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1日の京都9R梅花賞(3歳500万下、芝2400メートル)は、松山弘平騎手騎乗の2番人気ヤマノウィザード(牡、栗東・山内研二厩舎)が直線外から豪快に差し切り、新馬戦に続くVで無傷の2連勝を飾った。タイムは2分26秒7(良)。
オールステイが先手を取り、後続を引き離してやや速めのラップを刻む。離れた2番手をゴットロブロイが進み、ハッピーメモリーズ、シャンパーニュなどが続き、人気のワールドインパクトは中団のやや後ろでインからレースを運んだ。アドマイヤデウスがレース中盤からじわっと位置取りを上げ、ディルガも外から押し上げて3番手に付けるが、オールステイが先頭のまま直線へ。馬群の中からワールドインパクトが満を持して末脚を伸ばしてきたが、道中後方2番手にいたヤマノウィザードが大外に持ち出して豪快な伸びを披露。鮮やかな差し切り勝ちを演じて、堂々の2連勝を決めた。クビ差2着がワールドインパクトで、ディープインパクト産駒のワンツー。さらに1/2馬身差の3着が4番人気のアドマイヤデウスだった。
ヤマノウィザードは、父ディープインパクト、母ランフォザドリーム、母の父リアルシャダイという血統。母はエリザベス女王杯2着馬、姉オウケンサクラは桜花賞2着馬という良血馬で、通算成績は2戦2勝となった。
松山騎手は「最後は伸びると信じていましたし、前半も焦らずゆっくりと走ることができました。外を回るロスはありましたが、最後はしっかりと伸びてくれましたね。まだまだ良くなってくると思いますし、これからが楽しみです」と無傷のV2を飾った愛馬に大きな期待を寄せていた。
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