メイセイオペラ(競走馬)

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抹消  栗毛 1994年6月6日生
調教師佐々木修一
馬主有限会社 明正商事
生産者高橋 啓
生産地平取
戦績 2戦[1-0-0-1]
総賞金11,173万円
収得賞金11,410万円
英字表記Meisei Opera
血統 グランドオペラ
血統 ][ 産駒 ]
Nijinsky
Glorious Song
テラミス
血統 ][ 産駒 ]
タクラマカン
ヤヘイボシ
兄弟 メイセイプリマメイセイオペレッタ
市場価格
前走 2000/02/20 フェブラリーS G1
次走予定

メイセイオペラの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
00/02/20 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 168156.134** 牡6 57.0 菅原勲佐々木修 504
(+10)
1.35.7 0.137.1ウイングアロー
99/01/31 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16594.721** 牡5 57.0 菅原勲佐々木修 492
(+1)
1.36.3 -0.335.6⑤⑤エムアイブラン

メイセイオペラの関連ニュース

今週は2024年のJRA・GⅠ第1弾、フェブラリーステークス(S)が東京競馬場で行われる。今年は地方競馬の強豪が複数参戦するが、注目はやはり2年連続NAR(地方競馬全国協会)年度代表馬に輝いたイグナイター(園田・新子=あたらし=雅司厩舎、牡6歳)だろう。オーナーの野田善己(よしき)氏に参戦の経緯や、手応えを聞いた。(取材構成・三浦凪沙)

――昨年のJBCスプリントで念願のJpnⅠ初制覇

南部杯は2着に好走しましたが、さきたま杯を勝ったあとは『よし、次はGⅠだ』と思っていたので、ものすごく悔しかったです。周りには『すごい』と言われましたが、あれだけちぎられていたので『やはりGⅠを勝つのは厳しいのか』と落ち込みましたね。そのあとすぐに勝ってくれたので、長いようで短く、劇的に訪れたように感じる勝利でした」

――当時の気持ちは

「言葉に表せなかったですね。もちろん勝つつもりで行きましたが、『さすがに頭までは…』というのが正直な気持ちでした。当日のパドックで名だたる馬主さんを見ていたので、私のような零細馬主でもGⅠ馬のオーナーになれたんだと、感慨深かったですね」

――最初の出合いは

「2019年のサマーセールで私が選びました。エスポワールシチー産駒の牡馬を探した中で、一番良く見えたのがイグナイターでした。一番気に入ったのは、柔らかさ。悪く言えばまだ子供で、良く言えば未完成。うまく成長すれば面白いと思いました。ひとつ前のエスポワールシチー産駒がすごく高かったので、予算内で買えないかもとドキドキしました。結果は思っていたよりも安く買えて『いい馬なのに』と逆に不安になりましたね(笑)」

――JRA、大井、園田と所属先を替えてきた

「2戦目の小倉(7着)が『あれ?』という負け方だったし、そのあとにソエが出ました。JRAの3歳ダート路線は、春はユニコーンSくらいしか大きいレースがなく、ヒヤシンスSはソエで間に合わない。もともとNAR(地方競馬)に抵抗はなかったですし、各地のダービーレースを目指そうとなりました。兵庫ダービーに出たかったのですが、規定で出られないことが分かったので、いったん大井に行きました。大井では思ったほどの成績が残せませんでしたし、(園田の)楠賞を目標にしていたので、大井の次に兵庫に行くのは既定路線でした」

――2022年の黒船賞で中央(JRA)馬を撃破し、交流重賞初勝利

「正直、中央と地方という呼び方があまり好きではないんです。尊敬する師匠のコパさん(小林祥晃氏)の影響もあり、芝かダートかという分け方をしています。ダートの大きいレースを目指していく中で、必然的にJRAの馬と戦うことになるだけで、NARにも(重賞6勝の)スマイルウィなど強い馬はいますから」

――間近で見てきて、これまでの成長は

「毎年、成長を感じますが、ここ最近は特に感じます。緩さが消えて、しっかりしてきました。今が充実期だと思います。先日、会いに行きましたが、少しふっくらしていて、調子もすごくいいようです」

