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朝のTV番組でハラスメントの問題を取り上げていた。職場でのハラスメントや、どう避けるか? などの話をしていたがそのうちにケーススタディとなり司会者が質問した。
「職場で、上司の男性が部下の女性に、勤務中“付き合ってくれ”と告白しました。これはセクハラか? そうでないか?」
ゲストは自分の考えを織り交ぜトークを展開し、最後にどちらか答えた。結果は全員“セクハラ”だったが、これを聞いて思わず笑ってしまった。
ハラスメントの問題を語る際、絶対に忘れてならないのは“行為を受けた側”がどう思っているかということ。受けた行為に“嫌悪感”がなければそもそもハラスメントは成立せず、法律的にも何ら問題ない。
このケースも同様で、告白された女性が男性にもし好意を寄せていれば(良かったね……両思いじゃん!)で終わり。それなのに、肝心な女性の気持ちについては一切触れられなかったのだ。問題があるならそれは勤務時間中に男性が“愛の告白”をしたことで、この短い時間に賃金が支払われていたと考えれば指摘すべきは男性の「就業規則違反」。それ以外にとがめる所など全くない。というか厳密には判断できない。
ハラスメントという言葉は30年くらい前に「セクハラ」という短縮形で我々の前に現れ、この30年で種類を増し今では職場で起こるハラスメントは32種類もあるらしい。ハラスメント判定をされる前に危うい行動を避けるのは当然だがもっと大事なことは相手が“どう感じるか”想像力を働かせることだろう。
さて、受けた行為を本人がどう思うか想像するのは大事なことだが、想像力が大事といえば競馬だ。特に馬がレース結果をどう受け止めているかは馬の頭の中を覗いてみないと分からないが、負けた馬の気持ちを考えると納得できる「ある金言」が思い浮かぶ。今週日曜中山競馬場メイン競走、スプリングSに寄せ、今日はそれを紹介しよう。
曰く「惜敗より惨敗」。
実際には馬の気持ちなど分からぬが競馬において“惜敗よりも惨敗”は昔から言われている。惜敗した馬の多くは全力を出し切っていて敗れた相手との比較劣位が成立する。しかし惨敗の場合レース中何か別の理由で力を出し切っていないケースもあり、同じ馬と再戦しあっさり勝つこともある。定期テストを準備万全で迎え惜敗した生徒に比べ、全く準備せず惨敗を食らった生徒がケロッとしているのと同様、馬も惜敗より惨敗のほうが気持ちを切り替え易いのでは? というのが今回の金言の補足説明だ。
ジュンゴールドは京成杯12着。無敗の皐月賞馬の夢は潰えたが案外本人(本馬)は気が楽になったのではなかろうか。前走の敗因はわからないが負けた理由があるのと同様、1番人気に推された理由もある。身軽になった今回奮起して再びクラシック候補に名乗りを上げて欲しい。
人は挫折の数が多いほど強くなるという。馬はどうだろう。大敗を経験した馬が名馬になるのも悪くない。
(文:のら~り)
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