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【フェブラリー】5着菜七子、歓声に「泣きそうになりました」
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第36回フェブラリーS(17日、東京11R、GI、4歳上オープン国際(指)、定量、ダ1600メートル、1着本賞金1億円 =出走14頭)中央競馬の今年最初のGI、フェブラリーステークスが17日、東京競馬場で行われ、JRA女性騎手として初めてGIに騎乗した藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本厩舎所属=のコパノキッキングは5着だった。
--初めてのGIを終えた気持ちは
「まずは乗せていただいたオーナー、村山先生、厩務員さんと関係してくださった全ての方に感謝したいです。東京競馬場は何度も乗ったことがありますし、1600メートルも何度も乗っていますが、違う景色に見えました」
--緊張は
「それまでは全く緊張していなかったのですが、パドックで緊張感が湧いてきました」
--レースは後方から追い上げて5着
「もっとペースが流れてくれればよかったのですが、思ったより落ち着いたペースになって、キッキング自身は頑張って伸びてくれているんですけれど。もっとペースが速くなってくれればよかったなとは思います。前半は脚を温存して、しまいを生かすような競馬をしたいと思っていたんですけれど、最後は届かなくなってしまいました」
--目が赤く見えたが
「泣いていないです」
--レース前からすごく盛り上がった
「乗せていただくことが決まってから、たくさんの人に頑張ってね、と声をかけていただき、取材もたくさんしていただきましたが、直前まであまり実感が湧いていませんでした。レースの返し馬は先出しだったんですけれど、すごく歓声も聞こえてきましたし、いつもはテレビから聞いているファンファーレや歓声を馬場で聞いたときには泣きそうになりました」
--この経験をどう生かしたい
「このような大きなレースに乗せていただいて感謝していますし、普段のレースでも、もっといろいろなことを考えながら乗れるようにしていきたいと思いました」
◆騎手時代に中央競馬歴代2位の2943勝を挙げた岡部幸雄氏(70) 「上出来だね。おそらく指示された通りの乗り方だったのだろうけど、言われた通りに乗ること自体が難しく、どうしても途中で動いたりしてしまうもの。スタートもスムーズだったし、よく乗った。一流馬に乗ると教えられることが多いので、今回の貴重な経験をぜひ生かしてほしい」
◆菜七子の師匠根本康広調教師(63) 「プレッシャーはあっただろうけど、それをはねのけて、地に足がついた騎乗だった。勝ったのは4000勝の武豊くん。まだ50勝の菜七子が勝つなんて、そんなに甘くない。これでまた女性騎手の目標になれればいいね。あとは結婚か。いつかはそうなるのかもしれないけど、今は競馬が彼氏だから、それでいいんじゃない」
★東京競馬場の菜七子フィーバー
9日午前5時30分頃 一番乗りが並ぶ
16日夕 415人が門の前に列を作る(昨年219人、対189.5%)
17日午前4時50分 駐車場を開場(昨年5時)
8時40分 開門。3690人が並び、予定より20分早めた(昨年は8時50分開門で、3360人が列)
48分 指定席が売り切れ(昨年は9時17分)
9時6分 駐車場が満車(昨年は9時49分)
10時 入場人員1万5567人(同時刻の前年比137.4%)
11時35分 菜七子が4Rでドラゴンエナジーに騎乗して15着
正午 ターフィーショップで販売したコパノキッキングのボールペン1000本、勝負服のストラップ1100個が完売
午後0時55分 菜七子が6Rでサンタナブルーに騎乗して7着
1時 入場人員4万180人(前年比123.4%)
2時 パドックに多くの人が集まり出す
25分 菜七子が9Rでミヤケに騎乗して10着
3時10分 パドックは前が見えないほどの人だかり
17分 菜七子がパドックに登場
25分 コパノキッキングが馬場入り
40分 フェブラリーS発走。コパノキッキングは5着
53分 菜七子が小林祥晃オーナーにあいさつ
4時3分 菜七子共同記者会見。テレビカメラ12台、約80人の報道陣が集結
25分 最終入場人員は6万1141人で、前年比121.8%
★グッズ売れ行き好調
菜七子効果でグッズの売れ行きも好調だ。東京競馬場内のターフィーショップではフェブラリーS出走馬の馬番別ボールペンが1000個、同キーホルダーを1100個用意。競馬場西口入場門脇の店舗では「(11)番(コパノキッキング)が最初に売り切れました」と販売員が話すほど売れ行きが好調で、(11)番に関しては午後0時過ぎには完売。その他にもトートバック、クリアファイル、ステッカー、タオルなど菜七子関連グッズが飛ぶように売れていた。
★一日で70万円超
一般的に定められている騎乗手当は、GIレースが6万3000円、重賞以外の平地競走が2万6000円。この日の4鞍を合わせると、合計14万1000円。奨励手当が1鞍につき1万6000円で、合計6万4000円。それにフェブラリーS5着の賞金1000万円の騎手が受け取る進上金5%分の50万円を加えると、一日で70万5000円稼いだことになる。
藤田 菜七子(ふじた・ななこ) 1997(平成9)年8月9日生まれ、21歳。茨城県出身。美浦・根本康広厩舎所属。競馬学校騎手課程第32期生として入学し、2016年3月にデビュー。同4月10日にJRA初勝利。昨年8月25日に通算35勝目を挙げ、増沢(旧姓牧原)由貴子元騎手を抜き、JRA所属女性騎手の通算勝利数新記録を達成。JRA通算50勝(17日現在)。特技は空手(初段)、剣道(二段)。身長157センチ、体重45.6キロ。血液型A。
★17日東京11R「フェブラリーS」の着順&払戻金はこちら
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