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第32回エプソムカップ(14日、東京11R、GIII、3歳上オープン国際(特指)、別定、芝1800メートル、1着本賞金4000円=出走13頭)武豊騎乗の2番人気エイシンヒカリが、軽快なラップを刻んで逃げ切り、重賞初制覇を達成した。タイム1分45秒4(良)。クビ差の2着は1番人気サトノアラジン、3着は昨年の覇者ディサイファ。エイシンヒカリの次走は未定だが、秋は天皇賞(11月1日、東京、GI、芝2000メートル)が目標になりそう。中距離戦線に楽しみな4歳馬が現れた。
芦毛の超新星エイシンヒカリが、府中で重賞ウイナーの仲間入りを果たした。
「レース前からこの馬にしては落ち着いていたので、これならいいレースができるなと思っていました」
武豊騎手が感じた手応えの通り、いつものように先手を奪うと軽快なラップを刻んだ。直線では内から迫った1番人気サトノアラジンをクビ差で封じ、2度目の重賞挑戦でタイトルをつかんだ。
体質が弱くデビューは3歳の4月と遅れたが、そこから5連勝。3走前のアイルランドTでは大逃げを打って、直線で外ラチ付近まで大きく寄れながらも2着に3馬身半差をつけて圧勝し、ファンの度肝を抜いた。
今回は悪癖を見せることなく、改めて力を証明。「みなさんの期待を裏切って優等生の競馬をしてしまってすみません」と冗談交じりに話したが、その裏では天才ジョッキーならではの頭脳プレーが光った。
スタートしてからは馬場が荒れた最内を避け、内ラチから2頭分ほど外を快走。3~4コーナーではロスを避けるために内ラチ沿いぴったりを回り、直線に入ると再びコンディションのいい外へ持ち出した。これが最後の粘りにつながった。
この舞台で武豊騎手を背に逃げ切りといえば、希代の逃げ馬サイレンススズカが思い浮かぶが、「タイプ的に違いますね」と否定。「ビュンビュン行くタイプではないし、きょうの感じなら抑える競馬もできそうです」と名手はさらなる進化に期待している。
夏を休養に充てて、秋は天皇賞を目指すことが濃厚。「一度しか負けていない馬ですし、まだまだ良くなりそう」とジョッキーが期待の大きさを口にすれば、坂口調教師も「まだ馬は若い。もっと実が入ってくれたらさらに良くなる」と将来性を強調する。
底知れぬ大器が、秋にはさらなる大舞台で主役の座を狙う。 (藤沢三毅)
★14日東京11R「エプソムC」の着順&払戻金はこちら
エイシンヒカリ 父ディープインパクト、母キャタリナ、母の父ストームキャット。芦毛の牡4歳。栗東・坂口正則厩舎所属。北海道新ひだか町・木田牧場の生産馬。馬主は(株)栄進堂。戦績8戦7勝。獲得賞金1億3140万5000円。重賞初勝利。エプソムCは、坂口正則調教師が初勝利、武豊騎手は1996年マーベラスサンデーに次いで2勝目。馬名の意味は「冠名+超特急(新幹線ひかり)の名称」
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