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1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI連載『東西現場記者走る』で桜花賞を担当する大阪サンスポの斉藤弘樹記者(39)は、追い切りが行われた3日目は栗東トレセンでクロノジェネシスに注目した。瞬発力はメンバー屈指で、課題の折り合い面にも陣営は手応え。やはり2歳女王を脅かす筆頭候補だ。
水曜朝の栗東は気温0度と前日以上の寒さ。体が縮こまるほどだったが、大一番を前に追い切りは熱がこもっていた。3日目のターゲットは4戦3勝のクロノジェネシス。唯一の敗戦はダノンファンタジーの2着だった阪神JFだが、メンバー最速の上がり3ハロン33秒9の末脚で女王を半馬身差まで追い詰めた。
この日は朝一番に角馬場に登場。入念に体をほぐし、北村友騎手がまたがってCWコースへ。序盤からゆったりとしたペースで僚馬メジャーレート(1000万下)の3馬身ほど後ろで折り合いに専念。道中でやや行きたがるそぶりを見せる場面もあったが、鞍上が何とかなだめた。直線も引っ張りきりで、ゴール前で手綱を緩めると一瞬で半馬身リードを奪った。ラスト1ハロン11秒7(6ハロン86秒1)の鋭い反応だ。
先週の大阪杯でGI初制覇と勢いに乗る北村友騎手は「前走はすごくきゃしゃな感じがしましたが、今回は体重は変わらなくてもすごくしっかりした感じ」と強調。目いっぱいの仕上げではなかった“前哨戦”を叩いた上積みは大きそうだ。
初の重賞Vとなった前走のクイーンCは阪神JFより前めで我慢させ、直線はビーチサンバの追撃を余力十分に封じた。「阪神JFでスタートが少し遅かったのと、ちゃんと折り合いがつくかの課題を持っていきましたが、スタートも上手にこなしてくれたし、いい勝ち方でした」。斉藤崇調教師も進化した走りに手応えをつかんでいる。
キャリア4戦中3戦で上がり最速。最大の持ち味である瞬発力は、2歳女王をしのぐ。「それをどう生かすか。そのためには折り合いをしっかりつけないといけないし、それを意識した調教を重ねてきました」と指揮官も逆転を目論む。
斉藤崇師は2009年に調教助手としてレッドディザイアで桜花賞に挑み、ブエナビスタの2着に敗れた。
「ブエナビスタと同じサンデーレーシングの勝負服で大きな舞台に行けるのは楽しみ。何とか勝ってみたい気持ちは強いです」。静かな口調の中にも、桜舞台に懸ける意気込みが伝わってきた。やはり女王の最大のライバルはこの馬だ。 (斉藤弘樹)
★桜花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
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