――普段のイグナイター

「めちゃくちゃかわいいです。レースではスイッチが入るので別馬のように感じますが、普段はすごくおとなしいですよ。レースとのギャップ萌えしています(笑)」

――久しぶりのJRAに参戦を決めた理由は

「サウジ(リヤドダートスプリント)の招待もいただいたので、フェブラリーSとすごく悩みました。海外となると、みんなが初めての経験なので、帰ってきてからどうなるか全く分からない。これは今後、NARが直面していく問題だと思いますが、検疫の問題がすごく大きかったです。栗東の検疫馬房が空いていれば貸してもらえるという話でしたが、われわれとすれば、宇宙に行くような感覚なんです。まず、今年のイグナイターの目標として、なんとかGⅠタイトルを取って種牡馬にしたい。もうひとつは3年連続でNARの年度代表馬にしたいというのがあるので、そのために一番、チャンスがあるのは、さきたま杯JBCスプリントを勝つことだと考えています。サウジに行った場合、(6月の)さきたま杯を使えるのか分からないので、気持ちはサウジでしたが、馬優先で国内を選択しました」

――西村淳騎手と初コンビ

「(近2走でコンビを組んだ)笹川(翼)騎手が規定で乗れないことが分かったので、本来ならその前に乗っていた田中学騎手に頼むのがいいと思います。しかし、彼も腰を負傷中で乗れるか分からないとのこと。そんな中、最初に〝乗りたい〟と言ってくれたのが西村淳騎手でした。今の若手で一番、乗れているのではないでしょうか。勝ちに飢えている貪欲さがいいですよね。(JRAで走らせていた)ブランアルディの3勝全てが彼ですし、私自身も意外と相性がいいんです。あとは尼崎出身だと自分から言ってきてくれました。兵庫にゆかりがあるところもいいと思いました。金曜(16日)に乗りに来てくれます」

――今後の展望は

フェブラリーSの内容次第で変わってきます。もし勝つことができれば先日、招待をいただいたドバイ(ゴールデンシャヒーン)に絶対に行きたいです。イグナイターの目標はGⅠを勝つことなので、一戦一戦、次のローテが変わることになると思います」

――レースに向けて

「周囲からの評価は距離が若干長いと言われていますが、適距離ではなくても、守備範囲だと思います。JBCスプリントも1200メートルは合わないと言われていましたし、ワンターンなら何とかなるのではと思っています。完成期を迎えた今ならこなしてくれるはず。簡単ではないのはよく分かっていますが、彼の可能性に懸けたいです」

――ファンへメッセージを

「NARの年度代表馬として、看板を背負って走るつもりです。フェブラリーSという大きな舞台でNARをアピールしたいと思います。ミックファイアスピーディキックとともにいい競馬をして、NARにも強い馬がいるんだということを、皆さまに思っていただければうれしいです」

■野田 善己(のだ・よしき)大阪府出身。株式会社ラムダ代表取締役。アパレルブランドAKMの企画、販売を行う。イグナイターのほかにJpnⅢJBC2歳優駿など通算16勝を挙げるラッキードリーム、兵庫で6勝のヒメツルイチモンジ、JRA3勝のブランアルディなどを所有。

メイセイオペラ以来のVなるか フェブラリーSがGⅠとなった1997年以降、地方競馬所属馬で勝ったのは99年メイセイオペラ(岩手)だけ。2着も2002年トーシンブリザード、11年フリオーソ(ともに船橋)と2頭しかいない。3頭に共通するのは、それまでに地方のGⅠ級レースでJRA所属馬を下していたこと。イグナイターは昨年のJBCスプリントで、リメイクなどJRAの重賞ウイナーを退けてJpnⅠVを成し遂げている。21年のユニコーンS12着以来となる中央のダートで、偉業達成といくか。

【今週のむかし馬なし 1/30~2/5】岩手所属メイセイオペラが史上初の快挙達成!(1999年) 2023年1月30日(月) 12:00

年がら年中四六時中、競馬にお休みは基本的にありません。当欄では、1月30日~2月5日に競馬界で過去にあった様々な出来事を簡潔に紹介していきます。

1月30日
【1983年】中京競馬場のレース中に子供がコースへ飛び出して馬と接触
この日の中京2Rのレース中、各馬が4コーナーを回り切った辺りで2番手にいたクリヤーランサーとコースに入った3歳の男児が接触。負傷した男児は約1ヶ月の入院生活の後無事退院したという。事故当時男児は内馬場にある公園で遊んでいたが、高さ1mのフェンスの隙間からどういうわけかダートコースに入ってしまい、頭部が馬の前脚と接触した。子供のコースへの侵入事故は今でもたまに起きますね。

