2019年6月9日()ベルモントパーク競馬場 ダート2400m

最新出走予定馬情報 ~ベルモントステークス 2019~

 ケンタッキーダービーに挑戦し、日本馬史上最先着となる6着と健闘したマスターフェンサー(栗・角田、牡3)が、米3冠最終戦のベルモントS(6月8日、米・ベルモントパーク、GI、ダ2400メートル)に向かうことが8日、分かった。そのまま米国に滞在し、近日中にチャーチルダウンズ競馬場からキーンランド競馬場へ移動する。角田調教師は「終わってからもケロッとしていたみたい。適応能力も見せてくれたし、距離も『問題ない』とジョッキーも言ってくれました。次も引き続き(ルパルー騎手)になると思う」と話した。

マスターフェンサーの競走成績はこちら

マスターフェンサーは米3冠最終戦のベルモントSへ05月08日(水) 10:25

 ケンタッキーダービー6着のマスターフェンサー(栗東・角田晃一厩舎、牡3歳)は、米3冠最終戦のベルモントSに向かう。

マスターフェンサーの競走成績はこちら

[もっと見る]

過去10年の結果 ~ベルモントステークス 2019~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2016/06/11 Creator 牡3 アメリカ 2:28.51 Irad Ortiz Jr. Steve Asmussen
2015/06/06 American Pharoah 牡3 アメリカ 2:26.65 V.Espinoza B.Baffert
2014/06/07 Tonalist 牡3 アメリカ 2:28.52 J.Rosario C.Clement
2013/06/08 Palace Malice 牡3 アメリカ 2:30.70 M.Smith T.Pletcher
2012/06/09 Union Rags 牡3 アメリカ 2:30.42 J.Velazquez M.Malz
2011/06/11 Ruler on Ice セン3 アメリカ 2:30.88 J.Valdivia Jr. K.Breen
2010/06/05 Drosselmeyer 牡3 アメリカ 2:31.57 M.Smith W.Mott
2009/06/06 Summer Bird 牡3 アメリカ 2:27.54 K.Desormeaux T.Ice

歴史・概要 ~ベルモントステークス 2019~

ベルモントステークスはアメリカ・ニューヨーク州のベルモントパーク競馬場・ダート1マイル1/2(約2414m)で施行されるG1競走でアメリカンジョッキークラブの初代総帥のオーガスト・ベルモントからこの競走名が付けられた。

ケンタッキーダービー、プリークネスステークスに次いで行われる、アメリカクラシック三冠の第3戦に位置付けられている。出走条件は3歳限定だが、ケンタッキーダービーやプリークネスステークスと同様にせん馬の出走も可能。

日本調教馬では2016年にラニが初挑戦し、3着。翌2017年に参戦したエピカリスは、レース当日の朝、右前肢跛行のため出走を取り消した。

挑戦した日本馬 ~ベルモントステークス 2019~

ラニ 3着(2016年)
血統
父:Tapit
母:ヘヴンリーロマンス(サンデーサイレンス)
成績
16戦3勝(※2017年6月時点)
2908万円+120万ドル
主な勝ち鞍
UAEダービー(G2)
日本馬初となる米クラシック3冠挑戦

 北米のリーディングサイアー・Tapitと天皇賞馬・ヘヴンリーロマンスとの間に生まれた超良血馬のラニ。母馬であるヘヴンリーロマンスがアメリカで繋養されているため、生誕後に逆輸入の形で来日し、デビューを迎えた。POG(ペーパーオーナーゲーム)でもノーズヒルズ1番馬として注目を集めたラニだったが、新馬戦(芝2000m)は勝ち馬から1秒3差離された4着に敗れる。しかし初のダート戦となった2戦目で大きな変わり目を見せ、2着に好走すると3戦目で初勝利、続く500m万下のカトレア賞も勝利した。この連勝の内容を評価した陣営は日本調教馬初となる『アメリカクラシック3冠』への挑戦を表明、ケンタッキーダービーの出走に必要なポイントの獲得を目指し、UAEダービーへ出走した。
 レースではスタート後の加速がつかず、最後方からの競馬となったが、ペースの緩んだ中盤で徐々に進出、直線では日本からの遠征馬・ユウチェンジを競り負かして日本調教馬として初めてのUAEダービー優勝を果たした。
 そして迎えた米クラシック第1戦のケンタッキーダービーでは出遅れ、直線追い込むも9着、2戦目のプリークネスステークスでも再び出遅れ5着に敗れた。第3戦のベルモントステークスでは前2戦同様に最後方からの競馬となったが、2400m戦でペースが緩むと向上面で一気にスパート、大外から前を射程圏に捉える積極的な競馬を見せたが、惜しくも前には届かず1馬身半差の3着に敗れた。
 レース後、鞍上の武豊騎手は『向正面で前の馬の動きを見て判断して動いた。一瞬勝てそうかなと思ったし、力は出せた。あそこまでいったら勝ちたかった。今回のラニの結果は日本の競馬界に新しい扉を開けたと思う』とコメントした。
 アウェーの地、僅か1カ月半でクラシック3戦を走り切る過酷な挑戦ながらも9着→5着→3着と奮闘したラニの活躍を受け、JRAはケンタッキーダービーを主催するチャーチルダウンズ社との提携で日本馬を対象としたケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の創設を発表、日本競馬界の歴史に残る遠征となった。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2016年ラニ牡3武豊松永幹夫3着