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国内外のビッグレースのステップとして一線級が多く参戦する注目度抜群のG2。古くはハイセイコーやクシロキングなど、往年の名馬が勝利を収めている。第69回(1995年)の覇者フジヤマケンザンは、同年の暮れに香港国際カップに勝ち、日本馬による36年ぶりの海外平地重賞制覇を達成。第70回(1996年)を制したサクラローレルは、次走の天皇賞(春)で同世代の三冠馬ナリタブライアンを撃破し、G1ウィナーへと登り詰めた。第85回(2011年)の勝ち馬ヴィクトワールピサは、後日訪れる東日本大震災で日本中が悲しみにくれるなか、次走のドバイワールドカップを制して希望の光を日本に届けている。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第98回 |
2024年2月25日 中山 芝1800m |
マテンロウスカイ | セ5 | 1:48.1 | 横山典弘 | 栗 | 松永幹夫 | 全着順を 見る | |
第97回 |
2023年2月26日 中山 芝1800m |
ヒシイグアス | 牡7 | 1:47.1 | 松山弘平 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第96回 |
2022年2月27日 中山 芝1800m |
パンサラッサ | 牡5 | 1:46.4 | 吉田豊 | 栗 | 矢作芳人 | 全着順を 見る | |
第95回 |
2021年2月28日 中山 芝1800m |
ヒシイグアス | 牡5 | 1:44.9 | 松山弘平 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第94回 |
2020年3月1日 中山 芝1800m |
ダノンキングリー | 牡4 | 1:46.3 | 横山典弘 | 美 | 萩原清 | 全着順を 見る | |
第93回 |
2019年2月24日 中山 芝1800m |
ウインブライト | 牡5 | 1:45.5 | 松岡正海 | 美 | 畠山吉宏 | 全着順を 見る | |
第92回 |
2018年2月25日 中山 芝1800m |
ウインブライト | 牡4 | 1:47.6 | 松岡正海 | 美 | 畠山吉宏 | 全着順を 見る | |
第91回 |
2017年2月26日 中山 芝1800m |
ネオリアリズム | 牡6 | 1:47.6 | M.デムーロ | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第90回 |
2016年2月28日 中山 芝1800m |
ドゥラメンテ | 牡4 | 1:45.9 | M.デムーロ | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第89回 |
2015年3月1日 中山 芝1800m |
ヌーヴォレコルト | 牝4 | 1:50.3 | 岩田康誠 | 美 | 斎藤誠 | 全着順を 見る | |
第88回 |
2014年3月2日 中山 芝1800m |
ジャスタウェイ | 牡5 | 1:49.8 | 横山典弘 | 栗 | 須貝尚介 | 全着順を 見る | |
第87回 |
2013年2月24日 中山 芝1800m |
ナカヤマナイト | 牡5 | 1:47.3 | 柴田善臣 | 美 | 二ノ宮敬 | 全着順を 見る | |
第86回 |
2012年2月26日 中山 芝1800m |
フェデラリスト | 牡5 | 1:47.3 | 蛯名正義 | 美 | 田中剛 | 全着順を 見る | |
第85回 |
2011年2月27日 中山 芝1800m |
ヴィクトワールピサ | 牡4 | 1:46.0 | M.デムーロ | 栗 | 角居勝彦 | 全着順を 見る | |
第84回 |
2010年2月28日 中山 芝1800m |
トーセンクラウン | 牡6 | 1:51.7 | 江田照男 | 美 | 菅原泰夫 | 全着順を 見る | |
第83回 |
2009年3月1日 中山 芝1800m |
カンパニー | 牡8 | 1:49.2 | 横山典弘 | 栗 | 音無秀孝 | 全着順を 見る | |
第82回 |
2008年3月2日 中山 芝1800m |
