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GI企画『東西現場記者走る』で大阪杯を担当する大阪サンスポの渡部陽之助記者(40)は連載3日目、美浦トレセンに移動して昨年のマイルCS覇者ステルヴィオに注目した。Wコース3頭併せで併入ながら、シャープな伸びで調教評価は『A』。2度目の騎乗で自身GI初制覇を狙う丸山騎手から、意欲と手応えを感じた。
昨年“走る”を担当したマイルCSで◎ペルシアンナイトが2着も、1着ステルヴィオは無印で痛恨の不的中。その反省から追い切り日の前夜、美浦トレセンへ移動した。調教開始は栗東より1時間早い午前6時だが、早めに就寝して目覚めはバッチリだ。
Wコース整地直後の午前7時半過ぎ。ブラストワンピースが池添騎手を背に力強い脚さばき。さすがグランプリホース!! とメモを取っていると、ターゲットが登場。双眼鏡を握る手に力が入った。前にリモンディ(1000万下)、後ろにフレッチア(1600万下)を置く形でスタート。4コーナーで馬なりのまま差を詰めると、直線でも前進気勢にあふれ、グンと加速。3頭併入で4ハロン52秒8-12秒2でフィニッシュしたが、ゴール板を過ぎても緩めずに追われ、きっちり負荷はかかっている。
「いつも通りです」と木村調教師は満足げ。2000メートル以上では勝ちがないが「折り合いはつくし、操縦性も高い馬。距離が長いとは思わない。阪神(内回りコース)も問題ないです」と力強かった。今年の始動戦となった中山記念は3着も、メンバー最速の上がり3ハロン33秒5を発揮。今回に向けての試走と考えれば、1ハロンの距離延長もこなしそうだ。
前走に続き2度目の騎乗となる丸山騎手も「自分の思っていた競馬ができたし、休み明けを考えればよく走ってくれた」と前向き。自身は今年20勝を挙げ、リーディング10位と好調。同じ根本厩舎所属の後輩、野中騎手が9勝、4週連続Vで波に乗る藤田菜七子騎手も8勝と活躍中。「自分では意識していないけど、周りから『抜かれるぞ』とか言われるんでね。あの2人に負けたらショックなので頑張りたい」とGI初制覇で先輩の威厳を保ちたいところだ。
もともとは後方からの競馬だったが、マイルCSは好位からインを突き抜けた。引き出しは多いタイプで、同騎手も「2000メートルはいかにロスなく直線までこれるかがポイント。内枠が欲しいという気持ちがある。今回は結果にこだわりたい」。並々ならぬ意気込みを感じたと同時に、金曜に決まる枠順が予想の上で重要なファクターになりそうだ。木曜は栗東に戻って伏兵候補を探るとしよう。 (渡部陽之助)
★大阪杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
現場記者走るとは 2014年春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の紙面。渡部記者は現場復帰した昨秋、担当したマイルCSで◎ペルシアンナイトが2着も、1着ステルヴィオが“抜け”。ホープフルSは◎サートゥルナーリア1着も相手が“抜け”で外しており、リベンジに燃えている。
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