2月11日の東京11Rで行われた第54回
クイーンC(3歳、オープン、GIII、芝1600メートル、牝馬、9頭立て、1着賞金=3500万円)は、
北村友一騎手騎乗の1番人気
クロノジェネシス(牝3歳、栗東・斉藤祟史厩舎)が中団追走から直線外めを伸びて重賞初制覇。タイムは1分34秒2(良)。
先手を取ったのは
武藤雅騎乗の
ジョディー。
阪神JFの2着馬
クロノジェネシスは前から5、6頭目。ゲートをそっと出した
福永祐一騎乗の
ビーチサンバは最後方を進む。直線は、最内で粘り込む
ジョディー。外から伸びる
クロノジェネシスと
ビーチサンバ。外の2頭の争いとなったが、ゴール前で勝負あった。
クロノジェネシスの鞍上、
北村友一騎手は持ったままでのフィニッシュ。クビ差という着差以上の強さを見せつけた。
2着に
ビーチサンバ(2番人気)、さらに半馬身差遅れた3着に
ジョディー(7番人気)。
クイーンCを勝った
クロノジェネシスは、父バゴ、母クロノロジスト、母の父
クロフネという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は4戦3勝。重賞初制覇。
クイーンCは、斉藤祟史調教師、
北村友一騎手ともに初優勝。
◆
北村友一騎手(1着
クロノジェネシス)「(2日の延期でも)返し馬で安心したし、落ち着いていました。ゲートを出すことだけを考えて、出てくれたので、あとは馬の後ろに入れたら折り合いも良くなりました。この馬の瞬発力を信頼していたし、イメージ通りに行けて反応も良かったです」
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