カンパニー | 牡7 | 1:47.3 | 横山典弘 | 栗 | 音無秀孝 | 全着順を 見る | |
第81回 |
2007年2月25日 中山 芝1800m |
ローエングリン | 牡8 | 1:47.2 | 後藤浩輝 | 美 | 伊藤正徳 | 全着順を 見る | |
第80回 |
2006年2月26日 中山 芝1800m |
バランスオブゲーム | 牡7 | 1:48.9 | 田中勝春 | 美 | 宗像義忠 | 全着順を 見る | |
第79回 |
2005年2月27日 中山 芝1800m |
バランスオブゲーム | 牡6 | 1:46.5 | 田中勝春 | 美 | 宗像義忠 | 全着順を 見る | |
第78回 |
2004年2月29日 中山 芝1800m |
サクラプレジデント | 牡4 | 1:44.9 | 武豊 | 美 | 小島太 | 全着順を 見る | |
第77回 |
2003年3月2日 中山 芝1800m |
ローエングリン | 牡4 | 1:47.6 | 後藤浩輝 | 美 | 伊藤正徳 | 全着順を 見る | |
第76回 |
2002年2月24日 中山 芝1800m |
トウカイポイント | セ6 | 1:45.4 | 岡部幸雄 | 美 | 後藤由之 | 全着順を 見る | |
第75回 |
2001年2月25日 中山 芝1800m |
アメリカンボス | 牡6 | 1:47.7 | 江田照男 | 美 | 田子冬樹 | 全着順を 見る | |
第74回 |
2000年2月27日 中山 芝1800m |
ダイワテキサス | 牡7 | 1:46.8 | 後藤浩輝 | 美 | 増沢末夫 | 全着順を 見る | |
第73回 |
1999年3月14日 中山 芝1800m |
キングヘイロー | 牡4 | 1:47.5 | 柴田善臣 | 栗 | 坂口正大 | 全着順を 見る | |
第72回 |
1998年3月15日 中山 芝1800m |
サイレンススズカ | 牡4 | 1:48.6 | 武豊 | 栗 | 橋田満 | 全着順を 見る | |
第71回 |
1997年3月9日 中山 芝1800m |
キングオブダイヤ | 牡5 | 1:48.7 | 柴田善臣 | 美 | 清水利章 | 全着順を 見る | |
第70回 |
1996年3月10日 中山 芝1800m |
サクラローレル | 牡5 | 1:47.2 | 横山典弘 | 美 | 境勝太郎 | 全着順を 見る | |
第69回 |
1995年3月12日 中山 芝1800m |
フジヤマケンザン | 牡7 | 1:50.3 | 蛯名正義 | 栗 | 森秀行 | 全着順を 見る | |
第68回 |
1994年3月13日 中山 芝1800m |
サクラチトセオー | 牡4 | 1:48.9 | 小島太 | 美 | 境勝太郎 | 全着順を 見る | |
第67回 |
1993年3月14日 中山 芝1800m |
ムービースター | 牡7 | 1:47.0 | 岸滋彦 | 栗 | 坪憲章 | 全着順を 見る | |
第66回 |
1992年3月15日 中山 芝1800m |
ダイナマイトダディ | 牡4 | 1:48.5 | 加藤和宏 | 美 | 鈴木康弘 | 全着順を 見る | |
第65回 |
1991年3月10日 中山 芝1800m |
ユキノサンライズ | 牝4 | 1:47.7 | 増沢末夫 | 美 | 鈴木康弘 | 全着順を 見る | |
第64回 |
1990年3月11日 中山 芝1800m |
ホクトヘリオス | 牡6 | 1:48.3 | 柴田善臣 | 美 | 中野隆良 | 全着順を 見る | |
第63回 |
1989年3月12日 中山 芝1800m |
コーセイ | 牝5 | 1:48.7 | 鈴木寿 | 美 | 尾形盛次 | 全着順を 見る | |
第62回 |
1988年3月13日 東京 芝1800m |
モガミヤシマ | 牡4 | 1:47.2 | 柴田政人 | 美 | 古山良司 | 全着順を 見る | |
第61回 |
1987年3月15日 中山 芝1800m |
スズパレード | 牡6 | 1:49.6 | 蛯沢誠治 | 美 | 富田六郎 | 全着順を 見る | |
第60回 |
1986年3月9日 中山 芝1800m |
クシロキング | 牡4 | 1:48.0 | 岡部幸雄 | 美 | 中野隆良 | 全着順を 見る |
