノロブロイ。距離自体は心配していない」と自信をのぞかせる。

 先週は坂路でヒストリカル(18日のアイルランドT優勝)にクビ先着。ラスト1Fは14秒0とかかったが、4Fは52秒0の好時計だった。「馬なりだしね。当週に併せればちょうど良くなる」と仕上げに関しても抜かりはない。セイウンスカイから17年、菊花賞史に残る逃亡劇を堪能したい。(夕刊フジ

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セイウンスカイ死亡…16歳、心臓発作2011年8月17日(水) 05:03

 1998年の皐月賞菊花賞を制した2冠馬セイウンスカイが16日未明、北海道日高町の西山牧場で心臓発作のため、死亡した。16歳だった。

 セイウンスカイは98年1月の中山競馬でデビュー。後続を寄せ付けないパワフルな先行力を武器に頭角を現し、皐月賞ではライバルのスペシャルウィークキングヘイローを抑えて優勝。ダービーは4着に敗れたが、菊花賞は一度も先頭を譲ることなく、38年ぶりとなる菊花賞の逃げ切り勝ちを達成。世界レコード(芝3000メートル=3分3秒2、良、当時)をマークし、横山典騎手との名コンビは頂点を極めた。

 古馬となってからも重賞で活躍したが、99年の天皇賞(秋)5着後に屈腱炎を発症。01年の天皇賞(春)で復帰を果たしたが、大敗(12着)を喫して現役を引退し、種牡馬となった。

 02年から北海道新ひだか町のアロースタッドで供用されたが、目立った産駒はなく、もっとも活躍したのは08年の船橋S(1600万下)を勝ったニシノプライド。残された現役の産駒はマイヨール(美・清水利、牡5、1000万下)、ニシノマナザシ(栗・須貝、牡4、500万下)の2頭のみとなった。

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クラシック三冠レースの第一関門となる皐月賞。瞬発力勝負のダービーと比較して、持続力を試されるレースではあるのだが、2歳、3歳競馬としてはむしろ皐月賞こそが異端。なぜなら2歳、3歳のクラシック路線はスローペースになりやすく、全体的にどのレースも“スローの瞬発力勝負”になりやすいからだ。古馬のG1で必要とされる能力は、ダービーよりも皐月賞や菊花賞に集約されるのだが、2歳戦、3歳戦においての皐月賞は、それが異端となる。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


瞬発力より持続力の勝負。とは言っても、それは“究極の瞬発力勝負”であるダービーと比較してのことであって、とくに近年では“瞬発力のない馬”が皐月賞を制覇することは皆無と言っても良い状況。ちょうど良い機会なので、拙作・ラップギアでフィルタを作ってお見せしよう。

■1990年以降、皐月賞馬の皐月賞出走時ラップギア適性値
2016年 皐月賞 ディーマジェスティ 【瞬3平1消0】
2015年 皐月賞 ドゥラメンテ 【瞬4平0消0】
2014年 皐月賞 イスラボニータ 【瞬4平1消0】
2013年 皐月賞 ロゴタイプ 【瞬3平1消0】
2012年 皐月賞 ゴールドシップ 【瞬4平1消0】
2010年 皐月賞 ヴィクトワールピサ 【瞬3平2消0】
2009年 皐月賞 アンライバルド 【瞬3平0消0】
2008年 皐月賞 キャプテントゥーレ 【瞬2平0消0】
2007年 皐月賞 ヴィクトリー 【瞬2平1消0】
2006年 皐月賞 メイショウサムソン 【瞬5平2消0】
2005年 皐月賞 ディープインパクト 【瞬3平0消0】
2004年 皐月賞 ダイワメジャー 【瞬1平0消1】
2003年 皐月賞 ネオユニヴァース 【瞬2平1消1】
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2002年 皐月賞 ノーリーズン 【瞬1平1消0】
2001年 皐月賞 アグネスタキオン 【瞬2平1消0】
2000年 皐月賞 エアシャカール 【瞬2平2消0】
1999年 皐月賞 テイエムオペラオー 【瞬2平1消1】
1998年 皐月賞 セイウンスカイ 【瞬1平2消0】
1997年 皐月賞 サニーブライアン 【瞬3平0消0】
1996年 皐月賞 イシノサンデー 【瞬3平1消0】
1995年 皐月賞 ジェニュイン 【瞬3平1消1】
1994年 皐月賞 ナリタブライアン 【瞬4平3消0】
1993年 皐月賞 ナリタタイシン 【瞬2平3消1】
1992年 皐月賞 ミホノブルボン 【瞬1平3消0】
1991年 皐月賞 トウカイテイオー 【瞬3平0消1】
1990年 皐月賞 ハクタイセイ 【瞬1平5消1】

