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今週末の競馬は充実! 30日深夜にドバイ国際競走、31日に阪神競馬場でGIの大阪杯が行われる。最大の注目は、日本時間31日午前0時20分発走予定のドバイターフ(GI、メイダン競馬場、芝1800メートル)に挑むアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、牝4歳)だ。昨年にGI4勝を挙げ、JRA年度代表馬に輝いた名牝。世界初挑戦の手応えを、国枝栄調教師(63)に聞いた。 (取材構成・内海裕介)
--21日にドバイ・メイダン競馬場へ入厩
「輸送に22時間ほどかかったけど、特にトラブルもなく、現地で運動している。実は(茨城県)美浦トレセンでの検疫中、精神的にナーバスになって、カイ食いも少し落ちたんだ。ただメイダンは馬房も広いし、雰囲気的にもむしろやりやすいんじゃないかな」
--2410メートルのシーマクラシックも選択肢にあった
「結局、1800メートルのワンターン(コーナーが2回)という条件の方が、より安心ということでね。能力で2400メートルもこなすけれど、やっぱりスピードが抜けているから」
--出国前、ルメール騎手が調教に騎乗
「動きは本当に素晴らしい。ルメールもこの馬には一度もクレームをつけてこない。“すごい、すごい”と、そればっかりだよ。踏み込みが良過ぎて、蹄や飛節をぶつけることがあるから、我々としてはそこだけは注意してやってきた」
--昨年のジャパンCは世界レコードでV
「振り返れば、今までで一番仕上がっていたのが昨年のジャパンC。ああいう状態で内枠を引いてポンと流れに乗れば、あの時計(芝2400メートル2分20秒6)で走っちゃう馬だということ。それでレース後も他の馬みたいに息が乱れたりしない。まぁ、すごい馬。俺のところで本当にいいのかと思うね(笑)」
--ブックメーカー(英国政府公認の賭け)は1番人気に支持
「今は競馬の世界もグローバル。日本で馬券を売ることもあり、あちこちの主催者からウチの競馬場で走ってほしい、という声もかかっている」
--視界は良好
「もちろん立場はアウェーだけど、この馬のパフォーマンスをちゃんと発揮できれば、今までの日本馬との比較からしても、まぁ、やってくれるだろうと思っている。今回が世界へのファーストステップなわけだし」
--秋は凱旋門賞(10月6日、仏GI、パリロンシャン、芝2400メートル)へ、という声も多い
「関係者が、それこそ祐ちゃん(野平祐二元騎手、調教師。1969年の凱旋門賞でスピードシンボリに騎乗し着外)の時代から目指しているレース。自分にもそういう思いはあるよ。もし挑戦させるなら、英国のヨークシャーオークス(8月22日、ヨーク、GI、芝2370メートル)かインターナショナルS(同21日、ヨーク、GI、芝2050メートル)を使って向かうプランも考えの一つにはある」
--夢は広がる一方
「そう。だからまず、ここをサーッと、ね。レースが終わってネガティブなムードにならないようにしなくちゃね」
★日本馬過去4勝
日本馬はドバイターフ(2014年までの名称はドバイデューティフリー)を過去に4勝。07年アドマイヤムーン、16年リアルスティールはGI初勝利で、14年ジャスタウェイ(13年天皇賞・秋)、17年ヴィブロス(16年秋華賞)はGI2勝目だった。GI4勝のアーモンドアイは、4頭に比べ実績は断然上だけに期待が高まる。
★25日のアーモンドアイ
メイダン競馬場のダートコースを軽く1周。その後にゲート練習を行った。「昨日(24日)、4ハロン58秒くらいの調教をやったので、きょうは軽く。ゲートは初めての場所のせいか、そわそわするような仕草がありました。後日に練習予定です」と根岸助手。「馬は厩舎でも馬場でもリラックスしている様子。馬体の張りも良くなってます」と調子を上げている。27日にルメール騎手が騎乗し最終追い切りを行う。
国枝 栄(くにえだ・さかえ) 1955(昭和30)年4月14日生まれ、63歳。岐阜県出身。東京農工大農学部獣医学科卒業後、78年から美浦・山崎彰義厩舎で調教助手を務める。89年に調教師免許を取得し、翌90年に厩舎を開業。2010年(アパパネ)、18年(アーモンドアイ)と牝馬3冠制覇を2度達成。GI15勝、重賞47勝。JRA通算7453戦858勝(25日現在)。
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