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「スゲェな……。」
思わず言葉が漏れた。東日本大震災から13年半、福島第一原発2号機から燃料デブリが初めて取り出された、とTVのニュースで伝えたのだ。取り出したことも無論凄いが、私が驚いたのはその量とこれを運搬する車の大きさの違い。取り出した燃料デブリの量は0.7g、体積にしたら耳かき一杯程度だが、これを研究施設まで運ぶ車はなんと“大型トラック”(見たところ10tトラック?)だったのだ。TVの画面には空撮したトラックが映されていたが、厳重にシートで覆われた荷台は中が完全に見えない状態で、側面には物々しい放射線ステッカー。
あのバカでかいトラックの荷台に積んであるのはたった耳かき1杯分のデブリ? と思ったら思わず出た言葉が「スゲェな……」だった。
事故当初、計画ではこの作業の開始は2021年だったので、実に3年遅れの実現だ。取り出し自体は成功したものの、残る推定880tのデブリの“再臨界”(=止まっている核分解が再び始まること)の防止や、安全な移送方法の確保、保管場所の選定など含め課題は山積みで、回収終了を含めた廃炉作業に要する想定年月は40年とされているが、なんだかんだで更に長引くのだろう。何でもそうだが、ヒトが考える計画には“想定外”が含まれていないか、あるいは含まれていても不足していることが多いので、その通りにはいかないものだ。今も海に流れ続ける処理水が生態系や海産物に実際にはどの程度影響を与えるのか正しく知るよしもないが、大きなトラックに積まれたはずの、小さな小さな荷物の大きさを考えたら、その“危険度”が高いのは火を見るより明らかで、便利さと引き換えに人類が失ったものは、実は計り知れないほど大きいのではないか……という、いつになく真面目な考えが頭をよぎった。
さて、計画通りに進んでいないのは福島原発の廃炉作業だが「計画が遅れる」といえば競馬だ。こと、長期休養を強いられた競走馬が復帰する場合、多くのファンはとりあえず様子を見ることが多いが、仕上がってさえいれば長期休養明けでも走ってしまうのが競走馬で、今週土曜中京競馬場のメイン競走、中日新聞杯にもそういう馬が出走してくる。今週の金言を紹介するとしよう。
曰く「長期休養明けの実力馬は人気を落としているうちに買え」。
エヒトは長期休養明け。海外遠征後10ヶ月ぶりの実戦になるが、小倉記念、七夕賞と同距離の重賞を既に2勝している猛者で、総賞金も1.9億円超。人気を担ぐ可能性は低そうだが、実力的にはここでも全く引けを取らない。
長く校舎に姿を見せなかったある生徒が久々に現れたと思ったら、ニコニコしながらこう言った。
「先生、定期テストの結果がメチャメチャ良くて自分でもビックリしてます!」
「そうでしょう、そうでしょう……。休み明けに実力発揮しちゃうとね……。みんなビックリしちゃうよね……?」
なんて言いながら、心は土曜の中京競馬場。いかん……これぞ、ダメオヤジだ(笑)。
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