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【クイーンC(G3)展望】クラシックへ向けてマウレア始動!前走の雪辱を狙うテトラドラクマとの初対決の行方は?─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル 2018年2月4日 16時38分 http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5743.html

 3日間開催の最終日となる12日(月)には、東京競馬場でクイーンC(G3)が開催される。昨年のこのレースには多数の有力馬が集まり、2着となったアエロリットはNHKマイルC(G1)、4着だったレーヌミノルは桜花賞(G1)をそれぞれ勝利する活躍を見せ、春のG1戦線を賑わせた。今年も昨年のメンバーにも劣らない有力馬が出走を予定しており、好レースが期待できそうだ。

 春へ向けていいスタートを切りたいマウレア(牝3、美浦・手塚厩舎)へ注目が集まりそうだ。2歳の牝馬チャンピオンを決める阪神JF(G1)では0.2秒差の3着と結果を残し世代上位の力を証明してみせた。前走での敗因は最後の直線で先着を許した2頭がすんなりと抜け出せたのに比べると、馬群を割って伸びる形となったことによるものだった。実績面を考えればここでは当然勝ち負け争う存在となりそうだ。さらに東京競馬場でのマイル戦は新馬戦、赤松賞(500万下)を連勝している得意の舞台。ここでしっかりと結果を残して桜花賞(G1)を目指すことができれば、姉であるアユサンとの姉妹制覇という偉業への期待が持てるだけに、今後の動向に注目したい。

 テトラドラクマ(牝3、美浦・小西厩舎)にとってはクラシックを目指すには負けられない戦いとなる。未勝利戦で5馬身差を付けての快勝ぶりが評価され、前走のフェアリーS(G3)では1番人気となるも6着と結果を残すことはできなかった。それでも大外枠だったこととスタートでの出遅れがあっての0.5秒差ならば、巻き返しは十分可能だろう。3走前の未勝利戦ではフェアリーS(G3)勝ちのプリモシーンとクビ差の接戦をしているだけに、重賞でも通用する能力を秘めている。前走からは相手関係が強化される厳しいレースとなりそうだが、名誉挽回のため、クラシック出走のためには結果が必要だ。

 新馬戦で豪快な差し切り勝ちを見せたソシアルクラブ(牝3、栗東・池添厩舎)は血統的にも楽しみな1頭だ。スローペースの展開で先行した馬が有利となった新馬戦だったが、後方待機から直線で鋭い末脚を繰り出して勝利をもぎ取った。前走の阪神JF(G1)でもその瞬発力を活かすべく新馬戦の時と同じような位置取りからレースを進めたが、不発に終わり8着と惨敗。しかし、この時は馬体重を大きく減らしていたように本調子だったとは考えにくく、休養をはさんで挑む仕切り直しの一戦となるここは改めて見直す必要があるだろう。母がブエナビスタという良血馬でまだまだ能力の底を見せていない。ここを勝って一気にクラッシック候補へと躍り出たいところ。

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 前走のシンザン記念(G3)では2着と結果を残したツヅミモン(牝3、栗東・藤岡厩舎)も有力だろう。シンザン記念(G3)を勝利したアーモンドアイには完敗であったが、すでに重賞を勝利しているカシアスとの2着争いに競り勝ったことは評価できるはずだ。牝馬らしからぬ500㎏を超える雄大な馬格の持ち主で、直線に坂がありパワーも求められる東京競馬場へのコース替わりはプラスとなりそうだ。今回は鞍上に重賞で抜群の強さを見せるデムーロ騎手との初コンビを組む予定。重賞制覇への準備は整った。

 このほかでは厩舎からの期待が高いと言われている素質馬のアルーシャ(牝3、栗東・藤沢厩舎)やフェアリーS(G3)で3着だったレッドベルローズ(牝3、栗東・鹿戸厩舎)などクラッシック戦線でも通用する可能性を秘めた好メンバーが揃った。

 クラシックへの直接的なトライアルレースではないものの、例年以上に素質馬が集まった印象がある今年のクイーンカップ(G3)。実績上位のマウレアがその力を見せ貫禄の勝利を収めるのか、テトラドラクマが前走からの巻き返しをすることができるのか、それとも新たな新星誕生となるのか。注目のレースは12日(月)に東京競馬場で15時45分に発走予定となっている。

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