まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
【東西現場記者走る】ロジクライ、不気味
3,203
8
1
恒例のGI企画『東西現場記者走る』で高松宮記念を担当する板津雄志記者(39)は、再び栗東トレセンに戻って密着取材を続けている。連載4日目のターゲットはロジクライ。マイルを中心に使われ、今回が初めての1200メートル戦になるが、いきなり通用していい下地は過去のレースで示している。担当の遠藤助手にも“絶好”の感触を聞けた。
同じスプリントGIの高松宮記念とスプリンターズS。マイラーとしては、どちらが対応しやすいのか。イメージでは前者。2014年コパノリチャードが6ハロン初挑戦で勝ち、同じく15年ミッキーアイルもいきなり3着に好走した。
その理由として、考えられるのは走破時計だ。新コースになった12年以降の平均勝ちタイムは1分9秒0。一方、同期間のスプリンターズS(新潟開催除く)は1分7秒5で平均1秒5も速い。スタート直後に少し坂を上る中京と緩やかに下る中山のコース形態の違い、天候による馬場への影響などがこの時計差を生み出している。
当然、マイラーとしては時計が遅い方が戦いやすい。ならば、初の電撃戦となるロジクライにもチャンスは十分にある。担当の遠藤助手に距離克服の可能性を聞いた。
「(長距離産駒が多い)ハーツクライ産駒でも脚が短めで、体形的には母系の短距離の血が出ていると思う。坂路でも先週のようにあれだけ速い時計(4ハロン49秒4)が出せますからね」
確かにこの母系は短距離志向。ロジ自身、520キロ前後の筋肉質な馬体で、すっきりと見せるタイプが多い父の産駒とは一線を画する。
スプリント戦に対応できる下地も見せてきた。2走前の東京新聞杯(9着)は、自身が先頭で駆け抜けた6ハロン通過が1分8秒5。2番手で通過した昨秋の富士S(1着)も推定1分8秒後半だ。机上の計算だが、6ハロンだけびっしり競馬させれば時計は詰められる。
あとは状態面だが、これがかなりいいらしい。「2走前は馬なり調整ばかりで少し体が太くなり、そのぶん最後にギアが上がらなかった。阪急杯(3着)の状態は良かったけど、今回はそれより体が締まり、胸前、トモに張りなどが一段と良くなっている」と世話役はデキに太鼓判。【2・1・0・1】の左回りも「調教に乗っている感じからも得意だと思う」とコース替わりも歓迎する。
やはり侮れない。距離未経験だからといって軽視すると痛い目に遭いそうだ。 (板津雄志)
★高松宮記念の出馬表はこちら
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付のサンケイスポーツ紙面。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|
>軽視すると痛い目に遭いそうだ(板津雄志)
ズバリ!その通り!!
でも…
…重視し過ぎても
痛い目に遭うかもしれませんねぇ…