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【京成杯】ローゼス、良血開花の予感
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3日間競馬の最終日に行われる京成杯の追い切りが9日、東西トレセンで行われた。美浦では、人気を集める良血ランフォザローゼスが、力強い動きで調子の良さをアピール。騎乗した新コンビのオイシン・マーフィー騎手(23)も好感触を得た。カテドラル、ダノンラスター、ラストドラフトなどは10日に追い切る予定だ。
力強いフットワークは祖母から受け継いだものだ。1997年の年度代表馬エアグルーヴの孫、ランフォザローゼスが豪快な走りを披露。タイトルを取ってクラシックへと、良血馬がひと足早く開花の兆しを見せた。
「日本のいい血統で、とてもきれいな馬。動きもすごく良かったし、フィジカルの部分もいいですね」
初コンタクトを取ったマーフィー騎手が柔らかな笑みを浮かべた。ジョッキーが生まれた1995年に、祖母エアグルーヴがデビューという、海を越えて不思議な結びつきのコンビだ。気温2度の美浦トレセンだが、風が穏やかで気温の低さはそう感じさせない。午前9時半すぎにWコースに出てくると、先行するドラゴンストーム(障害OP)の内に進路を取って、直線は馬なりのまま併入。藤沢和厩舎流の時計を出さずに負荷をかける内容だが、4ハロン55秒0-13秒1とラストの反応は上々だ。
「時計は遅かったけど動きは問題ないし、順調だね。血統のいい馬で、成長もしているし、楽しみにしているんだよ」
調教を見届けた藤沢和調教師も満足する動きだった。前走の葉牡丹賞は直線で外から勝ち馬に押し込められる厳しい競馬。それでも馬群の狭いところを割って伸びたのは、温室育ちのエリートを感じさせないたくましさだ。
前走をVTRで見たマーフィー騎手は「少し子供っぽい面をみせて厳しい競馬になっていましたね。このときより馬は良くなっていると思うし、今回もいい競馬になりますよ」と、日本での重賞初勝利がかかる一戦に自信をのぞかせていた。
近親に2冠馬ドゥラメンテや香港GIクイーンエリザベス2世C勝ちのルーラーシップなど、活躍馬がきら星のごとくいる血統。ランフォザローゼスの偉大な一族に負けない走りは、この京成杯から始まる。 (柴田章利)
★昨年12月に来日、JRA通算11勝
ランフォザローゼスに騎乗するオイシン・マーフィー騎手は、アイルランド出身で、2013年に英国でデビューした若手有望株。3年目からリーディング上位に顔を出し、17年にはフランスでフォア賞をアクレイムで制してGI初勝利を挙げると、18年にはロアリングライオンとのコンビで英GIを3勝するなど一気にブレーク。現在はカタールのファハド殿下がチェアマンを務めるカタールレーシングの主戦騎手として、欧州で活躍している。昨年12月に日本で初めて短期免許を取得。1月6日終了時点でJRA通算11勝を挙げている。免許期間は28日まで。
★京成杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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