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【金鯱賞】良血エアウィンザー開花の時季到来
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今週から中京開催がスタート。開幕を飾るにふさわしく、10日に行われる大阪杯の前哨戦「第55回金鯱賞」には豪華メンバーが集った。なかでも注目は、4連勝中の良血エアウィンザーだ。
いよいよ、エアウィンザーが素質開花のときを迎えた。昨年5月の準OP勝ちを皮切りに、9月の準OP、10月のOP、12月のGIIIと一気の4連勝。2走前のカシオペアSを2馬身差で快勝し、前走のチャレンジCがまた圧巻だった。好位から、離れた先頭を目標に4コーナーで早めに動くと、直線であっさりパスした勢いそのままに2着マウントゴールドを3馬身突き放した。
「以前は前の馬を抜かそうとしなかったり、かわされるとフワッとしたりしていたが、気性面の課題が解消。ようやく本当の力を見せられるようになりました」と、辻野助手も充実ぶりに笑顔。秋華賞馬エアメサイアを母に持つ良血が、ここにきて本格化ムードだ。
今回は、母の全12戦で手綱を取った武豊騎手とデビュー4戦以来の再コンビがかなう。3日終了時点でJRA26勝と、ルメール騎手(29勝、17日まで騎乗停止)、川田騎手(28勝)とリーディング争いを続ける名手のリードに期待が高まる。
先週はCWコースで3頭併せ。ラスト1F11秒台を馬なりのままマークし、余裕の最先着を果たした。「武豊騎手に乗ってもらい、スイッチを入れてもらいました。本格化した今なら、メンバーがそろうここでもいい競馬になると思います」と、辻野助手の人馬への信頼は揺るぎない。連勝街道を邁進し、春の中距離頂上決戦に弾みをつけたい。(夕刊フジ)
★金鯱賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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