【1993年】岡 潤一郎騎手落馬事故
「ジュンペー」の愛称で親しまれ、1991年のエリザベス女王杯リンデンリリーで制した岡潤一郎騎手が、この日の京都7Rにて1番人気オギジーニアスに騎乗するも直線入口で馬が故障を発症して落馬。その際岡騎手は後続の馬に頭部を蹴られて重傷を負った。すぐさま競馬場近くの蘇生会病院へと救急搬送されたが、外傷性クモ膜下出血などを発症して意識不明の重体に。その後意識が戻らぬまま2月16日に死去。事故から30年を経た今でも、1978年のテンポイントの事故と同様に冬の淀にオールドファンが思い起こす悲劇である。


1月31日
【1999年】メイセイオペラが地方競馬所属馬として初めてJRAのG1を勝利
混戦模様だった1999年のG1・フェブラリーSを制したのは単勝2番人気で岩手所属のメイセイオペラ。ライバルのアブクマポーロ不在とは言え、中央でただ一つのダートG1(当時)を相棒・菅原勲騎手の手綱で掴んだのは実に感動的であった。地方競馬所属馬がJRAのG1を制したケースは後にも先にもこれが唯一。オーナーの明正商事は中央競馬の馬主登録がなかったため、5枠の貸服(交流服)によるG1制覇となった。府中の晴れ舞台で菅原騎手の青い勝負服が見たかった!?

【2013年】安藤 勝己騎手引退
地方競馬由来のネタをもう一つ。地方競馬から中央競馬に移籍したジョッキーのパイオニア的存在として活躍し、JRAの騎手免許試験においていわゆる「アンカツルール」が規定されるきっかけを作った安藤勝己騎手がこの日をもって騎手免許を返上し、引退。2月3日の京都競馬の最終レース終了後に引退式が行われた。1980年に阪神競馬場で行われた地方競馬騎手招待競走が中央初騎乗(騎乗馬ヤマニンスキー)で、2012年の京阪杯におけるパドトロワが最後の騎乗馬となった。現在は競馬評論家として各媒体で活躍中である。


2月3日
【1992年】ダイヤモンドSで小林稔厩舎所属馬がワンツースリー
降雪により土曜日から月曜日に順延されたG3・ダイヤモンドS。関西馬優勢との下馬評だったこのレースを制したのは7歳(新馬齢表記)のミスターシクレノンだった。2着にはアローガンテ、3着にはロングシンホニーと入り、栗東・小林稔厩舎所属馬のワンツースリーという快挙。いかにもじっくりと大器を育てる小林厩舎のカラーらしい結果であった。同一厩舎所属馬による中央重賞ワンツースリーは1969年の弥生賞(勝ち馬ワイルドモア)の尾形藤吉厩舎以来となる。ちなみにミスターシクレノンはこの数日後に骨折が判明し、種牡馬入りした。

(文:古橋うなぎ)

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【マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)】JRAの出走予定馬が決定 2019年7月11日(木) 17:44

 7月15日に盛岡競馬場で行われるマーキュリーカップのJRA出走予定馬および騎乗予定騎手が決定した。

 「第23回マーキュリーカップ」(盛岡競馬場、交流GIII、3歳上オープン、別定、ダート・左2000メートル)

 【JRA出走予定馬】5頭グリム(牡4歳、栗東・野中賢二厩舎、武豊騎手)コパノチャーリー(牡7歳、栗東・村山明厩舎、松山弘平騎手)テルペリオン(牡5歳、栗東・寺島良厩舎、松若風馬騎手)ノーブルサターン(牡5歳、栗東・牧浦充徳厩舎、鮫島良太騎手)ロードゴラッソ(牡4歳、栗東・藤岡健一厩舎、藤岡佑介騎手)

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【根岸S】岩手の底力!ラブバレット猛時計62秒8 2017年1月27日(金) 05:07

 根岸ステークスの追い切りが26日、美浦トレセンで行われた。岩手競馬所属のラブバレットはダートの北Cコースで抜群のスピードを見せつけた。管理する菅原勲調教師(53)は、騎手時代に岩手の名馬メイセイオペラフェブラリーSを制したレジェンド。調教師としてJRA重賞初制覇を狙う。

 馬も少なく静かな美浦の北Cコース(ダート)で、岩手のラブバレットが、あいさつ代わりと言わんばかりに“弾丸”のようなスピードを見せつけた。主戦の山本聡哉騎手を背にハイラップを刻み、5ハロン62秒8(6ハロン79秒3)の猛時計で存在感をアピールだ。

