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JRA田辺裕信騎手「オーナー激怒」で主戦降板!? 大器グレーターロンドン「迷走ぶり」の裏舞台─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2018年2月8日 12時7分 http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5781.html
4日に行われた東京新聞杯(G3)は、武豊騎乗の3番人気リスグラシューが快勝。2番人気のダイワキャグニーが3着と上位人気が力を発揮した一方......。
1番人気に支持されたグレーターロンドン(牡6歳、美浦・大竹正博厩舎)は馬群に沈んだ。
強烈な末脚が持ち味のグレーターロンドンだが、この日は一転して好位からの積極策。しかし、最後の直線で伸びを欠き9着に惨敗......持ち味を〇〇すような(生かせないような)チグハグな競馬ぶりに、レース後には新コンビの川田将雅騎手への批判も集まった。
しかし、どうやらこの不可解な騎乗には「明確な理由」があったようだ。
昨年のこの時期、デビューから7戦6勝2着1回という凄まじい成績だったグレーターロンドン。蹄などの脚部不安で思ったように使えない中、出走するたびに圧巻のパフォーマンスで勝ち上がってきたディープインパクト産駒は、まさに「遅れてきた大器」という言葉がぴったりの超大物として注目されていた。
その後、やはり蹄の不安で予定されていたダービー卿チャレンジT(G3)を使えないまま、ぶっつけで挑んだ安田記念(G1)。初の重賞挑戦がG1となった本馬だったが単勝11.8倍の6番人気に支持されると、出遅れながらも自慢の末脚が炸裂。4着に敗れて連勝が5で止まったものの、勝ったサトノアラジンからは0.1秒差と大器の片鱗を見せつけた。
「この馬はいずれG1を勝つ」と期待されて挑んだ秋。復帰戦の毎日王冠(G2)でも3着に敗れはしたが、上がりはメンバー最速の32.6秒を記録。まるで自信が確信に変わったような敗戦だったが、ここがこの馬の"迷路"への入り口だった......。
不幸だったのは、続く天皇賞・秋(G1)が歴史的な不良馬場だったことか。
「極めて特殊な条件の中、田辺裕信騎手は4角先頭の積極策を選択。持ち味の末脚を捨ててまで『勝ち』に行ったグレーターロンドンですが、早々にガス欠して9着に惨敗しました。同じような位置から競馬したキタサンブラックとサトノクラウンが1、2着ということもあって、競馬の内容自体が大きく間違っていたわけではないと思いますが......」(競馬ライター)
🏇次のページ 逆にオーナーの目には「無気力」に映った
だが、それでも本馬の強烈な末脚を期待していた人からすればフラストレーションの溜まる結果。一部のファンからは「馬を潰す気か」と強引な競馬を批判する声もあった。
また、天皇賞・秋で初の惨敗を喫したグレーターロンドン陣営は、今後大レースに出走するにあたって「賞金不足」という問題を抱えていた。そんな陣営にとって、昨冬のディセンバーS(OP)は、まさに"銀行レース"となるはずだった。
天皇賞・秋で敗れたとはいえ、誰もが「G1級」と認める存在のグレーターロンドンは、久々のオープンレース出走で単勝1.6倍という抜けた人気に支持された。悲願のG1制覇へ負けられないレースだったが、結果は3着......。
前走とは打って変わって、本来の末脚に掛ける競馬を試みた田辺騎手だったが、結果的に好位から粘り込みを図った上位2頭を捉えることができなかった。着差が開いていたこともあり、田辺騎手は最後に無理をしなかったが......。
逆にオーナーの目には「無気力」に映ったようだ。
「関係者の話によるとレース後、グレーターロンドンの窪田(芳郎)オーナーがレースぶりに珍しくおかんむりだったそうです。田辺騎手からすれば天皇賞が厳しい競馬でしたし、もともと足元に不安がある馬だけに無理をさせなかったようですが、今後を睨んで勝ちに行っていた陣営からすれば不満の残る内容と、両者の認識にすれ違いがあったようですね。
陣営からすれば、天皇賞であれだけ勝ちに行ったのに『あの内容はなんだ』といったところでしょう。東京新聞杯の際、田辺騎手が乗り替わっていたのでおかしいなと思ったんですが、どうやらディセンバーSの後、陣営が降板を命じたとか......」(同)
そこで白羽の矢が立ったのが、昨年のマイル王サトノアラジンの主戦を務めていた川田騎手だった。
🏇次のページ 今回の惨敗は陣営の“迷走ぶり”がうかがえる
川田騎手は陣営の指示通り、好位からの積極策を選択。田辺騎手が天皇賞・秋で見せたような勝ちに行く競馬を試みた。しかし、結果的にはそれが馬の個性を〇〇してしまうことになったのか、最後の直線で伸びを欠いたグレーターロンドンは9着に惨敗。レース後、川田騎手も「道中好位から運べて伸びなかったということは、後ろからの方が良い馬なのかと思います」と作戦が不発に終わったことを認めていた。
「大外枠で縦長の展開になり、なかなか馬を前に置けなかったことも大きかったと思いますが、何というか......今回の惨敗は陣営の"迷走ぶり"がうかがえる内容でした。破竹の快進撃を続けていた頃の内容からも、グレーターロンドンの持ち味は後方からの強烈な末脚ではないでしょうか。
ただ、今回でダメだったからといって、再び田辺騎手に戻るのも難しいかと。田辺騎手は東京新聞杯でダノンプラチナに騎乗していましたし、マイル路線にはグランシルクというお手馬もいます。このまま"ケンカ別れ"もありえそうですね」(同)
本馬を管理する大竹正博厩舎の「G1級」といえば、昨年末で引退したルージュバックが思い出される。あの馬も「いつG1を勝つのか」と言われながら紆余曲折を繰り返し、結局ビッグタイトルに手が届かないまま引退となった。
ここ3年間、毎年重賞を勝っている大竹厩舎だが、G1には未だ手が届いていない。このままグレーターロンドンという"ビッグチャンス"まで逃すのだけは避けたいところだが......。
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