1936年に中山芝3200mのハンデ重賞として創設。当初は年に2回開催されていた。1944年は回次にはカウントされていないが、能力検定競走として実施されている(優勝はダイオシヨー)。1952年から秋季のみの開催となり、幾度か施行時期の変更を経て、1968年からは春開催の重賞として歴史を刻んでいる。その後、1972年に負担重量が別定となり、1984年のグレード制導入時にG2に格付け。1957年以降は施行距離も芝1800mで定着しており、現在は国内外のG1制覇をもくろむ中距離路線のトップホースが集まる重要な一戦となっている。海外ではドバイワールドカップデーや香港チャンピオンズデー、国内では大阪杯の動向を占う意味でも注目度は高い。
秋:第1~3回(1936~1937年)は10月中旬。第5~17回(1938~1947年)は11月下旬~12月上旬。第19回(1948年)は10月31日。第21~23回(1949~1950年)は12月中旬。第25回(1951年)は10月21日。 春:第2~18回(1937~1948年)は原則として4月上旬~中旬。第20回(1949年)は5月3日。第22回(1950年)は4月16日。第24回(1951年)は5月20日。 第26~30回(1952~1956年)は10月下旬~11月上旬。第31~41回(1957~1967年)は2月下旬~7月中旬に転々と開催。第42~45回(1968~1971年)は4月中旬~下旬。第46~73回(1972~1999年)は3月上旬~中旬。第74回(2000年)以降は2月下旬~3月上旬に開催されている。
施行場所:中山芝1800m(右回り) 出走資格:4歳以上 1着賞金:6700万円 負担重量:別定
1936年 | 秋:中山芝3200m、5歳(現在の4歳)以上、ハンデキャップ、「中山記念」(秋・春 2回)として創設 |
---|---|
1938年 | 春:モアーザンがレース史上初の2連覇(春季)を達成秋:施行距離を芝3400mに変更、モアーザンがレース史上初の春秋連覇を達成 |
1944年 | 春:第二次世界大戦にともない開催中止(~1946年・秋) |
1947年 | 春:出走資格を5歳(現在の4歳)に変更、春季の施行距離を芝2600mに変更 |
1948年 | 春:出走資格を5歳(現在の4歳)以上に変更 |
1949年 | 秋:秋季の施行距離を芝3200mに変更 |
1951年 | 春:春季の施行距離を芝3200mに変更秋:施行距離を芝2600m、出走資格を4歳(現在の3歳)以上に変更 |
1952年 | 秋季の年1回制、施行距離を芝2400mに変更 |
1956年 | 施行距離を芝2600mに変更 「中山改築記念」の競走名で実施 |
1957年 | 施行距離を芝1800mに変更 |
1958年 | 出走資格を5歳(現在の4歳)以上に変更 |
1959年 | 出走資格を4歳(現在の3歳)以上に変更 |
1961年 | 出走資格を5歳(現在の4歳)以上に変更 |
1972年 | 負担重量を別定に変更 |
1979年 | カネミカサがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
1983年 | エイティトウショウがレース史上3頭目の2連覇を達成 |
1984年 | 混合競走に指定G2(国内独自)に格付け |
1988年 | 東京芝1800mで施行 |
1993年 | ムービースターが中山芝1800mのコースレコードを更新 |
2002年 | トウカイポイントが中山芝1800mのコースレコードを更新 |
2004年 | サクラプレジデントが中山芝1800mのコースレコードを更新 |
2005年 | 国際競走に指定 |
2006年 | バランスオブゲームがレース史上4頭目の2連覇を達成 |
2007年 | 国際G2に格付け |
2009年 | カンパニーがレース史上5頭目の2連覇を達成 |
2017年 | 指定交流競走に指定 1着馬に大阪杯の優先出走権を付与(~現在) |
2019年 | 「天皇陛下御在位30年慶祝」の副題を付して実施ウインブライトがレース史上6頭目の2連覇を達成 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
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