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12月10日の中山9R・黒松賞(2歳1勝クラス、芝1200メートル)は、3番人気で菅原明良騎手とコンビを組んだブーケファロス(牡、美浦・清水英克厩舎)が鮮やかに差し切ってV。オープン入りを決めた。タイムは1分8秒2(良)。
1馬身1/4差の2着は先に抜け出したクリノゴッホ(7番人気)。さらに1馬身差の3着には最後方から追い込んだキガン(6番人気)が入った。
レースは最内枠からシルバーレイズが先手を取り、1番人気のトールキンが2番手につける。3番手には内クリノゴッホ、外プレジャークルーズが並んで追走。さらにスプレモフレイバー、レイフォールと続いた。クリノゴッホが好位から抜け出して押し切りを図るが、直線半ばで外からブーケファロスが勢い良く伸び、そのまま差し切って快勝。クリノゴッホが2番手を守り切り、3着には大外から鋭く伸びたキガンが入った。
ブーケファロスは、父ビッグアーサー、母クラウンデュナミス、母の父ダンディコマンドという血統。通算成績は6戦2勝となった。
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