※ラップギアについての説明はこちら→http://saikyo.k-ba.com/members/lapgear/about.html

2000年より以前の皐月賞は【瞬2平2消0】のようなラップギア適性値の馬が上位を占めるようなレースだったのだが、そういった傾向も時代とともに薄れはじめ、【瞬1平2消0】のような完全平坦タイプは1998年セイウンスカイ、【瞬2平2消0】のような瞬発・平坦同数タイプの皐月賞馬も2002年ノーリーズンを最後に姿を消してしまった。


もう少し掘り下げて、・・・

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2011年10月21日(金) 19:00 ウマニティ編集長
予想のメキキ ~2011年 菊花賞~
閲覧 557ビュー コメント 0 ナイス 9

先週当コーナーに登場してもらった“秋華賞キラー”河内一秀さんがやってくれました。「今年も当てます」の宣言通り、1着◎アヴェンチュラ→2着▲キョウワジャンヌ→3着○ホエールキャプチャと、ほぼパーフェクトに近い予想で的中! 有言実行とはまさにこのことですね。いや~、素晴らしい。なんでも河内さんはリアルで大儲けして、毎晩豪遊しているとか(笑)。いや~、うらやましい。ここは「調子のいいヤツに乗れ」ということで、今週の菊花賞の見解も河内さんに聞いちゃいましょう!

■このレースの印象・思い出などはありますか?
かつて京都に住んでいたこともあって淀のGⅠには思い出が多いのですが、1998年のセイウンスカイがそのひとつですね。セイウンスカイにはデビュー直後から注目していて、菊花賞でも自信の本命を打っていました。ただ、馬券的には、セイウンスカイの単勝よりも、スペシャルウィークとの馬連のほうが配当が良いという理由から馬連1点勝負をしていたので、ゴール前ではセイウンスカイではなく、スペシャルウィークの名前を叫ぶ羽目になりました(笑)。

■ズバリ、今年のこのレースの鍵を握る馬は?
馬柱を眺めてみると、逃げそうな馬はサンビームくらいしか見当たりませんが、仮にこの馬が逃げたとしても能力的に足りないので、展開の鍵を握るのは2番手集団ということになるでしょうね。ベルシャザールあたりが積極的なレースを仕掛けてくるかどうかで、流れが大きく変わる可能性があります。

■堅く収まるか、それとも荒れると思いますか?
今年の出走馬は、春のクラシック組が高いレベルで安定している一方で、夏の上がり馬、とくに1000万下を勝ち上がってきた馬のレベルが低いので、人気通りとまではいかなくても、トライアル上位組のなかで決まるとみています。

■とっておきの穴馬を1頭教えてください。
ベルシャザールですね。2006年のアドマイヤジャパンのような積極的なレースができれば、展開の鍵を握るのと同時に、一角崩しの可能性も浮上してくると思います。

リアルでいくらくらい儲けることを目指しますか?
1番人気が一本かぶりになることが確実ですが、裏目の高配当には惑わされずに、しっかりと買い目を絞って勝負するつもりです。秋華賞ほどの配当は期待できませんが、秋の京都を満喫できる程度の儲けは狙っていきます。

三冠達成がかかるオルフェーヴルには逆らえないというのが河内さんの見解のようですね。問題は、点数を絞って勝負するというその相手でしょう。最終結論が気になる方は、日曜日のプロ予想DXをチェックしてください!

