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【覆面記者の耳よりトーク】東海S

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【覆面記者の耳よりトーク】東海S

 今週の『覆面記者の耳よりトーク』は、中京で行われるダートGII・東海S。情報からは、先行力のある5歳馬アンジュデジールが有力候補に挙がった。さらに、目下5連勝中のインティも互角以上の評価だ。4歳馬チュウワウィザードスマハマの2頭は危ぶむ声も聞かれた。

 ◇ 

 記者A 東海Sが1回中京のダート1800メートルで行われるようになって7年目。過去6年では5歳馬が3勝、2着3回、3着3回と好成績。他世代を大きくリードしているな。

 記者B 「強いダート馬は息長く活躍するし、5歳あたりが最も心身両面で充実するからね」とG調教師。それなら牝馬でも、同舞台のGI・チャンピオンズCで4着に踏ん張ったアンジュデジールが最も不気味ですね。

 記者C 加えてJ騎手も「中京は直線が長いと言っても、コーナーが急で形態的には小回り。適度な起伏もあるから、基本的には内を回れる先行馬が断然有利です」と話していた。アンジュは逃げても好位でも競馬ができるからな。

 記者D 同じ 5 歳 な ら、目下5連勝中の牡馬インティも互角以上ですよ。L助手は「3走前の中京で勝ったときは左手前のままでも楽勝していた。初のオープンで重賞は楽ではないだろうけど、簡単には止まらないスピードとパワフルな先行力がある」と絶賛していました。

 記者B 過去8戦5勝ですべて3着以内を誇るチュウワウィザードは危ないかも。5走前の中京・インディアTは後方から届かずの3着でした。「出負けすることもあって、それほどテンにスピードがある方でもないからね」と、P助手も疑問符を投げかけていました。

 記者C 同じ明け4歳馬スマハマも今回はどうか…。「戦ってきた相手からは、かなりハイレベルの馬。ただ、8カ月ぶりで初の強い年長馬が相手となると、勝手が違うと思うよ」と、Q調教師はシビアな見方だった。

東海Sの出馬表はこちら

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