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【東西現場記者走る】スマッシュ、電撃王座「取り逃したくない」
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1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』は連載2日目。東京サンスポの板津雄志記者(39)は、栗東トレセンで重賞2連勝中の4歳馬ダノンスマッシュに注目した。父ロードカナロアは同じ4歳時は3着で、5歳時にV。ここで“父超え”を果たし、2009年ローレルゲレイロ(父キングヘイロー)以来、レース史上2例目の父子制覇を達成するか。
歩んだ足跡がここまで似ているのも珍しい。ダノンスマッシュは同時期の父ロードカナロアのように、京阪杯、シルクロードSを連勝して本番へ。父は当時GI初挑戦で3着だったが、朝日杯FS5着、NHKマイルC7着に次ぎ、3度目となる息子は…。父も担当した岩本助手は、現時点でどう見ているのか。
「この時期のカナロアと比べて『遠いな』という感じはない。放牧から帰ってくるたびに良くなって、だいぶ素質に体がついてきた」
当時のカナロアの前には、経験で勝る同厩舎の女王カレンチャンが立ちはだかった。だが今年は、昨年スプリントGI2勝のファインニードルが引退し、王者は『空位』。「取り逃したくない」と岩本助手は絶好のチャンスとみている。
一戦ごとの成長は半端ではない。昨夏のキーンランドC2着時は調教で速い時計は出ていても、どこかパワー不足というか、地面にうまくキック力が伝わっていないように映った。それが休養を挟んだ京阪杯では別馬のような切れ味を披露。インから鋭く突き抜けた。
「確かに京阪杯あたりからトモ(後肢)がしっかり入るようになって、瞬発力が身についた。まだまだギアを持っている感じ。集中力が増した中でリラックスもできて、心身ともしっかりした」
ただ、個人的に懸念材料がある。まずは【0・1・0・2】の左回り。これには「まだ力をつける前の成績。普段の火曜の調教も左回りでやっているけど、うまく手前を替えているし、むしろ上手」ときっぱり。この日の左回りのCWコースでもスムーズに駆けていた。
もうひとつは持ち時計だ。1分6秒台の馬もいる中で、スマッシュは1分8秒0。それも「相手なりに走るから時計勝負になっても問題ない」と自信の回答だ。父ロードカナロアが1分6秒7のコースレコードで2012年スプリンターズSを制し、その産駒アーモンドアイもジャパンCで世界レコードを叩き出した。血統的にスピード決着は歓迎かもしれない。
13日は坂路で4ハロン49秒7の自己ベスト。「しまいも1ハロン12秒5で上がってくるのだからすごい。帰厩直後はうるさいけど、やればやるほど落ち着く不思議なタイプ。ここ2戦と比べてもデキはいいし、これで負けたら仕方がない」。偉大な父よりも、ひと足早いGI戴冠が見られるかもしれない。(板津雄志)
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
★高松宮記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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