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セイウンスカイの口コミ


口コミ一覧
閲覧 462ビュー コメント 0 ナイス 11

セイウンスカイの時代から、この馬主、そして、勝浦正樹騎手も応援してきたので、馬券の2,3着付けに入れて、応援していたニシノデイジーは、結果5着に。

今朝は、Ameba(アメーバ)の西山茂行氏のブログを読んで、ダービーの余韻に浸ったので、全文掲載となりますが、皆さんにもご紹介を。


<タイトル>日本ダービー5着

(2019-05-26 16:19:31 配信)


日本ダービー

ニシノデイジーは5着でした。

13番人気で5着か。

上出来と言ったら、馬券を買ってくれた方に失礼かな?

まあ、14年ぶりの日本ダービー。

ちょっと達成感があります。

日本ダービーの掲示板は、セイウンスカイ4着以来。

ニシノライデンは5着でした。

日本ダービーに掲示板に乗った馬はその後必ず活躍します。

勝浦も行きたがる馬をしっかりと折り合って、我慢したけど。

まあここが実力かな。

問題はここからの成長力。

ニシノデイジーは夏休み放牧へ。

秋が楽しみです。

しかし、疲れました。

日本ダービーに出走馬があるっていいですね。

来年も日本ダービーのパドックに立つことを目標にします。


☆  ☆  ☆

馬券勝負だけではない、競馬の魅力を、こんなブログを読んだときに僕は感じますが、皆さんは?

 熊悶 2018年12月25日(火) 21:25
G1レポート ホープフルS 
閲覧 637ビュー コメント 0 ナイス 14

G1レポート ホープフルS 
【上位人気馬の血統分析】


今週金曜に開催されるG1ホープフルS。

舞台は「中山芝2000m内回りコース」



このレースの前身は、阪神で開催されていた

「G3 ラジオNIKKEI杯(芝2000m)」

でございますな。



キャリアの浅い2歳馬のG1という事と、中山開催の

G2として開催されるようになって今年でまだ5年目。



G1昇格は昨年でございますれば、G1レースとしての

データは1年分しかございませぬ。



よって、ここはコースに強い血統、あるいは近親に

中山巧者ご居るようなタイプを中心視すべく、鋭意

分析を進めて参りまする。



初日の今回は上位人気が予想される

3頭の分析を進めて参ります。


予想人気は画像にてご確認下され(*_ _)


特別登録馬が13頭と、G1としては控えめな頭数。



「アーモンドアイの牡馬版」

と前評判の高いサートゥルナーリアの参戦で、

各陣営がイモを引いたのか?はたまた、

正月休みを満喫したい陣営が多かったのか?



いずれにせよ、分析する側としましては、

頭数が少ないのは助かりますなぁ・・・(*^^*)



1番人気予想 サートゥルナーリア 


血統

父   ロードカナロア(欧州キンマン系)

母父  スペシャルウイーク(Tサンデー系)

父母父 ストームキャット(米国ストームキャット系)

母母父 サドラーズウエルズ(欧州サドラーズ系)