 「65秒くらいと思っていたけど、想像以上に時計が出ていた。状態がいいのでしょう。こちらで2本追い切って体は仕上がっている」

 菅原勲調教師がデキに自信の表情を見せる。騎手時代に地方通算4127勝をマークしたトレーナーは、1999年フェブラリーSのメイセイオペラで地方馬初にして唯一のJRA・GI制覇を成し遂げた岩手競馬のレジェンド。今度は調教師として初めてJRA重賞の舞台に立つ。

 岩手競馬の冬は馬場が閉鎖されるため、99年と同様に美浦入り。菅原師は「中央に挑戦できるのはうれしい。メイセイオペラのようになってほしいね」と当時を思い起こすように語る。ラブバレットは「調教師になって初めて自分で選んでオーナーに買ってもらった馬」で思い入れが深く、その期待どおり、中央馬が相手の交流重賞でも、クラスターCで2度の3着、前走の兵庫ゴールドTでも4着と活躍。着実に力をつけている。

 手綱を託された山本騎手は昨年の岩手リーディングを獲得した実力者。「環境にも動じない精神力がある馬。スピードの乗りの速さと、前向きな性格がいいところ」とパートナーを頼もしく思う。レース翌日は29歳の誕生日。前祝いとなれば最高だ。

 勝てば、フェブラリーSの優先出走権を得られるが、「1200、1400メートルがベスト。その距離で中央馬とどれだけ戦えるか。前走は砂をかぶる苦しい競馬でもいい走りができたし、ここでもスピード負けはしないと思う」とトレーナーはここに全力投球の構え。岩手のレジェンドが送り込む刺客が、18年前のように冬の府中を盛り上げる。 (板津雄志)

根岸Sの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

岩手競馬 東北で唯一の地方競馬で盛岡(オーロパーク)、水沢両競馬場で開催される。基本的に土日月曜の週3日間開催で、1月中旬から3月上旬までの厳冬期はシーズンオフ。2016年シーズンの通常開催124日の売り上げは、254億500万円で前年度比113.6%だった。 地方で唯一、芝コースがある盛岡では、マイルチャンピオンシップ南部杯(10月9日、交流GI、ダ1600メートル)などの中央交流ダートグレード競走も組まれている。 かつて岩手県は日本屈指の馬産地で知られ、初の3冠馬セントライトも同県の小岩井農場で生産された。デビューから41戦連続連対の日本記録を樹立したトウケイニセイ、1999年のフェブラリーSを制し、地方所属馬による史上初にして唯一のJRA・GI制覇を成し遂げたメイセイオペラなど、岩手競馬からは多くの名馬が誕生している。

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【根岸S】水沢のレジェンド・菅原勲師が再び挑む“快挙” 2017年1月26日(木) 11:38

 かつて中央競馬も沸かせた岩手・水沢の名ジョッキーが、トレーナーとして再び東京ダートに挑む。菅原勲調教師(53)がラブバレットとともに、根岸Sに参戦。勝てばフェブラリーS出走がかなう舞台で、目いっぱいの勝負を賭ける。

 「交流の前走(兵庫GT4着)でそこそこやれた。まぁ力試しだね。挑戦できること自体がうれしい。メイセイオペラは一気に成長していった感じだけど、この馬は少しタイプが違うかな」

 騎手時代、メイセイオペラ(水沢)とフェブラリーSを勝ち、史上初の地方所属騎手による中央GI制覇の快挙を達成したのはもう18年前。今度は管理馬でフェブラリーSの挑戦権を狙うというのだから、時の流れを感じざるをえない。

 最終追いは美浦北Cコースで、ダクで1周したあと、2周目の6Fからスタート。道中は抜群のスピードで、直線も山本聡騎手のステッキにしっかりと応えて、6F79秒3、ラスト1F12秒8の猛時計を叩き出した。

 「思ったより時計が出た。体はできている。中央の馬が相手でもスピード負けはしないと思う。ベストの距離でどれだけ戦えるか楽しみ」と、トレーナーも納得だ。

 前走から斤量が3キロ増え、中央の本格派コースも初。厳しい競馬になるのは明らかだが、「砂をかぶっても我慢が利く。理想は3番手。今後のことを含めても勝ち負けをしてみたいよね」。フェブラリーSも見据えたチャレンジャー精神には、誰も文句は言えない。(夕刊フジ)

