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今回は盛岡競馬場で行われるJpn1マイルチャンピオンシップ南部杯のポイントを、盛岡コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます! 予想にお役立てください。
前回の当連載「レディスプレリュード」回で注目馬指名のアーテルアストレアが見事優勝。連に入ってくれればと思いましたが、頭で来てくれて良い思いをすることができました。ペース判断、馬場の良いところに持ち出すタイミングなどさすがのユタカマジックでしたね。ただしレースを見るとここを叩き台として本番を狙っている馬もおり、本番レディスクラシックではまた一波乱ありそうです。
調子に乗ってここも穴馬を、と言いたいところですが今回は人気はどうであれ「穴」とは思っていない馬を推したいと思います。
◎ジオグリフ。
父ドレフォンの産駒はJRA186勝中149勝がダート(10/1終了現在)。ガチガチのダート種牡馬です。
しかも産駒がダートで挙げた特別戦の勝利はほぼ1700m以下。コンシリエーレ、デシエルトら活躍馬を見てわかるように、産駒のベスト条件はダートのマイルと言って良いでしょう。
つまり、それでいて芝2000mの皐月賞を勝ってしまうこの馬がいかに規格外かということ。
海外遠征の2戦とも距離が長かった印象。ダートのマイル、しかもJRAに似たスピードタイプの馬場の盛岡。アグネスデジタル・アドマイヤドンなど芝G1勝ち馬が躍動した舞台で巻き返しを期待です。
このレース過去の活躍馬は巨漢馬で、かつHaloかMr. Prospectorの血を持っているケースが目立ちます。
カフェファラオ 523kg Mr. Prospector系×Halo系
アルクトス 544kg Halo系×シンボリクリスエス(Roberto系)
サンライズノヴァ 532kg ゴールドアリュール(Halo系)×Mr. Prospector系
コパノリッキー 546kg ゴールドアリュール(Halo系)×Mr. Prospector系
エスポワールシチー 506kg ゴールドアリュール(Halo系)×ブライアンズタイム(Roberto系)
今年の出走馬でいうとタガノビューティー、ノットゥルノ、イグナイターに警戒したいところです。
以上、ジオクリフ単勝からレモンポップ、カフェファラオを本線に、タガノビューティー、ノットゥルノ、イグナイターへの連単・馬蓮・3連系を狙います。
(文・ニャートバー)