ロードカナロア産駒の当コース実績は

【0・1・1・5】で複勝率28.6%



短距離からマイル路線を進む産駒が多い為、

データとしては足りず、アテになりませぬな。



近親

半兄(父シンボリクリスエス)の

エピファネイアは、弥生賞4着、皐月賞2着。



3/4兄のリオンディーズは、弥生賞2着、皐月賞5着



3/4兄のグローブシアターは、

G2時代のホープフルSで3着、

G2弥生賞では8着。



母シーザリオ自身の中山実績は、

寒竹賞(500万中山2000m)1着

G3フラワーカップ(中山1800m)1着



ご存知の通り、シーザリオは現役時代に

G1オークス、G1アメリカンオークスを勝ち、

桜花賞でも2着と、連対率100%のまま繁殖入りした名牝。



母父のスペシャルウイークは、自身が現役時代に

G2弥生賞優勝、G1皐月賞3着、G2AJCC優勝、

G1有馬記念2着。という戦績の持ち主でございました。



また、代表産駒のブエナビスタは、有馬記念で

2着2回、着外1回という成績でございました。



こうやってみますと、近親に中山の中長距離の

G1を勝ち切った馬が見当たらず、適性としては

「やや高め」と言う評価が正しいのかも知れませぬなぁ。



評価は▲

としておきましょう。





2番人気予想 アドマイヤジャスタ

血統

父   ジャスタウェイ(Pサンデー系)

母父  エリシオ(欧州ノーザンダンサー系)

父母父 ワイルドアゲイン(米国ニアークティック系)

母母父 カヴィアト(米国ボールドルーラー系)



ジャスタウェイ産駒は、当コース出走機会が2度のみ。

2度ともに着外でございました。



ジャスタウェイの現役時代は、安田記念、天皇賞秋を制覇。

ただ、本格化したのは古馬になってからで、好走レンジは

マイルから1800mでございました。



G2中山記念(1800m)を勝っておりますように、

中山が不向きではなさそうでございますが、やはり

東京コースに本領が有ったように感じております。



母アドマイヤテレサの現役時代は、

重賞では足りず、条件戦の1400m・1800m

という「非根幹距離巧者」という印象でございましたな。



近親

3/4兄のアドマイヤラクティ(父ハーツクライ)は、

オーストラリア芝2400mのG1で優勝。



国内重賞勝ちは、

G3ダイヤモンドS(東京3400m)の1勝のみ。



他には・・・

G2阪神大賞典(3000m)2着

G2アルゼンチン共和国杯(東京2500m)2着

G2AJCC(中山2200m)3着

G2金鯱賞(中京2000m)3着



中山2000mは、1000万クラスで1勝。



母系をたどって出て来る活躍馬は、

この兄1頭のみで、正直あまりパッとしない。

といったイメージでございますな。



ただ、オーストラリアでのものとはいえ、

一応G1ホースを輩出した牝系でございますので、

過小評価は控えると致しましょうか。



しかし、中山に高い適性を感じる血統構成では無く、

父の父ハーツクライの隔世遺伝が強く出ておれば、

今のタフな中山も合うかも知れませぬな。



評価は△としておきまする。





3番人気予想 ニシノデイジー


血統


父   ハービンジャー(欧州ダンチヒ系)

母父  アグネスタキオン(Pサンデー系)

父母父 ベーリング(欧州ネイティヴダンサー系)

母母父 セイウンスカイ(欧州ハイペリオン系)