根岸Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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岩手の4000勝ジョッキー菅原勲騎手引退2012年3月16日(金) 09:36

 岩手競馬所属で中央競馬でも活躍した菅原勲騎手(48)が調教師試験に合格し、30年の騎手生活に終止符を打つことが15日、分かった。岩手競馬史上初となる地方通算4000勝を挙げ、中央でもGI制覇した名手は、トレーナーとして新たなスタートを切る。

 15日の合格発表で朗報を知った菅原騎手は「無事、合格できてホッとしました。(騎手生活は)やり切った感があるので未練はありません。同じ競馬サークルですが、調教師は未知の世界。一からスタートする気持ちでいます」と語った。

 1981年に騎手デビューし、岩手競馬で12回のリーディングを獲得。99年には“岩手の怪物”メイセイオペラとのコンビでフェブラリーSを優勝。地方騎手で初めて中央GI制覇を達成した(中央GIを優勝した地方馬はメイセイオペラだけ)。一番印象に残る馬は、90年代に岩手で活躍し、今月6日に25歳で死去したトウケイニセイ(通算43戦39勝)をあげた。

 菅原騎手は31日付で騎手を引退し、同日、調教師免許が交付される。開業に際しては、「焦らずコツコツとやっていきたい。最初からうまくいくとは全く思っていません。スタッフと一緒に成長していきたい」という。すでに北海道に出かけて2歳馬をたくさん見てきたそうで、「ワクワクします。夢はメイセイオペラのような岩手生え抜きのスターホースを育てること」と意欲を見せた。

 ★菅原勲(すがわら・いさお) 1963年7月25日、岩手県奥州市出身。48歳。81年10月デビュー。99年フェブラリーSメイセイオペラで優勝し、地方馬&地方騎手初のJRA・GI制覇。2010年11月29日、岩手競馬史上初の地方通算4000勝。通算成績は、地方1万8287戦4127勝、中央315戦16勝。

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メイセイオペラの関連コラム

閲覧 1,210ビュー コメント 0 ナイス 9

 ほぼ毎年、海の日に開催される岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーC。この時期は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いため、上半期で結果を出すことが出来なかった馬が賞金加算を狙って出走してくることが多いレース。また、JRAのオープン馬が新規参戦してくるケースも目立っています。

 とにかく様々な路線からの参戦が目立つレースですが、意外と前走・帝王賞上位馬の取りこぼしが見られます。2010年にこのレースを優勝したカネヒキリのように、帝王賞で連対した馬ならば当然、高い信頼度がありますが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは、滅多にありません。

 2014年に単勝オッズ1.0倍台の断然の1番人気に支持されたソリタリーキングや2016年のユーロビートのように、前走の帝王賞3~5着馬がこのレースで上位人気に支持されて、結果は4着という善戦止まりで終わってしまうこともしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて優勝したこともありますが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

 では、最有力はどのようなタイプかと言うと、前走でJRAの平安Sに出走していた馬。前走で平安Sに出走していた馬の、このレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【3・1・1・0】。1着の該当馬は、2016年のストロングサウザー、2014年のナイスミーチュー、2013年のソリタリーキング。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング、3着の該当馬は、昨年のクリノスターオーです。

 前走で平安Sに出走していた馬は、2015年の2着馬ソリタリーキングや昨年のクリノスターオーのように2桁着順大敗からでも巻き返しているのがポイント。ただし、連対馬に関していうと、過去1年以内にダートグレードで連対実績がありました。過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが前提ならばかなり信頼ができるでしょう。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・0・1】。1着の該当馬は、昨年のミツバ、2009年のマコトスパルビエロ。2着の該当馬は、2016年のクリソライト、2015年のソリタリーキング、2012年のグランドシチー。遡れば2007年のこのレースで9馬身差の圧勝を飾ったシャーベットトーンも、前走のブリリアントSを圧勝していた馬でした。

 唯一の4着以下は、2010年のマチカネニホンバレですが、この年は珍しくG1馬カネヒキリが出走していた年。先行するカネヒキリを追い駆ける形となって8着と大失速しました。ブリリアントSの上位馬は、G1馬が出走していないという前提ならば、信頼ができるでしょう。

 逆によく穴を開けるパターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多いようです。2013年シビルウォー、2012年グランドシチー、2011年メイショウタメトモ、2008年サカラートは、3ヵ月以上の休養明けでこのレースを連対した馬。

