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【ズバリ!調教診断】大阪杯 昨年の2着馬に状態面の不足なし!香港帰りのディープインパクト産駒も上々の気配!

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日曜日に行われる大阪杯の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


マカヒキ
この中間は色々なコースを織り交ぜて、ジックリと調整。その効果もあってか、栗東坂路で実施した今週の本追い切りでは、活気ある走りを披露した。馬場の荒れた時間帯にもかかわらず、4F51秒8、ラスト2F24秒3-12秒3のラップを馬なりでマークするのだから、少なくとも状態面の不安はない。近走の内容から勝ち切るまではどうかも、連下争いなら十分可能のデキとみる。

ワグネリアン
2月上旬に帰栗後はコースと坂路を併用して入念な調整。1週前に芝コースで行われた追い切りでは、気合乗り良く、しなやかな動きを披露。坂路で実施した今週の本追い切りでは、バランスを崩すシーンが見られたものの、立て直したあとはスイスイと楽に駆け上がっていた。馬なりでも適度な活気があり、コントロールも効いている。休み明けとすれば仕上がりは上々の部類。あとは、実戦勘を取り戻せるかどうか。その1点に尽きる。

アルアイン
この中間はいつもと同様に栗東坂路とプールの併用調整。中2週ということもあってか、1週前に速い時計を出していないものの、初時計の19日以降は15-15以下の調整を入念に重ねているので、過度に気にする必要はない。今週の併せ馬では余力残しで後傾ラップを記録。後肢の入りが深いパワフルな脚取りと、首をしっかりと使った走りをみるに、スイッチが入ってきた印象を受ける。前回よりも雰囲気はいい。


エポカドーロ
1週前に栗東CWで実施した3頭併せでは、軽快な走りを見せ、楽々と好時計をマーク。今週の木曜日に実施したCWの併せ馬でも上々の反応を示し、併走相手のフランドルを一蹴した。ケイコ駆けする馬ではあるが、素軽い身のこなしと回転の鋭いフットワークは目を見張るものがある。1回叩いたことで中身が伴ってきた印象。いい状態でレースに臨めるのではないか。

ムイトオブリガード
22日に栗東CWで7Fから追われ、及第点のタイムをマーク。同じく栗東CWで実施した今週の併せ馬でも、合格点レベルの時計を楽々と計時した。遊びが多いせいか、手前を替えるシーンが多いのは気になるが、詰まった間隔でも意欲的に調整されている点は評価できる。前回のデキが良かったので、それ以上とまでは言えないが、気配は決して悪くない。警戒を怠れない1頭と言えよう。

キセキ
2月末に帰栗後は、坂路で15-15未満の調教を間断なく消化。徐々に調整のピッチを上げ、CWで実施した1週前追いでは、馬場の外を深く入って、及第点のタイムを記録。同じくCWで実施した今週の本追い切りでも上々の伸びを示した。頭がブレ気味のぶん、推進力が上に逃げ加減に映るものの、四肢の可動域が広く、全体的な雰囲気は悪くない。昨秋の好調時には及ばないにしても、同じ休み明けだった毎日王冠時の気配よりも上の段階にある。

ブラストワンピース
帰厩後は、坂路と南Wを交えて丹念な調整。1週前に南Wで実施した併せ馬では及第点の時計をマーク。同じく南Wで行われた今週の追い切りでも、上々のタイムを記録した。エンジンのかかりが遅い点は気になるが、有馬記念の最終追い切り時も似たような感じだったので、過剰反応する必要はない。ただ、馬体は緩め。レースまでに、どこまでシェイプアップできるか。それが最大の焦点となる。

サングレーザー
トレセンの乗り込み量は少なめだが、これはいつものこと。17日に栗東CWで長めから攻め、ラスト1F11秒台を計測。24日には栗東坂路で4F自己ベストを記録しているように、体調面の不安はなさそう。今週の本追い切りは従来通りの坂路で終いだけを詰める調整を施し、キッチリと後傾ラップをマーク。手先が軽く、前肢もしっかりと伸びている。直前の雰囲気だけなら、天皇賞(秋)よりも上。好レースを期待できるのではないか。

エアウィンザー
3月20日に前走後の初時計を栗東坂路で記録。順調に調整を続け、1週前の坂路追い切りでは、余力十分の走りを披露。栗東CWで実施した今週の3頭併せでも、キビキビとした動きを見せた。中にいたサートゥルナーリアが行きっぷり良く、引っ張りきりだったぶん、少し急かされたものの、前のめりになることなく併入で締めた点は評価できる。ひと叩きの上積みを見込めそうだ。

ステイフーリッシュ
栗東坂路で実施した1週前追い切りでは、先行した相手が想定以上のパフォーマンスを示したせいもあって追い負けたが、走破ラップは及第点が与えられるもの。このひと追いでピリッとしてきたのか、今週の坂路追い切りでは鋭い伸び脚を披露した。鞍上の合図に対する反応が鈍い点は相変わらずだが、スピードに乗ってからの安定したフォームは目を引くものがある。力を出せるデキとみていい。

ペルシアンナイト
初の中2週ということもあってか、1週前は20日と21日に栗東坂路で15-15程度の軽めの内容。とはいえ、24日にはラスト1F12秒台をマーク。栗東CWで実施した今週の併せ馬では、終始リラックスした動きで、余力十分に先着を果たした。首と四肢の連動性が高く、これまでにないくらい躍動感のあるフォームで走っている点が印象的。状態面の不足はない。


ステルヴィオ
1週前に南Wで実施した併せ馬では、僚馬を並ぶ間もなく交わし、ゴール後は突き放す圧巻のパフォーマンスを披露。同じく南Wで行われた今週の3頭併せは、1週前と異なり最後まで我慢させる内容ながらも、及第点のタイムを記録した。肩と前肢の出が窮屈で、突っ張っているように映るのは気になるが、後肢の蹴り込みの強さで補っている印象。現状の力を発揮できる状態とみる。

スティッフェリオ
栗東坂路で実施した1週前追い切りでは、及第点のタイムを記録した一方、モッサリとした動きで併走相手のダンビュライトに劣勢。同じく坂路で行われた今週の併せ馬でもダンビュライトを懸命に追いかけるも歯が立たず、追走遅れを喫してしまった。遅れはともかく、自身の脚勢まで苦しくなっている点は割引材料。この馬なりに順調なのかもしれないが、相手強化のG1では期待よりも不安のほうが大きい。

ダンビュライト
栗東坂路で実施した1週前追い切りでは、抜群の手応えでスティッフェリオに先着&及第点の時計を記録。同じく坂路で行われた今週の併せ馬でも、楽々とスティッフェリオに先着を果たした。ただ、好走時は攻めの強弱に関係なく、2F目から12秒台を持続的に刻む、あるいはラスト2F25秒を割ってくる馬。そのあたりを勘案すると、2F目13秒台、ラスト2F25秒0のラップは物足りない印象を受ける。上積みを望むのは難しいかもしれない。



ウマニティ重賞攻略チーム

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TERAMAGAZINE|2019年3月31日 5:10 ナイス! (0)

昨年の2着馬に状態面の不足なし!

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