路盤改修工事後のハービンジャー産駒は、

当コース成績【18・14・12・121】で

勝率11% 複勝率26.7%

ただし、3番人気以上に限定すると

勝率27% 複勝率55.4% に上昇。

いいですなぁ。



母父アグネスタキオンは、無敗の皐月賞馬。

弥生賞も勝っている中山2000m巧者でございますな。



母母父のセイウンスカイも皐月賞馬。



さらに、ひいばあちゃんは、

スプリンターズS他G1を3勝した名牝ニシノフラワー。



爆発力のあるリボーを、少々薄いとはいえクロスで保持。



ハービンジャー産駒の機動力と、ダンチヒのクロスによる

切れ味を兼備しているというようなイメージで、それこそが

平坦小回り&洋芝の札幌と、直線の長い東京コースの重賞を

共に制する源と言えますまいか。



さらに、札幌2歳Sはハイペースの持続型の消耗戦、

東スポ2歳Sはスローのロングスパート型の平坦戦。



求められる適性が全く異なるコース・ラップパターンの

重賞を連勝出来るようなタイプは、遠からずG1ホースに

なれる可能性が極めて高いと考えまする。



そして更に・・・

欧州ダンチヒはアップダウンのキツいコースでこそ

真の力を発揮する血統でございますれば、その血を

クロスで保持するこの馬に、中山コースは最適の舞台

と考える事が出来ましょう。



また、まことに失礼ながら、鞍上勝浦殿の

ネームバリューのお陰で、常に人気しないところも歓迎材料。



拙者の本命候補は、この馬をおいて他におりませぬ。



評価◎

としておきましょう。

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 SHARKTAKE 2015年10月6日(火) 18:25
あなたの競馬が走り出す(菊花賞編)について考える
閲覧 263ビュー コメント 4 ナイス 17

スプリンターズステークスの余韻も冷めやらぬ先週日曜日の夕方、JRAからまた新たなCMが発表された・・・。今度の舞台は登山道の中腹にある案内看板の前。「飛ばし過ぎ」「ペース配分が大事」等気になるキーワードが多々あるが、ここはスプリンターズステークス編からさらに1頭増え、5頭も登場する歴代菊花賞優勝馬たちの基礎データをまとめあげいちいち調べなくても良いようにするのが早計とみた。今度こそ間違えないようにしたいものである(^^)
今後菊花賞までに行われる重賞に影響を与えるのは必至のCM。しかしどのレースで炸裂するのかは今のところ皆目見当がつかぬ。幸い私と同じような考えの方も競馬コラムを見るといらっしゃるようだ。私も負けないようにしたいと思う。

セイウンスカイ 1998年優勝 2番人気 2枠4番
馬主:西山牧場
調教師:保田一隆(美浦)
騎手:横山典弘
父:シェリフズスター
母父:ミルジョージ
前走:京都大賞典 4番人気 1着
菊花賞通過順位:1-1-1-1

ナリタトップロード 1999年優勝 3番人気 1枠1番
馬主:山路秀則
調教師:沖芳夫(栗東)
騎手:渡辺薫彦
父:サッカーボーイ
母父:アファームド
前走:京都新聞杯 1番人気 2着
菊花賞通過順位:4-5-5-4

ザッツザプレンティ 2003年優勝 5番人気 4枠8番
馬主:社台レースホース
調教師:橋口弘次(栗東)
騎手:安藤勝巳
父:ダンスインザダーク
母父:ミスワキ
前走:神戸新聞杯 4番人気 5着
菊花賞通過順位:8-9-3-1

デルタブルース 2004年優勝 8番人気 8枠18番
馬主:サンデーレーシング
調教師:角居勝彦(栗東)
騎手:岩田康成
父:ダンスインザダーク
母父:ディキシーランドバンド
前走:九十九里特別 1番人気 1着
菊花賞通過順位:5-5-4-2

ソングオブウインド 2006年優勝 8番人気 8枠18番
馬主:社台レースホース
調教師:浅見秀一(栗東)
騎手:武幸四郎
父:エルコンドルパサー
母父:サンデーサイレンス
前走:神戸新聞杯 6番人気 3着
菊花賞通過順位:16-16-16-8

歴代菊花賞優勝馬5頭に共通するのは、その後国内G1レースが未勝利のまま引退したこと。馬主は社台レースホースが2勝、父ダンスインザダークが2勝、神戸新聞杯経由の馬が2勝。
そして現役騎手は横山オヤジ、岩田騎手、武幸四郎。横山オヤジがそのものズバリの「山」、岩田騎手の「岩」は分解すると「山」と「石」、幸四郎の「タケ」は「岳」と置き換えればこちらも「山」関連(深読みは禁物だが・・・)
面白いのは各歴代優勝馬の通過順位。セイウンスカイが逃げ、最後のソングオブウインドが完全な追込と徐々に脚質が変化している。今週はこのCMがオンエアーされて最初の重賞。ならばセイウンスカイ型の逃げ馬中心で馬券は組み立てたいところだ。

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