 特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2016年のマイネルバイカ、2015年トウショウフリーク、2009年サカラートが活躍を見せました。過去にG1やG2で連対している馬やG3勝ちの実績がある馬は、配当妙味があれば馬券に加えたほうがいいでしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
 (過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば理想)
 ・同年のブリリアントSで4着以内だった馬。
 (G1馬不在、平安S組不在のレベルの低い年限定条件)
 
 ●穴馬候補
 ・休養明けの実績馬。
 (過去にG2で連対かG3勝ちの実績があることが条件)

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2017年7月16日() 23:50 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)2017~
閲覧 1,504ビュー コメント 0 ナイス 3

 ほぼ毎年、海の日に開催される岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーC。この時期は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いため、上半期で結果を出すことが出来なかった馬が賞金加算を狙って出走してくるレースです。また、JRAのオープン馬が新規参戦してくるケースもけっこう目立っています。

 とにかく様々な路線からの参戦が目立つレースですが、意外と前走・帝王賞上位馬の取りこぼしが見られます。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞で連対した馬ならば当然、高い信頼度がありますが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは、滅多にありません。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングや昨年のユーロビートのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともありますが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

 では、最有力はどのようなタイプかと言うと、前走でJRAの平安Sに出走していた馬。前走で平安Sに出走していた馬の、このレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【3・1・0・0】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング

 前走で平安Sに出走していた馬は2015年の2着馬ソリタリーキングのように2桁着順大敗からでも巻き返しているのがポイント。ただし、どの馬にも過去1年以内にダートグレードで連対実績がありました。過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが前提ならばかなり信頼が出来るでしょう。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・0・1】。1着の該当馬は、2007年のシャーベットトーン、2009年のマコトスパルビエロ、2着馬の該当馬は2012年のグランドシチー、2015年のソリタリーキング、2016年のクリソライト

 唯一の4着以下は、2010年のマチカネニホンバレですが、この年は珍しくG1馬カネヒキリが出走していた年。先行するカネヒキリを追い駆ける形となって8着と大失速しました。ブリリアントSの上位馬は、G1馬が出走していないという前提ならば、信頼が出来るでしょう。

 逆によく穴を開けるパターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多いようです。2008年サカラート、2011年メイショウタメトモ、2012年グランドシチー、2013年シビルウォーは、3ヵ月以上の休養明けで連対した馬。

 特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2009年サカラートや、2015年トウショウフリーク、2016年のマイネルバイカが活躍を見せました。過去にG1や2で連対している馬やG3勝ちの実績がある馬は、配当妙味があれば馬券に加えたほうがいいでしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前走で平安Sに出走していた馬。
 (過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・同年のブリリアントSで4着以内だった馬。
 (G1馬不在、平安S組不在のレベルの低い年限定条件)
 
 ●穴馬候補
 ・休養明けの実績馬。
 (過去にG2で連対かG3勝ちの実績があることが条件)

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メイセイオペラの口コミ


口コミ一覧
閲覧 273ビュー コメント 0 ナイス 2

1999年のフェブラリーSを地方競馬所属として中央競馬G1制覇したメイセイオペラが亡くなったそうです(´・ω・`)

1999年・・・

今から約17年前・・・・

思い返せば色々思い出があります☆

地方競馬から中央競馬への躍進の1頭☆メイセイオペラありがとう(*´ω`)ネ♪

 白いの 2016年7月8日(金) 19:46
メイセイオペラ死す
閲覧 344ビュー コメント 0 ナイス 7

久しぶりの日記更新となりました。
この間、仕事上でいろいろ精神的にダメージを受けていました。

けっこうメンタル強い方だと思ってたのですが、
ココロのバランスって割と崩れやすいものなんですね。
この状態、しばらく続きそうです。

こんな精神状態のときは、仕事のことを忘れて、競馬に集中しよう!と思っていた矢先、
悲しいニュースが飛び込んできました。

地方馬として唯一中央GIレースを制したメイセイオペラが亡くなったそうです。

あのときのフェブラリーステークスは忘れられません。
テレビの前で大声出しながら応援しました。

この前の日記でも書きましたが、最近は地方交流レースも中央の馬の独壇場です。
メイセイオペラやアブクマポーロが活躍していたあの頃が懐かしいです。

種牡馬として韓国で活躍していたとは知りませんでした。
帰国の準備を進めていた矢先の訃報ということで、残念でなりません。

心からあのときの興奮をありがとうと伝えたいです。

さよなら、メイセイオペラ。

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