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クラシック3冠の最終戦、菊花賞が22日に京都競馬場で行われる。今年は2000年以来、23年ぶりに皐月賞馬と日本ダービー馬が激突。春の2冠を分け合った2頭はどちらが強いのか? 皐月賞馬ソールオリエンス(牡3歳)を管理する手塚貴久調教師(59)=美浦=を直撃した。18年にフィエールマンで菊花賞を制しており、今回の手応えなどを聞いた。(取材構成・板津雄志)
◇
──秋初戦のセントライト記念は2着だった
「外枠(❽枠⑭番)というのもあったし、ゴチャついたりしたくもなかったので、安全策で外を回ってもいいから馬の力を信じていこうと指示を出しました。結果的に4コーナーで外へ振られる不利を受けてしまった」
──負けたけど、収穫はあった
「折り合い面は前回の競馬を見る限り、少しズブい(反応が鈍い)くらいだったし、問題ないでしょう。馬体の形から受ける印象以上に、距離がもちそうな手応えは得られました」
──今回の舞台は京都芝・外回り3000メートル
「距離はもつと思うけど、走ったことがないのでね。ただ、京都というのがいいですね。正直、(2021、22年の舞台だった)阪神内回りだったら『菊花賞を使いましょう』とはなっていなかったかも。やはりソールオリエンスにとっては、直線が長い方がいいですから」
──菊花賞は2018年にフィエールマンで勝っている
「フィエールマンは当時、7番人気だったくらいだし、自信なんてなかった。距離も1800メートルまでしか経験がなかったので。ソールオリエンスは皐月賞馬で、距離も2400メートルまでこなしている。実績的に今回の方が自信はありますね」
──手塚厩舎は芝3000メートル以上でフィエールマンがGⅠ3勝、モンドインテロがステイヤーズS(芝3600メートル)でV
「みんな距離適性の限界値を超える走りをしてくれたのかも。それと比べたらソールオリエンスは胴が詰まった体形をしているのがどうかだけど、3000メートルでも、もつようなイメージで普段の調教はしています」
──具体的にどんな調教をしているのか
「この馬に限らず、うちの厩舎ではインターバルをおくことを大事にしています。角馬場→Bコース(ダート)→Wコースか坂路というパターンで、間でインターバルをおくことで、馬が気持ちを抜くところを覚えてくれています」
──それが折り合いにもつながる
「そういう感じでやってきて、厩舎としても長距離でいい結果が出るようになりました」
──中間の状態は
「カリカリしたところもなく、使ってイメージ通りに雰囲気は良化。1週前の動きも十分なものでした。馬体はいつもトレセンにいるときと同じくらいまで回復していますが、中山や東京でも輸送で減るので、長距離輸送の今回はマイナス体重になるかもしれません」
──菊花賞には日本ダービー馬タスティエーラも参戦予定。対戦成績は1勝1敗だが
「あちらは競馬が上手ですからね。今度は勝てるように頑張ります」
■手塚貴久(てづか・たかひさ) 1964(昭和39)年9月20日生まれ。59歳。栃木県出身。父・佳彦氏が足利競馬場の調教師という縁もあって競馬の世界へ。美浦・佐藤全弘厩舎などで調教助手を務め、98年に調教師免許を取得、99年3月に美浦で開業。同年フェアリーS(ベルグチケット)で重賞初勝利。2011年朝日杯FS(アルフレード)でGⅠ初制覇。JRA通算6586戦644勝、同重賞はGⅠ9勝を含む37勝(16日現在)。
★3000メートル以上で勝率29.7%
手塚厩舎は芝3000メートル以上で通算【4・1・2・8】。勝率26・7%、複勝率46・7%の好成績を残している。中身も濃く、4勝全てが重賞で、フィエールマンが2018年菊花賞、19&20年天皇賞・春、モンドインテロが19年のステイヤーズSを制した。他にもダイヤモンドS(芝3400メートル)2着のコンラッドや、牝馬で天皇賞・春に挑戦して5着に入ったウインマリリンがいる。
★皐月賞馬が12勝4敗
今年の菊花賞には、日本ダービー馬タスティエーラも出走予定。3冠最終戦で皐月賞馬とダービー馬が激突すれば、2000年の皐月賞馬エアシャカールと日本ダービー馬アグネスフライト以来で23年ぶり。3冠競走ができた1939年以降で対決は16回あり、皐月賞馬が12勝4敗と圧倒している。00年もエアシャカールが勝ち、アグネスフライトは5着だった。今年の春2冠ではソールオリエンスとタスティが1、2着を分け合った。さて、3冠目を勝つのは、どっち?!
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