【皐月賞】藤原代表「よしっ、勝ったと思った」
第78回皐月賞(15日、中山11R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、定量、芝・内2000メートル、1着本賞金1億1000万円、1~5着馬にダービーの優先出走権 =出走16頭)7番人気のエポカドーロが好位追走から抜け出してGI初勝利。
馬主のヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンは1986年の設立以来、悲願のクラシック制覇となった。愛馬会法人のユニオンオーナーズクラブ・藤原悟郎代表(59)は、エポカドーロを2015年のセレクトセールで馬格の良さと母ダイワパッションの実績(重賞2勝)を考慮して購入(税込み3672万円)した。「ちょうどいい位置にいると思った。坂を上って捕らえにいったとき、よしっ、勝ったと思った」と笑顔。
生産者の田上徹さん(35)=北海道新ひだか町=は、3代目場主。父親の稔さん(65)から受け継いで3年目で、牧場創設以来初めてのクラシック制覇だ。GIは04年朝日杯FSのマイネルレコルトに続く2勝目で、馬番の(7)番はそのレコルトのGI勝ち当時と同じ。「絶好の枠番だって思いました」。
前日の14日にはドゥラメンテ産駒の半弟が誕生したばかりで、「1日遅れていたらこの晴れの舞台には立っていませんでした」と感慨深げ。2歳の半妹ロンギングエレン(父ロードカナロア)は美浦の田村厩舎からデビュー予定。1歳の半妹(父キズナ)はユニオンオーナーズクラブで募集される予定だ。
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2018年4月16日(月) 05:08
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