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【東京新聞杯】オルガ、5きょうだい重賞Vだ!


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【東京新聞杯】オルガ、5きょうだい重賞Vだ!

 東京2週目のメインは安田記念ヴィクトリアマイルにつながる東京新聞杯(2月3日、GIII、芝1600メートル)。ここで期待を集めるのが5歳牝馬のレッドオルガだ。兄4頭が重賞ウイナーという良血馬で、史上2組目の5きょうだい重賞Vがかかる。好調、北村友一騎手(32)=栗・フリー=とのコンビも魅力だ。

 “重賞ハンター”の血が、得意の舞台で騒ぎ出す。レッドオルガが2度目の挑戦で重賞初Vを狙っている。

 先週の愛知杯ワンブレスアウェイがJRA史上14例目の4きょうだい重賞制覇を飾ったばかりだが、オルガの母エリモピクシーはすでに4頭の重賞ウイナーを送り出した。ファイナルS勝ち、エリザベス女王杯4着など重賞戦線で活躍した母からスピードを受け継ぎ、産駒は重賞11勝を積み重ねている。今回勝てば、母ビワハイジの6きょうだい重賞制覇に次ぐ快挙だ。

 重賞初挑戦の前走・ターコイズSは、ゲートから行き脚がつかずに後方から外を回る苦しい展開。それでも、メンバー2位の上がり3ハロン34秒6で0秒3差6着まで押し上げてきた。馬体重はデビュー時より20キロ以上増えて、自己最高の450キロと充実著しい。

 今回は全5勝を挙げる左回りのマイル戦。条件は大きく好転する。東京の長い直線は、持ち前の末脚を生かすのにうってつけだ。1週前の23日には坂路4ハロン51秒9-13秒3(1ハロン追う)で併走馬に1秒先着。目標の一戦に向けて体調を上げている。「短期放牧を挟んで順調に上向いてきた。二の脚がもうひとつだけど、東京なら挽回しやすい。男馬が相手でも得意な東京マイルなら」と、田代助手は巻き返しに自信を示している。

 2017年12月の豊川特別V以来となるコンビを組む北村友騎手は、シンザン記念ヴァルディゼール)、先週のシルクロードSダノンスマッシュ)と今年早くも重賞2勝。昨年、キャリアハイの90勝をマークするなど勢いに乗る鞍上も味方につけて、6年前Vのクラレントに続く兄妹制覇を飾る。



東京新聞杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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